JP6459492B2 - 駆動装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置に関する。
従来、モータの出力軸の出力側と反対側の端部に制御ユニットを有する電動パワーステアリング装置が知られている。例えば、特許文献1では、モータと制御ユニットとの間には、モータと制御ユニットとを仕切る軸受ホルダが設けられる。
特許5414869号公報
特許文献1では、出力端は、軸受ホルダを貫通して設けられ、制御ユニット側に露出している。換言すると、モータの回転部が制御ユニット側に露出している。そのため、モータの回転により生じる摩耗粉や、軸受のグリス等のモータ内にて生じる異物が制御ユニット側に混入する虞がある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、制御ユニット側への異物混入を抑制可能な駆動装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置を提供することにある。
本発明の駆動装置は、回転電機と、制御ユニットと、接続線と、隔壁部材と、を備える。
回転電機は、ケース部材、ステータ、ロータ、および、シャフトを有する。ケース部材は、筒部を有する。ステータは、巻線が巻回され、モータケースに収容される。ロータは、ステータに対して相対回転可能に設けられる。シャフトは、ロータと一体となって回転する。
制御ユニットは、基板を有し、回転電機の回転を外部に出力する出力側と反対側に設けられる。基板には、モータの駆動制御に係る電子部品が実装される。
接続線線は、巻線と基板とを接続する。
隔壁部材は、軸受保持部、接続線取出部、および、隔壁部を有する。軸受保持部は、シャフトを回転可能に支持する軸受部材を保持する。接続線取出部からは、接続線が制御ユニット側に取り出される。隔壁部は、接続線取出部よりも径方向内側において、シャフトと制御ユニットとを隔離する。隔壁部材には、回転電機と反対側に固定される基板の回転電機側の面に表面実装される電子部品の少なくとも一部が放熱可能に配置される。
本発明では、基板の回転電機側の面に表面実装される電子部品の少なくとも一部が隔壁部材に対して放熱可能に設けられる。すなわち、隔壁部材が、回転電機の外郭としての機能、および、ヒートシンクとしての機能を兼ね備えている。これにより、別途にヒートシンクを設ける場合と比較し、部品点数を低減できるとともに、駆動装置の体格、特に軸方向における体格を小型化することができる。
また、制御ユニットが回転電機の出力側と反対側に設けられる構成において、隔壁部により、シャフトと制御ユニットとが隔離されている。そのため、回転電機の回転部が制御ユニット側に晒されないので、出力側からケース部材の内部に浸入した水滴や回転部の回転により生じる摩耗粉等の異物が、軸受部材の隙間を経由して制御ユニット側へ混入するのを抑制することができる。
本発明の第態様では、ケース部材は、グランドと電気的に接続される。電子部品には、接続線とケース部材との間の抵抗の変化に基づき、ケース部材の内部への浸水を検出する浸水検出手段を有する演算回路部が含まれる。
第2態様では、隔壁部材には、回転電機側に開口し、シャフトの制御ユニット側の端部が挿入される挿入室が形成される。隔壁部材に放熱可能に基板の回転電機側の面に実装される電子部品である発熱素子は、挿入室の径方向外側に実装される。
第3態様では、制御ユニットを構成する全ての電子部品は、1つの基板に実装されている。
第4態様では、隔壁部材の中央部分は、外側部分よりも肉薄である。
本発明の電動パワーステアリング装置は、駆動装置と、ギアと、を備える。ギアは、モータから出力されたトルクを駆動対象に伝達する。電動パワーステアリング装置は、モータのトルクにより駆動対象を駆動することで、運転者による操舵部材の操舵を補助する。
駆動装置は、出力側からケース部材内に水滴が浸入したとしても、軸受部材の隙間から制御ユニット側への水滴の浸入が防止される防水構造となっている。そのため駆動装置をエンジンルームに搭載可能であり、例えばラックアシストタイプの電動パワーステアリング装置にも好適に適用可能である。
本発明の第1実施形態によるパワーステアリングシステムを示す概略構成図である。 本発明の第1実施形態による駆動装置の回路構成を示す模式図である。 本発明の第1実施形態による駆動装置の断面図である。 本発明の第1実施形態による駆動装置の平面図である。 本発明の第1実施形態による駆動装置の分解斜視図である。 本発明の第1実施形態による基板の平面図である。 本発明の第2実施形態による駆動装置の断面図である。 本発明の第3実施形態による駆動装置の断面図である。
以下、本発明による駆動装置、および、電動パワーステアリング装置を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による駆動装置、および、電動パワーステアリング装置を図1〜図6に示す。以下、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
図1に示すように、駆動装置1は、運転者によるステアリング操作を補助するための電動パワーステアリング装置8に適用される。駆動装置1は、回転電機としてのモータ10と、モータ10の駆動制御に係る制御ユニット40(図1中では「ECU」と記載する。)とが一体に形成される。
図1は、電動パワーステアリング装置8を備えるステアリングシステム100の全体構成を示すものである。ステアリングシステム100は、操舵部材としてのハンドル101、コラム軸102、ピニオンギア104、ラック軸105、車輪106、および、電動パワーステアリング装置8等から構成される。
ハンドル101は、コラム軸102と接続される。コラム軸102には、運転者がハンドル101を操作することにより入力される操舵トルクを検出するトルクセンサ103が設けられる。コラム軸102の先端には、ピニオンギア104が設けられ、ピニオンギア104はラック軸105に噛み合っている。ラック軸105の両端には、タイロッド等を介して一対の車輪106が設けられる。
