JP5805070B2 - フレーバーおよびフレグランスとしてのカルボノチオエート - Google Patents

フレーバーおよびフレグランスとしてのカルボノチオエート Download PDF

Info

Publication number
JP5805070B2
JP5805070B2 JP2012504006A JP2012504006A JP5805070B2 JP 5805070 B2 JP5805070 B2 JP 5805070B2 JP 2012504006 A JP2012504006 A JP 2012504006A JP 2012504006 A JP2012504006 A JP 2012504006A JP 5805070 B2 JP5805070 B2 JP 5805070B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ethyl
ylcarbonothioate
formula
coffee
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012504006A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012522826A5 (ja
JP2012522826A (ja
Inventor
ガッセンマイヤー,クラウス
Original Assignee
ジボダン エス エー
ジボダン エス エー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジボダン エス エー, ジボダン エス エー filed Critical ジボダン エス エー
Publication of JP2012522826A publication Critical patent/JP2012522826A/ja
Publication of JP2012522826A5 publication Critical patent/JP2012522826A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5805070B2 publication Critical patent/JP5805070B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C329/00Thiocarbonic acids; Halides, esters or anhydrides thereof
    • C07C329/02Monothiocarbonic acids; Derivatives thereof
    • C07C329/04Esters of monothiocarbonic acids
    • C07C329/06Esters of monothiocarbonic acids having sulfur atoms of thiocarbonic groups bound to acyclic carbon atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L27/00Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
    • A23L27/20Synthetic spices, flavouring agents or condiments
    • A23L27/202Aliphatic compounds
    • A23L27/2022Aliphatic compounds containing sulfur
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11BPRODUCING, e.g. BY PRESSING RAW MATERIALS OR BY EXTRACTION FROM WASTE MATERIALS, REFINING OR PRESERVING FATS, FATTY SUBSTANCES, e.g. LANOLIN, FATTY OILS OR WAXES; ESSENTIAL OILS; PERFUMES
    • C11B9/00Essential oils; Perfumes
    • C11B9/0007Aliphatic compounds
    • C11B9/0011Aliphatic compounds containing S

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Tea And Coffee (AREA)
  • Seasonings (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Description

