JP5811867B2 - グラフ生成プログラム、グラフ生成方法及び生産管理装置 - Google Patents

グラフ生成プログラム、グラフ生成方法及び生産管理装置 Download PDF

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Description

本発明は、グラフ生成プログラム、グラフ生成方法及び生産管理装置に関する。
製品を生産する場合には、四半期、半期や年度などの一定の期間にわたって日次の生産予定量が立案された生産計画にしたがって拠点に製品を生産させる生産管理が行われる。かかる生産計画は、製品の需要に合わせて販売量が立案された販売計画をもとに、製品の需給バランスが取れた生産予定量が立案される。このため、生産計画は、計画が立案された時点から近い将来であるほど確度が高く、遠い将来ほど確度が低くなるという特性を有する。
このことから、生産予定量のトレンドを可視化する技術として、期間の単位が異なる複数のタイムバケットを用いて、各タイムバケットの生産予定量をグラフ化するグラフ生成方法が提案されている。このグラフ生成方法では、時間経過を表す時間軸の起点に近い方から順にタイムバケットを週単位とする区間、タイムバケットを月単位とする区間に分割した上で、区間別に生産予定量の棒グラフを生成する。これによって、生産計画者は、近い将来については正確なトレンドを把握するとともに、遠い将来については大局的なトレンドを把握できるので、製品の生産を拠点へ配分する場合に生産の配分を平準化することができる。
特開2002−163666号公報
しかしながら、上記の従来技術には、以下に説明するように、グラフの見易さにおのずから限界があるという問題がある。
すなわち、上記のグラフ生成方法では、異なるタイムバケットの生産予定量が混在した棒グラフが生成される。このため、週単位および月単位の区間の間で棒グラフの高さを単純に比較したとしても、生産予定量の大小を判別したことにはならない。このように、上記のグラフ生成方法によって生成された棒グラフの高さを見比べただけでは、週単位および月単位の区間の間で生産予定量の大小関係を把握することはできず、グラフの見易さに欠けるという一面がある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、グラフの見易さを向上させることができるグラフ生成プログラム、グラフ生成方法及び生産管理装置を提供することを目的とする。
本願の開示するグラフ生成プログラムは、コンピュータに、グラフの生成指示を受け付ける処理を実行させる。さらに、前記コンピュータに、期間の単位を表すタイムバケットのサイズ指定を取得する処理を実行させる。さらに、前記コンピュータに、時系列に整列する時間枠であってタイムバケットのサイズが所定の境界値の前後で変更される時間枠ごとに製品の生産量を対応付けて記憶する生産量記憶部に記憶された生産量のうち、前記タイムバケットのサイズ指定とは異なるサイズの時間枠に対応付けられた生産量を当該タイムバケットのサイズ指定に合わせて換算する処理を実行させる。さらに、前記コンピュータに、換算が実行された生産量を用いて、製品の生産量と時間の推移との関係を表すグラフを生成する処理を実行させる。
本願の開示するグラフ生成プログラムの一つの態様によれば、グラフの見易さを向上させることができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る生産管理システムの構成を示す図である。 図2は、実施例1に係る生産管理サーバの機能的構成を示すブロック図である。 図3は、生産計画データの一例を示す図である。 図4は、集計データの一例を示す図である。 図5は、グラフの一例を示す図である。 図6は、グラフの一例を示す図である。 図7は、グラフの一例を示す図である。 図8は、実施例1に係る集計処理の手順を示すフローチャートである。 図9は、実施例1に係るグラフ生成処理の手順を示すフローチャートである。 図10は、実施例1及び実施例2に係るグラフ生成プログラムを実行するコンピュータの一例について説明するための図である。
以下に、本願の開示するグラフ生成プログラム、グラフ生成方法及び生産管理装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例は開示の技術を限定するものではない。そして、各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
[システム構成]
まず、本実施例に係る生産管理システムの構成について説明する。図1は、実施例1に係る生産管理システムの構成を示す図である。図1に示す生産管理システム1は、一定の期間にわたって日次の生産予定量が立案された生産計画にしたがって拠点3A〜3Cによる製品の生産を管理するシステムである。かかる生産管理の一環として、生産管理システム1は、本社5の生産計画者に生産予定量と時間の推移との関係を示すグラフを生成するグラフ生成サービスを提供する。
図1に示すように、生産管理システム1には、生産管理サーバ10と、拠点端末30A〜30Cと、本社端末50とが収容される。なお、図1の例では、3つの拠点端末、1つの本社端末をそれぞれ図示したが、開示のシステムは図示の構成に限定されない。すなわち、生産管理システム1は、任意の数の拠点端末および本社端末を収容できる。以下では、拠点3A〜拠点3Cの各拠点を区別なく総称する場合には「拠点3」と記載し、また、拠点端末30A〜30Cの各装置を区別なく総称する場合には、「拠点端末30」と記載する場合がある。
これら生産管理サーバ10と拠点端末30と本社端末50との間は、ネットワーク7を介して相互に通信可能に接続される。かかるネットワーク7には、有線または無線を問わず、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などの任意の種類の通信網を採用できる。
このうち、拠点端末30は、製品を生産する工場や製品を販売する販売店等の拠点3に配設される端末装置である。例えば、拠点端末30の一例としては、パーソナルコンピュータ(PC:personal computer)を始めとする固定端末の他、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)やPDA(Personal Digital Assistant)などの移動体端末も採用できる。なお、拠点端末30は、拠点3の所属員、例えば生産部門の担当者や販売部門の担当者等によって利用される。
