JP5566057B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の張架部材に張架されて回転移動し、トナー画像を転写する無端状の転写ベルト、及び、この転写ベルトを備えた画像形成装置に関する。
従来より、複数の張架ローラに張架されて回転移動する無端状の転写ベルトを用いて、トナー画像を転写する画像形成装置は種々提案されている。例えば、感光ドラムから転写ベルトにトナー像を一次転写し、該転写ベルトに担持されたトナー画像を記録媒体に二次転写する画像形成装置が知られている。或いは、転写ベルトに担持して搬送される記録媒体に感光ドラムからトナー画像を転写する画像形成装置が知られている。
前述した画像形成装置では、どちらの転写ベルトにも、トナー画像の転写、転写後のクリーニング及び除電など、様々な電気的外力あるいは機械的外力が加えられる。そのため、前述した転写ベルトは、これら外力に対する耐久性、すなわち機械的強度、耐磨耗性や電気的耐久性といった様々な特性が要求される。
前記転写ベルトは、例えば、トナー画像の転写時にトナーに含まれるキャリアにより傷付いたり、記録媒体、或いはクリーニングブレードや転写ローラなどの当接部材で摺動されたりする。そのため、転写ベルトの表層は適度な硬度を有する必要がある。また、その一方で、ベルトの蛇行防止用リブや張架ローラの端縁近傍での応力や、張架ローラによる屈曲応力を受けつつ、所要の耐久性能を満足させる必要がある。
特開2001−047451号公報 特開2000−56585号公報 特開2006−184361号公報
前述した耐摩耗性、耐久性を満足させる転写ベルトとして、特許文献1に、ポリイミドなどの高ヤング率を有する、優れた機械強度の樹脂を用いた転写ベルトが開示されている。しかしながら、特許文献1に記載の転写ベルトでは、その材料自体の値段が高く、高コストになるという課題がある。これに対し、安価な樹脂材料を転写ベルトに用いた場合、耐摩耗性等の耐久性に課題がある。そこで、特許文献2及び特許文献3では、安価な樹脂材料からなる基層の外周面上に、この基層よりヤング率の高い表層を設けることで、耐磨耗性・耐久性の両立を図っている。しかしながら、ベルトの蛇行を防止するために、蛇行防止用のリブに局所的に応力が集中する場合があり、この場合、応力が集中したリブ近傍でベルトが変形する。そのため、ベルト全面に前述の表層を設けた場合、前述のベルトの変形により、その表層の剥がれや浮きが発生し、これにより機能上の弊害が発生するという課題がある。
そこで、本発明の目的は、安価であり、かつ、外力に対する十分な耐摩耗性・耐久性を有しながら、転写ベルトに設けた蛇行防止用リブに局所的に応力が集中することによる転写ベルトの表層の剥がれや浮きをより抑制することである。
上記課題を解決するため、本発明は、トナー画像が担持される像担持体と、前記像担持体のトナー画像が転写され、又は担持して搬送される記録材に前記像担持体のトナー画像が転写されるベルトであって、複数の張架部材に張架されて回転移動する転写ベルトと、前記転写ベルトの外周に当接して前記転写ベルト上のトナーを清掃するクリーニング部材と、を有する画像形成装置において、前記転写ベルトは、基層と、前記基層の表面に設けられ前記基層より硬度が高い表層と、前記転写ベルトの回転方向と交差する幅方向への移動を規制するリブと、を有し、前記表層の端縁を、前記幅方向において前記リブの内壁から間隔をあけて前記リブよりも内側であって、かつ前記クリーニング部材の端縁よりも外側に設けることを特徴とする。
本発明によれば、安価であり、かつ、外力に対する十分な耐摩耗性・耐久性を有しながら、転写ベルトに設けたリブに局所的に応力が集中しても、転写ベルトの表層の剥がれや浮きをより抑制することができる。
(a)は実施例1の画像形成装置の概略構成を示す縦断面図、(b)は転写ベルト端部のリブ近傍を示した模式図である。 (a)は転写ベルト端部のリブ近傍を示した要部断面図、(b)は転写ベルトと当接部材、画像領域、通紙領域の幅方向の位置関係を示した図である。 (a)は実施例2の画像形成装置の概略構成を示す縦断面図、(b)は転写ベルト端部のリブ近傍を示した模式図である。 (a)は転写ベルト端部のリブ近傍を示した要部断面図、(b)は転写ベルトと画像形成装置の幅方向の位置関係を示した図である。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
