JP6287018B2 - 可視化方法、表示方法、情報処理装置、可視化プログラム及び表示プログラム - Google Patents

可視化方法、表示方法、情報処理装置、可視化プログラム及び表示プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6287018B2
JP6287018B2 JP2013209707A JP2013209707A JP6287018B2 JP 6287018 B2 JP6287018 B2 JP 6287018B2 JP 2013209707 A JP2013209707 A JP 2013209707A JP 2013209707 A JP2013209707 A JP 2013209707A JP 6287018 B2 JP6287018 B2 JP 6287018B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
manufacturing
time
mark
processing
time axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013209707A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015075795A (ja
Inventor
威彦 西村
威彦 西村
由規 佐藤
由規 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2013209707A priority Critical patent/JP6287018B2/ja
Priority to TW103129536A priority patent/TWI564687B/zh
Priority to US14/471,338 priority patent/US20150097840A1/en
Priority to CN201410479943.7A priority patent/CN104517176B/zh
Publication of JP2015075795A publication Critical patent/JP2015075795A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6287018B2 publication Critical patent/JP6287018B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • G06Q10/063Operations research, analysis or management
    • G06Q10/0639Performance analysis of employees; Performance analysis of enterprise or organisation operations
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/04Manufacturing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/20Drawing from basic elements, e.g. lines or circles
    • G06T11/206Drawing of charts or graphs
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、可視化方法、表示方法、表示装置及び表示プログラムに関する。
複数の工程を経て製品を製造するシステムがある。また、このようなシステムにおいて発生した異常から原因を推定することを支援する装置などもある。例えば、このような装置では、異常を検知すると、因果関係の可視化画像を作成する。この可視化画像では、複数の工程ごとに領域が分かれており、各領域は、最も左側が最上流の工程の領域となり、右方へ進むにつれて下流の工程の領域となっている。
特開2009−116842号公報
しかしながら、背景技術の装置では、各工程の製造時間及び待ち時間を視認可能に表示できない。このため、例えば、利用者にとっては、各工程においてどのような製造時間で、かつ、どのような待ち時間で製造されたかを容易に把握することが困難であり、例えば、複数の工程のうち改善すべき工程を特定することも難しい。
1つの側面では、本発明は、各工程の製造時間及び待ち時間を視認可能に表示できる可視化方法、表示方法、表示装置及び表示プログラムを提供することを目的とする。
第1の案では、複数の工程による製造が順に行われることにより製造される製品の、製造状況を可視化するコンピュータに実行される方法であって、複数の工程のうちの第一の工程と、該第一の工程に後続する第二の工程とのそれぞれについて、1の製品についての製造の開始から終了までを表す印を、該製造の開始から終了までにかかる時間に対応した幅で、第一の工程及び第二の工程のそれぞれについて同一の方向に延びるそれぞれの時間軸上に配置する。さらに、製造状況の可視化方法は、第一の工程の時間軸上に配置した第一の印の製造の開始を示す部分と、第二の工程の時間軸上に配置した第二の印の製造の開始を示す部分とを結ぶ第一の線分と、該第一の印の製造の終了を示す部分と、該第二の印の製造の終了を示す部分とを結ぶ第二の線分とを生成する。さらに、製造状況の可視化方法は、時間軸を示す線分、第一の印、第二の印を出力するとともに、第一の印、第一の線分、第二の印、第二の線分により区切られる領域を、視認可能な色で出力する。
各工程の製造時間及び待ち時間を視認可能に表示できる。
図1は、実施例1に係る表示装置の構成を示す機能ブロック図である。 図2は、履歴DBのデータ構造の一例を示す図である。 図3は、配置部による処理を説明するための図である。 図4は、生成部による処理を説明するための図である。 図5は、出力部による処理を説明するための図である。 図6は、実施例1に係る表示装置の処理フローの例を示す図である。 図7は、実施例2に係る表示装置の構成を示す機能ブロック図である。 図8は、ログDBのデータ構造の一例を示す図である。 図9は、特定部による処理を説明するための図である。 図10は、配置部による処理を説明するための第1の例を示す図である。 図11は、配置部による処理を説明するための第2の例を示す図である。 図12は、配置部による処理を説明するための第3の例を示す図である。 図13は、表示部により表示されたグラフの例を示す図である。 図14は、実施例2に係る表示装置の処理フローの例を示す図である。 図15は、実施例2に係る表示部から出力される表示例を示す図である。 図16は、表示装置が時間軸の間隔を調整する場合の例について説明するための図である。 図17は、表示装置がバンドを延長する場合の例について説明するための図である。 図18は、グラフに縞状の背景模様を表示する場合の出力部による処理を説明するための図である。 図19は、各工程で発生したイベントまたはエラーを示すピンを表示する場合の配置部の処理の例を示す図である。 図20は、複数のグラフを合成して出力したグラフの例を示す図である。 図21は、複数のグラフを合成する出力部の処理を説明するための図である。 図22は、一本の線で製造開始時刻及び製造終了時刻を表す場合のグラフの例を示す図である。 図23は、中間在庫数を管理する場合の表示装置の処理を説明するための第1の例を示す図である。 図24は、中間在庫数を管理する場合の表示装置の処理を説明するための第2の例を示す図である。 図25は、実施例1または実施例2の表示装置に係るコンピュータのハードウェア構成を示す図である。
以下に、本願の開示する可視化方法、表示方法、表示装置及び表示プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
(表示装置の機能構成)
実施例1に係る表示装置100の機能構成の一例について説明する。図1は、実施例1に係る表示装置の構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、表示装置100は、表示部101と、制御部110と、記憶部120とを有する。表示部101は、表示装置100でなされた処理結果をモニタに表示する。なお、表示部101に表示される表示データに関する詳細は、後述する。
(記憶部の各構成)
記憶部120は、複数の工程による製造が順に行われることにより製造される各製造工程における製品の製造状況を可視化する処理に必要な各種の情報を記憶する。例えば、記憶部120は、履歴DB(Database)121を有する。記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスクなどの記憶装置に対応する。
履歴DB121は、複数の工程による製造が順に行われることにより製造される製品の各製造工程における履歴を記憶するデータベースである。すなわち、履歴DB121は、各工程における製造を開始した時刻、及び終了した時刻を製品ごとに履歴として記憶する。図2は、履歴DBのデータ構造の一例を示す図である。図2に示した例では、履歴DB121は、製品番号と、各工程における開始時刻と、終了時刻とを対応付ける。「製品番号」は、工場で製造される製品ごとに一意に付される番号である。「開始時刻」は、対応する工程において製造が開始された時刻を示す。「終了時刻」は、対応する工程において製造が終了した時刻を示す。
例えば、履歴DB121の第1のレコードは、製品番号「SN0001」に係る製品についての工程1が時刻「9:00:00」に開始され、工程1が時刻「9:00:05」に終了されたことを示す。また、履歴DB121の第1レコードは、製品番号「SN0001」に係る製品についての工程2が時刻「9:00:15」に開始され、工程2が時刻「9:00:30」に終了されたことを示す。履歴DB121の第1のレコードは、製品番号「SN0001」に係る製品についての工程3が時刻「9:00:40」に開始され、工程3が時刻「9:00:48」に終了されたことを示す。また、履歴DB121の第2のレコードは、製品番号「SN0002」に係る製品についての工程1が時刻「9:00:20」に開始され、工程1が時刻「9:00:25」に終了されたことを示す。なお、履歴DB121は、他のレコードにおいても、各工程の開始時刻及び終了時刻を示す。なお、図2の例では、各項目のデータがレコードとして関連づけられて記憶されている例を示したが、上記説明において互いに関連づけられた項目どうしの関係が保たれれば、データは他の記憶のされ方をしても構わない。
(制御部の各構成)
制御部110は、複数の工程による製造が順に行われることにより製造される製品の各工程における製造状況を可視化する処理に必要な制御を行う。例えば、制御部110は、配置部111と、生成部112と、出力部113とを有する。制御部110の機能は、例えば、CPU(Central Processing Unit)が所定のプログラムを実行することで実現することができる。また、制御部110の機能は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により実現することができる。
配置部111は、1の製品についての製造の開始から終了までを表す印を、該製造の開始から終了までにかかる時間に対応した幅で、第一の工程及び第二の工程のそれぞれについて同一の方向に延びるそれぞれの時間軸上に配置する。図3を用いて配置部111による処理について説明する。図3は、配置部による処理を説明するための図である。まず、配置部111は、履歴DB121から各工程における製造を開始した時刻及び終了した時刻を取得する。次いで、配置部111は、各工程についてそれぞれ平行に伸張される時間軸10a、10b、10cのそれぞれに、各工程における製造を開始した時刻から終了した時刻までを表す印を付す。なお、時間軸10a、10b、10cは、それぞれ工程1に係る時間軸、工程2に係る時間軸、工程3に係る時間軸である。また、以下では、製造を開始した時刻を製造開始時刻、製造を終了した時刻を製造終了時刻と呼ぶ。
例えば、配置部111は、以下の処理をおこなう。配置部111は、「SN0001」に係る製品に関して、工程1における製造開始時刻「9:00:00」と製造終了時刻「9:00:05」とを取得する。また、配置部111は、「SN0001」に係る製品に関して、工程2における製造開始時刻「9:00:15」と製造終了時刻「9:00:30」とを取得する。また、配置部111は、「SN0001」に係る製品に関して、工程3における製造開始時刻「9:00:40」と製造終了時刻「9:00:48」とを取得する。なお、配置部111は、「SN0002」に係る製品及び「SN0003」に係る製品に関する製造開始時刻と製造終了時刻とについても、同様に取得する。
次いで、配置部111は、工程1から伸張される時間軸10aに対して、「SN0001」に係る製品の工程1における製造開始時刻「9:00:00」と製造終了時刻「9:00:05」とに基づき、印11aを付す。また、配置部111は、工程2から伸張される時間軸10bに対して、「SN0001」に係る製品の工程2における製造開始時刻「9:00:15」と製造終了時刻「9:00:30」とに基づき、印11bを付す。また、配置部111は、工程3から伸張される時間軸10cに対して、「SN0001」に係る製品の工程3における製造開始時刻「9:00:40」と製造終了時刻「9:00:48」とに基づき、印11cを付す。
