JP5578984B2 - 光電変換装置、焦点検出装置及び撮像システム - Google Patents

光電変換装置、焦点検出装置及び撮像システム Download PDF

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Description

本発明は、光電変換装置に関わる。特に、位相差検出型オートフォーカス(Auto Focusing;AF)を行う光電変換装置に関わる。
位相差検出型の焦点検出装置においては、一対のラインセンサから得られる信号を相関演算することで被写体のデフォーカス量(合焦位置からのずれ量)を算出して、光学系の動作にフィードバックすることで合焦させるオートフォーカスを行う。このとき、受光量によって蓄積時間を変える必要があるため、センサに蓄積された信号量をリアルタイムでモニタする必要がある(特許文献1)。
特許文献2には、高いS/N比を維持したままダイナミックレンジを拡大するために、フォトダイオードとフォトダイオードから溢れる光電荷を蓄積する容量素子とが、トランジスタを介して接続される構成が開示されている。
特開2000−050164号公報 特開2005−328493号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に開示される構成では、ダイナミックレンジを拡大しながらリアルタイムでのモニタ動作を行うことが検討されていない。
本発明は、ダイナミックレンジの拡大と受光量のモニタ動作とを両立できる光電変換装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、複数のセンサセル部と、前記複数のセンサセル部が出力する信号をモニタするモニタ部とを有し、前記モニタ部は、前記複数のセンサセル部が出力する信号のうち、最大値及び最小値を検出する最大値最小値検出部と、前記最大値と最小値との差が閾値を超えたか否かを判定する最大値最小値比較器と、前記最大値が第1のレベルに達したか否かを判定する最大値比較器と、有し、前記複数のセンサセル部の各々は、光電変換素子と検出容量とを有し、前記検出容量の容量値に基づいて前記光電変換素子の電荷量が電圧信号に変換され、前記複数のセンサセル部の各々は、前記検出容量の容量値が第1の容量値である高感度モードと、前記検出容量の容量値が前記第1の容量値よりも大きい第2の容量値である低感度モードとで動作可能であって、複数のセンサセル部からの信号を前記モニタ部がモニタする期間の開始においては、前記複数のセンサセル部の各々は前記高感度モードで動作し、前記モニタする期間の開始後の所定時間が経過する間に、前記最大値と最小値との差が前記閾値を超えず、かつ、前記最大値が前記第1のレベルに達したら、前記複数のセンサセル部の各々が前記高感度モードから前記低感度モードに切り換わることを特徴とする光電変換装置である。
本発明によれば、ダイナミックレンジの拡大と受光量のモニタ動作とを両立できる。
実施例1に係る位相差AF用の光電変換装置における撮像面を模式的に示す図。 実施例1に係る単位画素の構成例を示す回路図。 実施例1に係る光電変換装置の低感度モードにおける駆動例を示す回路図。 実施例1に係る光電変換装置の高感度モードにおける駆動例を示す回路図。 実施例2に係る単位画素の構成例を示す回路図。 実施例2に係る最大値最小値検出部の構成例を示す回路図。 実施例2に係るPB比較器の構成例を示す回路図 実施例2に係るPK比較器の構成例を示す回路図 実施例2に係る光電変換装置の低感度モードにおける駆動例を示す回路図。 実施例2に係る光電変換装置の高感度モードにおける駆動例を示す回路図。 実施例3に係るラインセンサ部を示すブロック図。 実施例3に係る単位画素の構成例を示す回路図。 実施例3に係る光電変換装置の駆動例を示すタイミング図 実施例3に係る動作例を示すフローチャート図 実施例5に係る撮像システムの構成例を示す模式図
(実施例1)
図面を参照しながら本発明に係る第1の実施例を説明する。第1の実施例は、位相差焦点検出(Auto Focusing;AF)用の光電変換装置に適用した例を示す。
図1は、位相差AF用の光電変換装置における撮像面を模式的に示した図である。撮像面には、対となるラインセンサ部L1AとL1B、L2AとL2B、・・・LNAとLNBが存在する。一対のラインセンサ部は撮像面のある領域における被写体のデフォーカス量を測定するために用いられ、このラインセンサ部の対を複数配列することで測距点を複数設け、AFの精度の向上を図るものである。各ラインセンサ部は、低感度モードと高感度モードとで動作可能な単位画素11A、12A、・・・を含んでいる。低感度モードでは、高感度モードと比較した場合に、同じ入射光量に対して出力される信号レベルがより小さいモードである。転送部21A、22A、・・・、21B、22B、・・・は、複数のラインセンサ部に対応して設けられており、転送部から出力された信号をモニタ部30でモニタする。
図2は、図1に示したラインセンサ部の単位画素とこれに対応する転送部の構成を示した回路図である。
単位画素は、フォトダイオード(以下、PDとも称す)11とPD11に付随する寄生容量12に加えてMOSトランジスタ13〜18、容量素子19を有する。