まず、トナー画像を転写する無端状の転写ベルトの具体例を例示する。転写ベルトは、少なくとも基層と、前記基層の外周上に設けられた表層と、前記ベルトの回転方向と交差する幅方向への移動を規制するリブと、を有している。以下に示す転写ベルトは例示であって、これに限定されるものではない。
(1)基層の調製
基層は、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフッ化ビニリデン、又は、ポリカーボネート樹脂からなる。ここでは、厚み150μm、体積抵抗率ρv=5×10(Ω・cm)、表面抵抗率ρs=5×1012(Ω/□)の電子導電材を含む、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフッ化ビニリデン、又は、ポリカーボネート樹脂からなる円筒形状のフィルムを用いた。この円筒形状のフィルムを円筒押出し成形により調製し、このフィルムを所望の長さに切断することにより円筒状の無端ベルトを作成した。
(2)表層形成用塗工液
紫外線を遮蔽した容器中において、アンチモン酸亜鉛のイソプロピルアルコールゾル(商品名:セルナックス;日産化学(株)製)12質量部を導電フィラーとしたものに、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを含有するアクリル系紫外線硬化型ハードコート材料(デソライト:JSR(株)製)50質量部混合した後、メチルイソブチルケトンを38質量部添加して紫外線硬化性樹脂組成物を得た。尚、得られた組成物の導電性フィラーの分散安定性は良好であった。
(3)電子写真用ベルトの調製
表層はアクリル樹脂からなる。表層(前述の組成物)の塗工工程においては主に下記の方法が挙げられる。
(3−1)ディップコート法による方法
上記(1)で調製した基層の表面に基層端縁から非塗工領域をポリイミドテープ(住友3M株式会社製)を貼り付けることでマスキングを行う。そして、温度40℃、相対湿度10%RHの環境下で、前記基層の表面に、上記(2)で調製した表層形成用塗工液を、ディップコート法により塗布して表面層形成用塗工液の薄膜を形成し、該薄膜を上記環境下で30秒間乾燥させる。その後、該薄膜にUV照射機(商品名:UE06/81−3;アイグラフィック(株)社製、積算光量:1200mJ/cm2)を用いて紫外線を照射して該薄膜を硬化させる。これにより、基層の外周上に、厚さ5μmの本発明に係る表層を形成することが出来る。
(3−2)リングコート法による方法
上記(1)で調製した基層の内面を円柱状の保持体に保持させ、その周面を取り囲むように配置した、円筒体の内壁に液の塗出口を施したノズルから塗工したい領域のみに上記(2)で調製した表層形成用塗工液を吐出する。これにより、表面層形成用塗工液の薄膜を形成した。なお、温度、相対湿度は40℃、10%RHの環境下で行った。該薄膜を上記環境下で30秒間乾燥させる。その後、該薄膜にUV照射機(商品名:UE06/81−3;アイグラフィック(株)社製、積算光量:1200mJ/cm2)を用いて紫外線を照射して該薄膜を硬化させる。これにより、基層の外周上に、厚さ5μmの本発明に係る表層を形成することが出来る。
上記の塗工工程の後、前記得られた基層と表層とを有する樹脂ベルトの幅方向両端に、蛇行防止用のJISA硬度70であるウレタンゴム製のリブ部材(幅4mm、高さ2mm)を接着する。この樹脂ベルトを、以下に例示する実施例1の中間転写ベルトもしくは実施例2の転写ベルトとして使用する。
[実施例1]
図1(a)は画像形成装置の一例を示す模式断面図である。図1(a)を参照して画像形成装置の全体構成について説明する。図1(a)に示す画像形成装置は、前記樹脂ベルトとして中間転写ベルトを使用し、該転写ベルトに各色のトナー像を順次転写し、該転写ベルトに担持された各色のトナー画像を記録媒体に一括転写して画像を形成するフルカラー画像形成装置である。
