JP6241454B2 - 中間転写ベルトおよび画像形成装置 - Google Patents
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Description
表面層としては、例えば多官能アクリレートとウレタンアクリレートとを重合反応によって硬化した架橋型樹脂によるものを用いることが提案されている(特許文献5参照)。
一方、表面層における弾性層への追従性を高めるために当該表面層を柔らかい材料から形成すると、機内の部材や紙(画像支持体)との摩擦や、応力による塑性変形によって表面層が削られてしまい、表面の不均一性に起因して形成される可視画像に濃度ムラなどが発生して画質が低いものとなってしまう、という問題がある。
基材上に弾性層および表面層がこの順に積層されてなり、
前記表面層が、JIS K7161に準拠して測定される応力−ひずみ曲線から得られる弾性限度の、伸びが5%以上、かつ、応力が5MPa以上のものであり、
前記表面層が、ウレタンアクリレートと、当該ウレタンアクリレート以外の不飽和二重結合を有するモノマーとの共重合体からなることを特徴とする。
中間転写ベルトが上記の中間転写ベルトからなることを特徴とする。
本発明の中間転写ベルトは、電子写真方式の画像形成装置に備えられる、例えば無端ベルト状のものであって、具体的には、図1に示すように、基材2上に弾性層3が形成され、この弾性層3上に表面層4が形成されてなる。
本発明の中間転写ベルトを構成する基材2は、例えば無端ベルト状のものであり、単層構成であっても、2層以上の複数層構成であってもよい。
基材2の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、ポリイミド樹脂(PI)、ポリアミドイミド樹脂(PAI)、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK)などの高強度および高耐久性を有するものを用いることが好ましい。
また、基材2は、上記のような樹脂に導電性フィラーを分散させ、導電性を有するものであることが好ましい。
導電性フィラーとしては、カーボンブラック、カーボンナノチューブなどを用いることができる。
本発明の中間転写ベルトを構成する弾性層3は、弾性体よりなり、その構成材料としては、例えば、ゴム、エラストマー、樹脂などが挙げられる。特に、硬度および耐久性の観点から、例えばクロロプレンゴム、ニトリルブタジエンゴム、水素添加ニトリルブタジエンゴムなどが好ましく挙げられる。
これらは、1種単独で、または2種以上組み合わせて用いてもよい。
弾性層3の弾性回復率が70%未満である場合は、上記の効果を効率的に発揮することができない。また、弾性層が塑性変形するおそれがあり、その結果、クリーニング不良が発生して形成される画像の画質が低いものとなることがある。
弾性層3の弾性回復率は、表面層を形成する前の、基材2上に弾性層3が形成されたものについて、当該弾性層3上に、「HM100」(フィッシャーインスツルメンツ社製)を用いて、30秒間かけて2.0mNの荷重をかけ、5秒間保持した後の変位量(Wt)、30秒間かけて除荷し、5秒間後の変位量(Wr)を測定し、式:弾性回復率(We)=(Wt−Wr)/Wtに従って求められるものである。
本発明の中間転写ベルトを構成する表面層4は、JIS K7161に準拠して測定される応力−ひずみ曲線から得られる弾性限度の伸び(以下、「弾性限度伸度」ともいう。)が5%以上、かつ、当該応力−ひずみ曲線から得られる弾性限度の応力(以下、「弾性限度応力」ともいう。)が5MPa以上のものとされている。
表面層4の弾性限度伸度が5%以上であることにより、当該表面層4の塑性変形(応力による変形)を抑制することができて優れた耐削れ性を得ることができる。また、弾性限度応力が5MPa以上であることにより、当該表面層4の塑性変形を抑制することができて耐削れ性を向上させることができると共に、中間転写ベルトを循環移動させるときの屈曲部においても割れの発生を抑制することができる。
表面層4の弾性率が上記の範囲にあることにより、摩耗による削れがさらに抑制されて高い画質の画像を形成することができる。表面層の弾性率が高いほど、摩耗による削れを抑制することができるが、弾性層への追従性を維持して画像支持体への転写性を確保する観点から、弾性率は1,500MPa以下にすることが好ましい。
(A)ウレタンアクリレートとしては、ウレタン結合を有し、かつ、1分子中に1個以上のアクリロイルオキシ基を有する化合物であれば特に限定されずに用いることができる。
(A)ウレタンアクリレートとしては、例えば、主鎖にウレタン結合を有し、1個以上のアクリロイルオキシ基が主鎖の末端または側鎖に結合しているオリゴマーやポリマーを用いることができる。
