JP5820562B2 - プレススルーパック用蓋材フィルム及び包装体 - Google Patents

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Description

本発明は、主に錠剤やカプセル等の医薬品或いはキャンディーやチョコレート等の食品の包装に用いられるプレススルーパック(以下PTPという)に好適に使用できる蓋材フィルム及びこれを用いたPTP包装体に関する。
医薬品や食品等の包装形態の一つとして、底材と蓋材とを備えるPTP包装体が知られている。PTP包装体は、ポリ塩化ビニル系樹脂又はポリプロピレン系樹脂等からなるプラスチックシートを、真空成形又は圧空成形することによりポケット状の凹部を有する底材として成形し、この凹部に内容物を充填した後、凹部以外のフランジ部をヒートシール性の蓋材でシールすることによって形成される。
PTP包装体は、収納された内容物に対して底材の外側から蓋材の方向に力を加えて蓋材を破ることによって内容物を取り出すように構成されたものである。このため、PTP包装体の蓋材は、内容物を押し出すことによって容易に破れるという性質(プレススルー性)が求められる。現在、プレススルー性に優れたアルミ箔が蓋材として幅広く用いられている。
しかしながら、アルミ箔製蓋材を使用したPTP包装体は、以下のような問題がある。即ち、内容物を取り出した後に包装体を廃棄する場合、昨今の資源のリサイクル利用の観点から、プラスチック製の底材とアルミ箔製蓋材を分別回収することが望ましいが、これには多大な労力を要し、物理的に困難であるという問題がある。また、焼却処理する場合にも、アルミ箔の発熱量が多いために焼却炉が傷んだり、溶融一体化して焼却効率が低下したりする問題がある。また、アルミニウムの製造には多大な電気エネルギーを要し、コスト的にもアルミ箔は不利になりつつある。
このような状況の中、アルミ箔を使用しないPTP用蓋材として、各種のプラスチック製蓋材フィルムが提案されている(特許文献1〜3参照)。
特許文献1には、樹脂フィルムの破裂強度を低下させ、良好なプレススルー性を発現させるため、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン又はスチレンコポリマー等の樹脂100質量部に対し、5〜250質量部の無機フィラーを配合したPTP用蓋材シートが記載されている。
特許文献2には、無機質粉末を含有したポリプロピレン系シートの片面に樹脂皮膜層を形成したPTP用蓋材が記載されている。
特許文献3には、プラスチック製フィルム表面に貫通しない無数の引っ掻き傷を設けることによりプレススルー性を付与したPTP用蓋材フィルム、及び該引っ掻き傷を保護するための樹脂コーティングよる保護層が設けられたPTP用蓋材フィルム、並びにこれらを用いたPTPが記載されている。
特開平10−101133号公報 特開平09−57920号公報 特開平06−39015号公報
ところで、近年、医薬品用のPTP包装体では、従来の製品名称ロゴや使用方法を示す図柄の他に、医療事故の防止やトレーサビリティーの確保を目的とした商品コード、有効期限、製造番号、数量といった各種情報を印刷すること、或いはこれらの情報を含んだバーコードを印刷することのニーズが高まりつつある。医薬品用のPTP包装体は一般に小さく、これらの情報は蓋材フィルムの限られた狭いスペースに印刷する必要があるため、印刷する情報量の増加に伴って印刷の判読性がより求められるようになる。
特許文献1に記載のPTP用蓋材シートは、樹脂中に多量の無機フィラーを配合しているため、その表面が粗となり、この蓋材シートに印刷を施そうとした場合、印刷が不鮮明となってしまう。このため、蓋材フィルムの印刷が不鮮明であると印刷情報が判読しにくい、或いは読み間違えやすいという難点がある。