新規のO−アルキルS−ヒドロキシアルキルカルボノチオエートおよびO−アルキルS−アルコキシアルキルカルボノチオエート、それらの製造ならびにフレーバーおよびフレグランスとしてのそれらの使用を提供する。また、1種または2種以上の前記物質を含むフレーバーおよびフレグランス組成物を提供する。
フレーバーおよびフレグランス業界は、消費者製品のフレーバーの特徴を増強、改善または改変し得る新規の原料に絶え間なく興味がある。
食料および飲料などの可食製品のフレーバーは、香りおよび味の2つの部分からなる。一般的に、鼻腔内の嗅上皮を通って提供されるのは、「香り」といい、これに対し、用語「味」は一般的に、口、特に舌を介して認識される感覚的インパクトを表現するのに使用される。
驚くべきことに、本発明者らは、可食製品のフレーバーを、それに以下に定義する式(I)で表されるO−アルキルS−ヒドロキシアルキル/アルコキシアルキルカルボノチオエートを混和することにより有意に改善することができることを見出した。
製品のフレーバーは、以下に定義する式(I)で表される化合物無しの製品と比較して、より強いおよび/またはより長く持続することが見出された。これらの特性は、約75℃から約150℃までの加熱などの加工条件下で維持され、これは、式(I)で表される化合物を、インスタントコーヒーおよび粉末コーヒー飲料などの加工食料および飲料に特に好適なものにする。
したがって、第一の態様において、式(I)
Figure 0005805070
式中、
は、メチル、エチルまたはn−プロピルであり、
は、水素またはC〜Cアルキル(例えば、CまたはCアルキル)であり、
は、C、CまたはCヒドロキシアルキル(例えば、ヒドロキシルエチル、1−ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、ヒドロキシプロプ−2−イル、1−メチル2−ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシプロピル)、あるいはC、CまたはCアルコキシアルキル(例えば、メトキシエチル、エトキシ)であり、および
は、水素またはメチルである、
で表される化合物を提供する。
式(I)で表される化合物は、いくつかのキラル中心を含み、したがって、立体異性体の混合物として存在してもよく、またはそれらを異性体的に純粋な形態に分割されてもよい。立体異性体の分割は、化合物の製造および精製の複雑性を増大させるので、単純に経済的理由のため、化合物をそれらの立体異性体の混合物として使用することが好ましい。しかしながら、個別の立体異性体を調製するのが望ましい場合、これを、当該技術分野において既知の方法、例えば分取HPLCおよびGC、結晶化または立体選択的合成にしたがって達成することができる。
非限定の例は、Rがエチルである式(I)で表される化合物である。
さらなる非限定の例は、Rがエチルであり、Rが水素である式(I)で表される化合物である。
さらなる非限定の例は、Rがメチルまたはエチルであり、RがC、CまたはCアルコキシアルキル(例えばメトキシエチル)であり、Rが水素である式(I)で表される化合物である。
特定の態様において、式(I)で表される化合物は、
O−エチルS−4−メトキシ−2−メチルブタン−2−イルカルボノチオエート
O−エチルS−4−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イルカルボノチオエート
O−エチルS−4−ヒドロキシ−3−メチルペンタン−2−イルカルボノチオエート
O−エチルS−4−ヒドロキシ−2−メチルブタン−2−イルカルボノチオエート
O−エチルS−4−ヒドロキシ−2−メチルペンタン−2−イルカルボノチオエート
O−エチルS−3−ヒドロキシブタン−2−イルカルボノチオエート
O−エチルS−1−ヒドロキシヘキサン−3−イルカルボノチオエート、
O−エチルS−1−メトキシヘキサン−3−イルカルボノチオエート、および
O−メチルS−1−メトキシヘキサン−3−イルカルボノチオエート
からなる群から選択される。
式(I)で表される化合物は、単独あるいは要求される目的のために有用な他の物質、例えば、フレグランスまたはフレーバーと組み合わせて使用してもよい。しかしながら、好ましくは、式(I)で表される化合物は、エーテル油類および抽出物、アルコール類、アルデヒド類およびケトン類、エーテル類およびアセタール類、エステル類およびラクトン類、大員環類および複素環類などの広範囲にわたる現在利用可能な天然および合成分子から選択される他のフレーバーおよび/またはフレグランスと組み合わせてもよい。
したがって、さらなる態様において、式(I)で表される化合物および少なくとも1種のさらなるフレーバー原料を含むフレーバー組成物を提供する。
さらなる態様において、式(I)で表される化合物を、フレグランス/フレーバーを付与した利用品において、フレーバーまたはフレグランスと併せて通常使用される1種または2種以上の原料または添加剤、例えば、溶媒(例えば、ジプロピレングリコール(DPG)、ミリスチン酸イソプロピル(IPM)、クエン酸トリエチル(TEC)、エタノール、プロピレングリコール(PG)、トリアセチン、およびベンジル型アルコール)などの当該技術分野において一般に使用されるキャリア材料および他の助剤と混和してもよい。式(I)で表される化合物を、油脂などのキャリア材料中に溶解または分散させてもよく、またはマルトース−デキストリン、ゼラチン、アラビアゴムなどにより包んでもよい。それらを、即席の食品の原料と混合してもよく、または原料の1つと混合してもよい。
さらなる態様において、式(I)で表される化合物および製品ベースを含むフレーバー利用品を提供する。
式(I)で表される化合物が特に好適なフレーバー付与された利用品は、乾燥、缶詰の、冷凍およびインスタントスープ、調理済食品、コロッケ、固形ソース、固形ブイヨン、調理用(baking)油脂、マーガリン、パン、ケーキおよびインスタントコーヒーおよび粉末コーヒー飲料などの熱湯で作るインスタントドリンク、ビール、ソフトドリンク、フレーバーティーおよび乳製品などの食料および飲料である。この製品のリストは、例証として示したのであって、いかなる限定とも考えるべきではない。
本明細書において用いられるフレーバー利用品に関連する「製品ベース」は、上に定義した式(I)で表される化合物を含有しない、可食製品を意味する。
