JP6343444B2 - 燃料分配供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の燃料噴射装置に燃料を分配供給する燃料分配供給装置に関する。
特許文献1には、直噴エンジンの各気筒に燃料を噴射する各燃料噴射装置に高圧燃料を供給する燃料分配供給装置が記載されている。この燃料分配供給装置は、直線状に延びて燃料を高圧状態で貯留する高圧燃料貯留部(特許文献1では燃料主供給管部と記載)と、高圧燃料貯留部に貯留されている高圧燃料を各燃料噴射装置に供給する複数のカップ部と、を備えている。各カップ部は、それぞれ一部品で構成されており、各カップ部の内周面は、各燃料噴射装置を気密に保持する気密保持面となっている。
特開2003−106273号公報 特開2003−343463号公報
ところで、気密保持面は、燃料噴射装置との間の気密を保持するために、穴径、粗さ、真円度等の寸法に対して高い精度が要求される。特に、直噴エンジンでは、燃料の圧力が高く設定されることから、気密保持面の寸法に対して更に高い精度が要求される。このため、カップ部は、加工精度の高い切削加工により作製されている。しかしながら、切削加工は、加工精度が高い反面、コストが高いという問題がある。
このような問題に対処するべく、切削加工よりもコストの低い鋳造によりカップ部を作製することが考えられる。しかしながら、鋳造は、鋳巣が発生する可能性があり、このような鋳巣が気密保持面に発生すると、気密保持面と燃料噴射装置との間の気密性が低下するという問題がある。このため、鋳造によりカップ部を作製するのは、現実的ではない。
そこで、本発明は、燃料噴射装置との間の気密を保持しつつ、低コスト化を図る燃料分配供給装置を提供することを目的とする。
本発明に係る燃料分配供給装置は、複数の燃料噴射装置に燃料を供給するために、燃料を高圧状態で貯留する高圧燃料貯留部と、各燃料噴射装置を気密に保持して、高圧燃料貯留部に貯留されている燃料を各燃料噴射装置に供給する複数のカップ部と、を備え、カップ部は、各燃料噴射装置を気密に保持する気密保持面が形成されたシール部と、高圧燃料貯留部に接合されて、シール部が挿入されるシール部挿入孔が形成されたカップ本体と、を有し、シール部とカップ本体とは、別部材で形成されて接合されている。
本発明に係る燃料分配供給装置では、シール部に燃料噴射装置を気密に保持する気密保持面が形成されており、このシール部はカップ本体と別部材となっている。そして、カップ本体のシール部挿入孔にシール部が挿入された状態で、シール部とカップ本体とが接合されている。このため、カップ部を構成するシール部とカップ本体とを別の加工方法により作製することができる。カップ部は、気密保持面については高い寸法精度が要求されるが、気密保持面以外の面については気密保持面ほどの高い精度は求められない。このため、シール部を、切削等の高い寸法精度が得られる加工方法により作製し、カップ本体を、鋳造等のコストの低い加工方法により作製することができる。これにより、カップ部と燃料噴射装置との間の気密を保持しつつ、低コスト化を図ることができる。
一実施形態として、シール部は、カップ本体のシール部挿入孔を覆ってもよい。このように、シール部がカップ本体のシール部挿入孔を覆うことで、カップ本体の状態に左右されることなく、燃料噴射装置との間の気密を保持することができる。例えば、カップ本体を鋳造で作製した場合に、カップ本体に鋳巣が生じたとしても、この鋳巣がシール部により覆われるため、鋳巣の影響による燃料漏れを防止することができる。
また、一実施形態として、シール部とカップ本体とは異種素材であってもよい。シール部は燃料噴射装置との間の気密を保持し、カップ本体はシール部を保持することから、シール部とカップ本体とに求められる性能は異なる。そこで、このようにシール部とカップ本体とを異種素材とすることで、シール部は、シール部に求められる最適な特性を有する素材で作製し、カップ本体は、カップ本体に求められる最適な特性を有する素材で作製することができる。これにより、シール部及びカップ本体の機能向上を図ることができる。
また、一実施形態として、シール部及びカップ本体の少なくとも一方は樹脂製としてもよい。このように、シール部及びカップ本体の少なくとも一方を樹脂製とすることで、カップ部の軽量化及び低コスト化を図ることができる。
また、一実施形態として、シール部及びカップ本体のうち、何れか一方は樹脂製であり、何れか他方は金属製であり、シール部とカップ本体とは、インサート成形により接合されてもよい。このように、シール部及びカップ本体のうち、何れか一方を樹脂製とし、何れか他方を金属製とすることで、カップ部の軽量化及び低コスト化を図りつつ、強度を確保することができる。しかも、燃料分配供給装置における所定の基準位置に対するシール部の位置精度を樹脂射出成形により管理できるため、燃料分配供給装置における所定の基準位置に対するシール部の位置ずれを抑制することができる。
また、一実施形態として、シール部は、樹脂製としてもよい。このように、シール部を樹脂製とすることで、気密保持面の寸法精度を高くすることができる。
また、一実施形態として、シール部の熱膨張率は、カップ本体の熱膨張率よりも大きくてもよい。このように、シール部の熱膨張率をカップ本体の熱膨張率よりも大きくすることで、カップ部が加熱された際に、シール部がカップ本体から脱落するのを防止することができる。例えば、シール部とカップ本体とをロウ付けにより接合する場合に、ロウ付け中にシール部がカップ本体から脱落するのを防止することができる。
