JP6841719B2 - 建物外壁部における表示装置の配設構造 - Google Patents

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本発明は、カーテンウォール等の建物外壁部における表示装置の配設構造に関するものである。
一般的に、建物の外壁のなかには、例えばカーテンウォールのように、外壁パネル体が居住空間に対向する窓部と、外壁パネル体が床、天井等の躯体構造物に対向するスパンドレル部とを設けたものがある。このような外壁において、スパンドレル部は、床、天井等の躯体構造物が外部から見えないように目隠しすることが要求される。そこで、従来、スパンドレル部の外壁パネル体の屋内側に耐火パネル体を配設し、該耐火パネル体によって防火と目隠しとを図るようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、建物の外壁部を利用して、宣伝広告や装飾等の様々な表示を行いたいという要望がある。この場合、表示装置を窓部に設けると、窓部の採光や屋内側からの視認性が損なわれる惧れがある。そこで、スパンドレル部の屋外側に設けられた庇の上面に、表示装置を設置するようにした技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。また、表示装置をスパンドレル部の屋内側に配設するようにした技術も知られている(例えば、特許文献3参照)。
特許第5232588号公報 特開2014−232271号公報 米国特許第4447995号明細書
しかしながら、前記特許文献2のものは、表示装置がスパンドレル部の屋外側に配設されているため、表示装置の雨仕舞が必要であるうえ、屋外広告物とみなされて条例により規制を受ける場合がある。
一方、前記特許文献3のものは、表示装置がスパンドレル部の屋内側に配設されているから、窓部の採光や屋内側からの視認性を損なうことなく、しかも雨仕舞の必要もなく、屋外広告物としての条例の規制も受けない状態で、表示装置を配設できることになる。しかしながらこのものにおいて、表示装置に表示される宣伝や装飾等の表示の変更、或いは部品(例えば表示装置に装備される照明用電気部品等)の交換や修理等のメンテナンスを行いたい場合、スパンドレル部は、外壁パネル体が床、天井等の躯体構造物に対向している部位であるから、スパンドレル部の屋内側に配設された表示装置にアクセスすることだけでも困難であって、表示の変更作業やメンテナンス作業を行う場合の作業性に劣るという問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、外壁パネル体が居住空間に対向する窓部と、外壁パネル体が床、天井等の躯体構造物に対向するスパンドレル部とを設けた外壁を備えてなる建物において、スパンドレル部の外壁パネル体と躯体構造物との間の空間部を表示装置配設部とし、該表示装置配設部に、外壁の屋外側に向けて表示を行う表示装置を出し入れ自在に配設するにあたり、表示装置配設部の左右少なくとも一方の側方に、表示装置を居住空間側から出し入れするための開口を設けたことを特徴とする建物外壁部における表示装置の配設構造である。
請求項2の発明は、請求項1において、表示装置の出し入れをガイドするガイド部材を設けたことを特徴とする建物外壁部における表示装置の配設構造である。
請求項3の発明は、請求項1または2において、開口を開閉自在に覆蓋する蓋体を設けたことを特徴とする建物外壁部における表示装置の配設構造である。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか一項において、表示装置配設部の開口側の側方を塞ぐ耐火材を設ける一方、該耐火材を開口から居住空間側に出し入れ自在に構成にしたことを特徴とする建物外壁部における表示装置の配設構造である。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れか一項において、表示装置は、文字、図柄等の表示がなされた表示パネルと、該表示パネルが組込まれる枠体とを備えて構成され、該枠体は、表示装置を表示装置配設部に配設したままの状態で開口から着脱自在な枠材を備えるとともに、該枠材を取外した状態の表示装置に表示パネルを開口から組込み、組外し自在に構成したことを特徴とする建物外壁部における表示装置の配設構造である。
請求項1の発明とすることにより、スパンドレル部の外壁パネル体と躯体構造部との間に配設された表示装置を、表示装置配設部の側方に設けた開口から居住空間側に出し入れできることになって、表示装置の交換やメンテナンスの作業性が大幅に向上する。
請求項2の発明とすることにより、表示装置の出し入れをスムーズに行うことができる。
請求項3の発明とすることにより、蓋体によって表示装置配設部を居住空間側から目隠しできる。
