JP6658863B2 - 製造プロセスの可視化プログラム、製造プロセスの可視化方法および製造プロセスの可視化システム - Google Patents

製造プロセスの可視化プログラム、製造プロセスの可視化方法および製造プロセスの可視化システム Download PDF

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Description

本発明は、製造プロセスの可視化プログラム、製造プロセスの可視化方法および製造プロセスの可視化システムに関する。
企業の活動に伴うデータを蓄積して活用することが行われている。例えば、製品の製造ラインにおける製造装置の動作ログ等のデータを蓄積し、生産工程の改善に活用することが行われている。また、生産工程の改善のため、製造ラインにおいて発生した異常について、多種多様な要因の中から根本の要因を因果関係に基づいて推定することが提案されている。
特開2009−116842号公報
しかしながら、例えば、製造ラインの実績データをグラフ化しようとすると、生産工程の順番や特性を定義することが求められる。また、多品種の製品を製造する製造ラインでは、製品の種類ごとに異なる生産工程を経由することがある。このため、生産現場の作業員が異なる生産工程に応じて、生産工程の順番や特性を定義することは負荷が高くなる。
一つの側面では、本発明は、容易に実績データをグラフ化できる製造プロセスの可視化プログラム、製造プロセスの可視化方法および製造プロセスの可視化システムを提供することにある。
一つの態様では、製造プロセスの可視化プログラムは、製造プロダクトが製造ラインで製造される過程で取得された製造データに基づいて、前記製造ラインにおける製造プロセスを可視化する処理をコンピュータに実行させる。すなわち、製造プロセスの可視化プログラムは、製造プロダクトの識別情報と、該製造プロダクトが経た製造プロセスの識別情報と、前記製造プロダクトの前記製造プロセスを経る際に採取された時刻を示す時刻情報とを含む製造データを取得する処理をコンピュータに実行させる。製造プロセスの可視化プログラムは、取得した前記製造データに基づいて、特定の製造プロダクトが経た全ての製造プロセスを特定する処理をコンピュータに実行させる。製造プロセスの可視化プログラムは、特定した前記全ての製造プロセスに含まれる各製造プロセスに対応する時刻情報に基づいて、前記各製造プロセスの順を特定する処理をコンピュータに実行させる。製造プロセスの可視化プログラムは、前記各製造プロセスの識別情報または前記各製造プロセスのシンボル情報を、特定した前記順で配列する処理をコンピュータに実行させる。製造プロセスの可視化プログラムは、所定の時間軸方向に沿って、前記特定の製造プロダクトが前記各製造プロセスを経る時刻を、配列された前記各製造プロセスの識別情報または前記各製造プロセスのシンボル情報に対応付けたグラフを生成する処理をコンピュータに実行させる。
容易に実績データをグラフ化できる。
図1は、実施例の製造プロセスの可視化システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、製造データ記憶部の一例を示す図である。 図3は、プロセスマスタ記憶部の一例を示す図である。 図4は、製造ラインのルート変更の一例を示す図である。 図5は、イベント形式の製造データからグラフを生成する一例を示す図である。 図6は、グラフの一例を示す図である。 図7は、グラフの他の一例を示す図である。 図8は、グラフの他の一例を示す図である。 図9は、グラフの他の一例を示す図である。 図10は、グラフの他の一例を示す図である。 図11は、グラフの他の一例を示す図である。 図12は、実施例の可視化処理の一例を示すフローチャートである。 図13は、製造プロセスの可視化プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する製造プロセスの可視化プログラム、製造プロセスの可視化方法および製造プロセスの可視化システムの実施例を詳細に説明する。なお、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下の実施例は、矛盾しない範囲で適宜組みあわせてもよい。
図1は、実施例の製造プロセスの可視化システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示す製造プロセスの可視化システム1は、情報処理装置100を有する。製造プロセスの可視化システム1は、情報処理装置100の他に、例えば、各製造工程の制御装置、工作機械の制御装置、温度試験等の各種試験装置等を含んでもよく、情報処理装置100は、各種装置から製造ラインの実績データ、つまり製造データを取得できる。また、製造プロセスの可視化システム1は、管理者用の端末装置を含んでもよい。情報処理装置100および各種装置の間は、図示しないネットワークを介して相互に通信可能に接続される。なお、以下の説明では、製造プロダクト(以下、製品ともいう。)の製造ラインにおける時刻情報を含む各種情報を製造データとして取得する場合を一例として説明する。
