JP2017079426A - 広帯域電力増幅器 - Google Patents
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Abstract
【課題】広帯域特性を実現することができる広帯域電力増幅器を得ることを目的とする。
【解決手段】増幅素子4のドレイン端子とグランドとの間に接続され、増幅素子4の出力容量を打ち消す並列インダクタ成分を有する並列ワイヤ9を備えるとともに、2段目のインピーダンス変成器8の特性インピーダンスZC2がフィードスルー回路10のインピーダンス(S11)より低く、2段目のインピーダンス変成器8の線路長が高周波信号の基本波の周波数で4分の1波長以上2分の1波長以下の電気長であるように構成する。
【選択図】図1
【解決手段】増幅素子4のドレイン端子とグランドとの間に接続され、増幅素子4の出力容量を打ち消す並列インダクタ成分を有する並列ワイヤ9を備えるとともに、2段目のインピーダンス変成器8の特性インピーダンスZC2がフィードスルー回路10のインピーダンス(S11)より低く、2段目のインピーダンス変成器8の線路長が高周波信号の基本波の周波数で4分の1波長以上2分の1波長以下の電気長であるように構成する。
【選択図】図1
Description
この発明は、例えば、無線通信器やレーダ装置などに実装される広帯域電力増幅器に関するものである。
例えば、無線通信器やレーダ装置などに実装される広帯域電力増幅器では、特性の広帯域化が望まれている。
また、高い出力電力を得ることも望まれている。
また、高い出力電力を得ることも望まれている。
以下の特許文献1に開示されている電力増幅器では、高い出力電力を得るために、複数の単位セルトランジスタを並列に接続している。
この電力増幅器では、複数の単位セルトランジスタからなる増幅素子の入力側には、入力ワイヤを介して入力整合回路が接続されており、その増幅素子の出力側には、出力整合回路が接続されている。
この電力増幅器では、複数の単位セルトランジスタからなる増幅素子の入力側には、入力ワイヤを介して入力整合回路が接続されており、その増幅素子の出力側には、出力整合回路が接続されている。
以下、この電力増幅器の動作を簡単に説明する。
入力端子から入力された高周波信号は、入力整合回路で整合された後、入力ワイヤを介して増幅素子に入力される。
これにより、高周波信号が増幅素子で増幅されるが、増幅後の高周波信号が、外部負荷が接続されている出力端子から効率良く出力されるようにするために、出力整合回路が、高周波信号の基本波の周波数で、増幅素子の出力インピーダンスと外部負荷のインピーダンスとの整合を図っている。
入力端子から入力された高周波信号は、入力整合回路で整合された後、入力ワイヤを介して増幅素子に入力される。
これにより、高周波信号が増幅素子で増幅されるが、増幅後の高周波信号が、外部負荷が接続されている出力端子から効率良く出力されるようにするために、出力整合回路が、高周波信号の基本波の周波数で、増幅素子の出力インピーダンスと外部負荷のインピーダンスとの整合を図っている。
この電力増幅器は、高い出力電力を得るために、複数の単位セルトランジスタを並列に接続している増幅素子を用いているが、複数の単位セルトランジスタが並列に接続されている増幅素子の出力インピーダンスは、低抵抗性かつ容量性を有するインピーダンスZloadとなる。
出力整合回路が、1段目の伝送線路(インピーダンス変成器)と、2段目の伝送線路(インピーダンス変成器)とが縦続に接続されている構成である場合、1段目のインピーダンス変成器と、2段目のインピーダンス変成器との接続点のインピーダンスである中間インピーダンスZMが、外部負荷が接続されている出力端子のインピーダンスZoutと、増幅素子の出力インピーダンスZloadとの相乗平均値に設定されている場合、広帯域特性を実現することができる。
出力整合回路が、1段目の伝送線路(インピーダンス変成器)と、2段目の伝送線路(インピーダンス変成器)とが縦続に接続されている構成である場合、1段目のインピーダンス変成器と、2段目のインピーダンス変成器との接続点のインピーダンスである中間インピーダンスZMが、外部負荷が接続されている出力端子のインピーダンスZoutと、増幅素子の出力インピーダンスZloadとの相乗平均値に設定されている場合、広帯域特性を実現することができる。
