JP6155279B2 - 生物界面活性剤を含む毛髪および皮膚洗浄用水性組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、組成物、特に毛髪および皮膚洗浄用組成物、特に好ましくは、人間および動物の体の一部、特に、獣皮または羽毛に使用するための、皮膚および毛髪を洗浄およびケアするための配合物を対象とする。本発明による組成物は、1種または複数種の生物界面活性剤、1種または複数種の脂肪酸および水を含む。本組成物は、例えば、洗浄用またはケア用配合物、例えば、シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、身体洗浄用組成物または皮膚洗浄用組成物等とすることができる。
低刺激性の(特に皮膚および毛髪への刺激が少ない)洗浄用組成物が長年求められ続けている。このような洗浄用組成物は、皮膚および毛髪への刺激が少ないという性質に加えて、他の望ましい性質、例えば、良好な貯蔵安定性や良好な起泡性等も有していなくてはならない。さらに、再生可能原料のみをベースとし、温和な条件を用いた持続可能な(例えば、発酵による)製造を行うことが可能な界面活性剤の出現がこれまで以上に強く望まれている。
既に多くの低刺激性界面活性剤系が提案されており、これを用いた対応する洗浄用組成物の製造が試みられてきた。低刺激性界面活性剤系は起泡力が弱いものが多く、これはつまり、より多量の界面活性剤系の添加が必要になることを意味しており、結局は生成物の低刺激性が緩和される結果となっていた。
有用な起泡性を有する低刺激性洗浄用組成物を生成するのに適した界面活性剤系としては、界面活性剤としてスルホコハク酸エステルと両性(amphoteric)界面活性剤との組合せを含むものが提案されてきた。この種の系は、特に、欧州特許第1771148号および欧州特許第1771538号に記載されている。
スルホコハク酸エステル系の欠点は、粘度調整における挙動が予測できないことと、貯蔵安定性、特にゲル化しやすいこととにあった。欧州特許第1771538号によれば、このような洗浄用組成物の貯蔵安定性の低さにはスルホコハク酸エステルの加水分解物が関与している。
先行技術においては、いわゆる生物界面活性剤を、皮膚および/または毛髪洗浄用組成物を製造するために使用することと、家庭用洗浄剤および繊維製品用洗剤として使用することとが開示されている。
米国特許第7,985,722号には、ラムノ脂質を含む処方およびその洗浄、殺菌または防臭用組成物としての使用が記載されている。実施例において、粗生成ラムノ脂質を5%ならびに溶媒/担体としての水およびエタノールを含むこの処方は、例えば、ペット用シャンプー/洗浄用組成物として使用されている。人体に使用する場合は、濃度を2%にした粗生成ラムノ脂質の水/エタノール溶液が使用されていた。ラムノ脂質はシャンプー基剤処方に添加されていた。当該明細書においては、未希釈の粗生成ラムノ脂質を用いると、濃度が0.01〜35%の範囲にある場合に皮膚の発赤が認められた(実施例4)。
米国特許第7,556,654号には、生物界面活性剤、特にソホロ脂質および1種または複数種の酵素を含む有機洗浄剤が記載されている。
欧州特許出願第0499434号明細書には、繊維製品、食器および家庭内にある様々な表面を洗浄するための、1種または複数種の糖脂質型生物界面活性剤、特にソホロ脂質、グルコース脂質、セロビオース脂質、トレハロース脂質およびラムノ脂質を含む組成物が記載されている。当該明細書においては、糖脂質型生物界面活性剤、特にラムノ脂質の混合物を、例えば、エトキシ化ドデシルアルコールやジ−C8−スルホコハク酸エステル等の非糖脂質型生物界面活性剤と併用した場合に特に良好な洗浄/清浄化(washing/cleaning)性能が得られると実施例に記載されている。非糖脂質型生物界面活性剤はラメラ相に存在しており、糖脂質型生物界面活性剤はミセル相に存在している。
欧州特許第1445302号には、少なくとも1種の糖脂質型生物界面活性剤および1種の非糖脂質型生物界面活性剤を含み、少なくとも1種の非糖脂質型生物界面活性剤がミセル相に存在する、洗浄用組成物が記載されている。
欧州特許第1411111号には、2種類のソホロ脂質の混合物に加えて、酵素、酸素系漂白剤、漂白活性化剤、アルカリ形成剤(alkaline formative substance)、金属イオン封鎖剤、流動性改質剤(fluid reforming agent)および中性無機塩から選択される洗浄剤補助成分を含む、生分解性を有する低泡性洗浄剤組成物が記載されている。
国際公開第03/006146号には、界面活性を有する発酵物および非イオン性界面活性剤を含む水性製剤ならびにその化粧料製剤を調製するための使用が開示されている。
本発明の目的は、組成物、特に毛髪および皮膚洗浄用組成物、特に好ましくは、人間および動物の体の一部分、特に皮膚および毛髪または獣皮もしくは羽毛を洗浄およびケアするための配合物であって、周知の配合物の欠点の1つまたは複数を有しない配合物を提供することにあった。本発明による組成物は、好ましくは、可能な最大限の生分解性を有し、親和性が高く、すなわち、特に皮膚および/もしくは目の発赤を、もし誘発するとしてもごく軽度であり、スキンケア効果が高く、かつ/または可能な限り天然の原料をベースとするものであるべきである。
