JP4623498B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示装置(LCD)、プラズマ表示装置(PDP)、無機または有機エレクトロルミネッセンス(EL)表示装置、発光ダイオード(LED)表示装置、蛍光表示管、電界放出型表示装置、電気泳動表示装置、エレクトロクロミック表示装置、陰極線管(CRT)表示装置などの表示装置に関する。
液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、ELディスプレイなどのフラットパネルディスプレイ(以下、FPDと呼ぶ)は、ガラス、プラスチック、半導体などの基板上にマトリクス状に配置された画素を有しており、外部からの電気信号によって任意の画素を光学的に制御することにより画像表示を行う。各画素は一般に赤緑青の三原色の絵素より構成され、これらの絵素は各々別の信号で駆動される最小単位である。
FPDは、サイズと解像度によって、画素のサイズが決定される。例えば、対角が37インチで、解像度が1366本×768本のWXGA(Wide eXtended Graphics Array)のFPDでは、一画素のサイズは600μm角となる。画素の形状は、ディスプレイの仕様によっては正方形でない場合もありうるが、概ね正方形である。一画素の大きさが600μm×600μmであり、例えばR(赤)G(緑)B(青)のストライプ形状の絵素から一画素が構成された場合、一絵素の大きさは一画素の幅を三等分した200μm×600μmとなる。
図13は一般的な画素の概略平面図である。画素101は、赤絵素102、緑絵素103および青絵素104から構成される。赤絵素102に対しては赤絵素用信号線105、緑絵素103に対しては緑絵素用信号線106、青絵素104に対しては青絵素用信号線107がそれぞれ電気的に接続されている。多くの液晶表示装置や有機ELディスプレイなどの場合、薄膜トランジスタ(TFT)やダイオードなどを介して信号線が絵素に接続される。なお、プラズマディスプレイなどのデューティ駆動するものでは、信号線そのものが絵素となる。各々の信号線から供給される信号によって、各絵素102,103,104が駆動されマトリクス表示される。
一般に人間の目は緑色の視感度が高く、赤緑青の三原色の明度比率は概ね5:12:2である。またストライプ配列では、同一色の絵素が縦方向に配列する。したがって、白の表示を全面に行なった場合、赤と緑の合成色である黄色の縦ラインと青色の縦ラインとが周期的に並ぶことになり、それが縦縞状に視認されることになる。白以外の表示でも、例えば人の顔や模様のない壁紙などの表示でも、すべてに縦縞(縦すじ)が発生し、表示品位を損なうこととなる。
図1を参照しながらこの現象を詳細に説明する。図1はCampbell-Robson CSF Chart と呼ばれる図である。この図の横軸は縞の細かさを表し、縦軸は縞の輝度の比(コントラスト)を表す。この縞の濃淡を波と捉えて、横軸を空間周波数という指標で表す。空間周波数は視野1°内に存在する白黒のライン&スペースの対の本数で表される。単位はcycle/degreeである。縞の輝度の比(コントラスト)は、ディスプレイ上では8ビットのグレースケール(256階調)で表される。具体的には、縦軸の一番上が128階調(コントラスト=1)であり、一番下が0階調と255階調(コントラストはおおよそ500〜1000程度)である。
図2は、Campbell-Robson CSF Chart を用いて測定した解像限界曲線を示すグラフである。グラフの縦軸と横軸は前述のCampbell-Robson CSF Chart と同じである。図2に示す曲線の内側は縦縞が見える領域である。図2から、絵素の縦縞が見えることは、観察者からディスプレイまでの距離、絵素サイズおよびコントラストが関係していることがわかる。
コントラストは、緑色と赤色の強度の和に対する青色の強度の比であるから、理論的に計算できる。例えば液晶表示装置の場合、色の強度の比は、カラーフィルタの透過率の比で代用することができる。代表的な青色カラーフィルタの透過率は8.7%、緑色カラーフィルタの透過率は57%、赤色カラーフィルタの透過率は22%であるので、これらの値を用いて計算すると、(57+22)/8.7=9.1となる。すなわち、コントラストは約9である。カラーフィルタが変われば透過率も変わり、またPDPなどの発光ディスプレイでは透過率でなく輝度の測定になるが、RGB三原色で画像を表示する表示装置である限り、コントラストは約9であることに変わりはない。したがって、観察者からディスプレイまでの距離が短く、絵素サイズが大きいほど、言い換えれば低解像度なディスプレイほど縦縞が見えやすい。
また、赤緑青の三原色以外の画素配列についても、同様の原理により、最も視感度の高い色の絵素と低い色の絵素とによる縞が視認される。例えばシアン、マゼンタおよびイエロの三色の画素配列の場合、最も視感度の高いイエロの絵素と視感度の低いマゼンタの絵素との間で縞が視認され、赤緑青に白を加えた4色の画素配列の場合、最も視感度の高い白の絵素と視感度の低い青の絵素との間で縞が視認される。さらに、赤緑青にシアンとイエロを加えた5色の画素配列においても、最も視感度の高い緑と視感度の低い青の絵素との間で縞が視認される。
ところで、FPDがTV用途であれば、従来のCRTのTVと同様に、観察者からディスプレイまでの距離は対角サイズの3倍が適当である。しかし、PC(パーソナルコンピュータ)モニタを兼用するパーソナル用途のTVの場合、ディスプレイまでの視認距離は比較的短くなり、対角サイズ以下の視認距離で使用されることも多い。また、パーソナル用途のTVでは、従来のPCモニタよりも高輝度が必要となる。したがって、使用目的に応じて距離を設定した場合、ある値以上の解像度がないと縦縞により表示品位を損なうことになる。
具体的には、図2からコントラストが9の解像度限界を読み取ると、約13cycle/degreeとなる。この解像度限界を観察者からディスプレイまでの距離が50cmの場合に当てはめると、絵素サイズ(ピッチ)は400μm相当になり、これ以上の大きさのピッチの絵素では縦すじが見えることになる。例えば、対角が50cm(19.7インチ)、解像度が640×480のVGA(Video Graphics Array)クラスのディスプレイの場合、一絵素のサイズ(ピッチ)は680μmであるから、縦縞が視認され、表示品位を損なう。
