JP6049673B2 - 半導体増幅装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、半導体増幅装置に関する。
マイクロ波において、半導体増幅素子の出力電極端からみた2倍波の負荷インピーダンスを開放近傍とすると、高効率動作が可能となる。
半導体増幅素子の出力電極端からみた2倍波の負荷インピーダンスを開放近傍とする技術がある(特許文献1)。この場合、たとえば、パッケージの出力端部からみた2倍波の負荷インピーダンスは、約50Ω以上であることを前提としている。約50Ωとは、47Ω以上53Ω以下とする。
しかしながら、出力整合回路と外部負荷との間にバイアス回路を設けると、パッケージの出力端部からみた2倍波の負荷インピーダンスが50Ω以下となり、効率が低下することがある。
特許第5468095号 特開2013−187773号公報
基本波インピーダンスの整合を保ちつつ、2倍波の負荷インピーダンスを開放近傍とする内部整合回路の機能に悪い影響を与えないために、パッケージの出力端部からみた基本波の負荷インピーダンスは約50Ω、かつ2倍波の負荷インピーダンスは約50Ω以上となる半導体増幅器用外部バイアス回路および半導体増幅装置を提供する。
実施形態の半導体増幅装置は、半導体増幅素子と、出力整合回路と、バイアス回路と、を有する。前記出力整合回路は、前記半導体増幅素子に接続されたボンディングワイヤと前記ボンディングワイヤに接続された伝送線路とを有し、帯域の上限周波数における前記伝送線路の電気長が90°以下である。前記バイアス回路は、第1伝送線路と、接地キャパシタと、第2伝送線路と、電源端子と、を有する。前記第1伝送線路は、前記出力整合回路の出力端部と外部負荷とにそれぞれ接続される。前記第2伝送線路は、一方の端部が前記第1伝送線路に接続されかつ他方の端部が前記接地キャパシタに接続され、前記帯域の中心周波数における電気長が約90°である。前記第2伝送線路の前記一方の端部は、前記出力端部から約45°だけ電気長が離間した位置で前記第1伝送線路に接続される。前記電源端子は、前記接地キャパシタと前記第2伝送線路の前記他方の端部との接続点に接続される。前記出力端部からみて、基本波の負荷インピーダンスは約50Ω、かつ2倍波の負荷インピーダンスは約50Ω以上である。


図1(a)は第1の実施形態にかかる半導体増幅装置の回路図、図1(b)は外部バイアス回路の給電枝部の回路図、である。 図2(a)は第1の実施形態の半導体増幅装置の給電枝部における基準面Q0からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図2(b)は基準面Q1からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図2(c)は基準面Q2からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図2(d)は基準面Q3からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図2(e)は基準面Q4からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、である。 図3(a)は第1の実施形態の半導体増幅装置における出力バイアス回路が接続されていない状態の回路図、図3(b)は基準面Q2からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図3(c)は基準面Q3からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図3(d)は基準面Q4からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、である。 比較例にかかる半導体増幅装置の回路図である。 図5(a)は比較例の半導体増幅装置の給電枝部における基準面Q0からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図5(b)は基準面Q1からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図5(c)は基準面Q2からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図5(d)は基準面Q3からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図5(e)は基準面Q4からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、である。 第2の実施形態にかかる半導体増幅装置の回路図である。 