驚くべきことに、特許請求の範囲に定義し、かつ以下に説明する組成物が、上述した目的の1つまたは複数を達成することが見出された。
予期せぬことに、手洗い試験(HWT)において、脂肪酸(オレイン酸)をさらに存在させることによって好ましい効果が得られ、予想に反して、界面活性剤溶液の起泡性も増粘性も大きな影響を受けないことが見出された。
したがって本発明は、水、少なくとも1種の生物界面活性剤および少なくとも1種の脂肪酸を含む組成物であって、この組成物中における全界面活性剤の総量の比率が5〜20重量%であり、脂肪酸の比率が、脂肪酸および界面活性剤の総量を基準として0.1〜20重量%であることを特徴とする組成物を提供する。
さらに本発明は、本発明による組成物の、入浴剤、シャワージェル、シャンプー、コンディショナー、ウェットシート(moist wet wipe)含浸用ローション、身体洗浄用組成物もしくは皮膚洗浄用組成物としての使用またはこれらを製造するための使用を提供する。
本発明による組成物の利点は、組成物中に存在する再生可能原料をベースとする界面活性剤の比率が、界面活性剤の総量を基準として好ましくは50重量%を超えることにある。
本発明による組成物のさらなる利点は、生物界面活性剤の原料として糖もしくは糖およびグリセリドならびに/あるいは脂肪酸を使用できることにある。
本発明による組成物のさらなる利点は、刺激性が非常に低いことにある。
さらなる利点は、本発明による組成物の多くは、パネル試験において、生物界面活性剤以外の界面活性剤を含む配合物と比較して驚くほど優れた性能を示し(例えば、皮膚に対するエモリエント性)、それと同時に、調査を行った多くの界面活性剤混合物に関しては、粘度に及ぼす影響がごくわずかであり、起泡力には実質的に影響しないことにある。
本発明による組成物およびその使用を以下に例を挙げながら説明するが、これらの例示的な実施形態は本発明を制限することを意図するものではない。以下に範囲、一般式または化合物の分類を示した場合、これらは常に、明示的に述べられた対応する範囲または化合物の群のみならず、個々の値(範囲)または化合物を除外することにより得ることができるあらゆる部分範囲および化合物の部分群も包含することを意図している。本記載の文脈内に文書を引用した場合は常に、その記載内容、特に実質的に参照している事項は、その全体が本発明の開示内容に属するものと見なされる。以下に平均値を示した場合、特段の指定がない限り、これらは数平均値である。特段の指定がない限り、百分率は重量パーセントのデータである。以下に測定値を示した場合、これらは温度25℃および圧力1013ミリバールで測定したものである。
水、少なくとも1種の生物界面活性剤および少なくとも1種の脂肪酸を含む本発明による組成物は、本発明による組成物中における全界面活性剤の総量の比率が0.1〜30重量%、好ましくは1〜25重量%、好ましくは2.5〜20重量%、特に好ましくは10〜20重量%であり、脂肪酸および界面活性剤の総量を基準とする脂肪酸の比率が0.01〜20重量%、好ましくは0.1〜15、好ましくは1〜10重量%であることを特徴とする。
本発明による組成物中における生物界面活性剤の比率は、組成物全体を基準として、好ましくは0.1〜30重量%、好ましくは0.5〜20重量%、特に好ましくは0.75〜10重量%である。
本発明の文脈における生物界面活性剤とは、発酵により生産されるあらゆる糖脂質を意味するものと理解される。
生物界面活性剤を製造するために使用することができる原料は、炭水化物、特に糖(例えば、グルコース等)および/または親油性炭素供給源(脂肪、油、部分グリセリド、脂肪酸、脂肪族アルコール、長鎖飽和または不飽和炭化水素等)である。好ましくは、本発明による組成物中には、糖脂質の発酵により生産される生物界面活性剤以外の生物界面活性剤、例えば、リポタンパク質等は存在しない。
好ましくは、本発明による組成物は、生物界面活性剤として、ラムノ脂質、ソホロ脂質、グルコース脂質、セルロース脂質および/またはトレハロース脂質、好ましくはラムノ脂質および/またはソホロ脂質を含む。生物界面活性剤、特に糖脂質型界面活性剤は、例えば、欧州特許第0499434号、米国特許第7,985,722号、国際公開第03/006146号、特開昭60−183032号、独国特許出願公開第19648439号、独国特許出願公開第19600743号、特開平01−304034号、中国特許公開第1337439号、特開2006−274233号、韓国特許公開第2004033376号、特開2006−083238号、特開2006−070231号、国際公開第03/002700号、仏国特許第2740779号、独国特許出願公開第2939519号、米国特許第7,556,654号、仏国特許2855752号、欧州特許第1445302号、特開2008−062179号および特開2007−181789号または当該明細書に引用されている文書に記載されているように製造することができる。好適な生物界面活性剤は、例えば、仏国のSolianceから入手することができる。
好ましくは、本発明による組成物は、生物界面活性剤、ラムノ脂質、特にモノ−、ジ−もしくはポリラムノ脂質および/またはソホロ脂質を含む。特に好ましくは、本発明による組成物は、欧州特許出願公開第1445302A号に記載されている式(I)、(II)または(III)の1種または複数種のラムノ脂質および/またはソホロ脂質を含む。
