JP6150132B2 - 噴出し防止容器 - Google Patents

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Description

本発明は、スクイズ容器であって、キャップ閉塞時に容器の非真円形の横断面形状を利用することにより容器内部を減圧状態にさせて、キャップ開放時に内容物が噴出するのを防止する噴出し防止容器に関するものである。
スクイズ容器においては、容器内に収容された内容物を吐出させる際、容器をスクイズ変形(弾性変形)させることにより、容器が変形して内容積が減容される。この減容変形に伴い容器の内圧が正圧となり、この正圧によって容器内に収容された内容物が吐出口から所定量吐出される。
このようなスクイズ容器として、例えば、特許文献1では、キャップを被嵌させ、閉塞する際に、容器本体内に内容物を戻す容器が開示されている。しかしながら、環境温度の上昇や意図しない容器本体への押圧等により容器本体の内圧が高まってしまった時にキャップを開放してしまうと、内容物が吐出口から噴出する場合があった。このような予期しない内容物の噴出は、スクイズ容器の外観の汚れや使用時の手の汚れ等の要因になることから、更なる噴出する防止容器の要求が高まっていた。
特開2007−55662号公報
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、スクイズ容器の使用時にキャップを開けた際、予期しない内容物の噴出により、スクイズ容器の汚れや不必要な手の汚れを発生させない噴出し防止容器を提供することである。
上記課題の解決手段として、本発明の噴出し防止容器は、
胴部の上端に肩部を介して口筒部を起立設したスクイズ変形可能な合成樹脂材料からなる容器にキャップが取り付けられ、該胴部のスクイズ変形により該口筒部の上端の該口筒部と連通する吐出孔から内容物を吐出するスクイズ容器用の噴出し防止容器であって、
該容器の少なくとも一部分の横断面が非真円形状を有しており、
該キャップは、該口筒部に嵌合する外キャップと該外キャップに組付く内キャップからなり、
キャップ閉塞時の該吐出孔のシール開始後に、内キャップが、該容器の側面から凸リブを当接させて該容器の一部分を変形させており、
キャップ開放時の該吐出孔のシール開放後も、該凸リブが該容器の側面から離脱するまで、該凸リブによって該容器の一部分が変形している、
ものである。
この構成によれば、キャップ閉塞時の吐出孔のシール開始後に、内キャップが、非真円形横断面形状の容器の側面から凸リブを当接させて容器の一部分を変形させることになり、変形部が非真円形横断面形状から円形横断面形状に近づく変形が生じる。この吐出孔のシール開始後の円形横断面形状に近づく変形によって、容器の内容積は増容し、それにより容器内部は減圧状態になる。これによって、キャップ開放時には内容物を容器内部に吸引する力が作用し、内容物が噴出するのを防止することができる。
また、本発明に係る噴出し防止容器において、容器のキャップ閉塞時又はキャップ開放時に、外キャップの内側に設けられた仕切壁が、内キャップの内装筒から延びた鍔状片の上面の突起部に当接し、外キャップの回転方向に内キャップを回動させることが望ましい。
上記構造では、キャップ閉塞時には外キャップと内キャップが一体的に回動し、キャップ開放時に吐出孔のシールを開放してもなお、内キャップが少なくとも容器の一部分を変形し続けることができる。
また、本発明に係る噴出し防止容器において、キャップは、外キャップの内側に設けられた嵌合筒の外周面の周突条が、内キャップの内装筒の周溝部に嵌って係止する組付け構造であることが望ましい。
上記構造では、外キャップが吐出孔をシールし、その後、内キャップによる変形によって容器内部が減圧状態となるため、内容物どのような液体であっても噴出するのを防止することができる。
また、本発明に係る噴出し防止容器において、肩部には階段状の段差壁部が配設されていても構わない。
上記構造では、肩部に段差を設けることにより容器を外側に拡径できるため、胴部外周をキャップ外周と合わせることができ、これにより外観に統一性が現れ、容器全体の加飾性を高めることができる。
また、本発明に係る噴出し防止容器において、凸リブによる変形箇所が、非真円形横断面形状の長径部であることが望ましい。
上記構造では、変形させる箇所が非真円形横断面形状の長径部であるため、変形により横断面形状を真円形状に近づけ易くなり、容器の内容積が増容し、それによって容器内部がより一層減圧状態にすることができる。
本発明の主たる構成においては、吐出孔のシール開始後に容器の一部分を変形させることにより、容器の内容積が増容し、これによって容器内部を減圧状態にすることができるため、キャップ開放時には内容物を容器内部に吸引する力が作用し、内容物が噴出するのを防止することが可能となった。
