JP6130570B1 - 建物外壁部における表示パネル装置の配設構造 - Google Patents

建物外壁部における表示パネル装置の配設構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6130570B1
JP6130570B1 JP2016176732A JP2016176732A JP6130570B1 JP 6130570 B1 JP6130570 B1 JP 6130570B1 JP 2016176732 A JP2016176732 A JP 2016176732A JP 2016176732 A JP2016176732 A JP 2016176732A JP 6130570 B1 JP6130570 B1 JP 6130570B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display panel
panel device
wall
panel body
spandrel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016176732A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017137749A (ja
Inventor
勝己 石井
勝己 石井
田中 信行
信行 田中
眞一郎 二川
眞一郎 二川
Original Assignee
昭和フロント株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 昭和フロント株式会社 filed Critical 昭和フロント株式会社
Application granted granted Critical
Publication of JP6130570B1 publication Critical patent/JP6130570B1/ja
Publication of JP2017137749A publication Critical patent/JP2017137749A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】外壁パネル体が居住空間に対向する窓部と、外壁パネル体が躯体構造物に対向するスパンドレル部とを設けた外壁を備えた建物において、外壁の屋外側に向けて表示を行う表示装置を、外壁パネル体の屋内側において、窓部の採光や屋内側からの視認性を損なうことのない状態で配設する。【解決手段】窓部1Aの外壁パネル体4Aとスパンドレル部1Bの外壁パネル体4Bとを無目3によって区画する一方、該区画されたスパンドレル部1Bの外壁パネル体4Bと躯体構造物5との間の空間部を表示パネル装置配設部18とし、該表示パネル装置配設部18に、外壁の屋外側に向けて表示を行う表示装置17を配設した。【選択図】図2