特許文献2に記載のシートは、無機質粉末を含有したポリプロピレン系シートの表面に樹脂皮膜を設けて、印刷鮮明性の向上を図っている。しかし、樹脂皮膜層を積層することにより蓋材の強度が増してプレススルー性が低下する傾向がある。また、これを最小限に抑えるために樹脂皮膜層を薄くすると、表面の荒れの低減が不足して印刷判読性を十分に改良することができない。このためプレススルー性と印刷適性を両立させることが困難である。また、樹脂皮膜層を積層する必要があるために製造コストが高くなる。
特許文献3に記載のフィルムは、プレススルー性付与のために設けた引っ掻き傷によるピンホール防止のために、保護層を積層したものであるが、特許文献2と同様に、保護層の厚みによりプレススルー性が不十分となる。また、引っ掻き傷の表面の荒れのために印刷判読性が不十分となること、及び製造コストが高くなることに改善の余地がある。
一方、PTP用蓋材フィルムは、内容物の取り出しやすさの点から優れたプレススルー性が求められる反面、PTP包装体の製造過程で受ける種々の負荷に耐え得る強度が求められる。即ち、PTP用蓋材フィルムは、底材にシールされるまでに、製膜工程、スリット工程、印刷工程、シール剤塗布工程、底材へのシール工程等多くの加工工程を経るため、各加工工程で受ける張力等の負荷に耐え得る引張り強度を有する必要がある。上記特許文献1〜3に記載のフィルムは、無機フィラー、無機粉末の添加又は引っ掻き傷の付与によって破れ易くしてプレススルー性を発現させていると認められるが、同時に引張り強度も低下するため、その加工工程においてフィルムが切れてしまう等のトラブルが発生しやすい。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、使用後の廃棄処理が容易であるとともに、プレススルー性及び印刷判読性に優れ、更にはその加工適性に優れたプラスチック製PTP用蓋材フィルム及びこれを用いたPTP包装体を提供することを目的とする。
本発明者等は、上記課題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、少量の無機粒子を配合した熱可塑性樹脂を延伸したフィルムをPTP用蓋材に用いることで上記課題を解決しうることを見出し、本発明を完成した。
即ち、本発明は、以下のPTP蓋材フィルム及びPTP包装体を提供する。
(1)熱可塑性樹脂と、該熱可塑性樹脂100質量部に対して5質量部未満の無機フィラーとを含む層を少なくとも1層含む延伸フィルムからなることを特徴とするPTP用蓋材フィルム。
(2)該延伸フィルムが二軸延伸フィルムであり、該熱可塑性樹脂のビカット軟化点よりも15〜25℃高い温度にて測定される、各延伸方向の配向緩和応力のピーク値が0.3〜5.4MPaであることを特徴とする(1)に記載のPTP用蓋材フィルム。
(3)該無機フィラーの平均粒子径が1〜10μmであることを特徴とする(1)又は(2)に記載のPTP用蓋材フィルム。
(4)該熱可塑性樹脂がスチレン系樹脂であり、該無機フィラーが非晶質アルミノ珪酸塩であることを特徴とする(1)〜(3)のいずれか一つに記載のPTP用蓋材フィルム。
(5)突刺し強さが1〜5Nであることを特徴とする(1)〜(4)のいずれか一つに記載のPTP用蓋材フィルム。
(6)厚みが5〜30μmであることを特徴とする(1)〜(5)のいずれか一つに記載のPTP用蓋材フィルム。
(7)少なくともその一方の面にアルミ蒸着層が積層されていることを特徴とする(1)〜(6)のいずれか一つに記載のPTP用蓋材フィルム。
(8)(1)〜(7)のいずれか一つに記載のフィルムからなる蓋材と、内容物を収容する凹部、及び、前記蓋材と貼り合わされるフランジ部を有する底材と、を備えるプレススルーパック包装体。
本発明のPTP用蓋材フィルムは無機物の含有量が少ないプラスチック製であるため、プラスチック製のPTP底材と共に使用された場合には、使用後の廃棄の際の分別処理が容易となり、焼却処理された場合にも焼却炉を傷める心配がなく、焼却残渣が少なく、環境に優しい。また、該蓋材フィルムは、プレススルー性に優れるため、これを使用することで内容物を取り出し易いPTPを製造できる。更に、該蓋材フィルムの表面は荒れを少なくできるので判読性に優れた鮮明な印刷が可能となる。
