JP5922935B2 - 不揮発性メモリ装置の読出し回路 - Google Patents

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Description

本発明は、電気的に書換え可能な不揮発性メモリ装置の読出し回路に関する。
従来のFLOTOX型の不揮発性メモリ装置を図5に示す。従来のFLOTOX型の不揮発性メモリ装置は、それぞれNMOSトランジスタ54、55および64、65で構成された電流負荷回路に接続されたひとつのメモリ素子51と、ひとつのダミーメモリ素子61から発生する電流を、それぞれ電圧に変換する。その変換した電圧を、NMOSトランジスタ56、66、70、PMOSトランジスタ57、67から成る電圧比較回路にて比較することでデータの0と1を判別していた。
メモリ素子51は、デプレッション状態とエンハンスメント状態の2値をとる。その状態の違いにより、電圧比較回路のメモリ素子側の入力ノードの電圧が変化する。従って、この電圧を、電圧比較回路のダミーメモリ素子61側の入力ノードのリファレンス電圧と比較することで、データの0と1を判別する(例えば、特許文献1参照)。
従来のFLOTOX型の不揮発性メモリ装置の回路定数は以下のようにして設定される。
先ず、メモリ素子51側のコントロールゲートには、メモリ素子51のデプレッション状態の閾値とエンハンスメント状態の閾値の中間値の電圧であるバイアス電圧CGBIASを印加する。そして、ダミーメモリ素子61のゲートにはリファレンス電圧であるバイアス電圧FGBIASを印加する。ここで、バイアス電圧CGBIASとバイアス電圧FGBIASは異なる電圧であり、バイアス電圧FGBIASはダミーメモリ素子61が流す最適な電流値に合わせた電圧値を持つ。
次に、電流負荷用クランプトランジスタとして使用するNMOSトランジスタ54、64のゲートにセンスアンプのバイアス電圧SABIASを印加する。バイアス電圧SABIASは、読出し時にセレクトゲートトランジスタ52のドレインのノードであるビット線に、必要以上に高い電圧がかかってメモリ素子51に蓄積されている電荷が抜けてしまわないように、電圧をクランプしている。ビット線の電圧が、メモリ素子51に蓄積されている電荷が抜けない値になるよう、バイアス電圧SABIASを決定する。
最後に、電流負荷用として使用するNMOSトランジスタ55、65のトランジスタサイズに差も設け、電圧比較回路で十分比較できる電位差を持つよう互いに異なる電流値になるよう設定し、データ0と1が判別できるよう設定する。
特開2002−237191号公報
しかしながら、従来の不揮発性メモリ装置の読出し回路では、読出し可否という重要な特性に関わる設定値が、以下に示すように4つある。
(1)デプレッション状態の閾値とエンハンスメント状態の閾値の中間値のバイアス電圧であるCGBIASの最適設定、
(2)ダミーメモリ素子61が流す最適な電流値に合わせたFGBIASの最適設定、
(3)電圧比較回路で十分比較できる電位差を持つよう互いに異なる電流値を持つNMOSトランジスタ55、
(4)NMOSトランジスタ65のサイズの最適設定、
このため設計が複雑になるだけでなく、これらの4つの要因で各々トランジスタサイズ設定や電圧設定するため、温度依存や電源電圧依存の特性バラツキが大きい。
また、一般的にFLOTOX型の不揮発性メモリ装置ではデータの書換えを重ねていくとトンネル酸化膜の膜質が劣化し、デプレッション状態とエンハンスメント状態の閾値の差が小さくなる。使用温度範囲、使用電源電圧範囲すべてでデータを読出すことが求められる読出し回路において、上記のように閾値の差が小さくなると、データ0と1の判別が困難となり、使用温度範囲、使用電源電圧範囲でデータ0と1の判別ができなくなる。つまり従来の読出し回路では、データ0と1を判別するための読出し余裕度が小さい。
上記課題を解決するために、本発明の不揮発性メモリ装置の読出し回路は、以下のような構成とした。
ソースが接地電圧に接続され、ゲートが第一メモリ素子選択スイッチの他端に接続されたメモリ素子と、ソースがメモリ素子のドレインに接続され、ゲートがセレクトゲート選択制御信号で制御されるセレクトゲートトランジスタと、セレクトゲートトランジスタと読出し回路の出力端子の間に接続された第二メモリ素子選択スイッチと、メモリ素子に流れる電流と比較するリファレンス電流源である第一NMOSトランジスタと、ドレインが第一NMOSトランジスタのドレインの接続されたカレントミラー元となる第一PMOSトランジスタと、第一PMOSトランジスタの電流ミラー先となり、ドレインが読出し回路の出力に接続された第二PMOSトランジスタと、第一NMOSトランジスタのゲートとメモリ素子のゲートにバイアス電圧を供給する第一バイアス回路と、を備えた不揮発性メモリ装置の読出し回路。