図7(a)は第2の実施形態の半導体増幅装置の給電枝部における基準面Q0からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図7(b)は基準面Q1からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図7(c)は基準面Q2からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図7(d)は基準面Q3からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図7(e)は基準面Q4からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、である。 第3の実施形態にかかる半導体増幅装置の回路図である。 図9(a)は第3の実施形態の半導体増幅装置(X=0°)の給電枝部における基準面Q0からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図9(b)は基準面Q1からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図9(c)は基準面Q2からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図9(d)は基準面Q3からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図9(e)は基準面Q4からた負荷インピーダンスを示すスミス図、である。 図10(a)は第3の実施形態の半導体増幅装置(X=45°)の給電枝部における基準面Q0からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図10(b)は基準面Q1からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図10(c)は基準面Q2からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図10(d)は基準面Q3からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図10(e)は基準面Q4からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、である。 第4の実施形態にかかる半導体増幅装置の回路図である。 図12(a)は第4の実施形態の半導体増幅装置の給電枝部における基準面Q0からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図12(b)は基準面Q1からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図12(c)は基準面Q2からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図12(d)は基準面Q3からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図12(e)は基準面Q4からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、である。 第5の実施形態にかかる半導体増幅装置の回路図である。 図14(a)は第5の実施形態の半導体増幅装置の給電枝部における基準面Q0からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図14(b)は基準面Q1からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図14(c)は基準面Q2からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図14(d)は基準面Q3からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図14(e)は基準面Q4からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態を説明する。
図1は、第1の実施形態にかかる半導体増幅装置の回路図である。
半導体増幅装置は、パッケージに収められた半導体増幅器11と、バイアス回路34と、を有する。
また、パッケージに収められた半導体増幅器11は、半導体増幅素子14と、入力整合回路12と、出力整合回路20と、を有する。図1に表すバイアス回路34は、パッケージの出力端部19と、外部負荷50と、の間に接続される。
パッケージに収められた半導体増幅器11と、外部負荷50と、の間に、バイアス回路34を接続する場合、バイアス回路34の第1伝送線路40の特性インピーダンスZC4を、外部負荷50の抵抗値Zと同一にすると互いの間でインピーダンス整合させることが容易となる。このため、基準面Q2(すなわち出力端部19)からみた基本波の負荷インピーダンスが抵抗値Zとなる。抵抗値ZLは、たとえば、50Ωとすることができる。
半導体増幅素子14は、HEMT(High Electron Mobility Transistor)やGaAs MESFET(Metal Semiconductor Field Effect Transistor)などを含み、マイクロ波帯で増幅作用を有するものとする。
