JP5746064B2 - カーテンボックス - Google Patents
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また、居間等の部屋の内壁面に、水平方向に沿って蛍光灯を設けるとともに、内壁面と平行して蛍光灯を覆う幕板を、内壁面と幕板との間に取付金具を介して設ける技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2では、入隅コーナーを介して隣接する二つの内壁面にわたって幕板と取付金具とが取り付けられている。そして、窓上の内壁面に位置する取付金具の下側にカーテンレールが取り付けられており、カーテンボックスとしての機能を果たしている。
このような問題を解決するために、特許文献1に記載のような埋め込み式のカーテンボックスを、隣接する二つの内壁面にわたって設けることが考えられる。しかし、埋め込み式のカーテンボックスを、隣接する二つの内壁面にわたって設けるとなると、例えば、天井の板状の仕上げ材にカーテンボックスを埋め込むための開口を形成したり、カーテンボックスや天井の仕上げ材を取り付けるためにカーテンボックス周囲の構造が複雑化したりする場合がある。そして、このように周囲の構造が複雑化すれば、施工性が低下する場合もあるため、カーテンボックスを、もっと容易に設けることが可能な技術の開発が望まれていた。
前記複数の内壁面3,3の上端部11,11と、
前記部屋1の天井4に垂設され、前記複数の内壁面3,3の上端部11,11のそれぞれと対向し、かつ前記複数の内壁面3,3にわたって連続するようにして配置される複数の垂壁12,12と、
前記複数の内壁面3,3の上端部11,11と前記複数の垂壁12,12との間に位置するとともに、前記天井4によって構成されるボックス天井部13と、
前記ボックス天井部13の全長にわたって取り付けられるとともに、カーテン15,15が吊るされるカーテンレール14と、を備えており、
前記部屋1の上部には、上階まで吹き抜ける吹抜け部20が、前記複数の垂壁12,12のうち少なくとも一つの垂壁12の上方に位置するようにして設けられており、
前記少なくとも一つの垂壁12と、前記吹抜け部20を形成する壁21…のうち少なくとも一つの壁21とが一体的に形成されており、これら、少なくとも一つの垂壁12の部屋中央側面と、吹抜け部20を形成する壁21…のうち少なくとも一つの壁21の表面とが面一となっていることを特徴とする。
また、前記複数の垂壁12,12は前記天井4に垂設されているので、カーテンボックス10を、前記複数の内壁面3,3と前記天井4との取り合い部分に位置するように設けることができる。これによって、カーテンボックス10が、前記複数の内壁面3,3や天井4から浮いた存在とはならないので、カーテンボックス10と前記部屋1との間に一体感を生じさせることができる。
さらに、前記複数の垂壁12,12を前記天井4に垂設し、前記ボックス天井部13に前記カーテンレール14を取り付けるだけでカーテンボックス10を容易に形成できるので、従来に比して施工性の向上を図ることができる。
加えて、前記少なくとも一つの垂壁12と、前記吹抜け部20を形成する壁21…のうち少なくとも一つの壁21とが一体的に、かつ表面が面一となっているので、これら少なくとも一つの垂壁12と、少なくとも一つの壁21との連続性を高めることができ、カーテンボックス10と、前記吹抜け部20と、前記部屋1との一体感を高めることができる。
前記連続する複数の垂壁12,12の両端部は、これら連続する複数の垂壁12,12のうちの両端側に配置された垂壁12,12のそれぞれが直交する壁面3(5)に対して固定されていることを特徴とする。
また、前記一方の壁面3(5)と他方の壁面3(5)によってカーテンボックス10の両端部を閉塞できるので、このカーテンボックス10の端部からカーテンレール14が見えることを防ぐことができ、外観性を向上できる。
前記連続する複数の垂壁12,12の一端部の下方には、前記内壁面3と対向して配置される遮蔽壁16が、前記連続する複数の垂壁12,12の一端部と一体的に、かつ部屋中央側面が面一となるように設けられており、