本発明に係る蓋材フィルムを備えたPTP包装体の実施形態を示す断面図である。 本発明に係る多層蓋材フィルムを備えたPTP包装体の実施形態を示す断面図である。 本発明に係る蒸着層付き蓋材フィルムを備えたPTP包装体の実施形態を示す断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
図1に示すPTP包装体10は、底材1と蓋材フィルム4Aとを備え、底材1に成型されたポケット状の凹部1aに錠剤2が充填されている。底材1と蓋材フィルム4Aとの間にはヒートシール剤からなるシール層3が形成されており、シール層3は底材1のフランジ部1bと蓋材フィルム4Aの表面F1とを接着している。蓋材フィルム4Aの底材1と反対側の表面F2上には、製品名称ロゴ等の印刷部分5が形成され、印刷部分5を保護するためのOP(Over Print)ニス層6が表面F2の全面を覆うように形成されている。
蓋材フィルム4Aは、熱可塑性樹脂を含有する延伸フィルムからなるものである。熱可塑性樹脂としては、フィルム状に製膜できるものであれば特に制限されず、スチレン系樹脂、エチレン系樹脂やプロピレン系樹脂等のオレフィン系樹脂、エステル系樹脂(ポリ乳酸を含む)、アミド系樹脂等が挙げられる。このうち1種を単独で、又は2種以上の混合により使用することができる。熱可塑性樹脂の中でも、剛性と脆性の観点から、スチレン系樹脂が好適に用いられる。
本実施形態において好適に用いられるスチレン系樹脂とは、スチレン系単量体の単独重合体又は共重合体及びこれらの混合組成物であり、スチレン系単量体とは、スチレン(GPPS)、α−メチルスチレン等のアルキルスチレンである。また、共重合体とは、スチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体類、スチレン−酸無水物共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)等であり、これらに含まれるスチレン単量体が50質量%以上含まれる重合体をいう。
蓋材フィルム4Aを形成する樹脂組成物は、熱可塑性樹脂に無機フィラーを配合したものであってもよい。無機フィラーを配合しなくとも、良好なプレススルー性の発現は可能であるが、内容物を押し出す際の使用感の好みに応じて、無機フィラーの配合により突刺し強さを低下させ、プレススルー性を調節することが可能である。その配合の割合は熱可塑性樹脂100質量部に対して、無機フィラーが5質量部未満である。無機フィラーの配合量を5質量部以上とすると、フィルム表面の荒れが大きくなり、印刷鮮明性が悪くなる。無機フィラーの配合量は、プレススルー性の点から、熱可塑性樹脂100質量部に対して0.5質量部以上5質量部未満であることが好ましく、0.5質量部以上2質量部以下であることがより好ましい。
無機フィラーとしては、非晶質アルミナ珪酸塩、シリカ、アルミナ、タルク、カオリン、マイカ、ワラストナイト、クレー、炭酸カルシウム、アスベスト、ガラス繊維、硫酸アルミニウム等を使用することができる。特に、吸湿性が小さいことでフィルム押出時の圧力変動による厚み変動やフィルムの発泡不良等が抑えられる非晶質アルミノ珪酸塩が好ましい。
無機フィラーの平均粒子径は、1〜10μmが好適であり、3〜7μmがより好適である。平均粒子径が10μm以下であればフィルム表面の荒れが小さく、フィルムに印刷する際により鮮明な印刷が可能であり、また1μm以上であると少ない配合量で、プレススルー性の調整が容易となる。なお、ここでいう「平均粒径」はコールターカウンター法によって測定される値を意味する。
蓋材フィルム4Aは延伸フィルムであることが必要である。蓋材フィルム4Aは、前述したように、使用に供されるまでの各加工工程でフィルムに強い張力が負荷されるため、各加工に耐え得る引張り強度が必要となる。熱可塑性樹脂フィルムは延伸配向されることにより延伸方向の引張り強度が大きく向上する一方、突刺し強さの向上は比較的小さい傾向にある。このため、熱可塑性樹脂フィルムを薄くしたり、無機フィラーを添加したりすることで突刺し強度を低下させても、延伸フィルムとすることで、加工に耐え得る引張り強度を付与することができる。即ち、無延伸フィルムを用いたPTP用蓋材フィルムでは、良好なプレススルー性を実現する突刺し強さを達成するために、多量の無機フィラーの配合や傷痕を付与する必要があるため、これにより引張り強度が低下し、加工適性が不十分となる。これを改善するため、フィルムを厚くするとプレススルー性が低下する。これに対し、本実施形態の延伸フィルムでは、良好なプレススルー性と加工に耐える引張り強度を有する、より薄いPTP蓋材フィルムを得ることが可能となる。