図1に示す製造プロセスの可視化システム1の情報処理装置100は、製造プロダクトが製造ラインで製造される過程で取得された製造データに基づいて、製造ラインにおける製造プロセスを可視化する。すなわち、情報処理装置100は、製造プロダクトの識別情報と、該製造プロダクトが経た製造プロセスの識別情報と、製造プロダクトの製造プロセスを経る際に採取された時刻を示す時刻情報とを含む製造データを取得する。情報処理装置100は、取得した製造データに基づいて、特定の製造プロダクトが経た全ての製造プロセスを特定するとともに、特定した全ての製造プロセスに含まれる各製造プロセスに対応する時刻情報に基づいて、各製造プロセスの順を特定する。情報処理装置100は、各製造プロセスの識別情報または各製造プロセスのシンボル情報を、特定した順で配列する。情報処理装置100は、所定の時間軸方向に沿って、特定の製造プロダクトが各製造プロセスを経る時刻を、配列された各製造プロセスの識別情報または各製造プロセスのシンボル情報に対応付けたグラフを生成する。これにより、情報処理装置100は、容易に実績データをグラフ化できる。
図1に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、表示部111と、操作部112と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、情報処理装置100は、図1に示す機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部、例えば各種の入力デバイスや音声出力デバイス等の機能部を有することとしてもかまわない。情報処理装置100の一例としては、据置型のパーソナルコンピュータを採用できる。情報処理装置100には、上記の据置型のパーソナルコンピュータのみならず、可搬型のパーソナルコンピュータを情報処理装置100として採用することもできる。また、情報処理装置100は、可搬型の端末としては、上記の可搬型のパーソナルコンピュータの他にも、例えば、タブレット端末を採用することもできる。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部110は、図示しないネットワークを介して各種装置と有線または無線で接続され、各種装置との間で情報の通信を司る通信インタフェースである。通信部110は、各種装置から製造データを受信する。通信部110は、受信した製造データを制御部130に出力する。
表示部111は、各種情報を表示するための表示デバイスである。表示部111は、例えば、表示デバイスとして液晶ディスプレイ等によって実現される。表示部111は、制御部130から入力された表示画面等の各種画面を表示する。
操作部112は、製造プロセスの可視化システム1の管理者から各種操作を受け付ける入力デバイスである。操作部112は、例えば、入力デバイスとして、キーボードやマウス等によって実現される。操作部112は、管理者によって入力された操作を操作情報として制御部130に出力する。なお、操作部112は、入力デバイスとして、タッチパネル等によって実現されるようにしてもよく、表示部111の表示デバイスと、操作部112の入力デバイスとは、一体化されるようにしてもよい。
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、製造データ記憶部121と、プロセスマスタ記憶部122とを有する。また、記憶部120は、制御部130での処理に用いる情報を記憶する。
製造データ記憶部121は、製造プロダクトに関する各種情報を時刻情報に対応付けたイベント形式の製造データを記憶する。図2は、製造データ記憶部の一例を示す図である。図2に示すように、製造データ記憶部121は、「DateTime」、「EventType」、「Worker」、「Place」、「Machine」、「Process」、「Product」といった項目を有する。製造データ記憶部121は、例えば、イベントごとに1レコードとして記憶する。
「DateTime」は、イベントが発生した日時を示す情報である。「EventType」は、イベントの種類を示す情報である。「Worker」は、製造プロセスを担当する作業者を識別する識別情報である。「Place」は、イベントが発生した製造ラインの設備が設置されている場所を識別する識別情報である。「Machine」は、イベントが発生した製造ラインの設備を識別する識別情報である。「Process」は、イベントが発生した製造プロセスを識別する識別情報である。「Product」は、イベントが発生した製造プロダクト、つまり製品を識別する識別情報である。すなわち、製造データ記憶部121は、製造プロダクトの識別情報と、該製造プロダクトが経た製造プロセスの識別情報と、製造プロダクトの製造プロセスを経る際に採取された時刻を示す時刻情報とを含む製造データを記憶する。
図1の説明に戻って、プロセスマスタ記憶部122は、製造工程の工程名や順番等を定義するプロセスマスタを記憶する。図3は、プロセスマスタ記憶部の一例を示す図である。図3に示すように、プロセスマスタ記憶部122は、「Place」、「Machine」、「Process」といった項目を有する。また、プロセスマスタ記憶部122は、それぞれの項目に対応する場所の識別情報、設備の識別情報、製造プロセスの識別情報を記憶する。