また、一実施形態として、シール部及びカップ本体は、金属製であり、シール部とカップ本体とは、ロウ付けにより接合されており、シール部の外周面に、ロウ材を設置するための切り欠きが形成されてもよい。このように、シール部とカップ本体とをロウ付けにより接合することで、シール部とカップ本体との接合強度を高めることができる。しかも、シール部の外周面にロウ材を設置するための切り欠きを形成することで、シール部にロウ材を設置しやすくなるとともに、ロウ材が気密保持面に流れ出すのを抑制することができる。
本発明によれば、燃料噴射装置との間の気密を保持しつつ、低コスト化を図ることができる。
実施形態に係る燃料分配供給装置を含む燃料供給系の斜視図である。 実施形態に係る燃料分配供給装置の斜視図である。 カップ部の斜視図である。 カップ部の斜視図である。 図3に示すV−V線における断面図である。 シール部を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)に示すVI(b)−VI(b)線における断面図である。 カップ本体を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)に示すVII(b)−VII(b)線における断面図である。 第2の実施形態に係る燃料分配供給装置におけるカップ部の断面図である。 第3の実施形態に係る燃料分配供給装置におけるカップ部の断面図である。 第4の実施形態に係る燃料分配供給装置におけるカップ部の斜視図である。 図10に示すXI−XI線における断面図である。
以下、図面を参照して、実施形態に係る燃料分配供給装置の実施形態を説明する。なお、各図において同一又は相当する要素については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、実施形態に係る燃料分配供給装置を含む燃料供給系の斜視図である。図1に示すように、本実施形態に係る燃料分配供給装置1は、フューエルポンプ2からジョイントパイプ3を通って圧送された燃料を、エンジン(不図示)の複数の気筒に燃料を噴射する複数の燃料噴射装置4に分配供給するものである。図1に示す燃料分配供給装置1は、4気筒のエンジンの各気筒に装着された4本の燃料噴射装置4に、燃料を分配供給するものである。但し、燃料を分配供給する燃料噴射装置4の数は限定されるものではなく、エンジンの型式により適宜選択される。なお、燃料分配供給装置1は、フューエルインジェクションレールとも呼ばれる。
図2は、実施形態に係る燃料分配供給装置の斜視図である。図1及び図2に示すように、図2に示すように、燃料分配供給装置1は、主に、高圧燃料貯留部5と、複数のカップ部6と、を備える。
高圧燃料貯留部5は、複数の燃料噴射装置4に燃料を供給するために、フューエルポンプ2から圧送された燃料を高圧状態で貯留するものである。高圧燃料貯留部5は、エンジンの気筒列方向(クランク軸方向)に沿って直線状に延びる円管状に形成されている。なお、高圧燃料貯留部5の管形状は、必ずしも直線状に延びる円管状である必要はなく、様々な形状とすることができる。高圧燃料貯留部5の内部には、ジョイントパイプ3と連通される内部空間(不図示)が形成されている。この内部空間は、ジョイントパイプ3から圧送された燃料を高圧状態で貯留する空間である。高圧燃料貯留部5の素材は、特に限定されるものではなく、例えば、金属や樹脂とすることができる。また、高圧燃料貯留部5の作製方法は、特に限定されるものではなく、高圧燃料貯留部5が金属製の場合は熱間鍛造等により、高圧燃料貯留部5が樹脂製の場合は射出成形により作製することができる。なお、高圧燃料貯留部5は、フューエルポンプ2から圧送された燃料を一時的に貯留することで、フューエルポンプ2の脈動が燃料噴射装置4に伝わるのを抑制している。
カップ部6は、各燃料噴射装置4を気密に保持して、高圧燃料貯留部5に貯留されている燃料を各燃料噴射装置4に供給するものである。図3及び図4は、カップ部の斜視図である。図5は、図3に示すV−V線における断面図である。図3〜図5に示すように、カップ部6の高圧燃料貯留部5側の面には、高圧燃料貯留部5と接合される接合面7が形成されている。接合面7は、高圧燃料貯留部5と密着するように、高圧燃料貯留部5の外形に対応した凹曲面状となっている。カップ部6の高圧燃料貯留部5の反対側の先端面8は、平面状に形成されている。
カップ部6には、高圧燃料貯留部5の内部空間と連通されて燃料噴射装置4が挿入される燃料噴射装置挿入孔9が形成されている。なお、本実施形態では、燃料噴射装置挿入孔9は、接合面7と先端面8との間を直線的に貫通する貫通孔であるものとして説明するが、横穴などにより高圧燃料貯留部5の内部空間と連通していれば、カップ部6を貫通していなくてもよい。燃料噴射装置挿入孔9は、直線状に延びる孔である。燃料噴射装置挿入孔9の中心軸線Lは、先端面8に対して垂直な方向に延びている。燃料噴射装置挿入孔9の内周面には、燃料噴射装置4を気密に保持する気密保持面10が形成されている。気密保持面10には、燃料噴射装置4又は燃料噴射装置4に嵌め込まれたOリング等のシール材が当接されることで、気密保持面10と燃料噴射装置4との間の気密が保持される。このため、気密保持面10は、穴径、粗さ、真円度等の寸法が高い精度で形成されている。そして、燃料噴射装置挿入孔9の内周面に形成された気密保持面10に燃料噴射装置4が気密に保持されることで、カップ部6は高圧燃料貯留部5に貯留されている高圧燃料を燃料噴射装置4に供給することが可能となる。