かかる拠点端末30は、拠点3の生産(Production)計画、販売(Sales)計画及び在庫(Inventory)計画に関するデータ、すなわちPSI計画データを記憶管理する。ここで言う拠点3のPSI計画は、各拠点3A〜3Cに閉じたローカル(local)なPSI計画であるので、以下では「L−PSI計画」と記載する場合がある。一方、生産管理サーバ10によって記憶管理されるPSI計画は、全拠点3を統括するグローバル(global)なPSI計画であるので、以下では「G−PSI計画」と記載する場合がある。
本社端末50は、拠点3A〜3Cを統括する本社5に配設される端末装置である。かかる本社端末50の一例としては、パーソナルコンピュータを始めとする固定端末の他、携帯電話機、PHSやPDAなどの移動体端末も採用できる。なお、ここでは、本社端末50は、本社5の所属員、例えば生産部門の担当者や販売部門の担当者等によって利用される。また、ここでは、本社端末50がクライアントとして機能する場合を例示するが、本社端末50を生産管理サーバ10として機能させることもできる。
これら拠点端末30及び本社端末50は、L−PSI計画及びG−PSI計画のマスタ管理を行う生産管理サーバ10を介して各種データの授受を行う。一態様としては、拠点端末30は、L−PSI計画データを生産管理サーバ10へアップロードする。かかるL−PSI計画データには、各製品に関する日次の生産量、受注量及び在庫量が含まれる。他の一態様としては、本社端末50は、L−PSI計画データに含まれる生産計画データに拠点3の生産予定量を設定した上で当該生産予定量を拠点端末30にダウンロードさせる。かかる拠点3の生産予定量は、本社5の生産部門の担当者によって製品の拠点全体の生産予定量、製品の受注状況や在庫状況、各拠点3の工場の生産能力や設備の負荷状態などをもとに製品の拠点全体の生産予定量から一定の量が拠点3へ配分されたものである。
生産管理サーバ10は、製品の生産管理を行うサーバ装置である。かかる生産管理サーバ10は、Webサーバとして実装することとしてもよいし、また、クラウドとして実装することもできる。一態様としては、生産管理サーバ10は、本社端末50からグラフの生成指示を受け付けた場合に、G−PSI計画データのうち生産計画データの製品の生産予定量を用いて生産予定量と時間の推移との関係を示すグラフを生成した上で本社端末50へ提供する。他の一態様としては、生産管理サーバ10は、拠点端末30からグラフの生成指示を受け付けた場合に、L−PSI計画データのうち生産計画データの製品の生産予定量を用いて生産予定量と時間の推移との関係を示すグラフを生成した上で拠点端末30へ提供する。
ここで、本実施例に係る生産管理サーバ10は、グラフの生成指示を受け付ける。さらに、本実施例に係る生産管理サーバ10は、期間の単位を表すタイムバケットのサイズ指定を取得する。さらに、本実施例に係る生産管理サーバ10は、時系列に整列する時間枠であってタイムバケットのサイズが所定の境界値の前後で変更される時間枠ごとに製品の生産予定量が対応付けられた生産計画データのうち、タイムバケットのサイズ指定とは異なるサイズの時間枠に対応付けられた生産予定量を当該タイムバケットのサイズ指定に合わせて換算する。さらに、本実施例に係る生産管理サーバ10は、換算が実行された生産量を用いて、製品の生産予定量と時間の推移との関係を表すグラフを生成する。
このように、本実施例に係る生産管理サーバ10は、生成対象とするグラフ上にタイムバケットのサイズが異なる製品の生産予定量が混在する場合に、一方の生産予定量を他方のタイムバケットのサイズあたりの生産予定量に換算した上でグラフを生成する。例えば、生産部門の担当者は、週単位および月単位の間で棒グラフの高さを単純に比較するだけで生産予定量の大小を判別できる。それゆえ、生産部門の担当者は、タイムバケットのサイズが変わる境界の前後で生産予定量のトレンドを途切れることなく把握できる。
したがって、本実施例に係る生産管理サーバ10によれば、グラフの見易さを向上させることができる。例えば、本社5の生産部門の担当者がグラフを閲覧する場合には、週単位の生産予定量を月単位あたりの生産予定量に換算した上で両者の生産予定量の時間の推移が表されたグラフを生成できる。これによって、本社5の生産部門の担当者は、週単位から月単位の推移にグラフの表示が変わる境界の前後で生産予定量の大局的なトレンドを途切れることなく把握できる。よって、本社5の生産部門の担当者が製品の生産を拠点へ配分するにあたって生産の配分を平準化するのに有用なグラフを提供できる。また、拠点3の生産部門の担当者が閲覧する場合には、週単位の生産予定量を日単位あたりの生産予定量に換算した上で両者の生産予定量の時間の推移が表されたグラフを生成できる。これによって、拠点3の生産部門の担当者は、日単位から週単位の推移にグラフの表示が変わる境界の前後で生産予定量の正確なトレンドを途切れることなく把握できる。よって、拠点3の工場を操業するにあたって有用なグラフを提供できる。
[生産管理サーバ10の構成]
続いて、本実施例に係る生産管理サーバ10の機能的構成について説明する。図2は、実施例1に係る生産管理サーバ10の機能的構成を示すブロック図である。図2に示すように、生産管理サーバ10は、通信I/F(interface)部11と、記憶部13と、制御部15とを有する。なお、生産管理サーバ10は、図2に示した機能部以外にも既知のサーバ装置が有する各種の機能部、例えば各種の入力デバイスや音声出力デバイスなどの機能部を有することとしてもかまわない。
通信I/F部11は、他の装置、例えば拠点端末30A〜30Cや本社端末50との間で通信制御を行うインタフェースである。かかる通信I/F部11の一態様としては、LANカードなどのネットワークインタフェースカードを採用できる。例えば、通信I/F部11は、本社端末50や拠点端末30からグラフの生成指示を受信したり、また、生産管理サーバ10が生成したグラフを本社端末50や拠点端末30へ送信したりする。