ストライプ配列による縦縞の発生は、デルタ配列、モザイク配列あるいは特許文献1などに開示されたスクエア配列を採用することによってある程度緩和されるが、縦縞が横縞や斜め縞となるだけで、根本的な解決には至らない。さらに、テキスト表示やベクトル画像のようにエッジがはっきりとした画像の場合、エッジに色付きが発生するので、パソコンモニタやコンピューターグラフィックス用途では問題となる。
特許文献2には、n(nは2以上の整数)色のカラーフィルタが縦方向で同じ色に配列され、かつ横方向で同じ色がm(mは2以上の整数)個ずつ並んで順次配列され、n×m×l(lは自然数)個の画素で1絵素を構成する液晶表示装置が開示されている。しかしながら、入力される信号の解像度以上に表示される解像度を上げることは、駆動回路やコントローラなどの周辺回路のコストがかかり好ましくない。また、表示装置の解像度以下の解像度を持つ信号をその表示装置に入力する場合、例えばVGAの解像度を持つ信号をXGA(eXtended Graphics Array )の表示パネルに入力する場合、画像処理によって信号の解像度を上げる必要があるので、さらに余分な回路が必要となる。
特許文献3には、青絵素が中心に配置されたチェッカボード状配列を有する画素が開示されている。この配列を採用することにより、少なくとも縦縞は見えなくなる。しかし、解像度を変えずにチェッカボード状配列にしても、空間周波数は変わらないので、縦縞、横縞および斜め縞の混合縞となり、やはり本問題の解決とはならない。
特開平6-102503号公報 特開2001-272689 号公報 Candice Hellen Brown Elliott, Reducing Pixel Count without Reducing Image Quality,“Information Display", U.S.A,The Society for Information Display, December1999, Vol.15, No.12, p.22-25
本発明の目的の一つは、周辺回路のコストを上げることなく、縦縞による表示品位の低下を抑制することである。
本発明の表示装置は、マトリクス状に配列された複数の画素を有する表示装置であって、前記画素は各組が三色以上の絵素を含む複数組の絵素群を有しており、前記画素に含まれる同色の前記絵素は同じ信号により駆動され、前記画素は行方向に隣接する二組の絵素群から構成され、かつ前記二組の絵素群のそれぞれは周期的に一方向に配列された三色以上の絵素から構成され、前記二組の絵素群のそれぞれは周期的に一方向に配列された三色の絵素から構成され、行方向に隣接する二つの前記画素のうち一方の画素に含まれる前記絵素の極性が+・−・+・+・−・+であり、他方の画素に含まれる前記絵素の極性が−・+・−・−・+・−であり、列方向に延び、かつ前記絵素に電気的に接続された複数の信号線をさらに有しており、前記絵素は行方向に隣接する二つの前記信号線に挟まれ、同極性の前記信号線に挟まれた前記絵素の開口率が、前記画素に含まれる同色の他の前記絵素の開口率と異なる。
前記二組の絵素群のそれぞれは周期的に一方向に配列された5色の絵素から構成され、行方向に隣接する二つの前記画素のうち一方の画素に含まれる前記絵素の極性が+・−・+・−・+・+・−・+・−・+であり、他方の画素に含まれる前記絵素の極性が−・+・−・+・−・−・+・−・+・−であってもよい。
また、同極性の前記信号線に挟まれた前記絵素群を構成する絵素のうち最も視感度の低い色の前記絵素の開口率が、前記画素に含まれる同色の他の前記絵素の開口率よりも10%以上30%以下の範囲で低くてもよい。
また、同極性の前記信号線に挟まれた前記絵素が前記絵素群を構成する絵素のうち最も視感度の低い色の絵素であってもよい。
本発明の表示装置は、前記絵素を駆動させるための信号を出力する駆動回路をさらに有していても良い。この場合、前記駆動回路から出力された前記信号が複数に分岐されて、同色の前記絵素を駆動させることが好ましい
本発明の表示装置は、前記絵素群を構成する絵素のうち最も視感度の低い色の絵素が、最も視感度の高い色の絵素および2番目に視感度の高い色の絵素に行方向に挟まれて配置されていても良い。
前記絵素群は赤、緑および青の三色の絵素から構成されていても良く、シアン、マゼンタおよびイエロの三色の絵素から構成されていても良い。また前記絵素群が赤、緑、青および白の4色の絵素から構成されていても良く、赤、緑、青、イエロおよびシアンの5色の絵素から構成されていても良い。
なお、本明細書中において「行方向」および「列方向」は、相互に交差する二つの方向を意味し、必ずしも横方向と縦方向とを意味しない。
本発明によれば、周辺回路のコストを上げることなく、縦縞による表示品位の低下を抑制することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。以下の実施形態では、液晶表示装置について説明するが、本発明の表示装置は、液晶表示装置だけでなく、無機または有機EL表示装置、PDP、LED表示装置、蛍光表示管、電界放出型表示装置、電気泳動表示装置、エレクトロクロミック表示装置、CRT表示装置などの各種の表示装置を包含する。
以下に示す参照符号において、同族的な構成要素を総括的に表すために、英字を省略して数字のみを表記することがある。例えば、第一赤絵素2aおよび第二赤絵素2bを総括的に赤絵素2と表記することがある。
(実施形態1)
図3は実施形態1の液晶表示装置を模式的に示す部分断面図である。液晶表示装置は、液晶パネルと、液晶パネルを駆動するための駆動回路部と、透過型液晶表示装置であればバックライトなどの光源を有する。液晶パネルは、TFT(Thin Film Transistor)基板10と、これに対向配置されたCF(カラーフィルタ)基板11と、両基板10,11に挟まれた周辺シール材12と、両基板10,11に挟まれ、かつ周辺シール材12に囲まれた液晶層13と、両基板10,11の外側面にそれぞれ貼り付けられた一対の偏光板14,15を有する。
TFT基板10は、行方向に延びる複数の走査線(不図示)と、走査線に交差して列方向に延びる複数の信号線5,6,7と、走査線および信号線5,6,7の交差部近傍に設けられたTFT(不図示)と、TFTを介して信号線5,6,7に接続され、マトリクス状に配置された絵素透明電極(以下、絵素電極ともいう)16と、絵素透明電極16を覆い、ポリイミドなどからなる液晶配向膜17を有する。
