JP6108884B2 - 光電変換装置及び撮像システム - Google Patents

光電変換装置及び撮像システム Download PDF

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Description

本発明は、光電変換装置及び撮像システムに関する。
CMOSイメージセンサの光電変換装置は、光電変換素子を含む画素と、画素で光電変換された信号を読み出すための読み出し回路などから構成される。また、光電変換装置は、読み出し方式や付加機能に応じて、感度切り替え回路、サンプルホールド回路、走査回路などを備えている。
特開2011−139427号公報
特許文献1の図2には、光電変換装置の単位画素と転送部の構成を示した回路図が開示されている。光電変換装置は、感度切り替えの為のMOSトランジスタと容量を有する。MOSトランジスタをオフして容量を入力端子から電気的に切り離された場合について説明する。価電子帯と導電帯の間には、バンドギャップがある。MOSトランジスタのソース領域とゲート下領域のPN接合部において、ソース領域からゲート下の領域に向かう方向でバンドギャップ幅が、MOSトランジスタがオンしている場合と比べて狭くなる。そのため、順方向に電子がバンドギャップを超えやすくなり、トンネル電流が生じやすくなる。トンネル電流は、光電変換装置の暗電流となる。MOSトランジスタがオフしているときに生じるトンネル電流は、入力端子や容量に蓄積され暗電流となる。暗電流はノイズであるため、光電変換装置のSN比を低下させるという課題がある。
本発明の目的は、トランジスタのリーク電流に起因する暗電流ノイズを防止し、SN比を向上させることができる光電変換装置及び撮像システムを提供することである。
本発明の光電変換装置は、光を電荷に変換する光電変換素子と、前記光電変換素子の出力端子に入力端子が接続され、前記光電変換素子の電荷に基づく電圧をバッファリングするバッファと、前記光電変換素子の出力端子に第1の電極が接続される容量と、前記容量の第2の電極と前記バッファの出力端子との間に接続される第1のスイッチと、前記容量の第2の電極と固定電位ノードとの間に接続される第2のスイッチと、を含む画素を有し、前記容量の第1の電極は、シリコンに形成された不純物拡散領域であり、前記光電変換素子の出力端子は、前記容量の第1の電極の不純物拡散領域と同じ導電型の不純物拡散領域であり、前記容量の第1の電極及び前記光電変換素子の出力端子は、相互に不純物拡散領域で接続されていることを特徴とする。
トランジスタのリーク電流に起因する暗電流ノイズを防止し、SN比を向上させることができる。
第1の実施形態による光電変換装置の構成例を示す回路図である。 第1の実施形態による光電変換装置の動作を説明するタイミング図である。 第1の実施形態による光電変換装置の構成例を示す回路図である。 第1の実施形態による光電変換装置の構成例を示す回路図である。 第2の実施形態による光電変換装置の構成例を示す回路図である。 第3の実施形態による光電変換装置の構成例を示す回路図である。 容量の構成例を示す回路図である。 位相差AF用の光電変換装置の構成例を示す図である。 撮像システムの構成例を示す図である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による光電変換装置の構成例を示す回路図である。光電変換装置は、画素と、それに対応する読み出し回路とを有する。光電変換素子101は、例えばフォトダイオードである。光電変換素子101は、アノードがノードN1に接続され、カソードが電源電圧VDDのノードに接続され、光を電荷に変換して蓄積する。光電変換素子101の出力端子は、ノードN1に接続される。容量102は、ノードN1及びグランド電位ノード間に接続され、電荷を蓄積する容量であり、例えば寄生容量である。リセット用MOSトランジスタ103は、光電変換素子101の電荷をリセットするリセット部であり、ソースがリセット電圧VRSのノードに接続され、ゲートが電圧φRのノードに接続され、ドレインがノードN1に接続される。容量104は、感度切り替え用の電荷を蓄積する容量であり、ノードN1及びN3間に接続される。容量104の第1の電極はノードN1に接続され、容量104の第2の電極はノードN3に接続される。感度切り替え用MOSトランジスタ105は、ドレインがノードN3に接続され、ゲートが電圧ΦSWのノードに接続され、ソースがノードN2に接続される。感度切り替え用MOSトランジスタ106は、ドレインがノードN3に接続され、ゲートが電圧ΦSWBのノードに接続され、ソースがグランド電位ノードに接続される。