従来の広帯域電力増幅器は以上のように構成されているので、1段目のインピーダンス変成器と、2段目のインピーダンス変成器との接続点のインピーダンスである中間インピーダンスZMを、外部負荷が接続されている出力端子のインピーダンスZoutと、増幅素子の出力インピーダンスZloadとの相乗平均値に設定することができれば、広帯域特性を実現することができる。しかし、理想的な広帯域特性を実現するには、増幅素子の出力インピーダンスZloadに合わせて、1段目のインピーダンス変成器の特性インピーダンスを低くする必要があるが、出力整合回路に用いる基板の電気物性、基板の厚さや線路幅などの要因で、現実には、1段目のインピーダンス変成器の特性インピーダンスを低くすることができず、中間インピーダンスZMが、出力端子のインピーダンスZoutと増幅素子の出力インピーダンスZloadとの相乗平均値より高くなってしまうことがある。これにより、理想的な広帯域特性を実現することができず、狭帯域な特性になってしまうことがあるという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、広帯域特性を実現することができる広帯域電力増幅器を得ることを目的とする。
この発明に係る広帯域電力増幅器は、高周波信号を増幅する増幅素子と、その高周波信号が入力される入力端子と増幅素子の入力端との間に接続されている入力整合回路と、増幅素子の出力端と半導体パッケージのフィードスルー回路との間に接続されている出力整合回路とを備え、出力整合回路が、一端が増幅素子の出力端と接続されている出力ワイヤと、一端が出力ワイヤの他端と接続されている第1の伝送線路と、一端が第1の伝送線路と接続され、他端がフィードスルー回路と接続されている第2の伝送線路と、一端が増幅素子の出力端又は第1の伝送線路の出力端と接続されて、他端がグランドと接続されており、増幅素子の出力容量を打ち消す並列インダクタ成分を有する並列ワイヤとから構成されており、第2の伝送線路の特性インピーダンスがフィードスルー回路のインピーダンスより低く、第2の伝送線路の線路長が高周波信号の基本波の周波数で4分の1波長以上2分の1波長以下の電気長であるようにしたものである。
この発明によれば、増幅素子の出力端又は第1の伝送線路の出力端とグランドとの間に接続され、増幅素子の出力容量を打ち消す並列インダクタ成分を有する並列ワイヤを備えるとともに、第2の伝送線路の特性インピーダンスがフィードスルー回路のインピーダンスより低く、第2の伝送線路の線路長が高周波信号の基本波の周波数で4分の1波長以上2分の1波長以下の電気長であるように構成したので、広帯域な特性を有する電力増幅器が得られる効果がある。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面にしたがって説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による広帯域電力増幅器を示す構成図である。
図1において、入力端子1は高周波信号が入力される端子である。
入力整合回路2は一端が入力端子1と接続されて、他端が入力ワイヤ3を介して増幅素子4の入力端と接続されており、入力端子1のインピーダンスと増幅素子4の入力インピーダンスとの整合を図る回路である。
入力ワイヤ3は一端が入力整合回路2の他端と接続され、他端が増幅素子4の入力端と接続されているワイヤである。
図1はこの発明の実施の形態1による広帯域電力増幅器を示す構成図である。
図1において、入力端子1は高周波信号が入力される端子である。
入力整合回路2は一端が入力端子1と接続されて、他端が入力ワイヤ3を介して増幅素子4の入力端と接続されており、入力端子1のインピーダンスと増幅素子4の入力インピーダンスとの整合を図る回路である。
入力ワイヤ3は一端が入力整合回路2の他端と接続され、他端が増幅素子4の入力端と接続されているワイヤである。
増幅素子4は半導体パッケージ内に実装される半導体増幅素子であり、入力端から入力された高周波信号を増幅し、出力端から増幅後の高周波信号を出力する。
この実施の形態1では、増幅素子4として、GHz帯の所望の周波数帯域で容量性を有する半導体増幅素子を想定しており、例えば、FET(Field Effect Transistor)や、HEMT(High Electron Mobility Transistor)などの半導体増幅素子を用いることができる。