一軸延伸フィルムの場合、延伸方向と水平な方向に裂けやすく、フィルムの破れに方向性が出やすいので、内容物の形状と蓋材フィルムの延伸方向を考慮する必要がある。例えば、内容物の長辺方向と蓋材フィルムの延伸方向が平行となるほうが、内容物は取り出しやすくなる。一方、二軸延伸フィルムは破れに方向性が出にくいので、本発明では、二軸延伸フィルムがより好ましく使用される。
熱可塑性樹脂のビカット軟化点よりも15〜25℃高い温度における各延伸方向の各配向緩和応力ピーク値は、0.3〜5.4MPaであることが好ましく、0.5〜5.0MPaであることがより好ましい。なお、ここでいうビカット軟化点は、JIS K7206に準拠して測定される値を意味する。
配向緩和応力ピーク値は、フィルムの延伸配向の強さを表す指標であり、フィルム押出し後の延伸倍率と温度によって定まる特性値である。一般的には、延伸温度一定の条件下において延伸倍率を高く(低く)した場合では、配向緩和応力ピーク値は増加(低下)し、その方向の引張り強度は高く(低く)なる傾向を示し、また、延伸温度一定の条件下において延伸温度を上げた(下げた)場合では、配向緩和応力ピーク値は低下(増加)し、その方向の引張り強度は低く(高く)なる傾向を示す。このような特性を踏まえ、必要な引張り強度フィルムが得られるように配向緩和応力ピーク値を好ましい範囲にする。
本実施形態のPTP用蓋材フィルムは、JIS Z1707の突刺し強さ試験に準拠して測定される突刺し強さが1〜5Nであることが好ましい。突刺し強さが1N以上であると強度が適度でPTP包装体として使用したときに意図せずに蓋材が破れてしまうことが少ない。突刺し強さが5N以下であるとフィルムが破れ易く適度なプレススルー性が発現する。PTP包装体の使用者が力の小さい老人や子供である場合を考慮すると、突刺し強さは1〜3Nであることがより好ましい。
本実施形態のフィルムは厚みが5〜30μmが好適である。厚みが5μm以上であると上記応力緩和ピーク値の範囲でフィルムの強度が適度で加工工程に耐える引張り強度が発現し易く、30μm以下であると上記無機フィラーの配合の範囲で適度なプレススルー性が発現し易い。
本実施形態の延伸フィルムを製造する方法の代表的な例として、熱可塑性樹脂(必要に応じて無機フィラーを所定の割合で配合した樹脂)を、スクリュー押出機等により溶融混錬し、Tダイによりシート状にした後、ロール延伸又はテンター延伸により一軸延伸する方法や、ロール延伸に続いてテンター延伸することにより二軸延伸する方法、或いはインフレーション法により二軸延伸フィルムを製造する方法が挙げられる。この時の延伸倍率は各延伸方向で5〜10倍が好ましい。
本実施形態において、所望により当該技術分野において通常用いられる添加剤、例えば、無機粒子の分散を補助する金属石鹸、着色剤、可塑剤、酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、滑剤、帯電防止剤等を、本発明の特性を損なわない範囲で配合することが可能である。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態においては、単層の延伸フィルムからなる蓋材フィルム4Aを例示したが、蓋材フィルムは多層延伸フィルムであってもよい。
図2に示すPTP包装体20は、蓋材フィルム4Bが多層延伸フィルムである点においてPTP包装体10と相違する。蓋材フィルム4Bは中心層42とその両面に設けられた表層41とからなる三層フィルムである。多層延伸フィルムは、複数のスクリュー押出機と多層ダイとを備えた装置を使用し、Tダイ法或いはインフレーション法により、上記の単層延伸フィルムと同様の方法で製造できる。
