JP7254504B2 - 中間転写ベルト及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
まず、本発明に係る中間転写ベルトを用いることが可能な画像形成装置の例について説明する。図1は、本例の画像形成装置100の概略断面図である。本例の画像形成装置100は、電子写真方式を用いてフルカラー画像を形成することが可能な、中間転写方式を採用したタンデム型のレーザープリンタである。
次に、本発明に係る中間転写ベルト(弾性中間転写ベルト)の一実施形態について説明する。図2に示すように、本実施形態の中間転写ベルト1は、基層11と、弾性層12と、中間層13と、表面層14と、の4層を有する積層体で構成される。
基層(基材)11について説明する。基層11は、ロール状又はベルト状のシームレスタイプの円筒型のものである。基層11を構成するのに適する材料としては、例えば、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリエステル、ポリイミド、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイドなどの樹脂材料が挙げられる。
弾性層12について説明する。弾性層12は、記録材Sの表面形状に追従するために、適度な柔軟性を有していることが必要である。本発明では、弾性層12を構成する弾性体の材料として、圧縮永久歪みが小さい点や耐オゾン性に優れる点から、シリコーンゴムを用いる。
中間層13について説明する。中間層13は、弾性層12で発生した低分子量の成分の表面層14の表面へのブリードを抑制するために、水蒸気透過係数が小さくなるように設定されている。中間層13を構成する材料としては、厚さが15μmの場合における水蒸気透過係数が600g/m2・24h以下の材料であれば、特に制限なく用いることができる。このような材料としては、ポリウレタン(ウレタン樹脂)、ポリアミド樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、フッ素樹脂、フェノール樹脂、酢酸セルロース樹脂などが挙げられる。
表面層14について説明する。表面層14は、中間転写ベルト1の表面(トナー像を担持する面)を構成する。表面層14は、記録材Sに対するトナーの転写性の向上、中間転写ベルト1からのトナーの離型性の向上のために設けられる層であり、低付着性を有していることが必要である。表面層14を構成する材料としては、低付着性を有している材料であれば特に制限はなく用いることができる。このような材料としては、フッ素樹脂、含フッ素ウレタン樹脂、フッ素ゴム、シロキサン変性ポリイミドなどが挙げられる。これらのうち、弾性層12の弾性機能を損なわない観点から、含フッ素ウレタン樹脂が好ましい。また、これらの樹脂にPTFE粒子、PFPE粒子、PFA粒子、Si粒子、疎水化SiO2粒子などの疎水性フィラーを添加しても構わない。
中間転写ベルト1の体積抵抗率は、1.0×106Ω・cm以上、1.0×1014Ω・cm以下であることが好ましく、1.0×108Ω・cm以上、1.0×1013Ω・cm以下であることがより好ましい。
3-1.実施例及び比較例の中間転写ベルトの構成
次に、下記の実施例1~14及び比較例1~4を用いて本発明の効果について更に説明する。
ここで、中間転写ベルト1の各層の厚さの測定方法について説明する。中間転写ベルト1の各層(基層11、弾性層12、中間層13、表面層14)の厚さは、クロスセクションポリッシャーを使用して中間転写ベルト1の表面から垂直な断面を作製し、その後作製した断面を走査型電子顕微鏡にて観察することで求めた。
実施例及び比較例において、混合分散液の材料としては、溶剤により希釈・分散されているものがあるが、各材料の使用量(質量部)は、特に示さない限り不揮発分に関する量であって、溶剤(揮発分)が除かれた量を意味する。
下記の材料を、2軸混練機(商品名:PCM30、池貝社製)を用いて混練し、ペレット体を得た。
