JP7123489B2 - 積層剥離容器 - Google Patents

積層剥離容器 Download PDF

Info

Publication number
JP7123489B2
JP7123489B2 JP2018225665A JP2018225665A JP7123489B2 JP 7123489 B2 JP7123489 B2 JP 7123489B2 JP 2018225665 A JP2018225665 A JP 2018225665A JP 2018225665 A JP2018225665 A JP 2018225665A JP 7123489 B2 JP7123489 B2 JP 7123489B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pinch
container
diameter
trunk
layer body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018225665A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020083456A (ja
Inventor
慎太郎 沓澤
俊洋 武内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2018225665A priority Critical patent/JP7123489B2/ja
Publication of JP2020083456A publication Critical patent/JP2020083456A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7123489B2 publication Critical patent/JP7123489B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Description

本発明は、口部、肩部、胴部、及び底部を有する外層体と、外層体の内側に剥離可能に積層配置された内層体と、を備え、ピンチオフ部が底部から胴部まで回り込むように形成された積層剥離容器に関する。
外層体と内層体を有する積層剥離容器(デラミ容器)は、例えば、外層体を形成する合成樹脂と内層体を形成する合成樹脂とを溶融状態で共押出しすることで円筒状の積層パリソンを成形し、当該積層パリソンを金型に挟んでブロー成形(押出しブロー成形)することにより形成することができる。
このような積層剥離容器の底部には、ブロー成形用の割り金型による食い切りによってピンチオフ部が形成されている。例えば、特許文献1には、口部、肩部、胴部、及び底部を有する外層体と、外層体の内側に剥離可能に積層配置された内層体と、を備え、底部のパーティングラインに沿って直線状にピンチオフ部が設けられた積層剥離容器が開示されている。
特開2017-171368号公報
上記のような積層剥離容器において、比較的胴部の直径が小さい(細い)容器の場合、底部のパーティングラインに沿って延在するピンチオフ部が、底部から胴部にわたって形成される場合がある。また、このような胴部に延在するピンチオフ部の端部は、尖った形状となったり、バリが発生したりする場合がある。
ところで、このような積層剥離容器においては、汚れや傷から容器を保護したり、各種デザインを付与したりするために、例えば熱で収縮するプラスチックフィルムからなるシュリンクフィルムが密着状態で設けられる。このように胴部の周囲を覆うシュリンクフィルムが上記のピンチオフ部の端部を覆うように貼り付けられると、ピンチオフ部の端部に形成された突起やバリによって、シュリンクフィルムを熱収縮させて胴部に密着させる際に、当該シュリンクフィルムにシワや破れが生じる虞があった。特に、胴部の下端部近傍が最大径となる容器の場合、シュリンクフィルムが当該胴部の下端部近傍に強く押し付けられるため、上記シュリンクフィルムのシワや破れが発生し易かった。
それゆえ本発明は、底部から胴部まで延びるピンチオフ部の端部において、シュリンクフィルムにシワ及び破れが発生することを防止可能な構成を有する積層剥離容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の積層剥離容器は、一端部に開口を有する筒状の口部、前記口部の他端部に連なり径方向外側に延びる肩部、前記肩部の下方に連なる筒状の胴部、及び前記胴部の下端部に連なる底部を有する外層体と、前記外層体の内側に積層配置された減容変形可能な内層体と、を備える積層剥離容器であって、
前記胴部は、該胴部の下端部近傍が最大径となるよう構成されており、
前記底部から前記胴部までパーティングラインに沿って延在するピンチオフ部を有し、
前記胴部の下端部近傍に位置する前記ピンチオフ部の端部が、該胴部に設けられた窪み部に配置されていることを特徴とするものである。
なお、本発明の積層剥離容器にあっては、前記ピンチオフ部の両側の端部は、前記胴部の軸線を挟んで対向する位置に配置されており、該両方の端部がそれぞれ前記窪み部に配置されていることが好ましい。
また、本発明の積層剥離容器にあっては、前記胴部に延在する前記ピンチオフ部の全体が、前記窪み部に配置されていることが好ましい。
また、本発明の積層剥離容器にあっては、前記胴部の軸線に垂直な断面視にて、前記窪み部は、前記ピンチオフ部が配置された部分の深さが最も深くなるように形成されていることが好ましい。
本発明によれば、底部から胴部まで延びるピンチオフ部の端部において、シュリンクフィルムにシワ及び破れが発生することを防止可能な構成を有する積層剥離容器を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る積層剥離容器を示す正面図である。 図1の積層剥離容器の底面図である。 図1の積層剥離容器の側面図である。 図1の積層剥離容器の部分拡大図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る積層剥離容器1について詳細に説明する。なお、本明細書、特許請求の範囲、及び要約書において、「上」とは、外層体10の底部14に対して口部11が位置する側であり、「下」とはその反対側(口部11に対して底部14が位置する側)である。