本明細書において用いられる「可食製品」は、ヒトまたは動物の口腔内へ導入され、摂取される前にそこに一定期間残存することまたは口から除去されることが意図される、食料および飲料などの製品、またはパーソナルケア製品を意味する。かかる製品は、それらの加工、部分的加工または未加工状態の組成物を含む。
式(I)で表される化合物は、フレーバー付与された利用品中に、約1ppb(10;1μg/kg)〜約250ppb(10;250μg/kg)、より好ましくは約25ppb〜約100ppbの範囲、例えば約50ppbの量で存在してもよい。
フレーバー組成物において使用される場合、式(I)で表される化合物は、フレーバー組成物に基づき約0.005g/kg〜約2g/kg、より好ましくは約0.05g/kg〜約1g/kgの範囲、例えば約0.5g/kgの量で存在してもよい。
別の態様において、式(I)で表される化合物は、広範囲にわたるフレグランス利用品において、例えば、香水、家庭用品、洗濯用品、ボディケア用品および化粧品などの、良質のおよび機能的な香水のあらゆる分野において使用してもよい。
フレグランス利用品において使用される場合、式(I)で表される化合物は、フレグランス利用品に基づき約1〜30ppmの範囲の量で存在してもよい。しかしながら、経験のあるパヒューマーはまた、より低い濃度またはより高い濃度でも効果を達成し得るあるいは新規の調和を作り出し得るため、これらの値は、例としてのみ示したものである。
式(I)で表される化合物は、化合物、またはそれを含むフレグランス/フレーバー組成物を製品ベースと混合することにより製品ベース内に用いてもよく、および/またはそれらを、より早い段階で、捕獲材料により捕獲し、そして消費者製品ベースと混合してもよい。
式(I)で表される化合物を、当業者に知られた条件下でスキーム1に描写するように調製してもよい。反応条件についてのさらなる詳細は、例において提供する。
スキーム1:
Figure 0005805070
、R、RおよびRは、上記(I)について述べたのと同じ意味を有する。
ここで、本発明を、以下の非限定的例を参照してさらに記載する。これらの例は、例示のみの目的のためであり、変化および修正が当業者によりなされ得ることが理解される。
例1:O−エチルS−1−メトキシヘキサン−3−イルカルボノチオエート
窒素下で、300mlの無水THF中(Z)−3−ヘキセノール(718mmol)の溶液を、22〜29℃にて800mlの無水THF中水酸化ナトリウム(790mmol)およびヨードメタン(823mmol)に滴下して加えた。GC分析に照らして反応が完了したとき、水系の後処理(aqueous work-up)およびMTBE抽出を行った。得られた抽出物を、濃縮および蒸留し、51gのメチル化中間物が62%の収率で得られた。
窒素下で、3−クロロ過安息香酸(77%、442mmol)を、10℃にて1.70リットルのジクロロメタン中(Z)−1−メトキシヘキサ−3−エン(420mmol)の溶液に添加した。添加が完了した後、混合物を室温へと温めながら、撹拌した。GC分析に照らして反応が完了したとき、重炭酸ナトリウム溶液により後処理(work-up)した。有機層を、濃縮および蒸留し、43gのオキシラン中間物が79%の収率で得られた。
窒素下で、cis−2−エチル−3−(2−メトキシエチル)オキシラン(323mmolを、110mlのDI水中硫酸(8.4ml)、チオウレア(332mmol)の溶液に滴下して加えた。混合物を室温まで撹拌した。GC分析に照らして反応が完了したとき、そのpHを、炭酸ナトリウムにより10に調節し、得られた混合物を、40℃に1時間加熱した。生成物の混合物を、MTBEにより抽出し、得られた抽出物を、濃縮および蒸留し、29gのチイラン中間物が61%の収率で得られた。
アルゴン下で、5mlの無水THF中2−エチル−3−(2−メトキシエチル)チイラン(34mmol)の溶液を、40mlの無水THF中LAH(17mmol)の混合物に滴下して加えた。混合物を還流し、反応をGCにより監視した。反応が完了したとき、標準の手順に従い後処理した。生成物の混合物を、MTBEにより抽出し、得られた抽出物を、濃縮および蒸留し、3.75gのチオール混合物が得られた。
20mlのヘキサン中粗製チオールおよびトリエチルアミン(24mmol)を、氷浴でヘキサン(20ml)中クロロギ酸エチル(48mmol)の溶液に滴下して加えた。GC分析に照らして反応が完了したとき、HClの酸性溶液により後処理し、ヘキサンにより抽出した。抽出物を、シリカゲルカラムで濃縮および精製し、0.80gの式(I)で表される生成物が11%の収率で得られた。
Figure 0005805070
フレーバーの記載:硫黄様、クロフサスグリ、トロピカル、焙煎コーヒー。
香りの記載:マッシュルーム、ハーブ様、わずかにカカオを含蓄(connation)。
例2:O−メチルS−1−メトキシヘキサン−3−イルカルボノチオエート
クロロギ酸エチルの代わりにクロロギ酸メチルを使用して、例1の一般的手順に従い、0.41gの表題の化合物を調製した。
Figure 0005805070
フレーバーの記載:新鮮な深煎りのノート。
香りの記載:マッシュルーム−玉ねぎ、グリーン、わずかに脂肪様、フルーティ、マンゴ様、パッションフルーツ様、クロフサスグリ、およびトップに硫黄。
例3:レギュラーコーヒー
レギュラーコーヒーを、以下の原料から調製した。
Figure 0005805070
Figure 0005805070
レギュラーコーヒー(コーヒーA)の一部に、コーヒーの重量に対して0.1ppmのO−エチルS−1−メトキシヘキサン−3−イルカルボノチオエートを添加した(コーヒーB)。コーヒーを缶に詰め、123℃で20分間レトルトにした。比較すると、本発明の化合物を含有するコーヒー(コーヒーB)は、全体的により強いコーヒー様の印象で、よりボディのあるまろやかなフレーバープロファイルを示した。
例4:ブラックコーヒー
ブラックコーヒーを、以下の原料から調製した。
Figure 0005805070
レギュラーコーヒー(コーヒーC)の一部に、コーヒーの重量に対して0.1ppmのO−エチルS−1−メトキシヘキサン−3−イルカルボノチオエートを添加した(コーヒーD)。コーヒーを缶に詰め、121℃で10分間レトルトにした。比較すると、本発明の化合物を含有するコーヒー(コーヒーD)は、増強されたコーヒーローストおよびコーヒー豆様のノートを有した。さらに、それは、コーヒーCと比較して大幅に増強された長期持続性(longlastiness)を示した。

