JP2021031171A - 積層剥離容器 - Google Patents

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【課題】外気導入孔から外気を導入した時に、内層体に白化や破れが生じることを抑制可能な積層剥離容器を提供する。【解決手段】積層剥離容器1は、外層体10、および内容物が収容されると共に内容物の減少に伴い減容変形する可撓性に富む内層体20を備える。外層体の内面に内層体が剥離可能に積層されている。外層体には、外層体と内層体との間に外気を導入する外気導入孔11eが形成されている。上下方向から見て、外気導入孔の、外層体の外面における中心と、容器軸Oと、を結ぶ方向を第1方向とし、第1方向に直交する方向を第2方向とするとき、横断面視において、内層体のうち周方向における位置が外気導入孔と一致する部分における厚みが、内層体のうち前記第2方向における端部に位置する部分における厚みより小さい。【選択図】図1

Description

本発明は、積層剥離容器に関する。
下記特許文献1には、外層体および可撓性に富む内層体を備えており、内層体が外層体の内面に剥離可能に積層された積層剥離容器が開示されている。内層体には内容物が収容され、内容物の減少に伴って、内層体が減容変形するように構成されている。外層体には、外層体と内層体との間に外気を導入する外気導入孔が形成されている。
この種の積層剥離容器では、内容物を充填する前に、外気導入孔を通じて、外層体と内層体との間に空気を導入する予備剥離工程を行う場合がある。
特開2017−171368号公報
本願発明者らが鋭意検討したところ、周方向における位置が外気導入孔と一致している領域では、それ以外の領域と比較して、内層体が外層体から剥離しにくいことが判った。これは、外気導入孔から導入された空気は、容器の口部と肩部との接続部分には進入しにくいため、周方向に優先的に流動しやすいことに起因すると考えられる。例えば、外気導入孔から外気を導入したとき、はじめに肩部よりも上方に位置する部分における内層体の剥離が進行する。そして、肩部よりも上方に位置する部分で充分に剥離が進行した後で、口部と肩部との接続部分でも剥離が生じる。接続部分において剥離が進行する際も、下方に向けた剥離の進行より、周方向に向けた剥離の進行の方が生じやすい。その結果、外気導入孔から斜め下方に優先的に剥離が進行し、外気導入孔の直下に位置している部分における剥離は生じにくくなる。このような剥離の進行のアンバランスが生じると、内層体に大きな応力が作用することで、白化や破れが生じる場合があることが判った。
本発明はこのような事情を考慮してなされ、外気導入孔から外気を導入したときに、内層体に白化や破れが生じることを抑制可能な積層剥離容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る積層剥離容器は、外層体、および内容物が収容されると共に前記内容物の減少に伴い減容変形する可撓性に富む内層体を備え、前記外層体の内面に前記内層体が剥離可能に積層された有底筒状の積層剥離容器であって、前記外層体には、前記外層体と前記内層体との間に外気を導入する外気導入孔が形成されており、上下方向から見て、前記外気導入孔の、前記外層体の外面における中心と、容器軸と、を結ぶ方向を第1方向とし、前記第1方向に直交する方向を第2方向とするとき、横断面視において、前記内層体のうち周方向における位置が前記外気導入孔と一致する部分における厚みが、前記内層体のうち前記第2方向における端部に位置する部分における厚みより小さい。
上記態様によれば、周方向における位置が外気導入孔と一致する領域、すなわち剥離が進行しにくい領域における内層体の厚みが小さいことで、当該部分における内層体の剛性が低下し、外層体から剥離しやすくなる。これにより、内層体に局所的に剥離しにくい部分が生じることが抑制され、内層体が全体としてスムーズに剥離されやすくなり、内層体に白化や破れが生じることを抑制できる。
ここで、上記態様の積層剥離容器は、口部、肩部、胴部、および底部が、上方から下方に向けてこの順に連設されており、前記外気導入孔が前記口部に形成されていてもよい。
この場合、外気導入孔から導入された空気は、口部および肩部を通過して胴部に流入する。このとき、内層体のうち、特に肩部と胴部との接続部分に応力が集中しやすくなるが、このような場合であっても、先述の通り難剥離領域における内層体の厚みが小さくなっており、当該領域に位置する内層体が剥離しやすくなっているため、内層体に白化や破れが生じることを抑制できる。
また、側面視において、前記胴部の接線と前記肩部の接線とのなす角度が、110°以上130°以下であってもよい。
この場合、上記角度が110°以上であることで、肩部と胴部の境界部分に比較的緩やかな角部が形成されるため、内層体がより剥離し易くなる。したがって、内層体に白化や破れが生じることをより確実に抑制できる。また、上記角度が130°を超えると、角部がなだらかになりすぎて、内層体が剥離した後で外層体に再密着しやすくなる。つまり、上記角度を130°以下とすることで、内層体が外層体に再密着することを抑制できる。