図1に示すように、本実施形態に係る積層剥離容器1(以下、単に「容器」とも称する)は、容器1の外殻を構成する外層体10と、外層体10の内側に積層配置された減容変形可能な内層体20と、胴部13の少なくとも一部を覆うシュリンクフィルム30と、を備え、胴部13のスクイズにより内容物を注出可能に構成されている。なお、図1~4において、シュリンクフィルム30は二点鎖線で概略的に示している。また、シュリンクフィルム30に代えて、胴部13の少なくとも一部を覆う被覆体として、ロールフィルムやロール紙を用いてもよい。
内層体20の内部は、内容物の収容空間Sとなる。容器1は合成樹脂製であり、例えば、外層体10を形成する合成樹脂と内層体20を形成する合成樹脂とを溶融状態で共押出しすることで円筒状の積層パリソンを成形し、当該積層パリソンを金型に挟んでブロー成形(押出しブロー成形)することにより形成することができる。なお、成形後の容器1における口部11の上端部11a(一端部)は円筒形状となっており、円筒状の積層パリソンと同一の直径である。
なお、本実施形態において、外層体10は、ポリエチレン(PE)、又はポリプロピレン(PP)等からなり、また、内層体20は、外側から外層を構成するエチレンビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)、接着層を構成する変性ポリオレフィン樹脂(三井化学株式会社製「アドマー」(登録商標)、三菱ケミカル株式会社製「モディック」(登録商標)等)、内層を構成するポリエチレンからなる積層構造とすることができるが、各層に使用する材料は、適宜選定することができる。また、外層体10及び内層体20はそれぞれ単層でも積層構造でもよい。
なお、容器1は、外層体10と内層体20との間に、上下方向に延びて内層体20を外層体10に対して部分的に接着する1本もしくは複数本の接着層(接着帯)を備えた構成とすることもできる。容器1は、当該接着層を備えていなくてもよい。また、容器1は、例えば酸素や水蒸気に対するバリア性を有するバリア層が積層配置された構成や、各種コーティングによりバリア性が高められた構成とすることもできる。
外層体10は、上端部11aに開口11bを有する円筒状の口部11と、口部11の下端部11c(他端部)に連なり径方向外側に延びる肩部12と、肩部12の下方に連なる筒状の胴部13と、胴部13の下端部に連なる底部14とを備える。
口部11は、口部11の下端部11c(他端部)近傍に設けられ、肩部12の上端に連なる段差状の環状段部11dを有する。また、口部11は、環状段部11dの上方に連なり、環状段部11dよりも小径の円筒部11eを有し、円筒部11eの上方に連なる上端部11aは、円筒部11eよりもさらに小径となっている。
円筒部11eの外周面には、容器1にキャップ等を取付けるための雄ねじ部11fが形成されている。なお、雄ねじ部11fに代えて、凸状もしくは凹状の被係合部を設けて、キャップに設けた凹状もしくは凸状の係合部が当該被係合部に係合することで、キャップが口部11に保持されるようにしてもよい。
円筒部11eには、軸線Oを挟んで対向する2箇所に外気導入孔11gが形成されている。外気導入孔11gは、軸線Oに向かって水平に外層体10を貫通し、円形をなしている。外気導入孔11gは内層体20を貫通しておらず、当該外気導入孔11gを通して外層体10と内層体20の間に空気を流入させることができる。なお、外気導入孔11gは、本例では口部11に設けられているが、外層体10と内層体20の間に空気を導入可能であればよく、その数、形状、及び位置は特に限定されない。
肩部12は、口部11の下端部c(環状段部11d)に連なり、下方に向けて径方向外側に延在(拡径)している。本例の肩部12は、図1に示すように全体が軸線Oに対して略一定の角度で傾斜しており、その輪郭線が直線となる平坦な形状であるが、これに限られず、容器外側に向けて膨出するドーム状であってもよいし、逆に容器内側に向けて凹となるような逆ドーム状であってもよい。
胴部13は、その上端部が、肩部12の下端部(外周縁部)に連なり、胴部13の下端部が、底部14の外周縁部に連なっている。胴部13は、スクイズ可能な可撓性を有する。また、胴部13は、高さ方向(軸方向)の中間部が、軸線O側に向けて凹となるように全体が湾曲し、括れている。すなわち、胴部13は、肩部12に連なる上端部から下方に向けて徐々に縮径し、最も小径となる最小径部13aから底部14に連なる下端部に向けて徐々に拡径している。本例において、最小径部13aは、胴部13の高さ中心よりも上方に位置している。また、本例の胴部13は、肩部12に連なる上端部よりも、底部14に連なる下端部の直径がわずかに大きくなっている。すなわち、本例の容器1にあっては、胴部13の下端部近傍が、胴部13の最大径となるよう構成されており、具体的には、図1-4に示す最大径位置Mが胴部13において最大の直径を有する位置(軸線Oに沿う上下方向の位置)である。
底部14は、中央部を容器内側に向けて凹状に湾曲させた円板状であり、当該底部14の外周縁部付近に設けられた底面14aを接地させることで容器1は自立可能となっている。本例の底部14には、ブロー成形の割り金型による食い切りによってピンチオフ部14bが形成されている。
図4にも示すように、ピンチオフ部14bは、底部14から胴部13の下部までパーティングラインに沿って直線状に延びており、底部14に位置するピンチオフ部14bは、底部14の中心を通るように半径方向に延在している。ピンチオフ部14bの両側の端部14dは、胴部13の軸線Oを挟んで対向する位置に配置されている。なお、ピンチオフ部14bは、一方の端部のみが胴部13に位置し、他方の端部が底部14に位置するようにしてもよい。その場合、少なくともシュリンクフィルム30に覆われる胴部13に位置する端部のみが窪み部16に配置されていればよい。また、ピンチオフ部14bの形状は適宜変更可能であり、例えば、湾曲部又は屈曲部を有していてもよい。