分子間凝集力を高める官能基としては、具体的には、フェニル基、ナフチル基、シクロヘキシル基などの環状構造を有する基を挙げることができる。
分子間凝集力を高める官能基を導入するための、(A)ウレタンアクリレートを形成すべきモノマーとしては、イソフタル酸、4,4’−ビフェニルジカルボン酸などを挙げることができる。
本発明においては、(A)ウレタンアクリレートへの分子間凝集力を高める官能基の導入量、および、アクリロイルオキシ基の導入量を制御することにより、弾性限度伸度および弾性限度応力を調整することができる。具体的には、表面層を構成する特定の共重合体における分子間凝集力を高める官能基の含有量を多くすると、表面層の弾性限度応力が低くなり、弾性率を高くすることができる。
(A)ウレタンアクリレートの重量平均分子量が上記範囲内にあることにより、特定の共重合体に柔軟性と伸張性を確実に与えることができ、また、強度低下を抑えることができる。
(B)特定の不飽和二重結合を有するモノマーは、1分子中に1個以上の不飽和二重結合を含むものであって、アクリロイルオキシ基を含有するものを用いることが好ましく、特に、1分子中に2個以上のアクリロイルオキシ基を含有する多官能アクリレートを用いることが好ましい。
本発明の中間転写ベルトは、例えば、基材2上に弾性層3を形成するための弾性層形成用塗布液を塗布して塗膜を形成し、この塗膜を乾燥させることにより、弾性層3を形成し、当該弾性層3上に表面層4を形成するための、(A)ウレタンアクリレートおよび(B)特定の不飽和二重結合を有するモノマーを含む重合性成分と、重合開始剤とを含有する塗布液(以下、「表面層形成用塗布液」ともいう。)を塗布して塗膜を形成し、この塗膜に活性エネルギー線を照射するなどして重合性成分を重合させることにより、表面層4を形成し、これにより、製造することができる。
弾性層形成用塗布液の塗布方法としては、例えば、ディッピング塗布などが挙げられる。
重合開始剤としては、例えば、アセトフェノン系化合物、ベンゾインエーテル系化合物、ベンゾフェノン系化合物、硫黄化合物、アゾ化合物、パーオキサイド化合物、ホスフィンオキサイド系化合物などの光重合開始剤を用いることができる。
具体的には、例えば、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、アセトイン、ブチロイン、トルオイン、ベンジル、ベンゾフェノン、p−メトキシベンゾフェノン、ジエトキシアセトフェノン、α,α−ジメトキシ−α−フェニルアセトフェノン、メチルフェニルグリオキシレート、エチルフェニルグリオキシレート、4,4’−ビス(ジメチルアミノベンゾフェノン)、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンなどのカルボニル化合物;テトラメチルチウラムモノスルフィド、テトラメチルチウラムジスルフィドなどの硫黄化合物;アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス−2,4−ジメチルバレロなどのアゾ化合物;ベンゾイルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイドなどのパーオキサイド化合物などが挙げられ、これらは1種単独で、または2種以上を組み合わせて用いることができる。
溶剤としては、具体的には、例えば、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、トルエン、キシレン、アセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、エチレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートなどが挙げられる。
表面層形成用塗布液の固形分濃度は、5〜40質量%であることが好ましい。なお、表面層形成用塗布液において、固形分は、(A)ウレタンアクリレートおよび(B)特定の不飽和二重結合を有するモノマーを含む重合性成分とされる。
活性エネルギー線としては、紫外線、電子線、γ線などを用いることができ、特に取り扱いが簡便で高エネルギーが容易に得られるという点から、紫外線を用いることが好ましい。紫外線の光源としては、紫外線を発生する光源であればいずれも使用でき、例えば、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、カーボンアーク灯、メタルハライドランプ、キセノンランプなどを用いることができる。また、ArFエキシマレーザ、KrFエキシマレーザ、エキシマランプまたはシンクロトロン放射光なども用いることができる。スポット状の活性エネルギー線を照射するには、紫外線レーザーを使用することが好ましい。
照射光量は、UIT250(ウシオ電機(株)製)で測定した値を示す。
酸素濃度は、雰囲気ガス管理用酸素濃度計「OX100」(横河電機(株)製)で測定した値を示す。