なお、増幅素子4として、ソース接地のFETが用いられる場合、増幅素子4の入力端がゲート端子、増幅素子4の出力端がドレイン端子となる。
以下、説明の便宜上、増幅素子4の入力端がゲート端子、増幅素子4の出力端がドレイン端子であるとして説明する。
図1では、増幅素子4のゲート端子及びドレイン端子にバイアスを供給するバイアス回路の記載を省略しているが、そのバイアス回路が半導体パッケージの外側又は内側に実装されていてもよい。
この実施の形態1では、増幅素子4として、GHz帯の所望の周波数帯域で容量性を有する半導体増幅素子を想定しており、例えば、FET(Field Effect Transistor)や、HEMT(High Electron Mobility Transistor)などの半導体増幅素子を用いることができる。
なお、増幅素子4として、ソース接地のFETが用いられる場合、増幅素子4の入力端がゲート端子、増幅素子4の出力端がドレイン端子となる。
以下、説明の便宜上、増幅素子4の入力端がゲート端子、増幅素子4の出力端がドレイン端子であるとして説明する。
図1では、増幅素子4のゲート端子及びドレイン端子にバイアスを供給するバイアス回路の記載を省略しているが、そのバイアス回路が半導体パッケージの外側又は内側に実装されていてもよい。
出力整合回路5は増幅素子4のドレイン端子と半導体パッケージのフィードスルー回路10との間に接続されており、増幅素子4の出力インピーダンスZloadと、出力端子11に接続されている外部負荷のインピーダンスZLとの整合を図る回路である。
出力ワイヤ6は一端が増幅素子4のドレイン端子と接続され、他端が1段目のインピーダンス変成器7と接続されているワイヤである。
出力ワイヤ6は一端が増幅素子4のドレイン端子と接続され、他端が1段目のインピーダンス変成器7と接続されているワイヤである。
1段目のインピーダンス変成器7は一端が出力ワイヤ6と接続されている第1の伝送線路である。
インピーダンス変成器7は特性インピーダンスがZC1、電気長がE1のマイクロストリップ線路で構成されており、電気長E1は0度よりも大きく、90度よりも小さい。即ち、インピーダンス変成器7の線路長は高周波信号の基本波の周波数で4分の1波長未満の電気長である。
2段目のインピーダンス変成器8は一端が1段目のインピーダンス変成器7と接続され、他端が半導体パッケージのフィードスルー回路10と接続されている第2の伝送線路である。
2段目のインピーダンス変成器8は特性インピーダンスがZC2、電気長がE2のマイクロストリップ線路で構成されており、電気長E2は90度以上で180度以下である。即ち、インピーダンス変成器8の線路長は高周波信号の基本波の周波数で4分の1波長以上2分の1波長以下の電気長である。
インピーダンス変成器7は特性インピーダンスがZC1、電気長がE1のマイクロストリップ線路で構成されており、電気長E1は0度よりも大きく、90度よりも小さい。即ち、インピーダンス変成器7の線路長は高周波信号の基本波の周波数で4分の1波長未満の電気長である。
2段目のインピーダンス変成器8は一端が1段目のインピーダンス変成器7と接続され、他端が半導体パッケージのフィードスルー回路10と接続されている第2の伝送線路である。
2段目のインピーダンス変成器8は特性インピーダンスがZC2、電気長がE2のマイクロストリップ線路で構成されており、電気長E2は90度以上で180度以下である。即ち、インピーダンス変成器8の線路長は高周波信号の基本波の周波数で4分の1波長以上2分の1波長以下の電気長である。
2段目のインピーダンス変成器8の特性インピーダンスZC2は、1段目のインピーダンス変成器7の特性インピーダンスZC1より大きく、フィードスルー回路10のインピーダンス(S11)より小さいインピーダンス(S22)である。
なお、インピーダンス変成器7,8の電気長E1,E2は、高周波信号の基本波の所望周波数帯域における中心周波数Fcと帯域幅BWによって適宜調整されているものとする。
なお、インピーダンス変成器7,8の電気長E1,E2は、高周波信号の基本波の所望周波数帯域における中心周波数Fcと帯域幅BWによって適宜調整されているものとする。
並列ワイヤ9は一端が増幅素子4のドレイン端子と接続されて、他端がグランドと接続されており、増幅素子4の出力容量を打ち消す並列インダクタ成分を有している。