Description

本発明は、カーテンウォール等の建物外壁部における表示パネル装置の配設構造に関するものである。
一般的に、建物の外壁のなかには、例えばカーテンウォールのように、外壁パネル体が居住空間に対向する窓部と、外壁パネル体が床、天井等の躯体構造物に対向するスパンドレル部とを設けたものがある。このような外壁において、スパンドレル部は、床、天井等の躯体構造物が外部から見えないように目隠しすることが要求される。そこで、従来、スパンドレル部の外壁パネル体の屋内側に耐火パネル体を配設し、該耐火パネル体によって防火と目隠しとを図るようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、建物の外壁部を利用して、宣伝広告や装飾等の様々な表示を行いたいという要望がある。この場合、表示装置を窓部に設けると、窓部の採光や屋内側からの視認性が損なわれる惧れがある。そこで、スパンドレル部の屋外側に設けられた庇の上面に、表示装置を設置するようにした技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許第5232588号公報 特開2014−232271号公報
しかしながら、前記特許文献2の表示装置は、スパンドレル部の屋外側に設けられた庇の上面に設けられているため、表示装置の雨仕舞が必要であるうえ、屋外広告物とみなされて条例により規制を受ける場合がある。そこで、表示装置を屋内側に設けることが提唱されるが、この場合、屋外側に向けて表示を行う表示装置をどのようにして屋内側に配設するかという問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、居住空間に対向する窓部と、床、天井等の躯体構造物に対向するスパンドレル部とを設けた外壁を備えてなる建物において、前記窓部を構成する外壁パネル体とスパンドレル部を構成する外壁パネル体とを、これら外壁パネル体を支持する枠材によって区画する一方、該区画されたスパンドレル部の外壁パネル体と躯体構造物との間の空間部を表示パネル装置配設部とし、該表示パネル装置配設部に、外壁の屋外側に向けて表示を行う表示パネル装置を配設するにあたり、前記スパンドレル部の外壁パネル体を屋外側から取外し可能に構成するとともに、該外壁パネル体を取外した状態で表示パネル装置を屋外側から表示パネル装置配設部に出し入れ自在に構成したことを特徴とする建物外壁部における表示パネル装置の配設構造である。
請求項2の発明は、請求項1において、スパンドレル部は、外壁パネル体と躯体構造物との間に、外壁パネル体と間隙を存する状態で耐火パネル体が配設されると共に、表示パネル装置配設部は、スパンドレル部の外壁パネル体と耐火パネル体との間の空間部に設けられることを特徴とする建物外壁部における表示パネル装置の配設構造である。
請求項1の発明とすることにより、屋外側からの目隠しが必要なスパンドレル部を利用して、窓部の採光や屋内側からの視認性を損なうことなく表示パネル装置を配設できると共に、表示パネル装置を屋外側から表示パネル装置配設部に出し入れできる
請求項2の発明とすることにより、スパンドレル部に耐火パネル体が設けられていても、表示パネル装置を屋外側から視認できるように配設できる。
第一の実施の形態におけるカーテンウォールの正面図である。 第一の実施の形態におけるスパンドレル部および窓部の縦断面図である。 第一の実施の形態におけるスパンドレル部の拡大縦断面図である。 図3のX−X断面図である。 図3のY−Y断面図である。 第一の実施の形態を示す図であって、(A)はラッチの係止状態を示す図、(B)は下方から視たラッチの斜視図である。 第二、第三の実施の形態におけるカーテンウォールを示す図であって、(A)は正面展開図、(B)は水平断面図である。 第二の実施の形態におけるスパンドレル部および窓部の縦断面図である。 第二の実施の形態におけるスパンドレル部の拡大縦断面図である。 図9のX−X断面図である。 (A)は第二の実施の形態におけるスパンドレル部の下部の詳細縦断面図、(B)は(A)のX−X断面図である。 (A)は第二の実施の形態におけるスパンドレル部の上部の詳細縦断面図、(B)は(A)のX−X断面図である。 第二の実施の形態における表示パネル装置の出し入れの手順を説明する図である。 第二の実施の形態における出隅コーナー部の水平断面図である。 第二〜第四の実施の形態における表示パネル装置を示す図であって、(A)は正面図、(B)は(A)のX−X端面図、(C)は(A)のY−Y端面図である。 第三の実施の形態におけるスパンドレル部および窓部の縦断面図である。 第三の実施の形態におけるスパンドレル部の拡大縦断面図である。 図17のX−X断面図である。 (A)は第三の実施の形態におけるスパンドレル部の上部の詳細縦断面図、(B)は(A)のX−X断面図である。 (A)は第三の実施の形態におけるスパンドレル部の下部の詳細縦断面図、(B)は(A)のX−X断面図である。 第三の実施の形態における表示パネル、表示パネル装置の出し入れの手順を説明する図である。 第四の実施の形態におけるスパンドレル部および窓部の縦断面図である。 第四の実施の形態におけるスパンドレル部の拡大縦断面図である。 図23のX−X断面図である。 第四の実施の形態における表示パネル装置の出し入れの手順を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
まず、本発明の第一の実施の形態について、図1〜図6に基づいて説明すると、1は建物の外壁に用いられるカーテンウォールであって、該カーテンウォール1は、方立(縦材、マリオン)2と無目(横材)3とからなる枠材の開口部に外壁パネル体4を取付けて形成されている。該外壁パネル体4は透明または透光性を有する材質から形成されており、本実施の形態では、透明なガラス材が採用されている。また、前記方立2および無目3は共に外壁パネル体4を支持する枠材であるが、第一の実施の形態では、これら外壁パネル体4を支持する枠材の一つである無目3が、本発明の窓部を構成する外壁パネル体とスパンドレル部を構成する外壁パネル体とを区画する枠材に相当する。
前記カーテンウォール1には、外壁パネル体4が居住空間に対向する窓部1Aと、外壁パネル体4が床5a、天井5b、スラブ(図示しないが、床スラブや天井スラブ)、腰壁5d等の躯体構造物5に対向するスパンドレル部1Bとが設けられているが、本実施の形態においてスパンドレル部1Bは、上下階の窓部1Aの層間部および最上階の窓部1Aの上側に設けられているとともに、窓部1Aに設けられる外壁パネル体4Aとスパンドレル部1Bに設けられる外壁パネル体4Bとは、無目3によって上下に区画されている。尚、以下、窓部1Aの外壁パネル体4Aを窓部外壁パネル体4Aとも称し、スパンドレル部1Bの外壁パネル体4Bをスパンドレル部外壁パネル体4Bとも称する。また、両者を区別する必要がない場合や総称する場合には、外壁パネル体4と称する。
前記方立2は、該方立2の屋内側半部を構成し、水平断面が矩形中空状の方立本体部2Aと、該方立本体部2Aに一体形成され、方立2の屋外側半部を構成する外壁支持部2Bとから構成されている。そして方立2は、方立本体部2Aが図示しないファスナーを介してスラブに固定されることで、躯体側に取付け支持されるように構成されている。
前記方立2の外壁支持部2Bには、無目3の左右外端部が取付けられると共に、上下の無目3間に位置する状態で、左右の方立アタッチメント9が取付けられている。そして、該左右の方立アタッチメント9には、外壁パネル体4の左右縦辺部が嵌合されるパネル嵌合溝9aが形成されており、該パネル嵌合溝9aにビート10やシーリング材11を介して外壁パネル体4の左右縦辺部が嵌合支持されるようになっている。尚、本実施の形態(第一の実施の形態)および後述する第二〜第四の実施の形態を説明するにあたり、外壁パネル体4の面方向に沿うと共に上下方向と直交する方向を、左右方向として説明する。
また、前記無目3は、その左右外端部が前記方立2の外壁支持部2Bに取付支持される状態で、左右に隣接する方立2間に支架されると共に、外壁パネル体4の上下辺部が嵌合されるパネル嵌合溝3aを有しており、該無目3のパネル嵌合溝3aに外壁パネル体4の上下辺部がビート10やシーリング材11を介して嵌合支持されるようになっているが、本実施の形態では、無目3として、最上階のスパンドレル部1Bの外壁パネル体4Bの上辺部を支持する上枠無目3Aと、スパンドレル部1Bの外壁パネル体4Bと該スパンドレル部1Bの下階の窓部1Aの外壁パネル体4Aとを区画し、スパンドレル部外壁パネル体4Bの下辺部を支持すると共に下階の窓部外壁パネル体4Aの上辺部を支持する第一中間無目3Bと、スパンドレル部1Bの外壁パネル体4Bと該スパンドレル部1Bの上階の窓部1Aの外壁パネル体4Aとを区画し、スパンドレル部外壁パネル体4Bの上辺部を支持すると共に上階の窓部外壁パネル体4Aの下辺部を支持する第二中間無目3Cと、最下階の窓部1Aの外壁パネル体4Aの下辺部を支持する下枠無目3Dとが設けられている。
尚、本実施の形態では、前記第一、第二中間無目3B、3Cは、窓部1Aまたはスパンドレル部1Bの外壁パネル体4の上辺部を支持する上辺部用パネル嵌合溝3aが形成された型材と、スパンドレル部1Bまたは窓部1Aの外壁パネル体4の下辺部を支持する下辺部用パネル体嵌合溝3aが形成された型材とが分割されており、これら型材同士をビス12により固定して第一、第二中間無目3B、3Cが形成されているが、このように分割されたものではなく、上辺部用バネル嵌合溝と下辺部用パネル嵌合溝との上下の嵌合溝が形成された一つの型材で、第一、第二中間無目3B、3Cを形成することもできる。
一方、16はけい酸カルシウム板等の耐火材から構成される耐火パネル体であって、火災時に上下階への延焼を防止するために設けられるものであるが、該耐火パネル体16は、スパンドレル部1Bの外壁パネル体4Bと躯体構造物5との間に、外壁パネル体4Bと間隙を存し、且つ、左右に隣接する方立2の方立本体部2A間に位置する状態で配設されている。そして、該耐火パネル体16とスパンドレル部外壁パネル体4Bとの間の空間部は、後述する表示パネル装置17が配設される表示パネル装置配設部18に構成されている。
前記耐火パネル体16は、該耐火パネル体16の四周を囲繞する支持フレーム体19を介して方立本体部2Aおよび無目3に支持されている。上記支持フレーム体19は、上フレーム19aと、左右の縦フレーム19b、19cと、下フレーム19dとから構成されており、そして、上フレーム19aは第二中間無目3C(スパンドレル部1Bの外壁パネル体4Bと該スパンドレル部1Bの上階の窓部1Aの外壁パネル体4Aとを区画する無目)の屋内側面部3bに、また左右の縦フレーム19b、19cおよび下フレーム19dは方立本体部2Aの左右側面部2a、2bに、それぞれビス20を介して取付けられているが、左右の縦フレーム19b、19cには、耐火パネル体16を支持する耐火パネル体支持部分の屋外側に、前記表示パネル装置17を上下移動自在にガイドするための水平断面コ字形状のガイドレール19eが一体形成されている。また、支持フレーム体19の下フレーム19dには、該下フレーム19dの屋内側部位から下方に向けて垂下する垂下辺19fが一体形成されていると共に、該垂下辺19fの屋内側には額縁取付部19gが一体形成されている。そして、該額縁取付部19gには、天井5bに連結される天井側額縁21が取付けられている。
前記天井側額縁21は、第一中間無目(スパンドレル部1Bの外壁パネル体4Bと該スパンドレル部1Bの下階の窓部1Aの外壁パネル体4Aとを区画する無目)3Bと間隔を存する状態で、該第一中間無目3Bの屋内側に位置している。そして、該第一中間無目3Bと天井側額縁21との間の間隙は、前記表示パネル装置配設部18の下方に位置していて、該表示パネル装置配設部18に配設される表示パネル装置17をスパンドレル部1Bの下階の居住空間側から出し入れするための開口22となっている共に、該開口22は、後述する蓋体23によって開閉自在に覆蓋されるようになっている。
また、24は第二中間無目(スパンドレル部1Bの外壁パネル体4Bと該スパンドレル部1Bの上階の窓部1Aの外壁パネル体4Aとを区画する無目)3Cの屋内側に設けられる床側額縁であって、該床側額縁24は、前記支持フレーム体19の上フレーム19aの上側に位置し、且つ、左右に隣接する方立2の方立本体部2A間に支架される状態で、第二中間無目3Cの屋内側面部3bおよび方立本体部2Aの左右側面部2a、2bに取付けられている。そして、該床側額縁24の屋内側は、床5aから立設される腰壁5dの上部に膳板25aを介して連結されている。
尚、図中、26はロックウール等から構成される耐火材である。
一方、前記表示パネル装置17は、本実施の形態では、広告や装飾用の文字、図柄等の表示がなされた表示パネル(サイン)31と、該表示パネル31の屋内側に積層状に配される導光パネル32と、これら両パネル31、32の四周を支持する枠体33と、光源(本実施の形態ではLED)34等を備えて構成されている。そして、光源34から発せられた光が導光パネル32において発光し、これがバックライトとなって表示パネル31を照射することによって、表示パネル31の文字や図柄等が視認されるようになっているが、表示パネル装置17は、前述したように、スパンドレル部1Bの外壁パネル体4Bと耐火パネル体16との間に形成される表示パネル装置配設部18に配設されており、これにより、スパンドレル部1Bの透明な外壁パネル体4Bを通して屋外側から表示パネル31の表示を視認できるようになっている。
ここで、前記第一中間無目3Bと天井側額縁21との間の開口22は、前述したように、表示パネル装置17を居住空間側から表示パネル装置配設部18に出し入れするための開口22になっている共に、矩形中空状の蓋体23によって覆蓋されるようになっているが、該蓋体23は、方立本体部2Aに着脱自在に支持されている。つまり、蓋体23の左右両端部は、左右に隣接する方立2の方立本体部2Aの左右側面部2a、2bに対向しているが、該蓋体23の左右両端部には、方立本体部2Aの左右側面部2a、2b側に向けて出没自在なラッチ爪35aと、該ラッチ爪35aを没入させるために操作される摘み部35bとを備えたラッチ35が取付けられている。一方、方立本体部2Aの左右側面部2a、2bには、前記ラッチ爪35aが貫入係止するラッチ孔2cが開設されると共に、該ラッチ孔2cの周囲は補強部材36によって補強されている。そして、前記蓋体23に取付けられたラッチ爪35aを方立本体部2Aのラッチ孔2cに貫入係止させることによって、蓋体23は、前記開口22を覆蓋する状態で方立本体部2Aに支持される一方、摘み部35bを操作してラッチ爪35aとラッチ孔2cとの係止を解除することによって、蓋体23を方立本体部2Aから取り外すことができるようになっている。