前記遮蔽壁16と、この遮蔽壁16と対向する内壁面3との間は、カーテン15,15が収納される収納部17とされていることを特徴とする。
また、前記遮蔽壁16は、前記連続する複数の垂壁12,12の一端部と一体的に、かつ部屋中央側面が面一となるように設けられているので、これら遮蔽壁16と前記垂壁12との連続性を高めることができ、カーテンボックス10と、前記収納部17と、前記部屋1との一体感を高めることができる。
前記垂壁12の内壁面3側面には照明装置18が設けられていることを特徴とする。
また、前記照明装置18は、前記垂壁12の内壁面3側面に設けられているので、前記部屋1の中央側から照明装置18が見えにくくなり、外観性を向上できる。
また、複数の垂壁は天井に垂設されているので、カーテンボックスを、複数の内壁面と天井との取り合い部分に位置するように設けることができる。これによって、カーテンボックスが、複数の内壁面や天井から浮いた存在とはならないので、カーテンボックスと部屋との間に一体感を生じさせることができる。
さらに、複数の垂壁を天井に垂設し、ボックス天井部にカーテンレールを取り付けるだけでカーテンボックスを容易に形成できるので、従来に比して施工性の向上を図ることができる。
加えて、少なくとも一つの垂壁と、吹抜け部を形成する壁のうち少なくとも一つの壁とが一体的に、かつ表面が面一となっているので、これら少なくとも一つの垂壁と、少なくとも一つの壁との連続性を高めることができ、カーテンボックスと、前記吹抜け部と、前記部屋との一体感を高めることができる。
図1において符号1は、部屋を示す。本実施の形態の部屋1は、リビングルームとしての機能と、例えばダイニングルームやキッチン等のように、その他の機能を有する部屋とを一室に併存させた状態となっている。また、図1においては、特に前記リビングルームが設けられた領域が示されている。また、前記部屋1の外部には、バルコニー1aが設けられている。
なお、本実施の形態においては、前記部屋1を、リビングルームとしての機能と、その他の機能を有する部屋とを一室に併存させたものとしたが、これに限られるものではなく、リビングルームとしての機能のみを有する部屋としてもよい。また、前記部屋1はリビングルームとしての機能を有するが、これに限られず、例えば寝室や子供部屋等の機能を有するものでもよく、適宜変更可能である。
また、図5に示すように、前記部屋1の上部には、前記上階まで吹き抜ける吹抜け部20が設けられている。さらに、前記部屋1には、この吹抜け部20を利用して螺旋階段22が設けられており、これら吹抜け部20および螺旋階段22によって、建物の下階と上階とが接続されている。
なお、前記吹抜け部20は、図1に示すように、建物の下階から上階まで至る複数の壁21…で囲まれることによって形成されている。また、前記吹抜け部20は、本実施の形態においては平面視四角形状に形成されている。
前記窓7は、図1および図2(a)に示すように、前記内壁面3の中程から上、ほぼ腰の高さから上にある腰窓であり、前記窓8は、図1および図5に示すように、外部に人が出入りできる掃き出し窓である。なお、前記窓8は、前記バルコニー1aに面している。
なお、本実施の形態においては、前記窓7が設けられた内壁面3を一方の内壁面3と称し、前記窓8が設けられた内壁面3を他方の内壁面3と称する。
また、前記一方の内壁面3に対して、コーナー部2を介して隣接するとともに、前記他方の内壁面3と対向する内壁面3には、前記部屋1と他の部屋とを行き来するための出入口9が設けられている。
なお、本実施の形態においては、天井4の仕上げ材の下面に、前記複数の内壁面3,3を形成する壁面材の上端部が当接した状態となっている。
なお、前記部屋1および前記他方の内壁面3は、前記袖壁5によって大まかに区切られており、この袖壁5を境にして前記一方の内壁面3側が前記リビングルームの領域となっている。
また、前記袖壁5は、前記他方の内壁面3に対して交差するようにして設けられているため、これら袖壁5と他方の内壁面3との間には、入隅状に形成されたコーナー部2aが設けられることになる。つまり、前記袖壁5の側面と前記他方の内壁面3とは、前記コーナー部2aを介して隣接した状態となっている。