半導体パッケージのフィードスルー回路10は出力整合回路5と出力端子11との間に接続されており、インピーダンスがS11である。
出力端子11は増幅素子4により増幅された高周波信号を出力する端子であり、図示せぬ外部負荷が接続されている。
半導体パッケージのフィードスルー回路10は出力整合回路5と出力端子11との間に接続されており、インピーダンスがS11である。
出力端子11は増幅素子4により増幅された高周波信号を出力する端子であり、図示せぬ外部負荷が接続されている。
この実施の形態1では、広帯域電力増幅器の広帯域化を図るために、出力整合回路5が、2つのインピーダンス変成器7,8を縦続に接続している例を示しているが、3つ以上のインピーダンス変成器を縦続に接続しているものであってもよい。ただし、インピーダンス変成器の縦続数を増やせば、より帯域を広げることができるが、回路規模が大きくなってしまうので、この実施の形態1では、インピーダンス変成器の縦続数を2つに抑え、並列ワイヤ9によって広帯域化を図るようにしている。
図2はこの発明の実施の形態1による広帯域電力増幅器のインピーダンス軌跡を示すスミスチャートである。
図2において、ZLは出力端子11に接続されている外部負荷のインピーダンスであり、Ztargetは増幅素子4の目的インピーダンスである。なお、スミスチャートのインピーダンス中心はZL/8である。
図2に示しているインピーダンス軌跡は、増幅素子4から出力端子11側を見込んだインピーダンスである。
図2において、ZLは出力端子11に接続されている外部負荷のインピーダンスであり、Ztargetは増幅素子4の目的インピーダンスである。なお、スミスチャートのインピーダンス中心はZL/8である。
図2に示しているインピーダンス軌跡は、増幅素子4から出力端子11側を見込んだインピーダンスである。
出力ワイヤ6は、増幅素子4のドレイン端子と、1段目のインピーダンス変成器7との間の距離よりも長い長さを有し、インピーダンスがS55である。
並列ワイヤ9は、増幅素子4のドレイン端子とグランドとの間の距離よりも長い長さを有し、インピーダンスがS44である。
即ち、並列ワイヤ9が有する並列インダクタ成分によって、増幅素子4の出力インピーダンスZloadに含まれている出力容量を打ち消すため、並列ワイヤ9の長さは、出力インピーダンスZloadに含まれている出力容量を打ち消すインダクタンス値となる長さを有している。
並列ワイヤ9は、増幅素子4のドレイン端子とグランドとの間の距離よりも長い長さを有し、インピーダンスがS44である。
即ち、並列ワイヤ9が有する並列インダクタ成分によって、増幅素子4の出力インピーダンスZloadに含まれている出力容量を打ち消すため、並列ワイヤ9の長さは、出力インピーダンスZloadに含まれている出力容量を打ち消すインダクタンス値となる長さを有している。
次に動作について説明する。
入力端子1から入力された高周波信号は、入力整合回路2で整合されたのち、入力ワイヤ3を介して、増幅素子4の入力端であるゲート端子まで伝送される。
増幅素子4は、ゲート端子から入力された高周波信号を増幅し、出力端であるドレイン端子から増幅後の高周波信号を出力する。
増幅素子4のドレイン端子から出力された高周波信号は、出力整合回路5に伝送される。
入力端子1から入力された高周波信号は、入力整合回路2で整合されたのち、入力ワイヤ3を介して、増幅素子4の入力端であるゲート端子まで伝送される。
増幅素子4は、ゲート端子から入力された高周波信号を増幅し、出力端であるドレイン端子から増幅後の高周波信号を出力する。
増幅素子4のドレイン端子から出力された高周波信号は、出力整合回路5に伝送される。
このとき、出力整合回路5の出力ワイヤ6及び並列ワイヤ9によって、出力ワイヤ6と1段目のインピーダンス変成器7との間の接続点のインピーダンスである中間インピーダンスZ1がインピーダンス(S33)に変成される。
また、インピーダンス変成器7,8の特性インピーダンスがZC1,ZC2、電気長がE1,E2であるため、インピーダンス変成器7,8によって、2段目のインピーダンス変成器8の出力端のインピーダンスZ2が、半導体パッケージのフィードスルー回路10が有するインピーダンス(S11)に変成される。
さらに、半導体パッケージのフィードスルー回路10によって、インピーダンス(S11)が出力端子11に接続されている外部負荷のインピーダンスZLに変成される。