「Place」は、イベントが発生した製造ラインの設備が設置されている場所を識別する識別情報である。「Machine」は、イベントが発生した製造ラインの設備を識別する識別情報である。「Process」は、イベントが発生した製造プロセスを識別する識別情報である。プロセスマスタ記憶部122では、例えば、製造プロセス、場所および設備の関係の分析結果に基づいて決定された階層化における階層の優先順位も併せて記憶される。また、プロセスマスタ記憶部122では、例えば、製造プロセスの識別情報が若い順に対応して場所の識別情報、設備の識別情報、製造プロセスの識別情報が並べられて記憶される。なお、プロセスマスタ記憶部122は、製造プロセスの識別情報の代わりに、製造プロセスのシンボル情報を記憶してもよい。
図1の説明に戻って、制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されるようにしてもよい。制御部130は、取得部131と、特定部132と、検知部133と、生成部134とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図1に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。なお、以下の説明では、各製造プロダクトに対応する線分をトレースグラフとも表現し、各製造プロセスの時間軸と各製造プロダクトに対応するトレースグラフとを含むグラフ全体をタイムライングラフとも表現する。
取得部131は、図示しない各種装置から、通信部110を介して製造データを受信して取得する。取得した製造データは、製造プロダクトの識別情報と、該製造プロダクトが経た製造プロセスの識別情報と、製造プロダクトの製造プロセスを経る際に採取された時刻を示す時刻情報とを含む。取得部131は、取得した製造データを製造データ記憶部121に記憶する。すなわち、取得部131は、図示しない各種装置から受信した製造データについて、イベントごとに1レコードとして製造データ記憶部121に蓄積して記憶する。
特定部132は、例えば、製造プロセスの可視化システム1の管理者からグラフを表示する旨の指示を受け付けると、製造データ記憶部121から製造データを読み込む。特定部132は、読み込んだ製造データに基づいて、特定の製造プロダクトが経た全ての製造プロセスを特定する。また、特定部132は、特定した全ての製造プロセスに含まれる各製造プロセスに対応する時刻情報に基づいて、各製造プロセスの順を特定する。すなわち、特定部132は、複数種類の製造プロダクトが混流するような製造ラインや、同一の機能を持つ複数の設備を有する製造ラインにおいて、製造データに含まれる製造プロダクトごとに、流れた製造ラインのルートを特定する。特定部132は、特定した各製造プロセスの順を生成部134に出力する。また、特定部132は、特性検知指示を検知部133に出力する。
ここで、図4を用いて、製造ラインのルート変更について説明する。図4は、製造ラインのルート変更の一例を示す図である。図4に示すように、製造ラインにおいて、品種によってルートが違う場合の事例11や、設備が複数の工程(製造プロセス)を担当する場合の事例12では、プロセス定義の数が多くなる。また、事例11では、製造ラインにおける改善によって、事例13の点線に示すようにルートが変更される場合がある。つまり、改善が継続的に行われると、プロセス定義の変更が多発することになる。この場合には、製造プロセスの順番よりも、どこでルートが分かれて、どこで交わるかが重要となってくる。つまり、複数の品種の製品を製造ラインに混流させる大量生産では、特定品種において想定外の流れで生産することは品質悪化に繋がることになる。このため、製造プロセスの可視化では、製造プロダクトの流れだけでなく、設備や場所に着目することで、ボトルネックとなる設備や、空きのある設備を可視化することが求められる。
図1の説明に戻って、検知部133は、特定部132から特性検知指示が入力されると、製造データ記憶部121から製造データを読み込む。検知部133は、読み込んだ製造データに基づいて、各製造プロセスの特性を検知する。製造プロセスの特性は、例えば、製造プロダクト1つ1つが独立して製造処理されるシングル工程、複数の製造プロダクトが並列して製造処理される並列工程、特定のタイミング毎に一括して製造プロダクトが製造処理されるバッチ工程等が含まれる。検知部133は、検知した各製造プロセスの特性を含むプロセス評価情報を生成部134に出力する。
生成部134には、特定部132から各製造プロセスの順が入力される。生成部134は、製造データ記憶部121を参照し、配列する各製造プロセスの識別情報または各製造プロセスのシンボル情報、ならびに、各製造プロセスに対応する場所および設備のうち1つ以上の情報について、各情報間の関係を分析する。生成部134は、分析結果に基づいて、グラフに配列する各情報について、階層化の優先順位を決定する。
生成部134は、各情報間の関係の分析として、例えば、親子関係を総当りで判定し、最も多く親と判定される情報から順次、親として抜き出していくことで、登場回数が多い情報を親であると分析できる。生成部134は、例えば、優先順位を登場回数が多い順に高くなるように決定する。言い換えると、生成部134は、優先順位が高い情報を大項目、次に優先順位が高い情報を中項目といった分類を行う。