また、カップ部6には、燃料分配供給装置1をエンジンブロック(不図示)に固定するためのステイ部11が形成されている。ステイ部11には、燃料分配供給装置1をエンジンブロックに固定するためのボルト(不図示)が貫通されるボルト用穴12が形成されている。ボルト用穴12は、先端面8に対して垂直な方向に延びている。つまり、ボルト用穴12の中心軸線と燃料噴射装置挿入孔9の中心軸線Lとが平行になっている。なお、本実施形態ではステイ部11はカップ部6と一体のものとして説明するが、ステイ部11はカップ部6と別体であってもよい。
そして、このように構成されるカップ部6は、主に、シール部13と、カップ本体14と、により構成されている。
図6の(a)は、シール部の斜視図であり、図6の(b)は、図6の(a)に示すVI(b)−VI(b)線における断面図である。図5及び図6に示すように、シール部13は、カップ部6の構成部材であり、カップ部6の気密保持面10が形成されている。シール部13は、カップ本体14と別部材となっている。シール部13は、変形円筒状に形成されている。シール部13は、接合面7から先端面8まで延びており、シール部13の内周面にカップ部6の燃料噴射装置挿入孔9が形成されている。つまり、カップ部6の燃料噴射装置挿入孔9は、シール部13にのみ形成されている。
具体的に説明すると、シール部13は、接合面7側に配置される小径部15と、先端面8側に配置される大径部16と、小径部15と大径部16との間に配置される拡径部17と、を備えている。小径部15、大径部16及び拡径部17は、燃料噴射装置挿入孔9の中心軸線Lを中心とした円形断面に形成されている。小径部15の肉厚と大径部16肉厚は略同一となっている。大径部16は小径部15よりも大径となっており、拡径部17は、小径部15から大径部16にかけて直線的に拡径している。なお、拡径部17は、小径部15及び大径部16に対して直角に屈曲することで、燃料噴射装置挿入孔9の中心軸線Lに対して垂直な方向に延びていてもよい。そして、小径部15、大径部16及び拡径部17の内周面により燃料噴射装置挿入孔9が形成されており、大径部16の内周面が気密保持面10となっている。
図7の(a)は、カップ本体の斜視図であり、図7の(b)は、図6の(a)に示すVII(b)−VII(b)線における断面図である。図5及び図7に示すように、カップ本体14は、カップ部6の構成部材であり、高圧燃料貯留部5に接合されてシール部13を保持するものである。カップ本体14は、シール部13と別部材となっている。カップ本体14には、高圧燃料貯留部5の内部空間と連通されてシール部13が挿入されるシール部挿入孔18が形成されている。なお、本実施形態では、シール部挿入孔18は、カップ本体14を貫通する貫通孔であるものとして説明するが、燃料噴射装置挿入孔9と同様に、横穴などにより高圧燃料貯留部5の内部空間と連通していれば、カップ本体14を貫通していなくてもよい。
具体的に説明すると、シール部挿入孔18は、接合面7側に配置される小径内周面19と、先端面8側に配置される大径内周面20と、小径内周面19と大径内周面20との間に配置される拡径内周面21と、により形成されている。小径内周面19、大径内周面20及び拡径内周面21は、燃料噴射装置挿入孔9の中心軸線Lを中心とした円形断面に形成されている。そして、小径内周面19、大径内周面20及び拡径内周面21の内径は、シール部13の小径部15、大径部16及び拡径部17の外径と略同径となっている。つまり、大径内周面20は小径内周面19よりも大径となっており、拡径内周面21は、小径内周面19から大径内周面20にかけて直線的に拡径している。なお、略同径とは、実質的に同じ径であることを意味し、同径のほか、径が僅かに大きく又は小さくなっていることも含む意味である。また、小径内周面19、大径内周面20及び拡径内周面21の中心軸線L方向の長さは、シール部13の小径部15、大径部16及び拡径部17の中心軸線L方向の長さと略同長となっている。このため、シール部挿入孔18にシール部13を挿入することで、カップ本体14の小径内周面19、大径内周面20及び拡径内周面21に、シール部13の小径部15、大径部16及び拡径部17の外周面が密接するようになっている。なお、略同長とは、実質的に同じ長さであることを意味し、同長のほか、僅かに長く又は短くなっていることも含む意味である。
上述したように、シール部13とカップ本体14とは別部材であることから、シール部13とカップ本体14とは、異種素材であってもよく、同一素材であってもよい。シール部13の素材としては、シール部13に求められる特性が得られれば如何なる素材を採用してもよい。例えば、シール部13の素材として、アルミなどの金属、ポリアミド(PA)などの樹脂を採用することができる。カップ本体14の素材としては、カップ本体14に求められる特性が得られれば如何なる素材を採用してもよい。例えば、カップ本体14の素材として、アルミなどの金属、ポリアミド(PA)などの樹脂を採用することができる。なお、シール部13はシール部挿入孔18に挿入されることから、シール部13の熱膨張率がカップ本体14の熱膨張率よりも大きくなるように、シール部13及びカップ本体14の素材を設定することができる。
また、シール部13とカップ本体14とは別部材であることから、シール部13とカップ本体14とは、同じ作製方法により作製されたものであってもよく、異なる作製方法により作製されたものであってもよい。シール部13の作製方法としては、シール部13及び気密保持面10に求められる特性が得られれば、如何なる方法を採用してもよい。例えば、シール部13の作製方法として、切削加工、熱間鍛造、冷間鍛造、プレス加工、切削及びプレス加工の組み合わせ、樹脂射出成形を採用することができる。カップ本体14の作製方法としては、カップ本体14に求められる特性が得られれば、如何なる方法を採用してもよい。例えば、カップ本体14の作製方法として、切削加工、熱間鍛造、冷間鍛造、プレス加工、鋳造、ロストワックス、メタルインジェクション(金属射出成形)、樹脂射出成形を採用することができる)。