本発明の不揮発性メモリ装置の読出し回路によれば、メモリ素子11と、メモリ素子11に流れる電流と比較するリファレンス電流源のNMOSトランジスタ21の各ゲートを同一電圧で制御することや、ダミートランジスタやダミースイッチを追加することで、使用温度範囲や使用電源電圧範囲内での特性バラツキが小さくなる。つまりデータ0と1を判別するための読出し余裕度が大きく取れるという効果がある。
また、従来の回路構成より回路素子数の低減による小面積化が実現でき、コストダウン効果がある。
さらに、読出し可否という重要な特性に関わる設定値の決定においても、従来よりも考慮すべき設定値が少ないため、回路設計に費やす時間も短縮できるという効果がある。
第一の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路を示す回路図である。 第二の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路を示す回路図である。 第三の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路を示す回路図である。 第四の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路を示す回路図である。 従来の不揮発性メモリ装置の読出し回路を示す回路図である。
<第一の実施形態>
図1は、第一の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路を示す回路図である。
第一の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路は、メモリ素子11と、セレクトゲートトランジスタ12と、メモリ素子選択スイッチ14及び15と、NMOSトランジスタ21と、PMOSトランジスタ13及び23と、バイアス回路30と、を備える。
メモリ素子11は、ソースが接地電圧20に接続され、ゲートがメモリ素子選択スイッチ15に接続される。セレクトゲートトランジスタ12は、ソースがメモリ素子11のドレインに接続され、ゲートにはセレクトゲート選択制御信号17が入力される。メモリ素子選択スイッチ14は、一端がセレクトゲートトランジスタ12のドレインに接続され、他端が読出し回路の出力端子SAOUTに接続される。NMOSトランジスタ21は、ソースが接地電圧20に接続され、ドレインはPMOSトランジスタ23のドレインに接続される。カレントミラー接続されたPMOSトランジスタ13とPMOSトランジスタ23は、入力がNMOSトランジスタ21のドレインに接続され、出力が出力端子SAOUTに接続される。バイアス回路30は、その出力端子がNMOSトランジスタ21のゲートとメモリ素子選択スイッチ15を介してメモリ素子11のゲートに接続される。
セレクトゲートトランジスタ12は、セレクトゲート選択制御信号17でON/OFFが制御される。メモリ素子選択スイッチ14は、メモリ素子選択制御信号18でON/OFFが制御される。メモリ素子選択スイッチ15は、メモリ素子選択制御信号19でON/OFFが制御される。NMOSトランジスタ21は、メモリ素子11のデータを判別するための、リファレンス電流源である。バイアス回路30は、NMOSトランジスタ21のゲートと、メモリ素子選択スイッチ15を介してメモリ素子11のゲートとに、バイアス電圧VSACGを供給する。カレントミラー接続されたPMOSトランジスタ13とPMOSトランジスタ23はNMOSトランジスタ21で発生したリファレンス電流と等しい電流を出力端子SAOUTへ流す。
次に、第一の実施形態の読出し回路の動作を説明する。
セレクトゲートトランジスタ12は、セレクトゲート選択制御信号17でONに制御される。メモリ素子選択スイッチ14は、メモリ素子選択制御信号18でONに制御される。メモリ素子選択スイッチ15は、メモリ素子選択制御信号19でONに制御される。ここで、メモリ素子11は、ゲートにバイアス電圧VSACGを印加されると、ソース・ドレイン間に電流I1を流す。メモリ素子11は、デプレッション状態とエンハンスメント状態の2値をとる。デプレッション状態では電流I1は大きく、エンハンスメント状態では電流I1は小さい。一方、NMOSトランジスタ21で発生したリファレンス電流I2は、カレントミラー接続されたPMOSトランジスタ23とPMOSトランジスタ13を介してメモリ素子11へ流される。
