JP3532725B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP3532725B2
JP3532725B2 JP04417397A JP4417397A JP3532725B2 JP 3532725 B2 JP3532725 B2 JP 3532725B2 JP 04417397 A JP04417397 A JP 04417397A JP 4417397 A JP4417397 A JP 4417397A JP 3532725 B2 JP3532725 B2 JP 3532725B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はデータ消去を電気
的に複数のメモリセル単位(ブロック消去)で行うフラ
ッシュEEPROMに係り、特に消去後にカラムのリー
ク電流をモニタすることによって過消去状態のセルの有
無を判定する機能を有する半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】フラッシュEEPROMを構成するメモ
リセルは、スタック構造のフローティングゲートとコン
トロールゲートとを有する不揮発性トランジスタによっ
て構成されている。このフラッシュEEPROMにデー
タを書き込む場合、メモリセルのコントロールゲートと
ドレインに書き込み電圧を印加してチャネルにホットエ
レクトロンを発生させ、このホットエレクトロンをフロ
ーティングゲートに注入することにより行う。。
【0003】他方、フラッシュEEPROMに記憶され
たデータを消去する場合は、例えばメモリセルのソース
に高電圧を印加して、フローティングゲートとソース間
に高電界を発生させ、フローティングゲートに捕獲され
ている電子をトンネル現象によってソースに放出させる
ことにより行う。
【0004】上記した消去時に問題となるのは、メモリ
セルのしきい値電圧が負となる過消去である。過消去状
態のメモリセル(以下、過消去セルと称する)が発生し
た場合、そのセルは非選択状態でもオン状態となってい
る。このため、過消去セルが接続されたビット線に
“0”データを記憶したオフ状態のメモリセルが接続さ
れている場合、その“0”データのメモリセルを選択し
てもデータを正しく読み出すことができない。
【0005】このような過消去を防止するために、消去
動作とベリファイ(確認)動作を繰り返して実行し、最
も消去の遅いメモリセルのしきい値電圧が所望の電圧以
下となった時点で消去を終了するインテリジェント消去
と称する消去方法が採用されている。
【0006】しかし、フラッシュEEPROMにおける
消去後のしきい値電圧の分布幅は2V以上あり、しきい
値電圧の分布が1V以内に収束する紫外線消去の場合と
比較してかなり大きい。このため、読み出し電圧の最低
値が制限され、特に、読み出し電圧の低電圧化に対する
制約となっている。また、メモリセルの微細化に伴い製
造プロセスばらつきが増大することが予想され、消去の
ばらつきを削減する工夫が必要になっている。
【0007】このような過消去問題に対処するために、
過消去チェックを行い、過消去されたメモリセルのしき
い値電圧を正の値に戻すプロセス(コンパクション)を
行う必要がある。これは消去後にメモリセルのドレイン
に書き込み時の電圧を印加し、過消去されたメモリセル
に対してアバランシェホットキャリアを注入する方式で
ある。
【0008】このように過消去されたメモリセルにドレ
イン電圧を印加することにより、しきい値電圧を正に戻
すことが可能である。なお、しきい値電圧を正に収束さ
せるのに要する時間は100mS以下で十分である。
【0009】これまでに説明したコンパクションは、メ
モリセルのコントロールゲート及びソースに接地電位
(Vg =0V)を印加し、ドレインに正極性の電圧を印
加することにより行われるため、個々のメモリセルに対
して選択的に行うことはできない。従って、通常は、一
本もしくは複数本のカラム(ビット線)に接続されたメ
モリセルに対してまとめて収束をかけることになる。こ
のとき、過消去セルのチェックは全ワード線を接地した
状態で各カラムからのリーク電流量を判定することによ
って行う。このときのリーク電流量として1〜5μA程
度の電流を検出する必要がある。
【0010】図6はフラッシュEEPROMにおける従
来の読み出し回路の概略的構成を示している。図におい
て、ビット線BLには同一列(カラム)内の複数のメモ
リセルMCの各ドレインが接続されている。これら各メ
モリセルMCはそれぞれ、フローティングゲート、コン
トロールゲート、ソース及びドレインを有し、フローテ
ィングゲートに電子を注入することでコントロールゲー
トからみたしきい値が変化することによってデータのプ
ログラム(書き込み)が行われ、データ消去が電気的に
行われるものである。
【0011】上記ビット線BLは、カラム選択用のMO
Sトランジスタ91を介してデータのセンスを行う差動
増幅器92の一方の入力ノードN1に接続されている。
また、この一方の入力ノードN1と電源電圧VDDとの間
には負荷回路93が接続されている。
【0012】リファレンス線RLにはリファレンス電流
源94が接続されており、さらにこのリファレンス線R
Lは、上記カラム選択用のMOSトランジスタ91に相
当するMOSトランジスタ95を介して上記差動増幅器
92の他方の入力ノードN2に接続されている。この他
方の入力ノードN2と電源電圧VDDとの間には負荷回路
96が接続されている。
【0013】ここで、上記ビット線BLに接続されたメ
モリセルMCの各コントロールゲートには、データの読
み出し時は選択されたもののみにHレベルが供給され残
りは全てLレベルが供給され、リーク電流のチェック時
には全てにLレベルが供給される。
【0014】いま、リファレンス負荷である負荷回路9
6を抵抗近似でR1、ビット線負荷である負荷回路93
を抵抗近似でR2とし、リファレンス電流源94の電流
をI1、ビット線BLに流れる電流をI2とすると、R
1・I1=R2・I2となったときに、差動増幅器92
の一方の入力ノードN1における電位(センス電位)と
他方の入力ノードN2における電位(リファレンス電
位)とが等しくなる。
【0015】従って、I1<(R2/R1)・I2のと
きはビット線BLからのリーク電流が無く、I1>(R
2/R1)・I2のときはリーク電流が有りとの判定を
行えば良い。
【0016】従来では、読み出し時とリークチェック時
では、電流の判定レベルが異なっており、例えば読み出
し時は20μAで、リーク電流の値が例えば1μAと仮
定すると、R1の値を変更し、R1(読み出し時)>R
1(リークチェック時)としている。このR1の比を2