PD11が光を受けて生成した電荷は、容量12に蓄積される。容量12はPD11で生成された電荷量から電圧信号に変換する検出容量として働く。MOSトランジスタ16は、信号φSLによってMOSトランジスタ17が導通すると、信号φLによって制御されるMOSトランジスタ18を負荷として、ゲインが−1の反転アンプとして動作する。MOSトランジスタ13は、PD11のカソードおよびMOSトランジスタ16の入力端子の共通ノードであるノードN1と、MOSトランジスタ17および18の共通ノードであるノードN2との間の導通を信号φPSによって切り換える。MOSトランジスタ14は、一方の端子がノードN1に、他方の端子が電源電圧VRSに接続されており、信号φRによって導通するとノードN1を電源電圧VRSに応じてリセットする。MOSトランジスタ15は、一方の端子がノードN1に、他方の端子が付加容量19に接続されている。信号φSWによってMOSトランジスタ15が導通すると、ノードN1に対して付加容量19が接続されるので、容量12と合わせて検出容量が大きくなる。本実施例においては、MOSトランジスタ15がオフしており検出容量が小さい場合には、電荷電圧変換係数が大きくなるので高感度モード、MOSトランジスタ15がオンしており検出容量が大きい場合には、電荷電圧変換係数が小さくなるので低感度モードとする。
転送部は、クランプ容量21、MOSトランジスタ22、24およびアンプ23を含んで成る。クランプ容量21は、信号φGRで制御されるMOSトランジスタ22とともにクランプ回路を構成し、センサセル部で発生したノイズ成分を低減する。アンプ23は、ここではゲインが1のソースフォロワ回路であるとする。ソースフォロワ回路の入力は不図示のNMOSトランジスタの制御電極であり、このNMOSトランジスタの閾値電圧をVthとすると、MOSトランジスタ22に与えられる電圧VGRとMOSトランジスタ14に与えられる電圧VRSとの間でVGR−Vth=VRSとなるように設定されている。MOSトランジスタ24は信号φFBによって制御され、導通すると、アンプ23の出力端子をノードN2に接続する。
図3を参照しながら、本実施例の低感度モードにおける動作を説明する。図中の各信号名は、図2に示した信号名と対応しており、「/」が付されているものは反転信号を意味する。なお、図3における各信号がハイレベルの時に対応するMOSトランジスタが導通するものとする。
低感度モードでは、信号φSWがハイレベルに保たれているため、センサセル部の検出容量が大きい状態である。
期間(1)では、信号φR、/φPSがハイレベルになり、ノードN1およびノードN2がリセットされる。さらに、信号/φGRもハイレベルとなるので、クランプ容量21は電圧VRSとVGRとによってリセットされる。その後、信号/φPSと/φGRとがローレベルになると、クランプ容量には電圧VRSとVGRとの差電圧が保持される。続いて、信号φRがローレベルになると、ノードN1、すなわちこれに接続されたPD11のリセット状態が解除され、電荷蓄積動作が開始される。これに引き続き、信号/φSLと/φLとが一時的にハイレベルになると、センサセル部がリセットされたことによって生じるセンサノイズNsがクランプ容量21に出力される。
期間(2)になると、信号φFBがハイレベルになり、アンプ23の出力をノードN2にフィードバックする。この期間に信号/φPSが一時的にハイレベルになるので、容量12、付加容量19およびクランプ容量21には、VRSを基準としてセンサノイズNsに転送部で生じるノイズNtを重畳したNs+Ntが与えられる。
期間(3)では、信号/φGRがハイレベルになり、ノードN3が再び電圧VGRによってリセットされる。このとき、信号/φFBがハイレベルであるので、クランプ容量はVGR−Vth=VRSと電圧VGRとによってリセットされる。
期間(4)は先述のモニタ部30によって、信号量がモニタされる期間である。信号/φSLと/φLとがハイレベルになると、ノードN2に現れるセンサセル部の出力は、光電変換によって得られる信号成分をSとして、−(S+Ns+Nt)にセンサノイズNsが重畳されて、−(S+Nt)となる。ここで、「−」としたのは反転アンプのゲインが−1であることを意味している。これによりノードN3はVGR−(S+Nt)となるため、アンプ23の出力としては転送部ノイズNtが重畳されて、VGR−Sとなる。つまり、VGRを基準として−Sの出力がOUT25から出力される。OUT25の出力はモニタ部30に与えられ、ラインセンサ部の他のセンサセル部の出力との間のコントラストに基づいて、信号に対するゲインが決定される、オートゲインコントロール(AGC)動作が行われる。また、モニタ部30はセンサセル部で蓄積された信号量をモニタし、信号量が予め定められた閾値を越えたところでセンサセル部の蓄積動作を終えるように信号を出力する。
期間(5)では、信号/φSLと/φLとをハイレベルにすることで、OUT10から、−Sを順次出力する動作が行われる。
以上では低感度モードにおける動作を説明したが、高感度モードにおける動作を説明する。図4に示す動作タイミングと図3の動作タイミングとの違いは、高感度モードにおいては信号/φSWがローレベルに固定される点である。これ以外の点は図3の低感度モードと同じ動作であるので説明を省略する。
以上で説明したように、本実施例によれば、被写体の輝度に応じてセンサセル部の感度を切り換えることが可能で、かつ、信号レベルのモニタを行うことで蓄積時間の制御を行うことが可能となる。さらに、本実施例によれば、転送部がクランプ回路を含んでおり、センサセル部のノイズを低減できることに加えて、転送部の出力をセンサセル部にフィードバックする帰還経路を備えることで、転送部のノイズも低減した信号を出力できる。これにより、信号を精度良く検出することが可能となる。
(実施例2)
図面を参照しながら、本発明の第2の実施例を説明する。本実施例は、センサセル部と転送部に加えてメモリセル部をさらに具備する構成の光電変換装置である。
図5は、単位画素11Aと、これと接続された転送部とに着目して説明を行う。単位画素11Aは、センサセル部101および第1メモリセル部301を含む。図5において、MOSトランジスタの制御電極並びにスイッチに付された「φX」は、不図示の制御部から供給される信号を意味している。