図1(a)に示す画像形成装置は、色の異なるトナー像を形成する4個の画像形成部を備えている。具体的には、イエロートナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像、ブラックトナー像をそれぞれ形成する画像形成部を備えている。これらの画像形成部は、トナーが異なる点を除いて、同じ電子写真プロセス構成である。すなわち、それぞれの画像形成部は、像担持体としての感光ドラム1の表面を帯電装置2により一様に帯電し、この感光ドラム1に露光装置3により画信号に応じた光照射を行うことで静電潜像を形成する。その潜像を現像装置4によりトナー現像して可視像化し、そのトナー像を一次転写手段である一次転写ローラ5へのバイアス印加により中間転写体としての中間転写ベルト7に一次転写する。このようにして各画像形成部で形成したイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色トナー像を中間転写ベルト7に重ね合わせて順次転写することでフルカラー画像を形成する。そして、そのトナー像を二次転写手段である二次転写ローラ8へのバイアス印加により搬送される記録媒体Pに二次転写する。ベルトクリーニング装置9は、記録媒体Pに転写されることなく二次転写部を通過した中間転写ベルト7上の転写残トナー、及び、二次転写部で記録媒体Pから中間転写ベルト7へ付着した紙粉を除去する。ここでは、ベルトクリーニング装置9として、デュロメータA硬度75で2mm厚のポリウレタンのクリーニングブレードを用いている。このブレードの先端を中間転写ベルト7の表面に、カウンタ方向に当接させることにより、前述のトナーや紙粉等の付着物を摺擦除去する。
ここでは、一次転写ローラ5は、金属軸上に半導電性のポリウレタン系発泡ゴム層を形成した、アスカーC硬度10°で、ローラ抵抗が1×10Ωの半導電性ローラ材を使用した。ローラ抵抗は、温度23℃、相対湿度50%RHの環境で、一次転写ローラ5の金属軸の両端に各500gの錘を載せ、電流計を介してアースされた金属板に押圧し、50Vの電圧を印加して測定した金属板に流れる電流から算出した。
また、同様に二次転写ローラ8は、金属軸上に半導電性のNBRゴムとヒドリンゴムを主成分とする発泡ゴム層を形成した、アスカーC硬度30°で、ローラ抵抗が1×10Ωの半導電性ローラ材を使用した。ローラ抵抗は、温度23℃、相対湿度50%RHの環境で、二次転写ローラ8の金属軸の両端に各500gの錘を載せ、電流計を介してアースされた金属板に押圧し、2kVの電圧を印加して測定した金属板に流れる電流から算出した。
中間転写ベルト7は、複数の張架部材に張架されて回転移動する。ここでは、中間転写ベルト7は、複数の張架部材である従動ローラ71,72、駆動ローラ73で懸架され、各画像形成部の感光ドラム1に一次転写ローラ5で押し付けられ、接触して図1の矢印方向に回転駆動される。
ここで図1(b)において、中間転写ベルトでクラック(破れ)が主に発生する、リブ近傍の詳細な説明をする。使用したリブは前述した通りJISA硬度70のウレタンゴムであり、中間転写ベルト7が駆動ローラ73で駆動された時に発生する寄りを制御する。また、駆動ローラ73の端部にはリブ10とローラを摺動させるためのポリアセタール製のコロ11が設けられている。
図2を用いて、ベルトの表層の塗工幅と、リブ間の幅、画像領域、通紙領域、各種当接部材の幅方向の長さとの関係について説明する。図2(a)は、転写ベルト端部のリブ近傍を示した要部断面図である。図2(b)は、画像領域、通紙領域、各種当接部材とベルトの位置、長さの関係を示す図である。ここで、幅とはベルトの回転方向と直交(交差)する方向の長さのことであり、幅方向とは前記ベルトの回転方向と交差する方向のことである。
図2(a)(b)に示すように、中間転写ベルトの表層は、前記基層よりも硬度が高く、その幅方向端縁を前記リブよりも幅方向内側に設けている。また、前記表層の幅方向端縁を、トナー画像を転写する画像領域の幅方向端縁より外側に設けている。更に、前記表層の幅方向端縁を、記録媒体が通過する通紙領域の幅方向端縁より外側に設けている。更に、前記表層の幅方向端縁を、前記ベルトに当接する当接部材の幅方向端縁より外側に設けている。ここでは、当接部材として、一次転写ローラ、二次転写ローラ、クリーニングブレードを例示しているが、これに限定されるものではない。