これにより、運転者がハンドル101を回転させると、ハンドル101に接続されたコラム軸102が回転する。コラム軸102の回転運動は、ピニオンギア104によりラック軸105の直線運動に変換され、ラック軸105の変位量に応じた角度に一対の車輪106が操舵される。
電動パワーステアリング装置8は、減速ギア9、および、駆動装置1を備える。電動パワーステアリング装置8は、トルクセンサ103から取得される操舵トルクや、図示しないCAN(Controller Area Network)から取得される車速等の信号に基づき、ハンドル101の操舵を補助するための補助トルクをモータ10から出力し、減速ギア9を介してコラム軸102に伝達する。すなわち、本実施形態の電動パワーステアリング装置8は、モータ10にて発生したトルクにてコラム軸102の回転をアシストする、所謂「コラムアシスト」であるが、ラック軸105の駆動をアシストする、所謂「ラックアシスト」としてもよい。換言すると、本実施形態では、コラム軸102が「駆動対象」であるが、ラック軸105等、コラム軸102以外を「駆動対象」としてもよい、ということである。
次に、電動パワーステアリング装置8の電気的構成を図2に基づいて説明する。なお、図2においては、煩雑になることを避けるため、一部の制御線等を省略している。
モータ10は、三相ブラシレスモータであって、後述するステータ12に巻回される巻線13を有する。巻線13は、第1巻線組130および第2巻線組135から構成される。第1巻線組130は、U相コイル131、V相コイル132、および、W相コイル133から構成される。第2巻線組135は、U相コイル136、V相コイル137、および、W相コイル138から構成される。第1インバータ部51および第2インバータ部52と巻線13とは、接続線としてのモータ線14で接続される。
第1インバータ部51を構成するスイッチング素子511〜516、第2インバータ部52を構成するスイッチング素子521〜526、電流検出素子517、527、電源リレー53、逆接保護リレー54、回転角センサ55、コンデンサ57、チョークコイル58、制御部60を構成するマイコン61およびASIC62は、いずれも後述する基板41に実装される。
スイッチング素子511〜516は、ブリッジ接続されており、第1巻線組130の電流を切り替える。電流検出素子517は、第1巻線組130の各相に通電される電流を検出する。
スイッチング素子521〜526は、ブリッジ接続されており、第2巻線組135の電流を切り替える。電流検出素子527は、第2巻線組135の各相に通電される電流を検出する。
スイッチング素子511〜516、521〜516は、MOSFET(金属酸化物半導体電界効果トランジスタ)であるが、IGBT等の他の素子を用いてもよい。また、電流検出素子517、527は、シャント抵抗であるが、ホールIC等としてもよい。
電源リレー53は、第1インバータ部51とバッテリ109との間、および、第2インバータ部52とバッテリ109との間に設けられ、インバータ部51、52とバッテリ109との間の電流を導通または遮断する。
逆接保護リレー54は、第1インバータ部51と電源リレー53との間、および、第2インバータ部52と電源リレー53との間に設けられる。逆接保護リレー54は、寄生ダイオードの向きが電源リレー53と反対向きとなるように接続され、バッテリ109が逆向きに接続された場合に逆向きの電流が流れるのを防ぎ、制御ユニット40を保護する。
本実施形態では、電源リレー53および逆接保護リレー54は、いずれもMOSFETであるが、IGBT等の他の素子を用いてもよい。
回転角センサ55は、磁気検出素子により構成され、ロータ15の回転に伴って変化するマグネット18の磁界の変化を検出することで、ロータ15の回転位置を検出する。
コンデンサ57は、第1インバータ部51または第2インバータ部52と並列に接続される。本実施形態では、コンデンサ57は、アルミ電解コンデンサである。
チョークコイル58は、バッテリ109とコンデンサ57の正極側との間に接続される。
コンデンサ57およびチョークコイル58は、フィルタ回路を構成し、バッテリ109を共有する他の装置から伝わるノイズを低減するとともに、駆動装置1からバッテリ109を共有する他の装置に伝わるノイズを低減する。
制御部60は、演算回路部としてのマイコン61、および、ASIC62等を有する。
マイコン61は、機能ブロックとして、指令演算部611、異常検出部615、および、報知部616を有する。
指令演算部611は、トルクセンサ103や回転角センサ55等からの信号に基づき、
第1巻線組130および第2巻線組135の通電に係る指令値を演算する。
異常検出部615は、例えばコイル131〜133、141〜143の端子電圧等に基づいて異常を検出する。
報知部616は、異常検出部615にて異常が検出された場合、電動パワーステアリング装置8に異常が生じていることを運転者に報知する。本実施形態では、ウォーニングランプ69を点灯させることにより、電動パワーステアリング装置8の異常を運転者に報知する。
ASIC62は、プリドライバ、信号増幅部、および、レギュレータ等から構成される。プリドライバは、指令演算部611にて演算される指令値に基づいて駆動信号を生成し、生成された駆動信号を第1インバータ部51および第2インバータ部52に出力する。詳細には、プリドライバは、生成された駆動信号を、スイッチング素子511〜516、521〜516のゲートに出力する。スイッチング素子511〜516、521〜516が駆動信号に従ってスイッチング動作することで、第1インバータ部51および第2インバータ部52から第1巻線組130および第2巻線組135に指令値に応じた交流電流が通電される。これにより、モータ10が駆動される。
信号増幅部は、電流検出素子517、527の検出信号(本実施形態では両端電圧)や、回転角センサ55の検出値を増幅し、マイコン61に出力する。また、レギュレータは、マイコン61等に供給される電圧を安定化させる安定化回路である。
本実施形態では、第1巻線組130に対応して設けられる第1インバータ部51、電源リレー53、逆接保護リレー54、および、コンデンサ57を、第1系統201とする。また、第2巻線組135に対応して設けられる第2インバータ部52、電源リレー53、逆接保護リレー54、および、コンデンサ57を、第2系統202とする。すなわち、モータ10は、複数系統(本実施形態では2系統)にて駆動制御される。