0とすれば読み出し時とリークチェック時で20倍異な
る電流量を判定することができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の読み出し回
路のように、リークチェック時にリファレンス側のR1
の値を小さくする方法であると、ビット線の振幅が非常
に小さなものとなり、読み出しマージンが低いものとな
る。
【0018】以上の説明では、リークチェック時にR1
の値を小さくする場合を想定してきたが、逆にR2の値
を大きく(20倍)することも可能である。この場合は
リークチェック時でもビット線振幅は読み出し時と同じ
だけ、十分に確保することができる。しかし、一般に上
記負荷素子はMOSトランジスタで構成されており、抵
抗値の大きなMOSトランジスタはレイアウト面積が非
常に大きくなってしまう問題がある。また、この箇所の
レイアウト面積が大きくなるということは、全体として
の面積増大を招く他、差動増幅器の入力ノードにつなが
る寄生容量も増大するために、通常の読み出し時におけ
る交流特性が悪化する恐れもある。
【0019】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的は、メモリセルに流れるリ
ーク電流をチェックする時でも高い読み出しマージンを
得ることができ、また、全体としての面積増大を防ぐこ
とができかつ通常の読み出し時における交流特性の悪化
も防止することができる半導体集積回路を提供すること
である。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1の半導体集積回
路は、選択時に、記憶データに応じて導通状態が変わる
メモリセルと、上記メモリセルの記憶データをセンスす
るセンス回路と、上記メモリセルを上記センス回路のセ
ンスノードに接続する手段と、上記メモリセルを非選択
状態に設定してメモリセルに流れるリーク電流を検出す
る第1のモード時に、この検出すべきリーク電流に相当
する値の電流を上記センスノードに負荷電流として供給
する手段と、上記メモリセルを選択状態に設定して記憶
データをセンスする第2のモード時に、上記検出すべき
リーク電流に相当する値の電流を上記センスノードから
流し出す手段とを具備している。
【0021】請求項2の半導体集積回路は、請求項1に
おいて、前記第2のモード時に、前記検出すべきリーク
電流よりも値が大きな電流をデータ読み出し用の負荷電
流として前記センスノードに供給する手段をさらに具備
している。
【0022】請求項3の半導体集積回路は、請求項1ま
たは2において、前記メモリセルが、コントロールゲー
ト、フローティングゲートを有し、データの書き込みが
フローティングゲートに電子を注入することにより行わ
れ、データの消去がフローティングゲートから電子を放
出することにより行われる不揮発性トランジスタで構成
されている。
【0023】請求項4の半導体集積回路は、選択時に、
記憶データに応じて導通状態が変わるメモリセルと、第
1、第2のセンスノードを有し、上記メモリセルの記憶
データをセンスする差動型センス回路と、上記メモリセ
ルを上記差動型センス回路の第1のセンスノードに接続
する手段と、上記メモリセルを非選択状態に設定してメ
モリセルに流れるリーク電流を検出する第1のモード時
に、この検出すべきリーク電流に相当する値の電流を上
記差動型センス回路の第1のセンスノードに負荷電流と
して供給する手段と、上記メモリセルを選択状態に設定
して記憶データをセンスする第2のモード時に、上記検
出すべきリーク電流に相当する値の電流よりも大きな電
流をデータ読み出し用の負荷電流として上記差動型セン
ス回路の第1のセンスノードに供給する手段と、上記第
2のモード時に、上記検出すべきリーク電流に相当する
値の電流を上記差動型センス回路の第1のセンスノード
から流し出す手段と、上記差動型センス回路の第2のセ
ンスノードに負荷電流を供給する手段と、選択時に電流
が流れるメモリセルの導通電流に相当する電流を上記差
動型センス回路の第2のセンスノードから流し出す手段
とを具備している。
【0024】請求項5の半導体集積回路は、請求項4に
おいて、前記第2のモード時に、前記検出すべきリーク
電流に相当する値の電流を前記差動型センス回路の第2
のセンスノードから流し出す手段をさらに具備してい
る。
【0025】請求項6の半導体集積回路は、請求項4ま
たは5において、前記メモリセルが、コントロールゲー
ト、フローティングゲートを有し、データの書き込みが
フローティングゲートに電子を注入することにより行わ
れ、データの消去がフローティングゲートから電子を放
出することにより行われる不揮発性トランジスタで構成
されている。
【0026】請求項7の半導体集積回路は、選択時に、
記憶データに応じて導通状態が変わるメモリセルと、第
1、第2のセンスノードを有し、上記メモリセルの記憶
データをセンスする差動型センス回路と、上記メモリセ
ルを上記差動型センス回路の第1のセンスノードに接続
する手段と、上記メモリセルを非選択状態に設定した際
にメモリセルに流れるリーク電流に相当する電流を発生
する電流源と、上記電流源で発生する電流が入力され、
この電流と等価な値の電流を発生し、上記メモリセルを
非選択状態に設定してメモリセルに流れるリーク電流を
検出する第1のモード時にこの電流を上記差動型センス
回路の第1のセンスノードに負荷電流として供給する手
段と、上記メモリセルを選択状態に設定して記憶データ
をセンスする第2のモード時に、上記リーク電流よりも
値が大きな電流をデータ読み出し用の負荷電流として上
記差動型センス回路の第1のセンスノードに供給する手
段と、上記第2のモード時に、上記電流源で発生する電
流を上記差動型センス回路の第1のセンスノードから流
し出す手段と、上記差動型センス回路の第2のセンスノ
ードに負荷電流を供給する手段と、選択時に電流が流れ
るメモリセルの導通電流に相当する電流を上記差動型セ
ンス回路の第2のセンスノードから流し出す手段とを具
備している。
【0027】請求項8の半導体集積回路は、請求項7に
おいて、前記第2のモード時に、前記電流源で発生する
電流と等価な値の電流を発生して前記差動型センス回路
の第2のセンスノードから流し出す手段をさらに具備し
ている。
【0028】請求項9の半導体集積回路は、請求項7ま
たは8において、前記メモリセルが、コントロールゲー
ト、フローティングゲートを有し、データの書き込みが
フローティングゲートに電子を注入することにより行わ
れ、データの消去がフローティングゲートから電子を放
出することにより行われる不揮発性トランジスタで構成
されている。
【0029】請求項10の半導体集積回路は、それぞれ
