JP2019177908A - 積層剥離容器 - Google Patents

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【課題】内容物の注出過程における底部での内層体の剥離を抑制し、内容物の流路が閉塞されることを防止することにより、内容物の残留量を低減可能とした積層剥離容器を提供する。【解決手段】口部11、胴部12及び底部13を有する外層体10と、外層体10の内側に位置する内層体20とを備える積層剥離容器1であって、外層体10及び内層体20は、ポリエチレンテレフタレート樹脂で形成されており、底部13は、環状の外周縁部16と、外周縁部16の内側に連なり、容器内側に向けて凹となる中央窪み部17とを有し、中央窪み部17には、周方向の複数箇所に間隔を空けて均等配置された凹リブ状又は凸リブ状の剥離抑制部18が設けられていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、積層剥離容器に関する。
醤油等の食品調味料、飲料、化粧料、シャンプー、リンス、液体石鹸などを内容液として収納する容器として、外プリフォームと、外プリフォームの内側に位置する内プリフォームとを有する積重プリフォームをブロー成形することにより、筒状の口部と口部に連なる有底筒状の胴部とを備えた外層体と、口部の内側に配置された筒状の内口部と胴部の内面に剥離可能に積層された減容変形自在の収容部とを備えた内層体と、を有する二重構造に形成された合成樹脂製の積層剥離容器(デラミネーション容器)が知られている。
このような積層剥離容器は、例えば、逆止弁を備えた注出キャップと組み合わされたスクイズ式の注出容器、あるいはポンプと組み合わされたポンプ付き容器として使用され、外層体の胴部をスクイズ(圧搾)したりポンプを操作したりすることで内容液を外部に注出することができる。一方、内容液の注出後には、外層体に設けた外気導入口から外層体と内層体との間に外気が導入されることにより、外層体を元の形状に復元ないし維持したまま内層体の収容部のみを減容変形させることができる。したがって、積層剥離容器によれば、内層体の収容部に収容されている内容液を外気と置換することなく外部に注出させて、内層体の内部に収容されている内容液への外気の接触を減らし、当該内容液の劣化や変質等を抑制することができる。
特許文献1には、このような積層剥離容器の一例として、口部、胴部及び底部を備えたボトル形状とし、外層体と内層体とを共にポリエチレンテレフタレート(以下、PETと略記する)樹脂製とした積層剥離容器が開示されている。このように外層体と内層体とを共にPET樹脂製とした容器は、外層体に対する内層体の剥離抵抗が大きく、剥離不良の原因となり易いが、特許文献1の容器では、外層体と内層体との間にシリコンオイル等で構成される剥離剤層を設けることで、剥離抵抗を低減して剥離不良を防止している。
特許第5168572号公報
ところで、特許文献1に記載される積層剥離容器の底部は、円環状の外周縁部と、外周縁部の内側に連なる容器内側に向けて緩やかに凹む窪み部とを有し、当該窪み部は、周方向に凹凸のない形状となっている。
このように底部が周方向に凹凸のない単純な形状であると、当該底部において外層体から内層体が剥離し易くなる。そして、内容物の注出が進んでいく過程で底部の内層体が剥離すると口部側に移動可能となり、胴部の高さ方向中央付近における内層体の内面同士が接触して、内容物の流路が狭くなったり、閉じてしまったりする虞がある。その結果、内容物が最後まで注出できずに容器の内部に残留し易くなるという問題がある。
それゆえ本発明は、内容物の注出過程における底部での内層体の剥離を抑制し、内容物の流路が閉塞されることを防止することにより、内容物の残留量を低減可能とした積層剥離容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の積層剥離容器は、口部、胴部及び底部を有する外層体と、該外層体の内側に位置する内層体とを備える積層剥離容器であって、
前記外層体及び前記内層体は、ポリエチレンテレフタレート樹脂で形成されており、
前記底部は、環状の外周縁部と、該外周縁部の内側に連なり、容器内側に向けて凹となる中央窪み部とを有し、
前記中央窪み部には、周方向の複数箇所に間隔を空けて均等配置された凹リブ状又は凸リブ状の剥離抑制部が設けられていることを特徴とする。
なお、本発明の積層剥離容器にあっては、前記剥離抑制部が全て凸リブ状であることが好ましい。
また、本発明の積層剥離容器にあっては、前記中央窪み部の周方向に均等配置された前記剥離抑制部の数が10以下の偶数個であることが好ましい。