塗膜の乾燥は、重合性成分の重合の前後、およびその重合中のいずれにおいて行われてもよく、これらを組み合わせて適宜選択することができるが、具体的には、塗膜の流動性がなくなる程度まで一次乾燥した後、重合性成分の重合を行い、その後、さらに表面層中の揮発性物質の量を規定量にするために二次乾燥を行うことが好ましい。
塗膜の乾燥方法は、溶剤の種類、形成すべき表面層の層厚などよって適宜選択することができるが、乾燥温度は、例えば60〜120℃であることが好ましく、より好ましくは60〜100℃である。乾燥時間は、例えば1〜10分間であることが好ましく、より好ましくは5分間程度である。
本発明の画像形成装置は、以上のような中間転写ベルトを備えるものである。本発明の画像形成装置は、モノクロの画像形成装置やフルカラーの画像形成装置など電子写真方式の公知の種々の画像形成装置とすることができる。
この中間転写ベルト16は、複数の支持ローラ16a〜16dにより張架され、回動可能に支持された無端ベルト状のものである。
そして、中間転写ベルト16は、基材2の外周面に弾性層3および特定の共重合体を含有する表面層4が形成されてなる構造を有するものである。
カラー像が転写された画像支持体Pは、熱ローラ定着器が装着された定着装置30により定着処理され、排紙ローラに挟持されて機外の排紙トレイ上に載置される。
一方、二次転写ローラ13Aにより画像支持体Pにカラー像を転写した後、画像支持体Pを曲率分離した無端の中間転写ベルト16は、クリーニング手段12により残留トナーが除去される。
本発明の画像形成装置において用いられる現像剤は、磁性または非磁性のトナーによる一成分現像剤であってもよく、トナーとキャリアとが混合された二成分現像剤であってもよい。
現像剤を構成するトナーとしては、特に限定されずに公知の種々のものを使用することができるが、例えば体積基準のメジアン径が3〜9μmであり、重合法によって得られたいわゆる重合トナーを用いることが好ましい。重合トナーを用いることにより、形成される画像において高い解像力および安定した画像濃度が得られると共に画像カブリの発生が極めて抑制される。
本発明の画像形成装置に使用される画像支持体Pとしては、薄紙から厚紙までの普通紙、上質紙、アート紙あるいはコート紙などの塗工された印刷用紙、市販されている和紙やはがき用紙、レザック紙などの凹凸紙、OHP用のプラスチックフィルム、布などの各種を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
特に、この画像形成装置は、本発明の中間転写ベルトを備えているために、画像支持体Pとしてレザック紙などの凹凸紙を用いた場合にも、優れた凹凸紙への転写性が得られる。
冷却管、温度計、撹拌装置、滴下漏斗および空気注入管のついた反応容器に、ポリプロピレングリコール(分子量:2,000)167g、2−ヒドロキシエチルアクリレート4.86g、イソフタル酸5.79g、重合禁止剤:p−メトキシフェノール0.5g、触媒:ジブチル錫ジラウレート0.05gを投入し、空気を流しながら70℃に昇温後、70〜75℃で撹拌しながらイソホロンジイソシアネート26.3gを2時間かけて均一に滴下し、反応を行った。滴下終了後、約5時間反応させたところで、IR測定の結果、イソシアネートの消失を確認して反応を終了し、ポリプロピレングリコール、イソフタル酸とイソホロンジイソシアネートを繰り返し単位として有し、両末端に重合性を有する不飽和二重結合を有するポリウレタンアクリレートオリゴマー〔A〕を得た。
ポリウレタンアクリレートオリゴマーの合成例Aにおいて、表1の処方に従ったこと以外は同様にして、ポリウレタンアクリレートオリゴマー〔B〕を得た。
ポリウレタンアクリレートオリゴマーの合成例Aにおいて、表1の処方に従ったこと以外は同様にして、ポリウレタンアクリレートオリゴマー〔C〕を得た。
(1)基材の準備
基材として、「bizhub PRESS C1100」(コニカミノルタ社製)に使用されているベルトを用意した。これを無端ベルト状基材〔1〕とする。
カーボンブラックをクロロプレンゴムに混錬し、そのコンパウンドをトルエン中に溶解、分散させることにより、弾性層形成用塗布液〔1〕を調製した。
次いで、この弾性層形成用塗布液〔1〕を上記の無端ベルト状基材〔1〕の外周面上に、ディッピング塗布法により塗布、乾燥し、乾燥膜厚が200μmの弾性層〔1〕を形成した。
(3−1)表面層形成用塗布液の調製
・ペンタエリスリトールトリアクリレート 50質量部
・ポリウレタンアクリレートオリゴマー〔A〕 50質量部
・重合開始剤:「IRGACURE184」(BASF社製) 4質量部
からなる単量体組成物および重合開始剤を、溶剤に添加して溶解させることにより、表面層形成用塗布液〔1〕を調製した。