CF基板11は、赤緑青の三色のカラーフィルタ層2,3,4と、クロムや黒色樹脂からなる遮光層18と、ITO(インジウム錫酸化物)などからなる共通透明電極19と、共通透明電極19を覆う液晶配向膜20を有する。
両基板10,11の材料としては、石英ガラスやソーダライムガラス、ホウケイ酸ガラス、低アルカリガラス、無アルカリガラスなどのガラス、ポリエステルやポリイミドなどのプラスチック、シリコンなどの半導体が挙げられる。
液晶パネルの製造工程について説明する。まずTFT基板10の作成方法について説明する。スパッタリング法にて、ガラス基板上にTaあるいはTaMo合金で膜厚約100 〜200nm
の薄膜を形成した後、フォトエッチングプロセスにて所定パターンを有する走査線を作成する。その上にSiNx等の絶縁膜を形成した後、a-Si層およびエッチストッパ層(SiNx)の成膜を行い、フォトプロセスにてTFT素子を形成する。次に、Ti等でソースメタルを成膜し、フォトエッチングで所定パターンを有する信号線5,6,7やドレイン等の形成を行なう。さらにSi等の保護膜およびコンタクトホールを形成した後、ITO 膜を成膜し、フォトエッチングプロセスにて絵素電極16を形成する。このように作成されたTFT基板10の上に、ポリイミド系の液晶配向膜17を印刷し、焼成して作成する。通常は、液晶配向膜17の厚みは50〜100 nmの範囲で形成される。その後、回転布にて一方向にラビングを行なう。
次に、カラーフィルタ基板11の作成方法について説明する。Cr(クロム)あるいは黒色樹脂のブラックマスク材料をガラス基板上に塗布し、フォトプロセスにて遮光層18を形成する。赤緑青のそれぞれについて、カラーフィルタ膜のコーティング、フォトプロセスによる所定パターンの形成および焼成を行なって、赤緑青のカラーフィルタ層2,3,4を形成する。マスクを介してITO膜を成膜することにより共通透明電極19を形成する。TFT基板10と同様に、CF基板11上に液晶配向膜20を形成する。
TFT基板10またはCF基板11にスペーサ散布あるいは周辺シール材12の印刷を行い、両基板10,11を貼り合せ、焼成を行なう。貼り合わされた基板をパネル単位に分断した後、作成されたパネルのセル内にTN(Twisted Nematic )液晶材料を注入し、封止する。パネルの両面に偏光板14,15を貼り付けて、液晶パネルが完成する。
本実施形態の液晶表示装置においては、絵素透明電極16と絵素透明電極16に対向する共通透明電極19とが重畳する領域が絵素となる。厳密には、表示すべき状態に応じて電圧が印加される領域のうち、遮光層18の開口部に対応する領域が絵素になる。以下、説明の便宜上、赤緑青の三色のカラーフィルタ層2,3,4に対応する各絵素を赤絵素2、緑絵素3および青絵素4と呼ぶ。また絵素透明電極16を単に「絵素」と呼ぶこともある。なお、本発明の表示装置は、本実施形態で例示するアクティブマトリクス型液晶表示装置に限られず、例えば、単純マトリクス型液晶表示装置に適用することもできる。単純マトリクス型液晶表示装置においては、ストライプ状に設けられる列電極と、列電極に交差するストライプ状の行電極とが重畳するそれぞれの領域が絵素となる。
図4は実施形態1の液晶表示装置における一画素の概略図である。本実施形態の液晶表示装置は、マトリクス状に配列された複数の画素1を有する。一画素1は、行方向に隣接する二組の絵素群1a,1bから構成されている。各絵素群1a,1bのそれぞれは、周期的に一方向(本実施形態では行方向)に配列された赤、緑および青の三色の絵素2,3,4を有している。具体的には、第一および第二赤絵素2a,2b、第一および第二緑絵素3a,3b、第一および第二青絵素4a,4bが一画素1に含まれる。すなわち、一画素1に同色の絵素領域が二領域存在する。
対角が19.7インチ、解像度が640×480のVGAクラスのディスプレイを例にして本実施形態の液晶表示装置を説明する。一画素1のサイズは680μm角である。各絵素2,3,4は短冊状であるので、各絵素2,3,4の幅(行方向の長さ)は約113μmであり、各絵素群1a,1bの幅は約340(約113μm×3)である。
このディスプレイを距離50cmだけ離れた所から見た場合、1°視野内に25.7cycle/degreeの黄色と青色によるライン&スペースが観察される。これに対して、図13に示す従来例のディスプレイでは、ライン&スペースは12.8cycle/degreeとなる。図5は、本実施形態および従来例の各ディスプレイのライン&スペースの値を記入した、解像限界曲線を示すグラフである。図5中の点aは従来例の値を、点bは本実施形態の値をそれぞれ示している。図5に示すように、従来例では解像限界内となり、黄色と青色の縦縞が観察される。一方、本実施形態では解像限界外となり、縦縞が視認されることはない。
本実施形態における駆動回路部は、外部から入力される信号に基づいて信号処理を行なう液晶コントローラ(不図示)と、液晶コントローラからの指示に基づいて映像信号を出力する信号線駆動回路(不図示)と、液晶コントローラからの指示に基づいて走査パルスを出力する走査線駆動回路(不図示)を有する。液晶コントローラは、TCP(Tape Carrier Package)を介して液晶パネルに電気的に接続される。TCPには、信号線駆動回路や走査線駆動回路が実装されている。
各絵素2,3,4はそれぞれに対応する信号線5,6,7に電気的に接続され、信号線5,6,7からの映像信号が各TFTを介して入力される。詳細に述べると、それぞれが行方向に延びる複数の走査線には、水平走査期間ごとに走査線駆動回路から走査パルスが順次(例えば一行ごとに)印加される。走査パルスにより選択されたTFTを介して、信号線駆動回路から信号線5,6,7を経由して供給される映像信号が対応の絵素2,3,4に入力される。なお、記載の簡略化のために、図4中の絵素間における信号線5,6,7の記載を省略している。
本実施形態では、信号線駆動回路から出力された映像信号が二つに分岐して、一画素に含まれる同色の絵素を駆動させる。言い換えれば、一画素に含まれる同色の絵素は、同じ信号により駆動される。具体的には、赤絵素2に映像信号を供給するための赤絵素用信号線5は、TFT基板10上の表示領域(アクティブエリア)の外側で二つの信号線5a,5bに分岐している。二つの信号線5a,5bは、第一および第二赤絵素2a,2bの絵素透明電極16とそれぞれ電気的に接続されている。これにより、信号線駆動回路から出力された一つの映像信号が二つに分岐されて、第一および第二赤絵素2a,2bを駆動させる。緑絵素用信号線6および青絵素用信号線7についても同様に、それぞれ二つの信号線6a,6b,7a,7bに分岐している。