尚、前記蓋体23の下面には、屋内外方向に突出するフランジ部23aが形成されている。そして、該フランジ部23aを第一中間無目3Bおよび天井側額縁21の下面に当接させることで、ラッチ爪35aとラッチ孔2cとの位置合わせがなされてラッチ爪35aが自動的にラッチ孔2cに嵌入係止すると共に、フランジ部23aによって、第一中間無目3Bと蓋体23との間、および蓋体23と天井側額縁21との間を隙間なく塞ぐことができるように構成されている。
さらに、前記蓋体23の上面には、前記表示パネル装置17の下端部が固定されていて、蓋体23と共に表示パネル装置17を移動させることができるようになっている。そして、表示パネル装置17を表示パネル装置配設部18に配設する場合には、該表示パネル装置配設部18が設けられたスパンドレル部1Bの下階の居住空間から、開口22を通して表示パネル装置17を表示パネル装置配設部18に収納する。この場合、表示パネル装置17の下端部に固定された蓋体23を持ち上げて、開口22の下方から表示パネル装置17を表示パネル装置配設部18に入れて上動させる。このとき、表示パネル装置17の上部を、前記支持フレーム体19に形成されたガイドレール19eに嵌合させることにより、表示パネル装置17の上動がガイドレール19eにガイドされた状態でスムーズに行われる。そして、蓋体23のフランジ部23aが第一中間無目3Bおよび天井側額縁21の下面に当接するまで上動させることにより、前述したようにラッチ爪35aが自動的にラッチ孔2cに嵌入係止し、これにより、蓋体23が開口22を塞ぐ状態で方立本体部2Aに支持されると共に、蓋体23に固定された状態で表示パネル装置17が表示パネル装置配設部18に収納されるようになっており、このようにして、スパンドレル部1Bの下階の居住空間側から表示パネル装置17を表示パネル装置配設部18に容易に収納することができるようになっている。
一方、前記表示パネル装置配設部18に収納された表示パネル装置17は、表示パネル31の表示を変更したい場合や、光源34の交換や修理等のメンテナンスを行う場合には、表示パネル装置配設部18から取り出す必要がある。この場合には、表示パネル装置配設部18が設けられたスパンドレル部1Bの下階の居住空間から、蓋体23に設けられたラッチ35の摘み部35bを操作してラッチ爪35aとラッチ孔2cとの係止を解除する。これにより、蓋体23を方立本体部2Aから取り外すことができ、この状態で蓋体23を下動させると、該蓋体23と共に表示パネル装置17が下動して、表示パネル装置配設部18から出てくる。このときの表示パネル装置17の下動は、支持フレーム体19に形成のガイドレール19eにガイドされる状態でスムーズに行われる。このようにして、表示パネル装置配設部18から表示パネル装置17を容易に取り出すことができるようになっている。
叙述の如く構成された本発明の第一の実施の形態において、建物の外壁としてのカーテンウォール1には、居住空間に対向する窓部1Aと、床5a、天井5b等の躯体構造物5に対向するスパンドレル部1Bとが設けられているが、窓部1Aを構成する外壁パネル体4Aとスパンドレル部1Bを構成する外壁パネル体4Bとは、これら外壁パネル体4A、4Bを支持する枠材である無目3によって区画されているとともに、該区画されたスパンドレル部1Bの外壁パネル体4Bと躯体構造物5との間の空間部(本実施の形態では、スパンドレル部1Bの外壁パネル体4Bと躯体構造物5との間に耐火パネル体16が配されており、該耐火パネル体16と外壁パネル体4Bとの間の空間部)は表示パネル装置配設部18となっており、該表示パネル装置配設部18には、カーテンウォール1の屋外側に向けて表示を行う表示パネル装置17が配設されることになる。
而して、前記表示パネル装置17によって、カーテンウォール1の屋外側に向けて宣伝広告や装飾等の様々な表示を行えることになるが、この表示パネル装置17は、スパンドレル部1Bの外壁パネル体4Bと躯体構造部5との間の表示パネル装置配設部18に配設されているため、屋外側からの目隠しが必要であるスパンドレル部1Bを利用して、窓部1Aの採光や屋内側からの視認性が損なわれることのない状態で、表示パネル装置17を配設できることになる。しかも、表示パネル装置配設部18は外壁パネル体4Bの屋内側であるから、表示パネル装置17の雨仕舞の必要もなく、また、屋外広告物としての条例の規制も受けないことになる。
さらに、窓部1Aの外壁パネル体4Aとスパンドレル部1Bの外壁パネル体4Bとは無目3によって区画されているから、窓部1Aとスパンドレル部1Bとの境界を無目3によって正確に把握でき、これにより表示パネル装置17をスパンドレル部1Bに確実に収まる状態で配設することができて、表示パネル装置17がスパンドレル部1Bから窓部1Aにはみ出して窓部1Aの採光や屋内側からの視認性が損なわれるしまう惧れを確実に防止できるとともに、屋外側から見た場合に意匠的にも優れる。
また、本実施の形態では、スパンドレル部1Bの外壁パネル体4Bと躯体構造物5との間に、外壁パネル体4Bと間隙を存する状態で耐火パネル体16が配設されていると共に、該耐火パネル体16と外壁パネル体4Bとの間の空間部が、表示パネル装置17が配設される表示パネル装置配設部18に構成されている。このように耐火パネル体16と外壁パネル体4Bとの間の空間部を表示パネル装置配設部18にすることにより、上下階への延焼を防止するべくスパンドレル部1Bに耐火パネル体16が配設されていても、表示パネル装置17を屋外側から視認できるように配設できることになる。
さらに、本実施の形態では、表示パネル装置配設部18の下方に、表示パネル装置17を居住空間側から出し入れするための開口22と、該開口22を開閉自在に覆蓋する蓋体23とが設けられている。これにより、表示パネル装置17のメンテナンスや交換を行う場合に、居住空間側から表示パネル装置17を表示パネル装置配設部18に出し入れでき、而して、表示装置がカーテンウォール1の屋外側に配設される場合のように、屋外に足場を組む必要もなく、また、天候に左右される惧れもなくなって、交換やメンテナンスの作業性の向上に大きく貢献できる。しかも、蓋体23によって表示パネル装置配設部18を居住空間側から目隠しできる。
さらに、本実施の形態において、表示パネル装置17は、前記蓋体23に固定されていると共に、該蓋体23は、方立2を構成する方立本体部2Aに着脱自在に支持されている。而して、表示パネル装置配設部18に配設された表示パネル装置17は、蓋体23を介して方立2に支持されることになるが、該方立2は前記無目3と共に外壁パネル体4を支持する枠材であって強度的にも優れており、而して、外壁パネル体4を支持する枠材を利用して表示パネル装置17を確実に支持できることになる。しかも、表示パネル装置17を表示パネル装置配設部18に配設する場合には、該表示パネル装置配設部18の下方を覆蓋する蓋体23を方立2に対して着脱すれば良いから、着脱作業が容易であり、メンテナンス性の更なる向上に貢献できる。
さらにこのものでは、表示パネル装置17の出し入れをガイドするガイドレール19eが設けられているため、表示パネル装置17の表示パネル装置配設部18への出し入れをスムーズに行うことができる。この場合に、本実施の形態では、耐火パネル体16を支持する支持フレーム体19に前記ガイドレール19eが一体形成されており、而して、耐火パネル体16を支持するために必要な支持フレーム体19を利用して表示パネル装置17用のガイドレール19eを設けることができて、部材の兼用化が図れるとともに、ガイドレール19eの設置スペースを別途確保する必要もなくなる。
さらに、本発明は、窓部の外壁パネル体とスパンドレル部の外壁パネル体とが、これら外壁パネル体を支持する枠材によって区画されているため、窓部とスパンドレル部とで、材質、構造、性状(色や透明性、遮光性等)の異なる外壁パネル体を用いることが可能である。例えば、後述する第二〜第四の実施の形態のものでは、窓部の外壁パネル体として、居住空間の快適性向上や省エネルギー化を図るべく断熱性に優れた複層ガラスを用いる一方、スパンドレル部の外壁パネル体として、表示パネル装置の視認性を良好なものとするべく高透過ガラスが用いられており、この様に、窓部、スパンドレル部のそれぞれに適した材質、構造、性状の外壁パネル体を、窓部とスパンドレル部とで個別に選択できることになる。
次いで、本発明の第二の実施の形態について、図7〜図15に基づいて説明すると、41は第二の実施の形態のカーテンフォールであって、該カーテンウォール41は、第一の実施の形態と同様に、方立42と無目43とからなる枠材の開口部に外壁パネル体44を取付けて構成されているとともに、外壁パネル体44が居住空間に対向する窓部41Aと、外壁パネル体44が躯体構造物45(床45a、天井45b、スラブ(最上階において天井45bの上側の設けられるスラブ、最下階において床45aの下側に設けられるスラブ、中間階において床45aと天井45bとの間に設けられるスラブ等)45c、腰壁45d等)に対向するスパンドレル部41Bとが設けられている。そして、第二の実施の形態においても、第一の実施の形態と同様に、窓部41Aの外壁パネル体44Aとスパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bとは、これら外壁パネル体44A、44Bを支持する枠材である無目43によって区画されているとともに、後述するように、スパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bと躯体構造物45との間の空間部が表示パネル装置配設部52になっており、該表示パネル装置配設部52に、外壁の屋外側に向けて表示を行う表示パネル装置51が配設されている。
尚、第二の実施の形態のカーテンウォール41には、図7、図14に示す如く、出隅コーナー部41Cが設けられている。また、第二の実施の形態では、前述したように、窓部41Aの外壁パネル体44Aとして複層ガラスが用いられており、スパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bとして高透過ガラスが用いられている。さらに、第二の実施の形態においても、無目43が、本発明の窓部を構成する外壁パネル体とスパンドレル部を構成する外壁パネル体とを区画する枠材に相当する。さらにまた、第二の実施の形態においても、窓部41Aの外壁パネル体44A(窓部外壁パネル体44A)とスパンドレル部41Bの外壁パネル体44B(スパンドレル部外壁パネル体44B)とを区別する必要のない場合または総称する場合には、外壁パネル体44と称する。
前記第二の実施の形態の方立42は、第一の実施の形態の方立2と形状は異なるが、同様に、ファスナー40(図8に図示、また、後述する第三、第四の実施の形態では図16、図22にそれぞれ図示、他の図面では図示せず)を介して躯体側に取付け支持される方立本体部42Aと、該方立本体部42Aの屋外側に一体形成される外壁支持部42Bとから構成されている。外壁支持部42Bには、無目43の左右外端部が取付けられるとともに、上下の無目43間に位置する状態で、左右の方立アタッチメント46が取付けられている。そして、該方立アタッチメント46の屋外側面部46aと、外壁支持部42Bの屋外側端部に形成された見付け辺42Baとの間に、外壁パネル体44の左右縦辺部が嵌合されるパネル嵌合溝42Bbが形成されており、該パネル嵌合溝42Bbには、ビート10やシーリング材11を介して外壁パネル体44の左右縦辺部が嵌合支持されている。
尚、出隅コーナー部41Cにおいては、図14に示す如く、コーナー用方立42Xが用いられており、該コーナー用方立42Xの外壁支持部42XBには、一対の方立アタッチメント46が、その屋外側面部46aが互いに直行する方向を向く状態で取付けられている。さらに、コーナー用方立42Xの外壁支持部42XBには、上記方立アタッチメント46の屋外側面部46aに屋外側から対向する一対の見付け辺42XBaが形成されており、該見付け辺42XBaと方立アタッチメント46の屋外側面部46aとの間に形成されるパネル嵌合溝42XBbに、外壁パネル体44の左右縦辺部が嵌合支持されている。
また、第二の実施の形態の無目43は、第一の実施の形態の無目3と形状は異なるが、同様に、その左右外端部が方立42の外壁支持部42Bに取付支持される状態で、左右に隣接する方立42間に支架されるとともに、外壁パネル体44の上下辺部が嵌合されるパネル嵌合溝43aを有しており、該無目43のパネル嵌合溝43aには、ビート10やシーリング材11を介して外壁パネル体44の上下辺部が嵌合支持されている。そして、第二の実施の形態においても第一の実施の形態と同様に、無目43として、最上階のスパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bの上辺部を支持する上枠無目43Aと、スパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bと該スパンドレル部41Bの下階の窓部41Aの外壁パネル体44Aとを区画し、スパンドレル部外壁パネル体44Bの下辺部を支持すると共に下階の窓部外壁パネル体44Aの上辺部を支持する第一中間無目43Bと、スパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bと該スパンドレル部41Bの上階の窓部41Aの外壁パネル体44Aとを区画し、スパンドレル部外壁パネル体44Bの上辺部を支持すると共に上階の窓部外壁パネル体44Aの下辺部を支持する第二中間無目3Cと、最下階のスパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bの下辺部を支持する下枠無目3Dとが設けられている。
また、47は第一の実施の形態の耐火パネル体16と同様に耐火材から構成される耐火バネル体であって、該耐火パネル体47は、スパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bと躯体構造物45との間に、外壁パネル体44Bと間隔を存する状態で配設されている。
ここで、第二の実施の形成の耐火パネル体47は、左右に隣接する方立42の方立本体部42A間に位置する状態で配設される第一耐火パネル体47Aと、方立本体部42Aの屋内側において左右に隣接する第一耐火パネル47Aの左右外端部同士に亘るように設けられる第二耐火パネル体47Bとから構成されている。そして、耐火パネル体47は、第一耐火パネル体47Aの下端部が、方立本体部42Aの左右の側面部42Aaにネジ48aを介して固定される左右の耐火パネル体支持ブラケット48に載置支持され、また、第一耐火パネル体47Aの屋外側への移動が、方立本体部42Aの左右の側面部42Aaにネジ49aを介して固定される左右の耐火パネル位置決めブラケット49によって規制され、さらに、第二耐火パネル体47Bが方立本体部42Aの屋内側面部42Acにネジ50を介して取付けられることによって、方立本体部42Aに取付け支持されるようになっている。そして、第一の実施の形態と同様に、耐火パネル体47とスパンドレル部外壁パネル体44Bとの間で、且つ、左右に隣接する方立本体部42Aの間の空間部が、表示パネル装置51が配設される表示パネル装置配設部52に構成されている。