また、前記外気導入孔は、前記第1方向における両端部にそれぞれ配置されており、
前記外層体と前記内層体とを接着する接着層が、前記第2方向における両端部に設けられていてもよい。
外層体と内層体とを接着する接着層は、内容物の残量が少なくなったときにも、内層体の形状をある程度保持して、内容物がスムーズに吐出されやすくするために設けられる。しかしながら、予備剥離工程の際には、接着層の近傍における内層体に応力が集中しやすい。これは、内層体のうち、接着層によって外層体に接着されている部分が固定端となり、それ以外の部分が自由端となるためである。つまり、固定端を起点として自由端が大きな角度で曲げられ、固定端と自由端との接続部における内層体20に応力が集中しやすい。
一方、外気導入孔を第1方向における両端部に配置し、内層体のうち、周方向における位置が外気導入孔と一致する領域の厚みを小さくすると、当該厚みの小さい部分が剥離しやすくなる。つまり、第1方向における両端部に位置する部分で剥離が進行しやすくなり、接着層近傍における剥離を相対的に遅らせることができる。そして、第1方向における両端部でそれぞれ内層体の剥離が進行すると、積層剥離容器の内部において、第1方向における両端部から剥離した内層体同士が大きな面積で接触する。この状態では、外気導入孔から外気を導入しても、内層体の剥離が進行しなくなる。したがって、接着層近傍において内層体が剥離しようとすること、および当該部分の内層体に応力が集中することを抑制し、内層体に白化や破れが生じることを抑制できる。
本発明の上記態様によれば、外気導入孔から外気を導入したときに、内層体に白化や破れが生じることを抑制可能な積層剥離容器を提供することができる。
本実施形態に係る容器の側面図である。 図1の容器の平面図である。 図1のIII−III断面矢視図である。
以下、本実施形態に係る積層剥離容器の構成を、図1を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態の容器1は、外層体10と、図示しない内容物が収容されるとともに内容物の減少に伴い減容変形(しぼみ変形)する可撓性に富む内層体20と、を備えている。容器1は、外層体10の内面に内層体20が剥離可能に積層された有底筒状の積層剥離容器(デラミボトル)である。外層体10は、スクイズ変形可能(弾性変形可能)に形成されており、この外層体10をスクイズ変形させることで、内層体20が減容変形する。
(方向定義)
容器1は、口部11、肩部12、胴部13、および底部14が、容器軸Oに沿ってこの順に連設されている。ここで本実施形態では、容器軸Oに沿う方向を上下方向といい、上下方向における口部11側を上方、底部14側を下方という。また、上下方向から見た平面視において、容器軸Oに交差する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。また、径方向から見ることを側面視といい、容器軸Oに直交する断面を横断面という。
また、図2に示すように、上下方向から見て、外気導入孔11e(後述)の、外層体10の外面における中心と、容器軸Oと、を結ぶ方向を第1方向D1といい、第1方向D1に直交する方向を第2方向という。
図1は、容器1を側面視した図(側面図)である。図1に示すように、胴部13と肩部12との接続部分における胴部13の接線をL1と表し、肩部12の接線をL2と表す。本実施形態では、接線L1と接線L2とのなす角度θが、110°以上130°以下となっている。
外層体10および内層体20は、例えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂やポリエチレンナフタレート樹脂等のポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂等のポリオレフィン樹脂、ナイロン等のポリアミド樹脂、または、エチレンビニルアルコール共重合成樹脂等を用い、外層体10と内層体20とが剥離可能(相溶性が低い)となる組み合わせで形成することができる。
また、外層体10自身が積層構造であってもよく、内層体20自身が積層構造であってもよい。例えば、外層体10を、第1外面層と第1内面層とを有する積層構造とし、第1外面層を、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)によって形成するとともに、第1内面層を、ポリプロピレン樹脂(PP)によって形成してもよい。さらに、内層体20を、第2外面層と第2内面層とを有する積層構造とし、第2外面層を、エチレンビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)によって形成するとともに、第2内面層を、ポリエチレン(PE)系接着性樹脂(接着性変性ポリオレフィン)によって形成してもよい。
