JP2000132123A - 透明ガラス外壁の内側に外に向けた巨大画面ディスプレイを装備した高層建築物 - Google Patents

透明ガラス外壁の内側に外に向けた巨大画面ディスプレイを装備した高層建築物

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JP2000132123A
JP2000132123A JP10305658A JP30565898A JP2000132123A JP 2000132123 A JP2000132123 A JP 2000132123A JP 10305658 A JP10305658 A JP 10305658A JP 30565898 A JP30565898 A JP 30565898A JP 2000132123 A JP2000132123 A JP 2000132123A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に施工・メンテナンスできる大型の表示
装置を有する高層建築物を提供することを目的とする。 【解決手段】 ビル10の外壁を構成する透明ガラス1
を受け持つマリオン7よりも内側に多数のルーバ構造モ
ジュール5を横方向および高さ方向に多数並べることに
より巨大画面ディスプレイ11を構成する。1つのモジ
ュール5は、多数の羽板51の長手軸線を水平方向に且
つ平行に揃え、高さ方向にほぼ一定間隔となるように、
2本の支柱52間に掛け渡してルーバ状に支持したもの
であり、羽板と支柱を除いて前後に透視可能である。各
羽板51の前端には、ビル10の外側を向くLED集合
ランプ53が横一列に所定ピッチで多数配置されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大型のドットマ
トリクス式の画面を有する高層建築物に関する。
【0002】
【従来の技術】都会のビル街には実にさまざまな形態・
意匠の表示装置があふれており、商品情報やサービス情
報あるいはニュース情報などのさまざまな宣伝広告に利
用されている。誰でもが実感するように、情報の伝達力
や訴求力の面では大画面の表示装置が優れている。固定
的な情報を伝えるだけならば大型看板と照明で済むが、
さまざまに変化する情報を伝えるためには文字情報や動
画などを自由に表示できるドットマトリクス式のテレビ
画面型の表示装置が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近では、高輝度LE
D集合ランプを縦横に多数配設した表示パネルが普及し
ており、ごく小型のものから大型画面のものまである。
いずれにしてもこの種の表示パネルは、相当の厚みのあ
るソリッドなパネル構造体になっている。多数のLED
ランプが配設されたパネルの裏面側にはそれらランプを
駆動する電子回路が実装されている。当然ながら、この
表示パネルを透かしてパネル裏面側から正面側を見える
ようにするとか、パネル正面側から裏面側の灯りが見え
るようにするなどといった発想はまったくなかった。
【0004】ところが、ある種の商業ビルやイベントホ
ールなどを新設計するにあたり、ビルの外壁をカーテン
ウオール構造とし、透明なカーテンウオール越しに内外
の視界を保ちながら、そのカーテンウオール外面に向け
て超大型画面のドットマトリクス式の表示を行いたいと
いうデザイン要求が発生した。しかし従来の技術ではこ
の要求に応え得るドットマトリクス式の超大型画面の表
示パネルを実現できなかった。
【0005】本発明者らは、平成9年3月21日付けの
出願(特願平9−68457)により、上述のような要
求に応えるような透視型の分割表示パネルを提案した。
これを中層や高層の建築物に適用することは可能ではあ
り、分割表示制御のための開示は本願発明の実施にあた
っても大いに利用できるが、画面が大型になりまた建物
が高層になるにつれ、表示装置の施工性・メンテナンス
性が問題となる。本発明は、容易に施工・メンテナンス
できる大型の表示装置を有する高層建築物を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、つぎの事項