ソースフォロワを構成するMOSトランジスタ107は、ドレインが電源電圧VDDのノードに接続され、ゲートがノードN1に接続され、ソースがノードN2に接続される。MOSトランジスタ108は、ソースフォロワの定電流負荷であり、ドレインがノードN2に接続され、ゲートが電圧φLのノードに接続され、ソースがグランド電位ノードに接続される。トランジスタ107及び108は、バッファ(ソースフォロワ回路)を構成する。バッファ107,108の入力端子はノードN1に接続され、バッファ107,108の出力端子はノードN2に接続される。MOSトランジスタ105は、容量104の第2の電極(ノードN3)及びバッファ107,108の出力端子(ノードN2)間に接続される第1のスイッチであり、電圧φSWがハイレベルになるとオンする。MOSトランジスタ106は、容量104の第2の電極(ノードN3)及び固定電位ノード(グランド電位ノード)間に接続される第2のスイッチであり、電圧φSWBがハイレベルになるとオンする。画素選択用のMOSトランジスタ109は、ドレインがノードN2に接続され、ゲートが電圧φSLのノードに接続される。クランプ容量110は、トランジスタ109のソース及びトランジスタ111のソース間に接続される。MOSトランジスタ111は、ドレインが電圧VGRのノードに接続され、ゲートが電圧φGRのノードに接続され、ソースが出力端子に接続される。本実施形態において、読み出し回路はMOSトランジスタ109、クランプ容量110、及びMOSトランジスタ111を含んで構成され、画素は、上記以外の素子を含んで構成されるものとする。
図2は、図1の光電変換装置の動作例を説明するためのタイミング図である。電圧φSWは、ハイレベル(又はローレベル)を維持する。電圧φSWBは、ローレベル(又はハイレベル)を維持する。まず、期間t1において、電圧φR,φL,φSL,φGRがハイレベルになり、初期化処理が行われる。電圧φRがハイレベルになると、リセット用MOSトランジスタ103がオンすることにより、光電変換素子101、容量102及び104にリセット電圧VRSが供給され、光電変換素子101、容量102及び104はリセット電圧VRSに初期リセットされる。その後、電荷蓄積期間t2では、電圧φR及びφGRがローレベルになる。電圧φRがローレベルになると、MOSトランジスタ103はオフし、ノードN1はフローティング状態となる。光電変換素子101は、入射光を電荷に変換する。その電荷は、容量102及び104に蓄積され、電荷−電圧変換される。容量102及び104は、検出容量として働く。MOSトランジスタ107及び108により構成されるソースフォロワ回路は、バッファとして働き、ノードN1の電圧をバッファリングしてノードN2に出力する。ノードN1及びノードN2の電位には、MOSトランジスタ107のゲート−ソース間電圧に相当するオフセットが生じるが、ノードN1及びノードN2の電位の変化分は、ゲインが1倍で追従する動作をする。
電圧φSWBのハイレベルによりMOSトランジスタ106がオンして、電圧φSWのローレベルによりMOSトランジスタ105がオフしている場合、容量104のノードN1に接続された電極と対の電極ノードN3は固定電位、例えばグランド電位に固定される。その場合、容量104は、検出容量として働き、容量102及び容量104の合算が検出容量となるので、電荷変換係数が低くなり、低感度モード(第2のモード)となる。
これに対し、電圧φSWのハイレベルによりMOSトランジスタ105がオンして、電圧φSWBのローレベルによりMOSトランジスタ106がオフしている場合を説明する。その場合、容量104のノードN1に接続された電極と対の電極ノードN3は、ソースフォロワの出力ノードN2に接続される。MOSトランジスタ107がオン状態のとき、ノードN1の電位変化とノードN2の電位変化は同じであるため、容量104は検出容量としては働かなくなる。これにより、検出容量として働くのは容量102のみとなり、電荷変換係数は高くなり、高感度モード(第1のモード)となる。
最後に、期間t3において、電圧φSLがハイレベルになる。すると、MOSトランジスタ109がオンし、ソースフォロワの出力ノードN2の電位は、容量110及びMOSトランジスタ111でクランプされ、ノイズが減算された電位がトランジスタ111のソースから出力端子を介して後段へ出力される。