このように、外層体10の第1内面層を、ポリプロピレン樹脂によって形成するとともに、内層体20の第2外面層を、エチレンビニルアルコール共重合樹脂によって形成する場合、外層体10と内層体20との剥離性を向上させることができる。また、この場合には酸素バリア性を確保することもできる。
口部11における外層体10には、外層体10と内層体20との間に外気を導入する外気導入孔11eが形成されている。図2に示すように、本実施形態では、外気導入孔11eが2つ形成されている。2つの外気導入孔11eは、容器軸Oを径方向において間に挟むように配置されている。2つの外気導入孔11eは、容器軸Oに向かって水平に外層体10を貫通している。側面視において、外気導入孔11eは円形状に形成されている。ただし、外気導入孔11eの形状は適宜変更してもよい。外気導入孔11eは内層体20を貫通しておらず、当該外気導入孔11eを通して外層体10と内層体20の間に空気を導入することができる。なお、外気導入孔11eの数および位置は適宜変更可能である。
容器1を製造する際は、内層体20および外層体10を押出ブロー成形などにより形成する。その後、内層体20内に内容物を充填する前に、外気導入孔11eから空気を外層体10と内層体20との間に導入し、内層体20を外層体10から強制的に剥離させる予備剥離工程を行う。これにより、使用者が容器1を使用する際に、内容物の減少に伴って内層体20をより確実に減容変形させることができる。
口部11の外周面には、容器1にキャップ等を取付けるための雄ねじ部が形成されている。なお、雄ねじ部に代えて、凸状もしくは凹状の被係合部を設けて、キャップに設けた凹状もしくは凸状の係合部が当該被係合部に係合することで、キャップが口部11に保持されるようにしてもよい。
肩部12は、口部11の下端部に連なり、下方に向けて徐々に拡径している。本実施形態における肩部12は、全体が容器軸Oに対して略一定の角度で傾斜しており、その輪郭線が直線となる平坦な形状となっている。ただし、肩部12の形状は適宜変更してもよい。例えば、肩部12は、容器外側に向けて膨出するドーム状であってもよいし、逆に容器内側に向けて凹となるような逆ドーム状であってもよい。また、本実施形態の肩部12は、横断面視において円形となる形状であるが、これに限られず、横断面が楕円形や多角形となるような形状でもよい。
胴部13には、この胴部13のうち、上下方向の上端部若しくは下端部から中央部に向かうに従い漸次縮径するくびれ部13aが形成されている。側面視において、くびれ部13aは、径方向内側に向けて凸となるように湾曲している。このくびれ部13aにより、胴部13の復元力を高めることができる。なお、くびれ部13aは、肩部12あるいは底部14のヒール部などに形成されていてもよい。
底部14は、中央部が上方に向けて湾曲した円板状に形成されている。底部14の外周部を接地させることで、容器1は自立可能となっている。底部14にはピンチオフ部14aが形成されている。ピンチオフ部14aには、外層体10と内層体20とを挟み込んで扁平に押し潰すことで形成された補強リブ14bが設けられている。ピンチオフ部14aによって、予備剥離工程の際、および容器1を使用する際に、底部14において内層体20が外層体10から剥離することが抑制される。
また、本実施形態では、外層体10と内層体20との間に、上下方向に延びて内層体20を外層体10に対して部分的に接着する複数本の接着層(接着帯)が設けられている。さらに、この接着層は、前記第2方向D2における両端部に設けられている。接着層により、内容物の残量が少なくなったときにも、内層体20の形状をある程度保持して、内容物がスムーズに吐出されやすくすることができる。
ここで、先述の予備剥離工程において、外気導入孔11eから空気を導入すると、空気は周方向には流動しやすい一方で、外気導入孔11eから上下方向に向けては流動しにくい。その結果、周方向における位置が外気導入孔11eと位置している領域(難剥離領域)では、他の領域と比較して、相対的に内層体20の剥離が生じにくくなっている。
例えば、上記した難剥離領域に位置する内層体20が、内層体20のうち既に剥離した部分(既剥離部)によって挟まれたり取り囲まれたりするまで、内層体20が外層体10に密着した状態が維持される。そして、難剥離領域において内層体20の剥離が生じる際に、内層体20に大きな応力が加わることで、内層体20に白化や破れが生じる場合がある。
そこで本実施形態では、横断面視(図3)において、周方向における位置が外気導入孔11eと一致する部分における内層体20の厚みT1が、第2方向D2における端部に位置する部分における内層体20の厚みT2より小さくなっている。このように、難剥離領域における内層体20の厚みを小さくすることで、当該部分における内層体20の剛性が低下し、外層体10から剥離しやすくなる。これにより、内層体20に局所的に剥離しにくい部分が生じることが抑制され、内層体20が全体としてスムーズに剥離されやすくなり、内層体20に白化や破れが生じることを抑制できる。