そして、カップ部6は、シール部挿入孔18にシール部13が挿入された状態で、カップ本体14とシール部13とが接合されている。つまり、カップ部6は、カップ本体14の小径内周面19、大径内周面20及び拡径内周面21に、シール部13の小径部15、大径部16及び拡径部17の外周面が密接された状態で、シール部13とカップ本体14とが接合されている。このため、シール部挿入孔18は、シール部13により完全に覆われている。
シール部13とカップ本体14との接合方法としては、シール部13とカップ本体14とを接合できれば、特に限定されるものではない。例えば、シール部13及びカップ本体14の双方が金属製である場合は、これらの接合方法として、例えば、ロウ付けを採用することができる。また、シール部13及びカップ本体14が樹脂製である場合は、これらの接合方法として、溶着を採用することができる。また、シール部13及びカップ本体14の一方が金属製で他方が樹脂製である場合は、これらの接合方法として、例えば、インサート成形又は溶着を採用することができる。また、シール部13及びカップ本体14の双方が樹脂製である場合は、これらの接合方法として、例えば、二色成形又は溶着を採用することができる。
ここで、シール部13とカップ本体14との素材及び作製方法の組み合わせについて、(1)〜(15)の例を説明する。
(1)組み合わせ例1では、シール部13及びカップ本体14の素材を金属とする。また、シール部13及びカップ本体14の作製方法を切削加工とする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、ロウ付けにより行うことができる。
(2)組み合わせ例2では、シール部13及びカップ本体14の素材を金属とする。また、シール部13の作製方法をプレス加工とし、カップ本体14の作製方法を切削加工とする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、ロウ付けにより行うことができる。
(3)組み合わせ例3では、シール部13の素材を樹脂とし、カップ本体14の素材を金属とする。また、シール部13の作製方法を射出成形とし、カップ本体14の作製方法を切削加工とする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、インサート成形又は溶着により行うことができる。
(4)組み合わせ例4では、シール部13及びカップ本体14の素材を金属とする。また、シール部13の作製方法を切削加工とし、カップ本体14の作製方法をプレス加工とする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、ロウ付けにより行うことができる。
(5)組み合わせ例5では、シール部13及びカップ本体14の素材を金属とする。また、シール部13及びカップ本体14の作製方法をプレス加工とする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、ロウ付けにより行うことができる。
(6)組み合わせ例6では、シール部13の素材を樹脂とし、カップ本体14の素材を金属とする。また、シール部13の作製方法を射出成形とし、カップ本体14の作製方法をプレス加工とする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、インサート成形又は溶着により行うことができる。
(7)組み合わせ例7では、シール部13及びカップ本体14の素材を金属とする。また、シール部13の作製方法を切削加工とし、カップ本体14の作製方法を鋳造とする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、ロウ付けにより行うことができる。
(8)組み合わせ例8では、シール部13及びカップ本体14の素材を金属とする。また、シール部13の作製方法をプレス加工とし、カップ本体14の作製方法を鋳造とする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、ロウ付けにより行うことができる。
(9)組み合わせ例9では、シール部13の素材を樹脂とし、カップ本体14の素材を金属とする。また、シール部13の作製方法を射出成形とし、カップ本体14の作製方法を鋳造とする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、インサート成形又は溶着により行うことができる。
(10)組み合わせ例10では、シール部13及びカップ本体14の素材を金属とする。また、シール部13の作製方法を切削加工とし、カップ本体14の作製方法をメタルインジェクションとする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、ロウ付けにより行うことができる。
(11)組み合わせ例11では、シール部13及びカップ本体14の素材を金属とする。また、シール部13の作製方法をプレス加工とし、カップ本体14の作製方法をメタルインジェクションとする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、ロウ付けにより行うことができる。
(12)組み合わせ例12では、シール部13の素材を樹脂とし、カップ本体14の素材を金属とする。また、シール部13の作製方法を射出成形とし、カップ本体14の作製方法をメタルインジェクションとする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、インサート成形又は溶着により行うことができる。