そして、出力端子SAOUTは、電流I1と電流I2の大小関係によって所定の電圧が出力される。例えば、メモリ素子11がデプレッション状態のとき、電流I1>I2という関係となる。ゆえに、出力端子SAOUT電圧は接地電圧20に近い電圧が出力されるので、メモリ素子11のデータは0と判定される。また、メモリ素子11がエンハンスメント状態のとき、電流I1<I2という関係となる。ゆえに、出力端子SAOUT電圧は電源電圧10に近い電圧が出力されるので、メモリ素子11のデータは1と判定される。このようにして、メモリ素子11のデータは、0と1を判別することができる。
また、読出し可否という重要な特性に関わる設定値の決定においては、以下に示す2つを考慮すれば良い。
(1)デプレッション状態の閾値とエンハンスメント状態の閾値の中間値のバイアス電圧であるVSACG電圧の最適設定
(2)データ0と1が十分比較できる電流差を持つようNMOSトランジスタ21のサイズの最適設定
従来の読出し回路では、別々のバイアス電圧CGBIASとバイアス電圧FGBIASとで制御していたが、本実施例では同一の電圧で制御することで、使用温度範囲、使用電源電圧範囲内での特性バラツキが小さくなる。つまりデータ0と1を判別するための読出し余裕度が大きく取れる。
また、リファレンス電流源とするNMOSトランジスタ21からのカレントミラー回路を構成するPMOSトランジスタ13の電流値I2とメモリ素子11の電流値I1を比較する構成をとっており、電圧比較回路を使用せず回路素子数が減っている。更に、1つのバイアス回路で構成されるので回路素子数が減る。これにより、回路面積が小さくなり、コストダウンが可能である。
さらに、読出し可否という重要な特性に関わる設定値の決定において上記2つを考慮するだけで良いため回路設計に費やす時間も短縮できる。
<第二の実施形態>
図2は、第二の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路を示す回路図である。
第一の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路に加え、NMOSトランジスタ16と、NMOSトランジスタ26と、バイアス回路40と、を備える。
NMOSトランジスタ16は、ソースがメモリ素子選択スイッチ14の一端に接続され、ドレインが読出し回路の出力端子SAOUTに接続される。NMOSトランジスタ26は、ソースがNMOSトランジスタ21のドレインに接続され、ドレインがPMOSトランジスタ23のドレインに接続される。バイアス回路40は、出力端子がNMOSトランジスタ16及び26のゲートに接続される。
NMOSトランジスタ16は、読出し時にセレクトゲートトランジスタ12のドレインのノードであるビット線に必要以上に高い電圧がかかってメモリ素子11に蓄積されている電荷が抜けてしまわないように電圧をクランプしている。また、電源電圧上昇によるメモリ素子11のドレイン電圧上昇を抑止し、電源電圧による電流変化量のバラツキを抑止する。NMOSトランジスタ26は、NMOSトランジスタ16で対処したものと同様に、電源電圧上昇によるNMOSトランジスタ21のドレイン電圧上昇を抑止し、電源電圧による電流変化量のバラツキを抑止する。バイアス回路40は、クランプ電圧を決定するバイアス電圧VCASを出力する。NMOSトランジスタ16及び26の閾値電圧をVTNとすると、それぞれのソース電圧はVCAS−VTN電圧にクランプされ、VCAS−VTN電圧以上には上昇しない。また、NMOSトランジスタ16、26が同一特性、同一トランジスタサイズであることが好ましい。
第二の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路の動作は、第一の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路と同様である。メモリ素子11に発生した電流I1とNMOSトランジスタ21で発生したリファレンス電流I2の電流比較により、メモリ素子11のデータの0と1を判別する。
第二の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路は、第一の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路と比較すると、NMOSトランジスタ16、26で電圧クランプしているため、電源電圧による電流変化量のバラツキを抑止できる。