本発明による組成物中に存在することができる脂肪酸は、あらゆる周知の、分岐または非分岐の飽和または不飽和の脂肪族カルボン酸もしくは(ポリ)ヒドロキシカルボン酸またはその二量体、三量体もしくは低重合体である。好ましくは、本発明による組成物は、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、ヘキサン酸(カプロン酸)、ヘプタン酸(オエナント酸、エナント酸)、オクタン酸(カプリル酸)、ペラルゴン酸(ノナン酸)、デカン酸(カプリン酸)、ウンデカン酸、ドデカン酸(ラウリン酸)、トリデカン酸、テトラデカン酸(ミリスチン酸)、ペンタデカン酸、パルミチン酸(ヘキサデカン酸)、マルガリン酸(ヘプタデカン酸)、ステアリン酸(オクタデカン酸)、ノナデカン酸、アラキン酸(エイコサン酸)、ベヘン酸(ドコサン酸)、テトラコサン酸(リグノセリン酸)、セロチン酸(ヘキサコサン酸)、トリアコンタン酸(メリシン酸)、イソ酪酸(2−メチルプロパン酸)、3−メチル酪酸(イソ吉草酸、3−メチルブタン酸)、ツベルクロステアリン酸(10−メチルオクタデカン酸)、アクリル酸(プロペン酸)、ブテン酸[クロトン酸、(2E)−ブト−2−エン酸]、パルミトレイン酸[(9Z)−ヘキサデク−9−エン酸]、オレイン酸[(9Z)−オクタデク−9−エン酸]、エライジン酸[(9E)−オクタデク−9−エン酸]、エルカ酸[(13Z)−ドコス−13−エン酸]、ソルビン酸[(2E,4E)−ヘキサ−2,4−ジエン酸]、リノール酸[(9Z,12Z)−オクタデカ−9、12−ジエン酸]、リノレン酸[(9Z,12Z,15Z)−オクタデカ−9,12,15−トリエン酸]、エレオステアリン酸[(9Z,11E,13E)−オクタデカ−9,11,13−トリエン酸]、アラキドン酸[(5Z,8Z,11Z,14Z)−イコサ−5,8,11,14−テトラエン酸]、エイコサペンタエン酸[(5Z,8Z,11Z,14Z,17Z)−イコサ−5,8,11,14,17−ペンタエン酸]、クルパノドン酸[(4Z,8Z,12Z,15Z,19Z)−ドコサ−4,8,12,15,19−ペンタエン酸]、マンデル酸、乳酸、ヒドロキシコハク酸、クエン酸、酒石酸、β−ヒドロキシデカン酸またはその二量体、他のフルーツ酸、リシノール酸およびフミン酸からなる群から選択される1種または複数種の(ヒドロキシ)脂肪酸を含む。好ましくは、本発明による組成物は、吉草酸、ヘキサン酸(カプロン酸)、ヘプタン酸(オエナント酸、エナント酸)、オクタン酸(カプリル酸)、ペラルゴン酸(ノナン酸)、デカン酸(カプリン酸)、ドデカン酸(ラウリン酸)、テトラデカン酸(ミリスチン酸)、パルミチン酸(ヘキサデカン酸)、マルガリン酸(ヘプタデカン酸)、ステアリン酸(オクタデカン酸)、アラキン酸(エイコサン酸)、ベヘン酸(ドコサン酸)、テトラコサン酸(リグノセリン酸)、セロチン酸(ヘキサコサン酸)、トリアコンタン酸t(メリシン酸)、ツベルクロステアリン酸(10−メチルオクタデカン酸)、パルミトレイン酸[(9Z)−ヘキサデク−9−エン酸]、オレイン酸[(9Z)−オクタデク−9−エン酸]、エライジン酸[(9E)−オクタデク−9−エン酸]、エルカ酸[(13Z)−ドコス−13−エン酸]、ソルビン酸[(2E,4E)−ヘキサ−2,4−ジエン酸]、リノール酸[(9Z,12Z)−オクタデカ−9,12−ジエン酸]、リノレン酸[(9Z,12Z,15Z)−オクタデカ−9,12,15−トリエン酸]、エレオステアリン酸[(9Z,11E,13E)−オクタデカ−9,11,13−トリエン酸]、アラキドン酸[(5Z,8Z,11Z,14Z)−イコサ−5,8,11,14−テトラエン酸]、エイコサペンタエン酸[(5Z,8Z,11Z,14Z,17Z)−イコサ−5,8,11,14,17−ペンタエン酸]およびクルパノドン酸[(4Z,8Z,12Z,15Z,19Z)−ドコサ−4,8,12,15,19−ペンタエン酸]から選択される1種または複数種の脂肪酸を含む。特に好ましくは、本発明による組成物中には、再生可能原料、特に動物性油脂または植物性油脂をベースとする脂肪酸、特に、β−ヒドロキシデカン酸二量体、オレイン酸、パルミチン酸、ステアリン酸および/またはリノール酸が存在する。再生可能原料をベースとする脂肪酸以外の脂肪酸の比率は、存在する脂肪酸の総量を基準として、好ましくは10重量%未満、好ましくは1重量%未満、特に好ましくは0.1重量%未満である。
本発明による組成物中に存在する脂肪酸としては、特に、生物界面活性剤を製造するためのプロセスに場合により使用することができ、かつ/または場合により副生成物として生成するものを用いることができる。生物界面活性剤の製造中に生成する、脂肪酸を含む反応混合物を使用する場合、この脂肪酸の比率が上述の範囲に当てはまるのであれば、さらなる脂肪酸を添加せずに済ませることが可能である。さらに、生物界面活性剤を製造する際の反応混合物中において、脂肪酸が適切な(特許請求された)量で生成する場合、この脂肪酸の煩雑な除去を行わずに済ませることが可能である。