記憶部13は、制御部15で実行されるOS(Operating System)やグラフ生成サービスを提供するグラフ生成プログラムなどの各種プログラムを記憶する記憶デバイスである。かかる記憶部13の一態様としては、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置が挙げられる。なお、記憶部13は、上記の種類の記憶装置に限定されるものではなく、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)であってもよい。
記憶部13は、制御部15で実行されるプログラムの実行に必要なデータの一例として、生産計画データ13aと、境界設定データ13bと、集計データ13cと、サイズ指定データ13dとを記憶する。なお、図2の例は、G−PSI計画データのうち生産計画データ13aだけを図示したが、この他にも販売計画データおよび在庫計画データ、さらには、各拠点3のL−PSI計画データも記憶されているものとする。
このうち、生産計画データ13aは、各製品の日次の生産予定量を含む生産計画に関するデータである。ここで言う「生産予定量」は、拠点3A〜3Cの全体で生産させる予定の数量を指す。一例として、生産計画データ13aは、本社5の生産部門の担当者によって販売計画や在庫計画をもとに設定された日次の生産予定量が登録される。他の一例として、生産計画データ13aは、グラフの時間軸において時間経過が進むほどタイムバケットの粒度が粗い生産予定量をグラフに展開する観点から、日単位の生産予定量を週単位または月単位へ集計する場合に、後述の集計部15aによって参照される。
かかる生産計画データ13aの一態様としては、「品目」、「日付」および「生産予定量」が対応付けられたデータを採用できる。図3は、生産計画データ13aの一例を示す図である。図3に示す製品のうち品目「A」は、2012年4月2日に110個、2012年4月3日に90個、2012年4月4日に100個の生産が予定されていることを示す。また、図3に示す製品のうち品目「C」は、2012年9月28日に50個の生産予定があることを示す。なお、図3の例では、品目「A」と品目「C」の製品の一部の生産予定しか図示されていないが、実際には、本社5の生産部門の担当者によって上半期および下半期の生産予定が設定されていることとする。また、図3の例では、製品の数量を表す単位を個数とする場合を例示したが、数量の表記は個数に限定されず、他の数量を表す単位、例えばダース等であってもかまわない。
ここで、図3の例では、生産予定量が品目と対応付けられた生産計画データを例示したが、必ずしも生産予定量に対応付けられる製品の識別情報は品目である必要はない。例えば、開示の装置は、品目の代わりに品種、いわゆるシリーズ品目を生産予定量に対応付けた生産計画データを記憶することとしてもかまわない。ここで言う「品種」とは、一定の共通性を持つ品目をシリーズにまとめた品目のグループを指す。例えば、生産管理サーバ10がG−PSI計画データとして管理する製品の単位を品種としておき、各拠点3に生産予定量を配分する場合には品種を構成する各品目を単位としてL−PSI計画データを配信することもできる。
境界設定データ13bは、タイムバケットのサイズを変更する境界値に関する設定が定義されたデータである。一例として、境界設定データ13bは、タイムバケットのサイズを週単位または月単位に変更して日単位の生産予定量を集計する場合に、後述の集計部15aによって参照される。なお、境界設定データ13bは、グラフを閲覧する権限を有する権限者、例えば本社5の生産部門の担当者などによって任意の境界が設定される。
かかる境界設定データ13bの一態様としては、グラフの時間軸の起点とする起点日から日単位の生産予定量を表示する「日数」、日単位の表示終了日の翌日から週単位の生産予定量を表示する「週数」および週単位の表示終了日の翌日から月単位の生産予定量を表示する「月数」が対応付けられたデータを採用できる。このうち、「週数」については、月単位の生産予定量の集計を月の初日から開始させるために、週の数ではなく、月末までなどの指定を受け付けることができる。なお、ここでは、グラフの時間軸の起点日からの日数、週数、月数が境界として設定される場合を例示したが、日単位の表示終了日の日付、週単位の表示終了日の日付、月単位の表示終了日の日付を境界とすることもできる。
これら「日数」、「週数」及び「月数」の全てが必ずしも境界設定データ13bに設定されている必要はない。例えば、境界設定データ13bに「週数」及び「月数」が設定されている場合には、週単位および月単位の生産予定量がグラフ化される一方で日単位の生産予定量はグラフ化されない。また、境界設定データ13bに「日数」及び「週数」が設定されている場合には、日単位および週単位の生産予定量がグラフ化される一方で月単位の生産予定量はグラフ化されない。また、境界設定データ13bに「日数」及び「月数」が設定されている場合には、日単位および月単位の生産予定量がグラフ化される一方で週単位の生産予定量はグラフ化されない。
集計データ13cは、日単位の製品の生産予定量がタイムバケットのサイズ別に集計された製品の生産予定量を表すデータである。一例として、集計データ13cは、タイムバケットのサイズを週単位または月単位に変更して集計された製品の生産予定量の集計値が後述の集計部15aによって登録される。他の一例として、集計データ13cは、タイムバケットのサイズ指定とは異なるサイズの生産予定量をサイズ指定のタイムバケットあたりの生産予定量に換算するために、後述の換算部15dによって参照される。
かかる集計データ13cの一態様としては、時系列に整列する時間枠であって境界値の前後でタイムバケットのサイズが変更された「時間枠」及び「生産予定量」が対応付けられたデータを採用できる。なお、上記の「時間枠」は、時間枠の開始日と終了日を定義することによってその枠を定めることができる。
図4は、集計データ13cの一例を示す図である。図4の例では、2012年4月2日から4月8日までのタイムバケットのサイズを日単位とし、4月9日から始まる週から4月末日までのタイムバケットのサイズを週単位とし、5月以降のタイムバケットのサイズを月単位とする場合を想定する。
図4の品目「A」の例では、2012年4月2日の生産予定量が110個、2012年4月3日の生産予定量が90個、2012年4月4日の生産予定量が100個と続くことを示す。さらに、図4の品目「A」の例では、2012年4月9日から始まる週の生産予定量が520個、2012年4月16日から始まる週の生産予定量が480個と続くことを示す。さらに、図4の品目「A」の例では、2012年5月の生産予定量が2140個、2012年6月の生産予定量が1980個と続くことを示す。