また、本実施形態の容器1は、口部11、肩部12、胴部13、および底部14が、上方から下方に向けてこの順に連設されており、外気導入孔11eが容器1の口部11に形成されている。このような構成では、外気導入孔11eから導入された空気は、口部11および肩部12を通過してから胴部13に流入する。このとき、内層体20のうち、特に肩部12と胴部13との接続部分に応力が集中しやすいが、このような場合であっても、先述の通り難剥離領域における内層体20の厚みが小さくなっており、当該領域に位置する内層体20が剥離しやすくなっているため、内層体20に白化や破れが生じることを抑制できる。
さらに本実施形態では、側面視において、胴部13の接線L1と肩部12の接線L2とのなす角度θが110°以上130°以下となっている。角度θが110°以上であることで、肩部12と胴部13の境界部分に比較的緩やかな角部が形成されるため、内層体20がより剥離し易くなる。したがって、内層体20に白化や破れが生じることをより確実に抑制できる。また、角度θが130°を超えると、上記の角部がなだらかになりすぎて、内層体20が剥離した後で外層体10に再密着しやすくなる。つまり、角度θを130°以下とすることで、内層体20が外層体10に再密着することを抑制できる。
また、外気導入孔11eは、第1方向D1における両端部にそれぞれ配置されており、外層体10と内層体20とを接着する接着層が、前記第2方向D2における両端部に設けられている。接着層を設けた場合、予備剥離工程の際には、接着層の近傍における内層体20に応力が集中しやすい。これは、内層体20のうち、接着層によって外層体10に接着されている部分が固定端となり、それ以外の部分が自由端となるためである。つまり、固定端を起点として自由端が大きな角度で曲げられ、固定端と自由端との接続部における内層体に応力が集中しやすい。
一方、外気導入孔11eを第1方向D1における両端部に配置し、内層体20のうち、周方向における位置が外気導入孔11eと一致する領域の厚みを小さくすると、当該厚みの小さい部分が剥離しやすくなる。つまり、第1方向D1における両端部に位置する部分で剥離が進行しやすくなり、接着層近傍における剥離を相対的に遅らせることができる。そして、第1方向D1における両端部でそれぞれ内層体20の剥離が進行すると、容器1の内部において、第1方向D1における両端部から剥離した内層体20同士が大きな面積で接触する。この状態では、外気導入孔11eから外気を導入しても、内層体20の剥離が進行しなくなる。したがって、接着層近傍において内層体20が剥離しようとすること、および当該部分の内層体20に応力が集中することを抑制し、内層体に白化や破れが生じることを抑制できる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、角度θの値は110°以上130°以下に限られず、適宜変更してもよい。
また、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…容器(積層剥離容器) 10…外層体 11…口部 11e…外気導入孔 12…肩部 13…胴部 14…底部 D1…第1方向 D2…第2方向 L1…胴部の接線 L2…肩部の接線 O…容器軸 θ…角度

Claims (4)

  1. 外層体、および内容物が収容されると共に前記内容物の減少に伴い減容変形する可撓性に富む内層体を備え、前記外層体の内面に前記内層体が剥離可能に積層された有底筒状の積層剥離容器であって、
    前記外層体には、前記外層体と前記内層体との間に外気を導入する外気導入孔が形成されており、
    上下方向から見て、前記外気導入孔の、前記外層体の外面における中心と、容器軸と、を結ぶ方向を第1方向とし、前記第1方向に直交する方向を第2方向とするとき、
    横断面視において、前記内層体のうち周方向における位置が前記外気導入孔と一致する部分における厚みが、前記内層体のうち前記第2方向における端部に位置する部分における厚みより小さい、積層剥離容器。
  2. 口部、肩部、胴部、および底部が、上方から下方に向けてこの順に連設されており、
    前記外気導入孔が前記口部に形成されている、請求項1に記載の積層剥離容器。
  3. 側面視において、前記胴部の接線と前記肩部の接線とのなす角度が、110°以上130°以下である、請求項2に記載の積層剥離容器。
  4. 前記外気導入孔は、前記第1方向における両端部にそれぞれ配置されており、
    前記外層体と前記内層体とを接着する接着層が、前記第2方向における両端部に設けられている、請求項1から3のいずれか1項に記載の積層剥離容器。
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