更に詳しくは、図2(b)に示すように、画像領域、通紙領域、各当接部材、ベルトの幅方向の位置及び長さの関係は、以下の通りである。すなわち、(画像領域)>(一次転写ローラ幅)>(通紙領域)>(二次転写ローラ幅)>(クリーニングブレード幅)>(中間転写ベルトのリブ間の幅)>(中間転写ベルト幅)である。
以上説明した構成において、前記ベルトの表層の塗工領域を変え、得られた中間転写ベルト7を使用した結果を表1に示す。
Figure 0005566057
この表1から判るように、表層のベルト端部からの非塗工幅が無しの場合、即ち基層の全域にわたって表層を設けたベルトの場合は、課題として前述したように、5万枚通紙後にベルト表層にクラックを発生した。また、クラック発生後も評価を継続したが、6万枚通紙後に表層のクラックが進行し、画像領域まで亀裂が発生し、画像不良が発生した。これは、蛇行防止用のリブ近傍においては、寄り力を防ぐためにベルトが応力集中受け、ベルト表面が引張られる変形が起こり、その変形に表層が耐えられず割れてしまったと考えられる。
これに対し、表層の端縁が、リブ内壁より1mm幅方向内側に存在する場合、30万枚通紙後もベルト表層にクラックは発生せず、トナーのクリーニング性能の低下及び画像性能の低下は無かった。また、ベルト端縁に表層(硬化膜)が存在しないため、ベルト端縁からのクラック(表層の剥がれや浮きなど)も発生することがなく、良好な耐久性能を示した。
また、表層の端縁が2次転写ローラ端部、通紙領域までの場合、15万枚までクラックや不良画像は発生しなかったが、画像形成形成装置内部を確認すると、ベルト表面の非塗工域に表面の粗れが観察され、非塗工域であり、かつクリーニング領域では、軽微なクリーニング不良が観察された。同様に、表層の端縁を1次転写ローラ端部、画像領域までとした場合も、15万枚で確認したところ、クラックは発生しなかったが、表層端縁から通紙領域で非常に軽微なクリーニング不良が発生しており、ベルト表面の非塗工域に表面の粗れが観察された。これは、画像形成内の飛散トナーが非塗工域に付着した場合、クリーニングされずに通紙端部に付着したために起こったと考えられる。このように表層の端縁をリブ内壁から間隔をあけてリブより幅方向内側に設けることで、安価であり、かつ、外力に対する十分な耐摩耗性・耐久性を有しながら、ベルトに設けたリブに局所的に応力が集中しても、ベルトの表層の剥がれや浮きを抑制することができる。
中でも、表層の端縁が、図2(b)に示すベルトに当接する当接部材の中で幅方向の長さが最も長いクリーニングブレードの端縁からリブの内壁から1mm内側までの間に存在する場合が、最も転写ベルトの表層の剥がれや浮きを抑制することができる結果が得られた。即ち、表層のベルト端部からの非塗工幅が、リブ内壁から1mm内側まで及びこれより幅方向内側のブレード端部までのときは、当接部材及び記録媒体による摺動性、磨耗性が改善され、30万枚通紙後もトナーのクリーニング性能の低下及び画像性能の低下は無かった。また、ベルト端縁に表層(硬化膜)が存在しないため、ベルト端縁からのクラック(表層の剥がれや浮きなど)も発生することがなく、良好な耐久性能を示した。このように構成することで、従来の構成に比べて、安価であり、かつ、外力に対する十分な耐摩耗性・耐久性を有しながら、転写ベルトに設けたリブに局所的に応力が集中しても、転写ベルトの表層の剥がれや浮きをより抑制することができる。
また、表1から判るように、表層のベルト端部からの非塗工幅が全面の場合、即ち基層の全域にわたって表層がないベルトの場合は、表層を設けた場合に比べて、表面硬度が低いため、耐摺動性、耐磨耗性が劣り、ポリエーテルエーテルケトンをベルトの基層として使用した場合、5万枚で表面の荒れが発生した。
上記結果の確認のために、ベルト表面の硬度測定を行った。具体的には表層を塗工しない基層のみのベルトと基層の外周上に表層を塗工したベルトの2種の表面硬度の測定を行った。測定機は超微小硬度計ナノインデンター(MISシステムズ社製)を用いて、ベルト表面の硬度を測定した。詳しくは、連続剛性測定方法で、圧子はダイアモンドチップ(バーコビッチ)、振動周波数を45Hz、変位振幅の目標値を1nmとし、深さを1.5μmまで測定し、変位量−硬度の曲線において飽和した硬度の値を評価した。なお、測定は10回行い、その平均値を採用する。この確認実験の結果を表2に示す。