前記複数の縦芯材5a,5aのうち一方は、前記他方の内壁面3に固定され、他方は、前記袖壁5の突端に配置されている。なお、これら複数の縦芯材5a,5aは互いに平行に配置されている。また、前記複数の横芯材5b,5bは、前記複数の縦芯材5a,5a間に架設されている。
なお、前記複数の側板5c,5c,5cの表面には壁紙等の表面化粧材(図示せず)が設けられているものとする。
前記カーテンボックス10は、図1〜図6に示すように、前記複数の内壁面3,3の上端部11,11と、複数の垂壁12,12と、ボックス天井部13と、カーテンレール14と、を備える。
また、上述のように、前記複数の内壁面3,3には窓7,8が形成されるため、これら窓7,8の上端部が、前記複数の垂壁12,12に対向する場合は、これら窓7,8の上端部も、前記複数の内壁面3,3の上端部11,11として含む場合もある。
なお、本実施の形態においては、前記窓7の上端部は、図2(a)に示すように、前記一方の内壁面3の上端部11には含まれておらず、前記窓8の上端部は、図5に示すように、前記他方の内壁面3の上端部11に含まれている。すなわち、図5においては、前記窓8の上窓枠が見えない状態となっている。
また、これら複数の垂壁12,12は、図1および図2に示すように、前記複数の内壁面3,3の上端部11,11のそれぞれと対向している。すなわち、前記複数の垂壁12,12のうちの一方は、前記一方の内壁面3の上端部11に対向するとともに、他方は、前記他方の内壁面3の上端部11に対向している。
すなわち、前記一方の垂壁12は、前記一方の内壁面3の幅方向に沿って長尺に形成されるとともに、前記他方の垂壁12は、前記他方の内壁面3の幅方向に沿って長尺に形成されている。
さらに、前記連続する複数の垂壁12,12の両端部は、これら連続する複数の垂壁12,12のうちの両端側に配置された垂壁12,12のそれぞれが直交する壁面3,5に対して固定されている。つまり、前記連続する複数の垂壁12,12のうち、前記一方の垂壁12の一端部は、前記出入口9が形成された内壁面3に対して固定されており、前記他方の垂壁12の一端部は、前記袖壁5の側面に対して固定されている。
さらに、前記一方の垂壁12の他端部と前記他方の垂壁12の他端部とは、前記一方の内壁面3と前記他方の内壁面3との間に形成された部屋1のコーナー部2付近で交差するようにして接続されている。
また、前記部屋1の前記コーナー部2は、入隅状に形成されたものとしているが、これに限られるものではなく、出隅状に形成されていてもよい。また、平面視において円弧状に形成されていてもよいものとする。したがって、前記複数の垂壁12,12も、本実施の形態のように入隅状のコーナー部2に対応するように連続させたり、図示はしないが、出隅状のコーナー部に対応するように連続させたり、平面視円弧状に形成された補助の垂壁を使用したりしてもよい。
また、前記出入口9が形成された内壁面3と、前記袖壁5の側面とによって前記カーテンボックス10の両端部を閉塞できるので、このカーテンボックス10の端部からボックス内部のカーテンレール14が見えることを防ぐことができ、外観性を向上できる。
前記連続する複数の垂壁12,12のうち、前記一方の垂壁12の一端部に位置する縦芯材12aは、前記出入口9が形成された内壁面3に対して固定されており、前記他方の垂壁12の一端部に位置する縦芯材12aは、前記袖壁5の側面に対して固定されている。また、前記コーナー部2付近で交差する前記一方の垂壁12の他端部と前記他方の垂壁12の他端部に位置する縦芯材12a,12a同士は、図1に示すように、互いに固定されている。なお、これら複数の縦芯材12a…は互いに平行に配置されている。
また、前記複数の横芯材12b…は、前記天井4に対して固定されている。なお、これら複数の横芯材12b…は互いに平行に配置されるとともに、前記複数の縦芯材12a…間に架設されている。
なお、前記複数の側板12c…および前記複数の底板12d…の表面には壁紙等の表面化粧材(図示せず)が設けられているものとする。