本発明による組成物が、生物界面活性剤以外の少なくとも1種の界面活性剤をさらに含むと有利な可能性がある。本発明による組成物中における生物界面活性剤対生物界面活性剤以外の界面活性剤の重量比は、>1:1または≦1:1とすることができる。好ましくは、生物界面活性剤対生物界面活性剤以外の界面活性剤の重量比は、>1:1または<1:1であり、好ましくは>1:1である。
本発明による組成物は、生物界面活性剤以外の界面活性剤として、あらゆる周知の界面活性剤、特に化粧料に好適な界面活性剤を含むことができる。例えば、独国特許出願公開第102005011785号、欧州特許出願公開第2000124号および国際公開第2010/108756号に記載されている界面活性剤を使用することが好ましい。
好ましくは、本発明による組成物は、生物界面活性剤以外の界面活性剤として、アニオン性、両性(amphoteric)/酸塩基両性(ampholytic)および/または両イオン性構造を有する界面活性剤を含む。低刺激性すなわち特に皮膚親和性(skin compatibility)が高い界面活性剤の典型的な例は、脂肪族アルコールポリグリコールエーテル硫酸エステル塩、モノグリセリド硫酸エステル塩、アルキル硫酸エステル塩、モノ−および/またはジアルキルスルホコハク酸エステル塩、脂肪酸イセチオン酸エステル塩、脂肪酸サルコシン塩、脂肪酸タウリド、脂肪酸グルタミン酸塩、エーテルカルボン酸、アルキルオリゴグルコシド、アルキルポリグルコシド、脂肪酸グルカミド、アルキルアミドベタインおよび/またはアルキルベタインである。
存在することができる両性界面活性剤は、例えば、ベタイン、アンホ酢酸塩またはアンホプロピオン酸塩、例えば、N−アルキル−N,N−ジメチルアンモニウムグリシナート、例えば、ヤシ油アルキルジメチルアンモニウムグリシナート、N−アシルアミノプロピル−N,N−ジメチルアンモニウムグリシナート、例えば、ヤシ油脂肪酸アシルアミノプロピルジメチルアンモニウムグリシナートおよび2−アルキル−3−カルボキシメチル−3−ヒドロキシエチルイミダゾリン(それぞれ、アルキルまたはアシル基内に8〜18個の炭素原子を有する)に加えて、ヤシ油脂肪酸アシルアミノエチルヒドロキシエチルカルボキシメチルグリシナート等の物質である。
存在することができる酸塩基両性界面活性剤は、分子内に、C8/18アルキルまたはC8/18アシル基以外に、少なくとも1個の遊離アミノ基および少なくとも1個のCOOHまたはSOH基を含み、分子内塩を形成することができる、界面活性を有する化合物である。酸塩基両性界面活性剤の好適な例は、N−アルキルグリシン、N−アルキルプロピオン酸、N−アルキルアミノ酪酸、N−アルキルイミノジプロピオン酸、N−ヒドロキシエチル−N−アルキルアミドプロピルグリシン、N−アルキルタウリン、N−アルキルサルコシン、2−アルキルアミノプロピオン酸およびアルキルアミノ酢酸(それぞれ、アルキル基内に約8〜18個の炭素原子を有する)である。酸塩基両性界面活性剤のさらなる例は、N−ヤシ油アルキルアミノプロピオナート、ヤシ油脂肪酸アシルアミノエチルアミノプロピオナートおよびC12/18アシルサルコシンである。
好ましいアニオン性界面活性剤は、例えば、ココイルグルタミン、ラウリルグルコースカルボン酸等の様々な陽イオン(ナトリウム、アンモニウムその他)の塩である。本配合物中に存在することができる両イオン性界面活性剤は、例えばコカミドプロピルベタインまたはココアミドプロピルスルタインである。好ましい両性界面活性剤は、特に、ココアンホ酢酸ナトリウムまたはココアンホジ酢酸二ナトリウム等のアンホ酢酸塩である。
生物界面活性剤以外の界面活性剤として、ラウリルエーテル硫酸エステル塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルオリゴグルコシド、モノ−および/もしくはジアルキルスルホコハク酸エステル塩、アルキルアミドベタインまたは脂肪酸サルコシン塩からなる群からの少なくとも1種の界面活性剤を含む組成物が好ましい。
特に好ましい組成物は、硫酸塩(sulfate)またはポリエチレングリコールを有する界面活性剤を含まないものである。
本発明による組成物は、色素を含むことができる。使用可能な色素は、例えば、化粧用途に承認されている好適な物質、例えば、刊行物である“Kosmetische Faerbemittel [Cosmetic colorants]” of the Dyes Commission of the German Research Society, Verlag Chemie, Weinheim, 1984, pages 81〜106に列挙されているものなどである。
本発明による組成物が1種または複数種の天然色素(natural dye)を含むと有利な場合がある。本発明の文脈における天然色素とは、鉱物系色素または植物もしくは動物由来の色素を意味するものと理解されている。本発明による組成物にはあらゆる天然色素を使用することができる。好ましい天然色素は、例えば、インディゴ、ローソン、パープル、カーミン、ケルメス、アリザリン、ウォード、クロセチン、ブラジリン(brasilin)、サフラン、クロセチン、クルクミア(curcumia)、クルクミン、オルレン(orlean)、ビクシン、アナトー、アントシアン、ベタニン、カプサンチン、カロチン、クロロフィル、カルミン酸、ルテイン、キサントフィル、リコペン、植物黒またはカラメルである。植物または動物から得られる天然色素を使用することが特に好ましい。