Figure 0005566057
表2から判るように、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフッ化ビニリデン、ポリカーボネート樹脂製の表層のないベルトの場合は、各ベルト表面の硬度は、それぞれ0.15Gpa、0.12Gpa、0.13Gpaであった。これに対し、前記各樹脂製の基層に表層を塗工したベルトにおいては、0.38Gpaと高い表面硬度を示した。この結果より、表層を塗工しないベルトを用いた場合(表1の非塗工幅が全面を参照)においては、表面硬度が低いため、耐摺動性、耐磨耗性が劣り、ベルト表面の荒れが観察される結果となったと考えられる。そのため、ベルト表面の硬化膜(表層)は画像形成上必要な領域(画像領域、通紙領域)もしくは当接部材が当接する領域に存在することが望ましい。なお、ベルト表面の硬度及び表層の厚みは、表層の耐久性及び当接部材へ与える影響から、硬度が0.25GPa以上、0.6GPa以下であり、表層の厚みは1μm以上、10μm以下であることが望ましい。硬度が0.25GPa以下であると耐摺動性、耐摩耗性が劣り、0.6GPa以上であると感光ドラムを傷つける場合があり、また、表層の厚みが1μm以下であると耐久で削れてしまい、10μm以上であると、耐折性能を満足しない。
また、蛇行防止用のリブ近傍で表層にクラックが発生したことについては、各ベルトの基層と表層の耐折強さの確認のため、JIS P 8115に規定されているMIT形試験機による耐折強さ試験法に従い、評価を行った。なお、この際、表層の評価においては100回ごとに試験機を止め、表層のクラックの有無を確認した。その結果、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフッ化ビニリデン、ポリカーボネート樹脂製の表層のないベルトの場合は、それぞれ28000回程度、50000回で破断せず、10000回程度の耐折強さを示した。これに対し、表層を塗工したベルトにおいては、100回以上200回未満で表層にクラックが発生した。この結果より、ベルト全面に表層を塗工したベルトを用いた場合においては、蛇行防止用のリブ近傍でベルトが受ける繰り返しの応力集中に対し、表層の耐折強さが足りずに、リブ近傍でベルト表層のクラックを発生させたと考えられる。そのため、リブ近傍において、表層を塗工しなければ、基層の耐折強さを発揮できるため、耐久性能を満足することができると考えられる。
上述したように、基層の外周上に表層を設けたベルトにおいて、基層よりも硬度が高い表層の幅方向端縁を、蛇行防止用のリブ内壁から間隔をあけてリブよりも幅方向内側に設ける。これにより、従来のベルトより安価であり、かつ、外力に対する十分な耐摩耗性・耐久性を有しながら、前記リブに応力が集中することによるベルトの表層の剥がれや浮きをより抑制することができる。
[実施例2]
図3(a)は画像形成装置の一例を示す模式断面図である。まず図3(a)を参照して画像形成装置の全体構成について説明する。図3(a)に示す画像形成装置は、前記樹脂ベルトとして転写ベルトを使用し、該転写ベルトが担持して搬送する記録媒体に感光ドラムからトナー画像を転写して画像を形成するモノカラー画像形成装置である。
図3(a)に示す画像形成装置は、1つの画像形成部を備えている。この画像形成部では、像担持体としての感光ドラム1にトナー像が形成され、転写部で記録媒体Pに転写される。転写部でトナー像を転写された記録媒体Pは、定着装置13で加熱加圧を受けて表面にトナー像を定着された後に、画像形成装置の外部へ排出される。
定着装置13は、ハロゲンヒータを配置した定着ローラ131に加圧ローラ132を圧接して構成される定着手段である。定着装置13は、記録媒体Pに静電的に担持されたトナー像を、熱と圧力により記録媒体の表面に固着する。
以下に画像形成部について説明する。
図3(a)に示すように、画像形成部は、感光ドラム1の周囲に、帯電装置2、露光装置3、現像装置4、転写ローラ14、クリーニング装置6、転写ベルト12を配置している。
感光ドラム1は、アルミニウム製シリンダの外周面に、帯電極性が正極性のアモルファスシリコンの光導電体層を形成してある。感光ドラム1は、駆動モータ(不図示)により、500mm/秒のプロセススピードで矢印R1方向に回転する。