また、前記第一耐火パネル体47Aの下部には、屋内外方向に貫通する配線用貫通孔47Aaが形成されている。そして、該配線用貫通孔47Aaを通して、耐火パネル体47の屋内側に配置された電源盤53から延びるハーネス55が表示パネル装置配設部52に引き出されるようになっているとともに、該表示パネル装置配設部52に引き出されたハーネス55の先端部には、給電側コネクタ56が接続されている。
尚、前記電源盤53には、電源スイッチやコントローラ等が設けられるが、該電源盤53へのアクセスは、天井45bに開閉自在に設けられた天井側点検口45eから行えるようになっている。
さらに、第一中間無目(スパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bと該スパンドレル部41Bの下階の窓部41Aの外壁パネル体44Aとを区画する無目)43Bの屋内側には、天井45bに連結される天井側額縁58が配設されているが、該天井側額縁58は、その屋外側端面58bの屋内外方向の位置が方立本体部42Aの屋内側面部42Acと略同位置に設定されていて、第一中間無目43Bとは間隔を存する状態になっている。そして、該第一中間無目43Bと天井側額縁58との間の間隔は、前記表示パネル装置配設部52の下方に位置していて、該表示パネル装置配設部52に配設される表示パネル装置51をスパンドレル部41Bの下階の居住空間側から出し入れするための開口59となっているとともに、該開口59は、後述する点検カバー60によって開閉自在に覆蓋されるようになっている。
尚、図中、57は耐火パネル体47の下側位置において左右方向に延びる額縁用アングルであって、該額縁用アングル57は、方立本体部42Aの屋内側面部42Acにネジ57aを介して固定されている。そして、該額縁用アングル57に、前記天井側額縁58の屋外側端部がネジ58aを介して取付けられている。
一方、第二の実施の形態の表示パネル装置51は、第一の実施の形態の表示パネル装置17と同様に、文字、図柄等の表示がなされた表示パネル61と、該表示パネル61の屋内側に積層状に配される導光パネル62と、これら両パネル61、62の四周を支持する枠体63と、導光パネル62を発光させるための光源(本実施の形態ではLED)64等を備えて構成されているが、上記枠体63は、左右の縦枠63aと、該左右の縦枠63aの上下に組付けられる上下枠63c、63dとから構成されている。また、LED(光源)64は、左右の縦枠63aに組み込まれるLED支持バー65に上下方向複数配置されている。そして、LED64から発せられた光が左右両側から導光パネル62に入光されて該導光パネル62が発光し、これがバックライトとなって表示パネル61を照射するようになっている。さらに、前記LED64に接続されるリード線は、下方に延びて受電側コネクタ66に接続されており、該受電側コネクタ66と前記給電側コネクタ56とを接続することによってLED64への給電がなされるが、これら受電側コネクタ66、給電側コネクタ56の断続は、後述するように、前記開口59から行えるようになっている。
ここで、前記表示パネル装置51は、上枠63cを、該上枠63c以外の他の枠材(左右の縦枠63a、下枠63d)やLED支持バー65はそのままの状態で、表示パネル装置51の上側から螺入されるネジ63eを介して表示パネル装置51の上側から取付け、取外しできるようになっているとともに、上枠63cが取外された状態の表示パネル装置51に、表示パネル61を、表示パネル装置51の上側から組込み、組外しできるように構成されている。これにより、上枠63cの取付け、取外しだけで表示パネル61を表示パネル装置51に組込み、組外しでき、表示パネル61のみの交換作業やメンテナンス作業を行う場合に、容易かつ効率良く行えるようになっている。
さらに、前記表示パネル装置51が配設される表示パネル装置配設部52は、前述したように、スパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bと耐火パネル体47との間で、且つ、左右に隣接する方立本体部42Aの間の空間部に設けられるが、該表示パネル装置配設部52には、表示パネル装置51の下端部を支持するための左右の表示パネル装置支持ラケット67と、表示パネル装置51の左右縁部を支持するとともに表示パネル装置51の上下移動をガイドするための左右のガイドレール68とが設けられている。
前記左右のガイドレール68は、上下方向に延びる水平断面コ字形状のものであって、方立本体部42Aの左右側面部42Aaにネジ68aを介して固定されている。また、左右の表示パネル装置支持ブラケット67は、図11(B)に示す如く、支持片67aと該支持片67aから垂下される取付片67bとからなる逆L字形状のものであって、前記左右のガイドレール68の下端部において、取付片67bが左右のガイドレール68の溝底面68bを間に介装する状態で方立本体部42Aの左右側面部42Aaにネジ67cを介して着脱自在に取付けられている。そして、表示パネル装置51は、下端部(下枠63d)の左右両側が左右の表示パネル装置支持ブラケット67の支持片67aに載置支持され、且つ、左右両端部(左右縦枠63a)が左右のガイドレール68に嵌合支持されることによって、表示パネル装置配設部52に安定した状態で保持されるようになっているとともに、表示パネル装置支持ブラケット67が方立本体部42Aの左右側面部42Aaから取外された状態では、左右のガイドレール68にガイドされながら上下動できる構成になっている。
尚、出隅コーナー部41Cにおいて用いられるコーナー部用の表示パネル装置支持ブラケット67X、ガイドレール68Xは、図14に示す如く、コーナー用方立42Xの方立本体部42XAの左右側面部42XAaが外壁パネル体44Bの面方向に対して傾斜状に設けられていることに対応して、該左右側面部42XAaに取付けられる取付片67Xb、溝底面68Xbが傾斜状となるように形成されている。
そして、前記表示パネル装置支持ブラケット67は、表示パネル装置配設部52の下方の開口59の少し上側に位置していて、該開口59から表示パネル装置支持ブラケット67の着脱作業を行えるようになっているが、さらに、表示パネル装置支持ブラケット67と開口59との間には、下側耐火ブロック70が着脱自在に配設されている。
前記下側耐火ブロック70は、前記耐火パネル体47と同様に耐火材から構成されるものであって、前述したように開口59と表示パネル装置支持ブラケット67との間に位置する状態で、表示パネル装置配設部52の下側を塞ぐように設けられている。71は前記下側耐火ブロック70を載置支持する下側耐火ブロック支持ブラケットであって、該下側耐火ブロック支持ブラケット71は、第一中間無目43Bの屋内側面部43Baに固定された第一中間無目アダプター72と、前記耐火パネル体支持ブラケット48とにネジ71a、71bを介して着脱自在に取付けられている。さらに、この下側耐火ブロック支持ブラケット71の下側に、前記開口59を開閉自在に覆蓋する点検カバー60がネジ60aを介して着脱自在に取付けられているが、これら点検カバー60用のネジ60aおよび下側耐火ブロック支持ブラケット71用のネジ71a、71bは共に下側から螺入されるように設定されていて、点検カバー60および下側耐火ブロック支持ブラケット71の着脱作業を、スパンドレル部41Bの下階の居住空間から行うことができるようになっている。尚、図中、73はビードであって、該ビード73は、点検カバー60の四周外縁部と、該四周外縁部に対向する第一中間無目43Bの屋内側面部43Ba、天井側額縁58の屋外側端面58b、方立本体部42Aの左右側面部42Aaとのあいだに嵌着される。
一方、74は前記第二中間無目(スパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bと該スパンドレル部41Bの上階の窓部41Aの外壁パネル体44Aとを区画する無目)43Cの屋内側に第二中間無目アダプター75を介して取付けられる膳板であって、該膳板74は、前記表示パネル装置配設部52および耐火パネル体47の上方に位置する状態で、第二中間無目43Cから腰壁45dの上部に至るように設けられている。
尚、前記第二中間無目アダプター75は、第二中間無目43Cの屋内側面部43Caに固定される下側第二中間無目アダプター75aと、該下側第二中間無目アダプター75aの上側に固定される上側第二中間無目アダプター75bとから構成されている。また、図中、80は膳板74と方立本体部42Aの左右側面部42Aaとの間を塞ぐシーリングである。
さらに、前記膳板74の下側には、第二中間無目アダプター75と第一耐火パネル体47Aの上部間に位置する状態で、表示パネル装置配設部52の上側を塞ぐ上側耐火ブロック76が配設されている。該上側耐火ブロック76は、前記下側耐火ブロック70と同様に耐火材から構成されるものであって、上側耐火ブロック支持ブラケット77に載置支持されているが、該上側耐火ブロック支持ブラケット77は、屋外側端部がネジ77aを介して第二中間無目アダプター75に取付けられ、また、屋内側端部がネジ77bを介して支持アングル78に取付けられている。該支持アングル78は、第一耐火パネル体47Aの上側位置において、方立本体部42Aの左右側面部42Aaに固定された左右のアングル用ブラケット79にネジ78aを介して取付け支持される状態で、左右に隣接する方立42の方立本体部42A間に支架されている。
尚、前述した下側耐火ブロック70、上側耐火ブロック76は、火災時における延焼を防止するべく表示パネル装置配設部52の上下を耐火材で塞ぐものであるが、これら下側耐火ブロック70、上側耐火ブロック76は、本発明の耐火パネル体には相当しない。
そして、この様に構成された第二の実施の形態のものにおいて、表示パネル装置配設部52に配設された表示パネル装置51を、表示パネル61の変更やLED64の交換等のメンテナンスのために取り出す場合には、まず、表示パネル装置配設部52が設けられたスパンドレル部41Bの下階の居住空間側から、点検カバー60の四周外縁部に嵌着されたビード73を取外す。次いで、点検カバー60を取外して、表示パネル装置配設部52の下方の開口59を開く。さらに、下側耐火ブロック支持ブラケット71を取外し、同時に該下側耐火ブロック支持ブラケット71に載置された下側耐火ブロック70も取り出す。この状態で、表示パネル装置51の受電側コネクタ66を給電側コネクタ56から外す。次いで、表示パネル装置支持ブラケット67を取外すが、このとき、表示パネル装置支持ブラケット67とともに表示パネル装置51が落ちてこないように、表示パネル装置51を支えながら表示パネル装置支持ブラケット67を取外し、しかる後、表示パネル装置51を下動させて、居住空間に取り出す。このときの表示パネル装置51の下動は、表示パネル装置51の左右両側が左右のガイドレール68にガイドされることで安定した状態で行うことができる。
一方、表示パネル装置51を表示パネル装置配設部52に配設する場合には、表示パネル装置配設部52が設けられたスパンドレル部41Bの下階の居住空間から、開口59を通して表示パネル装置51を表示パネル装置配設部52に収納する。このとき、表示パネル装置51の左右両縁部を左右のガイドレール68に嵌合させることにより、表示パネル装置51の上動がガイドレール68にガイドされた状態でスムーズに行われる。そして、表示パネル装置51を表示パネル装置支持ブラケット67の取付け位置の上方まで上動させたら、表示パネル装置支持ブラケット67を取付けて、該表示パネル装置支持ブラケット67に表示パネル装置51を載置支持せしめる。さらに、表示パネル装置51の受電側コネクタ66を給電側コネクタ56に接続する。次いで、下側耐火ブロック70を表示パネル装置配設部52に入れてから、下側耐火ブロック支持ブラケット71を取付ける。しかる後、点検カバー60を取付けて開口59を塞ぎ、さらに該点検カバー60の四周外縁部にビード73を嵌着することによって、表示パネル装置51の表示パネル装置配設部52への配設作業が完了することになる。
而して、第二の実施の形態のものにおいても、第一の実施の形態のものと同様に、窓部41Aの外壁パネル体44Aとスパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bとは、これら外壁パネル体44A、44Bを支持する枠材である無目43によって区画されているとともに、該区画されたスパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bと躯体構造物45との間の空間部(第二の実施の形態のものでは、第一の実施の形態と同様に、スパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bと躯体構造物45との間に耐火パネル体47が配されており、該耐火パネル体47と外壁パネル体44Bとの間の空間部)が表示パネル装置配設部52になっており、該表示パネル装置配設部52に、カーテンウォール41の屋外側に向けて表示を行う表示パネル装置51が配設されている。よって、第二の実施の形態のものも、第一の実施の形態のものと同様に、スパンドレル部41Bを利用して、窓部41Aの採光や屋内側からの視認性が損なわれることなく、しかも雨仕舞の必要もなく、屋外広告物としての条例の規制も受ける惧れのない状態で、表示パネル装置51を配設できることになる。さらに、窓部41Aの外壁パネル体44Aとスパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bとは無目43によって区画されているから、表示パネル装置51をスパンドレル部41Bに確実に収まる状態で配設できるとともに、窓部41Aとスパンドレル部41Bとで、それぞれに適した材質、構造、性状の外壁パネル体44を個別に選択できることになって、第一の実施の形態と同様の作用効果を奏することになる。
次いで、本発明の第三の実施の形態について、図16〜図21に基づいて説明するが、該第三の実施の形態のものも、前述した第一、第二の実施の形態のものと同様に、窓部41Aの外壁パネル体44Aとスパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bとは、これら外壁パネル体44A、44Bを支持する枠材である無目43によって区画されているとともに、該区画されたスパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bと躯体構造物45との間の空間部(第三の実施の形態では、第一、第二の実施の形態と同様に、スパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bと躯体構造物45との間に耐火パネル体47が配されており、該耐火パネル体47と外壁パネル体44Bとの間の空間部)が表示パネル装置配設部52になっており、該表示パネル装置配設部52に、カーテンウォール1の屋外側に向けて表示を行う表示パネル装置51が配設されているが、第三の実施の形態のものでは、表示パネル装置51を出し入れするための開口81が表示パネル装置配設部52の上方に設けられている。