特に好ましく使用される天然物質は、ビキシン(E160b)、アントシアン(E163)、ベタニン(E162)、カプサンチン(E160c)、カロチン(E160a)、クロロフィル(E140)、クルクミン(E100)、カルミン酸(E120)、ルテイン(E161b)、キサントフィル、リコペン(E160d)、植物黒(E153)および/またはカラメル(E150a)である。
本発明による組成物は、特に好ましくは、色素として天然色素のみを含む。
本発明による組成物中における色素、好ましくは天然色素の比率は、好ましくは0.001〜1重量%である。
天然色素を使用することにより、本発明による組成物の生分解性および認容性(低刺激性)がより高くなる。
本発明による組成物は、例えば、EC規則(2009年11月30日欧州議会及び理事会による化粧品に関する規則(EC)No.1223/2009 Annex V(Regulation(EC) No. 1223/2009 of the European Parliament and of the Council of 30 November 2009 on cosmetic products, Annex V))に列挙されている防腐剤を含むことができる。本発明による好ましい組成物は、防腐剤として、次に示す物質の1種または組合せを含むものである:ベンジルアルコール、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、DMDMヒダントイン、ギ酸、安息香酸またはポリアミノプロピルビグアニド。しかしながら、特に好ましい組成物は、防腐剤、特にEU規則に記載されているものを含まないものである。
本発明による組成物が、プロピレングリコール、尿素、グリセロール、精油、フェニルエチルアルコールおよび/またはエタノールを含むと有利となる可能性がある。好ましくは、組成物中におけるプロピレングリコール、尿素、グリセロール、精油、フェニルエチルアルコールおよびエタノール全体の比率は0.01〜15重量%、好ましくは0.1〜10重量%である。ここに規定した物質の1種または2種以上を使用することにより、微生物数の増加を阻止できるかまたは少なくとも抑制することができる。
本発明による組成物が少なくとも1種の増粘剤を含むと有利となる可能性がある。組成物中における増粘剤の比率は、組成物を基準として、好ましくは0.05〜20重量%、好ましくは0.1〜10重量%、特に好ましくは0.5〜5重量%である。
本発明による組成物は、増粘剤として、好ましくは1種または複数種の増粘剤、例えば、比較的高分子量の、好ましくはPEGが>10、好ましくは>100である、脂肪酸のポリエチレングリコールモノ−およびジエステル(例えば、オレイン酸PEG18グリセリル、オレイン酸PEG55ポリプロピレングリコール、ジオレイン酸PEG120メチルグルコースまたは水添パーム油脂肪酸PEG−200グリセリル等)を含むが、好ましくは、多糖類(特にキサンタンガム、グアーガムおよびグアーガム誘導体、カンテン、アルギン酸塩およびタイロース)、セルロースまたはセルロース誘導体(例えば、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースまたはヒドロキシメチルプロピルセルロース等)、アルキル変性糖誘導体(例えば、セチルヒドロキシエチルセルロース等))、カルボマー(架橋ポリアクリレート)、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコールおよびポリビニルピロリドン、エトキシ化脂肪酸グリセリド、脂肪酸のポリオール(例えば、ペンタエリスリトールまたはトリメチロールプロパン等)エステル、エトキシ化脂肪族アルコールおよびアルキルオリゴグルコシドから選択される、PEGを含まない増粘剤が好ましい。
本発明による好ましい組成物は、水相用高分子増粘剤および油相用高分子増粘剤の組合せを含む。
特に好ましい組成物は、一部または全部、特に全部が再生可能原料をベースとする増粘剤、例えば、キサンタンガム、グアーガムおよびグアーガム誘導体、カンテン、アルギン酸塩およびタイロース、セルロースまたはセルロース誘導体等のみが(すなわち、存在する増粘剤の少なくとも90重量%、好ましくは100重量%で)存在するものである。
本発明による組成物が芳香油または香料を含むと有利な可能性がある。使用可能な芳香油はあらゆる周知の芳香油、特に、化粧料の製造に適した芳香油である。好適な芳香油は、例えば、周知の製造業者である、例えばSymrise, Frey&LauまたはIFF等の製品カタログに記載されているものである。好ましくは、本発明による組成物は芳香油または香料を含み、芳香油中の香料の総数を基準とする天然香料の比率が、少なくとも50重量%、好ましくは少なくとも75%、好ましくは少なくとも95重量%である。