配置部111によって配置される印の幅は、時間軸方向に対して、製造の開始から終了までにかかる時間に対応した幅である。例えば、「SN0001」に係る製品の工程1における時間は5秒であり、「SN0001」に係る製品の工程2における時間は15秒であり、工程1に係る印と工程2に係る印の幅比は1対3である。また、配置部111による処理によって決定された配置情報は、例えば、図3に示したような画像情報として記憶部120や制御部110のメモリに記憶される。ただし、配置情報として記憶する情報は、画像情報に限らず、表示部101によって表示される画像において、印が配置される座標を示す情報や、幅のサイズを示す情報などであってもよい。
生成部112は、第一の工程の時間軸上に配置した第一の印の製造の開始を示す部分と、第二の工程の時間軸上に配置した第二の印の製造の開始を示す部分とを結ぶ第一の線分を生成する。また、生成部112は、第一の印の製造の終了を示す部分と、第二の印の製造の終了を示す部分とを結ぶ第二の線分とを生成する。
図4を用いて生成部112による処理について説明する。図4は、生成部による処理を説明するための図である。まず、生成部112は、「SN0001」に係る製品の工程1における製造開始時刻と、工程2における製造開始時刻とを結ぶ線分を作成する。同様に生成部112は、「SN0001」に係る製品の工程1における製造終了時刻と、工程2における製造終了時刻とを結ぶ線分を作成する。次いで、生成部112は、「SN0001」に係る製品の工程2における製造開始時刻と、工程3における製造開始時刻とを結ぶ線分を作成する。同様に生成部112は、「SN0001」に係る製品の工程2における製造終了時刻と、工程3における製造終了時刻とを結ぶ線分を作成する。このように、生成部112は、「SN0001」に係る製品に関して、工程1−工程2間及び工程2−工程3間で製造開始時刻同士を結ぶ線と、同様に、工程1−工程2間及び工程2−工程3間で製造終了時刻同士を結ぶ線を生成する。これにより、生成部112は、「SN0001」に係る製品に関して、各工程間における製造時間及び待ち時間の関係を示す帯状の領域を生成する。なお、生成部112は、「SN0002」に係る製品と「SN0003」に係る製品とについても、同様にして線分を生成する処理をおこなう。生成部112による処理によって生成された線分の情報は、例えば、図4に示したような画像情報として記憶部120や制御部110のメモリに記憶される。ただし、線分の情報として記憶する情報は、画像情報に限らず、表示部101によって表示される画像において、線分が配置される座標を示す情報などであってもよい。
出力部113は、時間軸を示す線分、第一の印、第二の印を出力するとともに、第一の印、第一の線分、第二の印、第二の線分により区切られる領域を、視認可能な色で出力する。図5を用いて、出力部113による処理について説明する。図5は、出力部による処理を説明するための図である。出力部113は、「SN0001」に係る製造時間を示す帯状の領域、「SN0002」に係る製造時間を示す帯状の領域、及び「SN0003」に係る製造時間を示す帯状の領域のそれぞれに、少なくとも周囲の領域と区別可能な所定の色を付して表示部101に出力する。例えば、出力部113は、製造時間を示す領域に濃い色を出力し、待ち時間を示す領域に薄い色もしくは白色を出力する。そして、表示部101は、出力部113からの出力に基づいて、図5に示すような画像情報を表示する。これにより、各工程の製造時間及び待ち時間を製品ごとに示す画像を生成できる。このような画像を出力することにより、各工程の製造時間及び待ち時間を製品ごとにユーザが視認可能になり容易に把握できるようになる。なお、出力部113は、例えば、記憶部120や制御部110のメモリに記憶された、図4に示したような画像情報に色を付した上で表示部101に出力する。ただし、このような画像情報を記憶せずに、配置部111によって決定された印の座標や、生成部112によって生成された線分の座標に基づいて、図5に示すような画像情報を生成し、生成した画像を出力するようにしてもよい。
(実施例1に係る表示装置の処理の流れ)
次に、図6を用いて表示装置100の処理の流れを説明する。図6は、実施例1に係る表示装置の処理フローの例を示す図である。まず、配置部111は、履歴DB121から、各工程において製造を開始した時刻と、終了した時刻とを取得する(ステップS10)。次いで、配置部111は、各工程に対応する時間軸上に、各工程における製造開始時刻から製造終了時刻までを示す印を配置する(ステップS11)。
次いで、生成部112は、対応する印の製造開始時刻、製造終了時刻同士を結ぶ線分を生成する(ステップS12)。すなわち、生成部112は、各製品に関して、連続する工程間で製造開始時刻同士を結ぶ線分と、製造終了時刻同士を結ぶ線分とを生成することで、各工程間における製造時間及び待ち時間を示す帯状の領域を生成する。次いで、出力部113は、各製品に係る帯状の領域のそれぞれに視認可能な色を出力する(ステップS13)。例えば、出力部113は、製造時間を示す領域に濃い色を出力し、待ち時間を示す領域に薄い色もしくは白色を出力する。
(実施例1の表示装置による効果)
以上説明したように、表示装置100は、複数の工程による製造が順に行われることにより製造される製品の、製造状況を可視化する。そのために表示装置100は、複数の工程のうちの第一の工程と、該第一の工程に後続する第二の工程とのそれぞれについて、以下のように処理する。まず、配置部111は、1の製品についての製造の開始から終了までを表す印を、該製造の開始から終了までにかかる時間に対応した幅で、第一の工程及び第二の工程のそれぞれについて同一の方向に延びるそれぞれの時間軸上に配置する。次いで、生成部112は、第一の工程の時間軸上に配置した第一の印の製造の開始を示す部分と、第二の工程の時間軸上に配置した第二の印の製造の開始を示す部分とを結ぶ第一の線分を生成する。次いで、生成部112は、該第一の印の製造の終了を示す部分と、該第二の印の製造の終了を示す部分とを結ぶ第二の線分とを生成する。次いで、出力部113は、時間軸を示す線分、第一の印、第二の印を出力するとともに、第一の印、第一の線分、第二の印、第二の線分により区切られる領域を、視認可能な色で出力する。
これにより、各工程の製造時間及び待ち時間を視認可能に表示できる。例えば、表示装置100により出力される図5によれば、各製品の製造が各工程においてどのような時間で、かつどのような待ち時間で製造されたかを一目で視認可能に表示できる。従って、このような画面を見たユーザによる改善すべき工程の特定をしやすくできる。
なお、不良品が検出されてから、検出された不良品のみを対象にしてトレーサビリティ情報を確認する手法も考えられる。実施例1に係る表示装置100によれば、全ての製品のトレーサビリティ情報を視覚的に表現できる。不良品に係る各工程の状態と、良品に係る各工程の状態とは、帯状の領域の形状の相違として画面上に表されることになるので、管理者に良品と不良品との違いを示すことができる。また、表示装置100は、問題が発生した工程及び時間帯を、製造時間を示す帯状の領域の密集度、もしくは待ち時間を示す帯状の領域の幅等により、視覚的に特定しやすくするので、管理者に製品品質に与える影響因子等を直感的に把握させることができる。
なお、各工程において製品ごとに、中間製品を製造する製造時間、各工程において次の中間製品を製造するまでの待ち時間を、各製品の製造を開始した時刻、及び製造を終了した時刻から計算して時間情報を表示する手法も考えられよう。しかしながら、この手法では、各製造時間及び各待ち時間を数字で列挙するに過ぎず、そのような数字の列挙を見ても、管理者は問題が発生している工程及び装置を特定するのに時間がかかる。一方、実施例1に係る表示装置100によれば、管理者に各製造時間及び各待ち時間を視覚的に把握させることでき、さらに、管理者に問題が発生している工程を視覚的に特定させることができる。
(表示装置の機能構成)
実施例2に係る表示装置200の機能構成の一例について説明する。図7は、実施例2に係る表示装置の構成を示す機能ブロック図である。図7に示すように、表示装置200は、表示部201と、制御部210と、記憶部220とを有する。表示部201は、表示装置200でなされた処理結果をモニタに表示する。なお、表示部201に表示される表示データに関する詳細は、後述する。また、記憶部220は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスクなどの記憶装置に対応する。制御部210の機能は、例えば、CPU(Central Processing Unit)が所定のプログラムを実行することで実現することができる。また、制御部210の機能は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により実現することができる。
(記憶部の各構成)
記憶部220は、製造状況の表示処理に必要な各種の情報を記憶する。例えば、記憶部220は、ログDB221を有する。ログDB221は、製造ラインに含まれる装置における処理のログ情報を記憶する。例えば、ログDB221は、発生したイベントの種別、発生したソース、発生したイベントの内容を時系列に記憶するデータベースである。図8は、ログDBのデータ構造の一例を示す図である。図8に示した例では、ログDB221は、ログ番号と、種別と、日時と、ソースと、イベントIDと、イベントとを対応付ける。「ログ番号」は、直近に発生したイベントログから昇順に付される番号である。ログDB221は、この例では直近のログから順に表示するので、ログ番号は降順に表示されている。ログの表示は他の順序によりならべられていても構わない。「種別」は、イベントログの種別である。「日時」は、イベントまたはエラーが発生した日及び時刻を示す。「ソース」は、イベントまたはエラーが発生した装置を示す。「イベントID」は、イベントまたはエラーごとに一意に付される番号である。「イベント」は、イベントIDに対応するイベントの内容を示す。
例えば、ログDB221は、ログ番号「1」のレコードで、種別が「稼動」、日時が「2012/12/10 9:00:00」、ソースが「装置1」、イベントIDが「0110」で、イベントが「製造開始」であることを示す。また、ログDB221は、ログ番号「2」のレコードで、種別が「稼動」、日時が「2012/12/10 9:00:05」、ソースが「装置1」、イベントIDが「0111」で、イベントが「製造終了」であることを示す。また、ログDB221は、ログ番号「3」のレコードで、種別が「操作」、日時が「2012/12/10 9:00:09」、ソースが「モニタ」、イベントIDが「0320」で、イベントが「表示切替」であることを示す。なお、ログDB221は、他のログ番号のレコードにおいても、同様にログ情報を示す。
また、イベントログの種別は、稼動系ログ、操作系ログ、エラー系ログの3つに分類される。ログDB221は、「種別」の欄が「稼動」であった場合、稼動系ログを示す。稼動系ログは、例えば、各装置が中間製品の製造を開始したとき、各装置が中間製品の製造を終了したときに記録される。また、ログDB221は、「種別」の欄が「操作」であった場合、操作系ログを示す。操作系ログは、例えば、表示されているウィンドウ中の表示切替ボタンを押した場合等、画面を操作したときに記録される。また、ログDB221は、「種別」の欄が「エラー」であった場合、エラー系ログを示す。エラー系ログは、例えば、装置が中間製品を製造するための素材の残量が閾値以下となった場合等、装置になんらかのエラーが発生したときに記録される。なお、図8の例では、各項目のデータがレコードとして関連づけられて記憶されている例を示したが、上記説明において互いに関連づけられた項目どうしの関係が保たれれば、データは他の記憶のされ方をしても構わない。
(制御部の各構成)
制御部210は、製造状況の表示処理に必要な制御を行う。例えば、制御部210は、特定部211と、配置部212とを有する。まず、特定部211の処理について説明する。特定部211は、製造ラインに含まれる第1の装置における処理のログ情報と、該第1の装置に引き続いて処理を行う製造ラインに含まれる第2の装置における処理のログ情報とに基づいて、第1の装置における処理期間と待機期間と、第2の装置における処理期間と待機期間とを特定する。
図9を用いて、特定部211による処理の例について説明する。図9は、特定部による処理を説明するための図である。なお、図9では、装置3のログは省略している。まず、特定部211は、図9のログDB221に含まれるログのうち、装置1及び2に係る稼動系ログから、製造開始及び製造終了を示すログを取得する。すなわち、特定部211は、ログDB221のログのうち、稼動系ログに対応するイベントID「0110」または「0111」に対応するログを取得する。