尚、第三の実施の形態のものにおいて、カーテンウォール41を構成する方立42、無目43、外壁パネル体44、方立アタッチメント46や、耐火パネル体47、表示パネル装置51は、前述した第二の実施の形態と同一或いは略同一のものであるため、同一の符号を附すとともに、説明を簡略あるいは省略する。さらに、上記以外のものでも第二の実施の形態と同一或いは略同一のものは、同一の符号を附すとともに、説明を簡略あるいは省略する。また、図7、図15は第二の実施の形態のものを共用するが、図15(A)に示す表示パネル装置51においてLEDから延びるリード線の配線は、第二の実施の形態のものである。
前記表示パネル装置配設部52の上方に設けられる開口81は、第二中間無目43C(スパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bと該スパンドレル部41Bの上階の窓部41Aの外壁パネル体44Aとを区画する無目)と、該第二中間無目43Cの屋内側に設けられる膳板83の屋外側端面83aとの間に設けられている。つまり、膳板83は、第二中間無目43Cの屋内側から腰壁45dの上部に至るように設けられるが、第三の実施の形態の膳板83は、その屋外側端面83aの屋内外方向の位置が方立本体部42Aの屋内側面部42Acと略同位置に設定されていて、第二中間無目43Cと間隔を存する状態となっている。そして、該第二中間無目43Cと膳板83との間の間隙は、表示パネル装置配設部52の上方に位置していて、該表示パネル装置配設部52に配設される表示パネル装置51をスパンドレル部41Bの上階の居住空間側から出し入れするための開口81になっているとともに、該開口81は、開閉自在な点検カバー82によって覆蓋されている。
尚、図中、84は耐火パネル体47の上側位置において左右方向に延びる膳板用アングルであって、該膳板用アングル84は、方立本体部42Aの屋内側面部42Acにネジ84aを介して固定されている。そして、該膳板用アングル84に、前記膳板83の屋外側端部がネジ83bを介して取付けられている。
一方、前記表示パネル装置配設部52には、表示パネル装置51の下端部を支持するための左右の表示パネル装置支持ラケット85と、表示パネル装置51の左右縁部を支持するとともに表示パネル装置51の上下移動をガイドするための左右のガイドレール68とが設けられている。左右のガイドレール68は、第二の実施の形態のものと同様であるため説明を省略するが、第三の実施の形態の表示パネル装置支持ラケット85は、支持片85aと該支持片85aから立設される取付片85bとからなるL字形状のものであって、左右のガイドレール68の下端部において、取付片85bが左右のガイドレール68の溝底面68bを間に介装する状態で方立本体部42Aの左右側面部42Aaにネジ85cを介して固定されている。そして、表示パネル装置51は、下端部(下枠63d)の左右両側が左右の表示パネル装置支持ブラケット85の支持片85aに載置支持され、且つ、左右両端部(左右の縦枠63a)が左右のガイドレール68に嵌合支持されることによって、表示パネル装置配設部52に安定した状態で保持されるようになっている。
尚、第三の実施の形態において出隅コーナー部41Cで用いられるコーナー部用の表示パネル装置支持ブラケットの取付片、ガイドレールの溝底面の形状は、図示しないが、第二の実施の形態のコーナー部用の表示パネル装置支持ブラケット67Xの取付片67Xb、ガイドレール68Xの溝底面68Xbと同様に、傾斜状に形成されている。
ここで、表示パネル装置51は、前記第二の実施の形態において説明したように、上枠63cを、該上枠63c以外の他の枠材(左右の縦枠63a、下枠63d)やLED支持バー65はそのままの状態で、表示パネル装置51の上側から螺入されるネジ63eを介して表示パネル装置51の上側から取付け、取外しできるようになっているとともに、上枠63cが取外された状態の表示パネル装置51に、表示パネル61を、表示パネル装置51の上側から組込み、組外しできるように構成されている。これにより、表示パネル装置51を表示パネル装置配設部52に配設したままの状態で、該表示パネル装置配設部52の上方に設けられた開口81から、表示パネル装置51の上枠63cの着脱と、表示パネル61の表示パネル装置51への組込み、組外しとを行うことができ、而して表示パネル61のみを表示パネル装置配設部52から出し入れできるようになっている。
また、第三の実施の形態の表示パネル装置51において、LED64に接続されるリード線は、上方に延びて受電側コネクタ66に接続されている。一方、第一耐火パネル体47Aの上部には、屋内外方向に貫通する配線用貫通孔47Aaが形成されており、該配線用貫通孔47Aaを通して、耐火パネル体47の屋内側に配置された電源盤53から延びるハーネス55が表示パネル装置配設部52に引き出されるようになっている。そして、該表示パネル装置配設部52に引き出されたハーネス55の先端部に設けられた給電側コネクタ56と前記受電側コネクタ66とを接続することによってLED64への給電がなされるが、これら受電側コネクタ66、給電側コネクタ56の断続は、前記開口81から行えるようになっている。
尚、第三の実施の形態において、前記電源盤53へのアクセスは、腰壁45dに開閉自在に設けられた腰壁側点検口45fから行えるようになっている。
さらに、表示パネル装置配設部52に配設された表示パネル装置51と開口81との間には、表示パネル装置配設部52の上側を塞ぐ上側耐火ブロック92が着脱自在に配設されている。該上側耐火ブロック92は、第二の実施の形態の上側耐火ブロック76と同様のものであって、第二の実施の形態と同様に上側耐火ブロック支持ブラケット93に載置支持されているが、第三の実施の上側耐火ブロック支持ブラケット93は、第二中間無目アダプター75および支持アングル78に対しネジ93a、93bを介して着脱自在に取付けられている。さらに、この上側耐火ブロック支持ブラケット93の上側に、前記開口81を開閉自在に覆蓋する点検カバー82がネジ82aを介して着脱自在に取付けられているが、これら点検カバー82用のネジ82aおよび上側耐火ブロック支持ブラケット93用のネジ93a、93bは共に上側から螺入されるように設定されていて、点検カバー82および上側耐火ブロック支持ブラケット93の着脱作業を、スパンドレル部41Bの上階の居住空間から行うことができるようになっている。尚、図中、86は点検カバー82の四周外縁部と、該四周外縁部に対向する第二中間無目43Cの屋内側面部43Ca、膳板83の屋外側端面83a、方立本体部42Aの左右側面部42Aaとのあいだに嵌着されるビードである。
一方、87は天井側額縁であって、該天井側額縁87は、前記表示パネル装置配設部52および耐火パネル体47の下方に位置する状態で、第一中間無目4BC(スパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bと該スパンドレル部41Bの下階の窓部41Aの外壁パネル体44Aとを区画する無目)から天井45bに至るように設けられている。そして、天井側額縁87は、その屋外側端面87aが第一中間無目43Bの屋内側面部43Baに当接する状態で、第一中間無目43Bに固定された天井側額縁用アングル88にネジ87bを介して取付け支持されている。尚、図中、94は天井側額縁87と方立本体部42Aの左右側面部42Aaとの間を塞ぐシーリングである。
さらに、前記天井側額縁87の上側には、第一中間無目43Bと第一耐火パネル体47Aの下部間に位置する状態で、表示パネル装置配設部52の下側を塞ぐ下側耐火ブロック89が配設されている。90は下側耐火ブロック89および前記第一耐火パネル体47Aの下端部を載置支持する左右の耐火体支持ブラケットであって、該耐火体支持ブラケット90は、方立本体部42Aの左右側面部42Aaにネジ90aを介して固定されている。また、91は下側耐火ブロックカバーであって、該下側耐火ブロックカバー91は、下側耐火ブロック89の上側を覆う上面91aと、第一中間無目43Bにネジ91bを介して固定される取付片91cとを備えて形成されている。
そして、この様に構成された第三の実施の形態のものにおいて、表示パネル装置配設部52に配設された表示パネル装置51をメンテナンス等のために取り出す場合には、まず、表示パネル装置配設部52が設けられたスパンドレル部41Bの上階の居住空間側から、点検カバー82の四周外縁部に緩着されたビード86を取外し、次いで、点検カバー82を取外して、表示パネル装置配設部52の上方の開口81を開く。さらに、該開口81から上側耐火ブロック92を取り出してから、上側耐火ブロック支持ブラケット93を取外す。これにより、表示パネル装置配設部52の上方は開放された状態となるが、この状態で、表示パネル装置51のLED64に接続された受電側コネクタ66を給電側コネクタ56から外す。しかる後、表示パネル装置51を上側に引き抜いて、表示パネル装置配設部52から居住空間に取り出す。このときの表示パネル装置51の上動は、表示パネル装置51の左右両側が左右のガイドレール68にガイドされることで安定した状態で行うことができる。
一方、表示パネル装置51を表示パネル装置配設部52に配設する場合には、表示パネル装置配設部52が設けられたスパンドレル部41Bの上階の居住空間から、開口81を通して表示パネル装置配設部52に表示パネル装置51を収納する。このとき、表示パネル装置51の左右両縁部を左右のガイドレール68に嵌合させることにより、表示パネル装置51の下動がガイドレール68にガイドされた状態でスムーズに行われる。そして、表示パネル装置51の下端部が表示パネル装置支持ブラケット85の支持片85aに当接するまで下動させることにより、表示パネル装置51が表示パネル装置配設部52に収納される。次いで、表示パネル装置51の受電側コネクタ66を給電側コネクタ56に接続する。さらに、上側耐火ブロック支持ブラケット93を取付け、上側耐火ブロック支持ブラケット93に上側耐火ブロック92を載置する。しかる後、点検カバー82を取付けて開口81を塞ぎ、さらに該点検カバー82の四周外縁部にビード86を嵌着することによって、表示パネル装置51の表示パネル装置配設部52への配設作業が完了するようになっている。
さらに、第三の実施の形態のものでは、表示パネル装置51を表示パネル装置配設部52に配設したままの状態で、表示パネル61のみを表示パネル装置配設部52から出し入れすることができる。この場合には、まず、前述した表示パネル装置51を取り出す場合と同様の手順で、ビード86、点検カバー82、上側耐火ブロック92、上側耐火ブロック支持ブラケット93を取外して、表示パネル装置配設部52の上方を開放された状態にする。この状態で、表示パネル装置配設部52に配設されたままの表示パネル装置51から上枠63cを取外すことにより、表示パネル61のみを表示パネル装置配設部52から取出すことができる。そして、新しくセットする表示パネル61を、前記上枠63cが取り外された状態の表示パネル装置51に上側から組込んだ後、上枠63cを取付け、さらに前述した表示パネル装置51を収納する場合と同様の手順で、上側耐火ブロック支持ブラケット93、上側耐火ブロック92、点検カバー82、ビード86を取付けることによって、表示パネル61のみの交換やメンテナンスを行うことができるようになっている。
而して、この様に構成された第三の実施の形態のものにおいても、第一、第二の実施の形態のものと同様に、窓部41Aの外壁パネル体44Aとスパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bとは、これら外壁パネル体44A、44Bを支持する枠材である無目43によって区画されているとともに、該区画されたスパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bと躯体構造物45との間の空間部が表示パネル装置配設部52になっており、該表示パネル装置配設部52に、カーテンウォール41の屋外側に向けて表示を行う表示パネル装置51が配設されている。よって、第三の実施の形態のものも、第一、第二の実施の形態と同様の作用効果を奏することになるが、第三の実施の形態のものは、表示パネル装置51を出し入れするための開口81が表示パネル装置配設部52の上方に設けられている。これにより、表示パネル装置配設部52に配された表示パネル装置51を、表示パネル装置配設部52が設けられたスパンドレル部41Bの上階の居住空間側から出し入れできるとともに、表示パネル装置51の出し入れに際し、表示パネル装置配設部52において表示パネル装置51の下端部を支持する表示パネル装置支持ブラケット85を着脱する必要がなく、よって、表示パネル装置51の出し入れ作業を容易且つ効率良く行うことができる。
さらに第三の実施の形態のものにおいて、表示パネル装置51は、文字、図柄等の表示がなされた表示パネル61と、該表示パネル61が組込まれる枠体63とを備えて構成されており、該枠体63は、表示パネル装置51を表示パネル装置配設部52に配設したままの状態で、該表示パネル装置配設部52の上方の開口81から着脱自在な上枠63cを備えるとともに、該上枠63cを取外した状態で表示パネル61を開口81から表示パネル装置51に組込み、組外し自在に構成されている。この結果、表示パネル61のみの交換やメンテナンス等を行う場合には、表示パネル装置51全体を表示パネル装置配設部52から出し入れする必要はなく、表示パネル61のみを出し入れすれば良いことになって、さらなる作業効率の向上に寄与できる。
次いで、本発明の第四の実施の形態について、図22〜図25に基づいて説明するが、該第四の実施の形態のものも、前述した第一〜第三の実施の形態のものと同様に、窓部41Aの外壁パネル体44Aとスパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bとは、これら外壁パネル体44A、44Bを支持する枠材である無目43によって区画されているとともに、該区画されたスパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bと躯体構造物45との間の空間部(第四の実施の形態では、第一〜第三の実施の形態と同様に、スパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bと躯体構造物45との間に耐火パネル体47が配されており、該耐火パネル体47と外壁パネル体44Bとの間の空間部)が表示パネル装置配設部52になっており、該表示パネル装置配設部52に、カーテンウォール41の屋外側に向けて表示を行う表示パネル装置51が配設されている。