・ポリエーテルエーテルケトン(商品名:VICTREX PEEK450G、ビクトレックス社製)
・アセチレンブラック(商品名:デンカブラック粒状品、デンカ社製)
導電剤として、イオン液体型帯電防止剤(商品名:FC-4400、スリーエムジャパン社製)を用いた。付加硬化型液状(商品名:TSE3032 A/B(重量比A100:B10)、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)100質量部に対し、上記導電剤を0.2質量部の割合で添加し、遊星撹拌脱泡装置(商品名:HM-500、キーエンス社製)で撹拌・脱泡して混合液を得た。
弾性層12と中間層13との接着性を向上させるため、弾性層12の表面改質を、エキシマUV照射ユニットとして172nmの単一波長を発するエキシマランプ(エム・ディ・コム社製)を用いて行った。
中間層13の材料として、ポリウレタン樹脂塗料(商品名:Hydran 201、DIC社製)を用いた。上記表面改質を行った弾性層12が積層されたベルトを中子に嵌め合わせ、90rpmで回転させながら、スプレーガン(商品名:W-101、アネスト岩田社製)を用いて上記ポリウレタン樹脂液を塗布した。塗布時の塗料の吐出量は、中間層13の乾燥後の厚さが8μmとなるように設定した。
表面層14の材料として、ポリウレタンディスパージョンにポリテトラフルオロエチレンが分散された含フッ素ポリウレタン樹脂液(商品名:Emralon T-861、ヘンケルジャパン社製)を用いた。上記中間層13が積層されたベルトを中子に嵌め合わせ、90rpmで回転させながら、スプレーガン(商品名:W-101、アネスト岩田社製)を用いて上記ウレタン樹脂液を塗布した。塗布時の塗料の吐出量は、表面層14の乾燥後の厚さが3μmとなるように設定した。
実施例1の中間転写ベルト1の各層の厚さは、基層11が85μm、弾性層12が220μm、中間層13が8.0μm、表面層14が3.0μmであった。
下記の変更点以外は実施例1と同様にして実施例2の中間転写ベルト1を得た。
弾性層12の調製において、弾性層12の導電剤として、イオン性基含有シリコーンオリゴマー(商品名:X-40-2750、信越化学工業社製)を、付加硬化型液状シリコーンゴム100重量部に対し、0.2質量部の割合で添加した。
実施例2の中間転写ベルト1の各層の厚さは、基層11が85μm、弾性層12が220μm、中間層13が6.0μm、表面層14が3.0μmであった。
下記の変更点以外は実施例1と同様にして実施例3の中間転写ベルト1を得た。
中間層13の調製において、中間層13の材料として、ポリ塩化ビニリデン樹脂(商品名:サランレジンF310、旭化成社製)を用いた。ポリ塩化ビニリデン樹脂塗料は、固体状のF310をメチルエーテルケトンに溶解させ20質量%の溶液を作製し、次にこの溶液に可塑剤(商品名:脂肪族系二塩基酸エステルDBS、大八化学社製)を樹脂に対して20質量部添加し、全固形分濃度が15質量%になるようにメチルエーテルケトンを加えることで得た。調製した塗料は、実施例1と同様にして、乾燥後の厚さが2μmとなるように弾性層12上にスプレー塗布した。その後、ベルトを中子に嵌め合せた状態で、90rpmで回転させながら約10分間乾燥させ、溶剤を十分に乾燥させた。その後、ベルトを中子に嵌めたまま、焼成炉中で100°で30分間加熱焼成を行った。その後、ベルトが嵌められた中子を加熱炉から取り出し、十分に冷却することで、弾性層12上にポリ塩化ビニリデンの中間層13が積層されたベルトを得た。
実施例3の中間転写ベルト1の各層の厚さは、基層11が85μm、弾性層12が220μm、中間層13が2.0μm、表面層14が3.0μmであった。
下記の変更点以外は実施例1と同様にして実施例4の中間転写ベルト1を得た。