単位画素11Aに着目すると、センサセル部101は光電変換素子であるフォトダイオード(PD)116、MOSトランジスタ111〜115及び容量素子(CP)117を備える。MOSトランジスタ111は、センサセル部選択スイッチであるMOSトランジスタ112が導通すると負荷MOSトランジスタ113とともにゲインが−1の反転アンプとして動作する。MOSトランジスタ111の制御電極は先述の反転アンプの入力端子として機能し、PD116のアノードと感度切り換えスイッチであるMOSトランジスタ115の一方の主電極と接続される。これにより、センサセル部101は低感度モードと高感度モードとで動作可能となる。つまり、低感度モードにおいてはPD116とCP117とが電気的に接続され、高感度モードにおいてはPD116とCP117とが電気的に絶縁される。MOSトランジスタ115の他方の端子はCP117の一方の端子及びMOSトランジスタ114の一方の主電極と接続される。MOSトランジスタ114の他方の主電極は負荷MOSトランジスタ113の一方の主電極及びMOSトランジスタ112の一方の端子と接続される。MOSトランジスタ112の他方の主電極はMOSトランジスタ111の一方の主電極と接続される。このような構成において、高感度モードではMOSトランジスタ115は非導通状態にあり、PD116の寄生容量Cpdがセンサセル部の感度を決定する。一方低感度モードでは、信号φSWによってMOSトランジスタ115が導通することでフォトダイオード116と容量素子117とが電源電圧VDDからGNDへのパスに対して並列に接続される。このため、PD116の寄生容量Cpdに加えて容量素子117の容量値CPが加わって、(Cpd+CP)がセンサセル部の感度を決定する。
また、MOSトランジスタ114及び115は信号φPS1とφSWとによってPD116の残留電荷をリセットした際の画素部リセットノイズを書き込むための書き込みスイッチとして機能する。
第1メモリセル部301はメモリ容量335及びMOSトランジスタ331〜334を含む。センサセル部101におけるフォトダイオード116、容量素子117、MOSトランジスタ115がメモリ容量335に置き換わった構成となっており、各MOSトランジスタの機能はセンサセル部101と同等である。
転送部201は、MOSトランジスタ221〜224、定電流源225、トランスファースイッチ226、フィードバックスイッチ227、及び転送容量228を備える。各メモリセル部に保持された信号はそれぞれの反転アンプから出力され、トランスファースイッチ226が導通した状態で不図示のシフトレジスタから入力された信号φHによってMOSトランジスタ224が導通することでバッファアンプ202へと転送される。
共通出力線102は、トランスファースイッチ226の一方の端子及びフィードバックスイッチ227の一方の端子と接続される。このノードN4は転送部の入力端子と第1の出力端子とを兼ねる。トランスファースイッチ226の他方の端子はMOSトランジスタ222の一方の主電極とMOSトランジスタ224の一方の主電極と、転送容量228の一方の端子とに接続される。MOSトランジスタ222の他方の主電極は電源電圧VRSに接続される。また、MOSトランジスタ224の他方の主電極は転送部の第2の出力端子N5を介してバッファアンプ202に接続される。転送容量228の他方の端子は、MOSトランジスタ223の一方の主電極とMOSトランジスタ221の制御電極とに接続される。MOSトランジスタ223の他方の主電極は電源電圧VGRに接続される。電源電圧VGRは、MOSトランジスタ221の閾値電圧をVthとしてVGR=VRS+Vthの関係を満たす。MOSトランジスタ221は定電流源225とともにソースフォロワ回路を構成し、その出力はフィードバックスイッチ227の他方の端子と接続される。このソースフォロワ回路の出力端子は転送部201の第3の出力端子N6とも接続されており、後段のモニタ部に接続される。
モニタ部はオートゲインコントロール動作時に、転送部から出力される信号をリアルタイムでモニタリングするもので、可変ゲイン増幅部や図6に示す最大値最小値検出部(Peak−Bottom検出部;PB検出部)、図7に示すPK比較器などを含む。
PB検出部は最大値検出回路31と最小値検出回路32とを含み、入力端子311、312、・・・は、各モニタ部の出力と接続されている。ここでは、最大値検出回路31、最小値検出回路32ともに3単位画素に対応する構成を抜き出している。入力端子311に入力された信号は、増幅器314および324の非反転入力端子に接続される。増幅器314の出力を制御電極に受けるNMOSトランジスタ341は、そのソース電極が増幅器314の反転入力端子に接続されている。最大値検出回路31において、複数のNMOSトランジスタ341、342、・・・は、信号317によってスイッチが導通すると、共通の定電流源負荷319とともにソースフォロワを構成する。この構成により、最大値検出回路31に対する複数の入力のうちの最大値がPEAK出力318として、最大値最小値比較器(PEAK−BOTTOM比較器;PB比較器)に伝達される。
一方、最小値検出回路32は、最大値検出回路31と同様の構成であるが、ソースフォロワを構成するのがPMOSトランジスタ351、352、・・・と定電流源負荷329である点で異なる。この構成により、最小値検出回路32に対する複数の入力のうちの最小値がBOTTOM出力328として、PB比較器に伝達される。
図7は、PB比較器の構成例を示す図である。PB比較器には、図6に示したPB検出部のPEAK出力318およびBOTTOM出力328との差信号を得るものである。図7において、入力端子413はPEAK出力318と、入力端子414はBOTTOM出力328と接続される。両入力信号は、差動増幅器411に供給され、その差信号が差動増幅器411の出力端子からコンパレータ412の反転入力端子に与えられる。コンパレータの非反転入力端子には、不図示のデジタル・アナログ(DA)変換器で設定された低電圧VDAC415と比較される。その比較結果、すなわちコントラストが閾値以上であれば、不図示の制御部が、センサセル部101の蓄積動作を終了させる。VDAC415の値は、例えばモニタ部の可変ゲイン増幅部のゲイン値×5、×10、×20、×40に対応して、1.6V、0.8V、0.4V、0.2Vのように変化させる。