例えば、突刺し強さをできるだけ小さくし、尚且つフィルム表面の平滑性を保持したい場合は、熱可塑性樹脂単独層/無機フィラー配合熱可塑性樹脂層/熱可塑性樹脂単独層といった3層構成の延伸フィルムとする。また、この積層順を変えて、無機フィラー配合熱可塑性樹脂層/熱可塑性樹脂単独層/無機フィラー配合熱可塑性樹脂層の3層構成の延伸フィルムとすることで、中心層で引張り強度を保持しつつ、表層の無機フィラーでプレススルー性を付与することも可能である。更には、色の異なる着色樹脂を用いて多層延伸フィルムとすることで、意匠性をも考慮した、表裏で色の異なるPTP用蓋材フィルムとすることも可能である。いずれの場合も、本発明の目的の範囲内で適宜実施できる。
また、上記実施形態においては、蓋材フィルム4Aの表面F1上にシール層3を直接設けた場合を例示したが、蓋材フィルムとシール層との間に他の層を介在させてもよい。図3に示すPTP包装体30は、蓋材フィルム4Cの表面F1上に蒸着層7及びシール層3がこの順序で積層されている。
PTP用蓋材フィルムは、内容物が吸湿性を有する等の場合、水蒸気の透過を抑制するバリア性が要求される。その場合は、バリア性を有する蒸着層(バリア層)を蓋材フィルムの表面上に積層することが好ましい。バリア層の材質としては、アルミニウム及び金属酸化物(酸化アルミ、酸化ケイ素等)が挙げられる。
近年、医薬品用PTP包装体の分野において、内容物を包装した後のPTP包装体に近赤外線を照射して、アルミ箔製蓋材による反射を利用して異物の検査を実施する方法が採用される場合がある。この場合は、近赤外線を反射するアルミニウム層が必須となることから、バリア性の要求と異物検査の両者に対応するには、PTP用蓋材フィルムにアルミ蒸着層を設けることが好ましい。
アルミ蒸着層の厚みは要求されるバリア性(特に水蒸気透過性)或いは近赤外線の反射特性に合わせて適宜調整されるが、バリア性の観点からは、その厚みは最大でも500nmである。500nmを超えて過度に厚くしても、それに相当するガスバリア性向上効果は得られない。本発明の目的である廃棄時の問題については、アルミ蒸着層の分別は物理的に困難であるが、焼却処理においては、従来の約20μmの厚みのアルミ箔製蓋材に比べて、アルミ層の厚さは大幅に低減され(97%以上の削減)、焼却炉を傷めることはない。
以下、実施例、参考例及び比較例を挙げて本発明の内容をより具体的に説明する。なお、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[評価項目]
実施例、参考例及び比較例で作製した蓋材フィルム及びこれを用いたPTP包装体について、以下の項目について評価を行った。
<突刺し強さ>
JIS Z1707に準拠し、直径1mm、先端形状半径0.5mmの半円形の針を毎分50mmの速度で突き刺し、針が貫通するまでの最大応力を測定した。
<配向緩和応力(ORS)>
ASTM D−1504に準拠し、120℃のオイルバスにて配向緩和応力(ピーク)値を測定した。測定方向は、縦方向(MD)と横方向(TD)について測定した。
<プレススルー性>
PTP包装体から錠剤を押し出す際の蓋材フィルムの破れ易さについての官能評価を実施した。判定基準は以下の通りである。
A:従来のアルミ箔製蓋材と同等の感触であり、実用的である。
B:押出し時に少し抵抗感があるが、実用上問題はない。
C:なかなかフィルムが破れず、押し出し難い。実用上不適と判断される。
<印刷鮮明性>
線数=175線/インチ、版深度=24μmの版を用いたグラビア印刷機にて、文字サイズ=7ポイントの黒色ゴシック体のアルファベット文字を蓋材フィルムに印刷し、その判読のしやすさについて評価を実施した。判定基準は以下の通りである。
A:鮮明に印刷されており、十分に判読可能である。
B:多少のかすれ又は際のがたつきはあるが、判読可能であり、実用上問題はない。
C:文字のかすれがひどく判読できない又は読み間違いがあり、実用上不適と判断される。