生成部134は、決定した優先順位に基づいて、各情報を階層化する。なお、階層化した各情報に対応する各層は、管理者の操作によって並び替え可能としてもよい。生成部134は、階層化した各情報について、特定部132から入力された各製造プロセスの順にグラフに配列する。すなわち、生成部134は、グラフの項目欄の配列を決定する。なお、項目欄の配列は、管理者の操作によって配列された順を入れ替え可能としてもよい。
また、生成部134は、検知部133からプロセス評価情報が入力されると、入力されたプロセス評価情報を、各製造プロセスの識別情報または各製造プロセスのシンボル情報に対応付けてグラフに配置する。すなわち、生成部134は、検知した製造プロセスの特性を、グラフの各製造プロセスの識別情報または各製造プロセスのシンボル情報に対応付ける。
次に、生成部134は、製造プロダクトに対応するトレースグラフを生成する。生成部134は、所定の時間軸方向に沿って、各製造プロダクトが各製造プロセスを経る時刻を、配列された項目欄に対応付けてトレースグラフを生成する。言い換えると、生成部134は、所定の時間軸方向に沿って、特定の製造プロダクトが各製造プロセスを経る時刻を、配列された各製造プロセスの識別情報または各製造プロセスのシンボル情報に対応付けたグラフを生成する。すなわち、生成部134は、製造プロセスの順および優先順位に基づいてグラフを生成する。
生成部134は、生成したグラフを表示部111に表示させる。なお、生成部134は、例えば、管理者が製造プロダクトに対応するトレースグラフにマウスカーソルを重ねる(マウスオーバーさせる)と、当該製造プロダクトに対応するトレースグラフをハイライトさせるようにしてもよい。また、生成部134は、表示させたグラフに用いた項目欄の配列を、プロセスマスタとしてプロセスマスタ記憶部122に記憶する。
ここで、図5を用いて製造データからのグラフの生成について説明する。図5は、イベント形式の製造データからグラフを生成する一例を示す図である。図5の例では、製造データの読み込みに応じて、グラフ24a、24b、24cおよび24dの順に、読み込んだ製造データに対応するトレースグラフが描画される。グラフ24a〜24dは、それぞれ、グラフ領域25a、25b、25cまたは25dと、項目欄26a、26b、26cまたは26dとを有する。なお、製造データは、例えば、製造プロダクトの番号で纏めてから、日時でソートしたものが用いられる。
グラフ24aは、製造データの読み込み前のグラフであり、グラフ領域25aおよび項目欄26aには、何も表示されていない。グラフ24bは、製造プロダクトが2つの製造プロセスを終了し、3つ目の製造プロセスを開始した製造データまでを読み込んだ状態である。グラフ24bでは、3つの製造プロセスに対応する時間軸と、製造プロダクトに対応するトレースグラフがグラフ領域25bに表示される。また、グラフ24bでは、各製造プロセスに対応する項目が項目欄26bに表示される。
グラフ24cは、グラフ24bから、さらに製造データを読み込んだ状態のグラフである。グラフ24cでは、製造プロセスが8つに増加し、複数の製造プロダクトに対応するトレースグラフがグラフ領域25cに表示される。また、グラフ24cでは、増加した製造プロセスに対応する項目が、さらに項目欄26cに表示される。つまり、グラフ24cでは、増加した製造プロセスに対応する時間軸が追加される。さらに、グラフ24cでは、項目欄26cの各項目を、項目27のように管理者がドラッグアンドドロップすることで、製造プロセスの順番が変更可能である。なお、トレースグラフは、例えば、線分28のように時間軸に沿う部分が当該製造プロセスでの処理を表し、線分29のように製造プロセス間の部分が製造プロダクトの移動を表している。
グラフ24dは、グラフ24cにおいて項目27の順番を並び替えた状態のグラフである。グラフ24dでは、グラフ24cにおいて最も右側にあった製造プロセスが、左から5番目に移動されている。図5の例に示すように、情報処理装置100は、プロセスマスタがない状態であっても、製造データに基づいてタイムライングラフを表示できる。
次に、図6から図11を用いて、階層化した各情報に対応する各層の並びに応じたグラフ例について説明する。図6は、グラフの一例を示す図である。図6に示すグラフ30は、項目欄31とグラフ領域32とを有する。グラフ30は、項目欄31の各情報の階層が上位からProcess33、Place34、Machine35の順となっている。すなわち、グラフ30は、製造プロセス、場所、設備の順に優先順位が高い状態である。グラフ30では、製造プロセスの優先順位が高いので、製造プロダクトの流れがわかるグラフとなる。なお、グラフ30では、製造プロダクトが製造プロセスr04とr05との間、製造プロセスr11とr12との間、および、製造プロセスr18とr19との間で遅延していることはわかるが、遅延の原因を特定することは難しい。
図7は、グラフの他の一例を示す図である。図7に示すグラフ40は、項目欄31の各情報の階層が上位からPlace34、Machine35、Process33の順となっている。すなわち、グラフ40は、場所、設備、製造プロセスの順に優先順位が高い状態である。グラフ40は、場所の優先順位が高いので、場所別の設備の稼働状況がわかるグラフとなる。グラフ40では、領域36に示すように、場所「ws_bt1」の設備「eq_bt11」の稼働状況に空きがあることがわかる。また、グラフ40は、製造ラインにおける流れにおいて互いに近い製造プロセスについて、場所が近いか否かがわかるグラフとなる。