請求項4の発明とすることにより、耐火材によって表示装置配設部の開口側の防火を図れるとともに、該耐火材が表示装置の出し入れの妨げとなることを回避できる。
請求項5の発明とすることにより、表示装置を表示装置配設部に配設したままの状態で、表示バネルを表示装置に組込み、組外しできることになって、表示パネルのみの交換作業やメンテナンス作業が容易となる。
カーテンウォールの概略正面図である。 図1のX−X断面図である。 スパンドレル部の縦断面図である。 スパンドレル部の要部水平断面図である。 (A)はスパンドレル部の下部の詳細縦断面図、(B)は(A)のX−X端面図である。 表示装置の出し入れの手順を説明する図である。 表示パネルのみの出し入れの手順を説明する図である。 表示装置を示す図であって、(A)は正面図、(B)は(A)のX−X端面図、(C)は(A)のY−Y端面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図面において、1は建物の外壁に用いられるカーテンウォールであって、該カーテンウォール1は、方立(縦材、マリオン)2と無目(横材)3とからなる枠材の開口部に外壁パネル体4を取付けて形成されている。該外壁パネル体4は透明または透光性を有する材質から形成されており、本実施の形態では、透明なガラス材が採用されている。
前記カーテンウォール1には、外壁パネル体4が居住空間に対向する窓部1Aと、外壁パネル体4が躯体構造物5(床5a、天井5b、スラブ(最上階において天井5bの上側に設けられるスラブ、最下階において床5aの下側に設けられるスラブ、中間階において床5aと下階の天井5bとの間に設けられるスラブ等)5c、腰壁5d、柱(図示せず)等)に対向するスパンドレル部1Bとが設けられているが、本実施の形態においてスパンドレル部1Bは、上下階の窓部1Aの層間部および最上階の窓部1Aの上側に設けられている。また、図1に示す斜線部分は複数階(本実施の形態では1階から2階)に亘る吹き抜け部であって、該吹き抜け部は外壁全面が、外壁パネル体4が居住空間(吹き抜け空間)に対向する窓部1Aになっている。而して、該吹き抜け部の左右側方において層間部(本実施の形態では1階と2階の間)に設けられるスパンドレル部1BXは、左右側方の少なくとも一方が吹き抜け部の窓部1Aの左右側方に位置する状態になっている。そして、該左右側方の少なくとも一方が窓部1Aの左右側方に位置しているスパンドレル部1BXの屋内側に、後述する表示装置13が配設される構成になっている。尚、本発明において表示装置13が配設されるスパンドレル部1BXは、左右側方の少なくとも一方が窓部1Aの左右側方に位置しているスパンドレル部1BXであり、以下、左右側方の少なくとも一方が窓部1Aの左右側方に位置しているスパンドレル部1BXを単にスパンドレル部1BXと称し、該スパンドレル部1BXの屋内側に配設される表示装置13の配設構造について説明する。また、本発明では、外壁パネル体4の面方向に沿うと共に上下方向と直交する方向を、左右方向とする。
前記方立2は、該方立2の屋内側半部を構成し、水平断面が矩形中空状の方立本体部2Xと、該方立本体部2Xに一体形成され、方立2の屋外側半部を構成する外壁支持部2Yとから構成されている。そして方立2は、方立本体部2Xが図示しない固定部材を介してスラブ5c等の躯体構造物5に固定されることで、躯体側に取付け支持されるように構成されている。
前記方立2の外壁支持部2Yには、無目3の左右外端部が取付けられると共に、上下の無目3間に位置する状態で、左右の方立アタッチメント6が取付けられている。そして、該左右の方立アタッチメント6の屋外側面部6aと、外壁支持部2Yの屋外側端部に形成された見付け辺2Yaとの間に、外壁パネル体4の左右縦辺部が嵌合されるパネル嵌合溝2bが形成されており、該パネル嵌合溝2bに、ビート10やシーリング材11を介して外壁パネル体4の左右縦辺部が嵌合支持されている。
尚、本実施の形態では、便宜上、スパンドレル部1BXに配置される方立2のうち、窓部1Aの左右何れかの側方に位置していて該窓部1Aとスパンドレル部1BXとを区画する方立2を窓部側方立2Aと称し、また、該窓部側方立2A以外の他の方立2や、窓部側方立2Aと他の方立2とを区別する必要がない場合には単に方立2と称して説明するが、本実施の形態では、図4、図6、図7に示すようにスパンドレル部1BXの右側部に窓部側方立2が配置されている場合、つまり窓部1Aがスパンドレル部1BXの右側方に位置している場合を例にとって説明する。因みに、窓部側方立2Aと他の方立2とは同じ構造である。
また、前記無目3は、その左右外端部が前記方立2の外壁支持部2Yに取付支持される状態で、左右に隣接する方立2間に支架されると共に、外壁パネル体4の上下辺部が嵌合されるパネル嵌合溝3aを有しており、該無目3のパネル嵌合溝3aに、外壁パネル体4の上下辺部がビート10やシーリング材11を介して嵌合支持されるようになっている。