図3〜図6に基づいて駆動装置1について説明する。なお、図3は図4のIII−III線断面図であり、図4ではフレーム固定ねじ39を省略している。以下適宜、モータ10の軸方向を単に「軸方向」といい、モータ10の径方向を単に「径方向」という。
図3〜図6に示すように、駆動装置1は、モータ10、隔壁部材としてのフレーム部材20、制御ユニット40、および、カバー部材70等を備える。
モータ10は、ケース部材としてのモータケース11、ステータ12、巻線13、ロータ15、および、シャフト16等を備える。本実施形態のモータ10は、3相の交流電動機である。
モータケース11は、底部111、および、筒部116を有し、例えばアルミ等の金属により有底筒状に形成される。本実施形態では、底部111が制御ユニット40と反対側、開口側が制御ユニット40側となるように配置される。
底部111には、軸孔112が形成される。軸孔112には、シャフト16の出力側端部161側が挿通される。また、底部111には、ベアリング166を保持する軸受保持部113が形成される。
また、底部111には、固定部114が径方向外側に突出して形成される。固定部114には、図示しないギアボックスとの固定に用いられるねじ等の固定部材が挿通される固定孔115が形成される。
筒部116の開口側には、フレーム部材20を固定するための固定部117が径方向外側に突出して形成される。固定部117には、図示しないねじ孔が形成される。本実施形態では、固定部117は、3箇所に設けられる。
ステータ12は、例えば鉄等の磁性材の薄板を積層してなる積層部、および、積層部の軸方向外側に形成されるインシュレータを有し、モータケース11の内側に固定される。ステータ12の積層部に用いる薄板の枚数は、モータ10に要求される出力に応じて変更可能である。これにより、軸方向の長さを変更することで、径方向の大きさを変更することなく、モータ10の出力を変更可能である。
巻線13は、ステータ12のインシュレータに巻回される。巻線13からは、各系統から相毎に計6本のモータ線14が制御ユニット40側へ取り出される。モータ線14は、モータケース11から制御ユニット40側に取り出される。
ロータ15は、ロータコア151および永久磁石152を有する、ロータコア151は、例えば鉄等の磁性材により略円筒状に形成され、ステータ12と同軸となるように、ステータ12の径方向内側に設けられる。永久磁石152は、N極とS極とが交互になるように、ロータコア151の径方向外側に設けられる。
シャフト16は、例えば金属により棒状に形成され、ロータコア151の軸中心に固定される。シャフト16は、モータケース11の底部111に固定されるベアリング166、および、フレーム部材20に固定される軸受部材としてのベアリング167に軸受され、回転可能に支持される。これにより、シャフト16は、ロータ15とともに回転可能となる。
なお、ロータ15の外壁とステータ12の内壁との間には、エアギャップが形成される。本実施形態では、シャフト16の軸線、および、これを延長した仮想線を軸線Oとする。
シャフト16の一端である出力側端部161は、モータケース11の底部111に形成される軸孔112に挿通され、モータケース11の外部に突出する。シャフト16の出力側端部161には、図示しないギアボックス内に設けられる減速ギア9(図1参照)と接続される図示しない出力端が設けられる。これにより、ロータ15およびシャフト16の回転により生じるトルクが、減速ギア9を経由してコラム軸102に出力される。以下、出力側端部161側を適宜「出力側」という。
シャフト16の他端であって、制御ユニット40側の端部である制御側端部162には、マグネット18を保持するマグネット保持部材17が設けられる。
マグネット18は、シャフト16の制御側端部162に固定され、シャフト16と一体となって回転する。
以下、ロータ15、シャフト16、ベアリング166、167、および、マグネット18を、「回転部」とする。
フレーム部材20は、挿入部21、軸受保持部23、モータ線取出部24、および、隔壁部31を有し、略円板状に形成される。フレーム部材20には、熱伝導性がよく、電気伝導性があり、かつ、非磁性の材料が好適に用いられる。本実施形態のフレーム部材20は、アルミにより形成される。
フレーム部材20は、モータケース11の開口側を塞ぐように、挿入部21が筒部116に挿入される。
フレーム部材20の軸中心には、モータ10側に開口する挿入室22が形成される。挿入室22には、シャフト16の制御側端部162およびマグネット18が挿入される。挿入室22の制御ユニット40側が隔壁部31である。マグネット18は、隔壁部31を挟んで、制御ユニット40と対向して配置される。換言すると、隔壁部31には、モータ10側と制御ユニット40側とを貫通する孔部等が形成されておらず、マグネット18が制御ユニット40側に露出していない。
なお、隔壁部31は、例えばマグネット18またはベアリング167を軸方向に投影した領域と捉えてもよいし、モータ線取出部24よりも内側の全領域と捉えてもよい。
また、フレーム部材20には、ベアリング167を保持する軸受保持部23が形成される。
フレーム部材20には、接続線取出部としてのモータ線取出部24が形成される。本実施形態では、モータ線取出部24は、2つ形成され、それぞれのモータ線取出部24から系統毎にモータ線14が取り出される。モータ線取出部24には、例えばゴム等で形成されるシール部材25が設けられる。
シール部材25は、モータ線14とフレーム部材20との間をシールする。シール部材25には、軸方向に貫通する3つの孔部が形成され、1つの孔部に1つのモータ線14が挿通される。これにより、モータ線14は、制御ユニット40側に取り出される。シール部材25は、シール機能に加え、モータ線14の位置決め、および、モータ線14とフレーム部材20およびモータ線14間の絶縁機能を有する。