このように、信号線駆動回路から出力された一つの映像信号が二つに分岐することによって、縦縞による表示品位の低下を低減することができるとともに、信号線駆動回路の出力数を従来のものと同じにすることができる。したがって、周辺回路のコストアップを避けることができる。
信号線の分岐は、信号線駆動回路の端子部近辺で行なうことができる。この場合、分岐した信号線と他の信号線とが交差する箇所が生じる。図4を参照しながら具体的に説明する。例えば、緑絵素用信号線6から分岐した第一緑絵素用信号線6aと、赤絵素用信号線5から分岐した第二赤絵素用信号線5bとが交差する箇所が生じる。両信号線6a,5bの交差箇所でのショートを回避するために、例えば第二赤絵素用信号線5b上に絶縁膜を形成し、この絶縁膜上を跨ぐように第一緑絵素用信号線6aを形成することもできる。しかしこの方法では、ソースメタルのパターニング工程を2回行なう必要があるので、製造コストが上昇する。上記のTFT製造プロセスで、言い換えれば新たなプロセスを追加せずに、両信号線6a,5bの交差箇所でのショートを回避する方法について図6を参照しながら説明する。
図6は第一緑絵素用信号線6aと第二赤絵素用信号線5bとの交差部付近における製造プロセスを説明する模式的な平面図である。まず図6(a)に示すように、走査線の作成と同時に、ゲートメタルを用いて緑絵素用信号線6と第一緑絵素用信号線6aとの接続部30を形成する。図6(b)に示すように、ゲート絶縁膜のパターニングと同時に、接続部30上の信号線5bが交差する領域に層間絶縁膜31を形成する。次にソースメタルから信号線5,6,7を形成する。このとき、図6(c)に示すように、両信号線6,6aが接続部30を介して接続されるように、かつ信号線5bが層間絶縁膜31上を跨ぐように、ソースメタルのパターニングを行なう。なお、図6では、層間絶縁膜31の領域を除いて接続部30を露出させているが、接続部30をゲート絶縁膜で覆い、コンタクトホールを介して両信号線6,6bが接続部30に接続されるようにしても良い。
本実施形態では、信号線駆動回路の接続端子からアクティブエリアまでの額縁領域内で分岐配線を形成しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、ガラス基板上に面積的な余裕がない場合、信号線駆動回路内やTCP内で分岐配線を形成しても良い。
次に、本実施形態の液晶表示装置の駆動方法について述べる。液晶表示装置は、表示特性上、交流駆動される必要があり、入力信号のリフレッシュレート毎にプラスマイナスの電圧極性を反転させている。さらに、この交流成分がフリッカとして認識されないようにするために、隣接する絵素間でプラスマイナスの電圧極性が逆となるように極性反転駆動が行われる。極性反転のパターンには、一走査ライン毎または一信号ライン毎に極性を反転させるライン反転駆動、一絵素毎に極性反転させるドット反転駆動がある。また、そのバリエーションとして、走査ライン沿いは一絵素毎、信号ライン沿いは二絵素毎(二水平走査期間の信号毎)に極性を反転させる2Hドット反転駆動などがある。これらドット反転駆動はクロストークに強いので、高表示品位を得やすい。
しかしながら、本実施形態の液晶表示装置では、赤緑青赤緑青の六つの絵素2,3,4で一画素を形成しているので、極性反転の単位である一絵素毎に見ると、例えば+・−・+・−・+・−のようにドット反転駆動をするためには、駆動回路から出された信号をさらに極性反転させる必要がある。例えば、第一赤絵素2a用の信号線5aにはプラスの極性電圧を、第二赤絵素2b用の信号線5bにはマイナスの極性電圧をそれぞれ供給するために、いずれか一方の信号線に対して、信号線駆動回路から出された信号の極性を反転させる必要がある。
本実施形態では、画素1の極性反転パターンを+・−・+・+・−・+と−・+・−・−・+・−の二通りとする。これら二通りのパターンは行方向に隣接させることが好ましい。言い換えれば、行方向に隣接する二つの画素1のうち一方の画素1に含まれる六つの絵素2,3,4の極性が+・−・+・+・−・+であり、他方の画素1に含まれる六つの絵素2,3,4の極性が−・+・−・−・+・−であることが好ましい。これにより、両画素間で隣接する二つの絵素の極性が逆となるので、フリッカが認識され難く、シャドーイング(電源ラインを介したクロストーク)が防止される。
図7は一画素に含まれる各絵素の極性を示す図である。図7に示す画素1では、左の絵素2aから順に+・−・+・+・−・+の極性を有している。言い換えれば、赤絵素用信号線5から第一および第二赤絵素2a,2bに、また青絵素用信号線7から第一および第二青絵素4a,4bにそれぞれプラス極性の信号(電圧)が印加され、緑絵素用信号線6から第一および第二緑絵素3a,3bにマイナス極性の信号(電圧)が印加されている状態を図7は示している。
図7に示す極性は、各絵素2,3,4に接続されたTFTがオンした状態、言い換えれば一水平走査期間の状態を表している。TFTがオン状態となっている走査線のスキャンに対応して、ある振幅を持った矩形波が各信号線5,6,7から各絵素2,3,4に印加される。各絵素2,3,4の極性は所定周期、例えば1フィールド期間ごとに反転する。
平面視において、各絵素2,3,4は、行方向に隣接する信号線5,6,7に挟まれている。一画素に含まれる六つの絵素2,3,4のうち第一青絵素4aは、同極性(図7ではプラスの極性)の電圧を供給する信号線7a,5bに挟まれている。一方、第一青絵素4a以外の他の五つの絵素2a,2b,3a,3b,4bは、逆極性の電圧を供給する信号線5,6,7に挟まれている。例えば、第一赤絵素2aは、プラスの極性の信号線5aとマイナスの極性の信号線6aに挟まれている。
信号線5,6,7と絵素2,3,4のカップリング容量によって、[絵素電極に対する信号線の1フィールド期間の電圧実効値]×[絵素電極と信号線との間の容量]÷[全絵素容量]の分だけ重畳した電圧が液晶層13に印加される。ここで、絵素電極に対する信号線の1フィールド期間の電圧実効値は、TFTがオフした時の信号線の電位を基準として決定される。すなわち、絵素電極と信号線とが同極性の電圧である場合は実効値が下がり、反対に絵素電極と信号線とが逆極性の電圧である場合は実効値が上がる。