コントロールゲート、フローティングゲート、ソース及
びドレインを有し、データの書き込みがフローティング
ゲートに電子を注入することにより行われ、データの消
去がフローティングゲートから電子を放出することによ
り行われる複数のメモリセルが行列状に配列され、同一
列に配置されたメモリセルのドレインが複数のビット線
のうちの一つに共通に接続され、同一行に配置されたメ
モリセルのコントロールゲートが複数のワード線のうち
の一つに共通に接続されているメモリセルアレイと、第
1、第2のセンスノードを有し、上記メモリセルの記憶
データをセンスする差動型センス回路と、上記複数のビ
ット線から一つを選択して上記差動型センス回路の第1
のセンスノードに結合する第1のスイッチと、データの
読み出しを行う第1のモード時には上記複数のワード線
のうちの一つを選択的に駆動し、上記第1のスイッチに
より選択された一つのビット線に接続された複数のメモ
リセルに流れるリーク電流を検出する第2のモード時に
は上記複数のワード線の全てを非選択状態に設定するワ
ード線駆動回路と、上記第2のモード時に検出すべきリ
ーク電流に相当する値の電流を流し出すリーク電流源
と、電源に接続され、電流入力ノードが上記第1のリー
ク電流源に接続されたカレントミラー回路と、上記カレ
ントミラー回路の電流出力ノードと上記差動型センス回
路の第1のセンスノードとの間に接続され、上記第2の
モード時に導通するように制御される第2のスイッチ
と、上記リーク電流源と上記差動型センス回路の第1の
センスノードとの間に挿入され、上記第1のモード時に
導通するように制御される第3のスイッチと、電源と上
記差動型センス回路の第1のセンスノードとの間に挿入
された第1の負荷回路と、上記第1の負荷回路に対して
直列に挿入され、上記第1のモード時に導通するように
制御される第4のスイッチと、電源と上記差動型センス
回路の第2のセンスノードとの間に挿入された第2の負
荷回路と、上記差動型センス回路の第2のセンスノード
に結合され、選択時に電流が流れる上記メモリセルの導
通電流に相当する電流をこの第2のセンスノードから流
し出すレファレンス電流源とを具備している。
【0030】請求項11の半導体集積回路は、請求項1
0において、前記第1のスイッチがカラムセレクタを構
成するMOSトランジスタで構成されている。請求項1
2の半導体集積回路は、請求項10において、前記第
1、第2、第3及び第4の各スイッチがそれぞれMOS
トランジスタで構成されている。
【0031】請求項13の半導体集積回路は、請求項1
0において、前記リーク電流源が、Nチャネル型のMO
Sトランジスタのしきい値電圧に相当する電圧をバイア
ス電圧として発生するバイアス電圧回路と、上記バイア
ス電圧がゲートに供給され、ソースが接地されたNチャ
ネル型のMOSトランジスタとで構成されている。
【0032】
【0033】
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。図1はこの発明に係る半導体集
積回路をフラッシュEEPROMに実施した場合のチッ
プ内部の構成を示すブロック図である。図において、メ
モリセルアレイ11内には、それぞれ複数のビット線B
L及びワード線WL(それぞれ1本のみ図示)と、それ
ぞれフローティングゲート、コントロールゲート、ソー
ス及びドレインを有し、フローティングゲートに電子を
注入することでコントロールゲートからみたしきい値が
変化することによってデータのプログラム(書き込み)
が行われ、データ消去が電気的に行われる複数のメモリ
セル(フラッシュセル、1個のみ図示)MCが設けられ
ている。なお、各メモリセルMCのコントロールゲート
は複数のワード線WLのうちの一つに接続され、ドレイ
ンは複数のビット線BLのうちの一つに接続されてい
る。また、各メモリセルMCのソースは、例えばビット
線単位又はワード線単位もしくはブロック単位で共通の
ソース線(図示せず)に接続されている。
【0035】アドレスバッファ12は外部からのアドレ
ス信号を受けて内部アドレス信号を発生する。アドレス
バッファ12で発生される内部アドレス信号は、ロウデ
コーダ13、カラムデコーダ14及びソースデコーダ1
5にそれぞれ供給される。
【0036】入出力コントロール回路16は、外部から
入力されるチップイネーブル信号/CE、ライトイネー
ブル信号/WE及びアウトプットイネーブル信号/OE
を受け、これらの入力信号に基づいて内部回路の動作を
制御するための各種制御信号を発生する。例えば、チッ
プイネーブル信号/CEに基づく制御信号は前記アドレ
スバッファ12に供給され、アドレスバッファ12では
この制御信号に基づいて内部アドレス信号の発生動作が
制御される。アウトプットイネーブル信号/OEに基づ
く制御信号は後述するI/Oバッファに供給され、I/
Oバッファではこの制御信号に基づいてデータの出力動
作が可能にされる。ライトイネーブル信号/WEに基づ
く制御信号は後述する書き込み回路に供給され、書き込
み回路ではこの制御信号に基づいてデータの書き込み動
作が可能にされる。
【0037】上記ロウデコーダ13は、上記内部アドレ
ス信号(内部ロウアドレス信号)に基づいて、上記メモ
リセルアレイ11内のワード線WLを選択する。カラム
セレクタ17は、上記カラムデコーダ14からのデコー
ド出力に基づいて、上記メモリセルアレイ11内のビッ
ト線BLを選択する。
【0038】上記ソースデコーダ15は、上記内部アド
レス信号に基づいて、上記メモリセルアレイ11内のソ
ース線を選択し、この選択したソース線に所定の電圧を
供給する。
【0039】書き込み回路18は、データの書き込み時
に、上記メモリセルアレイ11内の選択されたメモリセ
ルに対して書き込みデータを供給してデータを書き込
む。センスアンプ回路(S/A)19は、データの読み
出し時及びリークチェック時に動作し、データの読み出
し時には上記メモリセルアレイ11内の選択されたメモ
リセルからの読み出しデータをセンスし、リークチェッ
ク時には選択されたビット線におけるリーク電流の有無
を検出する。
【0040】I/Oバッファ20は、データの書き込み
時には外部から供給されるデータを上記書き込み回路1
8に供給し、データの読み出し時には上記センスアンプ
回路19でセンスされるデータを外部に出力する。ま
た、このI/Oバッファ20には各動作モード、すなわ
ちデータの書き込み/消去/読み出しの動作モードを設
定するためのコマンドデータも供給される。
【0041】さらに、上記I/Oバッファ20にはコマ
ンド/ユーザインターフェース回路21が接続されてい
る。このコマンド/ユーザインターフェース回路21に
は上記入出力コントロール回路16から出力される制御