図8は、グラフの他の一例を示す図である。図8に示すグラフ50は、項目欄31の各情報の階層が上位からMachine35、Process33、Place34の順となっている。すなわち、グラフ50は、設備、製造プロセス、場所の順に優先順位が高い状態である。グラフ50は、設備の優先順位が高いので、設備の稼働状況がわかるグラフとなる。グラフ50では、領域37の設備「eq_ps1」が稼働状況に空きがなくボトルネックとなり、領域38の設備「eq_bt11」は稼働状況に空きがあることがわかる。
図9は、グラフの他の一例を示す図である。図9に示すグラフ60は、項目欄31の各情報の階層が上位からPlace34、Machine35の順となっている。すなわち、グラフ60は、場所、設備の順に優先順位が高い状態である。また、グラフ60では、製造プロセスを項目欄31から削除した状態であり、場所と設備とに注目したい場合に、よりグラフが見やすくなる。グラフ60は、場所の優先順位が高いので、場所別の設備の稼働状況がわかるグラフとなる。グラフ60では、領域39の場所「ws_ps1」の設備「eq_ps1」が稼働状況に空きがなくボトルネックとなり、領域40の場所「ws_bt1」の設備「eq_bt11」は稼働状況に空きがあることがわかる。
図10は、グラフの他の一例を示す図である。図10に示すグラフ70は、項目欄31の各情報の階層が上位からMachine35、Place34の順となっている。すなわち、グラフ70は、設備、場所の順に優先順位が高い状態である。また、グラフ70では、製造プロセスを項目欄31から削除した状態であり、設備と場所とに注目したい場合に、よりグラフが見やすくなる。グラフ70は、設備の優先順位が高いので、設備の稼働状況がわかるグラフとなる。グラフ70では、領域41の場所「ws_ps1」にある設備「eq_ps1」が稼働状況に空きがなくボトルネックとなり、領域42の場所「ws_bt1」の設備「eq_bt11」は稼働状況に空きがあることがわかる。
また、グラフ70は、例えば、同じ製造プロセスを処理する設備であるが、異なる場所にある場合の状況も把握できる。一般的には、設備を増強する際に、近くの場所に設置することが多いが、設備増強を繰り返してきた工場では、繁忙期対応で暫定的に設置した場所で運用し続けることがある。この場合には、別の建屋に設置されることもあり、製造プロダクトを移動する時間がかかってしまうこともある。そうすると、当該設備は、使用頻度が少なくなることがあるが、定期保守は他の設備と同様に実施される。従って、設備単体での稼働状況を評価するのではなく、製造プロダクトの流れと合わせて評価し、場合によっては設備の設置場所の変更も再考することが可能である。すなわち、グラフ70は、例えば、同じ製造プロセスを処理する設備であるが、工場の建屋が狭い等のため増設する設備を他の建屋に設置する場合に、増設した設備の稼働状況を容易に把握できる。このことから、管理者は、例えば増設した設備のメンテナンス間隔を空けるといった判断も可能となる。
図11は、グラフの他の一例を示す図である。図11に示すグラフ80は、項目欄31の各情報の階層がMachine35のみとなっている。すなわち、グラフ80は、設備に着目した状態である。つまり、グラフ80では、製造プロセスおよび場所を項目欄31から削除した状態であり、設備に注目したい場合に、よりグラフが見やすくなる。グラフ80では、領域43の設備「eq_ps1」が稼働状況に空きがなくボトルネックとなり、領域44の設備「eq_bt11」は稼働状況に空き時間45があることがわかる。すなわち、グラフ80では、空き時間45に着目することで、設備の稼働率評価を容易に行うことができる。
次に、実施例の製造プロセスの可視化システム1の動作について説明する。図12は、実施例の可視化処理の一例を示すフローチャートである。
情報処理装置100の取得部131は、図示しない各種装置から製造データを受信して取得する(ステップS1)。取得部131は、取得した製造データを製造データ記憶部121に記憶する。
特定部132は、例えば、管理者からグラフを表示する旨の指示を受け付けると、製造データ記憶部121から製造データを読み込む。特定部132は、読み込んだ製造データに基づいて、特定の製造プロダクトが経た全ての製造プロセスを特定する。なお、特定の製造プロダクトは、複数であってもよい。また、特定部132は、特定した全ての製造プロセスに含まれる各製造プロセスに対応する時刻情報に基づいて、各製造プロセスの順を特定する(ステップS2)。特定部132は、特定した各製造プロセスの順を生成部134に出力する。また、特定部132は、特性検知指示を検知部133に出力する。
検知部133は、特定部132から特性検知指示が入力されると、製造データ記憶部121から製造データを読み込む。検知部133は、読み込んだ製造データに基づいて、各製造プロセスの特性を検知する(ステップS3)。検知部133は、検知した各製造プロセスのプロセス評価情報を生成部134に出力する。