フレーム部材20の挿入部21の径方向外側には、Oリング溝26が形成される。Oリング溝26と筒部116との間には、Oリング38が設けられる。これにより、モータケース11とフレーム部材20とがシールされ、モータケース11とフレーム部材20との間からの水滴等の浸入が防がれる。
フレーム部材20には、固定部27が径方向外側に突出して形成される。固定部27は、固定部117と対応する箇所に形成される。すなわち、本実施形態では、固定部27は、3箇所に形成される。固定部27には、フレーム固定ねじ39が挿通される孔部271が形成される。フレーム固定ねじ39は、固定部117に形成されるねじ孔に螺着される。これにより、フレーム部材20は、モータケース11に固定される。また、フレーム部材20とモータケース11とは、固定部117、27とで面接触しており、電気的に接続される。特に、フレーム固定ねじ39を導体にて形成することにより、より太い電気的経路にてフレーム部材20とモータケース11とを導通させることができる。
フレーム部材20のモータ10と反対側の面である基板固定面32には、基板41を固定するための基板固定ねじ49が螺着される固定部33が形成される。また、基板固定面32には、リレー収容部34、ASIC収容部35、端子逃がし部36が形成される。リレー収容部34、ASIC収容部35、および、端子逃がし部36は、いずれも凹状に形成されており、モータ10側に貫通していない。
また、基板固定面32の制御ユニット40が設けられる領域よりも径方向外側には、カバー部材70の挿入部72が挿入される接着溝37が形成される。
制御ユニット40は、基板41、および、基板41に実装される電子部品を有し、出力側と反対側であって、モータケース11を軸方向に投影した領域であるモータ領域内に設けられる。
基板41は、フレーム部材20の基板固定面32に基板固定ねじ49により固定される。本実施形態では、基板41のモータ10側の面を第1面42、モータ10と反対側の面を第2面43とする。
基板41には、モータ線14が接続されるモータ線接続部45、後述するコネクタ76、77の端子が接続される端子接続部46、および、基板固定ねじ49が挿通されるねじ孔48が形成される。モータ線14およびコネクタ76、77の端子と基板41とは、例えばはんだ等により電気的に接続される。
ねじ49は、ねじ孔48に挿通され、フレーム部材20の固定部33に螺着される。これにより、基板41がフレーム部材20に固定される。
図6に示すように、基板41の第1面42には、スイッチング素子511〜516、52〜526、電流検出素子517、527、電源リレー53、逆接保護リレー54、回転角センサ55、および、ASIC62が表面実装される。
本実施形態では、スイッチング素子511〜516、52〜526、電流検出素子517、527、電源リレー53、逆接保護リレー54、および、ASIC62を、「発熱素子50」とする。発熱素子50は、図示しない放熱ゲル等を介してフレーム部材20に放熱可能に設けられる。これにより、通電等により発熱素子50にて生じた熱は、フレーム部材20側へ放熱される。
電源リレー53は、スイッチング素子511〜516、521〜526等と比較して大型の部品であり、フレーム部材20の基板固定面32に形成されるリレー収容部34に収容される。また、ASIC62は、スイッチング素子511〜516、521〜526等と比較して大型の部品であり、基板固定面32に形成されるASIC収容部35に収容される。
本実施形態では、フレーム部材20が、モータ10の外郭としての機能、制御ユニット40を保持する機能、および、発熱素子50の熱を放熱するヒートシンクとしての機能を兼ね備えている。これにより、ヒートシンクや制御ユニット40を保持するための部材を別途に設ける場合と比較し、部品点数を低減可能であり、駆動装置1の体格を小型化可能である。
回転角センサ55は、基板41の第1面42側であって、フレーム部材20の隔壁部31を挟んで対向する箇所に表面実装される。本実施形態では、第1面42の軸線O上に実装される。回転角センサ55は、本実施形態では、回転角センサ55とマグネット18との間に、フレーム部材20の隔壁部31が設けられているが、フレーム部材20を非磁性材にて形成することにより、マグネット18の回転に伴う磁界の変化を回転角センサ55にて検出可能である。なお、回転角センサ55とマグネット18とは、フレーム部材20に接触しない範囲で、可及的近接させて設けることが好ましい。
図5に示すように、基板41の第2面43には、コンデンサ57、チョークコイル58、および、マイコン61が実装される。
本実施形態では、比較的大型の電子部品であるコンデンサ57およびチョークコイル58をフレーム部材20と反対側の面である第2面43に実装することで、基板41とフレーム部材20とを近接した状態にて配置可能である。これにより、第1面42に実装される発熱素子50の熱をフレーム部材20側に背面放熱させることができる。
本実施形態では、スイッチング素子511〜516、521〜526、電流検出素子517、527、電源リレー53、逆接保護リレー54、回転角センサ55、コンデンサ57、および、チョークコイル58を、1枚の基板41に実装しているので、複数の基板にこれらの電子部品を実装する場合と比較し、部品点数を低減可能であるとともに、小型化が可能である。
カバー部材70は、カバー本体71、給電用コネクタ76、および、信号用コネクタ77を有し、基板41の第2面43側を覆うように形成される。
カバー本体71のモータ10側の端部には、挿入部72が形成される。挿入部72は、フレーム部材20の基板固定面32に形成される接着溝37に挿入され、接着剤により固定される。これにより、フレーム部材20とカバー部材70との間からの水滴等の浸入が防止される。
カバー本体71の略中央には、コンデンサ収容部73が形成される。コンデンサ収容部73は、モータ10と反対側に突出して形成され、コンデンサ57が収容される。コンデンサ収容部73には、呼吸孔74が形成される。呼吸孔74は、フィルタ部材75により塞がれる。フィルタ部材75は、水を通さず、空気を通す素材にて形成される。これにより、温度変化に伴う駆動装置1内部の圧力変化を抑制する。