尚、本実施の形態では、便宜上、スパンドレル部1BXに配置される無目3のうち、スパンドレル部1BXと該スパンドレル部1BXの上階の窓部1Aとを区画し、スパンドレル部1BXの外壁パネル体4の上辺部を支持すると共に上階の窓部1Aの外壁パネル体4の下辺部を支持する無目3を第一無目3Aと称し、また、スパンドレル部1BXと該スパンドレル部1BXの下階の窓部1Aとを区画し、スパンドレル部1BXの外壁パネル体4の下辺部を支持すると共に下階の窓部1Aの外壁パネル体4の上辺部を支持する無目3を第二無目3Bと称し、また、第一無目3Aと第二無目3Bとを区別する必要がない場合には単に無目3と称して説明する。
また、本実施の形態では、前記第一、第二無目3A、3Bは、窓部1Aまたはスパンドレル部1BXの外壁パネル体4の上辺部を支持する上辺部用パネル嵌合溝3aが形成された型材と、スパンドレル部1BXまたは窓部1Aの外壁パネル体4の下辺部を支持する下辺部用パネル体嵌合溝3aが形成された型材とが分割されており、これら型材同士をビス等により固定して第一、第二無目3A、3Bが形成されているが、このように分割されたものではなく、上辺部用バネル嵌合溝と下辺部用パネル嵌合溝との上下の嵌合溝が形成された一つの型材で、第一、第二無目3A、3Bを形成することもできる。
前記第一無目3Aの屋内側には、第一無目アダプター7がネジ7aを介して固定されている。該第一無目アダプター7は、第一無目3Aの屋内側面部3Abにネジ7a止めされる矩形中空状のアダプター本体部7bと、該アダプター本体部7bの屋内側下端部から屋内方向に水平状に延びる水平面部7cと、該水平面部7cの下面側に設けられ、下側が開口した冂形状の上側ガイドレール7dと、水平面部7cの屋内側端部から鉛直状に垂下される耐火パネル体取付部7eとを備えて形成されている。
また、前記第二無目3Bの屋内側には、第二無目アダプター8がネジ8aを介して固定されているが、該第二無目アダプター8は、第一無目アダプター7と上下逆形状のものであって、第二無目3Bの屋内側面部3Bbにネジ8a止めされる矩形中空状のアダプター本体部8bと、該アダプター本体部8bの屋内側上端部から屋内方向に水平状に延びる水平面部8cと、該水平面部8cの上面側に設けられ、上側が開口した凵形状の下側ガイドレール8dと、水平面部8cの屋内側端部から鉛直状に立設される耐火パネル体取付部8eとを備えて形成されている。
ここで、前記第一、第二無目アダプター7、8のアダプター本体部7b、8bは、左右に隣接する方立2の方立本体部2X間に丁度収まるように、左右方向の長さおよび屋外方向の長さが設定されている。また、水平面部7c、8cおよび耐火パネル体取付部7e、8eは、方立本体部2Xよりも屋内側に位置するとともに、該水平面部7c、8cおよび耐火パネル体取付部7e、8eの左右外方側端部には、アダプター本体部7b、8bの左右外方側端よりも左右外方側に突出する延設水平面部7f、8f(7fは図示せず)、延設耐火パネル体取付部7g、8g(7gは図示せず)が水平面部7c、8c、耐火パネル体取付部7e、8eから延設される状態で一体形成されている。また、上側、下側のガイドレール7d、8dは、前述したように水平面部7c、8cに設けられていて方立本体部2Xよりも屋内側に位置しているが、これら上側、下側のガイドレール7d、8dは、本発明のガイド部材に相当するものであって、後述する表示装置13の上下部が左右方向スライド移動自在に嵌合される構成になっている。
尚、本実施の形態において、前記第一、第二無目アダプター7、8は、アダプター本体部7b、8bの一半部を形成する型材と、アダプター本体部7b、8bの他半部を形成する型材と、水平面部7c、8cおよび延設水平面部7f、8fと耐火パネル体取付部7e、8eおよび延設耐火パネル体取付部7g、8gとを形成する型材とに分割されており、これらの型材をビス(図示せず)等に一体的に組付けて形成されている。
一方、9はけい酸カルシウム板等の耐火材から構成される耐火パネル体であって、火災時に上下階への延焼を防止するために設けられるものであるが、該耐火パネル体9は、その上下部が、前記第一、第二無目アダプター7、8の耐火パネル体取付部7e、8eにネジ9aを介して取付けられることによって、スパンドレル部1BXの外壁パネル体4と躯体構造物5との間に、外壁パネル体4と間隙を存する状態で配設されている。そして、該耐火パネル体9とスパンドレル部1BXの外壁パネル体4との間の空間部は、後述する表示装置13が出し入れ自在に配設される表示装置配設部14に構成されている。この場合に表示装置13は、その上下部が前記第一、第二無目アダプター7、8に設けられた上下のガイドレール7d、8dに嵌合支持された安定状態で、表示装置配設部14に配設されるようになっている。
