JP5791243B2 - 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
従来、給紙カセット等のシート収納部からシートを給紙し、給紙されたシートに画像を印刷する画像形成装置がある。また、このような画像形成装置の中には複数のシート収納部を備え、シート収納部ごとに転写部までの距離が異なるものがある。例えば、画像形成装置が、オプション装置として給紙デッキを複数連結できる場合、画像形成装置本体が有する給紙カセットから転写部までの距離と、給紙デッキの給紙カセットから転写部までの距離とは異なる。このような画像形成装置で、シートを給紙する際に、前のシートを給紙したことを条件に次のシートを給紙するようにすると、シートとシートの間隔が必要以上に開いてしまうことがある。例えば、転写部までの距離が近いシート収納部からシートを給紙した後、転写部までの距離が遠いシート収納部から次のシートを給紙する給紙指示を出す場合にシートとシートの間隔が必要以上に開いてしまう。本来、シートとシートの間隔は、シートに画像を印刷するために最低必要な所定の間隔が開いていればよいが、上述した例の場合、その間隔より大きい間隔が開いてしまい、印刷の生産性が低下してしまう。
そこで、従来の画像形成装置は、印刷の生産性が低下することを抑制するために、次のように制御する。画像形成装置の制御装置(コントローラ部)は、実際にシートを給紙するための給紙指示を行う前に、予約キューに、給紙すべきシートの印字予約を投入する。そして、画像形成装置は、予約キューに投入された印字予約の情報に従って、シートの給紙スケジュールを立て、その給紙スケジュールに従ってシートを給紙し、給紙されたシートに画像を印刷する。これによって、画像形成装置は、転写部までの距離が近いシート収納部から給紙されるシートの次に給紙すべきシートを、転写部までの距離が遠いシート収納部から給紙すべきであることを予め把握することができる。そのため、制御装置は、転写部までの距離が遠いシート収納部から給紙されるシートの給紙指示を早めに行い、前のシートと必要以上に大きい間隔が開かないようにすることができる。このような動作を先行給紙(予備給紙)という(特許文献1参照)。
一方、従来の画像形成装置は、実行中のジョブを中断し、そのジョブを中断した状態で先に別のジョブ(以下、割込みジョブともいう。)を実行する割込み機能を有するものがある(特許文献2参照)。この割込み機能を用いれば、実行中のジョブの完了を待たずとも、別のジョブを実行させることができるため、ユーザは、急ぎで印刷物を手に入れることができる。
特開2005−335929 特開2003−228257
しかしながら、画像形成装置が、シートの印字予約をしている場合、ユーザが割込み機能を用いて割込みジョブの実行指示をしても、印字予約された全てのシートの給紙が完了するまで、割込みジョブを実行することによって印刷されるシートが給紙されない。
特に、印字予約されたシートの枚数が多いと、割込みジョブに対応する印刷物が排紙されるまでの時間が遅くなってしまい、ユーザは、その時間待たなければならなくなってしまう。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、先行ページの印刷に使用されるシートよりも先に後続ページの印刷に使用されるシートの搬送を開始することが可能な印刷装置において、割り込みジョブに含まれるページの印刷をより早く行えるようにする仕組みを提供することを目的とする。また、本発明は、先行ページの印刷に使用されるシートよりも先に後続ページの印刷に使用されるシートの搬送を開始することが可能な印刷装置において、被割り込みジョブに含まれるページの印刷順が割り込みジョブによって入れ替わってしまうことを防止する仕組みを提供することを目的とする。
本発明の印刷装置は、第1シート収納部と当該第1シート収納部よりもシート搬送パスが長い第2シート収納部を備え、シートに画像を印刷するための印刷ジョブを実行する印刷装置であって、第1印刷ジョブに含まれるNページ目の印刷に前記第1シート収納部に収納されたシートが使用され、前記第1印刷ジョブに含まれるN+1ページ目の印刷に前記第2シート収納部に収納されたシートが使用される場合に、前記Nページ目の印刷に使用されるシートよりも先に前記N+1ページ目の印刷に使用されるシートの搬送を開始する給紙制御手段と、前記Nページ目の印刷のための給紙予約と前記N+1ページ目の印刷のための給紙予約とが発行された後、第2印刷ジョブを前記第1印刷ジョブに割り込ませて実行させることが指示された場合に、