これにより、増幅素子4により増幅された高周波信号が出力端子11から効率良く出力される。
また、インピーダンス変成器7,8の特性インピーダンスがZC1,ZC2、電気長がE1,E2であるため、インピーダンス変成器7,8によって、2段目のインピーダンス変成器8の出力端のインピーダンスZ2が、半導体パッケージのフィードスルー回路10が有するインピーダンス(S11)に変成される。
さらに、半導体パッケージのフィードスルー回路10によって、インピーダンス(S11)が出力端子11に接続されている外部負荷のインピーダンスZLに変成される。
これにより、増幅素子4により増幅された高周波信号が出力端子11から効率良く出力される。
ここで、図3はこの発明の実施の形態1による広帯域電力増幅器の広帯域性を示すグラフ図である。
図3において、横軸は高周波信号の基本波の所望周波数帯域における中心周波数Fcに対する規格化周波数である。
縦軸の“Mismatch Value[dB]”は、増幅素子4の効率整合時の出力インピーダンスと、増幅素子4から出力端子11を見込んだ回路インピーダンスとから計算された不整合量を示しており、不整合量が低い方が、増幅素子4により増幅された高周波信号が出力端子11からより効率良く出力される。
図中、破線は従来の一般的な広帯域電力増幅器の広帯域性を示し、実線は実施の形態1による広帯域電力増幅器の広帯域性を示している。
図3より明らかなように、従来の一般的な広帯域電力増幅器より、この実施の形態1による広帯域電力増幅器の方が、広帯域化が図られていることが分かる。
図3において、横軸は高周波信号の基本波の所望周波数帯域における中心周波数Fcに対する規格化周波数である。
縦軸の“Mismatch Value[dB]”は、増幅素子4の効率整合時の出力インピーダンスと、増幅素子4から出力端子11を見込んだ回路インピーダンスとから計算された不整合量を示しており、不整合量が低い方が、増幅素子4により増幅された高周波信号が出力端子11からより効率良く出力される。
図中、破線は従来の一般的な広帯域電力増幅器の広帯域性を示し、実線は実施の形態1による広帯域電力増幅器の広帯域性を示している。
図3より明らかなように、従来の一般的な広帯域電力増幅器より、この実施の形態1による広帯域電力増幅器の方が、広帯域化が図られていることが分かる。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、増幅素子4のドレイン端子とグランドとの間に接続され、増幅素子4の出力容量を打ち消す並列インダクタ成分を有する並列ワイヤ9を備えるとともに、2段目のインピーダンス変成器8の特性インピーダンスZC2がフィードスルー回路10のインピーダンス(S11)より低く、2段目のインピーダンス変成器8の線路長が高周波信号の基本波の周波数で4分の1波長以上2分の1波長以下の電気長であるように構成したので、広帯域な特性を有する電力増幅器が得られる効果を奏する。
即ち、この実施の形態1によれば、並列ワイヤ9が、増幅素子4の出力容量を打ち消す並列インダクタ成分を有しているので、出力整合回路5におけるインピーダンス変成器の縦続数を2つでも、広帯域化を図ることができる。
また、インピーダンス変成器7,8の特性インピーダンスがZC1,ZC2、電気長がE1,E2であるため、外部負荷のインピーダンスZLとの整合を図って、出力端子11から増幅素子4により増幅された高周波信号を効率良く出力することができる。
即ち、この実施の形態1によれば、並列ワイヤ9が、増幅素子4の出力容量を打ち消す並列インダクタ成分を有しているので、出力整合回路5におけるインピーダンス変成器の縦続数を2つでも、広帯域化を図ることができる。
また、インピーダンス変成器7,8の特性インピーダンスがZC1,ZC2、電気長がE1,E2であるため、外部負荷のインピーダンスZLとの整合を図って、出力端子11から増幅素子4により増幅された高周波信号を効率良く出力することができる。
この実施の形態1では、並列ワイヤ9が増幅素子4のドレイン端子とグランドとの間に接続されているものを示したが、並列ワイヤ9が、1段目のインピーダンス変成器7の出力端とグランドとの間に接続されているものであってもよく、同様の効果を奏することができる。