例えば、まず、特定部211は、装置1の製造開始を示すログ番号「1」に係るログと、装置1の製造終了を示すログ番号「2」に係るログとを取得する。次いで、特定部211は、ログ番号「2」の発生時刻「9:00:05」からログ番号「1」の発生時刻「9:00:00」を差し引く。そして、特定部211は、装置1の処理期間「0:05」を特定する。また、特定部211は、装置1の製造終了を示すログ番号「2」に係るログと、装置1の製造開始を示すログ番号「6」に係るログとを取得する。次いで、特定部211は、ログ番号「6」の発生時刻「9:00:20」からログ番号「2」の発生時刻「9:00:05」を差し引く。そして、特定部211は、装置1の待機期間「0:15」を特定する。また、特定部211は、装置1の製造開始を示すログ番号「6」に係るログと、装置1の製造終了を示すログ番号「7」に係るログとを取得する。次いで、特定部211は、ログ番号「7」の発生時刻「9:00:25」からログ番号「6」の発生時刻「9:00:20」を差し引く。そして、特定部211は、装置1の処理期間「0:05」を特定する。なお、特定部211は、装置1に関し、他の処理期間及び待機期間を特定する。
同様にして、特定部211は、装置2の製造開始を示すログ番号「5」に係るログと、装置2の製造終了を示すログ番号「9」に係るログとを取得する。次いで、特定部211は、ログ番号「9」の発生時刻「9:00:30」からログ番号「5」の発生時刻「9:00:15」を差し引く。そして、特定部211は、装置2の処理期間「0:15」を特定する。また、特定部211は、装置2の製造終了を示すログ番号「9」に係るログと、装置2の製造開始を示すログ番号「11」に係るログとを取得する。次いで、特定部211は、特定部211は、ログ番号「11」の発生時刻「9:00:35」からログ番号「9」の発生時刻「9:00:30」を差し引く。そして、特定部211は、装置2の待機期間「0:05」を特定する。なお、特定部211は、装置2に関し、他の処理期間及び待機期間についても特定する。また、特定部211は、装置3に関しても、処理期間及び待機期間を特定する。
さらに、特定部211は、取得された各処理期間及び各待機期間を時間軸上で特定するために、各装置が最初に製造を開始した時刻を取得する。例えば、特定部211は、ログ番号「1」に係るログから、装置1で最初に製造が開始された時刻「2012/12/10 9:00:00」を取得する。また、特定部211は、ログ番号「5」に係るログから、装置2で最初に製造が開始された時刻「2012/12/10 9:00:15」を取得する。なお、特定部211は、各装置が最初に製造を開始した時刻を、取得された各処理期間及び各待機期間を時間軸上で特定するために用いる。
また、特定部211によって特定された処理期間、待機期間、及び各装置が最初に製造を開始した時刻は、記憶部220や制御部210のメモリに記憶される。メモリに記憶された情報は、後述するように、配置部212によって使用される。
次に、配置部212による処理の例について説明する。配置部212は、第1の装置における処理期間と待機期間の変化を示す第1の時間軸上に、特定した第1の装置における処理期間と待機期間とを配置する。さらに、配置部212は、第1の時間軸と平行であって、第2の装置における処理期間と待機期間の変化を示す第2の時間軸上に、特定した第2の装置における処理期間と待機期間とを配置する。また、配置部212は、第1の装置と第2の装置で共通する製造物についての処理期間同士を連結する第1のバンドと、第1の装置と第2の装置で共通する製造物の処理後の待機期間同士を連結する第2のバンドとを形成する。そして、配置部212は、処理期間と待機期間の遷移を異なるバンドのストライプで示した表示を表示部201に対して行う。すなわち、配置部212は、特定部211により特定された各装置の処理期間を示す印と待機期間を示す印とを配置する。次いで、配置部212は、配置された各装置の処理期間と待機期間とに基づき、共通する製造物の処理期間を示す第1のバンドと、待機期間を示す第2のバンドとを形成させる。なおここで、バンドとは、処理期間同士を連結した帯状の多角形のことを示している。
次に、図10〜13を用いて、配置部212による処理の例について説明する。図10は、配置部の処理を説明するための第1の例を示す図である。まず、配置部212は、装置1の時間軸20aで、特定部211により取得された装置1で最初に製造が開始された時刻「2012/12/10 9:00:00」と、装置1の処理期間「0:05」とに基づいて処理期間31dを示す印を配置する。次いで、配置部212は、装置1の時間軸20aで、装置1の待機期間「0:15」に基づいて、処理期間31dの後ろに待機期間32eを示す印を配置する。次いで、配置部212は、装置1の処理期間「0:05」に基づいて、待機期間32eの後ろに処理期間33dを示す印を配置する。次いで、配置部212は、装置1の待機期間「0:15」に基づいて、処理期間33dの後ろに待機期間34eを示す印を配置する。次いで、配置部212は、装置1の処理期間「0:05」に基づいて、待機期間34eの後ろに処理期間35dを示す印を配置する。
図11は、配置部の処理を説明するための第2の例を示す図である。配置部212は、装置2の時間軸20bで、特定部211により取得された装置2で最初に製造が開始された時刻「2012/12/10 9:00:15」と、装置2の処理期間「0:15」とに基づいて処理期間31fを示す印を配置する。次いで、配置部212は、装置2の時間軸20bで、装置2の待機期間「0:05」に基づいて、処理期間31fの後ろに待機期間32gを示す印を配置する。次いで、配置部212は、装置2の時間軸20bで、装置2の処理期間「0:15」に基づいて、待機期間32gの後ろに処理期間33fを示す印を配置する。なお、配置部212は、同様にして、待機期間34gを示す印と、処理期間35fを示す印とを配置する。また、配置部212は、同様にして、装置3に係る処理期間を示す印と待機期間を示す印とを配置する。
配置部212によって配置される印の幅は、時間軸方向に対して、処理期間または待機期間に対応した幅である。例えば、装置1の処理期間「0:05」であり、装置1の待機期間「0:15」である場合、印の幅比は、1対3である。また、配置部212による処理によって決定された配置情報は、例えば、図3に示したような画像情報として記憶部120や制御部110のメモリに記憶される。ただし、配置情報として記憶する情報は、画像情報に限らず、表示部201によって表示される画像において、印が配置される画像を示す情報や、幅のサイズを示す情報などであってもよい。
また、配置部212によって配置された処理期間及び待機期間に関する、グラフ上の位置情報は、例えば、座標情報として記憶部220や制御部210のメモリに記憶される。メモリに記憶された情報は、後述するように、配置部212によって使用される。
図12は、配置部による処理を説明するための第3の例を示す図である。まず、配置部212は、製造物「SN0001」の処理期間31dと、処理期間31fと、処理期間31hとを連結する第1のバンドを形成する。また、配置部212は、製造物「SN0001」と「SN0002」の間の待機期間32eと、待機期間32gと、待機期間32iとを連結する第2のバンドを形成する。また、配置部212は、製造物「SN0002」の処理期間33dと、処理期間33fと、処理期間33hとを連結する第1のバンドを形成する。また、配置部212は、製造物「SN0002」と「SN0003」の間の待機期間34eと、待機期間34gと、待機期間34iとを連結する第2のバンドを形成する。また、配置部212は、製造物「SN0003」の処理期間35dと、処理期間35fと、処理期間35hとを連結する第1のバンドを形成する。なお、図12において、第2のバンドは、点線で示されている。
また、配置部212は、形成させた第1のバンド及び第2のバンドを、例えば、図12に示したような画像情報として記憶部220や制御部210のメモリに記憶する。メモリに記憶された情報は、後述するように、表示部201によって使用される。
配置部212は、処理期間と待機期間の遷移を異なるバンドのストライプで示した表示を行う。図13は、配置部により表示されたグラフの例を示す図である。例えば、配置部212は、製造物「SN0001」、「SN0002」及び「SN0003」に係る第1のバンドに所定の色を付してバンドのストライプとしてモニタに表示する。なお、配置部212は、製造物「SN0001」、「SN0002」及び「SN0003」に係る第2のバンドのストライプに、第1のバンドに付された色と異なる色を付してもよいし、第2のバンドのストライプに色を付さなくてもよい。なお、ここでは、配置部212が処理期間及び待機期間を示す印を配置し、第1のバンド及び第2のバンドを形成し、表示部201にストライプを表示したが、これに限られない。例えば、形成部が、配置部212が配置した処理期間及び待機期間を示す印に基づき、形成部が第1のバンド及び第2のバンドを形成し、表示部201に表示させてもよい。
(実施例2に係る表示装置の処理の流れ)
次に、図14を用いて表示装置200の処理の流れを説明する。図14は、実施例2に係る表示装置の処理フローの例を示す図である。まず、特定部211は、ログDB221から、各装置における処理のログ情報を取得する(ステップS20)。例えば、特定部211は、ログDB221の稼動系ログから、各装置における製造開始時刻及び製造終了時刻を示すログを取得する。次いで、特定部211は、各装置における製造開始時刻及び製造終了時刻を示すログに基づいて、各装置における処理期間及び待機期間を特定する(ステップS21)。例えば、特定部211は、ある装置における中間製品の待機期間を、直近に製造された中間製品の製造終了時刻を示すログと、本中間製品の製造開始時刻を示すログとにより特定する。また、特定部211は、ある装置における中間製品の処理期間を、本中間製品の製造開始時刻を示すログと、本中間製品の製造終了時刻を示すログとにより特定する。
次いで、配置部212は、特定部211により特定された各装置の処理期間に基づいて、各装置における時間軸上に処理期間を配置する(ステップS22)。また、配置部212は、特定部211により特定された各装置の待機期間に基づいて、各装置における時間軸上に待機期間を配置する(ステップS22)。
次いで、配置部212は、各装置における同一の製造物の処理期間同士を連結する第一
のバンドを形成する(ステップS23)。例えば、図12に示される例によると、配置部212は、処理期間31dと、処理期間31fと、処理期間31hとを連結する製品「SN0001」に係る第一のバンドを形成する。次いで、配置部212は、各装置における同一製造物の待機期間同士を連結する第二のバンドを形成する(ステップS24)。例えば、図12に示される例によると、配置部212は、待機期間32eと、待機期間32gと、待機期間32iとを連結する製品「SN0002」に係る第二のバンドを形成する。次いで、配置部212は、第一のバンドに濃い色を付し、第二のバンドに薄い色を付す等して、第一のバンド及び第二のバンドのストライプを表示部201に表示させる(ステップS25)。
(実施例2の表示装置による効果)
以上説明したように、特定部211は、製造ラインに含まれる第1の装置における処理のログ情報と、該第1の装置に引き続いて処理を行う製造ラインに含まれる第2の装置における処理のログ情報とに基づいて、第1の装置における処理期間と待機期間と、第2の装置における処理期間と待機期間とを特定する。配置部212は、第1の装置における処理期間と待機期間の変化を示す第1の時間軸上に、特定した第1の装置における処理期間と待機期間とを配置し、第1の時間軸と平行であって、第2の装置における処理期間と待機期間の変化を示す第2の時間軸上に、特定した第2の装置における処理期間と待機期間とを配置する。また、配置部212は、第1の装置と第2の装置で共通する製造物についての処理期間同士を連結する第1のバンドと、第1の装置と第2の装置で共通する製造物の処理後の待機期間同士を連結する第2のバンドとを形成する。また、配置部212は、処理期間と待機期間の遷移を異なるバンドのストライプで示した表示を行う。
これにより、各工程の処理期間及び待機期間を示す画面表示を生成できる。例えば、表示装置200は、処理期間を示す第1のバンドに濃い色を付し、待機期間を示す第2のバンドに薄い色を付すことにより、待機期間が短いとグラフ全体として色が濃くなり、待機期間が長いとグラフ全体として色が薄くなるような画面を生成できる。従って、このような画面を見たユーザに複数工程の製造ライン全体としての生産性を一目で視認可能にさせることができる。
また、グラフにおいて理想的な処理期間または待機期間と比べて差異が生まれた場合、バンドの形の違いによってそのような差異を表示できる。例えば、表示装置200は、第1のバンドが太くなっている工程で処理時間を多く費やしていることを表現できるので、管理者は、第1のバンドの太さに着目することで中間製品の製造が遅延している工程を一目で視認できる。これにより、メンテナンスすべき装置を容易に特定できる。さらに、表示装置200は、第2のバンドが太くなっている工程で待機時間を多く費やしていることを表現できるので、管理者は、第2のバンドの太さに着目することで中間製品の製造が滞っている工程を一目で視認できる。これにより、装置間で中間製品を運搬するコンベアのトルクを挙げる等の、設定を変更すべき装置を特定できる。
(画面におけるグラフ表示例)