中間層13の調製において、中間層13の材料として、フッ素樹脂(商品名:ルミフロンLF600X、AGC社製)を用いた。フッ素樹脂塗料は、ルミフロンLF600Xに硬化剤(商品名:コロネートHX、東ソー社製)、及びトルエンを加えることで、全固形分濃度が20質量%になるように調整することで得た。なお、硬化剤の添加量は、コロネートHXのNCO(%)と、ルミフロンLF600XのOH価(mgKOH/g-polymer)が、NCO/OH=1となるように調整した。調製したフッ素樹脂塗料は、実施例1と同様にして、乾燥後の厚さが1.6μmとなるように弾性層12上にスプレー塗布した。その後、ベルトを中子に嵌め合せた状態で、90rpmで回転させながら約10分間乾燥させ、溶剤を十分に乾燥させた。その後、ベルトを中子に嵌めたまま、焼成炉中で80°で30分間加熱焼成を行った。その後、ベルトが嵌められた中子を加熱炉から取り出し、十分に冷却することで、弾性層12上にフッ素樹脂の中間層13が積層されたベルトを得た。
実施例4の中間転写ベルト1の各層の厚さは、基層11が85μm、弾性層12が220μm、中間層13が1.6μm、表面層14が3.0μmであった。
下記の変更点以外は実施例1と同様にして実施例5の中間転写ベルト1を得た。
中間層13の調製において、中間層13の材料として、フェノール樹脂(商品名:フェノライト5010、DIC社製)を用いた。フェノール樹脂塗料は、フェノライト5010に、全固形分濃度が20質量%になるようにエタノールを加え、溶解させることで得た。調製したフェノール樹脂塗料は、実施例1と同様にして、乾燥後の厚さが15μmとなるように弾性層12上にスプレー塗布した。その後、ベルトを中子に嵌め合せた状態で、90rpmで回転させながら約10分間乾燥させ、溶剤を十分に乾燥させた。その後、ベルトを中子に嵌めたまま、焼成炉中で160°で30分間加熱焼成を行った。その後、ベルトが嵌められた中子を加熱炉から取り出し、十分に冷却することで、弾性層12上にフェノール樹脂の中間層13が積層されたベルトを得た。
実施例5の中間転写ベルト1の各層の厚さは、基層11が85μm、弾性層12が220μm、中間層13が15.0μm、表面層14が3.0μmであった。
下記の変更点以外は実施例1と同様にして実施例6の中間転写ベルト1を得た。
中間層13の調製において、中間層13の材料として、酢酸セルロース(商品名:L-20、ダイセル社製)を用いた。酢酸セルロース塗料は、粉末状の酢酸セルロースL-20に、固形分濃度が5質量%になるようにメチルエーテルケトンに加え、溶解させることで得た。調製した酢酸セルロース塗料は、実施例1と同様にして、乾燥後の厚さが16μmとなるように弾性層12上にスプレー塗布した。その後、ベルトを中子に嵌め合せた状態で、90rpmで回転させながら約15分間乾燥させ、溶剤を十分に乾燥させた。その後、ベルトを中子に嵌めたまま、焼成炉中で60°で30分間加熱焼成を行った。その後、ベルトが嵌められた中子を加熱炉から取り出し、十分に冷却した後、ベルトを中子から取り外すことで、弾性層12上に酢酸セルロースの中間層13が積層されたベルトを得た。
実施例6の中間転写ベルト1の各層の厚さは、基層11が85μm、弾性層12が220μm、中間層13が16.0μm、表面層14が3.0μmであった。
下記の変更点以外は実施例1と同様にして実施例7の中間転写ベルト1を得た。
中間層13の調製において、中間層13の塗布時の塗料の吐出量を、中間層13の乾燥後の厚さが4μmとなるように設定した。
実施例7の中間転写ベルト1の各層の厚さは、基層11が85μm、弾性層12が220μm、中間層13が4.0μm、表面層14が3.0μmであった。
下記の変更点以外は実施例2と同様にして実施例8の中間転写ベルト1を得た。
中間層13の調製において、中間層13の塗布時の塗料の吐出量を、中間層13の乾燥後の厚さが3μmとなるように設定した。
実施例8の中間転写ベルト1の各層の厚さは、基層11が85μm、弾性層12が220μm、中間層13が3.0μm、表面層14が3.0μmであった。
下記の変更点以外は実施例3と同様にして実施例9の中間転写ベルト1を得た。
中間層13の調製において、中間層13の塗布時の塗料の吐出量を、中間層13の乾燥後の厚さが1μmとなるように設定した。