信号も入力されている。このコマンド/ユーザインター
フェース回路21は、前記ライトイネーブル信号/WE
が活性化されるタイミング時にI/Oバッファ20から
入力されるコマンドデータを受ける。そして、このコマ
ンド/ユーザインターフェース回路21の出力は内部コ
ントロール回路22に供給される。
【0042】上記内部コントロール回路22には、上記
コマンド/ユーザインターフェース回路21が受けたコ
マンドデータが供給される。内部コントロール回路22
は、コマンドデータに応じた内部制御信号を発生する。
そして、この内部制御信号は内部電源/昇圧回路23に
供給される。
【0043】内部電源/昇圧回路23は、外部からの電
源電圧を受け、この外部電源電圧から内部電源電圧を発
生する共に、チャージポンプを用いて正極性や負極性の
高電圧を発生する。ここで発生される電圧は同一チップ
内の各回路に分配される。例えば、正極性の高電圧はロ
ウデコーダ13、ソースデコーダ15等に供給され、負
極性の電圧はロウデコーダ13等に供給される。
【0044】次に、このような構成のフラッシュEEP
ROMの動作を簡単に説明する。データ読み出し/書き
込み/消去を行う場合、アドレスバッファ12にはメモ
リセルを選択するためのアドレス信号が供給される。ま
た、データ書き込みのときはI/Oバッファ20に書き
込み用のデータが供給される。そして、アドレスバッフ
ァ12に供給されたアドレス信号に基づいてメモリセル
アレイ11内のメモリセルMCが選択される。
【0045】図2は動作モードの一つである消去動作時
の処理の流れ図を示している。前記I/Oバッファ20
を介してコマンド/ユーザインターフェース回路21に
消去コマンドが入力されると、内部コントロール回路2
2の制御により、内部電源/昇圧回路23から消去のた
めの電圧が発生され、ロウデコーダ13等に供給され
る。
【0046】図2に示すように、消去動作が開始される
と、まずメモリセルがある単位毎、通常は前記メモリセ
ルアレイ11内を複数のブロックに分割したうちの一つ
のブロック単位でメモリセルのデータ消去が行われる。
この消去は前記メモリセルMCのコントロールゲートに
例えば−7Vの電圧を、ソースには例えば6Vの電圧を
供給し、ドレインをオープン状態に設定することにより
行われる。
【0047】次に消去が行われたブロックのメモリセル
のうち、そのブロックの最初のアドレスに対応したメモ
リセルが過消去状態であるかどうかがチェックされる。
このチェックは前記のようなビット線リーク電流の有無
を検出することにより行われる。過消去でないと判定さ
れると、次に最終アドレスのメモリセルであるかどうか
が判定される。最終アドレスであれば消去動作が終了す
るが、最終アドレスでなければ、次のアドレスに進み、
他のメモリセルの過消去状態が上記と同様にしてチェッ
クされる。
【0048】過消去チェックの際に、過消去状態である
と判定されると、次にコンパクションと呼ばれている過
消去されたメモリセルのしきい値電圧を正の値に戻すプ
ロセスが行われる。このコンパクションは、具体的には
メモリセルのコントロールゲートを接地した状態でドレ
インに書き込み電圧を印加して、過消去されたメモリセ
ルに対してアバランシェホットキャリアを注入すること
により行われる。
【0049】コンパクションが行われた後は、最終アド
レスかどうかが判定され、最終アドレスであれば消去動
作が終了し、最終アドレスでなければ、次のアドレスに
進んで次のメモリセルの過消去状態がチェックされる。
【0050】図3は図1のフラッシュEEPROMにお
けるデータ読み出し回路の概略的な構成を示している。
図において、ビット線BLには前記メモリセルアレイ1
1内の同一列(カラム)に配置された複数のメモリセル
MCのドレインが共通に接続されている。
【0051】上記ビット線BLは、前記カラムセレクタ
17内に設けられたカラム選択用のMOSトランジスタ
31及び電位分離用のMOSトランジスタ32を直列に
介して、データのセンスを行う前記センスアンプ回路1
9内に設けられた差動増幅器33の一方の入力ノードN
1に接続されている。なお、上記MOSトランジスタ3
2のゲートには、バイアス発生回路34で発生される所
定のバイアス電圧VBIASが供給されている。また、上記
ビット線BLには、スイッチ35を介してリーク電流源
36が接続されている。
【0052】上記リーク電流源36は、前記リークチェ
ック時のリーク電流に相当する電流を流し出すものであ
り、その値は例えば1μAに設定されている。なお、こ
の電流値は1〜5μAの範囲で選ぶことができる。
【0053】また、電源電圧VDDにはスイッチ37の一
端が接続されている。このスイッチ37の他端と上記一
方の入力ノードN1との間には、前記メモリセルMCか
らデータを読み出す際の読み出し用負荷として使用され
る負荷回路38が接続されている。
【0054】また、上記リーク電流源36で発生される
電流はカレントミラー回路39の電流入力ノードに供給
される。このカレントミラー回路39は電源電圧VDDに
接続されており、電流入力ノードに供給される電流と等
価な値の電流を電流出力ノードから流し出す機能を持
つ。そして、上記カレントミラー回路39の電流力ノー
ドと前記入力ノードN1との間には、スイッチ40が接
続されている。
【0055】リファレンス線RLにはリファレンス電流
源41が接続されている。このリファレンス電流源41
は、“1”データを記憶しておりデータ読み出し時にオ
ン状態となるメモリセルに流れるセル電流に相当するリ
ファレンス電流をリファレンス線RLから流し出すもの
であり、その値は例えば前記のように20μAに設定さ
れている。
【0056】さらに上記リファレンス線RLには、スイ
ッチ42を介してリーク電流源43が接続されている。
このリーク電流源43は、前記リーク電流源36で発生
されるリーク電流と等価な値の電流(1μA)を流し出
す。なお、このリーク電流源43とスイッチ42は必ず
しも設ける必要はなく、省略してもよい。
【0057】さらに上記リファレンス線RLは、前記M
OSトランジスタ31と等価なMOSトランジスタ44
及び前記MOSトランジスタ32と等価なMOSトラン
ジスタ45を直列に介して、上記差動増幅器33の他方
の入力ノードN2に接続されている。この入力ノードN
2と電源電圧VDDとの間にはリファレンス用の負荷素子
46が接続されている。
【0058】このような構成において、前記図2中に示
すように、あるブロック内のメモリセルが消去され、そ
の後の過消去チェックの際には、スイッチ35、42及
び37が開かれ、スイッチ40が閉じられる。なお、こ
のとき、バイアス回路34で発生される前記電圧VBIAS