次に、図15を用いて表示部201から出力される表示について説明する。図15は、実施例2に係る表示部から出力される表示例を示す図である。表示装置200は、図15に示されているように処理期間を色付きのバンドで表現する。また、表示装置200は、待機期間を白色のバンドで表現する。表示装置200は、このように表示することにより、グラフの線の密度の低い部分は、製品の製造が非効率的であることを表現できる。一方、表示装置200は、グラフの線の密度の高い部分は、製品の製造が効率的であることを示すことになる。これにより、表示装置200は、製造が非効率的となっている工程及び時間を、管理者に視覚的に把握させることができる。また、表示装置200は、処理期間を表すバンドに濃い色を付し、待機期間を表すバンドを白色としてもよい。これにより、表示装置200は、色の濃淡で待機期間が多い時間帯を管理者に把握させることができる。
例えば、表示装置200により、図15の領域50における線の密度が低く表示されることで、これを視認した管理者は製品の製造が非効率的であることを把握できる。また、表示装置200により、領域50において、白色の帯の領域が、色付きの帯の領域に比べて大きく表示されることで、これを視認した管理者は、処理期間より待機期間の割合が大きくなっていることを把握できる。一方、表示装置200により、図15の領域51において、線の密度が高く表示されることで、これを視認した管理者は製品の製造が効率的であることを把握できる。このように、表示装置200は、問題が発生している可能性の高い箇所を管理者に、視覚的に分かりやすい態様で表示することができる。
以下に、実施例1及び実施例2に適用可能な他の例を説明する。
(時間軸の間隔の調整)
表示装置100に係る出力部113または表示装置200に係る形成部213は、さらに、前記複数の工程または装置において標準の製造時間に沿って製品が製造された場合に、領域または第1のバンドの上辺が一直線になるように時間軸同士の間隔を調整してもよい。なお、標準の製造時間は、予め管理者によって表示装置100または表示装置200に入力され、記憶されたもの、もしくはイベントログから算出した製造時間の平均値であってもよい。また、以下では、標準の製造時間を標準時間という。
図16を用いて、表示装置100が時間軸の間隔を調整する場合の例について説明する。図16は、表示装置が時間軸の間隔を調整する場合の例について説明するための図である。例えば、表示装置100に係る出力部113は、工程1の時間軸10aと工程2の時間軸10bとの間の幅と、工程2の時間軸10bと工程3の時間軸10cとの間の幅とを以下のように調整する。出力部113は、工程1において標準時間通りに進んだ場合の製品「SN0001」の印11aの製造開始時刻と、工程2において標準時間通りに進んだ場合の製品「SN0001」の印11bの製造開始時刻とを取得する。次いで、出力部113は、印11bの製造開始時刻と印11cの製造開始時刻との差分値を求める。次いで、出力部113は、工程3において標準時間通りに進んだ場合の製品「SN0001」の印11cの製造開始時刻を取得する。次いで、出力部113は、印11bの製造開始時刻と印11aの製造開始時刻との差分値を求める。次いで、出力部113は、印11b−印11aに係る差分値と印11c−印11bに係る差分値との比率に基づき、時間軸10aと時間軸10bとの間の幅、時間軸10bと時間軸10cとの間の幅を調整する。
例えば、出力部113は、印11b−印11aに係る差分値が「0:15」で、印11c−印11bに係る差分値が「0:25」の場合、(時間軸10aと時間軸10bとの間の幅):(時間軸10bと時間軸10cとの間の幅)の比率を3:5とする。なお、印11a、印11bおよび印11cは、工程1〜3が理想的に標準時間通りに進行した場合の各工程における製造時間を示す。
出力部113は、上記のように各工程間の時間軸の間隔を調整することにより、各工程で製品が標準時間通りに製造された場合に、グラフにおいて帯状の領域の上辺を一直線に出力させる。例えば、出力部113は、図16に示される例のように、製品「SN0001」、製品「SN0002」及び製品「SN0003」に係る帯状の領域の上辺が一直線となるように出力させる。これにより、帯状の領域の上辺の折れ方によって視覚的に標準との差異を検知可能な画面を生成できるようになる。なお、表示装置200の配置部212が上記処理をおこない、各装置間の時間軸の間隔を調整してもよい。
(バンドの延長)
また、表示装置100の出力部113は、領域の上辺を、最終の工程を超えて延長させた状態にして、視認可能な色で出力してもよい。若しくは、表示装置200の配置部200は、第1のバンドとして最後の装置に係る時間軸を超えて上辺が延長されたバンドを形成してもよい。すなわち、出力部113や配置部212は、各製品に係る帯状の領域の上辺を、最後の工程を示す時間軸を超えて伸張させてバンドもしくは帯状の領域を形成させてもよい。なお、表示装置100は、さらに、標準時間通りに各工程が終了した場合の、各工程の製造開始時刻を結ぶ線を表示させてもよい。これにより、各工程の製造開始時刻を結ぶ線と、延長させたバンドもしくは帯状の領域の頂点とを管理者に比較させることで、表示装置100は、どの程度、製品の製造が遅延しているかを表現することができる。
図17を用いて、表示装置100がバンドを延長する場合の例について説明する。図17は、表示装置がバンドを延長する場合の例について説明するための図である。図17に示される例のように、出力部113は、製品「SN0001」に係る帯状の領域の上辺が図16を用いて説明した方法により一直線になるように、各工程の時間軸間の幅を調整して出力する。さらに、出力部113は、製品「SN0001」に係る帯状の領域の上辺を、工程3を超えて延長させる。工程3の次に仮想的に完了工程を設け、工程3における標準時間通りの製造開始から終了までにかかる時間分で、図16で説明した時間軸の幅の調整の仕方により、工程3と完了工程との時間軸の間隔を決定する。そして、工程3の印11cの製造終了時刻を示す位置から時間軸10cに垂直に伸張する線が完了工程の時間軸と交わる点まで、帯状の領域の上辺を延長する。また、同じ点まで帯状の領域の下辺をつなぐ。そして、出力部113は、延長させて形成された領域も含めて視認可能な色で出力する。このように帯状の領域の上辺を最後の工程を超えて延長させると、最後の工程よりも右側には、三角形の領域が生成されることになる。なお、出力部113は、同様にして、製品「SN0002」に係る帯状の領域、及び製品「SN0003」に係る帯状の領域も延長させ、視認可能な色で出力する。なお、表示装置200の形成部213が上記処理をおこない、第1のバンドを延長してもよい。
例えば、製品「SN0001」および製品「SN0002」の帯状領域に関しては、工程1〜3まで標準時間通りに進行したので、工程1〜完了工程まで帯状の領域の上辺が一直線に表される。一方、製品「SN0003」の帯状領域に関しては、工程3での遅延により印13cの幅が大きくなっているので、帯状の領域の上辺が工程3で折れ曲がった状態として表される。すなわち、出力部113は、帯状領域を完了工程まで延長することで、最終工程における遅延を表示できる。
このように最後の工程を超えて領域を延長させることで、最後の工程の製造が標準時間通りに終了していれば、領域の上辺は最後の工程を超えても一直線上に表されることになる。一方、最後の工程の製造が標準時間通りに行われていないと、領域の上辺が一直線ではなく最後の工程を境として折れ曲がった状態として表されることになる。従って、管理者はこのように延長された帯状の領域を視認することで、最後の工程についても製造が遅延していないかどうかを確認することができる。
(縞状の背景模様の表示)
また、表示装置100に係る出力部113または表示装置200に係る形成部213は、さらに、複数の工程または装置において標準の製造時間に沿って製品が製造された場合の領域、または各工程における第1のストライプを示す縞模様を、製品ごとに背景に表示してもよい。すなわち、出力部113または形成部213は、各工程が標準時間通りに進んでいるか否かを確認するための他の方法として、グラフの背景に、各工程が標準時間通りに進んだ場合の帯状の領域を示す縞状の模様を表示してもよい。
図18は、グラフに縞状の背景模様を表示する場合の出力部による処理を説明するための図である。図18に示される例のように、表示装置100に係る出力部113は、点線で示される縞状の模様をグラフの背景に表示させる。出力部113は、各工程が遅延なく標準時間通りに進んでいる場合に、帯状の領域が縞状の模様内に収まるように、縞状模様の位置及び幅を調整する。
例えば、出力部113は、製品「SN0001」に関して、各工程が遅延なく標準時間通りに進んでいるので、帯状領域を模様内に収めた状態でグラフを表示させている。一方、例えば、出力部113は、製品「SN0002」に関して、工程2が遅延しているので、工程3に係る印12c、及び工程4に係る印12dが縞状の模様の下側に外れた状態でグラフを表示させている。すなわち、表示装置100は、帯状の領域と縞状の模様とのズレを確認させることで、どの工程で遅延が発生したのかを管理者に分かりやすく表示させることができる。なお、表示装置200に係る形成部213が上記処理を行い、縞状の背景模様を表示してもよい。
(イベントまたはエラーの表示)
実施例1の表示装置100または実施例2の表示装置200は、さらに、各時間軸上に、各工程または各装置で発生したイベントまたはエラーを示すピンを表示してもよい。
図19を用いて、各時間軸上に、各工程で発生したイベントまたはエラーを示すピンを表示する場合の配置部の処理について説明する。図19は、各工程で発生したイベントまたはエラーを示すピンを表示する場合の配置部の処理の例を示す図である。例えば、履歴DB121は、各工程で発生したイベントまたはエラーに対応するログ情報を含む。配置部111は、履歴DB121からログ情報を取得する。次いで、配置部111は、取得したログ情報に含まれるイベントまたはエラーが発生した日時に基づき、対応する工程の時間軸上に、ピンを配置する。例えば、配置部111は、時間軸10aにピン15aを配置する。また、配置部111は、時間軸10bにピン16b及び17bを配置する。また、配置部111は、時間軸10cにピン18cを配置する。次いで、出力部113は、グラフにピンが配置された状態でグラフを表示部101に出力する。これにより、グラフから問題が発生している可能性があると判断された時刻の直近に発生したログを参照することができ、利便性を向上できる。なお、配置部111は、モニタでピンが選択された場合に、ログ情報を参照できるようにしてもよい。また、配置部111は、グラフにピン以外の画像を配置してもよい。
また、実施例2に係る表示装置200が各時間軸上にピンを表示してもよい。例えば、特定部211が、ログDB221から種別が「エラー」のログを取得する。例えば、特定部211は、図7に示されるログDB221からログを取得する場合、種別が「エラー」となっているログ番号「4」及び「8」のログを取得する。次いで、特定部211は、取得したログに含まれる「日時」に基づき、対応する装置の時間軸上にピンを配置する。次いで、形成部213は、グラフにピンが配置された状態でグラフを表示部201に出力する。
また、実施例1の表示装置100または実施例2の表示装置200は、エラーが発生した製品に係る帯状の領域または第1のバンドに異なる色を付してもよい。これにより、グラフに多数の帯状の領域または第1のバンドが表示されている場合でも、エラーが発生した製品に係る帯状の領域または第1のバンドを特定しやすくできる。
(複数のグラフの合成)
また、実施例1においては、製造時間及び待ち時間を示す印により帯状の領域を視認可能な色で出力する。一方、実施例2においては、処理期間と待機期間とにより、処理期間と待機期間の遷移を異なるバンドのストライプで示した表示を行う。これに限られず、表示装置100は、各製品の製造時間もしくは処理期間を示すそれぞれのグラフ領域と、各製品の待ち時間もしくは待機期間を示すそれぞれのグラフ領域とを合成して出力してもよい。
図20及び図21を用いて、複数のグラフを合成する場合の出力部の処理について説明する。図20は、複数のグラフを合成して出力したグラフの例を示す図である。また、図21は、複数のグラフを合成する出力部の処理を説明するための図である。図21に示される例のように、まず、生成部112は、1回目の製造開始時刻を示すグラフ40と、1回目の製造終了時刻を示すグラフ41と、2回目の製造開始時刻を示すグラフ42と、2回目の製造終了時刻を示すグラフ43とを生成する。すなわち、生成部112は、製品ごとに製造開始時刻を示すグラフと製造終了時刻を示すグラフとを生成する。次いで、出力部113は、製造開始時刻を示すグラフ40とグラフ42とに視認可能な色を付す。そして、出力部113は、グラフ40、グラフ41、グラフ42及びグラフ43を合成して表示部101に出力させる。例えば、出力部113は、図20に示される例のようなグラフを出力する。これにより、表示装置100は、製造開始時刻及び製造終了時刻を保存するデータベースの態様によっては、短時間でグラフを出力できる。なお、表示装置200が上記処理を行い、複数のグラフを合成してグラフとして表示させてもよい。
(他のグラフの表示例)