使用することができる天然香料は、例えば、花の抽出物(ユリ、ラベンダー、バラ、ジャスミン、ネロリ、イランイラン)、茎および葉の抽出物(ゼラニウム、パチュリ、プチグレン)、果実の抽出物(アニス、コリアンダー、カラウェー、セイヨウネズ)、果皮の抽出物(ベルガモット、レモン、オレンジ)、根の抽出物(ニクズク、トウキ、セロリ、カルダモン、モッコウ、イリス、タイム)、針葉および枝(トウヒ、モミノキ、マツ、ムーゴマツ(dwarf-pine))、樹脂およびバルサム(ガルバナム、エレミ、ベンゾイン、ミルラ、ニュウコウ、オポポナックス)である。例えば、シベットやカストリウム等の動物性原料も天然香料として好適である。例えば、セージ油、カモミール油、チョウジ油、メリッサ油、ハッカ油、シナモンリーフ油、リンデンブロッサム油、ジュニパーベリー油、ベチベル油、ニュウコウジュ油(olibanum oil)、ガルバナム油、ラブダナム油、ラバンデュラハイブリダ油、ベルガモット油、レモン油、マンダリン油、オレンジ油、クラリセージ油またはゼラニウム油等の精油も芳香油として好適である。
本発明による組成物は、さらなる成分として、特に、例えば、エモリエント剤、乳化剤、粘度調整剤/粘度安定剤、UV光防御遮蔽剤、酸化防止剤、固体およびフィラー、皮膜形成剤、真珠光沢剤(pearlescent additive)、脱臭および制汗有効成分、昆虫忌避剤、セルフタンニング剤、コンディショナー、(化粧)有効成分、ケア用添加剤、過脂肪剤、溶解促進剤(可溶化剤)、真珠光沢化剤(pearlizing agent)および溶剤の群から選択されるものを含むことができるが、但し、ここに特定した成分が、生物界面活性剤、界面活性剤、増粘剤とは異なる場合に限る。個々の群の代表例として使用することができる物質は当業者に周知であり、例えば、独国出願公開第102008001788A1号、独国特許出願公開第102005011785A1号および欧州特許出願公開第2000124A号に記載されている。当該明細書において好ましい物質として特定されているものは本発明に関しても好ましい物質と見なすべきである。当該特許出願を本明細書の一部を構成するものとしてここに援用する。本発明による好ましい組成物は、特に、水不溶性物質の溶解促進剤(可溶化剤)ならびに皮膚および毛髪をケアするための有効成分、例えばリファッティング剤(refatting agent)等を含むものである。本項に特定した他の成分全体の、本発明による組成物中の比率は、好ましくは3〜50重量%、好ましくは5〜25重量%である。
本発明の文脈における可溶化剤または溶解促進剤とは、水不溶性成分を水系中で可能な限り透明に近くなるように溶液中に運搬することができる物質を指す場合に使用される語である。一般に受け入れられている仮定に従えば、この過程においてミセル等の集合体が形成され、その構造内には疎水性物質が取り込まれている。「マイクロエマルション」すなわち水(水溶液)、油(水と不混和な物質)および可溶化剤または溶解促進剤の熱力学的に安定な混合物が形成されることが最適である。典型的な可溶化剤は、エトキシ化脂肪族誘導体およびポリグリセロール脂肪酸エステルである。
使用可能なケア有効成分またはエモリエント剤は、特に、例えば、ミリスチン酸イソプロピル、ヤシ脂肪酸スクロース、エトキシ化グリセロール脂肪酸エステル(例えば、ヤシ油脂肪酸PEG7グリセリル等(例えば、Evonik Industries AGより入手可能なTEGOSOFT(登録商標)GC等))、ポリグリセロール脂肪酸エステル(カプリン酸ポリグリセリル−3等)またはカチオン性ポリマー(例えば、ポリクオタニウム−7等)である。これらはリファッティング剤とも称される。
本発明による特に好ましい組成物は、ポリエチレングリコール(PEG)および/またはその誘導体を含まず、好ましくはプロピレングリコール(PPG)および/またはその誘導体も含まないものである。
本発明によるさらに特に好ましい組成物は、硫酸塩を含まず、さらにはポリエチレングリコール(PEG)および/またはその誘導体もプロピレングリコール(PPG)および/またはその誘導体も含まないものである。
本発明による組成物のpH(ザルトリウス(Sartorius)からのPB11型pH計で測定)は、好ましくは5〜8である。
好ましい組成物の粘度(DV−I Primeブルックフィールド型粘度計を用いて25℃で測定)は、500〜20000mPasである。
本発明による組成物は、好ましくは、人間および/または動物、特に人間および哺乳類を処置するための身体、皮膚または毛髪処理用組成物である。
本発明による組成物は、特に、シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、身体洗浄用組成物または皮膚洗浄用組成物とすることができる。本発明による組成物は、好ましくは、化粧料、皮膚科または医薬品液状の身体洗浄用組成物、特にシャワー浴/入浴用洗浄料(shower bath)およびシャワージェル、浴用剤(bath formulation)、液体石けんおよびシャンプーであるかまたはこれらの製品/配合物の製造に使用される。
本発明による組成物は、特に、入浴剤(bath additive)、シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、身体用洗浄料、ウェットシート含浸液もしくは皮膚洗浄料とすることもできるし、またはこれらの製品の1種もしくは2種以上の製造に使用することもできる。
特に好ましい組成物は、上述の好ましい特徴の一部または全部を兼ね備えたものである。
以下に列挙する実施例において本発明を例示的に説明するが、これは、実施例に具体的に述べる実施形態に本発明を限定することを意図するものではなく、本発明の出願の範囲は全記載内容および特許請求の範囲によって定められる。