(1)〜(6)により特定されるものである。 (1)複数階にわたって床スラブ端部から外側に離間し
た状態で取り付けられたカーテンウオール構造の透明ガ
ラス外壁を有する高層建築物であり、その透明ガラス外
壁の内側に外に向けた巨大画面ディスプレイを装備して
いる。 (2)透明ガラス外壁の内側で一定間隔をおいて垂直レ
ール部材が平行に配設されており、これら垂直レール部
材のそれぞれにその外側に所定間隔をおいてマリオンが
垂直に取り付けられ、前記透明ガラス外壁のガラス板が
これらマリオンに当接して固定されている。前記透明ガ
ラス外壁と前記垂直レール部材の間が吹き抜け空間にな
っている。 (3)前記巨大画面ディスプレイは、前記垂直レール部
材の間隔に合せた横幅寸法で適当な高さ寸法のルーバー
構造モジュールを縦横に組み合わせることにより構成さ
れる。 (4)1つのルーバー構造モジュールは、多数(M本)
の羽板を複数本の支柱により一定間隔で平行に組み合わ
せて一体化した構造体である。各羽板には多数(N個)
のLED集合ランプおよび各ランプの駆動回路が内蔵さ
れている。各LED集合ランプは羽板の表側に一定間隔
で配設されて外向きになっている。各羽板のピッチと各
LED集合ランプのピッチはほぼ等しい。 (5)前記垂直レール部材間に両サイドを支持させた状
態で前記ルーバー構造モジュールを前記透明ガラス外壁
の内側に配設する。(A+1)本の前記垂直レール部材
の各間隔部分にA個のルーバー構造モジュールを横に並
べて配設するとともに、各垂直レール部材の間隔部分に
それぞれB個のルーバー構造モジュールを縦に並べて配
設することで、(A×B)個のルーバー構造モジュール
を前記吹き抜け空間にマトリクス状に連設する。 (6)前記吹き抜け空間に配設された(A×B)個のル
ーバー構造モジュールに含まれる前記LED集合ランプ
は前記透明ガラス外壁越しに外を向いている。透明ガラ
ス外壁の外から見ると、縦(M×B)ドット・横(N×
A)ドットのドットマトリクス型ディスプレイの巨大画
面が形成される。吹き抜け空間の内側から見ると、ルー
バー構造モジュールの各羽板の間隔を通して外部の視界
が得られる。
【0007】上記発明の高層建築物において更に好適に
は、前記吹き抜け空間の内側に透明ガラス内壁が設置さ
れており、その透明ガラス内壁と前記透明ガラス外壁の
間の前記吹き抜け空間に前記ルーバー構造モジュールが
配設されていることとする。また、いずれにせよ更に好
適には、前記吹き抜け空間に配設された(A×B)個の
ルーバー構造モジュールにおいて、上方に配設されたモ
ジュールの前記LED集合ランプの光軸が下方に配設さ
れたモジュールの前記LED集合ランプの光軸より下向
きになっている構成とする。
【0008】
【発明の実施の形態】===ビル10の概要=== この発明の一実施例によるビル10の外観を図1に示
し、その内部構造の概要を図6に示している。このビル
10はカーテンウオール構造で地上11階建てである。
なお、7階部分は内部に映画館を収納するため、ほぼ2
階分の高さを占めている。ビル正面の外壁は透明ガラス
外壁1で構成されている。透明ガラス外壁1の内側に
は、3階から7階までの吹き抜け空間2がある。その吹
き抜け空間2の内側には、各階ごとに床スラブ3上に透
明ガラス内壁4が配設されている。透明ガラス外壁1と
透明ガラス内壁4とで挟まれた吹き抜け空間2内の3階
スラブ上から8階スラブ下までの領域に、以下に詳述す
る巨大画面ディスプレイ11が装備される。
【0009】 ===巨大画面ディスプレイ11の概要=== ディスプレイ画面の寸法は縦25メートル・横19メー
トルである。画面のドット構成は縦400ドット・横3
04ドットである。つまりドットピッチは縦横とも約6
センチ強である。この画面は、図2に示すルーバー構造
モジュール5を多数用いて構成されている。ルーバー構
造モジュール5の外形寸法は、縦が約50センチ弱、横
が約97センチ弱である。このルーバー構造モジュール
5を、図1に示すように、縦方向に50行並べるととも
に横方向に19列並べる。こうして合計950個のルー