[PTP包装体の作製]
実施例、参考例及び比較例で使用した材料は以下の通りである。
(1)スチレン系樹脂
(i)ポリスチレン(商品名:GPPS(PSジャパン社製ポリスチレン#685、ビカット軟化点=103℃))
(ii)ポリスチレン(商品名:HIPS(PSジャパン社製耐衝撃ポリスチレン#492、ビカット軟化点=91℃))
(2)非晶質アルミノ珪酸ナトリウム・カルシウム(商品名:シルトンJC,水澤化学社製)
(3)シリカ(東海化学工業所製、マイクロイド)
参考例1)
GPPS及びHIPSを表1の参考例1の欄に示す割合で配合し、インフレーション法によって二軸延伸フィルムとした。得られたフィルムに、グラビア印刷機を用いて前述のアルファベット文字を印刷し、その上にOPニスを塗布した。更に、印刷面とは反対側の面に、エチレン酢酸ビニル系エマルジョン型ヒートシール剤を、乾燥膜換算約5g/mの厚みで塗布し、PTP用蓋材フィルムとした。続いて、底材シートに厚さ200μmのポリ塩化ビニル(PVC)を用いて、PTP成形機(CKD社製FBP−M1)により、凹部を成型した底材に錠剤を充填し、上記のPTP用蓋材フィルムを接着して、PTP包装体を作製した。
参考例2)
表1に示す通り、厚み等が異なる二軸延伸フィルムを蓋材として用いたことの他は参考例1と同様にしてPTP包装体を作製した。
参考例1及び2の評価>
参考例1及び2に係るPTP包装体は、無機フィラーを含有しない蓋材フィルムを用いて作製したものである。参考例1のPTP包装体は、プレススルー性及び印刷鮮明性の両方が非常に良好であった。一方、参考例2のPTP包装体は、錠剤押出し時に少し抵抗感はあるが、実用上問題ない範囲であった。
(実施例3)
無機フィラーとして非晶質アルミノ珪酸塩を含有する二軸延伸フィルム(厚み:14μm)を作製し、これを蓋材として用いたことの他は参考例1と同様にしてPTP包装体を作製した。
(実施例4)
平均粒径が異なる非晶質アルミノ珪酸塩を使用して二軸延伸フィルム(厚み:20μm)を作製し、これを蓋材として用いたことの他は実施例3と同様にしてPTP包装体を作製した。
<実施例3及び4の評価>
実施例3及び4に係るPTP包装体は、無機フィラーとして非晶質アルミノ珪酸塩を含有する蓋材フィルムを用いて作製したものである。実施例3及び4のPTP包装体は、プレススルー性及び印刷鮮明性の両方が非常に良好であった。
Figure 0005820562
(実施例5)
無機フィラーとしてシリカを含有する二軸延伸フィルム(厚み:20μm)を作製し、これを蓋材として用いたことの他は参考例1と同様にしてPTP包装体を作製した。
(実施例6)
平均粒径が異なるシリカを使用すると共にその配合量を変更して作製した二軸延伸フィルム(厚み:30μm)を蓋材として使用したことの他は、実施例5と同様にしてPTP包装体を作製した。
<実施例5及び6の評価>
実施例5及び6に係るPTP包装体は、無機フィラーとしてシリカを含有する蓋材フィルムを用いて作製したものである。実施例5で使用したシリカは、実施例3で使用した非晶質アルミノ珪酸塩と比較して平均粒径が大きい。実施例6に係る蓋材フィルムに含まれる無機フィラー(シリカ)の量は、実施例4に係る蓋材フィルムに含まれる無機フィラー(非晶質アルミノ珪酸塩)と比較して多い。実施例5及び6のPTP包装体は、実施例3及び4のPTP包装体と比較して表面の荒れが大きく印刷鮮明性がやや低下するが、実用上問題ない範囲であった。
(実施例7)
GPPS、HIPS及び非晶質アルミノ珪酸塩の配合比率を変更すると共に、参考例1及び2、並びに実施例〜6に比べて延伸を強くしたことの他は、実施例3と同様にして蓋材フィルム及びPTP包装体を作製した。
<実施例7の評価>
実施例7に係るPTP包装体は、参考例1及び2、並びに実施例〜6で使用したフィルムと比べて延伸を強くして配向緩和応力(ORS)を大きくした二軸延伸フィルムを用いて作製したものである。実施例7のPTP包装体は、プレススルー性及び印刷鮮明性の両方が非常に良好であった。実施例7と実施例6とを比較すると、無機フィラーとして非晶質アルミノ珪酸塩を使用した場合、シリカを使用した場合と比較して優れた印刷鮮明性が得られると推察される。