出力整合回路20は、半導体増幅素子14に接続されたボンディングワイヤ15と、ボンディングワイヤ15に接続され、帯域の上限周波数fにおける電気長EL1が90°以下である伝送線路16と、を有する。なお、出力整合回路20は、図1に表すように、伝送線路16に縦続接続され、帯域の中心周波数fにおける電気長EL2が90°以下である伝送線路21をさらに有してもよい。
バイアス回路34は、主信号線路である第1伝送線路40と、接地キャパシタ32と、第1伝送線路40から分岐された第2伝送線路30と、電源端子39と、を有する。第1伝送線路40は、出力整合回路20の出力端部19と接続された一方の端部と、外部負荷50に接続された他方の端部(増幅装置の出力端子である)と、を有する。
第2伝送線路30の電気長EL3は、帯域の中心周波数fにおいて約90°である。第2伝送線路30の一方の端部は、出力端部19から、電気長EL4aが約45°離間した位置で第1伝送線路40に接続される。第2伝送線路30の他方の端部は、電源端子39と接地キャパシタ32とに接続される。
なお、本明細書において、伝送線路の電気長が約90°であるとは、電気長が81°以上99°以下であることを意味するものとする。また、伝送線路の電気長が約45°であるとは、電気長が40.5°以上かつ49.5°以下であることを意味するものとする。
出力整合回路20は、たとえば、パッケージの出力端部19からみた2倍波の負荷インピーダンスも50Ωであるものとして設計される。出力端部19と外部負荷50との間にバイアス回路を設ける場合、バイアス回路の影響により、出力端部19からみた2倍波の負荷インピーダンスは50Ωよりも低くなることがある。
まず比較のために、出力バイアス回路がないときの負荷インピーダンスについて説明する。
図3(a)は第1の実施形態の半導体増幅装置における出力バイアス回路が接続されていない状態の回路図、図3(b)は第1の実施形態の半導体増幅装置における基準面Q2(パッケージの出力端部)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図3(c)は基準面Q3(ワイヤ端)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図3(d)は基準面Q4(半導体素子端)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、である。
図3(a)に表すように、第1の実施形態では、たとえば、出力整合回路20は、ボンディングワイヤ15と、特性インピーダンスZC1が3.5Ωで電気長EL1が90°以下(@f)である伝送線路16と、特性インピーダンスZC2が20Ωで電気長EL2が90°以下(@f)である伝送線路21と、が直列接続される。伝送線路21の特性インピーダンスZC2は、通常50Ωよりも低くする。
伝送線路16の特性インピーダンスZC1は、伝送線路21の特性インピーダンスZC2と半導体増幅素子14の出力インピーダンスの抵抗成分との間にする。この場合、伝送線路21、16、およびワイヤ15によりインピーダンス変換を行い、半導体素子端からみた基本波の負荷インピーダンスを半導体増幅素子14に与えたい出力インピーダンスに近づけることができる。
図3(b)に示すように、基準面Q2(パッケージ端)からみた基本波、および2倍波の負荷インピーダンスがともに50Ωのとき、伝送線路16の電気長EL1を90°(@f)以下とすることで、図3(c)に表すように、基準面Q3(ワイヤ端)からみた2倍波の負荷インピーダンスm5(@2f)は、開放インピーダンス近傍かつ誘導性となる。
さらにワイヤのインダクタンスが加えられると、図3(d)に表すように、基本波を整合しつつ、基準面Q4(半導体増幅素子端)からみた2倍波の負荷インピーダンスをさらに開放インピーダンス近傍に変換する出力整合回路20を設計できる。
次に、出力バイアス回路の影響を含む負荷インピーダンスについて説明する。
図2(a)は第1の実施形態の半導体増幅装置の給電枝部における基準面Q0からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図2(b)は基準面Q1(給電枝接続点)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図2(c)は基準面Q2(パッケージの出力端部)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図2(d)は基準面Q3(ワイヤ端)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図2(e)は基準面Q4(半導体素子端)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、である。
インピーダンスは、回路シミュレーションにより求めることができる。外部負荷50の抵抗値Z=50Ω、第1伝送線路40の特性インピーダンスZC4=50Ω、第2伝送線路30の特性インピーダンスZC3=50Ω、とする。第2伝送線路30の一方の端部と、第1伝送線路40と、の接続位置80は、出力整合回路20の出力端部19から外部負荷50に向かって電気長EL4aが約45°であるものとする。このとき、電気長EL4bは、任意の長さでよい。