バー構造モジュール5によって縦25メートル・横19
メートルの巨大画面ディスプレイが構成される。
【0010】===ルーバー構造モジュール5=== 図2〜図4に示すように、ルーバー構造モジュール5
は、8本の水平な羽板51を左右の支柱52に掛け渡し
一定間隔で平行に組み合わせて一体化した構造体であ
る。各羽板51の前面部分には16個のLED集合ラン
プ53が配設されているとともに、それらランプ53の
駆動回路が内蔵されている。16個のLED集合ランプ
53の配列ピッチは一定であり、16本の羽板51の配
設ピッチにほぼ等しい。つまり、1個のルーバー構造モ
ジュール5には、16×8=128個のLED集合ラン
プ53が縦横にほぼ等しいピッチで配列されている。モ
ジュール5における羽板51の間隔部分には約32ミリ
の隙間があいている。モジュール5からある程度離れて
これを見ると、羽板51間の隙間を通してモジュール5
の向こう側の視界が確保される。
【0011】===LED集合ランプ53の構成・取付
および角度調整=== LED集合ランプ53は、3原色(RGB)のLED球
を20個組み合わせて発光時にほぼ長方形に見えるよう
にしたものであり、これが巨大画面ディスプレイ11に
おいて1ドットとなる。すなわち、各ドットは3色合成
によるフルカラーの色彩制御が行われる。このランプ5
3が取り付けられる羽板51は概して中空の部材である
が、その前面部分は、下端が羽板51の下側部分前端に
ヒンジ結合であり、これを回転軸として回転させること
により上下方向の角度が調整可能である。羽板51の前
面部分の上端は、ここから後方へ延在する湾曲板へと連
なっている。この湾曲板は、側方から見た垂直断面図に
おいて、前記回転軸を中心軸とした弧状である。一方、
羽板51の上面部分は前方へ延在して前記湾曲板の下側
に沿って接触し重なり合う湾曲板を形成されている。前
記前方へ延在する湾曲板の上面は、左右両端付近におい
て、所定のボルトを締め込まれるボルト受け孔部を有し
ている。前記後方へ延在する湾曲板は前記ボルトの胴部
を通過させ頭部を通過させない長手状の開口部分を円弧
方向に沿って有している。前記ボルトの胴部を前記後方
へ延在する湾曲板の上から前記長手状の開口部分を通し
て挿入し、前記前方へ延在する湾曲板のボルト受け孔部
に少しだけ締め込み、ボルトがボルト受け部に固定され
ているが前記長手状の開口部分の長手範囲内で移動可能
な状態としたとき、この範囲内で、前記前面部分を回転
させ、前記後方に延在する湾曲板を前記前方へ延在する
湾曲板に対し摺動させることができる。この範囲は、前
記回転の角度にして30度とした。両湾曲版の位置関係
が各羽板51に対して事前に決めた所定の設定値にきた
ところで、ボルトの胴部を前記前方へ延在する湾曲板の
ボルト受け孔部に最後まで締め込むと、前記ボルトの頭
部が前記後方へ延在する湾曲板に押し当てられてその押
し付け力により固定され、これにより前記後方へ延在す
る湾曲板が前記前方へ延在する湾曲板に固定され、よっ
て前記前面部分の角度も固定される。LED集合ランプ
53はもともと前記前面部分に固定されているので、こ
れによりLED集合ランプ53の光軸の向きが固定され
る。すなわち、巨大画面ディスプレイ11中において中
程度の高さに配置されるモジュール5においては、この
光軸の向きが水平方向よりも15度下向きとなるように
設定する。それらよりも下に配置されるモジュール5に
ついては、下のモジュール5ほど光軸がもっと上向きに
なるようにする。逆に上に配置されるモジュール5につ
いては、上のモジュール5ほど光軸がもっと下向きにな
るようにする。調整される光軸の角度調整範囲はプラス
マイナス15度(すなわち、水平方向から下向きに0度
から30度まで)まで可能である。
【0012】===モジュールおよびその周囲の施工=
== <透明ガラス外壁の施工>モジュール5を配置する前の
吹き抜け空間2を外側から見た状態を図7に模式的に示
す。スラブ3の端部に沿って約1メートル毎に、垂直レ
ール部材8が配置されている。この垂直レール部材8に
対し、その前面から前方に延在する水平な支持材71が