前記耐火パネル体9の上部には、屋内外方向に貫通する配線用貫通孔9bが形成されている。そして、該配線用貫通孔9bを通して、耐火パネル体9の屋内側に配置された電源盤15から延びるハーネス16が表示装置配設部14に引き出されるようになっているとともに、該表示装置配設部14に引き出されたハーネス16の先端部には、給電側コネクタ17が接続されている。
尚、前記電源盤15には、電源スイッチやコントローラ等が設けられるが、該電源盤15へのアクセスは、腰壁5dに開閉自在に設けられた点検口(図示せず)から行えるようになっている。
また、18、19は前記表示装置配設部14の上下を塞ぐ上側、下側の耐火ブロックであって、これら耐火ブロック18、19は、前記耐火パネル体9と同様、火災時における延焼を防止するべく耐火材から構成されるものであるが、上側耐火ブロック18は、前記第一無目アダプター7の水平面部7cの上側に配設されており、また、下側耐火ブロック19は、第二無目アダプター8の水平面部8cの下側に配設されている。
さらに、前記第二無目アダプター8の下側には、左右一対の支持ブラケット20が配置されている。該左右の支持ブラケット20は、図5に示す如く、第二無目アダプター8のアダプター本体部8bの下側から下側耐火ブロック19および耐火パネル体9の下側にまで至る支持片20aと、該支持片20aから垂下される取付片20bとからなる逆L字形状のものであって、支持片20aの上面が第二無目アダプター8のアダプター本体部8bの下面に下側から当接する状態で、取付片20bが方立本体部2Xの左右側面部2Xbにネジ20cを介して取付けられている。そして、該支持ブラケット20は、支持片20aが第二無目アダプター8のアダプター本体部8bに下側から当接することによって、第二無目アダプター8にかかる表示装置13の重量負荷を第二無目アダプター8とともに負担するとともに、下側耐火ブロック19および耐火パネル体9を下側から支持するようになっている。
尚、21は第一無目3Aの屋内側に第一アングル22を介して取付けられる膳板であって、該膳板21は、前記第一無目アダプター7、上側耐火ブロック18、耐火パネル体9の上方に位置する状態で、第一無目3Aから腰壁5dの上部に至るように設けられている。また、23は第二無目3Bの屋内側に第二アングル24を介して取付けられる天井側額縁であって、該天井側額縁23は、第二無目アダプター8、下側耐火ブロック19、耐火パネル体9および前述した支持ブラケット20の下方に位置する状態で、第二無目3Bから天井5bに至るように設けられている。
一方、前記窓部側方立2Aの屋内側には、窓部1Aの屋内側の居住空間(吹き抜け空間)とスパンドレル部1BXの屋内側空間とを区画するべく、方立本体部2Xの屋内側面部2Xaから屋内側に延びる仕切壁25が立設されているが、該仕切壁25には、前記表示装置配設部14の左右側方(本実施の形態では右側方)に位置する部分に開口26が開設されている。そして、該開口26は、表示装置配設部14に配設された表示装置13を窓部1Aの屋内側の居住空間側から出し入れするための出入り口になっているとともに、後述する点検カバー(本発明の蓋体に相当する)27によって開閉自在に覆蓋されるようになっている。
さらに、28は表示装置配設部14の左右側方のうち前記開口26側の側方、つまり本実施の形態では表示装置配設部14の右側方を塞ぐ側方耐火ブロックであって、該側方耐火ブロック28は、前記耐火パネル体9や上側、下側の耐火ブロック18、19と同様、火災時における延焼を防止するべく耐火材から構成されるものであるが、このものは、前記第二無目アダプター8の延設水平面部8fの上面に載置される状態で、後述する第一、第二取付ブラケット29、30を介して表示装置配設部14の右側に配設されている。尚、前記側方耐火ブロック28は、本発明の表示装置配設部の開口側の側方を塞ぐ耐火材に相当する。
前記第一取付ブラケット29は、側方耐火ブロック28が右側方(開口26側方)から嵌合される凹部29aと、該凹部29aの開口側縁から屋外側、屋内側に張り出す屋外側、屋内側のフランジ部29b、29cとが一体形成されたハット形状のものであり、また、第二取付ブラケット30は、第一取付ブラケット29に嵌合された側方耐火ブロック28に右側方から当接する当接面部30aと、第一取付ブラケット29の屋外側、屋内側のフランジ部29b、29cに右側方からそれぞれ当接する屋外側、屋内側フランジ部30b、30cとが一体形成されたものである。