本実施形態では、感度切り替え用のMOSトランジスタ105,106のソース又はドレインがノードN1に接続されていない。したがって、感度切り替え用のMOSトランジスタ105,106の何れか一方がオフのときに発生するトンネル電流は、ノードN1に接続された容量102及び容量104のフローテインングの電極ノードN1には蓄積されない。MOSトランジスタ105及び106がオフの期間に発生したトンネル電流は、ノードN3及びN2に流れ込んでも、グランド電位ノード又はソースフォロワの定電流源108に吸収されることで、ノードN2及びN3の電位が変動することはない。これにより、トンネル電流による暗電流ノイズを防止し、SN比を向上させることができる。
図3は、本実施形態による光電変換装置の他の構成例を示す回路図である。図3の光電変換装置は、図1の光電変換装置に対して、トランジスタ107及び108の代わりに増幅器(バッファ)207を設けたものである。図1のMOSトランジスタ107と108から構成されるソースフォロワは、図3の増幅器207を用いたボルテージフォロワに置き換えられている。増幅器207は、正入力端子がノードN1に接続され、負入力端子及び出力端子がノードN2に接続される。図3の光電変換装置も、図1の光電変換装置と同様の効果を得ることができる。
図4は、本実施形態による光電変換装置の他の構成例を示す回路図である。図4の光電変換装置は、図1の光電変換装置に対して、MOSトランジスタ312を追加したものである。MOSトランジスタ312のソース又はドレインは、ノードN1に接続される。ノードN1に何らかの機能を付加するためのMOSトランジスタ312のソース又はドレインが接続されている場合がある。その場合でも、少なくとも電荷蓄積期間t2中において、MOSトランジスタ312が常にオン状態であれば、トンネル電流は発生せず、暗電流ノイズの影響を防止することができる。例えば、光電変換装置が画素を複数有する場合に、隣接する画素のノードN1間にMOSトランジスタ312を設けることができる。この場合にはMOSトランジスタ312をオンにすることで、隣接する画素の信号を加算することができる。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態による光電変換装置の構成例を示す回路図である。図5の光電変換装置は、図1の光電変換装置に対して、MOSトランジスタ103の代わりに、ダイオード413及びMOSトランジスタ414,415を設けたものである。以下、本実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。リセット用のダイオード413のアノードは、ノードN1に接続される。MOSトランジスタ414は、ドレインがダイオード413のカソードに接続され、ゲートが電圧φRのノードに接続され、ソースが電圧VB1のノードに接続される。MOSトランジスタ415は、ドレインがダイオード413のカソードに接続され、ゲートが電圧φRBのノードに接続され、ソースが電圧VB2のノードに接続される。
光電変換素子101、容量102、104をリセットする場合は、リセット用のダイオード413が順方向になるように動作させる。VB1<VB2の電圧関係として、電圧φRのハイレベルによりMOSトランジスタ414がオンして、電圧VB1をダイオード413のカソードに印加する。ここで、電圧VB1は、アノードノードN1の電位に対してダイオード413の順方向電圧Vf以上低い電圧である。これにより、リセット用ダイオード413を順方向にして、ダイオード413のアノードからカソードに電流を流すことで、ノードN1を電位(VB1+Vf)[V]でリセットすることができる。リセット動作を終了するときは、電圧φRのローレベルによりMOSトランジスタ414をオフし、電圧φRBのハイレベルによりMOSトランジスタ415をオンして、ダイオード413のカソードに電圧VB2を印加する。電圧VB2は、アノードノードN1の電位よりも順方向電圧Vf高い電位にすることで、リセット用ダイオード413を逆バイアスにしてリセット動作を解除することができる。トランジスタ414及び415は、バイアス部であり、ダイオード413のカソードに順方向バイアス電圧VB1又は逆方向バイアス電圧VB2を供給する。
第2の実施形態は、第1の実施形態に対して、ノードN1に接続されるMOSトランジスタ(例えばトランジスタ103)のソース又はドレイン領域をなくすことで、トンネル電流による暗電流を防止し、さらにSN比を向上させることができる。
(第3の実施形態)