取り付けられている。支持材71は所定の上下間隔で多
数設けられている。これらの支持材71の前端には、鉛
直方向のマリオン7が支持されている。この垂直レール
部材8およびマリオン7はアルミニウム押出し成形によ
るレール状の部材である。また隣り合う2本のマリオン
7間には、所定の上下間隔で水平方向の無目72が掛け
渡されている。1枚の長方形の透明ガラスからなるユニ
ットが、左右の辺を隣接するマリオン7により、そのマ
リオン7の前面の片側弱を覆うようにして各々支持さ
れ、また上下の辺を隣接する無目72により各々支持さ
れるように、適当なサッシ構成により固定される。これ
らが多数配置されて透明ガラス外壁1を構成する。この
内側からスラブ3までが吹き抜け空間2となる。
【0013】<モジュールの搬入・据え付け>図5と図
8に示すように、モジュール5は、垂直レール部材8間
に両サイドを支持された状態で透明ガラス外壁1のすぐ
内側に配設される。作業を円滑に行うため、垂直レール
部材8の左右側面には、上下方向に延在する溝部81が
設けられている一方、モジュール5の両サイドにはラッ
チ差込機構54が設けられている。各階内部から垂直レ
ール部材8間にモジュール5を搬入し、ラッチ差込機構
54を動かして、モジュール5の両側に隣接する溝部8
1に上下摺動可能に係合するとともに垂直レール部材8
に対するモジュール5の水平方向の動きを固定する。上
階に設置された滑車から垂らされたワイヤーに適当なワ
イヤーストッパを介してモジュール5を取り付け引き上
げる。モジュール5を引き上げて空いたスペースに次の
モジュール5を搬入し、上述したようにラッチ差込機構
54をセットして溝部81に係合させ、上のモジュール
5の下端に接続し、ワイヤーを取付け、引き上げる。こ
れを繰り返してこの階の分のモジュールをすべて所定の
位置まで配置したら滑車は取り外すがワイヤーはそのま
ま固定してモジュールの支持構造として残す。更に、モ
ジュール5の所定の台数ごとに、それらのモジュール5
の垂直方向の荷重支持を確実なものとするため、垂直レ
ール部材前面から前方に迫り出してモジュール5の支柱
部分を支える迫り出し部材(図示省略)を配置する。
【0014】<モジュール電源・信号ラインの接続作業
>各モジュール5はその支柱52内部に上下方向長手の
中空部分を有し、その上端および下端にはその中空部分
に連通する開口部分521を有している。この中空部分
には電源ラインや信号線が配置されており、それらを簡
便にまとめた電源ケーブル522および信号ケーブル5
23が、上下の開口521を介して隣接するモジュール
5の電源ケーブル522および信号ケーブル523に各
々接続できるようになっている。各モジュール列(すな
わち上下方向50個のモジュール5)において最も下に
配置されるモジュール5は、上方へのみ電源ケーブル5
22および信号ケーブル523を接続され、下方に対し
ては適当に閉止される。最も上のモジュール5は、8階
スラブに配置され各モジュール列に割り当てられた電源
ユニットおよび制御ユニットへと、それぞれ電源ケーブ
ル522および信号ケーブル523を接続される。
【0015】<透明ガラス内壁の施工>透明ガラス内壁
4は、各階ごとに設置される。すなわち、図8に示した
ように、垂直レール部材8は、一つおきに、その背面に
各階の床から天井まで延びたH鋼部材84を接触支持し
ている。このH鋼部材84の側方に各々サッシ41を取
り付ける。各サッシ41内には、個々の透明ガラスパネ
ル43を用いた左右方向に一対の引き違い戸43が保持
させる。これら多数のサッシ41および引き違い戸43
が全体として各階の透明ガラス内壁4を構成する。
【0016】===実施例のオプション=== ・今回の例では透明ガラス外壁には無目を用いたが、公
知のビルのカーテンウォール構造の透明ガラス外壁にお
いて無目のないものも多く知られており、そのようにし
てもよい。
【0017】・各モジュールにおいて、その横幅寸法が
大きくなってくると、羽板部材の剛性によっては羽板の
中央部分がたわんで下がってしまう可能性があるが、そ
のような寸法・材料を選択したい場合は、両端の支柱以