生成部134は、特定部132から各製造プロセスの順が入力されると、製造データ記憶部121を参照し、配列する製造プロセス、場所および設備の各情報間の関係を分析する(ステップS4)。生成部134は、分析結果に基づいて、グラフに配列する各情報について、階層化の優先順位を決定する(ステップS5)。生成部134は、決定した優先順位に基づいて、各情報を階層化する。生成部134は、階層化した各情報に対応するグラフの項目欄の配列を決定して配列する。
また、生成部134は、検知部133からプロセス評価情報が入力されると、入力されたプロセス評価情報を、各製造プロセスの識別情報または各製造プロセスのシンボル情報に対応付けてグラフに配置する。
生成部134は、所定の時間軸方向に沿って、各製造プロダクトが各製造プロセスを経る時刻を、配列された項目欄に対応付けてトレースグラフを生成する。すなわち、生成部134は、製造プロセスの順および優先順位に基づいてグラフを生成する(ステップS6)。
生成部134は、生成したグラフを表示部111に表示させる(ステップS7)。また、生成部134は、表示させたグラフに用いた項目欄の配列を、プロセスマスタとしてプロセスマスタ記憶部122に記憶する。これにより、情報処理装置100は、容易に製造データ、つまり実績データをグラフ化できる。
このように、情報処理装置100は、製造プロダクトの識別情報と、該製造プロダクトが経た製造プロセスの識別情報と、製造プロダクトの製造プロセスを経る際に採取された時刻を示す時刻情報とを含む製造データを取得する。また、情報処理装置100は、取得した製造データに基づいて、特定の製造プロダクトが経た全ての製造プロセスを特定するとともに、特定した全ての製造プロセスに含まれる各製造プロセスに対応する時刻情報に基づいて、各製造プロセスの順を特定する。また、情報処理装置100は、各製造プロセスの識別情報または各製造プロセスのシンボル情報を、特定した順で配列する。また、情報処理装置100は、所定の時間軸方向に沿って、特定の製造プロダクトが各製造プロセスを経る時刻を、配列された各製造プロセスの識別情報または各製造プロセスのシンボル情報に対応付けたグラフを生成する。その結果、容易に実績データをグラフ化できる。
また、情報処理装置100は、複数の製造プロダクトについて、製造データを取得する。また、情報処理装置100は、取得した製造データに基づいて、複数の製造プロダクトのうち、少なくともいずれかの製造プロダクトが経た全ての製造プロセスを特定する。また、情報処理装置100は、いずれかの製造プロダクトについて、特定した全ての製造プロセスに含まれる各製造プロセスに対応する時刻情報に基づいて、各製造プロセスの順を特定する。その結果、複数の製造プロダクトを含む場合でも、容易に実績データをグラフ化できる。
また、情報処理装置100は、特定された順で配列した各製造プロセスの識別情報または各製造プロセスのシンボル情報について、配列された順を入れ替え可能なグラフを生成する。その結果、管理者によるグラフの微調整が可能となる。
また、情報処理装置100は、各製造プロセスに対応する場所および設備のうち1つ以上の情報を、各製造プロセスの識別情報または各製造プロセスのシンボル情報と対応付けて配列したグラフを生成する。その結果、着目したい製造プロセス、設備および場所に応じて実績データをグラフ化できる。
また、情報処理装置100は、配列する識別情報またはシンボル情報、ならびに、各製造プロセスに対応する場所および設備のうち1つ以上の情報について、所定の優先順位に基づいて階層化し、該階層化された各層を並び替え可能なグラフを生成する。その結果、着目したい製造プロセス、設備および場所に応じて実績データをグラフ化できる。
また、情報処理装置100は、対応付けられた各情報間の関係を分析して、所定の優先順位を決定してグラフを生成する。その結果、より適切な順番で階層化されたグラフを生成できる。
また、情報処理装置100は、製造データに基づいて、製造プロセスの特性を検知する。また、情報処理装置100は、検知した特性を、グラフの各製造プロセスの識別情報または各製造プロセスのシンボル情報に対応付けたグラフを生成する。その結果、製造プロセスの特性が一目でわかるグラフを生成できる。
なお、上記実施例では、製造データ記憶部121に記憶された製造データを用いてグラフを生成したが、これに限定されない。例えば、図示しない各種装置から随時受信する製造データに基づいてグラフを生成し、新たな製造データを受信するたびに、グラフを更新するようにしてもよい。これにより、製造データをリアルタイムでグラフ化できる。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、特定部132と検知部133とを統合してもよい。また、図示した各処理は、上記の順番に限定されるものではなく、処理内容を矛盾させない範囲において、同時に実施してもよく、順序を入れ替えて実施してもよい。