本発明によれば、内容物の注出過程における底部での内層体の剥離を抑制し、内容物の流路が閉塞されることを防止することにより、内容物の残留量を低減可能とした積層剥離容器を提供することができる。
本発明の一実施の形態である積層剥離容器を、その一部を切り欠いて示す側面図である。 図1に示す積層剥離容器の底面図である。 図2に示す積層剥離容器の底部のA−A線における断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明をより具体的に例示説明する。
図1に示す本発明の一実施の形態である積層剥離容器1は、デラミネーション容器(デラミ容器)とも呼ばれる合成樹脂製のものであり、外層体10と内層体20とを有する二重構造となっている。以下では、積層剥離容器1を、食品調味料などを内容液として収容するスクイズ式の注出容器として用いられるものとした場合について説明する。
なお、本明細書、特許請求の範囲及び図面においては、上下方向は、図1に示すように積層剥離容器1を正立姿勢とした状態における上下方向を意味するものとし、径方向は、積層剥離容器1の軸心Oを通り、軸心Oに垂直な直線に沿う方向を意味するものとする。
外層体10は積層剥離容器1の外殻を構成する部分であり、口部11と、口部11の下端に一体に連なる筒状の胴部12と、胴部12の下端を閉塞する底部13とを有するボトル形状となっている。
図1、図2に示すように、口部11は円筒状であり、その外周面には雄ねじ11aが一体に設けられている。口部11には、雄ねじ11aにねじ結合させて注出口を備えた注出キャップ(不図示)を装着することができる。
なお、口部11は、雄ねじ11aに替えて円環状の突起を備え、注出キャップが打栓によって当該突起にアンダーカット状に係合して装着される構成とすることもできる。この場合、口部11は、円筒状に限らず、筒状であれば、例えば角筒状や楕円筒状であってもよい。
口部11には一対の外気導入口14が設けられている。一対の外気導入口14は、それぞれ口部11を径方向に貫通するとともに周方向に延びる長孔形状の貫通孔となっており、口部11の軸心Oを挟んだ両側に互いに対称に配置されている。一対の外気導入口14は、それぞれ外層体10と内層体20との間に連通しており、これらの外気導入口14を通して外層体10と内層体20との間に外気を導入することができる。
口部11の外気導入口14よりも下方側にはネックリング15が一体に設けられている。ネックリング15は口部11の全周に亘って円環状に延びており、口部11の外周面から径方向外側に向けて突出している。
胴部12は、肩部12a及び胴本体部12bを有している。
肩部12aは口部11の下端に一体に連なり、下方に向けて徐々に拡径して口部11に対して径方向外側に向けて張り出している。胴本体部12bは、断面略円形の筒状に形成されており、その上端において肩部12aの下端に一体に連なっている。底部13は、胴本体部12bの下端に一体に連なり、胴本体部12bの下端を閉塞している。
胴本体部12bは可撓性を有しており、スクイズ(圧搾)されることで弾性変形して径方向内側に向けて凹むことができるとともに、当該弾性力によって凹んだ状態から元の形状に自力で復元することができる。胴本体部12bをスクイズにより弾性変形可能な構成としたことにより、積層剥離容器1をスクイズ式の注出容器として用いる場合に、内容液の注出操作を容易に行い得るようにすることができるとともに、内容液の注出後に胴本体部12bが元の形状に容易に復元することで、外層体10と内層体20との間に外気導入口14を通して外気が確実に導入されるようにして、積層剥離容器1としての機能を確実に発揮させることができる。
肩部12aには、上下方向に延びる複数(18本)の凹リブ19が周方向の全周に亘って等間隔に並べて設けられている。なお、図1、図2においては、便宜上、1つの凹リブ19にのみ符号を付している。肩部12aに複数の凹リブ19を設けることで、肩部12aの部分において内層体20を外層体10から剥離し易くすることができる。なお、凹リブ19を設けない構成とすることもできる。
底部13は、環状の外周縁部16と、当該外周縁部16の内側に連なり、容器内側に向けて凹となる中央窪み部17とを有する。本例の外周縁部16は円環状であり、平坦な接地面を構成している。すなわち、外周縁部16を水平面に当接させることにより、積層剥離容器1を図1に示す正立姿勢で自立させることができる。