前記第2印刷ジョブに含まれるページの印刷を少なくとも前記N+1ページ目の印刷よりも前に行うように制御する割込制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の印刷装置は、第1シート収納部と当該第1シート収納部よりもシート搬送に時間がかかる第2シート収納部を備え、シートに画像を印刷するための印刷ジョブを実行する印刷装置であって、第1印刷ジョブに含まれるNページ目の印刷に前記第1シート収納部に収納されたシートが使用され、前記第1印刷ジョブに含まれるN+1ページ目の印刷に前記第2シート収納部に収納されたシートが使用される場合に、前記Nページ目の印刷に使用されるシートよりも先に前記N+1ページ目の印刷に使用されるシートの搬送を開始する給紙制御手段と、前記Nページ目の印刷のための給紙予約と前記N+1ページ目の印刷のための給紙予約とが発行された後、第2印刷ジョブを前記第1印刷ジョブに割り込ませて実行させることが指示された場合に、前記第2印刷ジョブに含まれるページの印刷を少なくとも前記N+1ページ目の印刷よりも前に行うように制御する割込制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の印刷装置は、第1シート収納部と当該第1シート収納部よりもシート搬送パスが長い第2シート収納部を備え、シートに画像を印刷するための印刷ジョブを実行する印刷装置であって、第1印刷ジョブに含まれるNページ目の印刷に前記第1シート収納部に収納されたシートが使用され、前記第1印刷ジョブに含まれる前記Nページ目よりも後のページの印刷に前記第2シート収納部に収納されたシートが使用される場合に、前記Nページ目の印刷に使用されるシートよりも先に前記ページ目よりも後のページの印刷に使用されるシートの搬送を開始する搬送手段と、前記第1印刷ジョブに含まれるページのうち前記Nページ目よりも前のページの印刷を行っている状態で第2印刷ジョブの割り込みが指示され、前記ページ目よりも後のページの印刷に用いられるシートのうち既に搬送が開始されているシートがある場合は、前記Nページ目の印刷に用いられるシートの搬送が開始されていない場合であっても前記第2印刷ジョブに含まれるページの印刷を前記搬送が開始されているシートへの印刷よりも後に行うよう制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の印刷装置は、第1シート収納部と当該第1シート収納部よりもシート搬送に時間がかかる第2シート収納部を備え、シートに画像を印刷するための印刷ジョブを実行する印刷装置であって、第1印刷ジョブに含まれるNページ目の印刷に前記第1シート収納部に収納されたシートが使用され、前記第1印刷ジョブに含まれる前記Nページ目よりも後のページの印刷に前記第2シート収納部に収納されたシートが使用される場合に、前記Nページ目の印刷に使用されるシートよりも先に前記ページ目よりも後のページの印刷に使用されるシートの搬送を開始する搬送手段と、前記第1印刷ジョブに含まれるページのうち前記Nページ目よりも前のページの印刷を行っている状態で第2印刷ジョブの割り込みが指示され、前記ページ目よりも後のページの印刷に用いられるシートのうち既に搬送が開始されているシートがある場合は、前記Nページ目の印刷に用いられるシートの搬送が開始されていない場合であっても前記第2印刷ジョブに含まれるページの印刷を前記搬送が開始されているシートへの印刷よりも後に行うよう制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、先行ページの印刷に使用されるシートよりも先に後続ページの印刷に使用されるシートの搬送を開始することが可能な印刷装置において、割り込みジョブに含まれるページの印刷をより早く行えるようにすることができる。また、本発明によれば、先行ページの印刷に使用されるシートよりも先に後続ページの印刷に使用されるシートの搬送を開始することが可能な印刷装置において、被割り込みジョブに含まれるページの印刷順が割り込みジョブによって入れ替わってしまうことを防止することができる。