さらに、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図13は、製造プロセスの可視化プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図13に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU201と、データ入力を受け付ける入力装置202と、モニタ203とを有する。また、コンピュータ200は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読取装置204と、各種装置と接続するためのインタフェース装置205と、他の情報処理装置等と有線または無線により接続するための通信装置206とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するRAM207と、ハードディスク装置208とを有する。また、各装置201〜208は、バス209に接続される。
ハードディスク装置208には、図1に示した取得部131、特定部132、検知部133および生成部134の各処理部と同様の機能を有する製造プロセスの可視化プログラムが記憶される。また、ハードディスク装置208には、製造データ記憶部121、プロセスマスタ記憶部122、および、製造プロセスの可視化プログラムを実現するための各種データが記憶される。入力装置202は、例えば、コンピュータ200の管理者から操作情報、管理情報等の各種情報の入力を受け付ける。モニタ203は、例えば、コンピュータ200の管理者に対して表示画面等の各種画面を表示する。インタフェース装置205は、例えば印刷装置等が接続される。通信装置206は、例えば、図1に示した通信部110と同様の機能を有し図示しないネットワークと接続され、図示しない各種装置と各種情報をやりとりする。
CPU201は、ハードディスク装置208に記憶された各プログラムを読み出して、RAM207に展開して実行することで、各種の処理を行う。また、これらのプログラムは、コンピュータ200を図1に示した取得部131、特定部132、検知部133および生成部134として機能させることができる。
なお、上記の製造プロセスの可視化プログラムは、必ずしもハードディスク装置208に記憶されている必要はない。例えば、コンピュータ200が読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラムを、コンピュータ200が読み出して実行するようにしてもよい。コンピュータ200が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN等に接続された装置にこの製造プロセスの可視化プログラムを記憶させておき、コンピュータ200がこれらから製造プロセスの可視化プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
1 製造プロセスの可視化システム
100 情報処理装置
110 通信部
111 表示部
112 操作部
120 記憶部
121 製造データ記憶部
122 プロセスマスタ記憶部
130 制御部
131 取得部
132 特定部
133 検知部
134 生成部

Claims (9)

  1. 製造プロダクトが製造ラインで製造される過程で取得された製造データに基づいて、前記製造ラインにおける製造プロセスを可視化する製造プロセスの可視化プログラムにおいて、
    製造プロダクトの識別情報と、該製造プロダクトが経た製造プロセスの識別情報と、前記製造プロダクトの前記製造プロセスを経る際に採取された時刻を示す時刻情報とを含む製造データを取得し、
    取得した前記製造データに基づいて、特定の製造プロダクトが経た全ての製造プロセスを特定するとともに、特定した前記全ての製造プロセスに含まれる各製造プロセスに対応する時刻情報に基づいて、前記各製造プロセスの順を特定し、
    前記各製造プロセスの識別情報または前記各製造プロセスのシンボル情報を、特定した前記順で配列するとともに、所定の時間軸方向に沿って、前記特定の製造プロダクトが前記各製造プロセスを経る時刻を、配列された前記各製造プロセスの識別情報または前記各製造プロセスのシンボル情報に対応付けたグラフであって、前記順で配列した前記各製造プロセスの識別情報または前記各製造プロセスのシンボル情報について、配列された順を入れ替え可能な前記グラフを生成する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする製造プロセスの可視化プログラム。
  2. 前記取得する処理は、複数の前記製造プロダクトについて、前記製造データを取得し、
    前記特定する処理は、取得した前記製造データに基づいて、複数の前記製造プロダクトのうち、少なくともいずれかの前記製造プロダクトが経た全ての製造プロセスを特定するとともに、いずれかの前記製造プロダクトについて、特定した前記全ての製造プロセスに含まれる各製造プロセスに対応する時刻情報に基づいて、前記各製造プロセスの順を特定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の製造プロセスの可視化プログラム。
  3. 前記生成する処理は、前記各製造プロセスに対応する場所および設備のうち1つ以上の情報を、前記各製造プロセスの識別情報または前記各製造プロセスのシンボル情報と対応付けて配列した前記グラフを生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の製造プロセスの可視化プログラム。