ところで、AFにおいては常に上述の閾値を超えるコントラストが得られるとは限らない。つまり、低コントラストな被写体が存在する場合が生じうるが、この場合にもセンサセル部100の蓄積動作を終了させる必要がある。被写体が高輝度かつ低コントラストである場合には、最大値検出回路31から出力される信号が第1のレベルである飽和打ち切り電圧として設定したレベルに達した時点で蓄積動作を終了する判定を行う。一方、低輝度かつ低コントラストである場合には、ある一定時間経過後に強制的に蓄積動作を終了する。
図8は、最大値検出回路31から出力される信号が飽和打ち切り電圧に達したか否かを判定するための最大値比較器(PEAK比較器;PK比較器)の構成例を示す図である。コンパレータの反転入力端子513には、最大値検出回路31のPEAK出力318が接続され、非反転入力端子には飽和打ち切り電圧VBBが与えられる。飽和打ち切り電圧VBBとは、後述する高感度モードにおけるセンサセル部100の飽和レベルよりも低いレベルに設定される。不図示の制御部は、PK比較器の出力512をモニタし、PK比較器の出力が反転したことに応じてセンサセル部101の蓄積動作を終了させる。
次に、図9のタイミングチャート図を参照しながら図3に示す光電変換装置の動作を説明する。図9においてPMOSトランジスタに入力される信号に対しては反転状態を示す“/”を付している。例えば、PMOSトランジスタ112の制御電極にはφSL1が与えられるが、図9ではその反転信号/φSL1として説明しているので、/φSL1がハイレベルの時にPMOSトランジスタ112が導通することを示している。従って、図9の各信号がハイレベルの時に当該信号が供給されるスイッチまたはMOSトランジスタが導通する。
以下では、低感度モードでの動作を行う。期間(1)では信号φSWがハイレベルになり、センサセル部101の感度が(Cpd+CP)によって決定される状態になる。期間(1)ではさらに信号φRS、φFT、/φPS1、/φPS2がハイレベルになり、電源電圧VRSによってセンサセル部101と第1メモリセル部がリセットされる。さらに、信号/φGRもハイレベルになるので、転送容量228は電源電圧VRSとVGRとによってリセットされる。このとき、MOSトランジスタ221と定電流源225とで構成されるソースフォロワの出力は、VGR−Vth=VRSとなる。
次に信号φRS、/φGR、/φPS1、/φPS2がローレベルになった後に、信号φFTがハイレベルの状態で信号/φSL1及びφL1がハイレベルになる。これにより、センサセル部のリセット後のセンサノイズNs1が反転アンプと共通出力線112を介して転送容量228に書き込まれる。その後、信号φFTがローレベルになることで書き込みが終了し、信号/φSL1及び/φL1がローレベルになる。
期間(2)においてMOSトランジスタ221のゲート電位はVGR+Ns1であって、信号φFBがハイレベルになると、VRSを基準として、転送部201のノイズを加えたノイズNs1+Ntがセンサセル部101に入力される。
期間(3)では信号φFTがハイレベルであり、この期間に信号/φSL1、/φL1がハイレベルになると、センサセル部101の反転アンプが動作して、−(Ns1+Nt)にノイズNs1が加算されてノイズ−(Nt)が出力される。期間(3)では/φGRが一時的にハイレベルになるため、期間(3)が終了する時点で転送容量228の他方の端子は電気的浮遊状態(フローティング)になり、転送容量228にはVGR+Ntの電位差が保持される。
期間(4)に信号φFTがハイレベルの期間に信号φRSと/φPS2とがハイレベルになると、転送容量228の一方の端子はVRSの電位になり、ノイズNt分だけ変動するため、転送容量228の他方の端子もNt分だけ変動する。このときMOSトランジスタ221と定電流源225とで構成されるソースフォロワから出力されるノイズは2Ntであって、これがメモリ容量335に保持される。
期間(5)で信号φFT、φRSがハイレベルである期間に、信号/φPS1、/φGRがハイレベルになることでセンサセル部101をリセットする。
期間(6)では、AGC動作が行われる。信号/φSLおよび/φL1がハイレベルになると、センサセル部101の反転アンプから得られる出力はS1を光電変換による光信号として−(S1+Ns1+Nt)にセンサセル部のノイズNs1が加わって、結果として−(S1+Nt)が転送容量228の一方の端子に与えられる。転送容量228の他方の端子はVGR−(N1+Nt)の電位となるため、転送部201のノイズNtが加わって、出力端子203からは、光信号−S1が出力される。期間(6)におけるセンサセル部101の出力変化は、端子203を介してリアルタイムでモニタ部MONにて観測される。モニタ部MONにはゲイン可変増幅部が含まれており、後述するコントラストの検出結果に応じてゲインが可変される。これをオートゲインコントロール(AGC)と呼ぶ。モニタ部によるモニタ動作の結果、期間(6)での蓄積動作が終了した時点での、センサセル部101から出力される光信号を−S2とする。
期間(7)では、信号φFTがハイレベルに保たれており、信号/φSL1、/φL1及び/φGRがハイレベルになることで、転送容量228の一方の電極の電位がVRSから−(S2+Nt)分だけ変動する。
期間(8)に信号/φSL2および/φL2がハイレベルになると、第1メモリセル部301に保持されていたノイズ2Ntに、第2メモリセル部401のノイズNm2が加わって、−2Nt+Nm2が転送容量228の一方の端子に与えられる。つまり、転送容量228には、−2Nt+Nm2−(−(S2+Nt))=S2−Nt+Nm2分の電位変動量が保持されることになる。