容器のキャップ閉塞時又はキャップ開放時に、外キャップの内側に設けられた仕切壁が、内キャップの内装筒から延びた鍔状片の上面の突起部に当接し、外キャップの回転方向に内キャップを回動するものにあっては、キャップ閉塞時は外キャップと内キャップが一体的に回動し、キャップ開放時に吐出孔のシールを開放してもなお、内キャップが容器の一部分を変形し続けることができるため、キャップを開放する際に噴出し防止を達成することができる。
外キャップの内側に設けられた嵌合筒の外周面の周突条が、内キャップの内装筒の周溝部に嵌って係止する組付け構造のキャップにあっては、外キャップが吐出孔をシールし、その後、内キャップによる変形によって容器内部が減圧されるため、内容物どのような液体であっても噴出防止効果を発揮することができる。
肩部に階段状の段差壁部が配設されているものにあっては、容器の胴部外周をキャップ外周と合わせることができ、統一性な外観により、容器全体に亘って加飾効果を発揮することができる。
凸リブによる変形箇所が、非真円形横断面形状の長径部であるものにあっては、変形により横断面形状を真円形状に近づけ易くなり、容器の内容積が増容し、それによって容器内部の減圧が可能となる。
本発明に係る噴出し防止容器の第1実施例を示し、図中の左半分は正面図、右半分は半断面図である。 内キャップの一例を示す、(a)は平面図であり、(b)の左半分は正面図、右半分は半断面図である。 外キャップの一例を示す、(a)の左半分は正面図、右半分は半断面図であり、(b)は底面図である。 本発明の第2実施例における、キャップ閉塞時の噴出し防止容器の状態を示すものであり、(a)は平面図であり、(b)の左半分は正面図、右半分は半断面図である。 本発明の第2実施例における、キャップ開放途中の噴出し防止容器の状態を示す図4同様の平面図、正面図及び半断面図である。 本発明の第2実施例における、キャップ開放時の噴出し防止容器の状態を示す図4同様の平面図、正面図及び半断面図である。
以下、本発明にかかる実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明に係る噴出し防止容器の第1実施例を示すものであり、図中の左半分は正面図、右半分は半断面図である。図2は、内キャップを示すものであり、(a)は平面図、(b)の左半分は正面図、右半分は半断面図である。図3は、外キャップを示すものであり、(a)の左半分は正面図、右半分は半断面図であり、(b)は底面図である。図4〜6は、本発明に係る噴出し防止容器の第2実施例を示すものである。
本発明に係る容器1は、口筒部5、肩部4、胴部3及び底部2を備える。口筒部5、肩部4、胴部3及び底部2は、それぞれの中心軸線を共通軸上に位置した状態で、この順に連設されている。以下、前記共通軸を容器軸Oと云い、容器軸O方向に沿って口筒部5側を上側、底部2側を下側とする。また、容器軸Oに直交する方向を容器径方向とし、容器軸Oを中心に周回する方向を容器周方向とする。
本実施例では、容器1は楕円横断面形状の胴部3の上端に同形状の肩部4を介して口筒部5を起立設したものであり、例えば、ポリエチレン(PE)樹脂を延伸ブロー成形するなどによって成形される。口筒部5には、中栓体6が組付き固定されている。中栓体6は、例えば、ポリエチレン(PE)樹脂製射出成形品などであり、全体としては有頂筒状であって、吐出孔7を開口形成した頂壁を有する。筒状部は、上半分の領域では頂壁に向かって縮径するようにテーパー状とし、下半分の領域では内側にシール筒を垂下設した構成としている。また、シール筒が、口筒部5に液密状に嵌入し、口筒部5と中栓体6内が連通し、吐出孔7に至る内容物の注出流路が形成される。
本発明に係る容器1は、中栓体6から肩部4に至る範囲を外装するようにキャップ10を被嵌しており、中栓体6の頂壁に開口する吐出孔7をこのキャップ10の頂壁下面の蓋栓22にてシールするような構成としている。
容器1は少なくとも一部分の横断面が非円形形状である。容器1に設けられた肩部4の形状は、非真円形横断面形状であることが好ましく、例えば、楕円横断面形状、矩形形状等のその他の種々の横断面形状が挙げられる。肩部4に連設される胴部3の形状は、一部分が非真円形横断面形状であることが好ましく、肩部4と同横断面形状であることが外観の統一性からより好ましいが、異なる横断面形状であって構わない。
凸リブ20の当接による容器径方向への押し込によって変形する箇所は、非真円形横断面形状の長径部であることが好ましい。変形させる箇所が非真円形横断面形状の長径部であるため、変形により横断面形状を真円形状に近づけ易くなり、容器の内容積が増容し、それによって容器内部がより減圧状態にすることができる。