そして、第一取付ブラケット29の屋外側、屋内側フランジ部29b、29cを後述する方立アダプター31の右側面部31c、固定ブラケット32の第二脚片32bにそれぞれ当接させた状態で、第一取付ブラケット29の凹部29aに側方耐火ブロック28を嵌合し、さらに該側方耐火ブロック28が嵌合された状態の第一取付ブラケット29の屋外側、屋内側フランジ部29b、29cに、第二取付ブラケット30の屋外側、屋内側フランジ部30b、30cを当接させた状態で、両取付ブラケット29、30の屋外側フランジ部29bおよび30bを方立アダプター31の右側面部31cに、屋内側フランジ部29cおよび30cを固定ブラケット32の第二脚片32bにそれぞれネジ33止めすることによって、側方耐火ブロック28を、第一、第二取付ブラケット29、30を介して表示装置配設部14の右側に着脱自在に配設することができるようになっている。さらに、これら第一、第二取付ブラケット29、30および側方耐火ブロック28は、屋内外方向および上下方向の寸法が前記開口26を出入りできる寸法に設定されているとともに、第一、第二取付ブラケット29、30を取付けるためのネジ33は右側方から螺入されるようになっており、而して、第一、第二取付ブラケット29、30および側方耐火ブロック28の着脱作業を、前記開口26を通してスパンドレル部1BXの右側方の窓部1Aの居住空間側から行うことができるようになっている。
尚、図示しないが、表示装置配設部14の左側においても、前述した表示装置配設部14の右側に配設される側方耐火ブロック28と同様の側方耐火ブロックを、必要に応じて配設することができる。
ここで、前記方立アダプター31は、窓部側方立2Aの方立本体部2Xの屋内側面部2Xaにネジ31aを介して固定される中空矩形状のものであって、第一無目アダプター7の延設水平面部7fと第二無目アダプター8の延設水平面部8fとの間に収まるように設けられている。また、固定ブラケット32は、第一脚片32aと第二脚片32bとからなるL字形状のものであって、第一脚片32aは、その上下部が第一、第二無目アダプター7、8の延設耐火パネル体取付部7g、8gにそれぞれネジ32c止めされることで、両延設耐火パネル体取付部7g、8g間に支架されるように設けられている。さらに、該第一脚片32aの右端から屋内側に向けて第二脚片32bが折曲形成されているが、該第二脚片32bは、耐火パネル体取付部7e、8eに取付けられた耐火パネル体9の右端面9cから少し離間する状態で該右端面9cに対向している。そして、前記方立アダプター31の屋内側面部31bと固定ブラケット32の第一脚片32aとの間の間隔は、表示装置13の屋内外方向の幅寸法よりも少し幅広になっていて、該間隙を通って開口26から居住空間側に表示装置13を出し入れできるようになっているとともに、前述した側方耐火ブロック28の配設スペースとなっており、さらに、方立アダプター31の右側面部31cおよび固定ブラケット32の第二脚片32bには、前述したように、第一、第二取付ブラケット29、30の屋外側、屋内側フランジ部29b、30b、29c、30cがネジ33止めされる構成になっている。
さらに、前記開口26は、点検カバー27によって開閉自在に覆蓋されているが、該点検カバー27は、前記方立アダプター31の右側面部31cおよび固定ブラケット32の第二脚片32bに、該方立アダプター31の右側面部31cおよび固定ブラケット32の第二脚片32bに取付けられた第一、第二取付ブラケット29、30の屋外側、屋内側フランジ部29b、30b、29c、30cを間に介装する状態で、ネジ34を介して着脱自在に取付けられている。この場合に、点検カバー27用のネジ34は右側方から螺入されるように設定されており、而して、点検カバー27の着脱作業を、スパンドレル部1BXの右側方の窓部1Aの居住空間側から行うことができるようになっている。
一方、前記表示装置13は、本実施の形態では、広告や装飾用の文字、図柄等の表示がなされた表示パネル(サイン)35と、該表示パネル35の屋内側に積層状に配される導光パネル36と、これら両パネル35、36の四周を支持する枠体37と、光源(本実施の形態ではLED)38等を備えて構成されているが、上記枠体37は、上枠37a、下枠37bと、これら上枠37aおよび下枠37bの左右に組付けられる左右の縦枠37c、37dとから構成されている。また、LED(光源)38は、上枠37aおよび下枠37bに組み込まれるLED支持バー39に左右方向複数配置されている。そして、LED38から発せられた光が上下両側から導光パネル36に入光されて該導光パネル36が発光し、これがバックライトとなって表示パネル35を照射することによって、表示パネル35の文字や図柄等が視認されるようになっているが、表示装置13は、前述したように、スパンドレル部1BXの外壁パネル体4と耐火パネル体9との間に形成される表示装置配設部14に配設されており、これにより、スパンドレル部1BXの透明な外壁パネル体4を通して屋外側から表示パネル35の表示を視認できるようになっている。さらに、前記LED38に接続されるリード線は、右側方に延びて受電側コネクタ40に接続されており、該受電側コネクタ40と前記給電側コネクタ17とを接続することによってLED38への給電がなされるが、これら受電側コネクタ40、給電側コネクタ17の断続は、前記開口26から行えるようになっている。