中央窪み部17には、周方向の複数箇所に間隔を空けて均等配置された凹リブ状又は凸リブ状の剥離抑制部18が設けられている。図2、3に示すように、本例においては、凸リブ状の剥離抑制部18が、中央窪み部17における周方向の4箇所に90°間隔で設けられている。なお、本例のように全ての剥離抑制部18が凸リブ状である場合に限らず、全ての剥離抑制部18が凹リブ状であってもよいし、凹リブ状の剥離抑制部と凸リブ状の剥離抑制部とがともに設けられていてもよい。
図3に示すように、本例の剥離抑制部18は凸リブ状であり、中央窪み部17の底面17aから、容器外側に向けて(図3における下方)に突出している。また、本例のそれぞれの剥離抑制部18は、軸心Oに略垂直に延在する頂壁18aと、頂壁18a及び中央窪み部17の底面17aを連結する中央側壁18b、左側壁18c、右側壁18dとを有する。左側壁18cは、軸心O側から見て左側に位置する側壁であり、右側壁18dは、軸心O側から見て右側に位置する側壁である。
このような剥離抑制部18を設けて中央窪み部17に凹凸を形成したことにより、中央窪み部17が周方向に凹凸のない緩やかな曲面又は平坦面で構成されている場合に比べて、外層体10から内層体20が剥離し難くなる。本例の剥離抑制部18においては、特に中央側壁18b、左側壁18c、及び右側壁18dの領域が、中央窪み部17の底面17aに対して大きく傾斜しているため、内層体20が外層体10に密着保持され易く、剥離が生じ難くなる。なお、剥離抑制部18の形状は特に限定されない。
内層体20は、外層体10の内面に沿って積層配置されており、少なくとも胴部12において外層体10から剥離可能に構成されている。内層体20は、例えば、外層体10の口部11の内周側に配置される内口部と、内口部に連なり、胴部12及び底部13の内側に配置される収容部とを有している。収容部の内部は内容液の収容空間Sとなっており、内口部を通して収容部に内容液を充填することができるとともに内口部を通して収容部に収容されている内容液を外部に注出することができる。
収容部は、内容液の注出に伴い、胴部12の内面から剥離しつつ減容変形(内容積を減少させるように変形)することができる。収容部の減容変形に伴い、外気導入口14から外層体10と内層体20との間に外気が導入されることで、胴本体部12bを元の形状に維持ないし復元させたまま、収容部のみが胴部12の内面から容易に剥離し、減容変形することができる。なお、底部13においては、上述のように剥離抑制部18の働きによって、内層体20の剥離が抑制される。
外層体10及び内層体20は、何れも、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)製となっている。外層体10及び内層体20を、それぞれポリエチレンテレフタレート樹脂製とすることで、積層剥離容器1を軽量で透明性の高い容器とすることができる。なお、外層体10と内層体20の間には、剥離剤により形成される剥離剤層等を設けてもよい。ここで、剥離剤とは、収容部と胴部12との間に設けられて収容部の胴部12に対する剥離抵抗を低減させることができる塗布剤を意味する。このような剥離剤としては、例えばシリコンオイルを採用することができるが、これに限られない。
剥離剤層は、収容部と胴部12の間の全領域に設けるようにしてもよいが、底部13に対応する領域には、剥離剤層を設けないことが好ましい。すなわち、剥離剤層を、肩部12a及び胴本体部12bに対応する領域にのみ設け、底部13に対応する領域には設けないことが好ましい。これによれば、胴部12をスクイズしたときに、収容部の肩部12a及び胴本体部12bに対応する部分は胴部12の内面から剥離するが底部13に対応する部分は胴部12の内面から容易に剥離しないようにして、胴部12の両側から潰れる扁平形状となるように収容部を規則的に収縮させ、これにより、内容液の残留量をより確実に低減させることができる。
上記構成の積層剥離容器1は、例えば、外層体10を形成するための合成樹脂製(ポリエチレンテレフタレート樹脂製)の外プリフォームと、外プリフォームの内側に位置する内プリフォームとを有する積重プリフォームをブロー成形することにより形成することができる。
積重プリフォームとしては、例えば、それぞれ射出成形により試験管状の外プリフォーム及び内プリフォームを形成した後、外プリフォームの内側に内プリフォームを組み込んだもの、あるいは、試験管状の内プリフォームをインサート材として外プリフォームを射出成形したものとすることができる。また、ブロー成形としては、例えば二軸延伸ブロー成形を採用することができるが、これに限られない。なお、外層体10と内層体20の間に剥離剤層を設ける場合には、積重プリフォームを形成する際に、外プリフォームの内面及び内プリフォームの外面の少なくとも何れか一方に剥離剤を塗布する。