特段の指定がない限り、適用例における濃度は全て重量パーセントで示す。組成物の調製には当業者に周知の慣用の配合法を用いた。
生成物例1:ソホロ脂質
酵母であるカンジダ・ボンビコラ(Candida bombicola)を、グルコース、ヒマワリ油、菜種油またはオリーブ油(主要な脂肪酸画分としてオレイン酸を含む)を基質として発酵させることによりソホロ脂質を調製した。
生育用培地は次に示す成分を含むものとした:
−グルコース((D)(+)−グルコース・1HO)10.0g/L
−YNB(酵母窒素源)7.5g/L
−酵母エキス2.0g/L
作動容量(operating volume)2Lの発酵槽内で培地1.1Lをオートクレーブ滅菌し、同培地で培養した指数増殖期にある前培養液を接種した。温度を30℃に調整した。通気を行いながら、撹拌速度によって溶存酸素が30%の飽和状態となるようにpO2を維持した。但し、撹拌速度は200rpmを下回らないようにした。バイオマス形成期にはpHは3.5に低下し、NaOHを添加することによりこの値を維持した。バイオマス形成期終了後(存在するグルコースが消費され、pOが上昇またはpCOが低下することが特徴である)、対応する油を150g、750g/Lのグルコース溶液を200mLおよび150g/Lの酵母エキス溶液10mLを添加することによって生成物形成期(product formation phase)を開始させた。生成物形成期の終了はpO2が再び上昇することにより示された。発酵終了後、混合物をオートクレーブ滅菌すると粗生成物相は沈降した。粗生成物相を水で洗浄した。次いで生成物相を酢酸エチルで抽出した後、溶媒を真空下で除去した。HPLC−MSおよびNMRで分析した結果、生成物は、ソホロ脂質以外に、未反応の遊離脂肪酸(特にオレイン酸)を約10重量%(ソホロ脂質基準)も含んでいることが分かった。n−ヘキサンを用いてpH3で多段抽出を行うことにより生成物から残留脂肪酸を除去して、遊離脂肪酸の残留量を<0.1重量%(HPLC)とした。無色の固体を得た。
生成物例1b:ソホロ脂質+オレイン酸(10%)
生成物例1aに工業用オレイン酸(Cremer Oleo GmbH und Co. KG, Germany)10重量%を混合した。
生成物例2a:ラムノ脂質
Rhamnolipids, Inc., USAより入手可能な製品(濃度25%の水溶液として)。HPLC分析により、副成分としての遊離脂肪酸が存在しない(すなわち、製品の組成全体を基準として<0.1重量%)ことが確認されている。
生成物例2b:ラムノ脂質+オレイン酸(10%)
生成物例2aに工業用オレイン酸を、ラムノ脂質を基準として10重量%を混合した。
RBC試験による皮膚親和性
RBCと称される試験(Red Blood Cell-Test, W.J.W. Pape, U. Pfannenbecker, U. Hoppe, Mol. Toxicol. 1987, 1, 525参照)において、生成物1a、1b、2aおよび2bは非常に優れた皮膚親和性を示す。L/D値は>100である。したがって、この試験において当該生成物は非刺激性に分類される。
適用性に関する試験:
手洗い試験による、スキンケア効果および起泡性に関する試験
本発明による生成物例1a、1b、2aおよび2bの水性界面活性組成物(界面活性剤配合物)のスキンケア効果および起泡性を評価するために官能性(sensor)手洗い試験を行い、第2の界面活性剤であるコカミドプロピルベタインと比較した。コカミドプロピルベタインは、汎用性が高く、低刺激性で、起泡を促す作用を有する、当該産業において非常に幅広く普及している第2の界面活性剤であり、水性界面活性配合物中における非常に有効な成分である。
この手洗い試験においては、10人の熟練した検査員から構成されるグループが規定の方法で手を洗い、起泡性および肌感触を1(悪い)から5(非常に良い)までの段階の評点で評価した。使用した生成物は、各場合において、標準化された界面活性剤処方(表1)で試験した。
第2の界面活性剤を添加しない界面活性剤配合物を対照処方3として用いた。界面活性剤処方6、8および9は本発明による組成物であり、界面活性剤処方4、5および7は本発明によらない組成物である(表1)。
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表2に手洗い試験の結果を示す。
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表2の測定結果から、この処方を用いて洗浄を行うと、生成物例1b(ソホロ脂質+オレイン酸(10%))を使用した本発明による組成物6が、先行技術による組成物4よりも肌感触に優れ、驚くほどすすぎ易いことが明らかである。すすぎ易さは、新規な環境配慮型化粧品を開発する上で、洗浄時の水を節減し、エコバランスを大幅に向上させる、常に重要視されているパラメータである。さらに、本発明による組成物6は、オレイン酸を含まない試験処方5よりも、肌感触、皮膚の滑らかさおよび皮膚の柔軟性に関する評価が高いことが明らかである。しかしながら、ここで驚くべきことは、起泡性がほとんど影響を受けていないことである。