帯電装置2は、スコロトロン帯電器で、感光ドラム1を+400Vの電位に均一に帯電させる。
露光装置3は、画像を展開した走査線画像データをON−OFF変調したレーザービームを回転ミラーで走査して、帯電した感光ドラム1の表面に静電潜像を書き込む。
現像装置4は、現像剤として一成分磁性正帯電トナーを用いたジャンピング現像方式によるものである。現像装置4内部の磁界発生手段を有して回転する現像剤担持体としての現像スリーブ41上に平均粒径が約6μmの一成分磁性正帯電トナーを薄層で保持する。そのトナーを感光ドラム1と非接触の状態で対向させた位置で、現像スリーブ41に+250VのDCバイアスに周波数2kHz、ピーク・トゥー・ピーク電圧1kVppの矩形のACバイアスを重畳した現像バイアスを印加する。これにより、現像スリーブ41と200μmの間隔で対向した感光ドラム1上に前記トナーが飛翔して静電潜像を現像する。
転写搬送体としての転写ベルト12は、複数の張架部材としての分離ローラ121(駆動ローラを兼ねる)、クリーニング対向ローラ122、テンションローラ123に掛け渡して支持され、内部に転写ローラ14が配置される。
また、転写ベルト12は感光ドラム1に総荷重10N(1000gf)で押付けられて、転写部を形成している。そして、転写部において、転写ローラ14に印加される転写バイアスにより、感光ドラム1上のトナー像を記録媒体Pに転写するとともに、転写ベルト12に吸着保持し、不図示の駆動モータにより矢印R3方向に回転し、定着部まで記録媒体Pを搬送する。
転写ベルト12の内部に配置された転写ローラ14は、転写ベルト12を挟んで感光ドラム1の対向位置より記録媒体搬送方向下流2mmに配置され、転写ベルト12を介して感光ドラム1の方向に総荷重3N(300gf)押付けられ、従動回転する。
転写ローラ14は、負極性の直流電圧(転写バイアス)が印加されて、正極性に帯電して感光ドラム1上に担持されたトナー像を、記録媒体Pが転写部に挟持搬送される過程で、感光ドラム1から記録媒体Pへ転写する。また、同時に転写バイアスより記録媒体Pが転写ベルト12に吸着される。
転写ローラ14は、金属軸上に半導電性のNBRゴムとヒドリンゴムを主成分とする発泡ゴム層を形成した、アスカーC硬度30℃で、ローラ抵抗が1×10Ωの半導電性ローラ材を使用した。ローラ抵抗は、温度23℃、相対湿度50%RHの環境で、転写ローラ14の金属軸の両端に各500gの錘を載せ、電流計を介してアースされた金属板に押圧し、2kVの電圧を印加して測定した金属板に流れる電流から算出した。
ベルトクリーニング装置9は、デュロメータA硬度75で2mm厚のポリウレタンのクリーニングブレードであり、その先端を転写ベルト12の表面に、カウンタ方向に当接させる。ベルトクリーニング装置9は、記録媒体Pから転写ベルト12へ付着した紙粉、感光ドラム1と転写ベルト12が直接接触したことで転写ベルト12に付着したかぶりトナーを摺擦除去する。
ここで図3(b)において、転写ベルトでクラック(破れ)が主に発生する、リブ近傍の詳細な説明をする。使用したリブは前述した通り、JISA硬度70のウレタンゴムであり、転写ベルト12が分離ローラ121で駆動された時に発生する寄りを制御する。また、クリーニング対向ローラ122の端部にはリブ10とローラを摺動させるためのポリアセタール製のコロ11が設けられている。
図4を用いて、ベルトの表層の塗工幅と、リブ間の幅、画像領域、通紙領域、各種当接部材の幅方向の長さとの関係について説明する。図4(a)は、転写ベルト端部のリブ近傍を示した要部断面図である。図4(b)は、画像領域、通紙領域、各種当接部材とベルトの位置、長さの関係を示す図である。ここで、幅とはベルトの回転方向と直交(交差)する方向の長さのことであり、幅方向とは前記ベルトの回転方向と交差する方向のことである。
図4(a)(b)に示すように、転写ベルトの表層は、前記基層よりも硬度が高く、その幅方向端縁を前記リブよりも幅方向内側に設けている。また、前記表層の幅方向端縁を、トナー画像を転写する画像領域の幅方向端縁より外側に設けている。更に、前記表層の幅方向端縁を、記録媒体が通過する通紙領域の幅方向端縁より外側に設けている。更に、前記表層の幅方向端縁を、前記ベルトに当接する当接部材の幅方向端縁より外側に設けている。ここでは、当接部材として、転写ローラ、クリーニングブレードを例示しているが、これに限定されるものではない。