本例では、胴部13の下端部近傍に位置し、シュリンクフィルム30に覆われるピンチオフ部14bの両側の端部14dが、それぞれ、胴部13に設けた窪み部16に配置されている。ピンチオフ部14bの端部14dが窪み部16に配置されていることで、当該端部14dがシュリンクフィルム30に接触し難くなる。なお、ピンチオフ部14bの端部14dが窪み部16に配置されていることで、当該端部14dが仮にシュリンクフィルム30に接触しても、シュリンクフィルム30には過度な力が加わらない。窪み部16は、該端部14dがシュリンクフィルム30に接触しない深さに形成されていることが好ましい。それぞれの窪み部16は、容器1の内側に向けた凹状となるように形成されている。また、窪み部16は、図3に示すように、ピンチオフ部14bの端部14dに対応する位置から、ピンチオフ部14bに沿って軸線Oと平行に設けられており、底部14の外周縁部近傍に位置する補強リブ14cの両端部まで延在している。また、窪み部16は、図2、3に示すように、ピンチオフ部14bが窪み部16の中心に位置するように形成されている。また、窪み部16は、ピンチオフ部14bが配置された中心部分に向けて徐々に深さが深くなるように形成されており、当該中心部分の深さが最も深くなっている。
ピンチオフ部14bには、割り金型にて外層体10と内層体20とを挟み込んで扁平に押し潰すことにより形成される補強リブ14cが設けられており、補強リブ14cでは初期剥離処理時及び使用時に外層体10から内層体20が剥離しないように構成されている。補強リブ14cは、底部14のピンチオフ部14bに沿って直線状に延在している。
補強リブ14cには、補強リブ14cの一方側の側面から他方側の側面に向かって食い込ませた食い込み部15aと、他方側の側面から一方側の側面に向かって食い込ませた食い込み部15bとが形成されている。このような食い込み部15a、15bを設けることにより、補強リブ14cにおける外層体10と内層体20の圧着強度を高めて、上記底割れ現象をより確実に抑制することができる。なお、本例では、食い込み方向が異なる食い込み部15aと食い込み部15bとが、補強リブ14cの延在方向に沿って交互に配置されている。
シュリンクフィルム30は、熱で収縮するプラスチックフィルムで形成されている。シュリンクフィルム30は、外層体10の胴部13を包んで加熱することにより、外層体10の外表面に密着させることができる。シュリンクフィルム30は、外層体10の表面を汚れや傷から保護し、また、強度や形状を維持する目的で用いられる他、シュリンクフィルム30自体に商標や需要者の注意を喚起し印象付けるデザインを印刷することも可能である。また、未使用の状態において容器1の口部11に設けた蓋体を含めてシュリンクフィルム30で覆うことで、バージンシール機能(未開封保証機能)を持たせることも可能である。
本例では、シュリンクフィルム30が、胴部13の全体を覆うようにしている。それぞれ窪み部16に位置するピンチオフ部14bが、シュリンクフィルム30の内側に配置されている。
本実施形態の容器1にあっては、胴部13に延在するピンチオフ部14bの端部14dを窪み部16に配置したことにより、当該端部14dが、窪み部16の周囲の胴部13の外表面よりも容器外側に突出しないようにしている。これにより、胴部13を外側から覆うシュリンクフィルム30に、ピンチオフ部14bが接触し難くなる。その結果、ピンチオフ部14bの端部14dが尖っていたりバリを有していたりしても、シュリンクフィルム30にシワが発生したり、破れが生じたりするのを防止することができる。
また、特に、胴部13の最大径位置Mにおいては、シュリンクフィルム30に大きな力が加わるためシワ及び破れが生じ易いところ、本実施形態では、当該最大径位置Mにおいてピンチオフ部14bが窪み部16に配置されているため、ピンチオフ部14bに起因するシュリンクフィルム30のシワ及び破れの防止効果を高めることができる。
また、本実施形態の容器1にあっては、窪み部16に配置されたピンチオフ部14bの端部14dがシュリンクフィルム30に接触しないように構成されていることが好ましく、これによれば、より確実に、ピンチオフ部14bに起因するシュリンクフィルム30のシワ及び破れの発生を防止することができる。さらに、同様の観点から、ピンチオフ部14bの全体がシュリンクフィルム30に接触しないことがより望ましい。
また、本実施形態の容器1にあっては、胴部13に延在するピンチオフ部14bの全体が、窪み部16に配置されていることが好ましく、これによれば、ピンチオフ部14bに起因するシュリンクフィルム30のシワ及び破れをより確実に防止することができる。
また、胴部13の軸線Oに垂直な断面視にて、それぞれの窪み部16は、ピンチオフ部14bが配置された部分の深さが最も深くなるように形成されていることが好ましく、これによれば、ピンチオフ部14bがシュリンクフィルム30に接触し難い構成としつつ、且つ、容器1の内容量の減少を抑えることができる。
上述したところは、本発明の一例を示したにすぎず、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。例えば、容器1の口部11、肩部12、胴部13、及び底部14の形状は適宜変更可能であり、例えば、肩部12及び胴部13の表面に、凹部または凸部等を設けてもよい。また、本例の肩部12、胴部13は、軸線Oに垂直な断面(横断面)が円形となる形状であるが、これに限られず、横断面が楕円形や多角形となるような形状でもよい。また、食い込み部15a、15bの数、位置、食い込み方向も適宜変更可能である。
1:積層剥離容器
10:外層体
11:口部
11a:上端部(一端部)
11b:開口
11c:下端部(他端部)
11d:環状段部
11e:円筒部
11f:雄ねじ部
11g:外気導入孔
12:肩部
13:胴部
13a:最小径部
14:底部
14a:底面
14b:ピンチオフ部
14c:補強リブ
14d:ピンチオフ部の端部
15a、15b:食い込み部
16:窪み部
20:内層体
30:シュリンクフィルム
M:最大径位置
O:軸線
S:収容空間