第2伝送線路30の電気長EL3は、基本波(f)において約90°とする。接地キャパシタ32の容量C1を1000pF以上とすることにより、第2伝送線路30は、中心周波数f(たとえば3GHzとする)において、先端短絡となる。電源端子39には、直流電圧V(HEMTの場合はドレイン電圧)が供給される。
図2(a)に表すように、第1の実施形態の半導体増幅装置の給電枝部における基準面Q0からみた基本波の負荷インピーダンスは概開放、2倍波の負荷インピーダンスは概短絡となる。
この給電枝を接続すると図2(b)に示すように、第1の実施形態の半導体増幅装置における基準面Q1(給電枝接続点)からみた基本波の負荷インピーダンスは約50Ω、2倍波の負荷インピーダンスは概短絡となる。
第1伝送線路40の電気長EL4aが約45°なので、図2(c)に表すように、第1の実施形態の半導体増幅装置における基準面Q2(パッケージの出力端部19)からみた基本波の負荷インピーダンスは約50Ω、2倍波の負荷インピーダンスは概開放となる。
パッケージの出力端部からみた基本波の負荷インピーダンスは約50Ω、かつ2倍波の負荷インピーダンスは約50Ω以上となっている。このため、図2(d)に示すように、基準面Q3(ワイヤ端)からみた2倍波の負荷インピーダンスは、開放インピーダンス近傍かつ誘導性となる。
さらにワイヤのインダクタンスが加えられると、図2(e)に表すように、基本波を整合しつつ、基準面Q4(半導体端)からみた2倍波の負荷インピーダンスをさらに開放インピーダンス近傍に変換することできる。
以上のように、出力バイアス回路34を上記の構成にすることで、パッケージの出力端部19からみた2倍波の負荷インピーダンスは、約50Ω以上となった。その結果、基準面Q4(半導体素子端)からみた2倍波の負荷インピーダンスは開放インピーダンス近傍となり、効率が向上する。
図4は、比較例にかかる半導体増幅装置の構成図である。
半導体増幅装置は、パッケージに収められた半導体増幅器111と、バイアス回路134と、を有する。また、パッケージに収められた半導体増幅器111は、半導体増幅素子114と、入力整合回路112と、出力整合回路120と、を有する。バイアス回路134は、パッケージの出力端部119と、外部負荷150と、の間に接続される。図1に表す第1の実施形態との違いは、給電枝が接続される接続点180とパッケージの出力端部119との間に電気長が約45°である伝送線路がない点のみである。
図5(a)は比較例の半導体増幅装置の給電枝部における基準面Q0からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図5(b)は基準面Q1(給電枝接続点)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図5(c)は基準面Q2からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図5(d)は基準面Q3からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図5(e)は基準面Q4(半導体素子端)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、である。
図5(a)に表すように、比較例の半導体増幅装置の給電枝部における基準面Q0からみた基本波の負荷インピーダンスは概開放、2倍波の負荷インピーダンスは概短絡となる。
この給電枝を接続すると図5(b)に表すように、比較例の半導体増幅装置における基準面Q1(給電枝接続点)からみた基本波の負荷インピーダンスは約50Ω、2倍波の負荷インピーダンスは概短絡となる。
給電枝が接続される接続点180とパッケージの出力端部119との間には伝送線路がないので、図5(c)に表すように、第1の実施形態の半導体増幅装置における基準面Q2(パッケージの出力端部)からみた負荷インピーダンスは、基準面Q1(給電枝接続点)からみた負荷インピーダンスと同じになり、基本波の負荷インピーダンスは約50Ω、2倍波の負荷インピーダンスは概短絡となる。
パッケージの出力端部119からみた基本波の負荷インピーダンスは50Ωになっているが、2倍波の負荷インピーダンスは概短絡となっている。このため、図5(d)に表すように、基準面Q3(ワイヤ端)からみた2倍波の負荷インピーダンスは、大きな周波数依存性を示す。
さらにワイヤのインダクタンスが加えられても、図5(e)に表すように、基本波は整合されるが、基準面Q4(半導体増幅素子端)からみた2倍波の負荷インピーダンスを開放インピーダンス近傍に変換することはできない。
以上のように、出力バイアス回路134が上記の構成になることで、パッケージの出力端部119からみた2倍波の負荷インピーダンスは、50Ω以下となった。その結果、基準面Q4(半導体増幅素子端)からみた2倍波の負荷インピーダンスを開放インピーダンス近傍にできなくなり、効率が向上しない。