外に、羽板の途中を等間隔に支持する補助的な支柱(又
はスペーサ)を設置してもよい。
【0018】・上下方向の多数のモジュールおよび制御
ユニット間の信号ラインの接続は、上述の例においては
コストの都合からケーブル接続としたが、ノートパソコ
ンや携帯情報端末等に用いられる赤外線方式をはじめと
する各種の無線方式を採用し、各モジュールに光通信ユ
ニットを内蔵させてもよい。具体的には、光通信ユニッ
トを羽板部分に内蔵してもよいが、上下方向で隣接する
モジュールは上のモジュールの支柱下端と下のモジュー
ルの支柱上端において機械的に接続または最も近接する
配置にできるから、各モジュールの支柱のこれらの部分
に光通信部品を設ければ近距離通信で済む。こういった
無線通信部分を設ければモジュール据え付け現場での配
線接続作業が省力化・単純化され、更に好適である。ま
た、電源ラインも、上述の例では上下方向に隣接するモ
ジュールからモジュールへと接続されているが、モジュ
ール列ごとに共用の電源ラインを各垂直レール部分に沿
って最初から一体形成しておいたり後から垂らすなどし
て設け、各モジュールをこの共用の電源ラインに接続す
るようにしてもよい。
【0019】・透明ガラス内壁には左右方向の引き違い
戸を用いたが、美観の好みの都合によっては上下方向の
引き違い戸でもよいし、内開き式でもよい。また施工条
件等を考慮して一部のみをそのようにすることも可能で
ある。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、高層建築物の透明ガラス外壁の内側にモジュール
を横方向および高さ方向に多数並べることにより巨大画
面ディスプレイを構成することができる。1つのモジュ
ールは、多数の羽板をルーバー状に支持したものであ
る。各羽板の前端には、各モジュールの外側を向くLE
D集合ランプが横一列に所定ピッチで多数配置されてい
る。すなわち各モジュールは羽板と支柱の部分を除いて
前後に透視可能である。従って、この巨大画面ディスプ
レイ自体が前後の視界を著しく遮断する障害物になるこ
とはなく、また透明ガラス外壁を経由した外光の取り入
れを著しく妨げることもない。
【0021】特に、各階の内部でルーバーの後方近くで
立ったり歩いたりの通常の姿勢により両目を水平にして
ビルの外を見ようとする者にとっては、モジュール内の
水平な羽板によるルーバー構造のため、まさに窓のブラ
インドの羽板を水平にして外を見る原理と同様、水平方
向の視線移動を妨害するものは殆どない。モジュールを
構成する支柱およびそれに隣り合うマリオンの部分でか
すかに妨害されることは有り得るが、水平方向の視野に
おけるこれらの部材が占める割合は十分小さいし、立つ
位置と顔の角度を調整すれば、これらをすべて視界外に
するようにできる。双眼鏡や望遠鏡を用いる場合はます
ますそうである。
【0022】よって、ビル内の人にとって快適な空間を
もたらすとともに、ビルの外部正面の観客に対しては、
極めて巨大な画面により多彩な映像表現を見せることが
可能となる。
【0023】また、適度の大きさのモジュールを搬入し
て組み合わせることによりディスプレイ全体を施工でき
るので、当初の建築・配線作業やメンテナンスが容易と
なることは言うまでもない。またリニューアル時におい
ては、改良したモジュールと取り替えれば、ディスプレ
イの表示性能向上も可能なので、透明ガラスやマリオン
や垂直レール部材など多くの部分を移動なしで利用し続
けることができ、省資源の効果が大きく、また作業コス
トや工期も有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による高層ビルの正面を概
観した図である。
【図2】1個のモジュールの外観イメージを示す図であ
る。
【図3】図2のモジュールの正面図である。
【図4】図2のモジュールのA−A方向断面図である。
【図5】モジュールを垂直レール部材に沿って移動・取
付する方法の説明図である。
【図6】巨大画面ディスプレイの約右半分を含むビルの
外壁周辺の部分詳細を示す水平断面図である。
【図7】モジュール取付前の吹き抜け空間を模式的に示
す斜視図である。