尚、第四の実施の形態のものにおいて、カーテンウォール41を構成する方立42、無目43、外壁パネル体44、方立アタッチメント46や、耐火パネル体47、表示パネル装置51は、前述した第二、第三の実施の形態と同一或いは略同一のものであるため、同一の符号を附すとともに、説明を簡略あるいは省略する。さらに、上記以外のものでも第二、第三の実施の形態と同一或いは略同一のものは、同一の符号を附すとともに、説明を簡略あるいは省略する。また、図7、図15は第二の実施の形態のものを共用するが、前述したように、図15(A)に示す表示パネル装置においてLEDから延びるリード線の配線は、第二の実施の形態のものである。
つまり、第四の実施の形態の表示パネル装置配設部52も、スパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bと躯体構造物45との間に設けられているが、第四の実施の形態の表示パネル装置配設部52には、表示パネル装置51の下端部を支持するための左右の表示パネル装置支持ラケット85と、表示パネル装置51の左右縁部を支持する左右の屋内側表示パネル装置支持フレーム95および左右の屋外側表示パネル装置支持フレーム96が設けられている。
前記屋内側表示パネル装置支持フレーム95は、水平断面L字形状のものであって、方立本体部42Aの左右側面部42Aaにネジ95aを介して取付けられる取付面部95bと、該取付面部95bの屋内側端部から折曲形成され、表示パネル装置51の左右縁部(左右の縦枠63a)の屋内側に当接あるいは近接する支持面部95cとから形成されている。また、屋外側表示パネル装置支持フレーム96は、屋内側表示パネル装置支持フレーム95と同様に水平断面L字形状のものであって、屋内側表示パネル装置支持フレーム95の屋外側において方立本体部42Aの左右側面部42Aaにネジ96aを介して着脱自在に取付けられる取付面部96bと、該取付面部96bの屋内側端部から折曲形成され、表示パネル装置51の左右縁部の屋外側に当接あるいは近接する支持面部96cとから形成されるが、該屋外側表示パネル装置支持フレーム96は、後述するようにスパンドレル部41B外壁パネル体44Bを取外した状態で、屋外側から着脱できるようになっている。さらに、左右の表示パネル装置支持ラケット85は、第三の実施の形態の表示パネル装置支持ラケット85と同様のものであるため説明を省略するが、第四の実施の形態の表示パネル装置支持ラケット85は、屋内側表示パネル装置支持フレーム95の下端部において、取付片85bが屋内側表示パネル装置支持フレーム95の取付面部95bを間に介装する状態で、方立本体部42Aの左右側面部42Aaにネジ85cを介して固定されている。そして、表示パネル装置51は、下端部の左右両側が左右の表示パネル装置支持ブラケット85の支持片85aに載置支持され、且つ、左右両端部が屋内側、屋外側表示パネル装置支持フレーム95、96の両支持面部95c、96c間に嵌合支持されることによって、表示パネル装置配設部52に安定した状態で保持されるようになっている。
尚、第四の実施の形態において、表示パネル装置配設部52の上側に配される上側耐火ブロック76や、第二中間無目(スパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bと該スパンドレル部41Bの上階の窓部41Aの外壁パネル体44Aとを区画する無目)43Cの屋内側に設けられる膳板74の構成は第二の実施の形態と同様であり、また、表示パネル装置配設部52の下側に配される下側耐火ブロック89や、第一中間無目(スパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bと該スパンドレル部41Bの下階の窓部41Aの外壁パネル体44Aとを区画する無目)43Bの屋内側に設けられる天井側額縁87の構成は第三の実施の形態と同様であるため、それぞれ説明を省略する。
一方、第四の実施の形態のものは、第一〜第三の実施の形態とは異なり、居住空間側から表示パネル装置51を出し入れするための開口は設けられておらず、表示パネル装置51を交換やメンテナンス等のために表示パネル装置配設部52から出し入れする場合には、スパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bを取外して、カーテンウォール1の屋外側から表示パネル装置51を出し入れする構成になっている。
ここで、スパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bは、前記第二の実施の形態において説明したように、左右縦辺部が方立42に形成されるパネル嵌合溝42Bbに、また、上下辺部が無目43に形成されるパネル嵌合溝43aにそれぞれビート10およびシーリング材11を介して嵌合支持されているが、外壁パネル体44Bの左右縦辺部および上下辺部の屋外側をシールしているシーリング材11を屋外側から取外す(切り取る)ことにより、外壁パネル体44Bを屋外側から取外すことができるようになっている。一方、取外した外壁パネル体44Bを取付ける場合には、左右縦辺部および上下辺部を方立42および無目43のパネル嵌合溝42Bb、43aに嵌合させた状態で、屋外側からシーリング材11をパネル嵌合溝42Bb、43aに充填することにより元通りに取付けることができる。この場合、スパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bは、窓部41Aの外壁パネル体44Aと無目43によって区画されているため、スパンドレル部41Bの部分の外壁パネル体44Bだけを取外すことができるとともに、該スパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bを取外すことで、表示パネル装置配設部52の屋外側が開放された状態となる。
そして、この様に構成された第四の実施の形態のものにおいて、表示パネル装置配設部52に配設された表示パネル装置51を交換やメンテナンス等のために取り出す場合には、まず、前述したようにして、スパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bを屋外側から取外して、表示パネル装置配設部52の屋外側を開放された状態にする。次いで、屋外側表示パネル装置支持フレーム96を取外すが、この場合、屋外側表示パネル装置支持フレーム96は、方立本体部42Aの左右側面部42Aaにネジ96aを介して着脱自在に取付けられる取付面部96bが支持面部96cの屋外側に設けられているため、屋外側から容易に取外すことができる。さらに、表示パネル装置51のLED64に接続された受電側コネクタ66を給電側コネクタ56から外し、しかる後、表示パネル装置51を表示パネル装置配設部52から屋外側に取出す。
一方、表示パネル装置51を表示パネル装置配設部52に配設する場合には、外壁パネル体44Bが取外された状態のスパンドレル部41Bの屋外側から、表示パネル装置51を表示パネル装置配設部52に収納する。このとき、表示パネル装置51の下端部を表示パネル装置支持ブラケット85の支持片85aに装置支持せしめるとともに、表示パネル装置51の左右両縁部を屋内側表示パネル装置支持フレーム95の支持面部95cに当接させる。次いで、屋外側表示パネル装置支持フレーム96の取付面部96bを方立本体部42Aの左右面部42Aaにネジ96aにより取付けて、該屋外側表示パネル装置支持フレーム96の支持面部95cと前記屋内側表示パネル装置支持フレーム95の支持面部95cとの間に表示パネル装置51の左右両縁部を嵌合支持する。さらに、表示パネル装置51の受電側コネクタ66を給電側コネクタ56に接続する。しかる後、外壁パネル体44Bの左右縦辺部および上下辺部を方立42および無目43のパネル嵌合溝42Bb、43aに嵌合させた状態で、屋外側からパネル嵌合溝42Bb、43aにシーリング材11を充填してスパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bを取付る。
而して、この様に構成された第四の実施の形態のものにおいても、第一〜第三の実施の形態のものと同様に、窓部41Aの外壁パネル体44Aとスパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bとは、これら外壁パネル体44A、44Bを支持する枠材である無目43によって区画されているとともに、該区画されたスパンドレル部41Bの外壁パネル体44Bと躯体構造物45との間の空間部が表示パネル装置配設部52になっており、該表示パネル装置配設部52に、カーテンウォール41の屋外側に向けて表示を行う表示パネル装置51が配設されている。よって、第四の実施の形態のものも、第一〜第三の実施の形態と同様の作用効果を奏することになるが、第四の実施の形態のものは、表示パネル装置配設部52の屋外側のスパンドレル部外壁パネル体44Bが屋外側から取外し可能であり、該スパンドレル部外壁パネル体44Bを取外した状態で、表示パネル装置51を屋外側から表示パネル装置配設部52に出し入れすることになる。これにより、表示パネル装置配設部52の上方或いは下方の居住空間側に表示パネル装置51を出し入れするためのスペースを確保できないような場合であっても、表示パネル装置51を表示パネル装置配設部52に屋外側から出し入れすることができて、表示パネル装置51の交換やメンテナンス等を行えることになる。
尚、本発明は上記第一〜第四の実施の形態に限定されないことは勿論であって、上記各実施の形態では、建物の外壁として、方立と無目とを枠材として外壁パネル体が組み込まれたカーテンウォールを例示したが、このようなカーテンウォールだけでなく、例えば、サッシ枠を枠材として外壁パネル体が組み込まれた外壁等であっても、窓部とスパンドレル部とが設けられている外壁であれば、本発明を実施できる。
また、上記第一〜第四の実施の形態では、躯体構造物として腰壁が設けられているが、腰壁が設けられていない場合であっても、本発明を実施できることは勿論である。
さらに、本発明は、窓部の外壁パネル体とスパンドレル部の外壁パネル体とが、これら外壁パネル体を支持する枠材によって区画されているため、前述したように、窓部とスパンドレル部とで、それぞれに適した材質、構造、性状の外壁パネル体を選択することができ、そこで、第二〜第四の実施の形態では、窓部の外壁パネル体として複層ガラスを用いる一方、スパンドレル部の外壁パネル体として高透過ガラスが用いられているが、これに限定されることなく、例えば、窓部とスパンドレル部とで同じ外壁パネル体を用いることもできるし、また、カラーや半透明の外壁パネル体を用いることもできる。
さらに、上記第一〜第四の実施の形態では、スパンドレル部の外壁パネル体と躯体構造物との間に耐火パネル体が配設されているが、延焼の惧れがなく耐火パネル体が配されていないスパンドレル部(例えば、最上階の窓部の上側に設けられるスパンドレル部)であっても、本発明を実施できる。
さらに、上記第一〜第四の実施の形態では、表示パネル装置配設部に配設された表示パネル装置は、外壁パネル体を支持する枠材の一つである方立に支持される構成になっているが、表示パネル装置を、外壁パネル体を支持する他の枠材(例えば、無目)に支持せしめたり、或いは、外壁パネル体を支持する枠材にスペースがないような場合(例えば、外壁パネル体を支持する枠材がサッシ枠の場合)には、外壁パネル体を支持する枠材に連結される額縁部材に表示パネル装置を支持せしめる構成にすることもできる。このようにしても、外壁パネル体を支持する枠材または額縁部材を利用して、表示パネル装置を確実に支持できることになる。
さらに、表示パネル装置の出し入れをガイドするガイドレールは、第一の実施の形態では耐火パネル体を支持する支持フレーム体に設けられており、また、第二、第三の実施の形態では、外壁パネル体を支持する枠材の一つである方立に設けられているが、これらに限定されることなく、外壁パネル体を支持する他の枠材や、該枠材に連結される額縁部材等に設けることもできる。
さらに、上記第一〜第三の実施の形態では、表示パネル装置配設部の下方或いは上方に設けられた開口を開閉自在に覆蓋する蓋体を、外壁パネル体を支持する枠材または該枠材に固定される部材(無目アダプターやアングル、ブラケット等)に着脱自在に支持せしめたが、外壁パネル体を支持する枠材に連結される額縁部材に蓋体を着脱自在に支持せしめる構成にすることもできる。
さらに、上記第一の実施の形態では、前記蓋体を着脱自在に支持せしめる手段としてラッチを用いたが、第二、第三の実施の形態の如く、着脱自在なネジ等を用いることもできる。
さらに、前記第一〜第四の実施の形態では、窓部の外壁パネル体とスパンドレル部の外壁パネル体とは、これら外壁パネル体を支持する横材である無目によって上下に区画されているが、窓部の外壁パネル体とスパンドレル部の外壁パネル体とを、これら外壁パネル体を支持する縦材によって左右に区画する構成にすることもできる。この様に構成されたものであっても、スパンドレル部の外壁パネル体と躯体構造物との間に表示パネル装置配設部が設けられるが、この場合に、表示パネル装置配設部の左右側方に、表示パネル装置を出し入れするための開口を設けることもできる。
さらに、上記第一〜第四の実施の形態では、表示パネルと導光パネルと光源を備えた表示パネル装置を例示したが、表示パネル装置としては、例えば、光源のないもの、LEDそのもので文字や画を表示するもの等、様々な形態のものを採用できる。
さらに、上記第一〜第四の実施の形態では、表示パネル装置を居住空間側或いは屋外側から表示パネル装置配設部に出し入れ自在に構成されており、これにより表示パネル装置の交換やメンテナンスの作業性の向上が図られているが、このように表示パネル装置が表示パネル装置配設部に出し入れ自在に構成されていない場合(例えば、交換やメンテナンスの不要な表示パネル装置を配設する場合や、表示パネル装置配設部に配設したままの状態で部品の交換やメンテナンスを行えるように構成した場合)であっても、本発明を実施できることは勿論である。
さらに、本発明を実施するにあたり、表示パネル装置の重量に釣合うバランサーを設けて、表示パネル装置の出し入れ作業を軽い操作力で行える構成にすることもできる。
本発明は、カーテンウォール等の建物外壁部に表示パネル装置を設ける場合に利用することができる。
1 カーテンウォール
1A 窓部
1B スパンドレル部
3 無目
4A 窓部の外壁パネル体
4B スパンドレル部の外壁パネル体
5 躯体構造物
16 耐火パネル体
17 表示パネル装置
18 表示パネル装置配設部
22 開口
41 カーテンウォール
41A 窓部
41B スパンドレル部
43 無目
44A 窓部の外壁パネル体
44B スパンドレル部の外壁パネル体
45 躯体構造物
47 耐火パネル体
51 表示パネル装置
52 表示パネル装置配設部
59 開口
81 開口