給電用コネクタ76および信号用コネクタ77は、カバー本体71からモータ10と反対側に突出して形成される。本実施形態では、コネクタ76、77は、カバー本体71と一体に形成される。コネクタ76、77の端子は、基板41の端子接続部46に挿通され、基板41と電気的に接続される。
給電用コネクタ76は、モータ10と反対側に開口し、軸方向端部側からバッテリ109(図2参照。)と接続される図示しないハーネスを接続可能に形成される。
信号用コネクタ77は、モータ10と反対側に開口し、軸方向端部から図示しないハーネスを接続可能に形成される。本実施形態では、信号用コネクタ77は、2つ形成され、一方の信号用コネクタ77には、トルクセンサ103(図1参照。)と接続されるハーネスが接続され、他方の信号用コネクタ77には、CANと接続されるハーネスが接続される。
本実施形態では、モータ10の出力側であるシャフト16の出力側と反対側にモータ10と略同軸に制御ユニット40が設けられる構成において、シャフト16の制御側端部162と制御ユニット40との間には、フレーム部材20の隔壁部31が設けられる。換言すると、シャフト16は、フレーム部材20を貫通しておらず、制御ユニット40側に露出していない。すなわち、モータ10の回転部は、制御ユニット40側に晒されない。
また、モータ線取出部24には、シール部材25が設けられており、防水構造となっている。
そのため、例えば、出力側端部161側から漏れ水がベアリング166の隙間を伝ってモータケース11の内部に浸入したとしても、制御ユニット40は、フレーム部材20によりモータケース11の内部と隔離されているので、制御ユニット40側への浸水による電子部品の破損を防止することができる。また、シャフト16の回転に伴う摩耗粉や、ベアリング167のグリス等の異物が制御ユニット40側へ浸入することを防ぐことができる。
また、本実施形態では、モータケース11は、フレーム部材20、基板41、および、給電用コネクタ76のグランド端子を経由し、電源グランドと電気的に接続されており、モータケース11の内部が浸水すると、モータ線14とモータケース11との間の電気的な抵抗が変化する。そこで、本実施形態では、異常検出部615にて、巻線13の端子電圧を監視することにより、モータ線14とモータケース11との間の抵抗の変化を検出し、モータケース11内への浸水を検出している。モータケース11内への浸水が検出されると、ウォーニングランプ69を点灯させ、電動パワーステアリング装置8にて異常が生じていることを運転者に報知することができる。
以上詳述したように、駆動装置1は、モータ10と、制御ユニット40と、モータ線14と、フレーム部材20と、を備える。
モータ10は、モータケース11、ステータ12、ロータ15、および、シャフト16を有する。モータケース11は、筒部116を有する。ステータ12は、巻線13が巻回され、モータケース11に収容される。ロータ15は、ステータ12に対して相対回転可能に設けられる。シャフト16は、ロータ15と一体となって回転する。
制御ユニット40は、基板41を有し、モータ10の回転を外部に出力する出力側と反対側に設けられる。基板41には、モータ10の駆動制御に係る電子部品であるスイッチング素子511〜516、621〜526、電流検出素子517、527、電源リレー53、逆接保護リレー54、回転角センサ55、コンデンサ57、チョークコイル58、マイコン61、および、ASIC62が実装される。
モータ線14は、巻線13と基板41とを接続する。
フレーム部材20は、軸受保持部23、モータ線取出部24、および、隔壁部31を有する。軸受保持部23は、シャフト16を回転可能に支持するベアリング167を保持する。モータ線取出部24からは、モータ線14が制御ユニット40側に取り出される。フレーム部材20には、モータ10と反対側に固定される基板41のモータ10側の面である第1面42に表面実装される電子部品の少なくとも一部が放熱可能に配置される。
本実施形態では、発熱素子50がフレーム部材20に対して放熱可能に設けられる。すなわち、フレーム部材20が、モータ10の外郭としての機能、および、ヒートシンクとしての機能を兼ね備えている。これにより、別途にヒートシンクを設ける場合と比較し、部品点数を低減できるとともに、駆動装置1の体格、特に軸方向における体格を小型化することができる。
また、制御ユニット40がモータ10の出力側と反対側に一体に設けられる構成において、隔壁部31により、シャフト16と制御ユニット40とが隔離されている。そのため、モータ10の回転部が制御ユニット40側に晒されないので、出力側からモータケース11の内部に浸入した水滴や回転部の回転により生じる摩耗粉やベアリング167のグリス等の異物が、ベアリング167の隙間を経由して制御ユニット40側へ混入するのを抑制することができる。
シャフト16の制御ユニット40側の端部である制御側端部162には、マグネット18が設けられる。
基板41には、隔壁部31を挟んでマグネット18と対向する箇所に回転角センサ55が実装される。
フレーム部材20は、非磁性材で形成される。
フレーム部材20を非磁性材で形成することにより、マグネット18と回転角センサ55との間に隔壁部31が配置されていても、回転角センサ55によりモータ10の回転角を適切に検出することができる。
モータ線取出部24には、モータ線14とフレーム部材20との間をシールするシール部材25が設けられる。これにより、出力側からモータケース11内に浸入した水滴等が、モータ線取出部24を経由して制御ユニット40側へ浸入することを防ぐことができる。
本実施形態では、筒部116とフレーム部材20とが別体である。フレーム部材20を別体とすることで、発熱素子50を放熱可能に配置するための形状等の加工が容易となる。
モータケース11は、グランドと電気的に接続される。
基板41に実装される電子部品には、マイコン61が含まれる。マイコン61は、モータ線14とモータケース11との間の抵抗の変化に基づき、モータケース11の内部への浸水を検出する異常検出部615を有する。
これにより、モータケース11の内部への浸水を適切に検出することができる。
また、マイコン61は、モータケース11の内部への浸水をユーザに通知する報知部616を有する。これにより、駆動装置1に異常が生じていることをユーザに適切に報知可能であり、早期に修理等を実施する動機づけとなりえる。