ここで、前記表示装置13は、右縦枠37dを、該右縦枠37d以外の他の枠材(上枠37a、下枠37b、左縦枠37c)やLED支持バー39はそのままの状態で、表示装置13の右側方から螺入されるネジ37eを介して表示装置13の右側から取付け、取外しできるようになっているとともに、右縦枠37dが取外された状態の表示装置13に、表示パネル35を、表示装置13の右側から組込み、組外しできるように構成されている。これにより、表示装置13を表示装置配設部14に配設したままの状態で、該表示装置配設部14の右側方に設けられた開口26から、表示装置13の右縦枠37dの着脱と、表示装置13への表示パネル35の組込み、組外しとを行えるようになっており、而して、表示装置13を表示装置配設部14に配設したままの状態で表示パネル35のみを表示装置配設部14から出し入れすることができて、表示パネル35のみの交換作業やメンテナンス作業を行う場合に、容易かつ効率良く行えるようになっている。尚、本実施の形態では、表示パネル35だけでなく、導光パネル36についても同様に、右縦枠37dが取外された状態の表示装置13に右側から組込み、組外しできるように構成されていて、導光パネル36のみのメンテナンスも容易に行えるようになっている。また、本実施の形態では、右縦枠37dが、本発明の開口から着脱自在な枠材に相当するが、本実施の形態とは左右逆に開口が表示装置配設部の左側方に設けられている場合(窓部がスパンドレル部の左側方に位置している場合)には、右縦枠が本発明の開口から着脱自在な枠材となる。さらに、本実施の形態の表示装置13は、左縦枠37cが開口から着脱自在な枠材となった場合にも対応できるように左右対称状に形成されていて、左縦枠37cについても表示装置13の左側方から螺入されるネジ37fを介して着脱自在に構成されている。
そして、この様に構成された本実施のものにおいて、表示装置配設部14に配設された表示装置13をメンテナンス等のために取り出す場合には、まず、表示装置配設部14が設けられたスパンドレル部1BXの右側方の窓部1Aの居住空間側から、点検カバー27を取外して、表示装置配設部14の右側方の開口26を開く。さらに、該開口26から、第二取付ブラケット30、側方耐火ブロック28、第一取付ブラケット29を順次取り出す。これにより、表示装置配設部14の右側方は開放された状態となるが、この状態で、表示装置13のLED38に接続された受電側コネクタ40を給電側コネクタ17から外す。しかる後、表示装置13を右方向にスライド移動させて、表示装置配設部14から居住空間に取り出す。このときの表示装置13のスライド移動は、表示装置13の上下両側が第一、第二無目アダプター7、8に設けられた上下のガイドレール7d、8dにガイドされることでスムーズに行うことができる。
一方、表示装置13を表示装置配設部14に配設する場合には、表示装置配設部14が設けられたスパンドレル部1BXの右側方の窓部1Aの居住空間から、開口26を通して表示装置配設部14に表示装置13を収納する。このとき、表示装置13の上下部を上下のガイドレール7d、8dに嵌合させることにより、表示装置13の左方への移動がスムーズに行われるとともに、表示装置配設部14に配設された表示装置13が上下のガイドレール7d、8dにより安定支持される。次いで、表示装置13の受電側コネクタ40を給電側コネクタ17に接続する。さらに、第一取付ブラケット29、側方耐火ブロック28、第二取付ブラケット30をネジ33を介して取付け、しかる後、点検カバー27をネジ34を介して取付けて開口26を塞ぐことによって、表示装置13の表示装置配設部14への配設作業が完了するようになっている。
さらにこのものでは、表示装置13を表示装置配設部14に配設したままの状態で、表示パネル35のみを表示装置配設部14から出し入れすることができる。この場合には、まず、前述した表示装置13を取り出す場合と同様の手順で、点検カバー27、第二取付ブラケット30、側方耐火ブロック28、第一取付ブラケット29を取外して、表示装置配設部14の右側方を開放された状態にする。この状態で、表示装置配設部14に配設されたままの表示装置13から右縦枠37dを取外すことにより、表示パネル35のみを表示装置配設部14から取出すことができる。そして、新しくセットする表示パネル35を、前記右縦枠37dが取り外された状態の表示装置13に右側から組込んだ後、右縦枠37dを取付け、さらに前述した表示装置13を収納する場合と同様の手順で、第一取付ブラケット29、側方耐火ブロック28、第二取付ブラケット30、点検カバー27を取付けることによって、表示パネル35のみの交換やメンテナンスを行うことができるようになっている。