この実施の形態1では、1段目のインピーダンス変成器7の電気長E1が0度よりも大きくて90度よりも小さく、2段目のインピーダンス変成器8の電気長E2が90度以上で180度以下であるものを示しているが、増幅素子4の出力インピーダンスZloadによっては、1段目のインピーダンス変成器7の電気長E1が90度以上で180度以下であり、2段目のインピーダンス変成器8の電気長E2が0度よりも大きくて90度よりも小さいものであってもよい。
この実施の形態1では、インピーダンス変成器7,8がマイクロストリップ線路で構成されているものを示しているが、インピーダンス変成器7,8における所望の電気的特性(インピーダンス変成器7,8の特性インピーダンスがZC1,ZC2、電気長がE1,E2)を実現できるものであれば、マイクロストリップ線路で構成されているものに限るものではなく、例えば、コプレーナ線路やストリップ線路などで構成されているものであってもよい。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2による広帯域電力増幅器を示す構成図であり、図4において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
先端開放型伝送線路12は一端が並列ワイヤ9の他端と接続され、高周波信号の基本波の周波数で4分の1波長の電気長を有する先端開放スタブである。例えば、基本波の周波数帯域が1GHz〜2GHzであれば、高域側の周波数である2GHzで4分の1波長の電気長を有する先端開放スタブである。
図4はこの発明の実施の形態2による広帯域電力増幅器を示す構成図であり、図4において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
先端開放型伝送線路12は一端が並列ワイヤ9の他端と接続され、高周波信号の基本波の周波数で4分の1波長の電気長を有する先端開放スタブである。例えば、基本波の周波数帯域が1GHz〜2GHzであれば、高域側の周波数である2GHzで4分の1波長の電気長を有する先端開放スタブである。
上記実施の形態1では、並列ワイヤ9の他端がグランドと接続されているものを示したが、高周波信号の基本波の周波数で4分の1波長の電気長を有する先端開放型伝送線路12を並列ワイヤ9の他端に接続するようにしてもよい。この場合、並列ワイヤ9の他端を高周波信号の基本波の周波数で短絡することができる。
この実施の形態2では、先端開放型伝送線路12の電気長が高周波信号の基本波の周波数で4分の1波長の電気長を有しているものを想定しているが、先端開放型伝送線路12として、電気長が4分の1波長より長い先端開放スタブを用いれば、先端開放型伝送線路12が誘導性として動作する。
一方、先端開放型伝送線路12として、電気長が4分の1波長より短い先端開放スタブを用いれば、先端開放型伝送線路12が容量性として動作する。
このため、並列ワイヤ9のワイヤ長のばらつきによる影響で、並列ワイヤ9が有する並列インダクタ成分が増幅素子4の出力容量を打ち消すインダクタ値になっていない場合には、先端開放型伝送線路12の長さを調整することで、並列ワイヤ9のワイヤ長のばらつきによる影響を低減するようにしてもよい。
一方、先端開放型伝送線路12として、電気長が4分の1波長より短い先端開放スタブを用いれば、先端開放型伝送線路12が容量性として動作する。
このため、並列ワイヤ9のワイヤ長のばらつきによる影響で、並列ワイヤ9が有する並列インダクタ成分が増幅素子4の出力容量を打ち消すインダクタ値になっていない場合には、先端開放型伝送線路12の長さを調整することで、並列ワイヤ9のワイヤ長のばらつきによる影響を低減するようにしてもよい。
以上で明らかなように、この実施の形態2によれば、一端が並列ワイヤ9の他端と接続され、高周波信号の基本波の周波数で4分の1波長の電気長を有する先端開放型伝送線路12を備えるように構成したので、上記実施の形態1と同様に、広帯域な特性を有する電力増幅器が得られるほか、先端開放型伝送線路12の長さを調整することで、並列ワイヤ9のワイヤ長のばらつきによる影響を低減することができる効果を奏する。
この実施の形態2では、並列ワイヤ9の一端が増幅素子4のドレイン端子と接続され、先端開放型伝送線路12が並列ワイヤ9の他端と接続されているものを示したが、並列ワイヤ9の一端が1段目のインピーダンス変成器7の出力端と接続され、先端開放型伝送線路12が並列ワイヤ9の他端と接続されているものであってもよく、同様の効果を奏することができる。