そして、前記他方の垂壁12と、前記吹抜け部20を形成する壁21…のうち少なくとも一つの壁21とが一体的に形成されており、これら他方の垂壁12の部屋中央側面と、吹抜け部20を形成する壁21の表面とが面一となっている。すなわち、前記他方の垂壁12と前記壁21とが上下方向に隣接して配置されている。
これによって、前記他方の垂壁12と、前記壁21との連続性を高めることができるので、前記カーテンボックス10と、前記吹抜け部20と、前記部屋1との一体感を高めることができる。
なお、前記吹抜け部20は、本実施の形態では前記他方の垂壁12の上方に位置するものとしたが、これに限られるものではなく、前記一方の垂壁12の上方に位置する場合も、前記コーナー部2付近において前記一方の垂壁12と前記他方の垂壁12の双方の上方に位置する場合もある。
また、前記他方の垂壁12と、前記壁21と、前記袖壁5の突端面との間には、継目が見えないように表面化粧がなされており、前記部屋1の中央から前記他方の垂壁12と前記壁21と前記袖壁5とを見た際に、恰も一つの壁が連続して設けられているかのような印象を与えている。
すなわち、このボックス天井部13は、前記複数の内壁面3,3の上端部11,11と前記複数の垂壁12,12の延在方向に沿って形成されており、本実施の形態においては平面視略L字状に形成されることになる。さらに、このボックス天井部13は、前記複数の垂壁12,12によって前記天井4の表面を区切ることによって形成されている。
また、前記カーテンレール14は、前記カーテン15,15を吊るすとともに、このカーテンレール14に沿って走行可能なランナーを備える。
また、前記カーテン15,15は、図2(a),(b)に示すように、前記窓7が設けられた前記一方の内壁面3の前方と、前記窓8が設けられた前記他方の内壁面3の前方にある状態となっている。
一方、前記連続する複数の垂壁12,12の一端部の下方には、図4(a),(b)に示すように、前記内壁面3と対向して配置される遮蔽壁16が、前記連続する複数の垂壁12,12の一端部と一体的に、かつ部屋中央側面が面一となるように設けられている。すなわち、前記遮蔽壁16は、前記複数の内壁面3,3のうち前記一方の内壁面3に対向して配置されており、前記連続する複数の垂壁12,12のうち前記一方の垂壁12の一端部と上下方向に隣接して配置されている。また、前記遮蔽壁16は、前記部屋1の床から前記一方の垂壁12の下面までの高さに設定されている。
そして、前記遮蔽壁16と、この遮蔽壁16と対向する内壁面3との間は、前記カーテン15,15が収納される収納部17とされている。この収納部17は、前記部屋1の床から前記天井4までの高さに設定されている。
前記複数の縦芯材16a,16aのうち一方は、前記出入口9が形成された内壁面3に固定されている。なお、前記複数の縦芯材16a,16aは互いに平行に配置されている。また、前記複数の横芯材16b,16bは、前記複数の縦芯材16a,16a間に架設されている。
なお、前記複数の側板16c,16c,16cの表面には壁紙等の表面化粧材(図示せず)が設けられているものとする。
また、前記遮蔽壁16は、前記一方の垂壁12の一端部と一体的に、かつ部屋中央側面が面一となるように設けられているので、これら遮蔽壁16と前記一方の垂壁12との連続性を高めることができ、前記カーテンボックス10と、前記収納部17と、前記部屋1との一体感を高めることができる。
前記照明装置18は、この照明装置18を固定するための固定部18aを備えており、この固定部18aを、前記垂壁12の内壁面3側面に当接させつつ、前記天井4に対して固定することによって、前記垂壁12の内壁面3側面に設けられている。
なお、前記天井4の仕上げ材の上面には予め下地合板4cが設けられており、前記固定部18aは、ネジ18a等によって前記下地合板4cに固定されている。
また、前記照明装置18は、前記垂壁12の内壁面3側面に設けられているので、前記部屋1の中央側から照明装置18が見えにくくなり、外観性を向上できる。
まず、前記部屋1を施工する。本実施の形態においては、前記袖壁5の施工も、前記カーテンボックス10の施工よりも先に行う。
そして、前記カーテンボックス10の施工を始める際は、まず、前記垂壁12を構成する前記複数の縦芯材12a…と前記複数の横芯材12b…とを縦横に組み立てることによって前記矩形枠を形成する。