本発明の実施形態における画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態における画像形成装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施形態における操作部の構成を示す図である。 本発明の実施形態における処理の流れを説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施形態における処理の流れを説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施形態における処理の流れを説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施形態におけるシートの搬送状態を示す図である。 本発明の実施形態における処理の流れを説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施形態におけるシートの搬送状態を示す図である。 本発明の実施形態における給紙予約の状態を示す図である。 本発明の実施形態における給紙予約の状態を示す図である。 本発明の実施形態における処理の流れを説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施形態における制御例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における給紙予約の状態を示す図である。 本発明の実施形態における制御例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施形態に係る画像形成装置100の構成を示すブロック図である。
画像形成装置100は、リーダ装置(リーダ部)200、制御装置(制御部、あるいはコントローラ部)110、プリンタ装置(プリンタ部)300を備える。
リーダ装置200は、原稿給紙ユニット250と、スキャナユニット210を有する。原稿給紙ユニット250は、複数枚の原稿を1枚ずつ、スキャナユニット210まで搬送する。スキャナユニット210は、搬送された原稿の画像を読み取って画像データを生成する。また、スキャナユニット210は原稿台(図2のプラテンガラス211)を備え、原稿台にセットされた原稿の画像を読み取って画像データを生成することもできる。そして、スキャナユニット210は、生成された画像データを制御装置110に送信する。
制御装置110は、CPU120、画像メモリ130、操作部170、不揮発性メモリ140、RAM150、ROM160を備えている。制御装置110は、リーダ装置200やプリンタ装置300と電気的に接続されている。
CPU120は、画像形成装置100を統括的に制御する。RAM150は、CPU120の作業領域として機能する。ROM160は、CPU120によって読み出される各種プログラムを格納している。CPU120は、ROM160からプログラムを読み出し、読み出したプログラムを実行することによって各種処理を行う。ネットワークI/F部140は、画像形成装置100が外部装置と通信を行うために用いられる。例えば、CPU120は、ネットワークI/F部140を介して、外部のPCとの間で画像データやコマンドの送受信を行う。外部のPCとの接続の形態には、ネットワークあるいはUSBケーブル等がある。
操作部170は、液晶表示部とハードキーからなる。液晶表示部には画像形成装置100を操作するための操作画面や、画像データ、各種メッセージが表示される。また、液晶表示部にはタッチパネルが貼り付けられており、操作部170は、当該タッチパネルによってユーザからの指示を受付ける。
プリンタ装置300は、給紙カセット等のシート収納部510、給紙カセットから給紙ローラを用いてシートを給紙する給紙ユニット310、マーキングユニット320、排紙ユニット330、フィニッシャユニット500を有する。プリンタ装置300は、給紙ユニット310を使ってシート収納部510からシートを給紙し、給紙されたシートにマーキングユニット320によって画像を形成した後、当該シートを排紙ユニット330によって排紙する。フィニッシャユニット500は、排紙ユニット330によって排紙されるシートに対して必要に応じてステイプル処理やパンチ処理等の後処理を実行する。
このような画像形成装置100は、スキャナ機能、プリント機能、コピー機能、ボックス機能、データ送信機能を備える。スキャナ機能とは、リーダ装置200で読み取った原稿の画像に対応するデータをHDD130に格納する機能である。プリント機能とは、ネットワークI/F部140で受信した画像データに従って、画像をプリンタ装置300で印刷する機能である。コピー機能とは、リーダ装置200で読み取った原稿の画像をプリンタ装置300で印刷する機能である。ボックス機能とは、HDD130に格納された画像データに従って画像をプリンタ装置300で印刷する機能である。データ送信機能とは、リーダ装置200で読み取った原稿の画像データや、HDD130に記憶された画像データを、ネットワークI/F部140を介して外部装置に送信する機能である。画像形成装置100のCPU102は、これらの機能を用いた1つの処理を1つのジョブ(コピージョブやプリントジョブ)としてHDD130にて管理する。CPU102は、複数のジョブをHDD130に格納して管理することができ、HDD130に格納されたジョブを1つずつ順に実行していく。