Claims (2)

  1. 居住空間に対向する窓部と、床、天井等の躯体構造物に対向するスパンドレル部とを設けた外壁を備えてなる建物において、前記窓部を構成する外壁パネル体とスパンドレル部を構成する外壁パネル体とを、これら外壁パネル体を支持する枠材によって区画する一方、該区画されたスパンドレル部の外壁パネル体と躯体構造物との間の空間部を表示パネル装置配設部とし、該表示パネル装置配設部に、外壁の屋外側に向けて表示を行う表示パネル装置を配設するにあたり、前記スパンドレル部の外壁パネル体を屋外側から取外し可能に構成するとともに、該外壁パネル体を取外した状態で表示パネル装置を屋外側から表示パネル装置配設部に出し入れ自在に構成したことを特徴とする建物外壁部における表示パネル装置の配設構造。
  2. 請求項1において、スパンドレル部は、外壁パネル体と躯体構造物との間に、外壁パネル体と間隙を存する状態で耐火パネル体が配設されると共に、表示パネル装置配設部は、スパンドレル部の外壁パネル体と耐火パネル体との間の空間部に設けられることを特徴とする建物外壁部における表示パネル装置の配設構造。
JP2016176732A 2016-02-04 2016-09-09 建物外壁部における表示パネル装置の配設構造 Active JP6130570B1 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016019590 2016-02-04
JP2016019590 2016-02-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6130570B1 true JP6130570B1 (ja) 2017-05-17
JP2017137749A JP2017137749A (ja) 2017-08-10

