JP5172258B2 - 積層型無端ベルト、ベルト搬送装置、画像形成装置および積層型無端ベルトの製造方法 - Google Patents
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無端ベルトが表層と中間層と基層とからなり、中間層が表層より低硬度で、中間層の上に樹脂材を塗布して焼成又はUV硬化処理して製膜した表層が引張応力の掛かった状態で加熱されて成形されると共に、基層が引張応力の掛かった状態で加熱されて一旦溶融され、冷却固化されて成形されていることを特徴とする、積層型無端ベルトである。
無端ベルトが表層と中間層と基層とからなり、中間層が前記表層より低硬度で、中間層の上に樹脂材を塗布して焼成又はUV硬化処理して製膜した表層が引張応力の掛かった状態で加熱されて成形されると共に、基層が引張応力の掛かった状態で加熱されて一旦溶融され、冷却固化されて成形されていることを特徴とする、ベルト搬送装置である。
無端ベルトが表層と中間層と基層とからなり、中間層が表層より低硬度であり、
中間層の上に樹脂材を塗布して焼成又はUV硬化処理して表層を製膜し、表層を引張応力の掛かった状態で加熱して成形すると共に、基層を引張応力の掛かった状態で加熱して一旦溶融した後、冷却固化して成形すること、
を特徴とする、積層型無端ベルトの製造方法である。
図1は本発明に係る中間転写タンデム方式のカラー画像形成装置1を示す概略構成図である。無端状の転写ベルト12は従動ローラ13,15、駆動ローラ16およびテンションローラ17によって回転可能に支持されている。転写ベルト12、従動ローラ13,15、駆動ローラ16およびテンションローラ17はベルト搬送装置を構成している。
図3は1ドラム中間転写方式のカラー画像形成装置1Aを示す概略構成図である。なお、図3において、図1と同一の部分については同じ符号を付している。感光体ドラム18は駆動手段によって図示矢印の反時計方向に所定速度で駆動される。感光体ドラム18の外周近傍には、帯電器19、現像装置20、転写ベルト12、摺擦部材21、クリーニング部材22が設けられている。感光体ドラム18は帯電器19にて表面が帯電される。感光体ドラム18の回転方向における帯電器19の下流側には、レーザースキャニングユニット24が配置されている。レーザースキャニングユニット24から放射されたレーザ光Lは、感光体ドラム18上に照射され、静電潜像が形成される。
12 転写ベルト
13,15,16 ローラ
17 テンションローラ
31 表層
32 中間層
33 基層
41 表層
42 内層
Claims (4)
- テンションローラによって無端ベルトの表層側から屈曲させられ、無端ベルトの一部が内側に凸となるように表層側から応力が掛けられているベルト搬送装置に用いられる無端ベルトであって、
前記無端ベルトが表層と中間層と基層とからなり、前記中間層が前記表層より低硬度で、前記中間層の上に樹脂材を塗布して焼成又はUV硬化処理して製膜した前記表層が引張応力の掛かった状態で加熱されて成形されると共に、前記基層が引張応力の掛かった状態で加熱されて一旦溶融され、冷却固化されて成形されていることを特徴とする、積層型無端ベルト。 - 複数のローラと、前記複数のローラに掛け回され、循環搬送される無端ベルトとを備え、テンションローラによって前記無端ベルトの表層側から屈曲させられ、前記無端ベルトの一部が内側に凸となるように表層側から応力が掛けられているベルト搬送装置であって、
前記無端ベルトが表層と中間層と基層とからなり、前記中間層が前記表層より低硬度で、前記中間層の上に樹脂材を塗布して焼成又はUV硬化処理して製膜した前記表層が引張応力の掛かった状態で加熱されて成形されると共に、前記基層が引張応力の掛かった状態で加熱されて一旦溶融され、冷却固化されて成形されていることを特徴とする、ベルト搬送装置。 - 請求項2に記載のベルト搬送装置を備えたことを特徴とする、画像形成装置。
- テンションローラによって無端ベルトの表層側から屈曲させられ、無端ベルトの一部が内側に凸となるように表層側から応力が掛けられているベルト搬送装置に用いられる無端ベルトの製造方法であって、
前記無端ベルトが表層と中間層と基層とからなり、前記中間層が前記表層より低硬度であり、
前記中間層の上に樹脂材を塗布して焼成又はUV硬化処理して前記表層を製膜し、前記表層を引張応力の掛かった状態で加熱して成形すると共に、前記基層を引張応力の掛かった状態で加熱して一旦溶融した後、冷却固化して成形すること、
を特徴とする、積層型無端ベルトの製造方法。
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