期間(9)では信号φFTがローレベルにある。信号φFBがハイレベルの期間に信号/φPS2がハイレベルになると、転送部201からは、S2−Nt+Nm2にノイズNtが加わって、S2+Nm2が第1メモリセル部301に与えられる。
期間(10)に信号φFTをハイレベルとし、更に信号/φSL2と/φL2とをハイレベルとすると、反転アンプによって反転された−(S2+Nm2)にノイズNm2が加わって、信号−S2が転送部201に与えられる。この状態で、不図示のシフトレジスタから信号φHが与えられるとバッファアンプ202を介して信号が読み出される。バッファアンプから読み出された信号は、図1に示したラインセンサ部の対において、どの位置(ビット)の単位画素で最大値あるいは最小値の信号が得られているのかを調べるために用いられ、この位置情報に基づいて、被写体のデフォーカス量(合焦位置からのずれ)を検出する。検出されたデフォーカス量に基づいて、不図示の制御部は撮像装置の光学系を調整して合焦させる。以上で説明したように、低感度モードでの動作において、センサセル部のノイズが低減された信号−S1を用いてAGC動作が可能となり、さらに、蓄積動作の終了後に読み出される信号−S2もセンサセル部のノイズが低減されているため、S/N比の高い信号を得ることができる。
ここまでは、図9のタイミング図に従って、低感度モードで動作する場合を説明してきた。以下では、図10に従って、高感度モードで動作する場合を説明する。
高感度モードの動作と低感度モードの動作との違いは、高感度モードでは期間(1)および(2)の一部の期間を除いては、信号/φSWがローレベルに保持される点である。これによってセンサセル部の検出容量を小さい状態で信号を検出できるので、低輝度条件においても信号を検出できるようになる。高感度モードにおいても、センサセル部で生じたノイズを低減して信号を検出できるので、S/N比を高めることができる。一般に、高感度モードは低輝度条件、すなわち信号成分が小さい条件で用いられるので、S/N比を高くすることは特に有効である。
以上で説明したように、本実施例によれば、センサセル部を高感度モードと低感度モードとで切り換えて動作ができるため、ダイナミックレンジの拡大と受光量のモニタ動作とを両立することが可能となる。さらに、本実施例によればS/N比が高い信号を検出できるので精度を高めることが可能となる。
(実施例3)
図11は、ラインセンサ部L1A、L2A、・・・に係る部分をより詳細に示したブロック図である。各単位画素はセンサセル部、第1メモリセル部、及び第2メモリセル部を備える構成で、共通出力線に接続されている。また、異なるラインセンサ部の同様の位置に存在する単位画素は、共通出力線を介して共通の転送部に接続される。各転送部は、共通のバッファアンプに接続される。ラインセンサ部L1B、L2B、・・・も図2と同様の構成である。
図12は、図11で示した構成のうちラインセンサ部LS1を抜き出しており、特に単位画素11Aと、これと接続された転送部とに着目して説明を行う。単位画素11Aは、センサセル部101、第1メモリセル部301、及び第2メモリセル部401を含む。図3において、MOSトランジスタの制御電極並びにスイッチに付された「φX」は、不図示の制御部から供給される信号を意味している。本実施例に係る光電変換装置は、実施例2の構成に加えてさらに各単位画素が第2メモリセル部401を備える。それ以外は実施例2と共通するので説明を省略する。
第2メモリセル部401と第1メモリセル部301との違いは負荷MOSトランジスタ333が無い点である。これは、負荷MOSトランジスタ333を第1メモリセル部301と第2メモリセル部401とで共有しているためである。第1メモリセル部301と第2メモリセル部401の各々に個別の負荷MOSトランジスタを設けても良い。なお、ここではセンサセル部101とメモリセル部とで異なる負荷MOSトランジスタを利用するが、センサセル部101とメモリセル部とで共通の負荷MOSトランジスタであってもよい。
次に、図13のタイミングチャート図を参照しながら図12に示す光電変換装置の動作を説明する。図13においてPMOSトランジスタに入力される信号に対しては反転状態を示す“/”を付している。例えば、PMOSトランジスタ112の制御電極にはφSL1が与えられるが、図13ではその反転信号/φSL1として説明しているので、/φSL1がハイレベルの時にPMOSトランジスタ112が導通することを示している。従って、図13の各信号がハイレベルの時に当該信号が供給されるスイッチまたはMOSトランジスタが導通する。
以下では、実線で示した信号に基づいて説明を行う。まず低感度モードでの動作を行う。期間(1)では信号φSWがハイレベルになり、センサセル部101の感度が(Cpd+CP)によって決定される状態になる。期間(1)ではさらに信号φRS、φFT、/φPS1、/φPS21、/φPS22がハイレベルになり、電源電圧VRSによってセンサセル部101と第1及び第2メモリセル部がリセットされる。さらに、信号/φGRもハイレベルになるので、転送容量228は電源電圧VRSとVGRとによってリセットされる。このとき、MOSトランジスタ221と定電流源225とで構成されるソースフォロワの出力は、VGR−Vth=VRSとなる。
次に信号φRS、/φGR、/φPS1、/φPS21、/φPS22がローレベルになった後に、信号φFTがハイレベルの状態で信号/φSL1及びφL1がハイレベルになる。これにより、センサセル部のリセット後のセンサノイズNs1が反転アンプと共通出力線112を介して転送容量228に書き込まれる。その後、信号φFTがローレベルになることで書き込みが終了し、信号/φSL1及び/φL1がローレベルになる。