サイズ指定データ13dは、タイムバケットのサイズの指定が設定されたデータである。かかるサイズ指定データ13dの一態様としては、日単位、週単位や月単位などのタイムバケットのサイズを表すデータが挙げられる。サイズ指定データ13dには、少なくとも1つのタイムバケットのサイズが指定されていればよく、複数のタイムバケットのサイズが指定されることを妨げない。一例として、サイズ指定データ13dは、日単位、週単位または月単位のうちいずれのタイムバケットのサイズに合わせて換算するのかを判別するために、後述の換算部15dによって参照される。なお、サイズ指定データ13dは、グラフを閲覧する権限を有する権限者、例えば本社5の生産部門の担当者などによって任意のタイムバケットのサイズが指定される。
制御部15は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部15は、図2に示すように、集計部15aと、受付部15bと、取得部15cと、換算部15dと、生成部15eとを有する。
このうち、集計部15aは、生産計画データ13a及び境界設定データ13bを用いて、日単位の生産予定量を週単位の生産予定量または月単位の生産予定量へ集計する処理部である。
一態様としては、まず、集計部15aは、集計開始日をグラフの時間軸の起点日に初期化した上で記憶部13に記憶された境界設定データ13bを読み出す。そして、集計部15aは、境界設定データ13bに「日数」が設定されているか否かを判定する。このとき、集計部15aは、境界設定データ13bに「日数」が設定されている場合には、グラフの時間軸の起点日に日単位の生産予定量を表示する日数を加算することによって生産計画データ13aの集計を開始する集計開始日を更新する。なお、境界設定データ13bに「日数」が設定されていない場合には、以後に生成されるグラフに日単位の生産予定量が表示されず、週単位の生産予定量から表示が開始されるので、グラフの時間軸の起点日がそのまま週単位の生産予定量を開始する日となる。よって、この場合には、集計開始日は更新されない。
その上で、集計部15aは、境界設定データ13bに「週数」が設定されているか否かを判定する。そして、集計部15aは、境界設定データ13bに「週数」が設定されている場合に、集計開始日を起算日とし、境界設定データ13bに設定された週数が経過した日を終了日とし、起算日から終了日までの範囲に週単位の時間枠を設定する。続いて、集計部15aは、生産計画データ13aの生産予定量のうち先に設定した時間枠に含まれる日単位の生産予定量を週単位の生産予定量に集計する。その後、集計部15aは、図示しない内部メモリに記憶された集計開始日に週単位の生産予定量を表示する週数を加算することによって集計開始日を更新する。なお、境界設定データ13bに「週数」が設定されていない場合には、以後に生成されるグラフに週単位の生産予定量が表示されないので、週単位の集計および集計開始日の更新は実行されない。
その後、集計部15aは、境界設定データ13bに「月数」が設定されているか否かを判定する。そして、集計部15aは、境界設定データ13bに「月数」が設定されている場合に、集計開始日を起算日とし、境界設定データ13bに設定された月数が経過した日を終了日とし、起算日から終了日までの範囲に月単位の時間枠を設定する。続いて、集計部15aは、生産計画データ13aの生産予定量のうち先に設定した時間枠に含まれる日単位の生産予定量を月単位の生産予定量に集計する。その上で、集計部15aは、境界設定データ13bに設定された日数に相当する日単位の生産予定量、週単位の生産予定量、月単位の生産予定量を各々の時間枠に対応付けたデータを集計データ13cとして記憶部13へ登録する。
なお、ここでは、一例として、グラフの時間軸の起点日を集計の実行日とする場合を想定するが、集計の実行日以降の任意の日をグラフの時間軸の起点日とすることができる。また、集計の実行日以降の所定の期間に含まれる各々の日付をグラフの時間軸の起点日として複数の集計データ13cを予め生成しておくこともできる。
受付部15bは、グラフの生成指示を受け付ける処理部である。以下では、一例として、本社端末50から生産計画データ13aの生産予定量に関するグラフの生成指示を受け付ける場合を想定するが拠点端末30からL−PIS計画データに含まれる生産予定量に関するグラフの生成指示を受け付けることとしてもかまわない。
取得部15cは、期間の単位を表すタイムバケットのサイズ指定を取得する処理部である。一態様としては、取得部15cは、記憶部13に記憶されたサイズ指定データ13dを読み出すことによってタイムバケットのサイズ指定を取得する。他の一態様としては、取得部15cは、本社端末50のユーザインタフェースを介して入力されたタイムバケットのサイズ指定を取得することもできる。
換算部15dは、集計データ13cを用いて、タイムバケットのサイズ指定とは異なるサイズの時間枠に対応付けられた生産予定量を当該タイムバケットのサイズ指定に合わせて換算する処理部である。
一態様としては、換算部15dは、サイズ指定データ13dに「月単位」が設定されている場合には、記憶部13に記憶された集計データ13cのうち日単位の各時間枠の生産予定量と週単位の各時間枠の生産予定量とを月単位あたりの生産予定量に換算する。一例として、換算部15dは、日単位の生産予定量を月単位あたりの生産予定量に換算する場合には、次のような処理を実行する。すなわち、換算部15dは、日単位の生産予定量の時間枠が該当する月の構成日数のうち拠点3の稼働日、例えば土日祝日を除く平日の日数を日単位の生産予定量に乗算することによって月単位あたりの生産予定量に換算する。なお、ここでは、日単位の生産予定量に稼働日を乗算する場合を例示したが、月の構成日数、例えば28日、30日もしくは31日をそのまま乗算することとしてもかまわない。他の一例として、換算部15dは、週単位の生産予定量を月単位あたりの生産予定量に換算する場合には、週単位の生産予定量に所定の倍数、例えば月が4週で構成されると仮定した場合には「4」を乗算することによって月単位あたりの生産予定量に換算する。