更に詳しくは、図4(b)に示すように、画像領域、通紙領域、各当接部材、ベルトの幅方向の位置及び長さの関係は、以下の通りである。すなわち、(画像領域)>(通紙領域)>(転写ローラ幅)>(クリーニングブレード幅)>(転写ベルトのリブ間の幅)>(転写ベルト幅)である。
以上説明した構成において、前記ベルトの表層の塗工領域を変え、得られた転写ベルト12を使用した結果を表3に示す。
Figure 0005566057
この表3から判るように、表層のベルト端部からの非塗工幅が無しの場合、即ち基層の全域にわたって表層を設けたベルトの場合は、課題として前述したように、10万枚通紙後にベルト表層にクラックを発生した。また、クラック発生後も評価を継続したが、11万枚通紙後に表層のクラックが進行し、画像領域まで亀裂が発生し、画像不良が発生した。これは実施例1と同様、蛇行防止用のリブ近傍においては、寄り力を防ぐためにベルトが応力集中受け、ベルト表面が引張られる変形が起こり、その変形に表層が耐えられず割れてしまったと考えられる。
これに対し、表層の端縁が、リブより幅方向内側に存在する場合、10万枚通紙後もベルト表層にクラックは発生せず、トナーのクリーニング性能の低下及び画像性能の低下は無かった。また、ベルト端縁に表層(硬化膜)が存在しないため、ベルト端縁からのクラック(表層の剥がれや浮きなど)も発生することがなく、良好な耐久性能を示した。また、表層の端縁が転写ローラ端部、通紙領域までの場合、20万枚までクラックや不良画像は発生しなかったが、画像形成形成装置内部を確認すると、ベルト表面の非塗工域に表面の粗れが観察され、非塗工域であり、かつクリーニング領域では、軽微なクリーニング不良が観察された。同様に、表層の端縁を画像領域までとした場合も、20万枚で確認したところ、クラックは発生しなかったが、表層端縁から通紙領域で非常に軽微なクリーニング不良が発生しており、ベルト表面の非塗工域に表面の粗れが観察された。これは、画像形成内の飛散トナーが非塗工域に付着した場合、クリーニングされずに通紙端部に付着したために起こったと考えられる。このように表層の端縁をリブ内壁から間隔をあけてリブより幅方向内側に設けることで、安価であり、かつ、外力に対する十分な耐摩耗性・耐久性を有しながら、ベルトに設けたリブに局所的に応力が集中しても、ベルトの表層の剥がれや浮きを抑制することができる。
中でも、表層の端縁が、図4(b)に示すベルトに当接する当接部材の中で幅方向の長さが最も長いクリーニングブレードの端縁からリブの内壁までの間に存在する場合が、最も転写ベルトの表層の剥がれや浮きを抑制することができる結果が得られた。即ち、表層のベルト端部からの非塗工幅が、リブ内壁まで及びこれより幅方向内側のブレード端部までのときは、当接部材及び記録媒体による摺動性、磨耗性が改善され、50万枚通紙後もトナーのクリーニング性能の低下及び画像性能の低下は無かった。また、ベルト端縁に表層(硬化膜)が存在しないため、ベルト端縁からのクラック(表層の剥がれや浮きなど)も発生することがなく、良好な耐久性能を示した。このように構成することで、従来の構成に比べて、安価であり、かつ、外力に対する十分な耐摩耗性・耐久性を有しながら、転写ベルトに設けたリブに局所的に応力が集中しても、転写ベルトの表層の剥がれや浮きをより抑制することができる。
また、表3から判るように、表層のベルト端部からの非塗工幅が全面の場合、即ち基層の全域にわたって表層がないベルトの場合は、表層を設けた場合に比べて、表面硬度が低いため、耐摺動性、耐磨耗性が劣り、10万枚以下で表面の荒れが発生した。具体的には、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフッ化ビニリデン、ポリカーボネート樹脂製の表層のないベルトの場合は、それぞれ8万枚、5万枚、7万枚で表面の荒れが発生した。
上述したように、本実施例においても、基層の外周上に表層を設けたベルトにおいて、基層よりも硬度が高い表層の幅方向端縁を、蛇行防止用のリブよりも幅方向内側に設ける。これにより、従来のベルトより安価であり、かつ、外力に対する十分な耐摩耗性・耐久性を有しながら、前記リブに応力が集中することによるベルトの表層の剥がれや浮きをより抑制することができる。