  4. 前記生成する処理は、配列する前記識別情報または前記シンボル情報、ならびに、前記各製造プロセスに対応する場所および設備のうち1つ以上の情報について、所定の優先順位に基づいて階層化し、該階層化された各層を並び替え可能な前記グラフを生成する、
    ことを特徴とする請求項に記載の製造プロセスの可視化プログラム。
  5. 前記生成する処理は、対応付けられた前記各情報間の関係を分析して、前記所定の優先順位を決定して前記グラフを生成する、
    ことを特徴とする請求項に記載の製造プロセスの可視化プログラム。
  6. 製造プロダクトが製造ラインで製造される過程で取得された製造データに基づいて、前記製造ラインにおける製造プロセスを可視化する製造プロセスの可視化プログラムにおいて、
    製造プロダクトの識別情報と、該製造プロダクトが経た製造プロセスの識別情報と、前記製造プロダクトの前記製造プロセスを経る際に採取された時刻を示す時刻情報とを含む製造データを取得し、
    取得した前記製造データに基づいて、特定の製造プロダクトが経た全ての製造プロセスを特定するとともに、特定した前記全ての製造プロセスに含まれる各製造プロセスに対応する時刻情報に基づいて、前記各製造プロセスの順を特定し、
    記製造データに基づいて、前記製造プロセスの特性を検知し、
    前記各製造プロセスの識別情報または前記各製造プロセスのシンボル情報を、特定した前記順で配列するとともに、所定の時間軸方向に沿って、前記特定の製造プロダクトが前記各製造プロセスを経る時刻を、配列された前記各製造プロセスの識別情報または前記各製造プロセスのシンボル情報に対応付けたグラフであって、検知した前記特性を、前記グラフの前記各製造プロセスの識別情報または前記各製造プロセスのシンボル情報に対応付けた前記グラフを生成する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする製造プロセスの可視化プログラム。
  7. 前記取得する処理は、複数の前記製造プロダクトについて、前記製造データを取得し、
    前記特定する処理は、取得した前記製造データに基づいて、複数の前記製造プロダクトのうち、少なくともいずれかの前記製造プロダクトが経た全ての製造プロセスを特定するとともに、いずれかの前記製造プロダクトについて、特定した前記全ての製造プロセスに含まれる各製造プロセスに対応する時刻情報に基づいて、前記各製造プロセスの順を特定する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の製造プロセスの可視化プログラム。
  8. 製造プロダクトが製造ラインで製造される過程で取得された製造データに基づいて、前記製造ラインにおける製造プロセスを可視化する製造プロセスの可視化方法において、
    製造プロダクトの識別情報と、該製造プロダクトが経た製造プロセスの識別情報と、前記製造プロダクトの前記製造プロセスを経る際に採取された時刻を示す時刻情報とを含む製造データを取得し、
    取得した前記製造データに基づいて、特定の製造プロダクトが経た全ての製造プロセスを特定するとともに、特定した前記全ての製造プロセスに含まれる各製造プロセスに対応する時刻情報に基づいて、前記各製造プロセスの順を特定し、
    前記各製造プロセスの識別情報または前記各製造プロセスのシンボル情報を、特定した前記順で配列するとともに、所定の時間軸方向に沿って、前記特定の製造プロダクトが前記各製造プロセスを経る時刻を、配列された前記各製造プロセスの識別情報または前記各製造プロセスのシンボル情報に対応付けたグラフであって、前記順で配列した前記各製造プロセスの識別情報または前記各製造プロセスのシンボル情報について、配列された順を入れ替え可能な前記グラフを生成する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする製造プロセスの可視化方法。
  9. 製造プロダクトが製造ラインで製造される過程で取得された製造データに基づいて、前記製造ラインにおける製造プロセスを可視化する製造プロセスの可視化システムにおいて、
    製造プロダクトの識別情報と、該製造プロダクトが経た製造プロセスの識別情報と、前記製造プロダクトの前記製造プロセスを経る際に採取された時刻を示す時刻情報とを含む製造データを取得する取得部と、
    取得された前記製造データに基づいて、特定の製造プロダクトが経た全ての製造プロセスを特定するとともに、特定した前記全ての製造プロセスに含まれる各製造プロセスに対応する時刻情報に基づいて、前記各製造プロセスの順を特定する特定部と、
    前記各製造プロセスの識別情報または前記各製造プロセスのシンボル情報を、特定された前記順で配列するとともに、所定の時間軸方向に沿って、前記特定の製造プロダクトが前記各製造プロセスを経る時刻を、配列された前記各製造プロセスの識別情報または前記各製造プロセスのシンボル情報に対応付けたグラフであって、前記順で配列した前記各製造プロセスの識別情報または前記各製造プロセスのシンボル情報について、配列された順を入れ替え可能な前記グラフを生成する生成部と、
    を有することを特徴とする製造プロセスの可視化システム。
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