表面層形成用塗布液〔1〕を、上記の弾性層〔1〕の外周面上に塗布装置を使用した浸漬塗布法によって乾燥膜厚が2μmとなるように塗膜を形成し、この塗膜に、紫外線を下記の照射条件で照射することにより、塗膜を硬化して表面層を形成し、これにより、中間転写ベルト〔1〕を得た。
−紫外線の照射条件−
光源の種類:高圧水銀ランプ「H04−L41」(アイグラフィックス社製)
照射口から塗膜の表面までの距離:100mm
照射光量:1J/cm2
固定光源に対する塗膜の移動速度(周速度):60mm/秒
照射時間(塗膜を回転させている時間):240秒間
中間転写ベルトの製造例1において、表面層の形成に係る単量体組成物を表2に従ったものを用いたこと以外は同様にして、中間転写ベルト〔2〕〜〔6〕を作製した。
また、中間転写ベルト〔1〕〜〔6〕に係る弾性層の単膜を作製し、これらについて上述の通りに弾性回復率を測定した。結果を表2に示す。
中間転写ベルト〔1〕〜〔6〕を、それぞれ画像形成装置「bizhub PRESS C1100」(コニカミノルタ社製)に中間転写ベルトとして搭載し、印字率10%の画像を100万枚形成する耐久試験を行った。この耐久試験後に、中間転写ベルトの表面十点平均粗さを、JIS B0601 表面十点平均粗さ(Rz)に従って測定し、下記の評価基準に従って評価した。結果を表3に示す。
−評価基準−
A:表面十点平均粗さ(Rz)が1.0μm未満である(合格)
B:表面十点平均粗さ(Rz)が1.0μm以上である(不合格)
この表面十点平均粗さ(Rz)が1.0μm未満であれば、画質に実用上問題となる影響がない。一方、表面十点平均粗さ(Rz)が1.0μm以上であると、ハーフトーン画像部などの低濃度部にムラが現れる。
上記の耐久試験後の各中間転写ベルトにおける任意の10箇所の単位面積(1mm2 )内のクラック数を数え、10箇所の平均値(平均クラック数)を算出し、下記の評価基準に従って評価した。結果を表3に示す。
−評価基準−
A:平均クラック数が0個(合格)
B:平均クラック数が0個より多く10個未満(合格)
C:平均クラック数が10個以上(不合格)
画像形成装置「bizhub PRESS C1100」(コニカミノルタ社製)に上記の中間転写ベルト〔1〕〜〔6〕を取り付けた評価機をそれぞれ作製し、これを用いてレザック紙(凹凸紙)上にトナー濃度100%のベタ画像を10枚ずつ出力した。
得られた各ベタ画像を、スキャナーによってデジタル情報化し、画像編集、加工ソフト「フォトショップ」(アドビ システムズ社製)を用い、画像処理により各ベタ画像の画像濃度の平均値を求めた。そして、各ベタ画像における、当該平均値の90%以下の領域の面積率を求め、当該面積率の中間転写ベルトごとの平均値を算出した。これを画像濃度90%以下の面積率とする。これを下記の評価基準に従って評価した。結果を表3に示す。
−評価基準−
A:画像濃度90%以下の面積率が1%以下(合格)
B:画像濃度90%以下の面積率が3%以下(合格)
C:画像濃度90%以下の面積率が3%より大きく5%以下(合格)
D:画像濃度90%以下の面積率が5%より大きい(不合格)
3 弾性層
4 表面層
10 中間転写部
11Y,11M,11C,11Bk 感光体
12 クリーニング手段
13Y,13M,13C,13Bk 一次転写ローラ
13A 二次転写ローラ
16 中間転写ベルト
16a〜16d 支持ローラ
20Y,20M,20C,20Bk 画像形成ユニット
21Y,21M,21C,21Bk 現像手段
22Y,22M,22C,22Bk 露光手段
23Y,23M,23C,23Bk 帯電手段
25Y,25M,25C,25Bk クリーニング手段
30 定着装置
41 給紙カセット
42 給紙搬送手段
44a,44b,44c,44d 中間ローラ
46 レジストローラ
P 画像支持体
Claims (3)
- 電子写真方式の画像形成装置に備えられる中間転写ベルトであって、
基材上に弾性層および表面層がこの順に積層されてなり、
前記表面層が、JIS K7161に準拠して測定される応力−ひずみ曲線から得られる弾性限度の、伸びが5%以上、かつ、応力が5MPa以上のものであり、
前記表面層が、ウレタンアクリレートと、当該ウレタンアクリレート以外の不飽和二重結合を有するモノマーとの共重合体からなることを特徴とする中間転写ベルト。 - 前記弾性層の弾性回復率が70%以上であることを特徴とする請求項1に記載の中間転写ベルト。
- 像担持体上に静電的に形成されたトナー像を、循環移動する中間転写ベルトに一次転写する一次転写手段と、中間転写ベルト上に形成されるトナー像を画像支持体に二次転写する二次転写手段とを具える電子写真方式の画像形成装置において、
中間転写ベルトが請求項1または請求項2に記載の中間転写ベルトからなることを特徴とする画像形成装置。
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