Family

ID=58704799

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016167904A Active JP6127189B1 (ja) 2016-02-04 2016-08-30 建物外壁部における表示パネル装置の配設構造
JP2016170573A Active JP6130569B1 (ja) 2016-02-04 2016-09-01 建物外壁部における表示パネル装置の配設構造
JP2016176732A Active JP6130570B1 (ja) 2016-02-04 2016-09-09 建物外壁部における表示パネル装置の配設構造

Family Applications Before (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016167904A Active JP6127189B1 (ja) 2016-02-04 2016-08-30 建物外壁部における表示パネル装置の配設構造
JP2016170573A Active JP6130569B1 (ja) 2016-02-04 2016-09-01 建物外壁部における表示パネル装置の配設構造

Country Status (1)

Country Link
JP (3) JP6127189B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019011361A1 (de) * 2017-07-13 2019-01-17 Fkn-Fassaden Gmbh+Co.Kg System von bauelementen zum aufbau einer hochhausfassade das eine hohe feuerfeste wärmedämmung mit geringem flächenbedarf verbindet und verfahren zu seiner herstellung

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019100038A (ja) * 2017-11-30 2019-06-24 昭和フロント株式会社 建物外壁部における表示装置
JP2021507145A (ja) * 2017-12-14 2021-02-22 ペルマステーリサ エス.ピー.エイ. 高層建築物用動的振動減衰システム
JP7178234B2 (ja) * 2018-10-24 2022-11-25 三協立山株式会社 カーテンウォール
CN113323201A (zh) * 2021-06-10 2021-08-31 江苏科美瑞铝业有限公司 建筑铝合金型材

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4447995A (en) * 1982-04-21 1984-05-15 Neal J. Mosely Building with illuminated sign
JPH0963330A (ja) * 1995-08-25 1997-03-07 Sumikiyou Metal Works:Kk 発光表示機能を備えるパネル装置
JP2000132123A (ja) * 1998-10-27 2000-05-12 Avix Inc 透明ガラス外壁の内側に外に向けた巨大画面ディスプレイを装備した高層建築物
JP2002116725A (ja) * 2000-10-05 2002-04-19 Takenaka Komuten Co Ltd 建物のガラスサッシュウオールに一体化した先付けの広告構造
JP2003253978A (ja) * 2002-02-27 2003-09-10 Shimizu Corp 建物の外周部構造
JP2004191401A (ja) * 2002-12-06 2004-07-08 Avix Inc カーテンウォール建築物の外周壁に大画面led表示装置を組み込む方法、大画面led表示装置を外周壁に組み込んだカーテンウォール建築物、カーテンウォール建築物に組み込むledパネルモジュール
JP2005180017A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Avix Inc カーテンウォール超高層ビルの壁面ディスプレイ装置
JP2007178095A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Kajima Corp 外装太陽熱集熱ユニット
JP2010090529A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Mitsubishi Jisho Sekkei Inc カーテンウオール
JP2011047168A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Ohbayashi Corp カーテンウォール
JP2014232271A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 株式会社竹中工務店 表示装置及びその設置方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11324198A (ja) * 1998-05-12 1999-11-26 Ykk Architectural Products Inc 壁体支持装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4447995A (en) * 1982-04-21 1984-05-15 Neal J. Mosely Building with illuminated sign
JPH0963330A (ja) * 1995-08-25 1997-03-07 Sumikiyou Metal Works:Kk 発光表示機能を備えるパネル装置
JP2000132123A (ja) * 1998-10-27 2000-05-12 Avix Inc 透明ガラス外壁の内側に外に向けた巨大画面ディスプレイを装備した高層建築物
JP2002116725A (ja) * 2000-10-05 2002-04-19 Takenaka Komuten Co Ltd 建物のガラスサッシュウオールに一体化した先付けの広告構造
JP2003253978A (ja) * 2002-02-27 2003-09-10 Shimizu Corp 建物の外周部構造
JP2004191401A (ja) * 2002-12-06 2004-07-08 Avix Inc カーテンウォール建築物の外周壁に大画面led表示装置を組み込む方法、大画面led表示装置を外周壁に組み込んだカーテンウォール建築物、カーテンウォール建築物に組み込むledパネルモジュール
JP2005180017A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Avix Inc カーテンウォール超高層ビルの壁面ディスプレイ装置
JP2007178095A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Kajima Corp 外装太陽熱集熱ユニット
JP2010090529A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Mitsubishi Jisho Sekkei Inc カーテンウオール
JP2011047168A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Ohbayashi Corp カーテンウォール
JP2014232271A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 株式会社竹中工務店 表示装置及びその設置方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019011361A1 (de) * 2017-07-13 2019-01-17 Fkn-Fassaden Gmbh+Co.Kg System von bauelementen zum aufbau einer hochhausfassade das eine hohe feuerfeste wärmedämmung mit geringem flächenbedarf verbindet und verfahren zu seiner herstellung

Also Published As

Publication number Publication date
JP6127189B1 (ja) 2017-05-10
JP2017137747A (ja) 2017-08-10
JP2017137749A (ja) 2017-08-10
JP6130569B1 (ja) 2017-05-17
JP2017137748A (ja) 2017-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6130570B1 (ja) 建物外壁部における表示パネル装置の配設構造
JP2020186574A (ja) カーテンウォール
JP6875072B2 (ja) 間仕切ユニット
JP2010001646A (ja) カーテンウォール
JP2018188886A (ja) 建物外壁部における表示装置の配設構造
JP7077470B2 (ja) カーテンウォール
JP2017101506A (ja) 吊り足場側壁用扉パネルと、吊り足場側壁と、側壁付き吊り足場
JP2021076013A (ja) カーテンウォール
JP2010095899A (ja) 屋内配線構造および建物
JP6749178B2 (ja) 垂壁パネル及び防煙垂壁
JP6841719B2 (ja) 建物外壁部における表示装置の配設構造
JP2019100038A (ja) 建物外壁部における表示装置
CN105220907A (zh) 玻璃手术室
JP2018053641A (ja) 建物外壁部における表示装置の配設構造
JP3220151U (ja) 懸垂式防煙垂壁や間仕切り的なスクリーン
JP7380038B2 (ja) 間仕切り用のパネル装置と、それを使用する間仕切り用のドア装置
JP5585463B2 (ja) 天井装置
JPH04121388A (ja) エレベータのかご室照明装置
JP2023015310A (ja) カーテンウォール
JP5746064B2 (ja) カーテンボックス
JP2023103677A (ja) カーテンウォールの照明装置の取付構造及びカーテンウォール
JP3109234U (ja) 屋内用避難テント
JP6786617B2 (ja) 外部導管係合特徴部を備えたプレハブ式間仕切り壁
KR20040099017A (ko) 문화재 전시용 조감형 밀폐 진열장
JP2553015B2 (ja) 陳列ケース

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6130570

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250