これに対して、第1の実施形態にかかる半導体増幅装置およびこれを構成するバイアス回路34では、基本波整合を保ちつつ、2倍波インピーダンスを開放インピーダンス近傍に保つことができる。このため、高効率動作が可能となる。
図6は、第2の実施形態にかかる半導体増幅装置の回路図である。
バイアス回路34は、高周波的に接地された第2伝送線路30の他方の端部と、電源端子39と、の間に、インダクタ60と、接地キャパシタ33と、をさらに設けることができる。接地キャパシタ33は、帯域内の信号に対して良好な接地として作用する。インダクタ60のインダクタンスL2を100nHなどとすると、2倍波でより高いインピーダンスとすることができ、電源端子39の影響をより受けにくくなる。なお、バイアス回路34以外は、第1の実施形態と同様な構成とする。
図7(a)は第2の実施形態の半導体増幅装置の給電枝部における基準面Q0からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図7(b)は基準面Q1(給電枝接続点)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図7(c)は基準面Q2(パッケージの出力端部)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図7(d)は基準面Q3(ワイヤ端)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図7(e)は基準面Q4(半導体増幅素子端)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、である。
図7(c)に表すように、基準面Q2(パッケージの出力端部19)からみた2倍波の負荷インピーダンスを50Ω以上にできている。このため、図7(e)に表すように、基本波整合を保ちつつ、基準面Q4(半導体増幅素子端)からみた2倍波の負荷インピーダンスが開放インピーダンス近傍となり、効率が向上する。
図8は、第3の実施形態にかかる半導体増幅装置の回路図である。
バイアス回路34は、第1伝送線路40と、第2伝送線路30と、オープンスタブ線路31と、電源端子39と、を有する。第1伝送線路40は、出力整合回路20の出力端部19に接続された一方の端部と、外部負荷50に接続された他方の端部と、を含む。第1伝送線路40の特性インピーダンスZC4は、50Ωとする。第2伝送線路30の特性インピーダンスZC3は、50Ωとすることができる。また、その電気長EL3は、中心周波数(f)で約90°とする。
第2伝送線路30は、一方の端部が第1伝送線路40に接続される。第2伝送線路30の一方の端部は、出力端部19からの電気長がX°となる接続位置80で第1伝送線路40に接続される。但し、0°≦X≦180°とする。第1伝送線路40の特性インピーダンスZC4と外部負荷50の抵抗値Zとを同一とすると、接続位置80と出力端子18との間の電気長はインピーダンスに影響を与えない。
オープンスタブ線路31は、第2伝送線路30の他方の端部と接続位置82において接続された一方の端部と、中心周波数fにおける電気長EL5が約90°であり先端開放である他方の端部と、を含む。オープンスタブ線路31の特性インピーダンスZC5は、たとえば、50Ωとする。電源端子39は、第2伝送線路30の他方の端部に直流的に接続される。
第2伝送線路30の他方の端部と、電源端子39と、の間に、インダクタ60をさらに設けることができる。バイアス回路34以外の構成は、第1の実施形態と同じである。
第2伝送線路30の他方の端部は、集中定数の接地キャパシタンスによる接地ではなく、電気長EL5が中心周波数(f)で約90°であるオープンスタブ線路31を用いているので、オープンスタブ線路31の接続位置82において、基本波のインピーダンスは短絡インピーダンス付近である。他方、オープンスタブ線路31の接続位置82において、2倍波のインピーダンスは、開放インピーダンス付近となる。
図9(a)は第3の実施形態の半導体増幅装置(X=0°)の給電枝部における基準面Q0からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図9(b)は基準面Q1(給電枝接続点)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図9(c)は基準面Q2(パッケージの出力端部)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図9(d)は基準面Q3からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図9(e)は基準面Q4からた負荷インピーダンスを示すスミス図、である。
図9(a)に表すように、第3の実施形態の半導体増幅装置の給電枝部における基準面Q0からみた基本波の負荷インピーダンスは概開放、2倍波の負荷インピーダンスも概開放となる。
この給電枝を接続すると図9(b)に表すように、第3の実施形態の半導体増幅装置における基準面Q1(給電枝接続点)からみた基本波の負荷インピーダンスは約50Ω、2倍波の負荷インピーダンスも約50Ωとなる。