がMOSトランジスタ35、45のゲートに供給されて
いるので、両MOSトランジスタ35、45はオン状態
になっている。さらに、カラム選択用のMOSトランジ
スタ31及びレファレンス側でこれに相当するMOSト
ランジスタ44がオン状態になり、ビット線BLが差動
増幅器33の一方の入力ノードN1に接続され、レファ
レンス線RLが他方の入力ノードN2に接続される。ま
た、この過消去チェック時では、上記ビット線BLに接
続されている全てのメモリセルMCのコントロールゲー
ト(ワード線)には接地電位が供給されている。
【0059】ここで、上記のようにスイッチ37が開か
れ、スイッチ40が閉じられているので、ノードN1に
は負荷回路38からの負荷電流は供給されず、代わりに
カレントミラー回路39からの出力電流が入力ノードN
1に流し込まれる。カレントミラー回路39の電流値は
この例では1μAに設定されているので、スイッチ40
を介して入力ノードN1に流し込まれる電流の値も1μ
Aとなる。ここで、上記ビット線BLに接続されている
全てのメモリセルMCは予め消去されており、コントロ
ールゲートには接地電位が供給されているので、これら
のメモリセルが過消去状態でなければビット線BLには
1μA以上のリーク電流が流れないはずである。すなわ
ち、このビット線BLに接続されているメモリセルMC
が過消去状態でなければ、入力ノードN1に供給される
電流量の方が入力ノードN1から流れ出る電流量よりも
多くなるので、入力ノードN1の電位は高くなる。
【0060】他方、このビット線BLに接続されている
メモリセルMCの中で過消去状態のものがあれば、入力
ノードN1から流れ出る電流量の方が入力ノードN1に
供給される電流量よりも多くなるので、入力ノードN1
の電位は低いものとなる。
【0061】また、レファレンス側では、負荷回路46
による負荷電流とレファレンス電流源41のレファレン
ス電流とに基づいて入力ノードN2には所定のレファレ
ンス電位が発生しており、差動増幅器33において両入
力ノードN1、N2の電位が比較されることにより、差
動増幅器33の出力は、消去後のメモリセルMCに過消
去状態のものが無ければHレベル、過消去状態のものが
あればLレベルとなる。従って、このときの差動増幅器
33(センスアンプ回路19)の出力によって過消去チ
ェックを行うことができる。
【0062】通常のデータ読み出しの時は、スイッチ4
0が開かれ、スイッチ35、37及び42が閉じられ
る。なお、このときも、MOSトランジスタ32、3
1、45、44がオン状態になるので、ビット線BLが
差動増幅器33の一方の入力ノードN1に接続され、レ
ファレンス線RLが他方の入力ノードN2に接続され
る。上記スイッチ40が開かれ、スイッチ37が閉じら
れることにより、カレントミラー回路39からの出力電
流は入力ノードN1に供給されなくなり、代わりに負荷
回路38の負荷電流が入力ノードN1に供給される。ま
た、上記スイッチ35が閉じられることにより、リーク
電流源36による電流がビット線BLから流し出され
る。このとき、スイッチ42が閉じられているので、別
のリーク電流源43による電流がレファレンスRLから
も流し出される。
【0063】このデータ読み出し時では、上記ビット線
BLに接続されているメモリセルMCのうちいずれか一
つのコントロールゲート(ワード線)に読み出し用のH
レベルの電圧が供給され、その他のコントロールゲート
には接地電位(Lレベル)が供給される。いま、コント
ロールゲートに読み出し用のHレベルの電圧が供給され
て選択状態にあるメモリセルMCの記憶データが“0”
(書き込みが行われ、しきい値電圧が高い状態)の場
合、そのビット線BLからはリーク電流に相当する電流
源36による1μAの電流しか流れず、入力ノードN1
に対する電流の供給量に比べて入力ノードN1からの電
流の排出量が少なくなるため、入力ノードN1の電位は
高いものとなる。他方、上記選択状態にあるメモリセル
MCの記憶データが“1”(消去状態もしくは当初から
書き込みが行われておらず、しきい値電圧が低い状態)
の場合、そのメモリセルMCがオンし、セル電流(例え
ば20μA)が流れる。従って、ビット線BLからはリ
ーク電流に相当するリーク電流源36による1μAの電
流とセル電流とが流れ、入力ノードN1に対する電流の
供給量に比べて入力ノードN1からの電流の排出量が少
なくなり、入力ノードN1の電位は低いものとなる。
【0064】また、レファレンス側では、負荷回路46
による負荷電流と、レファレンス電流源41によるレフ
ァレンス電流とに基づいて入力ノードN2には所定のレ
ファレンス電位が発生しており、差動増幅器33におい
て入力ノードN1、N2の電位が比較されることによ
り、差動増幅器33の出力は、記憶データ“0”のメモ
リセル選択時にはHレベル、記憶データ“1”のメモリ
セル選択時にはLレベルとなり、記憶データの読み出し
が行われる。
【0065】ここで、データ読み出し時に、リーク電流
源36からの電流をビット線BLから流し出す理由は以
下の通りである。すなわち、負荷回路38が動作してい
るとき、ビット線BLの振幅の高レベル側電位は、先の
電位分離用のMOSトランジスタ32のしきい値電圧を
VTHとすると、そのゲートに供給されているバイアス電
圧VBIASからこのしきい値電圧VTHを差し引いた(VBI
AS−VTH)となる。すなわち、ビット線BLの振幅はこ
の(VBIAS−VTH)に制限される。
【0066】しかし、ビット線BLの振幅が(VBIAS−
VTH)に制限されるのは、このフラッシュEEPROM
が通常の短いサイクル期間で動作している場合である。
サイクル期間が長くなると、MOSトランジスタ32に
は、弱反転電流(トランジスタのゲート電圧がしきい値
電圧以下でも流れる電流)が存在し、期待値(VBIAS−
VTH)以上にビット線BLが充電されてしまう。このよ
うな場合、ビット線BLの放電時間は、(VBIAS−VT
H)に制限されているととき比べて長い時間が必要とな
り、アクセス時間が長くなる。
【0067】そこで、データ読み出し時にはビット線B
Lにリーク電流源36を接続し、ビット線BLから一定
の電流を流し出すことにより、サイクル期間が長いとき
のビット線BLの電位上昇を防止することができる。し
かもこのリーク電流源36は、リークチェック時と共用
できるので、回路の増加が少なくて済む。
【0068】このように上記実施の形態によれば、リー
ク電流源36を設け、リークチェック時にはこのリーク
電流源36の電流を読み出し時の負荷回路38による負
荷電流の代わりにセンスアンプ回路19内の差動増幅器
33の入力ノードN1に供給するようにしたので、従来
のようにリファレンス側の負荷回路の値を小さくする必