キャップ10は、外キャップ11の内側に設けられた嵌合筒13の外周面の周突条21が、内キャップ12の内装筒17の周溝部18に嵌って係止された組付け構造である。内キャップ12は、図2に示されるように外キャップ11の嵌合筒13に組付く内装筒17と、内装筒17から延びた鍔状片15と、鍔状片15上面の突起部16と、鍔状片15の外縁から垂下設した外周壁19と、外周壁19の内周面には凸リブ20とを有して構成され、合成樹脂材料により一体に成形されている。
外キャップ11は、図3に示されるように円筒形状に形成され、外キャップ11の頂壁からは嵌合筒13が垂下付設されている。嵌合筒13の内周面には、口筒部5側の雄ネジに螺合する雌ネジが刻設されており、嵌合筒13の外周面には、内キャップ12の周溝部18に嵌って係止するめの周突条21が形成されている。外キャップ11の頂壁外縁からは外装筒24が垂下付設されており、外装筒24には仕切壁23が配置され、仕切壁が長い長仕切壁23aと短い短仕切壁23bがそれぞれ2つ形成されている。外キャップ11も内キャップ12と同様に合成樹脂材料により一体に成形されている。
本発明に係る噴出し防止容器のキャップ10は、外キャップ11と内キャップ12の2つの部材からなっており、外キャップ11の周突条21が、内キャップ12の所定幅の周溝部18に嵌って係止されているため、内キャップ12は外キャップ11の嵌合筒13の周りを自在に容器周方向に回動することができ、且つ周溝部18が所定幅を有するため上下に滑動することができる。
次に、本発明に係る噴出し防止容器における、肩部4に階段状の段差壁部25を配設する実施例について説明する。肩部4に階段状の段差壁部25が配設されているものにあっては、肩部4に段差を設けることにより容器1を外側に拡径できるため、胴部3の外周をキャップ10の外周と合わせることができ、これにより外観に統一性が現れ、容器全体の加飾性を高めることができる。肩部4に2段の段差壁部25を有する噴出し防止容器を第2実施例として図4〜図6に示し、この時のキャップ閉塞時及びキャップ開放時の動作について説明する。
キャップを閉塞する時には、図4(a)に示すようにキャップ10が、外キャップ11と内キャップ12とを組付けた状態にて容器1に被嵌される。キャップ10を図中の矢印の回転方向に締めていくと、外キャップ11の長仕切壁23aが内キャップ12の突起部16に当接することにより、外キャップ11と内キャップ12とが一体的となり共に矢印方向に回動し、外キャップ11の頂壁下面の蓋栓22が吐出孔7に密着してシールし、容器1内部を密閉空間とする。その後もキャップ10を締めると、図4(b)に示すように内キャップ12の凸リブ20が、肩部4の段差壁部25の一段目の長径部に当接し、凸リブ20が肩部4の側面から容器径方向に押し込むことにより肩部4の長径部が変形する。この長径部での変形により、肩部4が非真円形横断面形状から真円形横断面形状に近づく変形が生じる。この真円形横断面形状に近づく変形によって、容器1の内容積は増容し、それにより容器1内部の密閉空間は減圧状態になる。
なお、吐出孔7のシール開始前に肩部4での変形が始まるとシールが完了しても容器1の内容積を増容させることができず、容器1の内部は減圧状態とならない。そのため、肩部4の変形開始時期は、吐出孔7のシール開始後となる。
図5はキャップの開放途中を示すものであり、キャップ10を開放するためにキャップ閉塞時とは逆方向の図5(a)の矢印方向に回動すると、外キャップ11だけが嵌合筒13にて螺合しているネジにより上方に回動する。この時、外キャップ11は周溝部18の所定幅上方に移動できるため、これによって蓋栓22による吐出孔7のシールが開放される。シール開放時は、まだ凸リブ20が肩部4を側面から容器径方向に押し込んでおり、肩部4を変形させているため、容器1内部の密閉空間の減圧状態は維持されている。
その後、外キャップ11の短仕切壁23bが内キャップ12の突起部16に当接することにより、外キャップ11と内キャップ12とが一体的となり共に矢印方向に回動し始める。この外キャップ11と内キャップ12が共に回動し始めた時の、長仕切壁23aがキャップ閉塞時から移動した角度はシール開放角度αにて示され、本実施例の場合、αは55度であった。
図6はキャップ開放時を示すものであり、キャップ10を開放するために図中の矢印の回転方向に更に回動すると、外キャップ11の短仕切壁23bが内キャップ12の突起部16に当接しているため、外キャップ11と内キャップ12とが一体的となり共に矢印方向に回動する。それに伴い内キャップ12の凸リブ20が、肩部4の長径部を移動するものの、最後には凸リブ20が肩部4から離脱し、肩部4は元の形状に復元される。キャップが開放された時は、容器1内部はまだ減圧状態であるため、吐出孔7を通じて容器1内部に外気を吸い込むため、吐出孔7付近に残留していた内容物を容器1内部に吸い込む吸引力が作用し、内容液の噴出を防止することができる。なお、キャップが開放され容器が復元し始めた時の、長仕切壁23aがキャップ閉塞時から移動した角度は容器復元角度βにて示され、本実施例の場合、βは90度であった。