第1伝送線路40の電気長Xが0°のときでも、図9(c)に表すように、第3の実施形態の半導体増幅装置における基準面Q2(パッケージの出力端部19)からみた基本波の負荷インピーダンスは約50Ω、2倍波の負荷インピーダンスは約50Ωとなる。
パッケージの出力端部19からみた基本波の負荷インピーダンスは約50Ω、かつ2倍波の負荷インピーダンスは約50Ωとなっているので、図9(d)に表すように、基準面Q3(ワイヤ端)からみた2倍波の負荷インピーダンスは、開放インピーダンス近傍かつ誘導性となる。
さらにワイヤのインダクタンスが加えられると、図9(e)に表すように、基本波を整合しつつ、基準面Q4(半導体増幅素子端)からみた2倍波の負荷インピーダンスをさらに開放インピーダンス近傍に変換することできる。
以上のように、出力バイアス回路34を上記のようにオープンスタブ線路31を用いて構成することで、X=0°としてもパッケージの出力端部19からみた2倍波の負荷インピーダンスは、約50Ω以上となった。その結果、基準面Q4(半導体増幅素子端)からみた2倍波の負荷インピーダンスが開放インピーダンス近傍となり、効率が向上する。
図10(a)は第3の実施形態の半導体増幅装置(X=45°)の給電枝部における基準面Q0からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図10(b)は基準面Q1(給電枝接続点)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図10(c)は基準面Q2(パッケージの出力端部)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図10(d)は基準面Q3(ワイヤ端)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図10(c)は基準面Q4(半導体素子端)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、である。
図10(b)に表すように、第3の実施形態の半導体増幅装置における基準面Q1(給電枝接続点)からみた基本波の負荷インピーダンスは約50Ω、2倍波の負荷インピーダンスも約50Ωとなるので、X=45°の場合でも、図10(c)に表すように、第3の実施形態の半導体増幅装置における基準面Q2(パッケージの出力端部19)からみた基本波の負荷インピーダンスは約50Ω、2倍波の負荷インピーダンスは約50Ωとなる。
パッケージの出力端部19からみた基本波の負荷インピーダンスは約50Ω、かつ2倍波の負荷インピーダンスは約50Ωとなっているので、図10(d)に表すように、基準面Q3(ワイヤ端)からみた2倍波の負荷インピーダンスは、開放インピーダンス近傍かつ誘導性となる。
さらにワイヤのインダクタンスが加えられると、図10(e)に表すように、基本波を整合しつつ、基準面Q4(半導体増幅素子端)からみた2倍波の負荷インピーダンスをさらに開放インピーダンス近傍に変換することできる。
以上のように、出力バイアス回路34を上記のようにオープンスタブ線路31を用いて構成することで、X=45°としてもパッケージの出力端部19からみた2倍波の負荷インピーダンスは、約50Ω以上となった。その結果、基準面Q4(半導体増幅素子端)からみた2倍波の負荷インピーダンス開放インピーダンス近傍となり、効率が向上する。第3の実施形態のバイアス回路34では、第1伝送線路40の電気長EL4aを任意に設定できるので、バイアス回路34のレイアウトの自由度が増す。
図11は、第4の実施形態にかかる半導体増幅装置の回路図である。
バイアス回路34は、第1の実施形態のバイアス回路に加えて、第2伝送線路30の他方の端部と、電源端子39と、の間に設けられた第3伝送線路37と、電源端子39と接地との間に設けられた接地キャパシタ38と、をさらに有する。第3伝送線路37の特性インピーダンスZC6は50Ω、電気長EL6は任意とする。また、接地キャパシタ38の容量C3は10μFなどとする。なお、バイアス回路34以外は、第1の実施形態と同じ構成とする。
図12(a)は第4の実施形態の半導体増幅装置の給電枝部における基準面Q0からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図12(b)は基準面Q1(給電枝接続点)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図12(c)は基準面Q2(パッケージの出力端部)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図12(d)は基準面Q3(ワイヤ端)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図12(e)は基準面Q4(半導体増幅素子端)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、である。