図8はTFT基板10の模式的な部分断面図である。図8に示すように、第二赤絵素2bにそれぞれカップリングしている信号線5bと信号線6bとが逆極性であるのに対して、第一青絵素4aにそれぞれカップリングしている信号線7aと信号線5bとは同極性(プラス)である。このように、各絵素群1a,1bのそれぞれに奇数個の絵素(本実施形態では3つの絵素)が含まれている場合、第1の絵素群1aに含まれる絵素2a,3a,4aのうち第2の絵素群1bに最も近接している絵素(本実施形態では第一青絵素4a)が同極性の信号線に挟まれることになる。
したがって、第一青絵素4aは、第二赤絵素2bなどの他の絵素と比較して、液晶層13に印加される実効電圧が下がる。そのため、ストライプ配列の場合、第一青絵素4aを含む縦(列方向)のラインが表示欠陥となるおそれがある。具体的には、ノーマリーホワイトモードの表示装置の場合は縦のラインが輝線となり、ノーマリーブラックモードの表示装置の場合は黒線となるおそれがある。なお、白表示における黒線に比して、黒表示における輝線は視認され易いので、表示品位に与える影響がより大きい。
しかし、青色の視感度は赤や緑の視感度よりも低いので、実効電圧が下がっていても表示上問題とはなり難い。例えば、信号線の振幅が6Vのとき、実効電圧の差は約0.2Vとなり、これを輝度に換算すると約20%の差となる。しかしながら、青色の輝度の差は、緑色のそれの1/6の視感度に相当するので、見かけ上は3%程度の輝度差に抑えることができる。したがって、同極性の信号線に挟まれた絵素を青色の絵素とすることによって、実効電圧の低下による表示品位の低下を抑えることができる。
(実施形態2)
本発明の液晶表示装置は、同極性の信号線に挟まれた絵素の開口率が、同じ画素に含まれる同色の他の絵素の開口率と異なっていても良い。例えば、同極性の信号線に挟まれた絵素の開口率を相対的に高くした場合、ノーマリーブラックモードの表示装置における黒線の発生を抑制することができる。反対に、同極性の信号線に挟まれた絵素の開口率を相対的に低くした場合、ノーマリーホワイトモードの表示装置における輝線の発生を抑制することができる。
図9は実施形態2の液晶表示装置における一画素の概略図である。なお、以降の図面において実施形態1の液晶表示装置の構成要素と実質的に同じ機能を有する構成要素を同じ参照符号で示し、その説明を省略する。
本実施形態の液晶表示装置は、行方向に隣接する同極性の信号線7a,5bに挟まれた第一青絵素4aの開口率が、同じ画素1に含まれる同色の第二青絵素4bの開口率よりも低い。具体的には、第一青絵素4aの開口率は、第二青絵素4bの開口率の10%以上30%以下の範囲で低く、例えば20%程度低い。
本実施形態の液晶表示装置は、同極性の信号線7a,5bに挟まれた第一青絵素4aの開口率が相対的に低く設定されている。したがって、この液晶表示装置をノーマリーホワイトモードの表示装置に適用することにより、実施形態1の表示装置よりも輝線の発生を抑制することができる。
(実施形態3)
上記の実施形態1および2では、各絵素群1a,1bが赤、緑および青の三色の絵素2,3,4から構成されている場合について説明したが、本発明において絵素の色相はこれらに限定されない。本実施形態では、各絵素群1a,1bがシアン、マゼンタおよびイエロの三色の絵素から構成されている場合について説明する。
図10は、本実施形態の液晶表示装置における一画素の概略図であり、一画素に含まれる各絵素の極性が併せて示されている。実施形態1および2と同様に、本実施形態においても、行方向に隣接する二組の絵素群1a,1bから一画素1が構成されている。各絵素群1a,1bのそれぞれは、周期的に一方向(本実施形態では行方向)に配列されたイエロ、シアンおよびマゼンタの三色の絵素22,23,24を有している。具体的には、第一および第二イエロ絵素22a,22b、第一および第二シアン絵素23a,23b、第一および第二マゼンタ絵素24a,24bが一画素1に含まれる。
本実施形態においても、一画素1に含まれる同色の絵素は、同じ信号により駆動される。具体的には、イエロ絵素22に映像信号を供給するためのイエロ絵素用信号線25が二つの信号線25a,25bに分岐しており、一つの映像信号が二つに分岐されて、第一および第二イエロ絵素22a,22bを駆動させる。シアン絵素用信号線26およびマゼンタ絵素用信号線27についても同様に、それぞれ二つの信号線26a,26b,27a,27bに分岐しており、二つに分岐された映像信号が同色の絵素23,24を駆動させる。
図10に示す画素1では、左の絵素22aから順に+・−・+・+・−・+の極性を有している。言い換えれば、イエロ絵素用信号線25から第一および第二イエロ絵素22a,22bに、またマゼンタ絵素用信号線27から第一および第二マゼンタ絵素24a,24bにそれぞれプラス極性の信号(電圧)が印加され、シアン絵素用信号線26から第一および第二シアン絵素23a,23bにマイナス極性の信号(電圧)が印加されている。すなわち、第一マゼンタ絵素24aは同極性(図10ではプラスの極性)の電圧を供給する信号線27a,25bに挟まれ、第一マゼンタ絵素24a以外の他の五つの絵素22a,23a,22b,23b,24bは逆極性の電圧を供給する信号線25,26,27に挟まれている。例えば、第一イエロ絵素22aは、プラスの極性の信号線25aとマイナスの極性の信号線26aに挟まれている。したがって、第一マゼンタ絵素24aは、第二マゼンタ絵素24bなどの他の絵素と比較して、液晶層13に印加される実効電圧が下がる。そのため、ストライプ配列の場合、第一マゼンタ絵素24aを含む縦(列方向)のラインが表示欠陥となるおそれがある。
しかし、マゼンタの視感度はイエロやシアンの視感度よりも低い。言い換えれば、マゼンタ絵素24は、各絵素群1a,1bを構成する絵素22,23,24のうち最も視感度が低い。したがって、第一マゼンタ絵素24aの実効電圧が下がっていても表示上問題とはなり難いので、同極性の信号線に挟まれた絵素をマゼンタの絵素とすることによって、実効電圧の低下による表示品位の低下を抑えることができる。
本実施形態では、同極性の信号線に挟まれた第一マゼンタ絵素24aの開口率が、同じ画素1に含まれる同色の第二マゼンタ絵素24bの開口率と略同じであるが、実施形態2と同様に、両開口率が異なっていても良い。例えば、第一マゼンタ絵素24aの開口率が、同じ画素1に含まれる同色の第二マゼンタ絵素24bの開口率の10%以上30%以下の範囲(例えば20%程度)で低くても良い。