【図8】透明ガラス外壁と透明ガラス内壁との間の部分
詳細を示す水平断面図である。
【符号の説明】
1 透明ガラス外壁 2 吹き抜け空間 3 スラブ 4 透明ガラス内壁 5 ルーバー構造モジュール 53 LED集合ランプ 7 マリオン 71 水平部材 72 無目 8 垂直レール部材 81 案内溝 10 ビル 11 巨大画面ディスプレイ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つぎの事項(1)〜(6)により特定さ
    れる発明。 (1)複数階にわたって床スラブ端部から外側に離間し
    た状態で取り付けられたカーテンウオール構造の透明ガ
    ラス外壁を有する高層建築物であり、その透明ガラス外
    壁の内側に外に向けた巨大画面ディスプレイを装備して
    いる。 (2)透明ガラス外壁の内側で一定間隔をおいて垂直レ
    ール部材が平行に配設されており、これら垂直レール部
    材のそれぞれにその外側に所定間隔をおいてマリオンが
    垂直に取り付けられ、前記透明ガラス外壁のガラス板が
    これらマリオンに当接して固定されている。前記透明ガ
    ラス外壁と前記垂直レール部材との間が吹き抜け空間に
    なっている。 (3)前記巨大画面ディスプレイは、前記垂直レール部
    材の間隔に合せた横幅寸法で適当な高さ寸法のルーバー
    構造モジュールを縦横に組み合わせることにより構成さ
    れる。 (4)1つのルーバー構造モジュールは、多数(M本)
    の羽板を複数本の支柱により一定間隔で平行に組み合わ
    せて一体化した構造体である。各羽板には多数(N個)
    のLED集合ランプおよび各ランプの駆動回路が内蔵さ
    れている。各LED集合ランプは羽板の表側に一定間隔
    で配設されて外向きになっている。各羽板のピッチと各
    LED集合ランプのピッチはほぼ等しい。 (5)前記垂直レール部材間に両サイドを支持させた状
    態で前記ルーバー構造モジュールを前記透明ガラス外壁
    の内側に配設する。(A+1)本の前記垂直レール部材
    の各間隔部分にA個のルーバー構造モジュールを横に並
    べて配設するとともに、各垂直レール部材の間隔部分に
    それぞれB個のルーバー構造モジュールを縦に並べて配
    設することで、(A×B)個のルーバー構造モジュール
    を前記吹き抜け空間にマトリクス状に連設する。 (6)前記吹き抜け空間に配設された(A×B)個のル
    ーバー構造モジュールに含まれる前記LED集合ランプ
    は前記透明ガラス外壁越しに外を向いている。透明ガラ
    ス外壁の外から見ると、縦(M×B)ドット・横(N×
    A)ドットのドットマトリクス型ディスプレイの巨大画
    面が形成される。吹き抜け空間の内側から見ると、ルー
    バー構造モジュールの各羽板の間隔を通して外部の視界
    が得られる。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の高層建築物であって、
    前記吹き抜け空間の内側に透明ガラス内壁が設置されて
    おり、その透明ガラス内壁と前記透明ガラス外壁の間の
    前記吹き抜け空間に前記ルーバー構造モジュールが配設
    されている。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の高層建
    築物であって、前記吹き抜け空間に配設された(A×
    B)個のルーバー構造モジュールにおいて、上方に配設
    されたモジュールの前記LED集合ランプの光軸が下方
    に配設されたモジュールの前記LED集合ランプの光軸
    より下向きになっている。
JP30565898A 1998-10-27 1998-10-27 透明ガラス外壁の内側に外に向けた巨大画面ディスプレイを装備した高層建築物 Expired - Lifetime JP4176209B2 (ja)

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