第3伝送線路37の電気長EL6を任意としても、その接続点82が集中定数の接地キャパシタンス38により接地されているので、図12(a)に表すように、第4の実施形態の半導体増幅装置の給電枝部における基準面Q0からみた基本波の負荷インピーダンスは概開放、2倍波の負荷インピーダンスは概短絡となる。
この給電枝を接続すると図12(b)に表すように、第1の実施形態の半導体増幅装置における基準面Q1(給電枝接続点)からみた基本波の負荷インピーダンスは約50Ω、2倍波の負荷インピーダンスは概短絡となる。
第1伝送線路40の電気長EL4aが約45°なので、図12(c)に示すように、第1の実施形態の半導体増幅装置における基準面Q2(パッケージの出力端部19)からみた基本波の負荷インピーダンスは約50Ω、2倍波の負荷インピーダンスは概開放となる。
パッケージの出力端部19からみた基本波の負荷インピーダンスは50Ω、かつ2倍波の負荷インピーダンスは50Ω以上となっているので、図12(d)に示すように、基準面Q3(ワイヤ端)からみた2倍波の負荷インピーダンスは、開放インピーダンス近傍かつ誘導性となる。
さらにワイヤのインダクタンスが加えられると、図12(e)に表すように、基本波を整合しつつ、基準面Q4(半導体増幅素子端)からみた2倍波の負荷インピーダンスをさらに開放インピーダンス近傍に変換することできる。
以上のように、出力バイアス回路34を上記の構成にすることで、パッケージの出力端部19からみた2倍波の負荷インピーダンスは、50Ω以上となった。その結果、基準面Q4(半導体増幅素子端)からみた2倍波の負荷インピーダンスが開放インピーダンス近傍となり、効率が向上する。
図13は、第5の実施形態にかかる半導体増幅装置の回路図である。
バイアス回路34は、第4の実施形態のバイアス回路の接地キャパシタ32の代わりにオープンスタブ線路31を有する。第3伝送線路37の特性インピーダンスZC6は50Ω、電気長EL6は約45°とする。また、接地キャパシタ38の容量C3は10μFなどとする。第1伝送線路40の電気長EL4aは任意に設定できる。なお、バイアス回路34以外は、第1の実施形態と同じ構成とする。
図14(a)は第5の実施形態の半導体増幅装置の給電枝部における基準面Q0からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図14(b)は基準面Q1(給電枝接続点)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図14(c)は基準面Q2(パッケージの出力端部)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図14(d)は基準面Q3(ワイヤ端)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、図14(e)は基準面Q4(半導体増幅素子端)からみた負荷インピーダンスを示すスミス図、である。
第3伝送線路37の電気長EL6は約45°としているので、その先端が接続点38で、集中定数の接地キャパシタンス38により接地されていても、接続点82における2倍波のインピーダンスは開放付近となる。さらに接地キャパシタ32の代わりにオープンスタブ線路31を用いているので、図14(a)に表すように、第5の実施形態の半導体増幅装置の給電枝部における基準面Q0からみた基本波の負荷インピーダンスは概開放、2倍波の負荷インピーダンスも概開放となる。
この給電枝を接続すると図14(b)に表すように、基準面Q1(給電枝接続点)からみた基本波の負荷インピーダンスは約50Ω、2倍波の負荷インピーダンスも約50Ωとなる。
第1伝送線路40の電気長EL4aが0°としても、図14(c)に示すように、第5の実施形態の半導体増幅装置における基準面Q2(パッケージの出力端部19)からみた基本波の負荷インピーダンスは約50Ω、2倍波の負荷インピーダンスも約50Ωとなる。
パッケージの出力端部19からみた基本波の負荷インピーダンスは約50Ω、かつ2倍波の負荷インピーダンスも約50Ωとなっているので、図14(d)に表すように、基準面Q3(ワイヤ端)からみた2倍波の負荷インピーダンスは、開放インピーダンス近傍かつ誘導性となる。
さらにワイヤのインダクタンスが加えられると、図14(e)に表すように、基本波を整合しつつ、基準面Q4(半導体増幅素子端)からみた2倍波の負荷インピーダンスをさらに開放インピーダンス近傍に変換することできる。
以上のように、出力バイアス回路34を上記の構成にすることで、パッケージの出力端部19からみた2倍波の負荷インピーダンスは、約50Ωとなった。その結果、基準面Q4(半導体増幅素子端)からみた2倍波の負荷インピーダンスが開放インピーダンス近傍となり、効率が向上する。
第5の実施形態のバイアス回路34では、第1伝送線路40の電気長EL4aを任意に設定できるので、バイアス回路34のレイアウトの自由度が増す。