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3による広帯域電力増幅器を示す構成図であり、図5において、図4と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
先端開放型伝送線路13は一端が並列ワイヤ9の他端と接続され、高周波信号の基本波の周波数で4分の3波長の電気長を有する先端開放スタブである。例えば、基本波の周波数帯域が1GHz〜2GHzであれば、高域側の周波数である2GHzで4分の3波長の電気長を有する先端開放スタブである。
図5はこの発明の実施の形態3による広帯域電力増幅器を示す構成図であり、図5において、図4と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
先端開放型伝送線路13は一端が並列ワイヤ9の他端と接続され、高周波信号の基本波の周波数で4分の3波長の電気長を有する先端開放スタブである。例えば、基本波の周波数帯域が1GHz〜2GHzであれば、高域側の周波数である2GHzで4分の3波長の電気長を有する先端開放スタブである。
この実施の形態3では、先端開放型伝送線路13の電気長が4分の3波長である例を説明するが、電気長が4分の1波長の奇数倍、即ち、電気長が4分の1波長のN倍(N=3,5,7・・・)であればよく、例えば、先端開放型伝送線路13の電気長が4分の5波長や4分の7波長であってもよい。N=1の場合、上記実施の形態2と同様になるため、この実施の形態3では、N=1を除いている。ただし、先端開放型伝送線路13の電気長が長すぎると、出力整合回路5の大型化を招くので、この実施の形態3では、電気長が4分の3波長である例を説明する。
高周波信号の基本波の周波数で4分の3波長の電気長を有する先端開放型伝送線路13を並列ワイヤ9の他端に接続する場合、上記実施の形態2と同様に、並列ワイヤ9の他端を高周波信号の基本波の周波数で短絡することができる。
この実施の形態3では、先端開放型伝送線路13の電気長が高周波信号の基本波の周波数で4分の3波長の電気長を有しているものを想定しているが、先端開放型伝送線路13として、電気長が4分の3波長より長い先端開放スタブを用いれば、先端開放型伝送線路13が誘導性として動作する。
一方、先端開放型伝送線路13として、電気長が4分の3波長より短い先端開放スタブを用いれば、先端開放型伝送線路13が容量性として動作する。
このため、並列ワイヤ9のワイヤ長のばらつきによる影響で、並列ワイヤ9が有する並列インダクタ成分が増幅素子4の出力容量を打ち消すインダクタ値になっていない場合には、先端開放型伝送線路13の長さを調整することで、並列ワイヤ9のワイヤ長のばらつきによる影響を低減するようにしてもよい。
一方、先端開放型伝送線路13として、電気長が4分の3波長より短い先端開放スタブを用いれば、先端開放型伝送線路13が容量性として動作する。
このため、並列ワイヤ9のワイヤ長のばらつきによる影響で、並列ワイヤ9が有する並列インダクタ成分が増幅素子4の出力容量を打ち消すインダクタ値になっていない場合には、先端開放型伝送線路13の長さを調整することで、並列ワイヤ9のワイヤ長のばらつきによる影響を低減するようにしてもよい。
また、先端開放型伝送線路13の電気長が高周波信号の基本波の周波数で4分の3波長の電気長を有していることで、上記実施の形態2よりも、並列ワイヤ9が有する並列インダクタ成分を小さくすることができる。もしくは、並列ワイヤ9が有する並列インダクタ成分をなくすことができる。
したがって、上記実施の形態2よりも更に、並列ワイヤ9のワイヤ長のばらつきによる影響を低減することができる効果を奏する。
したがって、上記実施の形態2よりも更に、並列ワイヤ9のワイヤ長のばらつきによる影響を低減することができる効果を奏する。
この実施の形態3では、並列ワイヤ9の一端が増幅素子4のドレイン端子と接続され、先端開放型伝送線路13が並列ワイヤ9の他端と接続されているものを示したが、並列ワイヤ9の一端が1段目のインピーダンス変成器7の出力端と接続され、先端開放型伝送線路13が並列ワイヤ9の他端と接続されているものであってもよく、同様の効果を奏することができる。
実施の形態4.