実施例9の中間転写ベルト1の各層の厚さは、基層11が85μm、弾性層12が220μm、中間層13が1.0μm、表面層14が3.0μmであった。
下記の変更点以外は実施例4と同様にして実施例10の中間転写ベルト1を得た。
中間層13の調製において、中間層13の塗布時の塗料の吐出量を、中間層13の乾燥後の厚さが0.8μmとなるように設定した。
実施例10の中間転写ベルト1の各層の厚さは、基層11が85μm、弾性層12が220μm、中間層13が0.8μm、表面層14が3.0μmであった。
下記の変更点以外は実施例5と同様にして実施例11の中間転写ベルト1を得た。
中間層13の調製において、中間層13の塗布時の塗料の吐出量を、中間層13の乾燥後の厚さが7.5μmとなるように設定した。
実施例11の中間転写ベルト1の各層の厚さは、基層11が85μm、弾性層12が220μm、中間層13が7.5μm、表面層14が3.0μmであった。
下記の変更点以外は実施例6と同様にして実施例12の中間転写ベルト1を得た。
中間層13の調製において、中間層13の塗布時の塗料の吐出量を、中間層13の乾燥後の厚さが8μmとなるように設定した。
実施例12の中間転写ベルト1の各層の厚さは、基層11が85μm、弾性層12が220μm、中間層13が8.0μm、表面層14が3.0μmであった。
下記の変更点以外は実施例7と同様にして実施例13の中間転写ベルト1を得た。
弾性層12の調製において、弾性層12のゴム材料として、実施例7で用いた付加硬化型液状シリコーンゴムより架橋点密度が低い付加硬化型液状シリコーンゴム(商品名:TSE3032 A/B(重量比A1000:B5)、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)を用いた。
実施例13の中間転写ベルト1の各層の厚さは、基層11が85μm、弾性層12が220μm、中間層13が4.0μm、表面層14が3.0μmであった。
下記の変更点以外は実施例7と同様にして実施例14の中間転写ベルト1を得た。
弾性層12の調製において、弾性層12のゴム材料として、実施例7で用いた付加硬化型液状シリコーンゴムより架橋点密度が高い付加硬化型液状シリコーンゴム(商品名:TSE3032 A/B(重量比A100:B20)、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)を用いた。
実施例14の中間転写ベルト1の各層の厚さは、基層11が85μm、弾性層12が220μm、中間層13が4.0μm、表面層14が3.0μmであった。
下記の変更点以外は実施例1と同様にして比較例1の中間転写ベルト1を得た。
中間層13を塗布しなかった。
比較例1の中間転写ベルト1の各層の厚さは、基層11が85μm、弾性層12が220μm、表面層14が3.0μmであった。
下記の変更点以外は実施例1と同様にして比較例2の中間転写ベルト1を得た。
中間層13の調製において、中間層13の塗布時の塗料の吐出量を、中間層13の乾燥後の厚さが3μmとなるように設定した。
比較例2の中間転写ベルト1の各層の厚さは、基層11が85μm、弾性層12が220μm、中間層13が3.0μm、表面層14が3.0μmであった。
下記の変更点以外は実施例13と同様にして比較例3の中間転写ベルト1を得た。
弾性層12の調製において、弾性層12のゴム材料として、実施例13で用いた付加硬化型液状シリコーンゴムより更に架橋点密度が低い付加硬化型液状シリコーンゴム(商品名:TSE3032 A/B(重量比A1000:B1)、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)を用いた。
比較例3の中間転写ベルト1の各層の厚さは、基層11が85μm、弾性層12が220μm、中間層13が4.0μm、表面層14が3.0μmであった。
下記の変更点以外は実施例14と同様にして比較例4の中間転写ベルト1を得た。