期間(2)においてMOSトランジスタ221のゲート電位はVGR+Ns1であって、信号φFBがハイレベルになると、VRSを基準として、転送部201のノイズを加えたノイズNs1+Ntがセンサセル部101に入力される。
期間(3)では信号φFTがハイレベルであり、この期間に信号/φSL1、/φL1がハイレベルになると、センサセル部101の反転アンプが動作して、−(Ns1+Nt)にノイズNs1が加算されてノイズ−(Nt)が出力される。期間(3)では/φGRが一時的にハイレベルになるため、期間(3)が終了する時点で転送容量228の他方の端子は電気的浮遊状態(フローティング)になり、転送容量228にはVGR+Ntの電位差が保持される。
期間(4)に信号φFTがハイレベルの期間に信号φRSと/φPS21とがハイレベルになると、転送容量228の一方の端子はVRSの電位になり、ノイズNt分だけ変動するため、転送容量228の他方の端子もNt分だけ変動する。このときMOSトランジスタ221と定電流源225とで構成されるソースフォロワから出力されるノイズは2Ntであって、これがメモリ容量335に保持される。
期間(5)で信号φFT、φRSがハイレベルである期間に、信号/φPS1、/φGRがハイレベルになることでセンサセル部101をリセットする。
その後、信号/φSWがローレベルになることでセンサセル部101は高感度モードに移行し、さらに信号/φGR、/φPS1、およびφRSがローレベルになる。このときにセンサセル部101で生じるノイズをNs2とする。Ns2は、CP117がPD116と電気的に接続されていないときのノイズである。その後、信号φFTがハイレベルである期間に信号/φSL1、/φL1がハイレベルになり、センサノイズNs2が転送容量228に書き込まれる。
期間(6)では、MOSトランジスタ221の制御電極に与えられる電位はVGR+Ns2であるので、スイッチ227を介して共通出力線102に与えられる電位はVRS+Ns2となる。その後、信号φFBがハイレベルである期間に信号/φPS1および/φSWが一時的にハイレベルになり、転送部201で生じるノイズNtを加えたノイズNs2+Ntがセンサセル部101に入力される。
期間(7)では、信号φFTがハイレベルであって、転送容量228の一方の端子はスイッチ226を介して共通出力線102と電気的に接続された状態にある。この期間に信号/φSL1および/φL1がハイレベルになることで、センサセル部101の反転アンプ出力−(Ns2+Nt)にNs2が加算されて−Ntが転送容量の一方の端子に与えられる。このときのレベルをクランプするために、信号/φGRが一時的にハイレベルになる。これにより、転送容量228にはVGR+Ntの電位差が保持される。
期間(8)においては、まず、信号φFBがハイレベルになり、MOSトランジスタ221と定電流源225とで構成されるソースフォロワの出力を共通出力線に接続する。そして、信号φRSおよび/φPS22がハイレベルになることで、メモリ容量445にノイズ2Ntが書き込まれる。
期間(9)では、信号φRS、/φGRおよびφFTがハイレベルになることで、転送容量228がリセットされるとともに、共通出力線102もリセットされる。このとき、MOSトランジスタ221と定電流源225とで構成されるソースフォロワの出力はVRSである。
期間(10)では、AGC動作が行われる。信号/φSLおよび/φL1がハイレベルになると、センサセル部101の反転アンプから得られる出力はS1を光電変換による光信号として−(S1+Ns2+Nt)にセンサセル部のノイズNs2が加わって、結果として−(S1+Nt)が転送容量228の一方の端子に与えられる。転送容量228の他方の端子はVGR−(N1+Nt)の電位となるため、転送部201のノイズNtが加わって、出力端子203からは、光信号−S1が出力される。期間(10)におけるセンサセル部101の出力変化は、端子203を介してリアルタイムでモニタ部MONにて観測される。モニタ部MONにはゲイン可変増幅部が含まれており、後述するコントラストの検出結果に応じてゲインが可変される。これをオートゲインコントロール(AGC)と呼ぶ。モニタ部によるモニタ動作の結果、期間(10)での蓄積動作が終了した時点での、センサセル部101から出力される光信号を−S2とする。
期間(11)では、信号φFTがハイレベルに保たれており、信号/φSL1、/φL1及び/φGRがハイレベルになることで、転送容量228の一方の電極の電位がVRSから−(S2+Nt)分だけ変動する。
期間(12)に信号/φSL21および/φL2がハイレベルになると、第2メモリセル部401に保持されていたノイズ2Ntに、第2メモリセル部401のノイズNm2が加わって、−2Nt+Nm2が転送容量228の一方の端子に与えられる。つまり、転送容量228には、−2Nt+Nm2−(−(S2+Nt))=S2−Nt+Nm2分の電位変動量が保持されることになる。
期間(13)では信号φFTがローレベルにある。信号φFBがハイレベルの期間に信号/φPS22がハイレベルになると、転送部201からは、S2−Nt+Nm2にノイズNtが加わって、S2+Nm2が第2メモリセル部401に与えられる。
期間(14)に信号φFTをハイレベルとし、更に信号/φSL22と/φL2とをハイレベルとすると、反転アンプによって反転された−(S2+Nm2)にノイズNm2が加わって、信号−S2が転送部201に与えられる。この状態で、不図示のシフトレジスタから信号φHが与えられるとバッファアンプ202を介して信号が読み出される。バッファアンプから読み出された信号は、図1に示したラインセンサ部の対において、どの位置(ビット)の単位画素で最大値あるいは最小値の信号が得られているのかを調べるために用いられ、この位置情報に基づいて、被写体のデフォーカス量(合焦位置からのずれ)を検出する。検出されたデフォーカス量に基づいて、不図示の制御部は撮像装置の光学系を調整して合焦させる。