図6はこの発明の実施の形態4による広帯域電力増幅器を示す構成図であり、図6において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
キャパシタ14は並列ワイヤ9とグランドの間に接続され、高周波信号の基本波の周波数帯域で短絡となるコンデンサである。
図6はこの発明の実施の形態4による広帯域電力増幅器を示す構成図であり、図6において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
キャパシタ14は並列ワイヤ9とグランドの間に接続され、高周波信号の基本波の周波数帯域で短絡となるコンデンサである。
上記実施の形態1では、並列ワイヤ9の他端がグランドと接続されているが、この実施の形態4では、並列ワイヤ9とグランドの間に、高周波信号の基本波の周波数帯域で短絡となるキャパシタ14が設けられている。
この実施の形態4でも、上記実施の形態1と同様に、広帯域な特性を有する電力増幅器が得られるが、キャパシタ14が設けられていることで、仮に、半導体パッケージの外側の直流電源から直流成分が出力端子11に供給されても、その直流成分を短絡せずに、増幅素子4により増幅された高周波信号だけを出力端子11から効率良く出力することができる効果が得られる。
この実施の形態4でも、上記実施の形態1と同様に、広帯域な特性を有する電力増幅器が得られるが、キャパシタ14が設けられていることで、仮に、半導体パッケージの外側の直流電源から直流成分が出力端子11に供給されても、その直流成分を短絡せずに、増幅素子4により増幅された高周波信号だけを出力端子11から効率良く出力することができる効果が得られる。
この実施の形態4では、並列ワイヤ9の一端が増幅素子4のドレイン端子と接続され、キャパシタ14が並列ワイヤ9の他端と接続されているものを示したが、並列ワイヤ9の一端が1段目のインピーダンス変成器7の出力端と接続され、キャパシタ14が並列ワイヤ9の他端と接続されているものであってもよく、同様の効果を奏することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 入力端子、2 入力整合回路、3 入力ワイヤ、4 増幅素子、5 出力整合回路、6 出力ワイヤ、7 1段目のインピーダンス変成器(第1の伝送線路)、8 2段目のインピーダンス変成器(第2の伝送線路)、9 並列ワイヤ、10 半導体パッケージのフィードスルー回路、11 出力端子、12,13 先端開放型伝送線路、14 キャパシタ。
Claims (5)
- 高周波信号を増幅する増幅素子と、
前記高周波信号が入力される入力端子と前記増幅素子の入力端との間に接続されている入力整合回路と、
前記増幅素子の出力端と半導体パッケージのフィードスルー回路との間に接続されている出力整合回路とを備え、
前記出力整合回路は、
一端が前記増幅素子の出力端と接続されている出力ワイヤと、
一端が前記出力ワイヤの他端と接続されている第1の伝送線路と、
一端が前記第1の伝送線路と接続され、他端が前記フィードスルー回路と接続されている第2の伝送線路と、
一端が前記増幅素子の出力端又は前記第1の伝送線路の出力端と接続されて、他端がグランドと接続されており、前記増幅素子の出力容量を打ち消す並列インダクタ成分を有する並列ワイヤとから構成されており、
前記第2の伝送線路の特性インピーダンスが前記フィードスルー回路のインピーダンスより低く、前記第2の伝送線路の線路長が前記高周波信号の基本波の周波数で4分の1波長以上2分の1波長以下の電気長であることを特徴とする広帯域電力増幅器。 - 高周波信号を増幅する増幅素子と、
前記高周波信号が入力される入力端子と前記増幅素子の入力端との間に接続されている入力整合回路と、
前記増幅素子の出力端と半導体パッケージのフィードスルー回路との間に接続されている出力整合回路とを備え、
前記出力整合回路は、
一端が前記増幅素子の出力端と接続されている出力ワイヤと、
一端が前記出力ワイヤの他端と接続されている第1の伝送線路と、
一端が前記第1の伝送線路と接続され、他端が前記フィードスルー回路と接続されている第2の伝送線路と、
一端が前記増幅素子の出力端又は前記第1の伝送線路の出力端と接続されており、前記増幅素子の出力容量を打ち消す並列インダクタ成分を有する並列ワイヤと、
一端が前記並列ワイヤの他端と接続され、前記高周波信号の基本波の周波数で4分の1波長の奇数倍の電気長を有する先端開放型伝送線路とから構成されており、
前記第2の伝送線路の特性インピーダンスが前記フィードスルー回路のインピーダンスより低く、前記第2の伝送線路の線路長が前記高周波信号の基本波の周波数で4分の1波長以上2分の1波長以下の電気長であることを特徴とする広帯域電力増幅器。 - 前記先端開放型伝送線路が有している電気長が、前記高周波信号の基本波の周波数で4分の1波長であることを特徴とする請求項2記載の広帯域電力増幅器。
- 前記先端開放型伝送線路が有している電気長が、前記高周波信号の基本波の周波数で4分の3波長であることを特徴とする請求項2記載の広帯域電力増幅器。
- 前記並列ワイヤと前記グランドの間に、前記高周波信号の基本波の周波数帯域で短絡となるキャパシタが接続されていることを特徴とする請求項1記載の広帯域電力増幅器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015207179A JP2017079426A (ja) | 2015-10-21 | 2015-10-21 | 広帯域電力増幅器 |
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JP2015207179A Pending JP2017079426A (ja) | 2015-10-21 | 2015-10-21 | 広帯域電力増幅器 |
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2015
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