(13)組み合わせ例13では、シール部13及びカップ本体14の素材を金属とする。また、シール部13の作製方法を切削加工とし、カップ本体14の作製方法を熱間鍛造とする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、ロウ付けにより行うことができる。
(14)組み合わせ例14では、シール部13及びカップ本体14の素材を金属とする。また、シール部13の作製方法をプレス加工とし、カップ本体14の作製方法を熱間鍛造とする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、ロウ付けにより行うことができる。
(15)組み合わせ例15では、シール部13の素材を樹脂とし、カップ本体14の素材を金属とする。また、シール部13の作製方法を射出成形とし、カップ本体14の作製方法を熱間鍛造とする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、インサート成形又は溶着により行うことができる。
(16)組み合わせ例16では、シール部13及びカップ本体14の素材を金属とする。また、シール部13の作製方法を切削加工とし、カップ本体14の作製方法を冷間鍛造とする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、ロウ付けにより行うことができる。
(17)組み合わせ例17では、シール部13及びカップ本体14の素材を金属とする。また、シール部13の作製方法をプレス加工とし、カップ本体14の作製方法を冷間鍛造とする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、ロウ付けにより行うことができる。
(18)組み合わせ例18では、シール部13の素材を樹脂とし、カップ本体14の素材を金属とする。また、シール部13の作製方法を射出成形とし、カップ本体14の作製方法を冷間鍛造とする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、インサート成形又は溶着により行うことができる。
(19)組み合わせ例19では、シール部13及びカップ本体14の素材を金属とする。また、シール部13の作製方法を切削加工とし、カップ本体14の作製方法をロストワックスとする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、ロウ付けにより行うことができる。
(20)組み合わせ例20では、シール部13及びカップ本体14の素材を金属とする。また、シール部13の作製方法をプレス加工とし、カップ本体14の作製方法をロストワックスとする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、ロウ付けにより行うことができる。
(21)組み合わせ例21では、シール部13の素材を樹脂とし、カップ本体14の素材を金属とする。また、シール部13の作製方法を射出成形とし、カップ本体14の作製方法をロストワックスとする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、インサート成形又は溶着により行うことができる。
(22)組み合わせ例22では、シール部13の素材を金属とし、カップ本体14の素材を樹脂とする。また、シール部13の作製方法を切削加工とし、カップ本体14の作製方法を射出成形とする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、インサート成形又は溶着により行うことができる。
(23)組み合わせ例23では、シール部13の素材を金属とし、カップ本体14の素材を樹脂とする。また、シール部13の作製方法をプレス加工とし、カップ本体14の作製方法を射出成形とする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、インサート成形又は溶着により行うことができる。
(24)組み合わせ例24では、シール部13及びカップ本体14の素材を樹脂とする。また、シール部13及びカップ本体14の作製方法を射出成形とする。この場合、シール部13とカップ本体14との接合は、例えば、二色成形又は溶着により行うことができる。
以上の組み合わせにおいて、シール部13の素材を金属とした場合は、シール部13の十分な強度を確保することができ、シール部13の素材を樹脂とした場合は、シール部13の軽量化及び低コスト化が図れる。同様に、カップ本体14の素材を金属とした場合は、カップ本体14の十分な強度を確保することができ、カップ本体14の素材を樹脂とした場合は、カップ本体14の軽量化及び低コスト化が図れる。
シール部13の作製方法を切削加工とした場合は、シール部13の量産性を確保しつつ、気密保持面10の寸法精度を高くすることができる。
シール部13の作製方法をプレス加工とした場合は、シール部13を切削加工により作製した場合に比べて作製コストが下がり、また、シール部13の板厚の制約が緩和される。
シール部13の作製方法を樹脂射出成形とした場合は、燃料分配供給装置1における所定の基準位置に対するシール部13の位置精度をシール部13の樹脂射出成形により管理できるため、燃料分配供給装置1における所定の基準位置に対するシール部13の位置ずれを抑制することができる。
カップ本体14の作製方法を切削加工とした場合は、カップ本体14はシール部13よりも低い寸法精度でよいため、シール部13とカップ本体14とを一体的に切削加工する場合に比べて作製コストが下がり、また、シール部13の量産性を確保することができる。