なお、このような矩形枠を形成する作業は、予め工場等で行ってもよいものとする。
また、上方に位置する横芯材12bを前記天井4に固定する。
さらに、前記一方の垂壁12の他端部に位置する縦芯材12aと、前記他方の垂壁12の他端部に位置する縦芯材12aとを接続する。
なお、前記ボックス天井部13は、前記複数の垂壁12,12を前記天井4に垂設した時点で形成される。
以上のようにして前記カーテンボックス10を前記部屋1に設けることができる。このようなカーテンボックス10の施工方法によれば、前記複数の垂壁12,12を前記天井4に垂設し、前記ボックス天井部13にカーテンレール14を取り付けるだけで前記カーテンボックス10を容易に形成できることになる。
また、前記カーテンボックス10は、前記部屋1の施工後でも形成できることになる。すなわち、後付けが可能となり、例えば前記部屋1のリフォーム時にも、前記カーテンボックス10を取り付けることができる。
前記カーテンボックス10を形成した後は、前記遮蔽壁16や前記照明装置18を適宜設置して、前記カーテンボックス10の施工を完了させる。
また、前記矩形枠に対して、予め工場等で、前記側板12cや底板12dを極力取り付けておき、現場での作業を低減させるようにしてもよい。
また、前記複数の垂壁12,12は前記天井4に垂設されているので、カーテンボックス10を、前記複数の内壁面3,3と前記天井4との取り合い部分に位置するように設けることができる。これによって、カーテンボックス10が、前記複数の内壁面3,3や天井4から浮いた存在とはならないので、カーテンボックス10と前記部屋1との間に一体感を生じさせることができる。
さらに、前記複数の垂壁12,12を前記天井4に垂設し、前記ボックス天井部13に前記カーテンレール14を取り付けるだけでカーテンボックス10を容易に形成できるので、従来に比して施工性の向上を図ることができる。
2 コーナー部
2a コーナー部
3 内壁面
4 天井
5 袖壁
10 カーテンボックス
11 上端部
12 垂壁
13 ボックス天井部
14 カーテンレール
15 カーテン
Claims (4)
- 部屋のコーナー部を介して隣接する複数の内壁面にわたって設けられるカーテンボックスにおいて、
前記複数の内壁面の上端部と、
前記部屋の天井に垂設され、前記複数の内壁面の上端部のそれぞれと対向し、かつ前記複数の内壁面にわたって連続するようにして配置される複数の垂壁と、
前記複数の内壁面の上端部と前記複数の垂壁との間に位置するとともに、前記天井によって構成されるボックス天井部と、
前記ボックス天井部の全長にわたって取り付けられるとともに、カーテンが吊るされるカーテンレールと、を備えており、
前記部屋の上部には、上階まで吹き抜ける吹抜け部が、前記複数の垂壁のうち少なくとも一つの垂壁の上方に位置するようにして設けられており、
前記少なくとも一つの垂壁と、前記吹抜け部を形成する壁のうち少なくとも一つの壁とが一体的に形成されており、これら、少なくとも一つの垂壁の部屋中央側面と、吹抜け部を形成する壁のうち少なくとも一つの壁の表面とが面一となっていることを特徴とするカーテンボックス。 - 請求項1に記載のカーテンボックスにおいて、
前記連続する複数の垂壁の両端部は、これら連続する複数の垂壁のうちの両端側に配置された垂壁のそれぞれが直交する壁面に対して固定されていることを特徴とするカーテンボックス。 - 請求項1または2に記載のカーテンボックスにおいて、
前記連続する複数の垂壁の一端部の下方には、前記内壁面と対向して配置される遮蔽壁が、前記連続する複数の垂壁の一端部と一体的に、かつ部屋中央側面が面一となるように設けられており、
前記遮蔽壁と、この遮蔽壁と対向する内壁面との間は、カーテンが収納される収納部とされていることを特徴とするカーテンボックス。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のカーテンボックスにおいて、
前記垂壁の内壁面側面には照明装置が設けられていることを特徴とするカーテンボックス。
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