Claims (4)

  1. 式(I)
    Figure 0005805070
    式中、
    は、メチル、エチルまたはn−プロピルであり、
    は、水素またはC〜Cアルキルであり、
    は、C、CまたはCヒドロキシアルキル、あるいはC、CまたはCアルコキシアルキルであり、および
    は、水素またはメチルである、
    で表される化合物。
  2. O−エチルS−4−メトキシ−2−メチルブタン−2−イルカルボノチオエート
    O−エチルS−4−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イルカルボノチオエート
    O−エチルS−4−ヒドロキシ−3−メチルペンタン−2−イルカルボノチオエート
    O−エチルS−4−ヒドロキシ−2−メチルブタン−2−イルカルボノチオエート
    O−エチルS−4−ヒドロキシ−2−メチルペンタン−2−イルカルボノチオエート
    O−エチルS−3−ヒドロキシブタン−2−イルカルボノチオエート
    O−エチルS−1−ヒドロキシヘキサン−3−イルカルボノチオエート、
    O−エチルS−1−メトキシヘキサン−3−イルカルボノチオエート、および
    O−メチルS−1−メトキシヘキサン−3−イルカルボノチオエート
    からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
  3. 請求項1または2に定義した式(I)で表される化合物および少なくとも1種のさらなるフレーバー原料を含む、フレーバーまたはフレグランス組成物。
  4. 請求項1に定義した式(I)で表される化合物のフレーバーまたはフレグランスとしての使用。
JP2012504006A 2009-04-07 2010-04-07 フレーバーおよびフレグランスとしてのカルボノチオエート Active JP5805070B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB0906009.6 2009-04-07
GBGB0906009.6A GB0906009D0 (en) 2009-04-07 2009-04-07 Organic compounds
PCT/EP2010/054582 WO2010115920A1 (en) 2009-04-07 2010-04-07 Carbonothioates as flavours and fragrances

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2012522826A JP2012522826A (ja) 2012-09-27
JP2012522826A5 JP2012522826A5 (ja) 2013-05-23
JP5805070B2 true JP5805070B2 (ja) 2015-11-04

Family

ID=40750238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012504006A Active JP5805070B2 (ja) 2009-04-07 2010-04-07 フレーバーおよびフレグランスとしてのカルボノチオエート

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8765204B2 (ja)
EP (1) EP2417105B1 (ja)
JP (1) JP5805070B2 (ja)
CN (1) CN102365267B (ja)
BR (1) BRPI1014384B1 (ja)
GB (1) GB0906009D0 (ja)
SG (1) SG174391A1 (ja)
WO (1) WO2010115920A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6805477B2 (ja) * 2015-07-30 2020-12-23 味の素株式会社 油脂含有乳風味飲食品のコク味増強方法
DE102015217864A1 (de) * 2015-09-17 2017-03-23 Henkel Ag & Co. Kgaa Parfümzusammensetzung mit Geruchsmodulatorverbindungen zur Steigerung der Duftintensität
EP3558030A1 (de) * 2016-12-20 2019-10-30 Symrise AG Aromamischung zur reduktion des geruchs oder geschmacks biogener amine
GB201707639D0 (en) * 2017-05-12 2017-06-28 Givaudan Sa Improvements in or relating to organic compounds
JP6697429B2 (ja) * 2017-11-06 2020-05-20 長谷川香料株式会社 新規アルカンチオ酸誘導体および該化合物を含有する香料組成物