Claims (4)

  1. 一端部に開口を有する筒状の口部、前記口部の他端部に連なり径方向外側に延びる肩部、前記肩部の下方に連なる筒状の胴部、及び前記胴部の下端部に連なる底部を有する外層体と、前記外層体の内側に積層配置された減容変形可能な内層体と、を備える積層剥離容器であって、
    前記胴部は、前記肩部に連なる上端部から下方に向けて徐々に縮径し、最も小径となる最小径部から前記底部に連なる下端部に向けて徐々に拡径することによって、該胴部の下端部近傍が最大径となるよう構成されており、
    前記底部から前記胴部までパーティングラインに沿って延在するピンチオフ部を有し、
    前記胴部の下端部近傍に位置する前記ピンチオフ部の端部が、該胴部に設けられた窪み部に配置されており、
    前記窪み部が前記胴部の最大径位置よりも当該胴部の最小径部の側に延在していることを特徴とする積層剥離容器。
  2. 前記ピンチオフ部の両側の端部は、前記胴部の軸線を挟んで対向する位置に配置されており、該両方の端部がそれぞれ前記窪み部に配置されている、請求項1に記載の積層剥離容器。
  3. 前記胴部に延在する前記ピンチオフ部の全体が、前記窪み部に配置されている、請求項1又は2に記載の積層剥離容器。
  4. 前記胴部の軸線に垂直な断面視にて、前記窪み部は、前記ピンチオフ部が配置された部分の深さが最も深くなるように形成されている、請求項1~3の何れか一項に記載の積層剥離容器。
JP2018225665A 2018-11-30 2018-11-30 積層剥離容器 Active JP7123489B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018225665A JP7123489B2 (ja) 2018-11-30 2018-11-30 積層剥離容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018225665A JP7123489B2 (ja) 2018-11-30 2018-11-30 積層剥離容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020083456A JP2020083456A (ja) 2020-06-04
JP7123489B2 true JP7123489B2 (ja) 2022-08-23