Figure 0005820562
(比較例1)
GPPS、HIPS及び非晶質アルミノ珪酸塩を表3の比較例1の欄に示す割合で配合し、Tダイ法によって延伸が掛からないようにしてキャストフィルムを作製した。このようにして得られたフィルムを蓋材として用いたことの他は、参考例1と同様にしてPTP包装体を作製した。
<比較例1の評価>
比較例1に係るPTP包装体は、延伸がほとんど掛からないように製膜したフィルムを蓋材として用いて作製したものである。延伸していないために作製したフィルムの強度が弱く、製膜時の巻取りの際にも破断が生じた。更に、辛うじて採取できたフィルムに印刷を施そうとしたが、すぐに破断してしまい印刷加工ができなかった。
(比較例2)
表1に示す通り、厚み及び物性値が異なるキャストフィルムを蓋材として用いたことの他は比較例1と同様にしてPTP包装体を作製した。
<比較例2の評価>
比較例2に係るPTP包装体は、比較例1と同様、延伸がほとんど掛からないように製膜したフィルムを用いて作製したものである。比較例1でフィルムが破断した結果を踏まえ、フィルムをより厚くして印刷及びヒートシール剤の加工に耐えるフィルムとした。スチレン樹脂100質量部に対する無機フィラーの配合量を4.5質量部と少なくしたため、印刷鮮明性は良好であった。しかし、比較例2に係るPTP包装体は、突刺し強さが7.5Nと大きく、プレススルー性に劣るため、実用に適さない。
(比較例3)
GPPS、HIPS及び非晶質アルミノ珪酸塩を変更して二軸延伸フィルム(厚み:30μm)を作製し、これを蓋材として用いたことの他は実施例4と同様にしてPTP包装体を作製した。
<比較例3の結果>
比較例3に係るPTP包装体は、スチレン樹脂100質量部に対して無機フィラーの配合量を7質量部とした二軸延伸フィルムを用いて作製したものである。無機フィラーが多過ぎるため、印刷鮮明性に劣る結果となった。
Figure 0005820562
本発明のPTP用蓋材フィルムは、錠剤、カプセル等の医薬品やキャンディーやチョコレート等の食品の包装に好適に使用できる。
1…底材、1a…底材の凹部、1b…底材のフランジ部、2…錠剤、3…シール層、4A,4B,4C…蓋材フィルム、41…多層蓋材フィルムの表層、42…多層蓋材フィルムの中心層、5…印刷部分、6…OPニス層、7…蒸着層、10,20,30…包装体。

Claims (6)

  1. 熱可塑性樹脂と、該熱可塑性樹脂100質量部に対して1.2〜4.5質量部の無機フィラーとを含む層を少なくとも1層有する延伸フィルムからなり、
    該延伸フィルムが二軸延伸フィルムであり、ASTM D−1504に準拠して測定される、各延伸方向の配向緩和応力のピーク値が0.4.8MPaであり、
    JIS Z1707に準拠して測定される突刺し強さが1.42.7Nであり、
    該熱可塑性樹脂がスチレン系樹脂であることを特徴とするプレススルーパック用蓋材フィルム。
  2. 該無機フィラーの平均粒子径が1〜10μmであることを特徴とする請求項1に記載のフィルム。
  3. 該無機フィラーが非晶質アルミノ珪酸塩であることを特徴とする請求項1又は2に記載のフィルム。
  4. 厚みが5〜30μmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のフィルム。
  5. 少なくとも一方の面にアルミ蒸着層が積層されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のフィルム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のフィルムからなる蓋材と、
    内容物を収容する凹部、及び、前記蓋材と貼り合わされるフランジ部を有する底材と、
    を備えるプレススルーパック包装体。
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