ここまでは、図13のタイミング図において実線で示した信号に従って、期間(10)以降も高感度モードで動作する場合を説明してきた。以下では、破線で示した信号に従って、期間(10)の途中から低感度モードで動作する場合を説明する。期間(10)の途中から低感度モードに移行するのは、リアルタイムAGCを行っている期間(10)の前半で、PK比較器の出力が反転した場合、すなわち、PEAK出力318が飽和打ち切り電圧VBBに達した場合である。この場合には、PK比較器の出力が反転したことを受けて信号/φSWがハイレベルになり、CP117がPD116に対して付加された状態になる。
期間(11)以降では、利用するメモリが第1メモリセル部301に変更される点のみが先述の高感度モードと異なるので、詳細な動作の説明を省略する。
期間(10)から低感度モードに移行する動作で特徴的なのは、期間(14)にバッファアンプ202から出力される信号−S3には、蓄積動作中にMOSトランジスタ115を導通させたことによるノイズが含まれる。しかし、PK比較器の出力が反転するほどの高輝度条件においては、このノイズは無視することができる。
次に、図14を参照しながら、AFセンサ動作を示すフローチャートを説明する。
まず、AFセンサの動作が開始されると、センサセル部101をリセットしたことによるノイズがメモリセル部に書き込まれる。ここで、CPがPDと接続された低感度モードにおけるノイズは第1メモリセル部に、CPがPDから切り離された高感度モードにおけるノイズは第2メモリセル部に書き込まれる(期間(1)〜(8))。
高感度モードにおけるノイズは第2メモリセル部に書き込まれたことに引き続いて高感度モードにおける蓄積動作が行われ、同時にモニタ部で信号のモニタリングを行いながら、可変ゲイン増幅部のゲインを制御するAGC動作が行われる(期間(9)〜(10))。
次に、期間(10)にAGC動作が開始後の所定時間が経過するまでの期間にPB比較器において、コントラストが閾値以上、すなわちPB比較器の出力が反転した場合にはセンサセル部の蓄積動作が終了する。蓄積動作が終了したら、第2メモリセル部を用いてノイズ除去動作を行い(期間(11)〜(13))、その後バッファアンプ202から信号を読み出す(期間(14))。
一方、期間(10)にAGC動作が開始後の所定時間が経過するまでの期間にPB比較器の出力が反転しなければ、PK比較器の出力が反転したか否かを判定する。前記所定時間は、用途に応じて設定しうるものである。PB比較器の出力が反転しない場合には、低輝度かつ低コントラストである状態なので、蓄積動作を強制的に終了し、可変ゲイン増幅部のゲインをより高い値に設定して再び高感度モードでの蓄積動作を開始する。一方、PK反転信号が反転した場合には、高輝度かつ低コントラストである状態を示すので、センサセル部において、CPをPDと導通させて低感度モードに移行する。先述の通り、PK比較器に与えられる飽和打ち切り電圧VBBは高感度モードにおける飽和レベルよりも低い電圧に設定されているので、低感度モードに移行しても当然飽和レベル未満になる。従って、再び蓄積動作を最初から行う必要がなくなるので、高速な動作が可能となる。低感度モードに移行することにより、高輝度条件下でも蓄積時間を長く確保できるために十分なコントラストが得られる。
次に、PB比較器の出力が反転したら蓄積動作を終了し、反転しなければ可変ゲイン増幅部のゲインをより高い値に設定して、低感度モードでの蓄積動作を再び初めから行う。
低感度モードでのAGC動作においてPB比較器の出力が反転したら、センサセル部の蓄積動作を終了して、第1メモリセル部を用いてノイズ除去動作を行い(期間(11)〜(13))、その後バッファアンプ202から信号を読み出す(期間(14))。
以上で説明したように、本実施形態においてはセンサセル部の光信号をモニタするAGC期間に、センサセル部の蓄積動作を高感度モードから開始している。このため、高輝度低コントラストの被写体の焦点検出を行う場合であっても、センサセル部の蓄積動作を再度初期化することなく低感度モードに移行し、コントラストの検出を行うことが可能となり、AF動作を高速に実現することができる。
(実施例4)
実施例3では、図13に示すタイミング図に基づいて光電変換装置の動作を説明した。図13においては、低感度モードと高感度モードとで、それぞれノイズキャンセル動作を行った上で、第1及び第2メモリセル部に独立に転送部でのノイズ2×Ntを書き込んでいる。実施例1では詳述していないが、スイッチやMOSトランジスタを駆動する際にはランダムノイズが発生する。従って、期間(4)で第1メモリセル部301に書き込まれるノイズと、期間(8)で第2メモリセル部401に書き込まれるノイズとは、スイッチ等で発生するランダムノイズに起因する成分が異なっている。図13に示した動作によれば、期間(14)で読み出される信号からはランダムノイズも除去されているので、高精度なAF動作が可能となっている。
本実施例では、上述のランダムノイズを考慮しない場合の動作を説明する。この場合には、図13の期間(4)において、信号/φPS21とともに信号/φPS22をハイレベルにする。その後、図13における期間(5)〜(8)に相当する動作を省略して、期間(9)の動作を行うことができるので、より高速なAF動作が実現できる。本実施例においても、AGC動作は高感度モードから開始されるので、実施例1と同様の効果が得られる。
なお、(1)〜(4)の動作を高感度モードで実行し、高感度モードにおけるノイズをメモリセル部に書き込んでも良い。この場合には、メモリセル部への書き込みからAGC動作の開始に至るまでの期間にMOSトランジスタ115を動作させる必要がないので、MOSトランジスタ115に起因するランダムノイズを抑制できる利点がある。高感度モードは低輝度条件、すなわち信号成分が少ない条件で有効なものであるので、ノイズを抑制することで、高精度のAF動作が可能となる。