本実施形態では、マイコン61の異常検出部615が「浸水検出手段」を構成し、報知部616が「報知手段」を構成する。
駆動装置1は、電動パワーステアリング装置8に適用される。電動パワーステアリング装置8は、駆動装置1と、モータ10から出力されたトルクをコラム軸102に伝達する減速ギア9と、を備え、モータ10のトルクによりコラム軸102を駆動することで、運転者によるハンドル101の操舵を補助する。
駆動装置1は、出力側からモータケース11内に水滴が浸入したとしても、ベアリング167の隙間から制御ユニット40側への水滴の浸入が防止される防水構造となっている。そのため、駆動装置1をエンジンルームに搭載可能であり、例えばラックアシストタイプの電動パワーステアリング装置にも好適に適用可能である。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による駆動装置を図7に基づいて説明する。図7および後述の図8は、第1実施形態の図3に対応する図である。
図7に示すように、駆動装置2は、モータ210、ギア側フレーム240、制御ユニット40、および、カバー部材70を備える。制御ユニット40、カバー部材70、および、回路構成等は、上記実施形態と同様である。
モータ210は、モータケース211、ステータ12、巻線13、ロータ15、および、シャフト16等を備える3相交流の電動機である。
モータケース211は、筒部216、および、隔壁部材としての底部220を有し、有底筒状に形成され、基板41を経由して、給電用コネクタ76のグランド端子と電気的に接続される。モータケース211には、第1実施形態のフレーム部材20と同様、熱伝導性がよく、電気伝導性があり、かつ、非磁性の材料が好適に用いられる。本実施形態では、モータケース211は、アルミにより形成される。モータケース211は、底部220が制御ユニット40側、開口側が制御ユニット40と反対側となるように配置される。
筒部216の開口側には、ギア側フレーム240を固定するための図示しない固定部が径方向外側に突出して形成され、ギア側フレーム240がねじ等により固定される。
底部220の軸中心には、出力側に開口する挿入室222が形成され、シャフト16の制御側端部162およびマグネット18が挿入される。挿入室222の制御ユニット40側が隔壁部231として機能し、マグネット18は、隔壁部231を挟んで、制御ユニット40と対向する箇所に配置される。また、底部220には、軸中心には、ベアリング167を保持するベアリング保持部223が形成される。
底部220の挿入室222の径方向外側には、モータ線取出部224が形成される。モータ線取出部224は、上記実施形態と同様、2つ形成され、シール部材25が設けられる。
モータケース211の制御ユニット40側の面である基板固定面232には、カバー部材70の挿入部72が挿入される接着溝237が、モータ線取出部224の径方向外側に形成される。
また、基板固定面232には、いずれも図示しない、基板固定ねじが螺着される固定部、リレー収容部、ASIC収容部、および、端子逃がし部が形成される。
基板固定面232には、基板41の第1面42に実装される発熱素子50が放熱可能に設けられる。
ギア側フレーム240は、例えばアルミ等の金属により形成され、ねじ等によりモータケース211に固定される。ギア側フレーム240は、挿入部241を有する。挿入部241は、モータケース211の開口を塞ぐように、筒部216の径方向内側に挿入される。ギア側フレーム240の略中央には、シャフト16の出力側端部161が挿入される軸孔242が形成される。また、ギア側フレーム240には、ベアリング166を保持する軸受保持部243が形成される。
ギア側フレーム240には、径方向外側に突出して形成される固定部244が形成される。固定部244には、図示しないギアボックスとの固定に用いられるねじ等の固定部材が挿入される固定孔245が形成される。
挿入部241の径方外向側には、Oリング249が設けられるOリング溝248が形成される。Oリング249が挿入部241と筒部216との間に嵌め込まれることにより、モータケース211とギア側フレーム240との間からの水等の浸入を防ぐ。
本実施形態では、筒部216と隔壁部材として機能する底部220とが一体に形成される。このように構成しても、上記実施形態と同様の効果を奏する。
また、筒部216と一体に形成される底部220に発熱素子50の熱を放熱されるので、筒部と別体のフレーム部材等に発熱素子50の熱を放熱される場合と比較し、筒部216までの熱抵抗が小さく、放熱に係る表面積を大きくすることができるので、より高効率に放熱させることができる。
筒部216と底部220とを一体とすることで、筒部216からグランドラインへ至る経路のインピーダンスが低下されるので、駆動装置2の外部に漏れるコモンモードノイズをより低減することができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態による駆動装置を図8に基づいて説明する。
本実施形態は、第1実施形態の変形例であって、駆動装置3は、シャフト16の制御側端部162にマグネットが設けられていない。また、マグネットと隔壁部31を挟んで対向する箇所に回転角センサが設けられていないため、マグネットの磁界の変化以外の方法にて、回転角を検出する。
このように構成する場合、フレーム部材20は、非磁性材で形成する必要はなく、例えば鉄等を用いてもよい。
このように構成しても、上記実施形態と同様の効果を奏する。
(他の実施形態)
(ア)ケース部材
上記実施形態では、ケース部材の筒部が、基板および給電用コネクタ等を経由して電源グランドと電気的に接続される。他の実施形態では、モータケースの筒部と電源グランドとが電気的に接続されていなくてもよい。
(イ)隔壁部材
第1実施形態では、フレーム部材は、フレーム固定ねじによりモータケースに固定される。他の実施形態では、ねじに限らす、どのような部材を用いて固定してもよい。また、固定部の数は、3つに限らず、いくつであってもよい。他の固定部材についても同様である。