弾性層12の調製において、弾性層12のゴム材料として、実施例14で用いた付加硬化型液状シリコーンゴムより更に架橋点密度が高い付加硬化型液状シリコーンゴム(商品名:TSE3032 A/B(重量比A100:B30)、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)を用いた。
比較例4の中間転写ベルト1の各層の厚さは、基層11が85μm、弾性層12が220μm、中間層13が4.0μm、表面層14が3.0μmであった。
次に、実施例及び比較例の中間転写ベルト1について、中間層13の水蒸気透過係数、弾性層12のJIS-A硬度又はJIS-E硬度、ブリード、凹凸紙に対する転写性、表面抵抗率、体積抵抗率を調べた結果について説明する。
水蒸気透過係数は、JIS Z 0208:透湿度試験方法(カップ法)(試験条件:40℃・90%RH)に則り、評価を行った。作製した中間転写ベルト1の中間層13のみを摘出し、摘出した中間層13の水蒸気透過率を測定し、この水蒸気透過率にサンプルの厚さを乗ずることで評価対象物の水蒸気透過係数を算出した。
作製した中間転写ベルト1の弾性層12のみを摘出し、摘出した弾性層12から試験片を作製する。試験片の大きさは、10mm×10mm以上とする。また、厚さが6.0mm以上となるまで摘出した弾性層12を積層して試験片とする。タイプAデュロメータを用いて作製した試験片の硬さを計測する。これら計測を5回行い(例えばベルトの周方向の5箇所の試験片)、計測した値の中央値を評価対象物のJIS-A硬度とした。JIS-A硬度が10度以下の試験片はタイプEデュロメータを用いて測定し、これをJIS-E硬度とした。
フルカラー電子写真画像形成装置(商品名:imagePRESS C800、キヤノン社製)に装着されている中間転写ベルトに代えて、実施例又は比較例の中間転写ベルト1を装着した。そして、ブラック用の画像形成部PKの感光ドラム101Kを評価対象である中間転写ベルト1に高温高湿(温度30℃、相対湿度80%)環境下で10分間接触させた。その後、A3サイズの普通紙(商品名:GF-C081A3、キヤノン社製)上に、ブラックのベタ画像(最大濃度レベルの画像)を100枚出力した。なお、画像の形成には、上記電子写真画像形成装置のプリントカートリッジに搭載されているブラックの現像剤を用いた。また、画像の出力は、高温高湿(温度30℃、相対湿度80%)環境下で行った。
ランクA:出力画像10枚以下で画像劣化が消滅した
ランクB:出力画像11枚以上50枚以下で画像劣化が消滅した
ランクC:出力画像51枚以上100枚以下で画像劣化が消滅した
ランクD:出力画像100枚では画像劣化が消滅しない
フルカラー電子写真画像形成装置(商品名:imagePRESS C800、キヤノン社製)に装着されている中間転写ベルトに代えて、実施例又は比較例の中間転写ベルト1を装着した。そして、A4サイズの普通紙(商品名:CS814、キヤノン社製)上に、ブルーのベタ画像を出力した。なお、画像の形成には、上記電子写真画像形成装置のプリントカートリッジに搭載されているシアン及びマゼンタの現像剤を用いた。また、画像の出力は、常温常湿(温度25℃、相対湿度55%)環境下で行った。
ランクA:全く画像ムラが見られず良好
ランクB:一部に軽微な画像ムラあり
ランクC:観察画像の2割程度の領域に画像ムラあり
ランクD:観察画像の半分以上に亘って画像ムラあり
中間転写ベルト1の表面抵抗率の測定は、円形電極(商品名:ハイレスタUP、三菱化学アナリテック社製)を用いて行った。測定対象物である中間転写ベルト1を絶縁体からなる板の上に置き、1000Vの電圧を印加し、印加後10秒後の値を読み取る。単一のベルト面内で任意の16箇所を測定し、その平均値を測定対象の中間転写ベルト1の表面抵抗率とする。
実施例又は比較例の中間転写ベルト1についての、中間層13の水蒸気透過係数、弾性層12のJIS-A硬度又はJIS-E硬度、ブリード、凹凸紙に対する転写性、表面抵抗率、体積抵抗率の測定結果あるいは評価結果を表2に示す。
4-1.実施例及び比較例の中間転写ベルトの構成
次に、下記の実施例21~25及び比較例21~24(便宜上、本実験例における実施例、比較例には20番台の番号を付す。)を用いて、弾性層12の表面改質の影響について説明する。