要がなく、ビット線BLの振幅を十分に大きくすること
ができる。これによりリークチェック時のセンスアンプ
回路19における読み出しマージンの向上を図ることが
できる。
【0069】また、従来では、リークチェックのため
に、ビット線側の負荷回路の抵抗値を大きくする場合も
あるが、上記実施の形態では不要であり、この結果、ビ
ット線側の負荷回路の抵抗値を大きくすることによる発
生する不都合である、レイアウト面積の増大を防ぐこと
ができ、かつこれにより差動増幅器の入力ノードにつな
がる寄生容量の増大を防ぐことができ、通常の読み出し
時における交流特性の悪化を防止することができる。
【0070】図4は、図3に示した読み出し回路内の各
回路の詳細な構成を示している。前記バイアス電圧VBI
ASを発生するバイアス発生回路34は、2個のPチャネ
ル型MOSトランジスタ(以下、PMOSと称する)5
1、52と4個のNチャネル型MOSトランジスタ(以
下、NMOSと称する)53、54、55及び56とか
ら構成され、バイアス電圧VBIASとしてNMOS2個分
のしきい値電圧の和2VTHN を発生する良く知られた回
路である。ここで発生されるバイアス電圧VBIASは、前
記MOSトランジスタ35、45のゲートに供給される
と共にリーク電流源36にも供給される。
【0071】リーク電流源36は、1個のPMOS57
と3個のNMOS58〜60によって構成されている。
すなわち、電源電圧VDDと接地電位との間には上記PM
OS57と2個のNMOS58、59の各ソース、ドレ
イン間が直列に接続されている。上記PMOS57のゲ
ートにはこのリーク電流源36を活性化するための制御
信号が供給される。上記NMOS58のゲートには上記
バイアス電圧VBIASが供給される。上記NMOS59の
ゲートはそのドレインに接続されている。上記NMOS
60のソースは接地電位に接続され、ゲートは上記NM
OS59のゲートに接続されている。そして、このNM
OS60のドレインから前記リーク電流が流し込まれ
る。
【0072】ここで、PMOS57がゲート制御信号に
基づいてオン状態にされると、リーク電流源36が動作
状態になる。そして、2VTHN の値を持つバイアス電圧
VBIASが供給されることにより、2個のNMOS58、
59によってVTHN の値を持つ一定の電圧がNMOS5
8のドレイン側に得られる。この一定電圧(VTHN )が
NMOS60のゲートに供給されているので、このNM
OS60では極めて微少な電流、例えば1μAの電流が
流れる。
【0073】前記スイッチ35はゲートに制御信号/L
CKが供給されるNMOSによって構成され、前記スイ
ッチ40はゲートにこの制御信号/LCKが供給される
PMOSによって構成されている。
【0074】前記スイッチ37はゲートにイネーブル信
号/LOEが供給されるPMOSによって構成され、さ
らに負荷回路38はゲートが接地されたPMOSによっ
て構成されている。
【0075】前記カレントミラー回路39は、2個のP
MOS61、62によって構成されている。すなわち、
上記2個のPMOS61、62のソースは電源電圧VDD
に接続され、両ゲートは互いに接続されており、その共
通ゲートノードはPMOS61のドレインに接続されて
いる。そして、上記PMOS61のドレインが電流入力
ノード、他方のPMOS62のドレインが電流出力ノー
ドとなる。なお、この例では、カレントミラー回路39
の電流入力ノードと前記リーク電流源36との間には、
制御信号LCKでゲート制御されるNMOS63のソー
ス、ドレイン間が接続されており、上記スイッチ40が
オフ状態にされるときにこのNMOS63も同時にオフ
状態にされ、カレントミラー回路39がリーク電流源3
6から切り離されるようになっている。
【0076】前記リファレンス電流源41は、不揮発性
トランジスタ64と、2個のPMOS65、66及び4
個のNMOS67〜70とから構成されている。上記不
揮発性トランジスタ64は前記メモリセルMCと同様の
構成を有するものであり、前記記憶データ“1”のメモ
リセルと同様にしきい値電圧が低い状態にされており、
かつコントロールゲートにはHレベルの信号が入力され
る。また、上記NMOS67、68のゲートにはHレベ
ルの制御信号が入力されるようになっている。上記トラ
ンジスタ64には、選択時にオン状態になる前記メモリ
セルMCのセル電流と等価な値の電流が流れ、この電流
はPMOS65、66からなるカレントミラー回路によ
って折り返され、さらにNMOS69、70からなるカ
レントミラー回路によって折り返されることにより、メ
モリセルのセル電流と等価な値の電流が前記レファレン
ス線RLから流し込まれる。
【0077】前記スイッチ42はゲートに制御信号/L
CKが供給されるNMOSによって構成されている。ま
た、前記リーク電流源43は、前記リーク電流源36内
のNMOS58のドレイン側に得られる電圧VTHN がゲ
ートに供給されるNMOSによって構成されている。
【0078】さらに前記負荷回路46はゲート接地され
たPMOSで構成されている。なお、この例では、上記
負荷回路46と電源電圧VDDとの間にはPMOS71と
72のソース、ドレイン間が並列に接続されており、P
MOS71のゲートには前記制御信号/LOEが、PM
OS72のゲートには前記制御信号/LCKがそれぞれ
供給されている。ここで、通常のデータ読み出し時には
制御信号/LOEがLレベルとなり、PMOS71がオ
ン状態になるので、負荷回路46を介して差動増幅器3
3の入力ノードN2に負荷電流が供給される。一方、前
記コンパクション処理におけるリーク電流チェック時に
は制御信号/LCKがLレベルとなり、今度はPMOS
72がオン状態になるので、この場合にも負荷回路46
を介して差動増幅器33の入力ノードN2に負荷電流が
供給される。
【0079】図5は前記図3の回路で使用可能な前記リ
ーク電流源36の他の詳細な構成を示している。この例
では図4のリーク電流源36におけるPMOS57、N
MOS58の代わりに抵抗73を用いるようにしたもの
である。この例でもNMOS59のソース側にはNMO
S59のしきい値電圧VTHN が得られ、この電圧VTHN
がNMOS60のゲートに供給されることにより、NM
OS60には前記のリーク電流が流れる。また、この図
5のリーク電流源36を用いた場合にも、前記リーク電
流源43を構成するNMOSのゲートには上記NMOS
59のソース側で得られる電圧VTHN が供給される。
【0080】上記実施の形態では、メモリセルのリーク
電流に相当する電流を流すリーク電流源を設け、このリ
ーク電流源の電流を通常の読み出し時の負荷回路の代わ
りにセンスアンプの負荷電流として供給することにより