実施例1及び実施例2では、グラフに帯状の領域またはバンドのストライプを表示させたが、これに限られず、表示装置100または表示装置200は、一本の線で製造開始時刻及び製造終了時刻を表してもよい。すなわち、表示装置100または表示装置200は、各工程において、製造開始時刻を示す時間軸と製造終了時刻を示す時間軸とを平行に表示させることで一本の線で製造開始時刻及び製造終了時刻を表してもよい。
図22は、一本の線で製造開始時刻及び製造終了時刻を表す場合のグラフの例を示す図である。図22に示される例のように、表示装置100は、グラフに工程1の製造開始時刻を示す時間軸70aと、工程1の製造終了時刻を示す時間軸70bとを設ける。また、表示装置100は、グラフに工程2の製造開始時刻を示す時間軸71aと、工程2の製造終了時刻を示す時間軸71bとを設ける。表示装置100は、グラフに工程3の製造開始時刻を示す時間軸72aと、工程3の製造終了時刻を示す時間軸72bとを設ける。
次いで、配置部111は、履歴DB121に基づいて工程1の製造開始時刻を示す時間軸70aに、「SN0001」、「SN0002」および「SN0003」に係る製造開始時刻をそれぞれ配置する。また、配置部111は、履歴DB121に基づいて工程1の製造終了時刻を示す時間軸70bに、「SN0001」、「SN0002」および「SN0003」に係る製造終了時刻をそれぞれ配置する。また、配置部111は、履歴DB121に基づいて工程2の製造開始時刻を示す時間軸71aに、「SN0001」、「SN0002」および「SN0003」に係る製造開始時刻をそれぞれ配置する。また、配置部111は、履歴DB121に基づいて工程2の製造終了時刻を示す時間軸71bに、「SN0001」、「SN0002」および「SN0003」に係る製造終了時刻をそれぞれ配置する。なお、配置部111は、同様に、工程3に係る製造開始時刻及び製造終了時刻を配置する。
次いで、生成部112は、配置部111によって配置された製品「SN0001」に係る製造開始時刻及び製造終了時刻を結んだ線60を生成する。また、生成部112は、配置部111によって配置された製品「SN0002」に係る製造開始時刻及び製造終了時刻を結んだ線61を生成する。生成部112は、配置部111によって配置された製品「SN0003」に係る製造開始時刻及び製造終了時刻を結んだ線62を生成する。そして、出力部113は、生成部112によって生成された線60、線61および線62をグラフに出力する。
(中間在庫数の管理)
実施例1に係る表示装置100または実施例2に係る表示装置200は、さらに、各時間軸に対して垂直に伸張される線分と交差する領域数または第1のバンド数を計数し、領域数または第1のバンド数が所定値以上の場合に、その旨の情報を出力してもよい。すなわち、表示装置100または表示装置200は、生成されたグラフを用いて中間在庫数を管理してもよい。
図23及び図24を用いて、中間在庫数を管理する場合の表示装置の処理について説明する。図23は、中間在庫数を管理する場合の表示装置の処理を説明するための第1の例を示す図である。図23に示される例のように、表示装置100は、グラフに複数の帯状の領域を示している。表示装置100は、予め標準の中間在庫数の閾値を「3」に設定しているものとする。まず、表示装置100は、時間軸10a〜10dに垂直な線を設けて時間軸に沿ってスキャンする。例えば、表示装置100は、線60と交わる帯状の領域の数「2」を計数する。このとき、表示装置100は、この時間の中間在庫数が2であるので、中間在庫数が標準であると判定する。
一方、表示装置100は、時間軸10a〜10dに垂直な線をさらにスキャンする。例えば、表示装置100は、線61と交わる帯状の領域の数「4」を計数する。このとき、表示装置100は、工程2に遅延があり、この時間の中間在庫数が4と多くなっているので、中間在庫数に異常があると判定する。この場合に、表示装置100は、中間在庫数に異常がある旨の警告を出力する。
また、表示装置100は、警告を出力する場合、グラフを含むウィンドウ中に警告を表示させてもよい。また、表示装置100は、モニタに警告を含むポップアップを表示させてもよい。また、表示装置100は、警告を含むメールを管理者宛に送信してもよい。なお、表示装置200が上記処理を行い、中間在庫数を管理してもよい。
また、表示装置100または表示装置200は、中間在庫数に基づき、工場において後工程が終了した後に前工程が開始されているか否かを判定してもよい。図24は、中間在庫数を管理する場合の表示装置の処理を説明するための第2の例を示す図である。表示装置100は、図23の例において、工程2において遅延が発生した後もなお、製品が同じ時間間隔で製造されており、線61の時刻における中間在庫数が4と多くなっているため、後工程が終了するのを待たずに前工程が開始されていると判定する。一方、表示装置100は、図24の例において、工程2において遅延が発生した後、工程1にて製品の製造を意識的に一時的に停止させており、線61の時刻における中間在庫数が2と標準であるため、後工程が終了した後に前工程が開始されていると判定する。これにより、表示装置100は、工場において各工程間でいわゆるカンバン方式が遵守されているか否かを判定できる。なお、表示装置200が上記処理を行い、中間在庫数を管理してもよい。
(他の実施態様)
実施例1においては、出力部113は、製造時間を示す帯状の領域に所定の色を付したたが、これに限定されない。例えば、出力部113は、各工程で製造された中間製品が不良品であった場合に、帯状の領域に異なる色を付してもよい。なお、実施例2の配置部212が、各装置で製造された中間製品が不良品であった場合に、帯状の領域に異なる色を付してもよい。
実施例1においては、出力部113は、製造時間を示す帯状の領域に所定の色を付したたが、これに限定されない。例えば、出力部113は、各工程で異なる材料を使用した場合に、帯状領域に異なる色を付してもよい。なお、実施例2の配置部212が、各工程で異なる材料を使用した場合に、帯状の領域に異なる色を付してもよい。
表示装置100または表示装置200は、工程または装置全体を監視する監視端末そのものであってもよい。また、表示装置100または表示装置200は、ネットワークを介して監視端末にグラフを表示させてもよい。また、例えば、表示装置100または表示装置200は、ログを工場からネットワーク経由で取得し、表示内容をネットワーク経由で工場の端末や管理者の端末に表示してもよい。
実施例2においては、配置部212が処理期間及び待機期間を示す印を配置し、第1のバンド及び第2のバンドを形成し、表示部201にストライプを表示したが、これに限定されない。例えば、形成部が、配置部212が配置した処理期間及び待機期間を示す印に基づき、形成部が第1のバンド及び第2のバンドを形成し、表示部201に表示させてもよい。
実施例3においては、実施例1の表示装置100または実施例2の表示装置200は、各時間軸上に、各工程または各装置で発生したイベントまたはエラーを示すピンを表示したが、これに限定されない。実施例1の表示装置100または実施例2の表示装置200は、ピン以外の画像を表示してもよい。
実施例3においては、出力部113は、各工程が遅延なく標準時間通りに進んでいる場合に、帯状の領域が縞状の模様内に収まるように、縞状模様を背景模様として出力したが、これに限定されない。出力部113は、縞状の模様を、各工程が標準時間通りに進んだ場合の帯状の領域よりも大きく設定してもよい。
実施例1の表示装置100及び実施例2の表示装置200は、表示されるバンドもしくは帯状の領域を、上辺の角度が45度を中心に40〜50度に収まるように表示させてもよい。これにより、各工程または各装置において遅延が生じた場合に、バンドもしくは帯状の領域の上辺の角度の変化がより大きく表示されるので、表示装置100または表示装置200は、視覚的により各工程における遅延を管理者に認識しやすく表現することができる。
(表示端末のハードウェア構成)
図25は、実施例1または実施例2の表示装置に係るコンピュータのハードウェア構成を示す図である。図25が示すように、コンピュータ300は、各種演算処理を実行するCPU301と、ユーザからのデータ入力を受け付ける入力装置302と、モニタ303とを有する。また、コンピュータ300は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読取装置304と、他の装置と接続するためのインターフェース装置305と、他の装置と無線により接続するための無線通信装置306とを有する。また、コンピュータ300は、各種情報を一時記憶するRAM(Random Access Memory)307と、ハードディスク装置308とを有する。また、各装置301〜308は、バス309に接続される。
ハードディスク装置308には、図1に示した制御部110の配置部111、生成部112、出力部113の各処理部、及び図7に示した制御部210の特定部211、配置部212の各処理部と同様の機能を有する表示プログラムが記憶される。また、ハードディスク装置308には、表示プログラムを実現するための各種データが記憶される。
CPU301は、ハードディスク装置308に記憶された各プログラムを読み出して、RAM307に展開して実行することで、各種の処理を行う。また、これらのプログラムは、コンピュータ300を、図1に示した制御部110の配置部111、生成部112、出力部113、及び図7に示した制御部210の特定部211、配置部212として機能させることができる。
なお、上記の表示プログラムは、必ずしもハードディスク装置308に記憶されている必要はない。例えば、コンピュータ300が読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラムを、コンピュータ300が読み出して実行するようにしてもよい。コンピュータ300が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN(Local Area Network)等に接続された装置にこのプログラムを記憶させておき、コンピュータ300がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)複数の工程による製造が順に行われることにより製造される製品の、製造状況を可視化するコンピュータに実行される方法であって、
前記複数の工程のうちの第一の工程と、該第一の工程に後続する第二の工程とのそれぞれについて、1の製品についての製造の開始から終了までを表す印を、該製造の開始から終了までにかかる時間に対応した幅で、前記第一の工程及び前記第二の工程のそれぞれについて同一の方向に延びるそれぞれの時間軸上に配置し、前記第一の工程の時間軸上に配置した第一の前記印の製造の開始を示す部分と、前記第二の工程の時間軸上に配置した第二の前記印の製造の開始を示す部分とを結ぶ第一の線分と、該第一の印の製造の終了を示す部分と、該第二の印の製造の終了を示す部分とを結ぶ第二の線分とを生成し、前記時間軸を示す線分、前記第一の印、前記第二の印を出力するとともに、前記第一の印、前記第一の線分、前記第二の印、前記第二の線分により区切られる領域を、視認可能な色で出力することを特徴とする、製造状況の可視化方法。
(付記2)製造ラインに含まれる第1の装置における処理のログ情報と、該第1の装置に引き続いて処理を行う前記製造ラインに含まれる第2の装置における処理のログ情報とに基づいて、前記第1の装置における処理期間と待機期間と、前記第2の装置における処理期間と待機期間とを特定し、前記第1の装置における処理期間と待機期間の変化を示す第1の時間軸上に、特定した前記第1の装置における前記処理期間と前記待機期間とを配置し、前記第1の時間軸と平行であって、前記第2の装置における処理期間と待機期間の変化を示す第2の時間軸上に、特定した前記第2の装置における前記処理期間と前記待機期間とを配置し、かつ、前記第1の装置と前記第2の装置で共通する製造物についての処理期間同士を連結する第1のバンドと、前記第1の装置と前記第2の装置で共通する製造物の処理後の待機期間同士を連結する第2のバンドとを形成して、処理期間と待機期間の遷移を異なるバンドのストライプで示した表示を行う処理をコンピュータを用いて行うことを特徴とする製造状況の表示方法。
(付記3)前記出力する処理または前記表示を行う処理は、さらに、前記複数の工程または装置において標準の製造時間に沿って製品が製造された場合に、前記領域または前記第1のバンドの上辺が一直線になるように時間軸同士の間隔を調整することを特徴とする付記1に記載の製造状況の可視化方法、または付記2に記載の製造状況の表示方法。
(付記4)前記出力する処理は、前記領域として、最後の工程における製造終了時点から、該最後の工程に係る時間軸に対して垂直に伸張される線分が、該最後の工程に係る時間軸の隣に設けた別の時間軸であって、該最後の工程に係る時間軸と該別の時間軸との間隔が該最後の工程における標準の製造時間に基づいて設定された該別の時間軸と交わるまで、前記上辺が延長された前記領域を視認可能な色で出力し、若しくは、前記表示を行う処理は、前記第1のバンドとして、最後の装置における処理期間の終了時点から、該最後の装置に係る時間軸に対して垂直に伸張される線分が、該最後の装置に係る時間軸の隣に設けた別の時間軸であって、該最後の装置に係る時間軸と該別の時間軸との間隔が該最後の装置における標準の製造時間に基づいて設定された該別の時間軸と交わるまで、前記上辺が延長されたバンドを形成することを特徴とする付記3に記載の製造状況の可視化方法、または付記3に記載の製造状況の表示方法。