実験例1で説明した実施例1と同様にして実施例21の中間転写ベルト1を得た。
次の変更点以外は実施例21(実施例1)と同様にして実施例22の中間転写ベルト1を得た。弾性層12の調製において、弾性層12のゴム材料として、実施例21で用いた付加硬化型液状シリコーンゴムより架橋点密度が低い付加硬化型液状シリコーンゴム(商品名:TSE3032 A/B(重量比A1000:B5)、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)を用いた。
次の変更点以外は実施例21(実施例1)と同様にして実施例23の中間転写ベルト1を得た。弾性層12の調製において、弾性層12のゴム材料として、実施例21で用いた付加硬化型液状シリコーンゴムより架橋点密度が高い付加硬化型液状シリコーンゴム(商品名:TSE3032 A/B(重量比A100:B20)、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)を用いた。
次の変更点以外は実施例21(実施例1)と同様にして実施例24の中間転写ベルト1を得た。弾性層12の表面改質において、エキシマUV照射時間を10分間とした。
次の変更点以外は実施例21(実施例1)と同様にして実施例25の中間転写ベルト1を得た。弾性層12の表面改質において、エキシマUV照射時間を60分間とした。
次の変更点以外は実施例22と同様にして比較例21の中間転写ベルト1を得た。弾性層12の調製において、弾性層12のゴム材料として、実施例22で用いた付加硬化型液状シリコーンゴムより更に架橋点密度が低い付加硬化型液状シリコーンゴム(商品名:TSE3032 A/B(重量比A1000:B1)、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)を用いた。
次の変更点以外は実施例23と同様にして比較例22の中間転写ベルト1を得た。弾性層12の調製において、弾性層12のゴム材料として、実施例23で用いた付加硬化型液状シリコーンゴムより更に架橋点密度が高い付加硬化型液状シリコーンゴム(商品名:TSE3032 A/B(重量比A100:B30)、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)を用いた。
次の変更点以外は実施例21(実施例1)と同様にして比較例23の中間転写ベルト1を得た。弾性層12の表面改質を行わなかった。
次の変更点以外は実施例21(実施例1)と同様にして比較例24の中間転写ベルト1を得た。弾性層12の表面改質において、エキシマUV照射時間を90分間とした。
次に、実施例及び比較例の中間転写ベルト1について、弾性層12の表面改質深さ、中間層13の水蒸気透過係数、弾性層12のJIS-A硬度又はJIS-E硬度、弾性層12の初期割れ、ブリード、凹凸紙に対する転写性、表面抵抗率、体積抵抗率を調べた結果について説明する。なお、水蒸気透過係数の測定方法、JIS-A硬度又はJIS-E硬度の測定方法、ブリードの評価方法、凹凸紙に対する転写性の評価方法、表面抵抗率、体積抵抗率の測定方法は、それぞれ実験例1と同じである。
弾性層12の表面改質によって形成されるシリコーンゴムの改質深さ(SiO2層の厚さ)を算出する。まず、中間転写ベルト1をカッターナイフなどにより10mm×10mm程度の短冊形に切り出した後、エポキシ樹脂で包埋する。次に、エポキシ樹脂が硬化した後、研磨紙により断面サンプルを作製する。この断面サンプルを原子間力顕微鏡(商品名:DimensionIcon、Bruker社製)及びカンチレバー(商品名:ScanAsyst-Air、Bruker社製)を使用して、測定モード「PeakForceQNM」によって得られるカンチレバーのたわみ量(サンプルの変形量)を表す画像からシリコーンゴムの改質深さを算出した。
弾性層12の表面改質後の表面を光学顕微鏡などで観察して亀裂が発生しているか否かを確認した。そして、下記の基準によって弾性層12の初期割れを評価した。