第1〜第5の実施形態にかかる半導体増幅装置およびこれに用いるバイアス回路によれば、パッケージの出力端部からみた基本波の負荷インピーダンスは50Ω、かつ2倍波の負荷インピーダンスは約50Ω以上となるので、基本波整合を保ちつつ、2倍波インピーダンスを開放インピーダンス近傍にすることができる。このため、半導体増幅装置を高効率動作させることが容易となる。このような半導体増幅装置は、レーダー装置やマイクロ波通信装置に広く用いることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 半導体増幅器、14 半導体増幅素子、15 ボンディングワイヤ、16、21 伝送線路、18 出力端子、19 (出力整合回路の)出力端部、20 出力整合回路、30 第2伝送線路、31 オープンスタブ線路、32、33 接地キャパシタ、34 バイアス回路、37 第3伝送線路、39 電源端子、40、40a、40b 第1伝送線路、50 外部負荷、60 インダクタ、80 (第1伝送線路と第1シャント伝送線路との)接続点、82 3接続点、Q0、Q1、Q2、Q3、Q4 基準面、f 中心周波数、f 上限周波数、ZC1、ZC2、ZC3、ZC4、ZC5、ZC6、ZC7 特性インピーダンス、Zcc 特性インピーダンス(スミス図を正規化する)、EL1、EL2、EL3、EL4、EL5、EL6、EL7 電気長、Z 半導体増幅素子出力インピーダンスの抵抗成分、Z (外部負荷の)抵抗値

Claims (5)

  1. 半導体増幅素子と、
    前記半導体増幅素子に接続されたボンディングワイヤと前記ボンディングワイヤに接続された伝送線路とを有し、帯域の上限周波数における前記伝送線路の電気長が90°以下である、出力整合回路と、
    前記出力整合回路と、外部負荷と、の間に設けられバイアス回路であって、前記出力整合回路の出力端部と前記外部負荷とにそれぞれ接続され第1伝送線路と、接地キャパシタと、一方の端部が前記第1伝送線路に接続されかつ他方の端部が前記接地キャパシタに接続され、前記帯域の中心周波数における電気長が約90°である第2伝送線路であって、前記一方の端部は前記出力端部から約45°だけ電気長が離間した位置で前記第1伝送線路に接続された第2伝送線路と、前記接地キャパシタと前記第2伝送線路の前記他方の端部との接続点に接続された電源端子と、を有するバイアス回路と、
    を備え
    前記出力端部からみて、基本波の負荷インピーダンスは約50Ω、かつ2倍波の負荷インピーダンスは約50Ω以上である、半導体増幅装置。
  2. 前記バイアス回路は、前記第2伝送線路の前記他方の端部と前記電源端子との間に設けられたインダクタと、前記インダクタと前記電源端子との接続点に設けられた第2の接地キャパシタと、をさらに有する、請求項1記載の半導体増幅装置
  3. 前記バイアス回路は、前記第2伝送線路の前記他方の端部と前記電源端子との間に設けられた第3伝送線路と、前記第3伝送線路と前記電源端子との接続点に設けられた第2の接地キャパシタと、をさらに有する、請求項1記載の半導体増幅装置
  4. 半導体増幅素子と、
    前記半導体増幅素子に接続されたボンディングワイヤと前記ボンディングワイヤに接続された伝送線路とを有し、帯域の上限周波数における前記伝送線路の電気長が90°以下である、出力整合回路と、
    前記出力整合回路と、外部負荷と、の間に設けられバイアス回路であって、前記出力整合回路の出力端部と前記外部負荷とにそれぞれ接続され第1伝送線路と、一方の端部が前記第1伝送線路に接続され、前記帯域の中心周波数における電気長が約90°である第2伝送線路と、前記第2伝送線路の他方の端部に接続された一方の端部と先端開放である他方の端部とを有し、前記中心周波数における電気長が約90°であるオープンスタブ線路と、前記第2伝送線路の前記他方の端部に接続された電源端子と、を有するバイアス回路と、
    を備え
    前記出力端部からみて、基本波の負荷インピーダンスは約50Ω、2倍波の負荷インピーダンスは約50Ω以上である、半導体増幅装置。
  5. 半導体増幅素子と、
    前記半導体増幅素子に接続されたボンディングワイヤと前記ボンディングワイヤに接続された伝送線路とを有し、帯域の上限周波数における前記伝送線路の電気長が90°以下である、出力整合回路と、
    前記出力整合回路と、外部負荷と、の間に設けられバイアス回路であって、前記出力整合回路の出力端部と前記外部負荷とにそれぞれ接続された第1伝送線路と、一方の端部が前記第1伝送線路に接続され、前記帯域の中心周波数における電気長が約90°である第2伝送線路と、前記第2伝送線路の他方の端部に接続された一方の端部と先端開放である他方の端部とを有し、前記中心周波数における電気長が約90°であるオープンスタブ線路と、前記第2伝送線路の前記他方の端部および前記オープンスタブ線路の前記一方の端部との接続点に接続された一方の端部を有し、前記中心周波数における電気長が約45°である第3伝送線路と、前記第3伝送線路の他方の端部に接続された第2の接地キャパシタと、前記第3伝送線路の前記他方の端部と前記接地キャパシタとの接続点に接続された電源端子と、を有するバイアス回路と、
    を備え
    前記出力端部からみて、基本波の負荷インピーダンスは約50Ω、2倍波の負荷インピーダンスは約50Ω以上である、半導体増幅装置。
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