リークチェックを行う場合について説明したが、リーク
電流源と同等の微小な電流を発生する電流源を設け、通
常の読み出し用の負荷回路の代わりにこの電流源に切り
替えてメモリセルのしきい値電圧をモニタすることもで
きる。
【0081】すなわち、しきい値電圧モニタの際には、
スイッチ37をオフ状態にして通常の読み出し用の負荷
回路38を非動作状態とし、また、スイッチ40をオン
状態にしてリーク電流源36と同等の微小な電流を発生
する電流源からの微小電流を差動増幅器33の入力ノー
ドN1に供給する。
【0082】一方、選択ワード線には外部から入力され
る電圧が供給されるようにしておき(前記ロウデコーダ
13と動作電源電圧を供給する前記内部電源/昇圧回路
23及び外部電圧端子との間にスイッチ回路を設けて切
り替える)、外部電圧端子に入力する外部電圧の値を変
化させて、差動増幅器33の出力が反転するときの外部
電圧の値を測定することにより、メモリセルのしきい値
電圧をモニタするものである。
【0083】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
メモリセルに流れるリーク電流をチェックする時でも高
い読み出しマージンを得ることができ、また、全体とし
ての面積増大を防ぐことができかつ通常の読み出し時に
おける交流特性の悪化も防止することができる半導体集
積回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る半導体集積回路をフラッシュE
EPROMに実施した場合のチップ内部の構成を示すブ
ロック図。
【図2】図1のフラッシュEEPROMの消去動作時に
おける処理の流れを示す図。
【図3】図1のフラッシュEEPROMにおけるデータ
読み出し回路の概略的な構成を示す図。
【図4】図3に示した読み出し回路内の各回路の詳細な
構成を示す図。
【図5】図3の回路で使用可能なリーク電流源36の他
の詳細な構成を示す図。
【図6】フラッシュEEPROMの従来のデータ読み出
し回路の概略的な構成を示す図。
【符号の説明】
11…メモリセルアレイ、 12アドレスバッファ、 13…ロウデコーダ、 14…カラムデコーダ、 15…ソースデコーダ、 16…入出力コントロール回路、 17…カラムセレクタ、 18…書き込み回路、 19…センスアンプ回路(S/A)、 20…I/Oバッファ、 21…コマンド/ユーザインターフェース回路、 22…内部コントロール回路、 23…内部電源/昇圧回路、 31…カラム選択用のMOSトランジスタ、 32…電位分離用のMOSトランジスタ、 33…差動増幅器、 34…バイアス発生回路、 35、37、40、42…スイッチ、 36…リーク電流源、 38…負荷回路、 39…カレントミラー回路、 41…リファレンス電流源、 43…リーク電流源、 44、45…MOSトランジスタ、 46…負荷回路、 51、52、57、61、62、65、66、71、7
2…PMOS(Pチャネル型MOSトランジスタ)、 53、54、55、56、58、59、60、63、6
7、68、69、70…NMOS(Nチャネル型MOS
トランジスタ)、 64…不揮発性トランジスタ、 BL…ビット線、 WL…ワード線、 RL…リファレンス線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−45282(JP,A) 特開 平5−128880(JP,A) 特開 平8−77787(JP,A) 特開 平7−153287(JP,A) 特開 平6−150700(JP,A) 特開 平6−251593(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 16/00 - 16/34

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択時に、記憶データに応じて導通状態
    が変わるメモリセルと、 上記メモリセルの記憶データをセンスするセンス回路
    と、 上記メモリセルを上記センス回路のセンスノードに接続
    する手段と、 上記メモリセルを非選択状態に設定してメモリセルに流
    れるリーク電流を検出する第1のモード時に、この検出
    すべきリーク電流に相当する値の電流を上記センスノー
    ドに負荷電流として供給する手段と、 上記メモリセルを選択状態に設定して記憶データをセン
    スする第2のモード時に、上記検出すべきリーク電流に
    相当する値の電流を上記センスノードから流し出す手段
    とを具備したことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記第2のモード時に、前記検出すべき
    リーク電流よりも値が大きな電流をデータ読み出し用の
    負荷電流として前記センスノードに供給する手段をさら
    に具備したことを特徴とする請求項1に記載の半導体集
    積回路。
  3. 【請求項3】 前記メモリセルが、コントロールゲー
    ト、フローティングゲートを有し、データの書き込みが
    フローティングゲートに電子を注入することにより行わ
    れ、データの消去がフローティングゲートから電子を放
    出することにより行われる不揮発性トランジスタで構成
    されていることを特徴とする請求項1または2に記載の
    半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 選択時に、記憶データに応じて導通状態
    が変わるメモリセルと、 第1、第2のセンスノードを有し、上記メモリセルの記
    憶データをセンスする差動型センス回路と、 上記メモリセルを上記差動型センス回路の第1のセンス
    ノードに接続する手段と、 上記メモリセルを非選択状態に設定してメモリセルに流
    れるリーク電流を検出する第1のモード時に、この検出
    すべきリーク電流に相当する値の電流を上記差動型セン
    ス回路の第1のセンスノードに負荷電流として供給する
    手段と、 上記メモリセルを選択状態に設定して記憶データをセン
    スする第2のモード時に、上記検出すべきリーク電流に
    相当する値の電流よりも大きな電流をデータ読み出し用
    の負荷電流として上記差動型センス回路の第1のセンス
    ノードに供給する手段と、 上記第2のモード時に、上記検出すべきリーク電流に相
    当する値の電流を上記差動型センス回路の第1のセンス
    ノードから流し出す手段と、 上記差動型センス回路の第2のセンスノードに負荷電流
    を供給する手段と、 選択時に電流が流れるメモリセルの導通電流に相当する