他の一態様としては、換算部15dは、サイズ指定データ13dに「週単位」が設定されている場合には、記憶部13に記憶された集計データ13cのうち日単位の各時間枠の生産予定量と月単位の各時間枠の生産予定量とを週単位あたりの生産予定量に換算する。一例として、換算部15dは、日単位の生産予定量を週単位あたりの生産予定量に換算する場合には、次のような処理を実行する。すなわち、換算部15dは、日単位の生産予定量の時間枠が該当する週の構成日数のうち拠点3の稼働日、例えば土日祝日を除く平日の日数を日単位の生産予定量に乗算することによって週単位あたりの生産予定量に換算する。なお、ここでは、日単位の生産予定量に稼働日を乗算する場合を例示したが、週の構成日数、例えば7日をそのまま乗算することとしてもかまわない。他の一例として、換算部15dは、月単位の生産予定量を週単位あたりの生産予定量に換算する場合には、月単位の生産予定量に所定の割合、例えば月が4週で構成されると仮定した場合には「1/4」を乗算することによって週単位あたりの生産予定量に換算する。
更なる一態様としては、換算部15dは、サイズ指定データ13dに「日単位」が設定されている場合には、記憶部13に記憶された集計データ13cのうち週単位の各時間枠の生産予定量と月単位の各時間枠の生産予定量とを日単位あたりの生産予定量に換算する。一例として、換算部15dは、週単位の生産予定量を日単位あたりの生産予定量に換算する場合には、次のような処理を実行する。すなわち、換算部15dは、週単位の生産予定量の時間枠が該当する週の構成日数のうち拠点3の稼働日、例えば土日祝日を除く平日の日数で週単位の生産予定量を除算することによって日単位あたりの生産予定量に換算する。なお、ここでは、週単位の生産予定量を稼働日で除算する場合を例示したが、週の構成日数、例えば7日で除算することとしてもかまわない。他の一例として、換算部15dは、月単位の生産予定量を日単位あたりの生産予定量に換算する場合には、次のような処理を実行する。すなわち、換算部15dは、月単位の生産予定量の時間枠が該当する月の構成日数のうち拠点3の稼働日、例えば土日祝日を除く平日の日数で月単位の生産予定量を除算することによって日単位あたりの生産予定量に換算する。なお、ここでは、月単位の生産予定量を稼働日で除算する場合を例示したが、月の構成日数、例えば28日、30日もしくは31日で除算することとしてもかまわない。
ここで、換算部15dは、サイズ指定データ13dに複数のタイムバケットのサイズが指定されていた場合には、サイズ指定ごとに当該サイズ指定に合わせて生産予定量を換算する処理を実行する。このように、サイズ指定が行われたタイムバケットのサイズへの換算を各組合せについて実行することによって次のようなグラフ表示が可能になる。例えば、月単位の生産予定量には、月単位あたりの生産予定量に換算された日単位および週単位の生産予定量をグラフ表示させることができる。さらに、週単位の生産予定量には、週単位あたりの生産予定量に換算された日単位および月単位の生産予定量をグラフ表示させることができる。さらに、日単位の生産予定量には、日単位あたりの生産予定量に換算された週単位および月単位の生産予定量をグラフ表示させることができる。
これら日単位の生産予定量、日単位あたりの週単位及び月単位の生産予定量と、週単位の生産予定量、週単位あたりの日単位及び月単位の生産予定量と、月単位の生産予定量、月単位あたりの日単位及び週単位の生産予定量とが合わさったグラフを表示させる。これによって、1つのグラフに含まれる情報量を飛躍的に高めることが可能になる。
なお、ここでは、生産予定量を用いて換算を行う場合を例示したが、必ずしも生産予定量だけを換算に用いる必要はない。例えば、開示の装置は、日単位の生産予定量を週単位または月単位の生産予定量に換算する場合や週単位の生産予定量を月単位の生産予定量に換算する場合には、生産予定量ではなく、過去の生産量の履歴を用いて換算を行うこともできる。これによって、より正確な値をグラフ表示に用いることが可能になる。
また、ここでは、記憶部13に記憶された集計データ13cを用いて換算を行う場合を例示したが、必ずしも予め集計しておいた集計データ13cを用いて換算を行う必要はない。例えば、開示の装置は、グラフの生成指示を受け付ける度に、本社端末50から境界設定データ13bと同様の境界設定、すなわち「日数」、「週数」及び「月数」を受け付けるようにしてもよい。この場合には、グラフが参照される度に本社端末50から受け付けた境界設定を合わせて集計データ13cを動的に集計させることができる。また、開示の装置は、サイズ指定データ13dについてもグラフの生成指示とともにサイズ指定を受け付けることができる。
生成部15eは、換算部15dによって換算された生産予定量を用いて、製品の生産予定量と時間の推移との関係を表すグラフを生成する処理部である。
一態様としては、生成部15eは、タイムバケットのサイズ指定が1つである場合には、次のような処理を実行する。すなわち、生成部15eは、換算部15dによる換算が行われた時間枠を対象に換算後の生産予定量とともに換算前の生産予定量を併記するように数値をフォーマットする。例えば、生成部15eは、換算後の生産予定量を括弧なしで表示し、換算前の生産予定量を括弧ありで表示するように数値をフォーマットする。そして、生成部15eは、換算が実行された時間枠の生産予定量を表すグラフバーと、換算が実行されていない時間枠の生産予定量を表すグラフバーとを異なる表示態様に設定する。例えば、生成部15eは、換算が実行された時間枠の生産予定量を表すグラフバーを一様な塗りつぶしで表示する一方で、換算が実行されていない時間枠の生産予定量を表すグラフバーを斜線の塗りつぶしで表示するように表示態様を設定する。その上で、生成部15eは、先に設定された数値フォーマットおよび表示態様にしたがって棒グラフを生成した上で棒グラフを本社端末50に表示させる。
図5及び図6は、グラフの一例を示す図である。これら図5及び図6の例では、タイムバケットのサイズ指定が1つである場合の棒グラフを示す。図5及び図6に示すグラフの縦軸は生産予定量(個数)を表し、横軸は時間を表す。図5の例では、各時間枠の生産予定量が月単位あたりの生産予定量に換算されたグラフを示し、また、図6の例では、各時間枠の生産予定量が日単位あたりの生産予定量に換算されたグラフを示す。なお、図5及び図6のグラフ生成には、図4に示した集計データ13cが使用されているものとする。