なお、本実施形態においても、画素1の極性反転パターンを+・−・+・+・−・+と−・+・−・−・+・−の二通りとし、これら二通りのパターンを行方向に隣接させることが好ましい。これにより、両画素間で隣接する二つの絵素の極性が逆となるので、フリッカが認識され難く、シャドーイング(電源ラインを介したクロストーク)が防止される。
(実施形態4)
上記の実施形態1〜3では、各絵素群1a,1bが三色の絵素から構成されている場合について説明したが、本発明において絵素の色相数はこれらに限定されない。本実施形態では、各絵素群1a,1bが赤、緑、青および白の4色の絵素から構成されている場合について説明する。
図11は、本実施形態の液晶表示装置における一画素の概略図であり、一画素に含まれる各絵素の極性が併せて示されている。実施形態1〜3と同様に、本実施形態においても、行方向に隣接する二組の絵素群1a,1bから一画素1が構成されている。各絵素群1a,1bのそれぞれは、周期的に一方向(本実施形態では行方向)に配列された赤、緑、青および白の4色の絵素2,3,4,9を有している。具体的には、第一および第二赤絵素2a,2b、第一および第二緑絵素3a,3b、第一および第二青絵素4a,4b、第一および第二白絵素9a,9bが一画素1に含まれる。
本実施形態においても、一画素1に含まれる同色の絵素は、同じ信号により駆動される。具体的には、赤絵素用信号線5、緑絵素用信号線6、青絵素用信号線7および白絵素用信号線8がそれぞれ二つの信号線5a,5b,6a,6b,7a,7b,8a,8b に分岐しており、二つに分岐された映像信号が同色の絵素2,3,4,9を駆動させる。
本実施形態では、画素1の極性反転パターンを+・−・+・−・+・−・+・−と−・+・−・+・−・+・−・+の二通りとする。これら二通りのパターンは行方向に隣接させることが好ましい。言い換えれば、行方向に隣接する二つの画素1のうち一方の画素1に含まれる8つの絵素2,3,4,9の極性が+・−・+・−・+・−・+・−であり、他方の画素1に含まれる8つの絵素2,3,4,9の極性が−・+・−・+・−・+・−・+であることが好ましい。これにより、両画素間で隣接する二つの絵素の極性が逆となるので、フリッカが認識され難く、シャドーイング(電源ラインを介したクロストーク)が防止される。
図11に示す画素1では、左の絵素2aから順に+・−・+・−・+・−・+・−の極性を有している。言い換えれば、すべての絵素2,3,4,9が逆極性の電圧を供給する信号線5,6,7,8に挟まれている。したがって、本実施形態では、実効電圧の低下による表示欠陥が生じ難い。
本実施形態では、赤、緑、青および白の4色の絵素から各絵素群1a,1bが構成されている。これら4色の視感度は、白>緑>赤>青の順で小さくなるので、最も視感度の高い白絵素9と最も視感度の低い青絵素4との間で縞が視認される。本実施形態では、図11に示すように、最も視感度の低い青絵素4が、最も視感度の高い白絵素9および2番目に視感度の高い緑絵素3に行方向に挟まれて配置されている。このように配置することにより、縞が視認され難くなる。
(実施形態5)
本実施形態では、各絵素群1a,1bが赤、緑、青、イエロおよびシアンの5色の絵素から構成されている場合について説明する。図12は、本実施形態の液晶表示装置における一画素の概略図であり、一画素に含まれる各絵素の極性が併せて示されている。
実施形態1〜4と同様に、本実施形態においても、行方向に隣接する二組の絵素群1a,1bから一画素1が構成されている。各絵素群1a,1bのそれぞれは、周期的に一方向(本実施形態では行方向)に配列されたイエロ、シアン、赤、緑および青の5色の絵素22,23,2,3,4を有している。具体的には、第一および第二イエロ絵素22a,22b、第一および第二シアン絵素23a,23b、第一および第二赤絵素2a,2b、第一および第二緑絵素3a,3b、第一および第二青絵素4a,4bが一画素1に含まれる。
本実施形態においても、一画素1に含まれる同色の絵素は、同じ信号により駆動される。具体的には、イエロ絵素22に映像信号を供給するためのイエロ絵素用信号線25が二つの信号線25a,25bに分岐しており、一つの映像信号が二つに分岐されて、第一および第二イエロ絵素22a,22bを駆動させる。シアン絵素用信号線26、赤絵素用信号線5、緑絵素用信号線6および青絵素用信号線7についても同様に、それぞれ二つの信号線26a,26b,5a,5b,6a,6b,7a,7b に分岐しており、二つに分岐された映像信号が同色の絵素23,2,3,4を駆動させる。
本実施形態では、画素1の極性反転パターンを+・−・+・−・+・+・−・+・−・+と−・+・−・+・−・−・+・−・+・−の二通りとする。これら二通りのパターンは行方向に隣接させることが好ましい。言い換えれば、行方向に隣接する二つの画素1のうち一方の画素1に含まれる10個の絵素22,23,2,3,4の極性が+・−・+・−・+・+・−・+・−・+であり、他方の画素1に含まれる10個の絵素22,23,2,3,4の極性が−・+・−・+・−・−・+・−・+・−であることが好ましい。これにより、両画素間で隣接する二つの絵素の極性が逆となるので、フリッカが認識され難く、シャドーイング(電源ラインを介したクロストーク)が防止される。
図12に示す画素1では、左の絵素22aから順に+・−・+・−・+・+・−・+・−・+の極性を有している。言い換えれば、イエロ絵素用信号線25から第一および第二イエロ絵素22a,22bに、また赤絵素用信号線5から第一および第二赤絵素2a,2bに、さらに青絵素用信号線7から第一および第二青絵素4a,4bにそれぞれプラス極性の信号(電圧)が印加されている。一方、シアン絵素用信号線26から第一および第二シアン絵素23a,23bに、また緑絵素用信号線6から第一および第二緑絵素3a,3bにそれぞれマイナス極性の信号(電圧)が印加されている。すなわち、第一青絵素4aは同極性(図12ではプラスの極性)の電圧を供給する信号線7a,25bに挟まれ、第一青絵素4a以外の他の9つの絵素22a,22b,23a,23b,2a,2b,3a,3b,4bは逆極性の電圧を供給する信号線25,26,5,6,7に挟まれている。したがって、第一青絵素4aは、第二青絵素4bなどの他の絵素と比較して、液晶層13に印加される実効電圧が下がる。そのため、ストライプ配列の場合、第一青絵素4aを含む縦(列方向)のラインが表示欠陥となるおそれがある。