(付記5)前記出力する処理または前記表示を行う処理は、さらに、前記複数の工程または装置において標準の製造時間に沿って製品が製造された場合の前記領域、または各工程における第1のストライプを示す縞模様を、製品ごとに背景に表示することを特徴とする付記1、3または4のいずれか一に記載の製造状況の可視化方法、または付記2〜4のいずれか一に記載の製造状況の表示方法。
(付記6)前記出力する処理または前記表示を行う処理は、さらに、各時間軸上に、各工程または各装置で発生したイベントまたはエラーを示す画像を表示することを特徴とする付記1、3、4または5のいずれか一に記載の製造状況の可視化方法、または付記2〜5のいずれか一に記載の製造状況の表示方法。
(付記7)前記出力する処理または前記表示を行う処理は、さらに、前記領域または前記第1のバンドを、前記製品の品種に応じて異なる色で表示することを特徴とする付記1、3〜6のいずれか一に記載の製造状況の可視化方法、または付記2〜6のいずれか一に記載の製造状況の表示方法。
(付記8)さらに、各時間軸に対して垂直に伸張される線分と交差する前記領域数または前記第1のバンド数を計数し、前記領域数または前記第1のバンド数が所定値以上の場合に、その旨の情報を出力することを特徴とする付記1、3〜7のいずれか一に記載の製造状況の可視化方法または付記2〜7のいずれか一に記載の製造状況の表示方法。
(付記9)複数の工程のうちの第一の工程と、該第一の工程に後続する第二の工程とのそれぞれについて、1の製品についての製造の開始から終了までを表す印を、該製造の開始から終了までにかかる時間に対応した幅で、前記第一の工程及び前記第二の工程のそれぞれについて同一の方向に延びるそれぞれの時間軸上に配置する配置部と、前記第一の工程の時間軸上に配置した第一の前記印の製造の開始を示す部分と、前記第二の工程の時間軸上に配置した第二の前記印の製造の開始を示す部分とを結ぶ第一の線分と、該第一の印の製造の終了を示す部分と、該第二の印の製造の終了を示す部分とを結ぶ第二の線分とを生成する生成部と、前記時間軸を示す線分、前記第一の印、前記第二の印を出力するとともに、前記第一の印、前記第一の線分、前記第二の印、前記第二の線分により区切られる領域を、視認可能な色で出力する出力部とを有することを特徴とする表示装置。
(付記10)複数の工程による製造が順に行われることにより製造される製品の、製造状況を可視化するコンピュータに実行させる製造状況の表示プログラムであって、前記複数の工程のうちの第一の工程と、該第一の工程に後続する第二の工程とのそれぞれについて、1の製品についての製造の開始から終了までを表す印を、該製造の開始から終了までにかかる時間に対応した幅で、前記第一の工程及び前記第二の工程のそれぞれについて同一の方向に延びるそれぞれの時間軸上に配置し、前記第一の工程の時間軸上に配置した第一の前記印の製造の開始を示す部分と、前記第二の工程の時間軸上に配置した第二の前記印の製造の開始を示す部分とを結ぶ第一の線分と、該第一の印の製造の終了を示す部分と、該第二の印の製造の終了を示す部分とを結ぶ第二の線分とを生成し、前記時間軸を示す線分、前記第一の印、前記第二の印を出力するとともに、前記第一の印、前記第一の線分、前記第二の印、前記第二の線分により区切られる領域を、視認可能な色で出力することを特徴とする、製造状況の表示プログラム。
(付記11)製造ラインに含まれる第1の装置における処理のログ情報と、該第1の装置に引き続いて処理を行う前記製造ラインに含まれる第2の装置における処理のログ情報とに基づいて、前記第1の装置における処理期間と待機期間と、前記第2の装置における処理期間と待機期間とを特定する特定部と、前記第1の装置における処理期間と待機期間の変化を示す第1の時間軸上に、特定した前記第1の装置における前記処理期間と前記待機期間とを配置し、前記第1の時間軸と平行であって、前記第2の装置における処理期間と待機期間の変化を示す第2の時間軸上に、特定した前記第2の装置における前記処理期間と前記待機期間とを配置し、前記第1の装置と前記第2の装置で共通する製造物についての処理期間同士を連結する第1のバンドと、前記第1の装置と前記第2の装置で共通する製造物の処理後の待機期間同士を連結する第2のバンドとを形成する配置部と、処理期間と待機期間の遷移を異なるバンドのストライプで示した表示を行う表示部とを有することを特徴とする表示装置。
(付記12)コンピュータに、製造ラインに含まれる第1の装置における処理のログ情報と、該第1の装置に引き続いて処理を行う前記製造ラインに含まれる第2の装置における処理のログ情報とに基づいて、前記第1の装置における処理期間と待機期間と、前記第2の装置における処理期間と待機期間とを特定し、前記第1の装置における処理期間と待機期間の変化を示す第1の時間軸上に、特定した前記第1の装置における前記処理期間と前記待機期間とを配置し、前記第1の時間軸と平行であって、前記第2の装置における処理期間と待機期間の変化を示す第2の時間軸上に、特定した前記第2の装置における前記処理期間と前記待機期間とを配置し、かつ、前記第1の装置と前記第2の装置で共通する製造物についての処理期間同士を連結する第1のバンドと、前記第1の装置と前記第2の装置で共通する製造物の処理後の待機期間同士を連結する第2のバンドとを形成して、処理期間と待機期間の遷移を異なるバンドのストライプで示した表示を行う処理を実行させることを特徴とする製造状況の表示プログラム。
100 表示装置
101 表示部
110 制御部
111 配置部
112 生成部
113 出力部
120 記憶部
200 表示装置
210 制御部
211 特定部
212 配置部
220 記憶部
221 ログDB

Claims (12)

  1. 複数の工程による製造が順に行われることにより製造される複数の製品の製造状況を可視化するコンピュータに実行される方法であって、
    前記複数の製品それぞれについて、前記複数の工程のうちの第一の工程と、該第一の工程に後続する第二の工程とのそれぞれについて、1の製品についての製造の開始から終了までを表す印を、該製造の開始から終了までにかかる時間に対応した幅で、前記第一の工程及び前記第二の工程のそれぞれについて同一の方向に延びるそれぞれの時間軸上に配置し、
    前記複数の製品それぞれについて、前記第一の工程の時間軸上に配置した第一の前記印の製造の開始を示す部分と、前記第二の工程の時間軸上に配置した第二の前記印の製造の開始を示す部分とを結ぶ第一の線分と、該第一の印の製造の終了を示す部分と、該第二の印の製造の終了を示す部分とを結ぶ第二の線分とを生成し、
    前記複数の製品それぞれについて、前記時間軸を示す線分、前記第一の印、前記第二の印を出力するとともに、前記第一の印、前記第一の線分、前記第二の印、前記第二の線分により区切られる第一の領域を、前記第一の工程、前記第二の工程において製品間で発生した待機期間に応じて形成される第二の領域と区別可能であって視認可能な色で出力する
    ことを特徴とする、製造状況の可視化方法。
  2. 製造ラインに含まれる第1の装置における処理のログ情報に基づく前記第1の装置における処理期間と待機期間を、前記第1の装置における処理期間と待機期間の変化を示す第1の時間軸上に配置し、前記第1の装置に引き続いて処理を行う、前記製造ラインに含まれる第2の装置における処理のログ情報に基づく前記第2の装置における処理期間と待機期間を、前記第1の時間軸と平行であって、前記第2の装置における処理期間と待機期間の変化を示す第2の時間軸上に配置し、かつ、前記第1の装置と前記第2の装置で共通する製造物についての処理期間同士を連結する第1のバンドと、前記第1の装置と前記第2の装置で共通する製造物の処理後の待機期間同士を連結する第2のバンドとを表する、
    処理をコンピュータを用いて行うことを特徴とする製造状況の表示方法。
  3. 前記出力する処理または前記表示する処理は、さらに、前記複数の工程または装置において標準の製造時間に沿って製品が製造された場合に、前記第一の領域または前記第1のバンドの上辺が一直線になるように時間軸同士の間隔を調整することを特徴とする請求項1に記載の製造状況の可視化方法、または請求項2に記載の製造状況の表示方法。
  4. 前記出力する処理は、前記第一の領域として、最後の工程における製造終了時点から、該最後の工程に係る時間軸に対して垂直に伸張される線分が、該最後の工程に係る時間軸の隣に設けた別の時間軸であって、該最後の工程に係る時間軸と該別の時間軸との間隔が該最後の工程における標準の製造時間に基づいて設定された該別の時間軸と交わるまで、前記上辺が延長された前記第一の領域を視認可能な色で出力し、若しくは、前記表示する処理は、前記第1のバンドとして、最後の装置における処理期間の終了時点から、該最後の装置に係る時間軸に対して垂直に伸張される線分が、該最後の装置に係る時間軸の隣に設けた別の時間軸であって、該最後の装置に係る時間軸と該別の時間軸との間隔が該最後の装置における標準の製造時間に基づいて設定された該別の時間軸と交わるまで、前記上辺が延長されたバンドを形成することを特徴とする請求項3に記載の製造状況の可視化方法、または請求項3に記載の製造状況の表示方法。
  5. 前記出力する処理または前記表示する処理は、さらに、前記複数の工程または装置において標準の製造時間に沿って製品が製造された場合の前記第一の領域、または各工程における第1のストライプを示す縞模様を、製品ごとに背景に表示することを特徴とする請求項1、3または4に記載の製造状況の可視化方法、または請求項2〜4のいずれか1つに記載の製造状況の表示方法。
  6. 前記出力する処理または前記表示する処理は、さらに、各時間軸上に、各工程または各装置で発生したイベントまたはエラーを示す画像を表示することを特徴とする請求項1、3、4または5に記載の製造状況の可視化方法、または請求項2〜5のいずれか1つに記載の製造状況の表示方法。
  7. 前記出力する処理または前記表示する処理は、さらに、前記第一の領域または前記第1のバンドを、前記製品の品種に応じて異なる色で表示することを特徴とする請求項1、3〜6のいずれか1つに記載の製造状況の可視化方法、または請求項2〜6のいずれか1つに記載の製造状況の表示方法。
  8. さらに、各時間軸に対して垂直に伸張される線分と交差する前記第一の領域数または前記第1のバンド数を計数し、
    前記第一の領域数または前記第1のバンド数が所定値以上の場合に、その旨の情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1、3〜7のいずれか1つに記載の製造状況の可視化方法または請求項2〜7のいずれか1つに記載の製造状況の表示方法。
  9. 製造ラインに含まれる第1の装置における処理のログ情報に基づく前記第1の装置における処理期間と待機期間を、前記第1の装置における処理期間と待機期間の変化を示す第1の時間軸上に配置し、前記第1の装置に引き続いて処理を行う、前記製造ラインに含まれる第2の装置における処理のログ情報に基づく前記第2の装置における処理期間と待機期間を、前記第1の時間軸と平行であって、前記第2の装置における処理期間と待機期間の変化を示す第2の時間軸上に配置し、かつ、前記第1の装置と前記第2の装置で共通する製造物についての処理期間同士を連結する第1のバンドと、前記第1の装置と前記第2の装置で共通する製造物の処理後の待機期間同士を連結する第2のバンドとを表する表示部、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  10. コンピュータに、
    製造ラインに含まれる第1の装置における処理のログ情報に基づく前記第1の装置における処理期間と待機期間を、前記第1の装置における処理期間と待機期間の変化を示す第1の時間軸上に配置し、前記第1の装置に引き続いて処理を行う、前記製造ラインに含まれる第2の装置における処理のログ情報に基づく前記第2の装置における処理期間と待機期間を、前記第1の時間軸と平行であって、前記第2の装置における処理期間と待機期間の変化を示す第2の時間軸上に配置し、かつ、前記第1の装置と前記第2の装置で共通する製造物についての処理期間同士を連結する第1のバンドと、前記第1の装置と前記第2の装置で共通する製造物の処理後の待機期間同士を連結する第2のバンドとを表する、
    処理を実行させることを特徴とする製造状況の表示プログラム。
  11. 複数の工程による製造が順に行われることにより製造される複数の製品の製造状況を可視化する情報処理装置において、
    前記複数の製品それぞれについて、前記複数の工程のうちの第一の工程と、該第一の工程に後続する第二の工程とのそれぞれについて、1の製品についての製造の開始から終了までを表す印を、該製造の開始から終了までにかかる時間に対応した幅で、前記第一の工程及び前記第二の工程のそれぞれについて同一の方向に延びるそれぞれの時間軸上に配置し、前記複数の製品それぞれについて、前記第一の工程の時間軸上に配置した第一の前記印の製造の開始を示す部分と、前記第二の工程の時間軸上に配置した第二の前記印の製造の開始を示す部分とを結ぶ第一の線分と、該第一の印の製造の終了を示す部分と、該第二の印の製造の終了を示す部分とを結ぶ第二の線分とを生成する制御部と、