図5及び図6に示す棒グラフでは、換算後の生産予定量が括弧なしで表示される一方で、換算前の生産予定量が括弧ありで表示される。このため、図5及び図6に示す棒グラフから、換算後の生産予定量に併せて換算前の生産予定量を把握できる。さらに、図5及び図6に示す棒グラフでは、換算が実行された時間枠の生産予定量を表すグラフバーが一様な塗りつぶしで表示される一方で、換算が実行されていない時間枠の生産予定量を表すグラフバーが斜線の塗りつぶしで表示されている。このため、図5に示す棒グラフからは、日単位の各時間枠の生産予定量および週単位の各時間枠の生産予定量が月単位あたりの生産予定量に換算されていることを把握できる。また、図6に示す棒グラフからは、週単位の各時間枠の生産予定量および月単位の各時間枠の生産予定量が日単位あたりの生産予定量に換算されていることを把握できる。このように、生産予定量のスケールが月単位または日単位に統一された図5及び図6に示す棒グラフを表示することによって、本社5の生産部門の担当者は、日単位と週単位の境界、週単位と月単位の境界においても両者の生産予定量の大小関係を判別できる。
他の一態様としては、生成部15eは、タイムバケットのサイズが複数指定されている場合には、次のような処理を実行する。すなわち、生成部15eは、グラフを構成する軸のうち生産予定量を表す軸のスケールを日単位から月単位の全ての時間枠の生産予定量が収まるスケールに調節する数値フォーマットを実行する。そして、生成部15eは、各時間枠の生産予定量を表すグラフバーに当該時間枠の生産予定量の位置または換算後の数値の位置に区切りを表示するにように表示態様を設定する。さらに、生成部15eは、各時間枠の生産予定量を表すグラフバーのうち換算前のタイムバケットのサイズの生産予定量が属する部分の領域を他の領域と異なる塗りつぶしで表示するように表示態様を設定する。その上で、生成部15eは、先に設定された数値フォーマットおよび表示態様にしたがって棒グラフを生成した上で棒グラフを本社端末50に表示させる。
図7は、グラフの一例を示す図である。この図7の例では、タイムバケットのサイズ指定が日単位、週単位および月単位の3つである場合の棒グラフを示す。図7に示すグラフの縦軸は生産予定量(個数)を表し、横軸は時間を表す。なお、図7のグラフ生成には、図4に示した集計データ13cが使用されているものとする。
図7に示す棒グラフでは、各時間枠の生産予定量を表すグラフバーに当該時間枠の生産予定量の位置または換算後の数値の位置に区切りが表示される。さらに、図7に示す棒グラフでは、日単位の生産予定量が表示される数値範囲と、週単位の生産予定量が表示される範囲と、月単位の生産予定量が表示される数値範囲との間に波線が挿入されている。このため、図7に示す棒グラフからは、異なる3つの粒度の生産予定量が表示されていても、各々の粒度で大小関係を判別し易い。さらに、図7に示す棒グラフでは、各時間枠の生産予定量を表すグラフバーのうち換算前のタイムバケットのサイズの生産予定量が属する部分の領域が他の領域と異なる塗りつぶしで表示される。このため、図7に示す棒グラフからは、いずれのタイムバケットのサイズの生産予定量がどのタイムバケットのサイズあたりの生産予定量に換算されているのかが容易に把握できる。このような図7に示す棒グラフを閲覧することによって、本社5の生産部門の担当者は、日単位と週単位の境界、週単位と月単位の境界においても両者の生産予定量の大小関係を判別できる。
なお、制御部15には、各種の集積回路や電子回路を採用できる。また、制御部15が有する機能部の一部を別の集積回路や電子回路とすることもできる。例えば、集積回路としては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)が挙げられる。また、電子回路としては、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などが挙げられる。
[処理の流れ]
次に、本実施例に係る生産管理サーバ10の処理の流れについて説明する。なお、ここでは、生産管理サーバ10によって実行される(1)集計処理について説明した後に、(2)グラフ生成処理について説明することとする。
(1)集計処理
図8は、実施例1に係る集計処理の手順を示すフローチャートである。この集計処理は、境界設定データ13bが設定登録または設定変更された場合、生産計画データ13aが更新された場合、あるいは日付が変わった場合などに処理が起動される。
図8に示すように、集計部15aは、集計開始日をグラフの時間軸の起点日に初期化する(ステップS101)。続いて、集計部15aは、記憶部13に記憶された境界設定データ13bを読み出す(ステップS102)。そして、集計部15aは、境界設定データ13bに「日数」が設定されているか否かを判定する(ステップS103)。
このとき、境界設定データ13bに「日数」が設定されている場合(ステップS103肯定)には、集計部15aは、次のような処理を実行する。すなわち、集計部15aは、グラフの時間軸の起点日に日単位の生産予定量を表示する日数を加算することによって生産計画データ13aの集計を開始する集計開始日を更新する(ステップS104)。
一方、境界設定データ13bに「日数」が設定されていない場合(ステップS103否定)には、以後のグラフ生成処理時に生成されるグラフに日単位の生産予定量が表示されず、週単位の生産予定量から表示が開始されることになる。このため、グラフの時間軸の起点日がそのまま週単位の生産予定量を開始する日となるので、この場合には集計開始日を更新せず、ステップS105へ移行する。
その後、集計部15aは、境界設定データ13bに「週数」が設定されているか否かを判定する(ステップS105)。そして、境界設定データ13bに「週数」が設定されている場合(ステップS105肯定)には、集計部15aは、次のような処理を実行する。
すなわち、集計部15aは、集計開始日を起算日とし、境界設定データ13bに設定された週数が経過した日を終了日とし、起算日から終了日までの範囲に週単位の時間枠を設定する(ステップS106)。
続いて、集計部15aは、生産計画データ13aの生産予定量のうち先に設定した時間枠に含まれる日単位の生産予定量を週単位の生産予定量に集計する(ステップS107)。その後、集計部15aは、図示しない内部メモリに記憶された集計開始日に週単位の生産予定量を表示する週数を加算することによって集計開始日を更新する(ステップS108)。