本発明におけるスクイズ容器の内容物としては、例えば、化粧水や乳液、液体状のファンデーション、日焼け止め等の化粧料、液体調味料等の食品、医薬品等の液体が挙げられる。その内容物の粘性としては、3000〜7000cpであることが噴出し防止の観点から好ましい。
なお、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態にて、容器1を形成するスクイズ変形可能な合成樹脂材料として、PE樹脂単体を例について説明したが、スクイズ性、ガスバリア性、耐薬品性、成形性等を考慮して、エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)、アイオノマー樹脂(例えば、商品名:ハイミランなど)や他の合成樹脂材料、またはそのブレンド材料やその積層等に適宜変更してもよい。更に、容器1は、中間層を有する積層構造体としても構わない。また、高度なガスバリア性を発揮させるためにアルミラミネート体を使用することもできる。
上記実施形態での容器1の変形は、キャップ10の凸リブ20が容器外周を容器径方向への押し込むことにより生じるものであるため、キャップ10に近接する肩部4を変形領域としているが、内キャップ12の外周壁19を胴部3まで延長させ凸リブ20を非真円形横断面形状の肩部4と胴部3に当接させて、肩部4と胴部3の両方を変形させても構わない。また、肩部4の段差壁部25の形状やその段差数、非真円形横断面の形状、凸リブ20の個数やその形状又はシール開放角度αや容器復元角度βについても、様々な態様とすることができる。
以上説明したように、本発明においては、スクイズ容器における予期せぬ内容物の噴出しを防止できるため、スクイズ容器において幅広い利用展開が期待できる。
1 :容器
2 :底部
3 :胴部
4 :肩部
5 :口筒部
6 :中栓体
7 :吐出孔
10 :キャップ
11 :外キャップ
12 :内キャップ
13 :嵌合筒
15 :鍔状片
16 :突起部
17 :内装筒
18 :周溝部
19 :外周壁
20 :凸リブ
21 :周突条
22 :蓋栓
23 :仕切壁
23a:長仕切壁
23b:短仕切壁
24 :外装筒
25 :段差壁部
O :容器軸
α :シール開放角度
β :容器復元角度

Claims (5)

  1. 胴部(3)の上端に肩部(4)を介して口筒部(5)を起立設したスクイズ変形可能な合成樹脂材料からなる容器(1)にキャップ(10)が取り付けられ、該胴部(3)のスクイズ変形により該口筒部(5)の上端の該口筒部(5)と連通する吐出孔(7)から内容物を吐出するスクイズ容器用の噴出し防止容器であって、
    該容器の少なくとも一部分の横断面が非真円形状を有しており、
    該キャップ(10)は、該口筒部(5)に嵌合する外キャップ(12)と該外キャップ(12)に組付く内キャップ(11)からなり、
    キャップ閉塞時の該吐出孔(7)のシール開始後に、該内キャップ(11)が、該容器(1)の側面から凸リブ(20)を当接させて該容器(1)の一部分を変形させており、
    キャップ開放時の該吐出孔(7)のシール開放後も、該凸リブ(20)が該容器(1)の側面から離脱するまで、該凸リブ(20)によって該容器(1)の一部分が変形している、
    ことを特徴とする噴出し防止容器。
  2. 前記容器(1)のキャップ閉塞時又はキャップ開放時に、前記外キャップ(11)の内側に設けられた仕切壁(23)が、前記内キャップ(12)の内装筒(17)から延びた鍔状片(15)の上面の突起部(16)に当接し、外キャップ(11)の回転方向に内キャップ(12)を回動する請求項1に記載の噴出し防止容器。
  3. 前記キャップ(10)は、前記外キャップ(11)の内側に設けられた嵌合筒(13)の外周面の周突条(21)が、前記内キャップ(12)の内装筒(17)の周溝部(18)に嵌って係止された組付け構造である請求項1又は2に記載の噴出し防止容器。
  4. 前記肩部(4)には、階段状の段差壁部(25)が配設されている請求項1〜3のいずれかに記載の噴出し防止容器。
  5. 前記凸リブ(20)による変形箇所が、非真円形横断面形状の長径部である請求項1〜4のいずれかに記載の噴出し防止容器。
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