〔他の実施形態〕
前述した実施例では、それぞれ、画像形成部を4つ使用している場合、画像形成部を1つ使用している場合を例示したが、この使用個数は限定されるものではなく、必要に応じて適宜設定すれば良い。
また前述した実施例1では、転写ベルトとして、像担持体からトナー像が一次転写され、そのトナー像を記録媒体に二次転写する中間転写体としての中間転写ベルトを例示した。また前述した実施例2では、転写ベルトとして、記録媒体を担持して搬送し、その担持した記録媒体に像担持体からトナー像を転写する転写搬送体としての転写ベルトを例示した。トナー像を転写する無端状の転写ベルトはこれらに限定されるものではない。例えば、像担持体として例示した感光ドラムを無端ベルトである感光ベルトとしても良い。或いは、中間転写ベルトから記録媒体にトナー像を転写する二次転写ローラを転写搬送体としての転写ベルトにするなど、その他の転写ベルトであっても良い。
また前述した転写ベルトを用いる画像形成装置としては、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の画像形成装置であっても良い。これらの画像形成装置に用いられる転写ベルトに本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
P …記録媒体
1 …感光ドラム
5 …一次転写ローラ
7 …中間転写ベルト
8 …二次転写ローラ
9 …ベルトクリーニング装置
10 …リブ
11 …コロ
12 …転写ベルト
14 …転写ローラ
71,72 …従動ローラ
73 …駆動ローラ
121 …分離ローラ
122 …クリーニング対向ローラ
123 …テンションローラ

Claims (7)

  1. トナー画像が担持される像担持体と、
    前記像担持体のトナー画像が転写され、又は担持して搬送される記録材に前記像担持体のトナー画像が転写されるベルトであって、複数の張架部材に張架されて回転移動する転写ベルトと、
    前記転写ベルトの外周に当接して前記転写ベルト上のトナーを清掃するクリーニング部材と、を有する画像形成装置において、
    前記転写ベルトは、基層と、前記基層の表面に設けられ前記基層より硬度が高い表層と、前記転写ベルトの回転方向と交差する幅方向への移動を規制するリブと、を有し、
    前記表層の端縁を、前記幅方向において前記リブの内壁から間隔をあけて前記リブよりも内側であって、かつ前記クリーニング部材の端縁よりも外側に設けることを特徴とする画像形成装置
  2. 前記転写ベルトは、前記幅方向において、前記表層の端縁を、トナー画像転写される画像領域の端縁より外側に設けることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置
  3. 前記転写ベルトは、前記幅方向において、前記表層の端縁を、記録材が通過する領域の端縁より外側に設けることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置
  4. 前記転写ベルトは、前記基層がポリエーテルエーテルケトン、ポリフッ化ビニリデン、又は、ポリカーボネート樹脂からなり、前記表層がアクリル樹脂からなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置
  5. 前記クリーニング部材はクリーニングブレードであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記リブが当接されることで前記転写ベルトの前記幅方向への移動が規制される被当接部材を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記規制部材は、前記複数の張架部材の少なくとも一つの前記幅方向の端部に設けられ、前記リブの内壁に当接される部材であることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
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