また、読出し可否という重要な特性に関わる設定値の決定においては、第一の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路で示した設定方法に加え、メモリ素子11に蓄積されている電荷が抜けてしまわない電圧にVCAS−VTN電圧を設定すれば良いだけであるため、容易に設定できる。
以上説明したように、第二の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路では、メモリ素子11に蓄積されている電荷の抜け防止と、電源電圧上昇によるメモリ素子11とNMOSトランジスタ21のドレイン電圧上昇の抑止と、電源電圧による電流変化量のバラツキを抑止する効果をもたらすことができる。つまり、メモリ素子11のデータの0と1を判別するための読出し余裕度が更に大きく取れる。
<第三の実施形態>
図3は、第三の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路を示す回路図である。
第二の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路に加え、NMOSトランジスタ22を備える。
NMOSトランジスタ22は、ソースがNMOSトランジスタ21のドレインに接続され、ドレインがNMOSトランジスタ26のソースに接続される。ゲートにはダミーゲート制御信号27が入力される。
NMOSトランジスタ22は、ダミーゲート制御信号27でON/OFFが制御される。
NMOSトランジスタ22は、仮想的にセレクトゲートトランジスタ12の特性に合うようトランジスタサイズと素子構造に設定されたトランジスタである。
回路動作は第二の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路と同様、メモリ素子11に発生した電流I1とNMOSトランジスタ21で発生したリファレンス電流I2の電流比較により、メモリ素子11のデータの0と1を判別する。電源電圧が低くなったとき、セレクトゲートトランジスタ12がONしづらくなり、メモリ素子11のドレイン電圧が低くなることでメモリ素子11の電流値が下がる。しかし、仮想セレクトゲートトランジスタとしてダミーセレクトゲートトランジスタ22を追加することで、NMOSトランジスタ21の電流値もメモリ素子11の下がった電流値分下がる。このため、比較電流の不等号の向きは維持できる。
また、読出し可否という重要な特性に関わる設定値の決定においては、第二の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路で示した設定方法に加え、仮想的にセレクトゲートトランジスタ12の特性に合うようトランジスタサイズと素子構造に設定すれば良いだけであるため容易に設定できる。
このように第三の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路では、上記理由により低電源電圧でのデータの0と1を判別するための読出し余裕度が更に大きく取れる。
<第四の実施形態>
図4は、第四の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路を示す回路図である。
第三の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路に加え、ダミースイッチ24、25を備える。
ダミースイッチ24は、一端がNMOSトランジスタ26のソースに接続され、他端がNMOSトランジスタ22のドレインに接続される。ダミースイッチ25は、一端がバイアス回路40の出力VSACGに接続され、他端がNMOSトランジスタ21のゲートに接続される。
ダミースイッチ24は、ダミースイッチ制御信号28でON/OFFが制御される。ダミースイッチ25は、ダミースイッチ制御信号29でON/OFFが制御される。
メモリ素子選択スイッチ14とダミースイッチ24は同一特性をもつスイッチで構成される。メモリ素子選択スイッチ15とダミースイッチ25は同一特性をもつスイッチで構成される。
次に、第四の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路の動作を説明する。
ダミースイッチ24は、ダミースイッチ制御信号28でONに制御される。ダミースイッチ25は、ダミースイッチ制御信号29でONに制御される。以下の動作は、第三の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路と同様、メモリ素子11に発生した電流I1とNMOSトランジスタ21で発生したリファレンス電流I2の電流比較により、データの0と1を判別する。