カップ本体14の作製方法をプレス加工とした場合は、カップ本体14を切削加工により作製した場合に比べて作製コストが下がり、また、カップ本体14の板厚の制約が緩和される。
カップ本体14の作製方法を鋳造とした場合は、カップ本体14を切削加工により作製した場合に比べて作製コストが下がる。
カップ本体14の作製方法をメタルインジェクションとした場合は、カップ本体14を切削加工により作製した場合に比べて作製コストが下がる。
カップ本体14の作製方法を熱間鍛造とした場合は、カップ本体14を切削加工により作製した場合に比べて作製コストが下がる。
カップ本体14の作製方法を冷間鍛造とした場合は、カップ本体14を切削加工により作製した場合に比べて作製コストが下がる。
カップ本体14の作製方法をロストワックスとした場合は、カップ本体14を切削加工により作製した場合に比べて作製コストが下がる。
カップ本体14の作製方法を樹脂射出成形とした場合は、燃料分配供給装置1における所定の基準位置に対するシール部13の位置精度をカップ本体14の樹脂射出成形により管理できるため、燃料分配供給装置1における所定の基準位置に対するシール部13の位置ずれを抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る燃料分配供給装置1によれば、シール部13に燃料噴射装置4を気密に保持する気密保持面10が形成されており、このシール部13はカップ本体14と別部材となっている。そして、シール部挿入孔18にシール部13が挿入された状態で、シール部13とカップ本体14とが接合されている。このため、カップ部6を構成するシール部13とカップ本体14とを別の加工方法により作製することができる。カップ部6は、気密保持面10については高い寸法精度が要求されるが、気密保持面10以外の面については気密保持面10ほどの高い精度は求められない。このため、シール部13を、切削等の高い寸法精度が得られる加工方法により作製し、カップ本体14を、鋳造等のコストの低い加工方法により作製することができる。これにより、カップ部6と燃料噴射装置4との間の気密を保持しつつ、低コスト化を図ることができる。
また、シール部13がシール部挿入孔18の全体を覆うことで、カップ本体14の状態に左右されることなく、燃料噴射装置4との間の気密を保持することができる。例えば、カップ本体14を鋳造で作製した場合に、カップ本体14に鋳巣が生じたとしても、この鋳巣がシール部13により覆われるため、鋳巣の影響による燃料漏れを防止することができる。
また、シール部13は燃料噴射装置4との間の気密を保持し、カップ本体14はシール部13を保持することから、シール部13とカップ本体14とに求められる性能は異なる。そこで、シール部13とカップ本体14とを異種素材とすることで、シール部13は、シール部に求められる最適な特性を有する素材で作製し、カップ本体14は、カップ本体14に求められる最適な特性を有する素材で作製することができる。これにより、シール部13及びカップ本体14の機能向上を図ることができる。
また、シール部13及びカップ本体14の少なくとも一方を樹脂製とすることで、カップ部6の軽量化及び低コスト化を図ることができる。
また、シール部13及びカップ本体14のうち、何れか一方を樹脂製とし、何れか他方を金属製とすることで、カップ部6の軽量化及び低コスト化を図りつつ、強度を確保することができる。しかも、燃料分配供給装置1における所定の基準位置に対するシール部13の位置精度を樹脂射出成形により管理できるため、燃料分配供給装置1における所定の基準位置に対するシール部13の位置ずれを抑制することができる。この場合、シール部13を樹脂製とすることで、燃料分配供給装置1における所定の基準位置に対するシール部13の位置ずれを更に抑制することができる。
また、シール部13の熱膨張率をカップ本体14の熱膨張率よりも大きくすることで、カップ部6が加熱された際に、シール部13がカップ本体14から脱落するのを防止することができる。例えば、シール部13とカップ本体14とをロウ付けにより接合する場合に、ロウ付け中にシール部13がカップ本体14から脱落するのを防止することができる。
また、シール部13及びカップ本体14が金属製である場合は、シール部13とカップ本体14とをロウ付けにより接合することで、シール部13とカップ本体14との接合強度を高めることができる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、基本的に第1の実施形態と同様であり、カップ部の形状のみ第1の実施形態と相違する。このため、以下の説明では、第1の実施形態と相違する事項のみを説明し、第1の実施形態と同様の説明を省略する。
図8は、第2の実施形態に係る燃料分配供給装置におけるカップ部の断面図である。なお、図8は、図5と同じ位置における断面図を示している。図8に示すように、第2の実施形態では、第1の実施形態のカップ部6に対応するカップ部6aが設けられている。
カップ部6aは、第1の実施形態のシール部13に対応するシール部13aと、第1の実施形態のカップ本体14に対応するカップ本体14aと、を備えている。
シール部13aは、カップ部6aの気密保持面10が形成された、カップ部6aの構成部材である。シール部13aは、カップ本体14aと別部材となっている。シール部13aは、燃料噴射装置挿入孔9の中心軸線Lを中心とした円筒状に形成されている。シール部13aは、接合面7から先端面8の手前まで延びており、シール部13aの内周面にカップ部6aの燃料噴射装置挿入孔9が形成されている。つまり、シール部13aに燃料噴射装置挿入孔9の一部が形成されている。そして、シール部13aの内周面が気密保持面10となっている。