叙述の如く構成された本形態において、建物の外壁としてのカーテンウォール1には、外壁パネル体4が居住空間に対向する窓部1Aと、該窓部1Aの左右少なくとも一方の側方に位置し、外壁パネル体4が床5a、天井等5bの躯体構造物5に対向するスパンドレル部1BXとが設けられているが、該スパンドレル部1BXの外壁パネル体4と躯体構造部5との間の空間部(本実施の形態では、スパンドレル部1BXの外壁パネル体4と躯体構造物5との間に耐火パネル体9が配されており、該耐火パネル体9と外壁パネル体4との間の空間部)は表示装置配設部14となっており、該表示装置配設部14には、カーテンウォール1の屋外側に向けて表示を行う表示装置13が出し入れ自在に配設されるとともに、表示装置配設部14の左右少なくとも一方の側方には、表示装置13を居住空間側から出し入れするための開口26が設けられることになる。
而して、前記表示装置13によって、カーテンウォール1の屋外側に向けて宣伝広告や装飾等の様々な表示を行えることになるが、この表示装置13は、スパンドレル部1BXの外壁パネル体4と躯体構造部5との間の表示装置配設部14に配設されているため、屋外側からの目隠しが必要であるスパンドレル部1BXを利用して、窓部1Aの採光や屋内側からの視認性が損なわれる惧れがない状態で、表示装置13を配設できることになる。しかも、表示装置配設部14は外壁パネル体4の屋内側であるから、表示装置13の雨仕舞の必要もなく、また、屋外広告物としての条例の規制も受けないことになる。
さらにこのものでは、表示装置配設部14の左右少なくとも一方の側方(本実施の形態では右側方)に、表示装置13を居住空間側から出し入れするための開口26が設けられているから、表示装置13のメンテナンスや交換を行う場合には、該開口26から表示装置13を居住空間側に取出してメンテナンス作業や交換作業を行えることになって、これら作業の作業性向上に大きく貢献できる。しかも、開口26は点検カバー(蓋体)27によって開閉自在に覆蓋されているから、該点検カバー27によって表示装置配設部14を居住空間側から目隠しできることになる。
さらに、前記表示装置配設部14には、表示装置13の居住空間側への出し入れをガイドするべく、表示装置13の上下部がスライド移動自在に嵌合される下側、上側ガイドレール(ガイド部材)7d、8dが設けられている。これにより、表示装置13の出し入れを、下側、上側ガイドレール7d、8dにガイドされた状態でスムーズに行うことができる。
さらにこのものでは、表示装置配設部14の開口26側の側方(本実施の形態では右側方)を塞ぐ側方耐火ブロック(耐火材)28が設けられているとともに、該側方耐火ブロック28は、開口26から居住空間側に出し入れ自在に構成されている。これにより、表示装置配設部14の開口26側の防火を側方耐火ブロック28によって図れるとともに、該側方耐火ブロック28が表示装置13の出し入れの妨げとなってしまうことを回避できる。
さらにこのものにおいて、表示装置13は、文字、図柄等の表示がなされた表示パネル35と、該表示パネル35が組込まれる枠体37とを備えて構成されているが、該枠体37は、表示装置13を表示装置配設部14に配設したままの状態で、表示装置配設部14の左右少なくとも一方の側方(本実施の形態では右側方)に設けられた開口26から着脱自在な枠材(本実施の形態では右縦枠)37dを備えるとともに、該枠材37dを取外した状態の表示装置13に表示パネル35を開口26から組込み、組外し自在に構成されている。この結果、表示パネル35のみの交換やメンテナンス等を行う場合には、表示装置13全体を表示装置配設部14から出し入れする必要はなく、表示パネル35のみを出し入れすれば良いことになって、さらなる作業効率の向上に寄与できる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されないことは勿論であって、上記実施の形態では、建物の外壁として、方立と無目とを枠材として外壁パネル体が組み込まれたカーテンウォールを例示したが、このようなカーテンウォールに限定されることなく、例えば、サッシ枠を枠材として外壁パネル体が組み込まれた外壁等であっても、本発明を実施できる。また、上記実施の形態では、窓部の層間部に位置しているスパンドレル部に本発明が実施されているが、最上階に設けられているスパンドレル部、あるいは最下階に設けられているスパンドレル部であっても、該スパンドレル部の左右少なくとも一方の側方に窓部が設けられていれば、本発明を実施できる。
さらに、上記実施の形態では、スパンドレル部の右側に窓部が位置している場合を例にとって説明したが、図2の右側に示すスパンドレル部のように窓部がスパンドレル部の左側に位置している場合、あるいはスパンドレル部の左右両側に窓部が位置している場合であっても、本発明を実施できることは勿論である。