    前記複数の製品それぞれについて、前記時間軸を示す線分、前記第一の印、前記第二の印を出力するとともに、前記第一の印、前記第一の線分、前記第二の印、前記第二の線分により区切られる第一の領域を、前記第一の工程、前記第二の工程において製品間で発生した待機期間に応じて形成される第二の領域と区別可能であって視認可能な色で出力する出力部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  12. 複数の工程による製造が順に行われることにより製造される複数の製品の製造状況を可視化する製造状況の可視化プログラムであって、
    前記複数の製品それぞれについて、前記複数の工程のうちの第一の工程と、該第一の工程に後続する第二の工程とのそれぞれについて、1の製品についての製造の開始から終了までを表す印を、該製造の開始から終了までにかかる時間に対応した幅で、前記第一の工程及び前記第二の工程のそれぞれについて同一の方向に延びるそれぞれの時間軸上に配置し、
    前記複数の製品それぞれについて、前記第一の工程の時間軸上に配置した第一の前記印の製造の開始を示す部分と、前記第二の工程の時間軸上に配置した第二の前記印の製造の開始を示す部分とを結ぶ第一の線分と、該第一の印の製造の終了を示す部分と、該第二の印の製造の終了を示す部分とを結ぶ第二の線分とを生成し、
    前記複数の製品それぞれについて、前記時間軸を示す線分、前記第一の印、前記第二の印を出力するとともに、前記第一の印、前記第一の線分、前記第二の印、前記第二の線分により区切られる第一の領域を、前記第一の工程、前記第二の工程において製品間で発生した待機期間に応じて形成される第二の領域と区別可能であって視認可能な色で出力する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする製造状況の可視化プログラム。
JP2013209707A 2013-10-04 2013-10-04 可視化方法、表示方法、情報処理装置、可視化プログラム及び表示プログラム Active JP6287018B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013209707A JP6287018B2 (ja) 2013-10-04 2013-10-04 可視化方法、表示方法、情報処理装置、可視化プログラム及び表示プログラム
TW103129536A TWI564687B (zh) 2013-10-04 2014-08-27 視覺化方法、顯示方法、顯示裝置及記錄媒體
US14/471,338 US20150097840A1 (en) 2013-10-04 2014-08-28 Visualization method, display method, display device, and recording medium
CN201410479943.7A CN104517176B (zh) 2013-10-04 2014-09-18 显示装置、显示方法及可视化方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013209707A JP6287018B2 (ja) 2013-10-04 2013-10-04 可視化方法、表示方法、情報処理装置、可視化プログラム及び表示プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015075795A JP2015075795A (ja) 2015-04-20
JP6287018B2 true JP6287018B2 (ja) 2018-03-07

Family

ID=52776579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013209707A Active JP6287018B2 (ja) 2013-10-04 2013-10-04 可視化方法、表示方法、情報処理装置、可視化プログラム及び表示プログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20150097840A1 (ja)
JP (1) JP6287018B2 (ja)
CN (1) CN104517176B (ja)
TW (1) TWI564687B (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6798064B1 (ja) * 2019-07-09 2020-12-09 株式会社日立製作所 製造の管理を支援するシステム及び方法
US11269317B2 (en) 2019-05-17 2022-03-08 Hitachi, Ltd. System and method for supporting production management
US11367032B2 (en) 2019-10-25 2022-06-21 Hitachi, Ltd. System and method for supporting production management
US11493905B2 (en) 2018-11-08 2022-11-08 Hitachi, Ltd. System and method for supporting production management
US11796987B2 (en) 2020-03-19 2023-10-24 Hitachi, Ltd. System and method for supporting production management
DE112021006944T5 (de) 2021-01-29 2023-11-16 Omron Corporation Unterstützungsvorrichtung zur qualitätsverbesserung

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6387707B2 (ja) * 2014-07-01 2018-09-12 富士通株式会社 異常検出システム、表示装置、異常検出方法及び異常検出プログラム
JP6511860B2 (ja) * 2015-02-27 2019-05-15 富士通株式会社 表示制御システム、グラフ表示方法およびグラフ表示プログラム
JP6532762B2 (ja) * 2015-06-02 2019-06-19 株式会社東芝 情報生成システム、装置、方法、及びプログラム
WO2017017733A1 (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 富士通株式会社 製造工程管理システム、製造工程管理方法および製造工程管理プログラム
CN108139739B (zh) 2015-09-30 2020-12-08 富士通株式会社 制造状态显示系统和显示方法及记录制造状态显示程序的记录介质
US9928625B2 (en) 2015-11-19 2018-03-27 International Business Machines Corporation Visualizing temporal aspects of serial processes
JP6631638B2 (ja) * 2015-12-09 2020-01-15 富士通株式会社 表示方法、表示プログラム及び表示制御装置
WO2017098618A1 (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 富士通株式会社 表示方法、表示プログラム及び表示制御装置
KR102570756B1 (ko) * 2016-01-04 2023-08-24 한화정밀기계 주식회사 제조공정 가시화 장치 및 방법
US10423669B2 (en) * 2016-01-04 2019-09-24 Hanwha Precision Machinery Co., Ltd. Manufacturing process visualization apparatus and method
CN106960268B (zh) * 2016-01-12 2021-01-01 韩华精密机械株式会社 制造进程可视化装置
JP6658863B2 (ja) * 2016-03-09 2020-03-04 富士通株式会社 製造プロセスの可視化プログラム、製造プロセスの可視化方法および製造プロセスの可視化システム
JP6575460B2 (ja) * 2016-08-23 2019-09-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示制御装置及びデータ送信プログラム
JP6773497B2 (ja) * 2016-09-20 2020-10-21 株式会社Screenホールディングス 基板処理管理装置、基板処理管理方法および基板処理管理プログラム
JP6250237B1 (ja) * 2016-11-16 2017-12-20 三菱電機株式会社 作業状況見える化装置
WO2018109842A1 (ja) * 2016-12-13 2018-06-21 富士通株式会社 表示データ生成プログラム、表示データ生成方法、および情報処理装置
WO2019003524A1 (ja) 2017-06-26 2019-01-03 株式会社 東芝 可視化システム
WO2019013224A1 (ja) * 2017-07-12 2019-01-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 製造状況可視化方法、製造状況可視化装置及び製造システム
WO2019189004A1 (ja) 2018-03-27 2019-10-03 株式会社 東芝 可視化システム
JP6957669B2 (ja) * 2019-09-04 2021-11-02 株式会社東芝 可視化システム
JP7252160B2 (ja) * 2020-03-18 2023-04-04 株式会社日立産機システム 生産管理システム、生産管理装置および生産管理方法
JP7157119B2 (ja) * 2020-10-29 2022-10-19 Necプラットフォームズ株式会社 支援システム、支援方法及びプログラム

Family Cites Families (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5973687A (en) * 1996-12-18 1999-10-26 Sun Microsystems, Inc. Graphical distributed make tool methods apparatus and computer program products
TW495819B (en) * 2000-05-31 2002-07-21 Toshiba Corp Method and system for electronic commerce of semiconductor product, system and method of production, and design system, design method and manufacturing method of production equipment
JP2002073143A (ja) * 2000-08-25 2002-03-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 製造装置監視方法
JP2003028258A (ja) * 2001-07-19 2003-01-29 Nsk Ltd トロイダル型無段変速機
US6718220B2 (en) * 2001-11-29 2004-04-06 Windbond Electronics Corporation Method and system of monitoring apparatuses of manufacturing IC
US20030171907A1 (en) * 2002-03-06 2003-09-11 Shay Gal-On Methods and Apparatus for Optimizing Applications on Configurable Processors
US20040034555A1 (en) * 2002-03-18 2004-02-19 Dismukes John P. Hierarchical methodology for productivity measurement and improvement of complex production systems
JP3866143B2 (ja) * 2002-04-26 2007-01-10 株式会社ルネサステクノロジ 半導体装置の製造方法
ES2321196T3 (es) * 2003-09-12 2009-06-03 Volvo Aero Corporation Optimizacion de procesos combinatorios secuenciales.