図6は、本発明の第3の実施形態による光電変換装置の構成例を示す回路図である。図6の光電変換装置は、図1の光電変換装置に対して、MOSトランジスタ107及び108の代わりに可変ゲインアンプ(バッファ)507を設けたものである。可変ゲインアンプ507は、入力端子がノードN1に接続され、出力端子がノードN2に接続される。
電圧φSWのハイレベルによりMOSトランジスタ105をオンして、電圧φSWBのローレベルによりMOSトランジスタ106をオフしている場合、可変ゲインアンプ507のゲインを変えることで、容量104の実効的な容量値を可変にすることができる。容量104の容量値をCとする。例えば、可変ゲインアンプ507のゲインを0.5倍にすると、容量104の実効的な容量値は0.5Cとなり、可変ゲインアンプ507のゲインを0.2倍とすると、容量104の実効的な容量値は0.8Cとなる。また、可変ゲインアンプ507のゲインを−1とすると、容量104の実効的な容量値は2Cとなり、可変ゲインアンプ507のゲインを−2とすると、容量104の実効的な容量値は3Cとなる。可変ゲインアンプ507を可変ゲインとすることにより、電荷変換係数を可変にすることができる。このように、ノードN1の電位変化よりノードN2の電位変化を小さくなるようなゲインの範囲、すなわち可変ゲインアンプ507のゲインは1以下で使用する。また、可変ゲインアンプ507のゲインを負とすることで、容量104のレイアウト面積を大きくすることなく、容量104の実効的な容量値を大きくすることができる。
図7は、図6の容量104の構成例を示す半導体基板の断面図である。例えば、容量104は、一方の電極がポリシリコン又は金属であり、他方の電極がシリコンに形成された不純物拡散領域である。601はシリコン(Si)基板である。602はポリシリコンや金属などの電極である。603はSiOなどで形成される誘電体の薄膜である。604はシリコン中に形成された不純物拡散領域の電極である。605は不純物拡散領域604とは異なる導電型の不純物拡散領域であり、ウエルと呼ばれ固定電位に接続されている。電極602及び604によって誘電体603が挟まれて、容量104を形成している。電極604は、不純物拡散領域で形成されており、異なる導電型の不純物領域605とPN接合しているため、暗電流が生じる。暗電流を考慮する場合は、電極604を第2の電極として図1、図3〜図6のノードN3に接続する方が暗電流の影響を防止できる。それは、バッファ(トランジスタ107及び108など)もしくは固定電位ノード(グランド電位ノード)に暗電流が吸収され、電位変動を防止できるからである。その結果、光電変換装置のSN比をさらに上げることができる。
また、光電変換素子101がフォトダイオードである場合、光電変換素子101の出力端子は、シリコンに形成された不純物拡散領域(ノードN1)である。その場合、光電変換素子101の出力端子の不純物拡散領域(ノードN1)と容量104の第1の電極604の不純物拡散領域とを同じ導電型で形成して、それらを相互に不純物拡散領域で平面的に接続することができる。これにより、光電変換素子101及び容量104の接続用の配線などが不要となるため、パターンレイアウトの面積を縮小できる。その結果、SN比を維持しつつ、光電変換装置の面積を縮小することができる。
(第4の実施形態)
図8は、位相差AF(Auto Focusing)用の光電変換装置における撮像面を模式的に示した図である。撮像面には、対となるラインセンサ部L1AとL1B、L2AとL2B、・・・LNAとLNBが存在する。一対のラインセンサ部は撮像面のある領域における被写体のデフォーカス量を測定するために用いられ、このラインセンサ部の対を複数配列することで測距点を複数設け、AFの精度の向上を図るものである。各ラインセンサ部は、低感度モードと高感度モードとで動作可能な画素11A、12A、・・・を含んでいる。低感度モードでは、高感度モードと比較した場合に、同じ入射光量に対して出力される信号レベルがより小さいモードである。読み出し回路は、複数のラインセンサ部に対応して設けられており、読み出し回路から出力された信号を不図示のモニタ部でモニタする。各画素は、先述の各実施形態で説明した画素を用いることができる。このとき、複数の画素で読み出し回路を共有してもよいし、各画素に対して個別に読み出し回路を設けてもよい。