また、他の実施形態では、圧入により、フレーム部材をモータケースに固定してもよい。フレーム部材を圧入固定することで、部品点数を低減することができる。また、径方向における体格を小型化することができる。
上記実施形態では、隔壁部材に形成される接続線取出部は、2つ形成され、1つの接続線取出部から3本の接続線が取り出される。他の実施形態では、接続線取出部から取り出される接続線の数は3本に限らず何本であってもよく、例えば接続線毎に接続線取出部を設けてもよい。
また、上記実施形態では、モータ線挿通孔にシール部材が設けられる。他の実施形態では、シール部材を省略してもよい。
(ウ)制御ユニット
上記実施形態では、インバータを構成するスイッチング素子、電流検出素子、電源リレー、逆接保護リレー、および、ASICが発熱素子であって、隔壁部材に放熱可能に設けられる。他の実施形態では、インバータを構成するスイッチング素子、電流検出素子、電源リレー、逆接保護リレー、および、ASIC以外の例えばマイコン等の電子部品を発熱素子として隔壁部材に放熱可能に設けてもよい。また、インバータを構成するスイッチング素子、電流検出素子、電源リレー、逆接保護リレー、および、ASICの一部を、隔壁部材に放熱させなくてもよい。
また、上記実施形態では、発熱素子は、放熱ゲルを介して隔壁部材に放熱可能に設けられる。他の実施形態では、放熱ゲルに替えて、放熱シートを用いてもよいし、放熱ゲルを省略し、発熱素子を隔壁部材に直接的に当接させることで背面放熱させてもよい。
上記実施形態では、端子電圧に基づいてモータ線とモータケースとの間の抵抗の変化を検出する。他の実施形態では、例えば、高電位側の母線電圧等、端子電圧以外の検出値に基づいてモータ線とモータケースとの間の抵抗の変化を検出し、ケース部材内部への浸水を検出してもよい。また、他の実施形態では、モータケース内への浸水検出を行わなくてもよい。
上記実施形態では、ウォーニングランプを点灯することにより、運転者に異常を報知する。他の実施形態では、例えば音声での報知等、どのような方法にて運転者に異常を報知してもよい。また、運転者への報知を行わなくてもよい。
また、上記実施形態では、演算回路部は、マイコンにより構成される。他の実施形態では、演算回路部を、マイコン以外のアナログ回路等を含んで構成してもよい。また、浸水検出手段および報知手段は、予め記憶されたプログラムをCPUで実行することによるソフトウェア処理であってもよいし、専用の電子回路によるハードウェア処理であってもよい。
(エ)カバー部材
上記実施形態では、コネクタがカバー部材と一体に設けられる。他の実施形態では、コネクタとカバー部材とを別体としてもよい。上記実施形態では、コネクタは3つである。他の実施形態では、コネクタを1つ、2つ、または、4つ以上としてもよい。
上記実施形態では、カバー部材は、接着剤により隔壁部材に固定される。他の実施形態では、ねじやかしめ等により、カバー部材を隔壁部材に固定してもよい。
(オ)駆動装置
上記実施形態では、回転電機は3相ブラシレスモータである。他の実施形態では、回転電機は、3相ブラシレスモータに限らず、どのようなモータであってもよい。また、回転電機は、モータ(電動機)に限らず、発電機であってもよいし、電動機および発電機の機能を併せ持つ所謂モータジェネレータであってもよい。また、巻線は、2系統に限らず、1系統でもよいし、3系統以上としてもよい。また、系統数に応じ、インバータ部やリレー等の数も2組に限らず、いくつとしてもよい。
上記実施形態では、駆動装置は、電動パワーステアリング装置に適用される。他の実施形態では、駆動装置を電動パワーステアリング装置以外の装置に適用してもよい。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
1〜3・・・駆動装置
10、210・・・モータ(回転電機)
14・・・モータ線(接続線)
11、211・・・モータケース(ケース部材)
20・・・フレーム部材(隔壁部材)
40・・・制御ユニット
41・・・基板
116、216・・・筒部
220・・・底部(隔壁部材)

Claims (13)

  1. 筒部(116、216)を有するケース部材(11、211)、巻線(13)が巻回され前記ケース部材に収容されるステータ(12)、前記ステータに対して相対回転可能に設けられるロータ(15)、前記ロータと一体となって回転するシャフト(16)を有する回転電機(10、210)と、
    前記回転電機の駆動制御に係る電子部品(511〜516、521〜526、517、527、53、54、55、57、58、61、62)が実装される基板(41)を有し、前記回転電機の回転を外部に出力する出力側と反対側に設けられる制御ユニット(40)と、
    前記巻線と前記基板とを接続する接続線(14)と、
    前記シャフトを回転可能に支持する軸受部材(167)を保持する軸受保持部(23、223)、前記接続線が前記制御ユニット側に取り出される接続線取出部(24、224)、および、前記接続線取出部よりも径方向内側において前記シャフトと前記制御ユニットとを隔離する隔壁部(31、231)を有し、前記回転電機と反対側に固定される前記基板の前記回転電機側の面(42)に表面実装される前記電子部品の少なくとも一部が放熱可能に配置される隔壁部材(20、220)と、
    を備え、
    前記ケース部材は、グランドと電気的に接続され、
    前記電子部品には、前記接続線と前記ケース部材との間の抵抗の変化に基づき、前記ケース部材の内部への浸水を検出する浸水検出手段(615)を有する演算回路部(61)が含まれることを特徴とする駆動装置。
  2. 前記演算回路部は、前記ケース部材の内部への浸水をユーザに通知する報知手段(616)を有することを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記隔壁部材には、前記回転電機側に開口し、前記シャフトの前記制御ユニット側の端部(162)が挿入される挿入室(22)が形成され、
    前記隔壁部材に放熱可能に前記基板の前記回転電機側の面に実装される前記電子部品である発熱素子(50)は、前記挿入室の径方向外側に実装される請求項1または2に記載の駆動装置。