しかし、青絵素4は、各絵素群1a,1bを構成する絵素22,23,2,3,4のうち最も視感度が低い。したがって、第一青絵素4aの実効電圧が下がっていても表示上問題とはなり難いので、同極性の信号線に挟まれた絵素を青絵素とすることによって、実効電圧の低下による表示品位の低下を抑えることができる。
本実施形態では、同極性の信号線に挟まれた第一青絵素4aの開口率が、同じ画素1に含まれる同色の第二青絵素4bの開口率と略同じであるが、実施形態2と同様に、両開口率が異なっていても良い。例えば、第一青絵素4aの開口率が、同じ画素1に含まれる同色の第二青絵素4bの開口率の10%以上30%以下の範囲(例えば20%程度)で低くても良い。
本実施形態では、赤、緑、青、イエロおよびシアンの5色の絵素から各絵素群1a,1bが構成されている。これら5色の絵素のうち最も視感度の高い緑絵素3と最も視感度の低い青絵素4との間で縞が視認される。本実施形態では、図12に示すように、最も視感度の低い青絵素4が、最も視感度の高い緑絵素3および2番目に視感度の高いイエロ絵素22に行方向に挟まれて配置されている。このように配置することにより、縞が視認され難くなる。
(他の実施形態)
上記の実施形態1〜5では、絵素配列がストライプ配列の場合について説明したが、デルタ配列やモザイク配列、スクエア配列を採用することも可能である。また上記の実施形態1〜5では、画素1が二組の絵素群1a,1bを有しているが、画素が三組以上の絵素群を有していても良い。絵素群に含まれるある色相の絵素の数が他の色相の絵素の数と異なっていても良い。例えば一つの絵素群に、赤青緑青の四つの絵素が含まれていても良い。さらに、絵素群に含まれる絵素配列の順序は上記の実施形態1〜5に例示のものに限定されない。例えば、絵素群に赤緑青の絵素が含まれる場合、実施形態1では行方向に赤緑青の順で絵素が配列されているが、行方向に赤青緑の順で絵素が配列されていても良い。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲に限定されない。上記実施形態が例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せに、さらにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。例えば、液晶駆動素子はTFTに限定されず、MIM(Metal Insulator Metal) などの他のアクティブ駆動素子を用いても良く、あるいは駆動素子を用いないパッシブ(マルチプレックス)駆動でも良い。またTNモードに限らず、IPS(In-Plane Switching)モードやMVA(Multi-domain Vertical Alignment )モードなどの他の液晶方式に適応可能である。さらに液晶表示装置は、透過型に限らず、反射型や透過反射両用型のいずれにも適用することができる。
本発明の表示装置は、LCD、PDP、無機または有機EL表示装置、LED表示装置、蛍光表示管、電界放出型表示装置、電気泳動表示装置、エレクトロクロミック表示装置、CRT表示装置などの各種の表示装置に利用することができる。例えば、パソコンのディスプレイ、パチンコなどのアミューズメント機器のディスプレイ、携帯端末のディスプレイ、カラーテレビなどに利用することができる。
Campbell-Robson CSF Chart と呼ばれる図である。 Campbell-Robson CSF Chart を用いて測定した解像限界曲線を示すグラフである。 実施形態1の液晶表示装置を模式的に示す部分断面図である。 実施形態1の液晶表示装置における一画素の概略図である。 実施形態1および従来例の各ディスプレイのライン&スペースの値を記入した、解像限界曲線を示すグラフである。 第一緑絵素用信号線6aと第二赤絵素用信号線5bとの交差部付近における製造プロセスを説明する模式的な平面図である。 一画素に含まれる各絵素の極性を示す図である。 TFT基板10の模式的な部分断面図である。 実施形態2の液晶表示装置における一画素の概略図である。 実施形態3の液晶表示装置における一画素の概略図である。 実施形態4の液晶表示装置における一画素の概略図である。 実施形態5の液晶表示装置における一画素の概略図である。 一般的な画素の概略平面図である。
1 画素
1a,1b 絵素群
2 赤絵素(赤色カラーフィルタ層)
2a 第一赤絵素
2b 第二赤絵素
3 緑絵素(緑色カラーフィルタ層)
3a 第一緑絵素
3b 第二緑絵素
4 青絵素(青色カラーフィルタ層)
4a 第一青絵素
4b 第二青絵素
5 赤絵素用信号線
6 緑絵素用信号線
7 青絵素用信号線
8 白絵素用信号線
9 白絵素
10 TFT基板
11 カラーフィルタ基板
12 周辺シール材
13 液晶層
14,15 偏光板
16 絵素透明電極
17 液晶配向膜
18 遮光層
19 共通透明電極
20 液晶配向膜
22 イエロ絵素
22a 第一イエロ絵素
22b 第二イエロ絵素
23 シアン絵素
23a 第一シアン絵素
23b 第二シアン絵素
24 マゼンタ絵素
24a 第一マゼンタ絵素
24b 第二マゼンタ絵素
25 イエロ絵素用信号線
26 シアン絵素用信号線
27 マゼンタ絵素用信号線
30 接続部
31 層間絶縁膜
101 画素
102 赤絵素
103 緑絵素
104 青絵素
105 赤絵素用信号線
106 緑絵素用信号線
107 青絵素用信号線

Claims (11)

  1. マトリクス状に配列された複数の画素を有する表示装置であって、
    前記画素は各組が三色以上の絵素を含む複数組の絵素群を有しており、前記画素に含まれる同色の前記絵素は同じ信号により駆動され
    前記画素は行方向に隣接する二組の絵素群から構成され、かつ前記二組の絵素群のそれぞれは周期的に一方向に配列された三色以上の絵素から構成され、
    前記二組の絵素群のそれぞれは周期的に一方向に配列された三色の絵素から構成され、行方向に隣接する二つの前記画素のうち一方の画素に含まれる前記絵素の極性が+・−・+・+・−・+であり、他方の画素に含まれる前記絵素の極性が−・+・−・−・+・−であり、
    列方向に延び、かつ前記絵素に電気的に接続された複数の信号線をさらに有しており、前記絵素は行方向に隣接する二つの前記信号線に挟まれ、同極性の前記信号線に挟まれた前記絵素の開口率が、前記画素に含まれる同色の他の前記絵素の開口率と異なる、表示装置。