図9は、図8に示す光電変換装置を用いたTTL−SIR(Through The Lens−Secondary Image Registration)型オートフォーカスシステムを搭載した撮像システムの光学系概略図を示している。ここでは一眼レフカメラを例示する。同図において、40は被写体像をフィルムや撮像装置(イメージセンサ)上に一次結像させるためのレンズ、41はファインダースクリーン42へ光を反射させるためのクイックリターンミラーであり、入射光の一部を透過するハーフミラーとなっている。43はAF系へ光を導くためのサブミラー、44は図8に示す光電変換装置(AFセンサ)である。45はAFセンサ上に被写体像を再結像させるための二次結像レンズ(メガネレンズ)、46はAFセンサ44へ光を導く反射ミラー、47はフォーカルプレーンシャッター、48はフィルム又はイメージセンサ、49は光線の主軸を示している。カメラはさらに光量検知部としてAEセンサを備えてもよく、AEセンサによって得られた被写体の光量に応じて、光電変換装置を第1のモードと第2のモードのどちらで動作させるかを切り替えることができる。
上記の実施形態では、説明の簡略化のために、ゲートにハイレベルを印加するとオンするNMOSトランジスタとして説明したが、ゲートにローレベルを印加するとオンするPMOSトランジスタであっても、適用できる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
101 光電変換素子、102,104,110 容量、103,105〜109,111 MOSトランジスタ

Claims (10)

  1. 光を電荷に変換する光電変換素子と、
    前記光電変換素子の出力端子に入力端子が接続され、前記光電変換素子の電荷に基づく電圧をバッファリングするバッファと、
    前記光電変換素子の出力端子に第1の電極が接続される容量と、
    前記容量の第2の電極と前記バッファの出力端子との間に接続される第1のスイッチと、
    前記容量の第2の電極と固定電位ノードとの間に接続される第2のスイッチと、を含む画素を有し、
    前記容量の第1の電極は、シリコンに形成された不純物拡散領域であり、
    前記光電変換素子の出力端子は、前記容量の第1の電極の不純物拡散領域と同じ導電型の不純物拡散領域であり、
    前記容量の第1の電極及び前記光電変換素子の出力端子は、相互に不純物拡散領域で接続されていること
    を特徴とする光電変換装置。
  2. 前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチは、MOSトランジスタであることを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
  3. 前記光電変換素子の出力端子に接続され、前記光電変換素子の電荷をリセットするリセット部をさらに有し、
    前記リセット部は、前記光電変換素子にリセット電圧を供給するMOSトランジスタを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の光電変換装置。
  4. 前記光電変換素子の出力端子に接続され、前記光電変換素子の電荷をリセットするリセット部をさらに有し、
    前記リセット部は、
    アノードが前記光電変換素子の出力端子に接続されるダイオードと、
    前記ダイオードのカソードに順方向バイアス電圧又は逆方向バイアス電圧を供給するバイアス部とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の光電変換装置。
  5. 前記バッファは、可変ゲインアンプであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  6. 前記可変ゲインアンプのゲインは、1以下であることを特徴とする請求項5記載の光電変換装置。
  7. 前記容量の第2の電極は、シリコンに形成された不純物拡散領域であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  8. 前記画素を複数備えることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  9. 第1のモードでは、前記第1のスイッチがオンし、前記第2のスイッチがオフし、
    第2のモードでは、前記第1のスイッチがオフし、前記第2のスイッチがオンすることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  10. 請求項に記載の光電変換装置と、
    光量検知部と、を備え、
    前記光電変換装置は、前記光量検知部の出力に応じて、前記第1のモード又は前記第2のモードを切り替えること
    を特徴とする撮像システム。
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