さらに、上記実施の形態では、躯体構造物として腰壁が設けられているが、腰壁が設けられていない場合であっても、本発明を実施できる。
さらに、上記実施の形態では、窓部もスパンドレル部も外壁パネル体として透明なガラス材が用いられているが、このように全ての外壁パネル体が透明な材質のものでなくても、スパンドレル部の少なくとも一部、つまり、表示装置が配設される部分の外壁パネル体が透明または透光性を有していれば、本発明を実施できる。
さらに、上記実施の形態では、スパンドレル部の外壁パネル体と躯体構造物との間に耐火パネル体が配設されているが、延焼の惧れがなく耐火パネル体が配されていないスパンドレル部(例えば、最上階に設けられるスパンドレル部)であっても、本発明を実施できる。
さらに、上記実施の形態では、表示装置配設部に配設された表示装置は、第一、第二無目アダプターと支持ブラケットとを介して、外壁パネル体を支持する枠材である無目と方立とに支持される構成になっており、これにより、外壁パネル体を支持する枠材を利用して表示装置を確実に支持できる構成になっているが、これに限定されることなく、例えば、表示装置を無目のみに支持せしめる構成、方立のみに支持せしめる構成、或いは外壁パネル体を支持する枠材に連結される額縁部材等に支持せしめる構成にすることもできる。
さらに、上記実施の形態では、表示装置の出し入れをガイドするガイド部材(下側、上側のガイドレール)は、無目に連結される第一、第二無目アダプターに設けられているが、これに限定されることなく、例えば、外壁パネル体を支持する枠材に連結される額縁部材等の他の部材に設けることもできる。
さらに、上記実施の形態では、開口を開閉自在に覆蓋する蓋体(点検カバー)を、固定ブラケットおよび方立アダプターに着脱自在に支持せしめたが、これに限定されることなく、例えば、外壁パネル体を支持する枠材に連結される他の部材や、窓部の屋内側の居住空間とスパンドレル部の屋内側空間とを仕切る仕切壁等に蓋体を着脱自在に支持せしめる構成にすることもできる。
さらに、上記実施の形態では、前記蓋体を着脱自在に支持せしめる手段として着脱自在なネジを用いたが、これに限定されることなく、例えばラッチ手段等を用いることもできる。
さらに、上記実施の形態では、表示パネルと導光パネルと光源を備えた表示装置を例示したが、表示装置としては、例えば、光源のないもの、LEDそのもので文字や画を表示するもの等、様々な形態のものを採用できる。
本発明は、カーテンウォール等の建物外壁部に表示装置を設ける場合に利用することができる。
1 カーテンウォール
1A 窓部
1BX スパンドレル部
4 外壁パネル体
5 躯体構造物
7d 上側ガイドレール
8d 下側ガイドレール
13 表示装置
14 表示装置配設部
26 開口
27 点検カバー
28 側方耐火ブロック
35 表示パネル
37 枠体
37d 右縦枠

Claims (5)

  1. 外壁パネル体が居住空間に対向する窓部と、外壁パネル体が床、天井等の躯体構造物に対向するスパンドレル部とを設けた外壁を備えてなる建物において、スパンドレル部の外壁パネル体と躯体構造物との間の空間部を表示装置配設部とし、該表示装置配設部に、外壁の屋外側に向けて表示を行う表示装置を出し入れ自在に配設するにあたり、表示装置配設部の左右少なくとも一方の側方に、表示装置を居住空間側から出し入れするための開口を設けたことを特徴とする建物外壁部における表示装置の配設構造。
  2. 請求項1において、表示装置の出し入れをガイドするガイド部材を設けたことを特徴とする建物外壁部における表示装置の配設構造。
  3. 請求項1または2において、開口を開閉自在に覆蓋する蓋体を設けたことを特徴とする建物外壁部における表示装置の配設構造。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項において、表示装置配設部の開口側の側方を塞ぐ耐火材を設ける一方、該耐火材を開口から居住空間側に出し入れ自在に構成にしたことを特徴とする建物外壁部における表示装置の配設構造。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項において、表示装置は、文字、図柄等の表示がなされた表示パネルと、該表示パネルが組込まれる枠体とを備えて構成され、該枠体は、表示装置を表示装置配設部に配設したままの状態で開口から着脱自在な枠材を備えるとともに、該枠材を取外した状態の表示装置に表示パネルを開口から組込み、組外し自在に構成したことを特徴とする建物外壁部における表示装置の配設構造。
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