US7487449B2 (en) * 2003-12-22 2009-02-03 Up Inc. Reaction information display system
JP4623498B2 (ja) * 2003-12-26 2011-02-02 シャープ株式会社 表示装置
TW200535674A (en) * 2004-04-30 2005-11-01 Amtran Technology Co Ltd Product manufacturing status inquiry data input device, product manufacturing status inquiry data output method and product manufacturing status inquiry usage interface
CA2533148A1 (en) * 2005-01-18 2006-07-18 Thomas Kapler System and method for data visualization using a synchronous display of sequential time data and on-map planning
JP4774546B2 (ja) * 2005-03-24 2011-09-14 株式会社アドバンテスト 測定装置、図形生成方法、プログラムおよび記録媒体
US7231267B2 (en) * 2005-07-12 2007-06-12 International Business Machines Corporation Implementing production processes
US7800615B2 (en) * 2006-01-25 2010-09-21 Autodesk, Inc. Universal timelines for coordinated productions
US8107397B1 (en) * 2006-06-05 2012-01-31 Purdue Research Foundation Protocol for secure and energy-efficient reprogramming of wireless multi-hop sensor networks
JP4797066B2 (ja) * 2006-06-19 2011-10-19 株式会社日立国際電気 基板処理システム、検証装置および検証装置の動作検証方法
US8307065B2 (en) * 2006-08-22 2012-11-06 Centurylink Intellectual Property Llc System and method for remotely controlling network operators
JPWO2008072334A1 (ja) * 2006-12-14 2010-03-25 富士通株式会社 コンパイル方法及びコンパイラ
GB2446002A (en) * 2007-01-15 2008-07-30 Greycon Ltd Manufacturing schedule optimisation
EP1967996A1 (en) * 2007-03-09 2008-09-10 Omron Corporation Factor estimating support device and method of controlling the same, and factor estimating support program
WO2009086194A2 (en) * 2007-12-19 2009-07-09 Nevins David C Apparatus, system, and method for organizing information by time and place
JP5278336B2 (ja) * 2008-02-15 2013-09-04 日本電気株式会社 プログラム並列化装置、プログラム並列化方法及びプログラム並列化プログラム
US8063904B2 (en) * 2008-11-26 2011-11-22 Itt Manufacturing Enterprises, Inc. Project timeline visualization methods and systems
EP2224384A1 (en) * 2009-02-25 2010-09-01 Siemens Aktiengesellschaft Method and system for scheduling a manufacturing process
KR101354329B1 (ko) * 2009-04-17 2014-01-22 엘지디스플레이 주식회사 영상표시장치
US9477933B2 (en) * 2009-10-13 2016-10-25 Sap Se System and method for graphical representation of business documents and effectivity
WO2011075444A1 (en) * 2009-12-14 2011-06-23 Rebecca Ansley System and method for process improvement and associated products and services
US20110227925A1 (en) * 2010-03-16 2011-09-22 Imb Corporation Displaying a visualization of event instances and common event sequences
JP2011242831A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置及び情報処理プログラム
US9208050B2 (en) * 2010-07-21 2015-12-08 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Methods and apparatus to manage system performance information
JP2012033828A (ja) * 2010-08-02 2012-02-16 Toshiba Corp 半導体記憶装置及びその製造方法
US9141759B2 (en) * 2011-03-31 2015-09-22 Adidas Ag Group performance monitoring system and method
KR101373369B1 (ko) * 2011-04-21 2014-03-13 주식회사 썬스타 네트워크 기반 생산 관리 시스템 및 방법
KR101178186B1 (ko) * 2011-04-28 2012-08-29 주식회사 유디엠텍 Pc 기반 시스템에서 피엘씨 신호 패턴을 이용하여 다수의 설비로 구성된 자동화 라인의 비정상 상태 알람 방법.
US8952966B2 (en) * 2011-06-06 2015-02-10 Oracle International Corporation Multiple element selections in Gantt charts
US8674994B2 (en) * 2011-06-06 2014-03-18 Oracle International Corporation Presentation of dependencies in Gantt charts
JP5845682B2 (ja) * 2011-07-25 2016-01-20 富士ゼロックス株式会社 制御装置、制御プログラム、および印刷システム
JP5933222B2 (ja) * 2011-11-08 2016-06-08 東京エレクトロン株式会社 温度制御方法、制御装置及びプラズマ処理装置
US8605109B1 (en) * 2011-11-11 2013-12-10 The Mathworks, Inc. Trend density plot
JP5696027B2 (ja) * 2011-12-02 2015-04-08 株式会社日立製作所 作業時間算出装置および作業時間算出方法
JP5811867B2 (ja) * 2012-01-27 2015-11-11 富士通株式会社 グラフ生成プログラム、グラフ生成方法及び生産管理装置
EP2677431A1 (en) * 2012-06-18 2013-12-25 Software AG System and method for realtime detection of process disruptions in event-driven architectures
US9691171B2 (en) * 2012-08-03 2017-06-27 Dreamworks Animation Llc Visualization tool for parallel dependency graph evaluation
US20150269512A1 (en) * 2012-10-10 2015-09-24 Daniel DANIEL WARTEL Productivity Assessment and Rewards Systems and Processes Therefor
US9870300B2 (en) * 2012-11-29 2018-01-16 International Business Machines Corporation Logged event frequency visualization
JP2014139776A (ja) * 2012-12-19 2014-07-31 Canon Inc 表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム
US8831881B1 (en) * 2013-05-15 2014-09-09 Google Inc. Interactive user interface for displaying available trips
US20150076735A1 (en) * 2013-09-16 2015-03-19 Tyco Electronics Corporation Injection molding machine

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11493905B2 (en) 2018-11-08 2022-11-08 Hitachi, Ltd. System and method for supporting production management
US11269317B2 (en) 2019-05-17 2022-03-08 Hitachi, Ltd. System and method for supporting production management
JP6798064B1 (ja) * 2019-07-09 2020-12-09 株式会社日立製作所 製造の管理を支援するシステム及び方法
WO2021005717A1 (ja) * 2019-07-09 2021-01-14 株式会社日立製作所 製造の管理を支援するシステム及び方法
US11593739B2 (en) 2019-07-09 2023-02-28 Hitachi, Ltd. System and method for supporting production management
US11367032B2 (en) 2019-10-25 2022-06-21 Hitachi, Ltd. System and method for supporting production management
US11796987B2 (en) 2020-03-19 2023-10-24 Hitachi, Ltd. System and method for supporting production management
DE112021006944T5 (de) 2021-01-29 2023-11-16 Omron Corporation Unterstützungsvorrichtung zur qualitätsverbesserung

Also Published As

Publication number Publication date
US20150097840A1 (en) 2015-04-09
CN104517176B (zh) 2019-04-12
TW201514646A (zh) 2015-04-16
JP2015075795A (ja) 2015-04-20
CN104517176A (zh) 2015-04-15
TWI564687B (zh) 2017-01-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6287018B2 (ja) 可視化方法、表示方法、情報処理装置、可視化プログラム及び表示プログラム
US10140836B2 (en) Abnormality detection system, display device, abnormality detection method, and recording medium
US10860004B2 (en) Management system and non-transitory computer-readable recording medium
JP6551531B2 (ja) 製造状態表示システム、製造状態表示方法および製造状態表示プログラム
JP6209959B2 (ja) 表示方法、表示装置及び表示プログラム
US10747212B2 (en) Management system and non-transitory computer-readable recording medium
CN116300561A (zh) 用于监测制造的系统,计算机可读存储介质和方法
US9443217B2 (en) Manufacturing quality inspection and analytics system
JP2006228181A (ja) 品質変動表示装置、品質変動表示方法、品質変動表示プログラム及び該プログラムを記録した記録媒体
JP7077553B2 (ja) 品質管理装置
JP2014197308A (ja) 生産管理システム、及び管理方法
WO2017081739A1 (ja) 在庫解析装置および在庫解析方法
JP7141487B2 (ja) 生産リードタイム分析方法及び生産リードタイム分析システム
JP6953381B2 (ja) 製造の管理を支援するシステム及び方法
JP6676114B2 (ja) 製造の管理を支援するシステム及び方法
CN114124743A (zh) 一种数据应用全链路检查规则执行方法及系统
JP7456111B2 (ja) 生産可視化システム
JP2021197026A (ja) 稼働ロス分析システム、および稼働ロス分析方法
JP6961850B1 (ja) 稼働監視装置、及び稼働監視方法
WO2018079647A1 (ja) 工程管理装置、工程管理方法および記録媒体
JP2011108021A (ja) 原価企画における製造原価比較検討支援システム
WO2017056159A1 (ja) 管理システム、管理方法および管理プログラム
JP2005352934A (ja) 生産プロセス管理システムおよび装置
EP3805881B1 (en) Unified control system and method for machining of parts
JP2009211684A (ja) 不具合情報の処理システム及び不具合情報の処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160606

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170509

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6287018

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150