  2. マトリクス状に配列された複数の画素を有する表示装置であって、
    前記画素は各組が三色以上の絵素を含む複数組の絵素群を有しており、前記画素に含まれる同色の前記絵素は同じ信号により駆動され、
    前記画素は行方向に隣接する二組の絵素群から構成され、かつ前記二組の絵素群のそれぞれは周期的に一方向に配列された三色以上の絵素から構成され、
    前記二組の絵素群のそれぞれは周期的に一方向に配列された5色の絵素から構成され、行方向に隣接する二つの前記画素のうち一方の画素に含まれる前記絵素の極性が+・−・+・−・+・+・−・+・−・+であり、他方の画素に含まれる前記絵素の極性が−・+・−・+・−・−・+・−・+・−であり、前記絵素の極性が所定周期で反転し、
    列方向に延び、かつ前記絵素に電気的に接続された複数の信号線をさらに有しており、前記絵素は行方向に隣接する二つの前記信号線に挟まれ、同極性の前記信号線に挟まれた前記絵素の開口率が、前記画素に含まれる同色の他の前記絵素の開口率と異なる、表示装置。
  3. マトリクス状に配列された複数の画素を有する表示装置であって、
    前記画素は各組が三色以上の絵素を含む複数組の絵素群を有しており、前記画素に含まれる同色の前記絵素は同じ信号により駆動され、
    前記画素は行方向に隣接する二組の絵素群から構成され、かつ前記二組の絵素群のそれぞれは周期的に一方向に配列された三色以上の絵素から構成され、
    前記二組の絵素群のそれぞれは周期的に一方向に配列された三色の絵素から構成され、行方向に隣接する二つの前記画素のうち一方の画素に含まれる前記絵素の極性が+・−・+・+・−・+であり、他方の画素に含まれる前記絵素の極性が−・+・−・−・+・−であり、前記絵素の極性が所定周期で反転し、
    列方向に延び、かつ前記絵素に電気的に接続された複数の信号線をさらに有しており、前記絵素は行方向に隣接する二つの前記信号線に挟まれ、同極性の前記信号線に挟まれた前記絵素群を構成する絵素のうち最も視感度の低い色の前記絵素の開口率が、前記画素に含まれる同色の他の前記絵素の開口率よりも10%以上30%以下の範囲で低い、表示装置。
  4. マトリクス状に配列された複数の画素を有する表示装置であって、
    前記画素は各組が三色以上の絵素を含む複数組の絵素群を有しており、前記画素に含まれる同色の前記絵素は同じ信号により駆動され、
    前記画素は行方向に隣接する二組の絵素群から構成され、かつ前記二組の絵素群のそれぞれは周期的に一方向に配列された三色以上の絵素から構成され、
    前記二組の絵素群のそれぞれは周期的に一方向に配列された5色の絵素から構成され、行方向に隣接する二つの前記画素のうち一方の画素に含まれる前記絵素の極性が+・−・+・−・+・+・−・+・−・+であり、他方の画素に含まれる前記絵素の極性が−・+・−・+・−・−・+・−・+・−であり、前記絵素の極性が所定周期で反転し、
    列方向に延び、かつ前記絵素に電気的に接続された複数の信号線をさらに有しており、前記絵素は行方向に隣接する二つの前記信号線に挟まれ、同極性の前記信号線に挟まれた前記絵素群を構成する絵素のうち最も視感度の低い色の前記絵素の開口率が、前記画素に含まれる同色の他の前記絵素の開口率よりも10%以上30%以下の範囲で低い、表示装置。
  5. マトリクス状に配列された複数の画素を有する表示装置であって、
    前記画素は各組が三色以上の絵素を含む複数組の絵素群を有しており、前記画素に含まれる同色の前記絵素は同じ信号により駆動され、
    前記画素は行方向に隣接する二組の絵素群から構成され、かつ前記二組の絵素群のそれぞれは周期的に一方向に配列された三色以上の絵素から構成され、
    前記二組の絵素群のそれぞれは周期的に一方向に配列された三色の絵素から構成され、行方向に隣接する二つの前記画素のうち一方の画素に含まれる前記絵素の極性が+・−・+・+・−・+であり、他方の画素に含まれる前記絵素の極性が−・+・−・−・+・−であり、前記絵素の極性が所定周期で反転し、
    列方向に延び、かつ前記絵素に電気的に接続された複数の信号線をさらに有しており、前記絵素は行方向に隣接する二つの前記信号線に挟まれ、同極性の前記信号線に挟まれた前記絵素が前記絵素群を構成する絵素のうち最も視感度の低い色の絵素である、表示装置。
  6. マトリクス状に配列された複数の画素を有する表示装置であって、
    前記画素は各組が三色以上の絵素を含む複数組の絵素群を有しており、前記画素に含まれる同色の前記絵素は同じ信号により駆動され、
    前記画素は行方向に隣接する二組の絵素群から構成され、かつ前記二組の絵素群のそれぞれは周期的に一方向に配列された三色以上の絵素から構成され、
    前記二組の絵素群のそれぞれは周期的に一方向に配列された5色の絵素から構成され、行方向に隣接する二つの前記画素のうち一方の画素に含まれる前記絵素の極性が+・−・+・−・+・+・−・+・−・+であり、他方の画素に含まれる前記絵素の極性が−・+・−・+・−・−・+・−・+・−であり、前記絵素の極性が所定周期で反転し、
    列方向に延び、かつ前記絵素に電気的に接続された複数の信号線をさらに有しており、前記絵素は行方向に隣接する二つの前記信号線に挟まれ、同極性の前記信号線に挟まれた前記絵素が前記絵素群を構成する絵素のうち最も視感度の低い色の絵素である、表示装置。
  7. 前記絵素を駆動させるための信号を出力する駆動回路をさらに有しており、前記駆動回路から出力された前記信号が複数に分岐されて、同色の前記絵素を駆動させる請求項1から6のいずれか1項に記載の表示装置
  8. 前記絵素群を構成する絵素のうち最も視感度の低い色の絵素は、最も視感度の高い色の絵素および2番目に視感度の高い色の絵素に行方向に挟まれて配置されている請求項からのいずれか1項に記載の表示装置。
  9. 前記絵素群が赤、緑および青の三色の絵素から構成されている請求項1、3および5のいずれか1項に記載の表示装置。
  10. 前記絵素群がシアン、マゼンタおよびイエロの三色の絵素から構成されている請求項1、3および5のいずれか1項に記載の表示装置
  11. 前記絵素群が赤、緑、青、イエロおよびシアンの5色の絵素から構成されている請求項2、4および6のいずれか1項に記載の表示装置。
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