ダミースイッチ24,25を追加することで、メモリ素子を選択するためのメモリ素子選択スイッチ14、15がONしているときに発生する微小なON抵抗値による電流I1とI2の特性ズレをキャンセルできる。
また、読出し可否という重要な特性に関わる設定値の決定においては、実施例3で示した設定方法に加え、メモリ素子選択スイッチ14とダミースイッチ24、メモリ素子選択スイッチ15とダミースイッチ25をそれぞれ同一スイッチで設定すれば良いだけであるため容易に設定できる。
このように第四の実施形態の不揮発性メモリ装置の読出し回路では、上記理由により一層特性バラツキが緩和し、データの0と1を判別するための読出し余裕度が更に大きく取れる。
また、NMOSトランジスタ22、ダミースイッチ24、25は、読出し時は常にON状態であるため、ダミーゲート制御信号27、ダミースイッチ制御信号28、29は、常時ON状態でゲート制御されている構成でも良い。例えば、NMOSトランジスタ22のゲートを電源電圧10に直接接続するように構成してもよい。
また、バイアス回路30とバイアス回路40を共有し、メモリ素子11とNMOSトランジスタ21とNMOSトランジスタ16とNMOSトランジスタ26の各ゲートに同一特性を持つ電圧を供給する構成を組んでも良い。読出し回路は、1つのバイアス回路で構成されるので、回路面積の縮小とコストダウンが可能となる。
10 電源電圧
20 接地電圧
30、40 バイアス回路
11、51 メモリ素子

Claims (6)

  1. 電気的に書換え可能な不揮発性メモリ装置の読出し回路であって、
    ソースが接地電圧に接続され、ゲートが第一メモリ素子選択制御信号で制御される第一メモリ素子選択スイッチの一端に接続されたメモリ素子と、
    ソースが前記メモリ素子のドレインに接続され、ゲートがセレクトゲート選択制御信号で制御されるセレクトゲートトランジスタと、
    一端が前記セレクトゲートトランジスタのドレインに接続され、他端が前記読出し回路の出力に接続された第二メモリ素子選択制御信号で制御される第二メモリ素子選択スイッチと、
    前記メモリ素子に流れる電流と比較するリファレンス電流源である第一NMOSトランジスタと、
    ゲートとドレインが前記第一NMOSトランジスタのドレインの接続された第一PMOSトランジスタと、ゲートが前記第一PMOSトランジスタのゲートと接続され、ドレインが前記読出し回路の出力に接続された第二PMOSトランジスタと、を備えたカレントミラー回路と、
    出力端子が前記第一NMOSトランジスタのゲートと前記第一メモリ素子選択スイッチの他端に接続された第一バイアス回路と、
    を備えることを特徴とする不揮発性メモリ装置の読出し回路。
  2. 前記第一NMOSトランジスタと前記第一PMOSトランジスタの間に設けられた第二NMOSトランジスタと、
    前記第二メモリ素子選択スイッチと前記読出し回路の出力の間に設けられた第三NMOSトランジスタと、
    前記第二および第三NMOSトランジスタのゲートにバイアス電圧を供給する第二バイアス回路と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の不揮発性メモリ装置の読出し回路。
  3. 前記第一NMOSトランジスタと前記第二NMOSトランジスタの間に設けられ、ゲートがダミーゲート制御信号で制御される第四NMOSトランジスタと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項2記載の不揮発性メモリ装置の読出し回路。
  4. 前記第四NMOSトランジスタは、前記セレクトゲートトランジスタと特性が同じトランジスタである、
    ことを特徴とする請求項3記載の不揮発性メモリ装置の読出し回路。
  5. 一端が前記第一バイアス回路の出力に接続され、他端が前記第一NMOSトランジスタのゲートに接続され、第一ダミースイッチ制御信号で制御される第一ダミースイッチと、
    一端が前記第二NMOSトランジスタのソースに接続され、他端が前記第四NMOSトランジスタのドレインに接続され、第二ダミースイッチ制御信号で制御される第二ダミースイッチと、
    を備えることを特徴とする請求項3また4記載の不揮発性メモリ装置の読出し回路。
  6. 前記第一メモリ素子選択スイッチと前記第一ダミースイッチは同一特性をもつスイッチで構成され、
    前記第二メモリ素子選択スイッチと前記第二ダミースイッチは同一特性をもつスイッチで構成される、
    ことを特徴とする請求項5記載の不揮発性メモリ装置の読出し回路。
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