ランクA:全く亀裂が見られず良好
ランクB:幅3μm未満の亀裂あり
ランクC:幅3μm以上5μ未満の亀裂あり
ランクD:幅5μm以上の亀裂あり
実施例又は比較例の中間転写ベルト1についての、弾性層12の改質深さ、弾性層13の水蒸気透過係数、弾性層12のJIS-A硬度又はJIS-E硬度、弾性層12の初期割れ、ブリード、凹凸紙に対する転写性、表面抵抗率、体積抵抗率の測定結果あるいは評価結果を表4に示す。
次に、下記の実施例31~37及び比較例31~34(便宜上、本実験例における実施例、比較例には30番台の番号を付す。)を用いて、弾性層12の材料の架橋度の影響について説明する。
実験例1で説明した実施例1と同様にして実施例31の中間転写ベルト1を得た。
次の変更点以外は実施例31(実施例1)と同様にして実施例32の中間転写ベルト1を得た。弾性層12の調製において、弾性層12のゴム材料として、実施例1で用いた付加硬化型液状シリコーンゴムより架橋点密度が低い付加硬化型液状シリコーンゴム(商品名:TSE3032 A/B(重量比A1000:B5)、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)を用いた。
次の変更点以外は実施例31(実施例1)と同様にして実施例33の中間転写ベルト1を得た。弾性層12の調製において、弾性層12のゴム材料として、実施例1で用いた付加硬化型液状シリコーンゴムより架橋点密度が高い付加硬化型液状シリコーンゴム(商品名:TSE3032 A/B(重量比A100:B20)、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)を用いた。
次の変更点以外は実施例31(実施例1)と同様にして実施例34の中間転写ベルト1を得た。弾性層12の調製において、基層11上に混合液を塗布した後に、混合液が塗布されたベルトを中子に取り付けた状態で加熱炉に入れ、一次焼成は130℃で10分、更に二次焼成は150℃で180分加熱し、ゴム架橋を行った。
次の変更点以外は実施例31(実施例1)と同様にして実施例35の中間転写ベルト1を得た。弾性層12の調製において、基層11上に混合液を塗布した後に、混合液が塗布されたベルトを中子に取り付けた状態で加熱炉に入れ、一次焼成は130℃で10分、更に二次焼成は210℃で180分加熱し、ゴム架橋を行った。
次の変更点以外は実施例34と同様にして実施例36の中間転写ベルト1を得た。中間層13の調製において、中間層13の塗布時の塗料の吐出量を、中間層13の乾燥後の厚さが4μmとなるように設定した。
次の変更点以外は実施例35と同様にして実施例37の中間転写ベルト1を得た。中間層13の調製において、中間層13の塗布時の塗料の吐出量を、中間層13の乾燥後の厚さが4μmとなるように設定した。
次の変更点以外は実施例31(実施例1)と同様にして比較例31の中間転写ベルト1を得た。弾性層12の調製において、弾性層12のゴム材料として、実施例31で用いた付加硬化型液状シリコーンゴムより架橋点密度が低い付加硬化型液状シリコーンゴム(商品名:TSE3032 A/B(重量比A1000:B1)、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)を用いた。また、中間層13の調製において、中間層13の塗布時の塗料の吐出量を、中間層13の乾燥後の厚さが4μmとなるように設定した。
次の変更点以外は実施例31(実施例1)と同様にして比較例32の中間転写ベルト1を得た。弾性層12の調製において、弾性層12のゴム材料として、実施例31で用いた付加硬化型液状シリコーンゴムより架橋点密度が高い付加硬化型液状シリコーンゴム(商品名:TSE3032 A/B(重量比A100:B30)、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)を用いた。また、中間層13の調製において、中間層13の塗布時の塗料の吐出量を、中間層13の乾燥後の厚さが4μmとなるように設定した。