一方、境界設定データ13bに「週数」が設定されていない場合(ステップS105否定)には、以後のグラフ生成処理時に生成されるグラフに週単位の生産予定量が表示されないので、週単位の集計及び集計開始日の更新を実行せず、ステップS109へ移行する。
その後、集計部15aは、境界設定データ13bに「月数」が設定されているか否かを判定する(ステップS109)。なお、境界設定データ13bに「月数」が設定されていない場合(ステップS109否定)には、月単位の集計及び集計開始日の更新を実行せず、ステップS112へ移行する。
このとき、境界設定データ13bに「月数」が設定されている場合(ステップS109肯定)には、集計部15aは、次のような処理を実行する。すなわち、集計部15aは、集計開始日を起算日とし、境界設定データ13bに設定された月数が経過した日を終了日とし、起算日から終了日までの範囲に月単位の時間枠を設定する(ステップS110)。
続いて、集計部15aは、生産計画データ13aの生産予定量のうち先に設定した時間枠に含まれる日単位の生産予定量を月単位の生産予定量に集計する(ステップS111)。
その上で、集計部15aは、境界設定データ13bに設定された日数に相当する日単位の生産予定量、週単位の生産予定量、月単位の生産予定量を各々の時間枠に対応付けた集計データ13cを記憶部13へ登録し(ステップS112)、処理を終了する。
(2)グラフ生成処理
図9は、実施例1に係るグラフ生成処理の手順を示すフローチャートである。このグラフ生成処理は、本社端末50等からグラフの生成指示を受け付けた場合に処理が起動される。
図9に示すように、本社端末50等からグラフの生成指示を受け付けると(ステップS301)、取得部15cは、記憶部13に記憶されたサイズ指定データ13dを読み出すことによってタイムバケットのサイズ指定を取得する(ステップS302)。
そして、換算部15dは、記憶部13に記憶された集計データ13cを用いて、サイズ指定データ13dに設定されたサイズ指定とは異なるサイズの時間枠に対応付けられた生産予定量を当該タイムバケットのサイズ指定に合わせて換算する(ステップS303)。
その後、サイズ指定データ13dに設定されている全てのサイズ指定について換算が終了するまで(ステップS304否定)、換算部15dは、上記のステップS303の処理を繰り返し実行する。
そして、サイズ指定データ13dに設定されている全てのサイズ指定について換算が終了すると(ステップS304肯定)、生成部15eは、次のような処理を実行する。すなわち、生成部15eは、換算部15dによる換算が行われた時間枠を対象に換算後の生産予定量とともに換算前の生産予定量を併記するように数値をフォーマットする(ステップS305)。
続いて、生成部15eは、換算が実行された時間枠の生産予定量を表すグラフバーと、換算が実行されていない時間枠の生産予定量を表すグラフバーとを異なる表示態様に設定する(ステップS306)。
そして、生成部15eは、先に設定された数値フォーマットおよび表示態様にしたがって棒グラフを生成する(ステップS307)。その上で、生成部15eは、ステップS307で生成した棒グラフを本社端末50に表示させ(ステップS308)、処理を終了する。
[実施例1の効果]
上述してきたように、本実施例に係る生産管理サーバ10は、生成対象とするグラフ上にタイムバケットのサイズが異なる製品の生産予定量が混在する場合に、一方の生産予定量を他方のタイムバケットのサイズあたりの生産予定量に換算した上でグラフを生成する。例えば、生産部門の担当者は、週単位および月単位の間で棒グラフの高さを単純に比較するだけで生産予定量の大小を判別できる。それゆえ、生産部門の担当者は、タイムバケットのサイズが変わる境界の前後で生産予定量のトレンドを途切れることなく把握できる。したがって、本実施例に係る生産管理サーバ10によれば、グラフの見易さを向上させることが可能である。
さて、これまで開示の装置に関する実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
[グラフ表示]
例えば、開示の装置は、時間枠がタイムバケットのサイズに満たない時間枠とタイムバケットと同一のサイズを持つ時間枠との間で表示態様が区別されたグラフを生成することもできる。すなわち、境界設定データ13bに設定された境界設定によっては、週単位や月単位のバケットのサイズが境界設定されていても、週に満たない時間枠や月に満たない時間枠が発生する場合がある。例えば、境界設定データ13bに「週数」として月末が設定されている場合には、日単位の表示終了日の翌日からその月末までの日数が週7日の倍数であるとは限らず、最後の時間枠が1日から6日までの一週間に満たない時間枠になる場合がある。この場合に、週に満たない時間枠を一週間の時間枠と同様に表示したり、月に満たない時間枠を一月の時間枠と同様に表示したりしたのでは、生産予定量の大小関係が誤って判断される場合もある。
このため、開示の装置は、タイムバケットのサイズに満たない時間枠とタイムバケットと同一のサイズを持つ時間枠との間で表示態様を区別することによって大小関係の判断に誤りが生じないように注意を喚起できる。
[換算の応用例]
さらに、開示の装置は、時間枠がタイムバケットのサイズに満たない時間枠の生産予定量をタイムバケットと同一のサイズを持つ時間枠あたりの生産予定量に換算することもできる。例えば、タイムバケットのサイズを持つはずの時間枠が実際には3日間の時間枠しかない場合には、3日分の生産予定量を3で除算した上でその週の稼働日を乗算することによって一週間の生産予定量に換算できる。これによって、グラフにタイムバケットのサイズに満たない時間枠が含まれる場合でも、生産予定量の大小関係を判別し易くできる。
[分散および統合]
また、図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、集計部15a、受付部15b、取得部15c、換算部15dまたは生成部15eを生産管理サーバ10の外部装置としてネットワーク経由で接続するようにしてもよい。また、集計部15a、受付部15b、取得部15c、換算部15dまたは生成部15eを別の装置がそれぞれ有し、ネットワーク接続されて協働することで、上記の生産管理サーバ10の機能を実現するようにしてもよい。
[グラフ生成プログラム]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図10を用いて、上記の実施例と同様の機能を有するグラフ生成プログラムを実行するコンピュータの一例について説明する。