さらに、本実施例においては、メモリセル部を各単位画素につき1つ設ければよくなるので、光電変換装置の小型化が図れるという利点もある。
また、精度を要求される場合には実施例1に係る動作を行い、高速な動作が求められる場合には本実施例に係る動作を行うように切り換えてもよい。
(実施例5)
図15は本発明に係る光電変換装置を用いたTTL−SIR(Through The Lens−Secondary Image Registration)型オートフォーカスシステムを搭載した撮像システムの光学系概略図を示している。ここでは一眼レフカメラを例示する。
同図において、40は被写体像をフィルムやイメージセンサ上に一次結像させるためのレンズ、41はファインダースクリーン42へ光を反射させるためのクイックリターンミラーであり、光を数10%透過するハーフミラーとなっている。43はAF系へ光を導くためのサブミラー、44は本発明に係る光電変換装置(AFセンサー)である。45はAFセンサー上に被写体像を再結像させるための二次結像レンズ(メガネレンズ)、46はAFセンサー44へ光を導く反射ミラー、47はフォーカルプレーンシャッター、48はフィルム又はイメージセンサ、49は光線の主軸を示している。
本実施例において、実施例1または2に係る光電変換装置を用いることで、合焦スピードを低下させることなく、ダイナミックレンジが優れた撮像システムの実現が可能となる。
L1A、L1B ラインセンサ部
11A、12B 単位画素
100 光電変換装置
101 センサセル部
102 共通出力線
201 転送部
202 バッファアンプ
301 第1メモリセル部
335 メモリ容量
401 第2メモリセル部

Claims (11)

  1. 複数のセンサセル部と、
    前記複数のセンサセル部が出力する信号をモニタするモニタ部とを有し、
    前記モニタ部は、前記複数のセンサセル部が出力する信号のうち、最大値及び最小値を検出する最大値最小値検出部と、前記最大値と最小値との差が閾値を超えたか否かを判定する最大値最小値比較器と、前記最大値が第1のレベルに達したか否かを判定する最大値比較器とを有し、
    前記複数のセンサセル部の各々は、光電変換素子と検出容量とを有し、
    前記検出容量の容量値に基づいて前記光電変換素子の電荷量が電圧信号に変換され、
    前記複数のセンサセル部の各々は、前記検出容量の容量値が第1の容量値である高感度モードと、前記検出容量の容量値が前記第1の容量値よりも大きい第2の容量値である低感度モードとで動作可能であって、
    複数のセンサセル部からの信号を前記モニタ部がモニタする期間の開始においては、前記複数のセンサセル部の各々は前記高感度モードで動作し、
    前記モニタする期間の開始後の所定時間が経過する間に、前記最大値と最小値との差が前記閾値を超えず、かつ、前記最大値が前記第1のレベルに達したら、前記複数のセンサセル部の各々が前記高感度モードから前記低感度モードに切り換わること
    を特徴とする光電変換装置。
  2. 前記センサセル部が出力する信号を前記モニタ部に転送する転送部をさらに有し、
    前記転送部は、センサセル部で生じたノイズを低減するクランプ回路を有することを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
  3. 前記転送部は、前記クランプ回路でノイズが低減された信号を、前記センサセル部に入力する帰還経路を有することを特徴とする請求項2に記載の光電変換装置。
  4. 各々が前記センサセル部を有する複数の単位画素を有し、
    前記複数の単位画素の各々は、前記転送部から出力された信号を保持するメモリセル部をさらに有することを特徴とする請求項2または3に記載の光電変換装置。
  5. 各々が前記センサセル部を有する複数の単位画素を有し、
    前記複数の単位画素の各々は、前記センサセル部を初期化したことに起因するノイズを保持するメモリセル部を複数有することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の光電変換装置。
  6. 前記メモリセル部は、一のセンサセル部に対して複数設けられることを特徴とする請求項5に記載の光電変換装置。
  7. 前記モニタする期間に先だって、
    前記センサセル部が前記低感度モードである時に初期化されたことに起因するノイズを、前記転送部を介して一の前記メモリセル部に保持させ、さらに、前記センサセル部が前記高感度モードである時に初期化されたことに起因するノイズを、前記転送部を介して別の一の前記メモリセル部に保持させること
    を特徴とする請求項6に記載の光電変換装置。
  8. 前記モニタする期間に先だって、
    前記センサセル部が初期化されたことに起因するノイズを、前記複数のメモリセル部に対して同時に書き込むこと
    を特徴とする請求項6に記載の光電変換装置。
  9. 前記検出容量は前記光電変換素子と並列に設けられた容量素子を含み、
    前記低感度モードでは前記容量素子が前記光電変換素子と電気的に接続され、
    前記高感度モードでは前記容量素子が前記光電変換素子と電気的に絶縁されることによって、前記高感度モードにおける前記検出容量の容量値が前記低感度モードにおける前記検出容量の容量値よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の光電変換装置。
  10. 請求項1ないしのいずれかに記載の光電変換装置を備える焦点検出装置。
  11. 請求項10に記載の焦点検出装置を備える撮像システム。
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