カップ本体14aは、高圧燃料貯留部5に接合されてシール部13aを保持する、カップ部6の構成部材である。カップ本体14aは、シール部13aと別部材となっている。カップ本体14aには、シール部13aが挿入されるシール部挿入孔18aが形成されている。本実施形態では、シール部挿入孔18aは、カップ本体14aを貫通する貫通孔であるものとして説明するが、燃料噴射装置挿入孔9と同様に、横穴などにより高圧燃料貯留部5の内部空間と連通していれば、カップ本体14aを貫通していなくてもよい。シール部挿入孔18aは、接合面7側に配置される小径内周面19aと、先端面8側に配置される大径内周面20aと、小径内周面19aと大径内周面20aとの間に配置される拡径内周面21aと、により形成されている。小径内周面19a、大径内周面20a及び拡径内周面21aは、燃料噴射装置挿入孔9の中心軸線Lを中心とした円形断面に形成されている。そして、小径内周面19aの内径は、第1の実施形態のシール部13の小径部15の内径と同径となっており、大径内周面20aの内径は、シール部13aの外径と略同径となっており、拡径内周面21aは、小径内周面19aから大径内周面20aにかけて直線的に拡径している。なお、拡径内周面21aは、小径内周面19a及び大径内周面20aに対して直角に屈曲することで、燃料噴射装置挿入孔9の中心軸線Lに対して垂直な方向に延びていてもよい。
そして、カップ部6aは、シール部挿入孔18aにシール部13aが挿入された状態で、カップ本体14aとシール部13aとが接合されている。つまり、カップ部6aは、カップ本体14aの大径内周面20aに、シール部13aの外周面が密接された状態で、シール部13aとカップ本体14aとが接合されている。このため、シール部挿入孔18aの一部のみが、シール部13aにより覆われている。
このように、シール部挿入孔18aの一部のみをシール部13aにより覆うものとしても、気密保持面10が形成されるシール部13aとカップ本体14aとを別部材として接合することで、第1の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、基本的に第2の実施形態と同様であり、シール部の形状のみ第2の実施形態と相違する。このため、以下の説明では、第2の実施形態と相違する事項のみを説明し、第2の実施形態と同様の説明を省略する。
図9は、第3の実施形態に係る燃料分配供給装置におけるカップ部の断面図である。なお、図9は、図5と同じ位置における断面図を示している。図9に示すように、第3の実施形態では、第2の実施形態のカップ部6aに対応するカップ部6bが設けられている。カップ部6bは、第2の実施形態のシール部13aに対応するシール部13bと、第2の実施形態と同様のカップ本体14aと、を備えている。
シール部13bは、基本的に第2の実施形態のシール部13aと同様であるが、接合面7側の先端部に、ロウ材32を設置するための切り欠き31が形成されている。切り欠き31は、シール部13bの外周面側において、シール部13bの周方向全域に亘って形成されている。このため、切り欠き31に、リング状のロウ材32を設置しやすくなっている。なお、切り欠き31の断面形状は、特に限定されるものではなく、例えば、矩形状とすることができる。
このように、シール部13bの外周面にロウ材32を設置するための切り欠き31を形成することで、シール部13bにロウ材32を設置しやすくなるとともに、ロウ材32が気密保持面10に流れ出すのを抑制することができる。
[第4の実施形態]
次に、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態は、基本的に第2の実施形態と同様であり、カップ部の形状のみ第2の実施形態と相違する。このため、以下の説明では、第2の実施形態と相違する事項のみを説明し、第2の実施形態と同様の説明を省略する。
図10は、第4の実施形態に係る燃料分配供給装置におけるカップ部の斜視図である。図11は、図10に示すXI−XI線における断面図である。図10及び図11に示すように、第4の実施形態では、第2の実施形態のカップ部6aに対応するカップ部6cが設けられている。カップ部6cは、第2の実施形態のシール部13aに対応するシール部13cと、第2の実施形態のカップ本体14aに対応するカップ本体14cと、を備えている。
カップ本体14cは、基本的に第2の実施形態のカップ本体14cと同様であるが、ステイ部11がカップ部6cの先端面8から突出している。ステイ部11の先端面11cは、燃料噴射装置挿入孔9の中心軸線Lに対して垂直な面、つまり、カップ本体14cの先端面8と平行な面となっている。なお、第1の実施形態と同様に、本実施形態ではステイ部11はカップ部6cと一体のものとして説明するが、ステイ部11はカップ部6cと別体であってもよい。
シール部13cは、第2の実施形態のシール部13aと同一の円筒部33と、フランジ状のフランジ部34と、を備えている。フランジ部34は、円筒部33の先端部から半径方向外側に放射状に突出している。フランジ部34の先端面34cは、燃料噴射装置挿入孔9の中心軸線Lに対して垂直な面、つまり、カップ本体14cの先端面8及びステイ部11の先端面11cと平行な面となっている。
そして、カップ部6cは、カップ本体14cのシール部挿入孔18aにシール部13cの円筒部33の一部が挿入され、円筒部33の一部及びフランジ部34がカップ本体14から突出してフランジ部34の先端面34cとステイ部11の先端面11cとが同一平面上に配置された状態で、カップ本体14cとシール部13cとが接合されている。