対照処方3はあらゆる特性に関する値が劣っている。さらに、生成物例2b(ラムノ脂質+オレイン酸(10%))を含む本発明による組成物8に加えて、驚くべきことに、両方の生成物例を含む(1bおよび2b、50:50)処方9も、起泡性ならびに洗浄時および適用後および乾燥後の肌感触が先行技術(処方4)と比較して明らかに改善されていることが測定値から明白である。処方7(ラムノ脂質、オレイン酸なし)と比較すると、処方8および9は、特に皮膚の滑らかさおよびすすぎ易さに関し有利であった。
予想に反し、本処方においては、生物界面活性剤中に特定の比率で遊離脂肪酸が含まれていても、起泡性にも増粘性にも悪影響はなかった。
さらなる処方例:
以下の表に示す処方例に、本発明による組成物の多くの可能な代表例を示す。
使用した原料はINCI名で列挙する。特段の指定がない限り、表中のデータは重量%のデータである。使用濃度は有効物質の重量%で示す。
配合物の調製において、配合成分を予め別個に調製したり混合することが必要である場合は、これを多相調製と称する。2相調製が必要な場合、後述する表においては2相をAおよびBと表記する。3または4相を処理する場合は、これらの相をA、B、CおよびDと表記する。
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Claims (15)

  1. 水、少なくとも1種の生物界面活性剤および少なくとも1種の脂肪酸を含む組成物であって、
    前記生物界面活性剤がラムノ脂質であり、
    組成物中の全界面活性剤の総量の比率が1〜30重量%であり、脂肪酸および界面活性剤の総量を基準とする脂肪酸の比率が0.1〜20重量%であることを特徴とする、組成物。
  2. 少なくとも1種の増粘剤を含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  3. 組成物中の増粘剤の比率が、組成物を基準として0.1〜10重量%であることを特徴とする、請求項2に記載の組成物。
  4. 多糖、セルロース、セルロース誘導体、アルキル変性糖誘導体、カルボマー、架橋ポリアクリレート、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコールおよびポリビニルピロリドン、エトキシ化脂肪酸グリセリド、脂肪酸のポリオールエステル、エトキシ化脂肪族アルコールならびにアルキルオリゴグルコシドから選択される、PEGを含まない1種または複数種の増粘剤を含むことを特徴とする、請求項2または3に記載の組成物であって、
    前記セルロース誘導体が、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースおよびヒドロキシメチルプロピルセルロースからなる群から選択され、前記アルキル変性糖誘導体がセチルヒドロキシエチルセルロースである、組成物
  5. 生物界面活性剤以外の少なくとも1種の界面活性剤をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜4の少なくとも一項に記載の組成物。
  6. 生物界面活性剤対生物界面活性剤以外の界面活性剤の重量比が>1:1であることを特徴とする、請求項5に記載の組成物。
  7. 生物界面活性剤対生物界面活性剤以外の界面活性剤の重量比が≦1:1であることを特徴とする、請求項5に記載の組成物。
  8. 硫酸塩またはポリエチレングリコールを有する界面活性剤を含まないことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 1種または複数種の天然色素を含むことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. INCIによる防腐剤を含まないことを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. プロピレングリコール、尿素、グリセロール、精油、フェニルエチルアルコールおよび/またはエタノールを含むことを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 生物界面活性剤として、モノ−ジ−またはポリラムノ脂質を含むことを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の組成物。
  13. 芳香油または香料を含み、天然香料の比率が、芳香油中の香料の総数を基準として、少なくとも50重量%であることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物。
  14. 身体、皮膚または毛髪処理用組成物であることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載の組成物。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載の組成物の、入浴剤、シャワージェル、シャンプー、コンディショナー、身体洗浄料、清拭用ウェットシート用含浸液もしくは皮膚洗浄料としての使用、または入浴剤、シャワージェル、シャンプー、コンディショナー、身体洗浄料、清拭用ウェットシート用含浸液もしくは皮膚洗浄料を製造するための使用。
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