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1379019A (en) 1970-12-07 1975-01-02 Unilever Ltd Flavouring food products
US3885051A (en) * 1972-10-30 1975-05-20 Int Flavors & Fragrances Inc Flavoring and aromatising with 3-acetyl-2,5-dialkyl furans or thiophenes
US3978240A (en) * 1973-12-30 1976-08-31 Lever Brothers Company Foodstuff containing a diester of monothiocarbonic acid
NZ328102A (en) * 1996-06-24 1998-04-27 Givaudan Roure Int Fragrance precursors and deodorant compositions
DE69903778T2 (de) * 1998-08-21 2003-07-17 Firmenich S.A., Genf/Geneve Äther; ihre Verwendung als Riech- und Geschmackstoffe; ihre Herstellung
DE60131930T2 (de) 2000-07-07 2008-12-11 Quest International Services B.V. Thiocarbonate als Vorläufer von Aromavermittler
EP1264547A1 (en) * 2001-06-06 2002-12-11 Givaudan SA Flavour and fragrance compositions
DE10323703A1 (de) * 2003-05-22 2004-12-23 Beiersdorf Ag Mikrobizide Zubereitungen und ihre Verwendung
GB0519171D0 (en) * 2005-09-21 2005-10-26 Givaudan Sa Organic compounds

Also Published As

Publication number Publication date
BRPI1014384B1 (pt) 2019-01-29
EP2417105A1 (en) 2012-02-15
BRPI1014384A2 (pt) 2016-05-24
CN102365267A (zh) 2012-02-29
JP2012522826A (ja) 2012-09-27
US8765204B2 (en) 2014-07-01
SG174391A1 (en) 2011-11-28
GB0906009D0 (en) 2009-05-20
US20120052178A1 (en) 2012-03-01
CN102365267B (zh) 2014-07-02
EP2417105B1 (en) 2013-04-03
WO2010115920A1 (en) 2010-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08225564A (ja) 4−(1−メントキシメチル)−2−フェニル−1,3−ジオキソラン及びその誘導体、並びにそれらを含有する香味、香気組成物
JP5153195B2 (ja) コーヒーの淹れたて感賦与剤
JP5805070B2 (ja) フレーバーおよびフレグランスとしてのカルボノチオエート
JP6001031B2 (ja) 香味変調剤
JP2008011788A (ja) アズキ食品添加用香料組成物、アズキ食品及びアズキ食品の香味改善方法
JP6808299B2 (ja) 飲食品の風味改善剤
JP2005082771A (ja) 香料組成物
JP2011094044A (ja) 持続性香気賦与剤
JP2003013088A (ja) 香気・香味・香喫味付与組成物およびそれを添加した飲食物、香水、化粧品およびたばこ
EP3621953B1 (en) Alkenyl carbonothioates as flavour ingredients
JP5911202B2 (ja) 香料組成物
JP5346545B2 (ja) 3−アシルチオ−2−アルカノン及び当該化合物を含有する香料組成物
JP2020050837A (ja) 香味改善剤
JP3619857B2 (ja) 香料組成物
ES2351174T3 (es) Ceto-ésteres como ingredientes aromáticos.
JP3558299B2 (ja) 香料組成物
EP1996569B1 (en) Flavorant and fragrance compounds
JP2021100398A (ja) 香料組成物、飲食品および消費財の香気付与乃至増強方法
JP2019182838A (ja) 2−アルキリデン−メチルシクロヘキサノン系化合物からなる新規な香料
WO2008009926A2 (en) Safrole replacements
CN1706788A (zh) E2,e4,z8-十一碳三烯酸及其酯和羧酰胺衍生物、其器官感觉用途及其制备方法
JPH0481639B2 (ja)
JP2006096721A (ja) 光学活性1−置換−2−メチル−1−ブタノンの製造方法及び香料組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130405

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130405

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140304

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140604

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150803

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5805070

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250