    電流を上記差動型センス回路の第2のセンスノードから
    流し出す手段とを具備したことを特徴とする半導体集積
    回路。
  5. 【請求項5】 前記第2のモード時に、前記検出すべき
    リーク電流に相当する値の電流を前記差動型センス回路
    の第2のセンスノードから流し出す手段をさらに具備し
    たことを特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 前記メモリセルが、コントロールゲー
    ト、フローティングゲートを有し、データの書き込みが
    フローティングゲートに電子を注入することにより行わ
    れ、データの消去がフローティングゲートから電子を放
    出することにより行われる不揮発性トランジスタで構成
    されていることを特徴とする請求項4または5に記載の
    半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 選択時に、記憶データに応じて導通状態
    が変わるメモリセルと、 第1、第2のセンスノードを有し、上記メモリセルの記
    憶データをセンスする差動型センス回路と、 上記メモリセルを上記差動型センス回路の第1のセンス
    ノードに接続する手段と、 上記メモリセルを非選択状態に設定した際にメモリセル
    に流れるリーク電流に相当する電流を発生する電流源
    と、 上記電流源で発生する電流が入力され、この電流と等価
    な値の電流を発生し、上記メモリセルを非選択状態に設
    定してメモリセルに流れるリーク電流を検出する第1の
    モード時にこの電流を上記差動型センス回路の第1のセ
    ンスノードに負荷電流として供給する手段と、 上記メモリセルを選択状態に設定して記憶データをセン
    スする第2のモード時に、上記リーク電流よりも値が大
    きな電流をデータ読み出し用の負荷電流として上記差動
    型センス回路の第1のセンスノードに供給する手段と、 上記第2のモード時に、上記電流源で発生する電流を上
    記差動型センス回路の第1のセンスノードから流し出す
    手段と、 上記差動型センス回路の第2のセンスノードに負荷電流
    を供給する手段と、 選択時に電流が流れるメモリセルの導通電流に相当する
    電流を上記差動型センス回路の第2のセンスノードから
    流し出す手段とを具備したことを特徴とする半導体集積
    回路。
  8. 【請求項8】 前記第2のモード時に、前記電流源で発
    生する電流と等価な値の電流を発生して前記差動型セン
    ス回路の第2のセンスノードから流し出す手段をさらに
    具備したことを特徴とする請求項7に記載の半導体集積
    回路。
  9. 【請求項9】 前記メモリセルが、コントロールゲー
    ト、フローティングゲートを有し、データの書き込みが
    フローティングゲートに電子を注入することにより行わ
    れ、データの消去がフローティングゲートから電子を放
    出することにより行われる不揮発性トランジスタで構成
    されていることを特徴とする請求項7または8に記載の
    半導体集積回路。
  10. 【請求項10】 それぞれコントロールゲート、フロー
    ティングゲート、ソース及びドレインを有し、データの
    書き込みがフローティングゲートに電子を注入すること
    により行われ、データの消去がフローティングゲートか
    ら電子を放出することにより行われる複数のメモリセル
    が行列状に配列され、同一列に配置されたメモリセルの
    ドレインが複数のビット線のうちの一つに共通に接続さ
    れ、同一行に配置されたメモリセルのコントロールゲー
    トが複数のワード線のうちの一つに共通に接続されてい
    るメモリセルアレイと、 第1、第2のセンスノードを有し、上記メモリセルの記
    憶データをセンスする差動型センス回路と、 上記複数のビット線から一つを選択して上記差動型セン
    ス回路の第1のセンスノードに結合する第1のスイッチ
    と、 データの読み出しを行う第1のモード時には上記複数の
    ワード線のうちの一つを選択的に駆動し、上記第1のス
    イッチにより選択された一つのビット線に接続された複
    数のメモリセルに流れるリーク電流を検出する第2のモ
    ード時には上記複数のワード線の全てを非選択状態に設
    定するワード線駆動回路と、 上記第2のモード時に検出すべきリーク電流に相当する
    値の電流を流し出すリーク電流源と、 電源に接続され、電流入力ノードが上記リーク電流源に
    接続されたカレントミラー回路と、 上記カレントミラー回路の電流出力ノードと上記差動型
    センス回路の第1のセンスノードとの間に接続され、上
    記第2のモード時に導通するように制御される第2のス
    イッチと、 上記第1のリーク電流源と上記差動型センス回路の第1
    のセンスノードとの間に挿入され、上記第1のモード時
    に導通するように制御される第3のスイッチと、 電源と上記差動型センス回路の第1のセンスノードとの
    間に挿入された第1の負荷回路と、 上記第1の負荷回路に対して直列に挿入され、上記第1
    のモード時に導通するように制御される第4のスイッチ
    と、 電源と上記差動型センス回路の第2のセンスノードとの
    間に挿入された第2の負荷回路と、 上記差動型センス回路の第2のセンスノードに結合さ
    れ、選択時に電流が流れる上記メモリセルの導通電流に
    相当する電流をこの第2のセンスノードから流し出すレ
    ファレンス電流源とを具備したことを特徴とする半導体
    集積回路。
  11. 【請求項11】 前記第1のスイッチがカラムセレクタ
    を構成するMOSトランジスタで構成されている請求項
    10に記載の半導体集積回路。
  12. 【請求項12】 前記第1、第2、第3及び第4の各ス
    イッチがそれぞれMOSトランジスタで構成されている
    ことを特徴とする請求項10に記載の半導体集積回路。
  13. 【請求項13】 前記リーク電流源が、 Nチャネル型のMOSトランジスタのしきい値電圧に相
    当する電圧をバイアス電圧として発生するバイアス電圧
    回路と、 上記バイアス電圧がゲートに供給され、ソースが接地さ
    れたNチャネル型のMOSトランジスタとで構成されて
    いることを特徴とする請求項10に記載の半導体集積回
    路。
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