図10は、実施例1及び実施例2に係るグラフ生成プログラムを実行するコンピュータの一例について説明するための図である。図10に示すように、コンピュータ100は、操作部110aと、スピーカ110bと、カメラ110cと、ディスプレイ120と、通信部130とを有する。さらに、このコンピュータ100は、CPU150と、ROM160と、HDD170と、RAM180と有する。これら110〜180の各部はバス140を介して接続される。
HDD170には、図10に示すように、上記の実施例1で示した集計部15aと、受付部15bと、取得部15cと、換算部15dと、生成部15eと同様の機能を発揮するグラフ生成プログラム170aが予め記憶される。このグラフ生成プログラム170aについては、図2に示した各々の集計部15a、受付部15b、取得部15c、換算部15d及び生成部15eの各構成要素と同様、適宜統合又は分離しても良い。すなわち、HDD170に格納される各データは、常に全てのデータがHDD170に格納される必要はなく、処理に必要なデータのみがHDD170に格納されれば良い。
そして、CPU150が、グラフ生成プログラム170aをHDD170から読み出してRAM180に展開する。これによって、図10に示すように、グラフ生成プログラム170aは、グラフ生成プロセス180aとして機能する。このグラフ生成プロセス180aは、HDD170から読み出した各種データを適宜RAM180上の自身に割り当てられた領域に展開し、この展開した各種データに基づいて各種処理を実行する。なお、グラフ生成プロセス180aは、図2に示した集計部15a、受付部15b、取得部15c、換算部15d及び生成部15eにて実行される処理、例えば図8〜図9に示す処理を含む。また、CPU150上で仮想的に実現される各処理部は、常に全ての処理部がCPU150上で動作する必要はなく、処理に必要な処理部のみが仮想的に実現されればよい。
なお、上記のグラフ生成プログラム170aについては、必ずしも最初からHDD170やROM160に記憶させておく必要はない。例えば、コンピュータ100に挿入されるフレキシブルディスク、いわゆるFD、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させる。そして、コンピュータ100がこれらの可搬用の物理媒体から各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ100に接続される他のコンピュータまたはサーバ装置などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ100がこれらから各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。
1 生産管理システム
3A,3B,3C 拠点
5 本社
7 ネットワーク
10 生産管理サーバ
11 通信I/F部
13 記憶部
13a 生産計画データ
13b 境界設定データ
13c 集計データ
13d サイズ指定データ
15 制御部
15a 集計部
15b 受付部
15c 取得部
15d 換算部
15e 生成部
30A,30B,30C 拠点端末
50 本社端末

Claims (6)

  1. コンピュータに、
    グラフの生成指示を受け付け、
    期間の単位を表すタイムバケットのサイズ指定を取得し、
    時系列に整列する時間枠であってタイムバケットのサイズが所定の境界値の前後で変更される時間枠ごとに製品の生産量を対応付けて記憶する生産量記憶部に記憶された生産量のうち、前記タイムバケットのサイズ指定とは異なるサイズの時間枠に対応付けられた生産量を当該タイムバケットのサイズ指定に合わせて換算し、
    換算が実行された生産量を用いて、製品の生産量と時間の推移との関係を表すグラフを生成する
    処理を実行させることを特徴とするグラフ生成プログラム。
  2. 前記グラフを生成する処理として、
    前記換算が実行された時間枠の生産量と前記換算が実行されていない時間枠の生産量との間で表示態様が区別されたグラフを生成する処理を実行させることを特徴とする請求項1に記載のグラフ生成プログラム。
  3. 前記グラフを生成する処理として、
    前記タイムバケットのサイズに満たない時間枠と前記タイムバケットと同一のサイズを持つ時間枠との間で表示態様が区別されたグラフを生成することを特徴とする請求項1または2に記載のグラフ生成プログラム。
  4. 前記生産量を換算する処理として、
    前記タイムバケットのサイズ指定が複数取得された場合に、各サイズ指定ごとに当該サイズ指定に合わせて生産量を換算する処理を実行させることを特徴とする請求項1、2または3に記載のグラフ生成プログラム。
  5. コンピュータが、
    グラフの生成指示を受け付け、
    期間の単位を表すタイムバケットのサイズ指定を取得し、
    時系列に整列する時間枠であってタイムバケットのサイズが所定の境界値の前後で変更される時間枠ごとに製品の生産量を対応付けて記憶する生産量記憶部に記憶された生産量のうち、前記タイムバケットのサイズ指定とは異なるサイズの時間枠に対応付けられた生産量を当該タイムバケットのサイズ指定に合わせて換算し、
    換算が実行された生産量を用いて、製品の生産量と時間の推移との関係を表すグラフを生成する
    処理を実行することを特徴とするグラフ生成方法。
  6. 時系列に整列する時間枠であって期間の単位を表すタイムバケットのサイズが所定の境界値の前後で変更される時間枠ごとに製品の生産量を対応付けて記憶する生産量記憶部と、
    グラフの生成指示を受け付ける受付部と、
    タイムバケットのサイズ指定を取得する取得部と、
    前記生産量記憶部に記憶された生産量のうち、前記タイムバケットのサイズ指定とは異なるサイズの時間枠に対応付けられた生産量を当該タイムバケットのサイズ指定に合わせて換算する換算部と、
    換算が実行された生産量を用いて、製品の生産量と時間の推移との関係を表すグラフを生成する生成部と
    を有することを特徴とする生産管理装置。
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