  4. 筒部(116、216)を有するケース部材(11、211)、巻線(13)が巻回され前記ケース部材に収容されるステータ(12)、前記ステータに対して相対回転可能に設けられるロータ(15)、前記ロータと一体となって回転するシャフト(16)を有する回転電機(10、210)と、
    前記回転電機の駆動制御に係る電子部品(511〜516、521〜526、517、527、53、54、55、57、58、61、62)が実装される基板(41)を有し、前記回転電機の回転を外部に出力する出力側と反対側に設けられる制御ユニット(40)と、
    前記巻線と前記基板とを接続する接続線(14)と、
    前記シャフトを回転可能に支持する軸受部材(167)を保持する軸受保持部(23、223)、前記接続線が前記制御ユニット側に取り出される接続線取出部(24、224)、および、前記接続線取出部よりも径方向内側において前記シャフトと前記制御ユニットとを隔離する隔壁部(31、231)を有し、前記回転電機と反対側に固定される前記基板の前記回転電機側の面(42)に表面実装される前記電子部品の少なくとも一部が放熱可能に配置される隔壁部材(20、220)と、
    を備え
    前記隔壁部材には、前記回転電機側に開口し、前記シャフトの前記制御ユニット側の端部(162)が挿入される挿入室(22)が形成され、
    前記隔壁部材に放熱可能に前記基板の前記回転電機側の面に実装される前記電子部品である発熱素子(50)は、前記挿入室の径方向外側に実装されることを特徴とする駆動装置。
  5. 前記制御ユニットを構成する全ての前記電子部品は、1つの前記基板に実装されている請求項1〜のいずれか一項に記載の駆動装置。
  6. 筒部(116、216)を有するケース部材(11、211)、巻線(13)が巻回され前記ケース部材に収容されるステータ(12)、前記ステータに対して相対回転可能に設けられるロータ(15)、前記ロータと一体となって回転するシャフト(16)を有する回転電機(10、210)と、
    前記回転電機の駆動制御に係る電子部品(511〜516、521〜526、517、527、53、54、55、57、58、61、62)が実装される基板(41)を有し、前記回転電機の回転を外部に出力する出力側と反対側に設けられる制御ユニット(40)と、
    前記巻線と前記基板とを接続する接続線(14)と、
    前記シャフトを回転可能に支持する軸受部材(167)を保持する軸受保持部(23、223)、前記接続線が前記制御ユニット側に取り出される接続線取出部(24、224)、および、前記接続線取出部よりも径方向内側において前記シャフトと前記制御ユニットとを隔離する隔壁部(31、231)を有し、前記回転電機と反対側に固定される前記基板の前記回転電機側の面(42)に表面実装される前記電子部品の少なくとも一部が放熱可能に配置される隔壁部材(20、220)と、
    を備え
    前記制御ユニットを構成する全ての前記電子部品は、1つの前記基板に実装されていることを特徴とする駆動装置。
  7. 前記隔壁部材の中央部分は、外側部分よりも肉薄である請求項1〜のいずれか一項に記載の駆動装置。
  8. 筒部(116、216)を有するケース部材(11、211)、巻線(13)が巻回され前記ケース部材に収容されるステータ(12)、前記ステータに対して相対回転可能に設けられるロータ(15)、前記ロータと一体となって回転するシャフト(16)を有する回転電機(10、210)と、
    前記回転電機の駆動制御に係る電子部品(511〜516、521〜526、517、527、53、54、55、57、58、61、62)が実装される基板(41)を有し、前記回転電機の回転を外部に出力する出力側と反対側に設けられる制御ユニット(40)と、
    前記巻線と前記基板とを接続する接続線(14)と、
    前記シャフトを回転可能に支持する軸受部材(167)を保持する軸受保持部(23、223)、前記接続線が前記制御ユニット側に取り出される接続線取出部(24、224)、および、前記接続線取出部よりも径方向内側において前記シャフトと前記制御ユニットとを隔離する隔壁部(31、231)を有し、前記回転電機と反対側に固定される前記基板の前記回転電機側の面(42)に表面実装される前記電子部品の少なくとも一部が放熱可能に配置される隔壁部材(20、220)と、
    を備え
    前記隔壁部材の中央部分は、外側部分よりも肉薄であることを特徴とする駆動装置。
  9. 前記シャフトの前記制御ユニット側の端部(162)には、マグネット(18)が設けられ、
    前記基板には、前記隔壁部を挟んで前記マグネットと対向する箇所に回転角センサ(55)が実装され、
    前記隔壁部材は、非磁性材で形成されることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の駆動装置(1、2)。
  10. 前記接続線取出部には、前記接続線と前記隔壁部材との間をシールするシール部材(25)が設けられることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の駆動装置。
  11. 前記筒部(116)と前記隔壁部材(20)とは、別体であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の駆動装置。
  12. 前記筒部(216)と前記隔壁部材(220)とは、一体であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の駆動装置。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の駆動装置と、
    前記回転電機から出力されたトルクを駆動対象に伝達するギア(9)と、
    を備え、
    前記回転電機のトルクにより前記駆動対象を駆動することで、運転者による操舵部材の操舵を補助することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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