次の変更点以外は実施例36と同様にして比較例33の中間転写ベルト1を得た。弾性層12の調製において、基層11上に混合液を塗布した後に、混合液が塗布されたベルトを中子に取り付けた状態で加熱炉に入れ、一次焼成は130℃で10分、更に二次焼成は210℃で120分加熱し、ゴム架橋を行った。
次の変更点以外は実施例37と同様にして比較例34の中間転写ベルト1を得た。弾性層12の調製において、基層11上に混合液を塗布した後に、混合液が塗布されたベルトを中子に取り付けた状態で加熱炉に入れ、一次焼成は130℃で10分、更に二次焼成は210℃で240分加熱し、ゴム架橋を行った。
次に、実施例及び比較例の中間転写ベルト1について、中間層13の水蒸気透過係数、弾性層12のJIS-A硬度又はJIS-E硬度、弾性層12の膨潤度、ブリード、凹凸紙に対する転写性、表面抵抗率、体積抵抗率を調べた結果について説明する。なお、水蒸気透過係数の測定方法、JIS-A硬度又はJIS-E硬度の測定方法、ブリードの評価方法、凹凸紙に対する転写性の評価方法、表面抵抗率、体積抵抗率の測定方法は、それぞれ実験例1と同じである。
弾性層12の膨潤度は、架橋度合いを推測する次の方法を用いて測定した。つまり、ゴム製品から切り出した試験片(テストピース)を室温下でトルエンに一定時間浸漬し、その浸漬前と浸漬後の試験片の膨潤度(体積変化率=浸漬後の体積/浸漬前の体積)を比較する「トルエン膨潤法」を用いた。
実施例又は比較例の中間転写ベルト1についての、中間層13の水蒸気透過係数、弾性層12のJIS-A硬度又はJIS-E硬度、ブリード、凹凸紙に対する転写性、表面抵抗率、体積抵抗率の測定結果あるいは評価結果を表6に示す。
11 基層
12 弾性層
13 中間層
14 表面層
Claims (7)
- 基層と、
前記基層より上に積層された弾性層と、
前記弾性層より上に積層された中間層と、
前記中間層より上に積層された表面層と、を有し、
前記弾性層が弾性体としてシリコーンゴムを用いて形成されている中間転写ベルトにおいて、
前記弾性層のJIS-A硬度が60度以下、JIS-E硬度が5度以上であり、前記中間層の透湿度試験方法(JIS Z 0208)により測定される水蒸気透過係数が600g/m2・24h以下であり、
前記中間層の平均の厚さが1μm以上15μm以下であり、
前記弾性層の前記中間層側の表面にSiO 2 層が設けられており、前記SiO 2 層の平均の厚さが0.1μm以上2.0μm以下であることを特徴とする中間転写ベルト。 - 前記中間層の透湿度試験方法(JIS Z 0208)により測定される水蒸気透過係数が100g/m2・24h以下であることを特徴とする請求項1に記載の中間転写ベルト。
- 前記中間層は、ウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、フッ素樹脂、フェノール樹脂、又は酢酸セルロース樹脂を用いて形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の中間転写ベルト。
- 前記SiO 2 層は、前記弾性層にエキシマUVが照射されることで形成される表面改質層であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の中間転写ベルト。
- 前記弾性層のトルエン膨潤法で測定される膨潤度が130%以上160%以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の中間転写ベルト。
- 前記弾性層がイオン導電剤を含有していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の中間転写ベルト。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の中間転写ベルトを有することを特徴とする画像形成装置。
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