Family

ID=70906170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018225665A Active JP7123489B2 (ja) 2018-11-30 2018-11-30 積層剥離容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7123489B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7391480B2 (ja) * 2020-09-30 2023-12-05 株式会社吉野工業所 積層剥離容器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012116512A (ja) 2010-11-30 2012-06-21 Yoshino Kogyosho Co Ltd ブロー成形容器
JP2014208546A (ja) 2013-03-29 2014-11-06 株式会社吉野工業所 積層ボトル
JP2016204036A (ja) 2015-04-27 2016-12-08 キョーラク株式会社 積層剥離容器
JP2017197239A (ja) 2016-04-28 2017-11-02 株式会社吉野工業所 積層剥離容器

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11240527A (ja) * 1998-02-27 1999-09-07 Kyoraku Co Ltd ブロー成形容器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012116512A (ja) 2010-11-30 2012-06-21 Yoshino Kogyosho Co Ltd ブロー成形容器
JP2014208546A (ja) 2013-03-29 2014-11-06 株式会社吉野工業所 積層ボトル
JP2016204036A (ja) 2015-04-27 2016-12-08 キョーラク株式会社 積層剥離容器
JP2017197239A (ja) 2016-04-28 2017-11-02 株式会社吉野工業所 積層剥離容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020083456A (ja) 2020-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11975885B2 (en) Delamination container
WO2014034328A1 (ja) パンク修理剤の保存容器
JP6986836B2 (ja) 積層剥離ボトル
EP3202678B1 (en) Delamination container
WO2016121343A1 (ja) 二重容器
JP7123489B2 (ja) 積層剥離容器
JP2020019522A (ja) 積層剥離容器
JP6802476B2 (ja) 積層剥離容器
JP6659221B2 (ja) 二重容器
JP7039306B2 (ja) 積層剥離容器
JP2018002238A (ja) 積層剥離容器
JP2019099212A (ja) 積層剥離容器
JP6651416B2 (ja) 二重容器
JP7246946B2 (ja) 積層剥離容器
JP6746206B2 (ja) 二重容器
JP2016141421A (ja) 二重容器
JP2013136401A (ja) ラベル付き容器
JP7391480B2 (ja) 積層剥離容器
JP7551236B2 (ja) 積層剥離容器
JP6704651B2 (ja) 二重容器
JP7282465B2 (ja) 合成樹脂製容器、合成樹脂製容器の製造方法、及び積層プリフォーム
JP7570785B2 (ja) 積層容器
JP2020083452A (ja) 積層剥離容器
JP2021031171A (ja) 積層剥離容器
JP2022086878A (ja) 積層剥離容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210603

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220809

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7123489

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150