このような構成を有する本実施の形態の積層剥離容器1は、口部11に注出キャップを装着することでスクイズ容器に構成することができる。この場合、注出キャップとしては、例えば、外気導入口14への外気の導入を許容するとともに外気導入口14から外部に向けた外気の流出を阻止する外気用逆止弁と、内口部を通した内容液の外部への注出を許容するとともに収容部の内部への外気の逆流を阻止する内容液用逆止弁とを備えた構成のものを用いることができる。
スクイズ容器に構成された積層剥離容器1では、外層体10の胴本体部12bがスクイズ(圧搾)されると、収容部が減容変形し、内容液が注出キャップから押し出されて外部に注出される。内容液が注出された後、胴本体部12bのスクイズが解除されると、胴本体部12bが元の形状に復元しようとするが、このとき、外気導入口14から外層体10と内層体20との間に外気が導入されつつ内層体20の収容部が胴部12の内面から剥離することで、収容部が減容変形したまま胴本体部12bのみが元の形状に復元する。これにより、収容部に収容された内容液を外気と置換させることなく注出させて、収容部に収容された内容液への外気の接触を減らし、その劣化や変質を抑制することができる。
ここで、本実施の形態の積層剥離容器1では、底部13の中央窪み部17に、複数の剥離抑制部18を周方向に均等に配置したことにより、底部13における内層体20の外層体10に対する剥離抵抗を高めることができる。これにより、内容物の注出過程における底部13での内層体20の剥離を抑制することができる。その結果、内層体20の内部で内容物の流路が閉塞されることを防止することができるので、最後まで内容物を注出させることができ、内容物の残留量を低減することが可能となる。
なお、底部13における内層体20の剥離を抑制し、内容物の残留量を低減する効果を高める観点から、剥離抑制部18は凸リブ状であることが好ましい。さらに、同様の観点から、中央窪み部17の周方向に均等配置される剥離抑制部18の数は10以下の偶数個であることが好ましい。すなわち、周方向に2〜10の偶数個の剥離抑制部18を均等配置することで、底部13における内層体の剥離をより効果的に抑制することができ、且つ、底部13の形状が複雑になり過ぎて成形性が損なわれるという虞もない。底部13の直径が約70mmである本実施形態の積層剥離容器1では、剥離抑制部18を2個又は4個設置したときに大きな剥離抑制効果が得られ、より好ましい。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
さらに、前記実施の形態では、口部11に一対の外気導入口14を設けるようにしているが、外気導入口14は少なくとも1つ設けられていればよい。
さらに、外気導入口14は、口部11に設けられて口部11を貫通する貫通孔とされているが、これに限らず、胴部12等に設けてもよい。
さらに、口部11はネックリング15を備えない構成としてもよく、また、肩部12a、胴本体部12b及び底部13の形状も種々変更可能である。
さらに、前記実施の形態では、積層剥離容器1を、注出口を備えた注出キャップが口部11に装着され、胴部12がスクイズされることで内容液を注出するスクイズ式の注出容器に用いられるものとした場合を示したが、胴部12が容易にスクイズ変形しない所定の剛性を有し、ポンプ式注出具が口部11に装着されるポンプ付き容器に用いられるものとすることもできる。
1:積層剥離容器
10:外層体
11:口部
11a:雄ねじ
12:胴部
12a:肩部
12b:胴本体部
13:底部
14:外気導入口
15:ネックリング
16:外周縁部
17:中央窪み部
18:剥離抑制部
18a:頂壁
18b:中央側壁
18c:左側壁
18d:右側壁
19:凹リブ
20:内層体
O:軸心
S:収容空間

Claims (3)

  1. 口部、胴部及び底部を有する外層体と、該外層体の内側に位置する内層体とを備える積層剥離容器であって、
    前記外層体及び前記内層体は、ポリエチレンテレフタレート樹脂で形成されており、
    前記底部は、環状の外周縁部と、該外周縁部の内側に連なり、容器内側に向けて凹となる中央窪み部とを有し、
    前記中央窪み部には、周方向の複数箇所に間隔を空けて均等配置された凹リブ状又は凸リブ状の剥離抑制部が設けられていることを特徴とする積層剥離容器。
  2. 前記剥離抑制部が全て凸リブ状である、請求項1に記載の積層剥離容器。
  3. 前記中央窪み部の周方向に均等配置された前記剥離抑制部の数が10以下の偶数個である、請求項1または2に記載の積層剥離容器。
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