このように、ステイ部11がカップ部6cの先端面8から突出していても、シール部13cにフランジ部34を形成し、シール部13cをカップ本体14から突出させた状態でシール部13cとカップ本体14cとを接合することで、フランジ部34の先端面34cとステイ部11の先端面11cとを同一平面上に配置することができる。これにより、コストの増大を抑制しつつ、エンジン及び燃料噴射装置4に対する取り付け性を向上することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、第1〜第4の実施形態を適宜組み合わせてもよい。例えば、第3の実施形態のシール部に形成された切り欠きを、第1及び第4の実施形態のシール部に形成してもよく、第4の実施形態のシール部に形成されたフランジ部を、第1〜第3の実施形態のシール部に形成してもよい。
なお、図面において、燃料分配供給装置の具体的な形状を図示したが、燃料分配供給装置はこれらの形状に限定されるものではなく、エンジンの型式等に応じて適宜変更することができる。なお、エンジンの型式としては、例えば、直列型、V型、水平対向型などがある。
1…燃料分配供給装置、2…フューエルポンプ、3…ジョイントパイプ、4…燃料噴射装置、5…高圧燃料貯留部、6…カップ部、6a…カップ部、6b…カップ部、6c…カップ部、7…接合面、8…先端面、9…燃料噴射装置挿入孔、10…気密保持面、11…ステイ部、11c…先端面、12…ボルト用穴、13…シール部、13a…シール部、13b…シール部、13c…シール部、14…カップ本体、14a…カップ本体、14c…カップ本体、15…小径部、16…大径部、17…拡径部、18…シール部挿入孔、18a…シール部挿入孔、19…小径内周面、19a…小径内周面、20…大径内周面、20a…大径内周面、21…拡径内周面、21a…拡径内周面、32…ロウ材、33…円筒部、34…フランジ部、34c…先端面、L…中心軸線。

Claims (12)

  1. 複数の燃料噴射装置に燃料を供給するために、前記燃料を高圧状態で貯留する一本の円管状の高圧燃料貯留部と、
    前記各燃料噴射装置を気密に保持して、前記高圧燃料貯留部に貯留されている前記燃料を前記各燃料噴射装置に供給する複数のカップ部と、
    を備え、
    前記カップ部には、前記高圧燃料貯留部と接合される凹曲面状の接合面と、前記高圧燃料貯留部の反対側に位置する平坦状の先端面と、が形成されており、
    前記カップ部は、前記各燃料噴射装置を気密に保持する気密保持面が形成された円筒状のシール部と、高圧燃料貯留部に接合されて、前記シール部が挿入されるシール部挿入孔が形成されたカップ本体と、を有し、
    前記シール部挿入孔には、前記接合面側に配置される小径内周面と、前記先端面側に配置されて前記小径内周面よりも大径の大径内周面と、前記小径内周面と前記大径内周面との間に配置されて前記小径内周面から前記大径内周面にかけて拡径する拡径内周面と、が形成されており、
    前記シール部と前記カップ本体とは、別部材で形成されて接合されている、
    燃料分配供給装置。
  2. 前記シール部は、前記小径内周面、前記大径内周面及び前記拡径内周面の全面を覆っている、
    請求項1に記載の燃料分配供給装置。
  3. 前記シール部は、前記大径内周面の一部のみを覆っている、
    請求項1に記載の燃料分配供給装置。
  4. 前記シール部の前記接合面側の先端部には、切り欠きが形成されており、
    前記切り欠きに、ロウ材が配置されている、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の燃料分配供給装置。
  5. 前記カップ本体は、前記先端面から突出してエンジンブロックに固定されるステイ部を有しており、
    前記シール部は、前記シール部挿入孔から前記先端面側に突出する円筒部と、前記円筒部の先端部から前記円筒部の半径方向外側に突出するフランジ部と、を有し、
    前記ステイ部の先端面及び前記フランジ部の先端面は、互いに平行な面である、
    請求項1に記載の燃料分配供給装置。
  6. 前記ステイ部の先端面及び前記フランジ部の先端面は、前記先端面と平行な面である、
    請求項5に記載の燃料分配供給装置。
  7. 前記シール部と前記カップ本体とは異種素材である、
    請求項1〜6の何れか一項に記載の燃料分配供給装置。
  8. 前記シール部及び前記カップ本体の少なくとも一方は樹脂製である、
    請求項1〜7の何れか一項に記載の燃料分配供給装置。
  9. 前記シール部及び前記カップ本体のうち、何れか一方は樹脂製であり、何れか他方は金属製であり、
    前記シール部と前記カップ本体とは、インサート成形により接合されている、
    請求項1〜7の何れか一項に記載の燃料分配供給装置。
  10. 前記シール部は、樹脂製である、
    請求項1〜7の何れか一項に記載の燃料分配供給装置。
  11. 前記シール部の熱膨張率は、前記カップ本体の熱膨張率よりも大きい、
    請求項1〜10の何れか一項に記載の燃料分配供給装置。
  12. 前記シール部及び前記カップ本体は、金属製であり、
    前記シール部と前記カップ本体とは、ロウ付けにより接合されており、
    前記シール部の外周面に、ロウ材を設置するための切り欠きが形成されている、
    請求項1〜6の何れか一項に記載の燃料分配供給装置。
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