図2は、画像形成装置100の構成を示す断面図である。画像形成装置100は、画像形成装置本体と、オプション装置として画像形成装置に接続可能な給紙デッキ400、給紙デッキ410、給紙デッキ420、フィニッシャユニット500とを備える。
原稿がユーザによってプラテンガラス211にセットされた場合、スキャナユニット210は、ランプ212を点灯し、光学ユニット213を移動させて原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラー214、215、216及びレンズ217を介してCCDイメージセンサ(以下CCDという)218へ導かれる。このように、走査された原稿の画像はCCD218によって読み取られる。
また、原稿は、原稿給紙ユニット250にセットされることもある。原稿給紙ユニット250に原稿がセットされた場合、スキャナユニット210は、原稿を1枚ずつ順にプラテンガラス211上へ搬送するよう制御する。搬送された原稿は、光学ユニット213によって露光走査され、原稿の画像はCCD218によって読み取られる。その後、原稿は排出トレイ219に排紙される。
なお、CCD218によって読み取られた画像は、画像データとして所定の処理が施された後、制御装置110へ転送される。
321はレーザドライバで、レーザ発光部322を駆動するものであり、制御装置110から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部322に発光させる。このレーザ光は感光ドラム323に照射され、感光ドラム323にはレーザ光に応じた潜像が形成される。この感光ドラム323の潜像の部分には現像器324によって現像剤(トナー)が付着される。
また、画像形成装置100は、シート収納部510として、それぞれ引き出し状の形状をした給紙カセット311、給紙カセット312、給紙カセット313、給紙カセット314を有している。また、画像形成装置100は、給紙デッキ400、給紙デッキ410、給紙デッキ420に接続されている。給紙デッキ400、給紙デッキ410、給紙デッキ420は、それぞれ3つの給紙カセットを有している。給紙デッキ400は401、402、403の給紙カセットを、給紙デッキ410は411、412、413の給紙カセットを、給紙デッキ420は421、422、423の給紙カセットを有している。ユーザは、それぞれ給紙カセットを引き出してシート(記録紙、用紙、記録媒体ともいう)を補給する。それぞれの給紙カセットは、異なるサイズのシート、または異なる種類のシートを収納することができる。それぞれの給紙カセットに収納されるシートのサイズ及び種類をユーザは操作部170を介して設定する。設定されたシートのサイズ及び種類は、CPU120によってHDD130に記憶されて管理される。
プリンタ装置300は、給紙カセット311、312、313、314、401、402、403、411、412、413、421、422、423のいずれかからシートを給紙し、給紙したシートを転写部325へシート搬送路331を介して搬送する。転写部325は、感光ドラム323に付着された現像剤をシートに転写する。現像剤の乗ったシートは搬送ベルト326によって、定着部327に搬送され、定着部327の熱と圧力により現像剤はシートに定着される。その後、定着部327を通過したシートは搬送路335及び搬送路334に搬送される。ここで、シートの印刷面を反転して排紙する場合、シートを搬送路336、搬送路338に導き、そこからシートを逆方向に搬送し、搬送路337、搬送路334を通して搬送する。
また、両面印刷するよう設定されている場合、シートは定着部327を通過したあと、搬送路336からフラッパ329によって搬送路333に導かれ、その後、逆方向に搬送され、フラッパ329によって、搬送路338、再給紙搬送路332へ導かれる。再給紙搬送路332へ導かれたシートは上述したタイミングで搬送路331を通り、転写部325へ搬送される。
片面印刷された場合も、両面印刷された場合も、搬送路334より排出されたシートはフィニッシャユニット500へ搬送される。
フィニッシャユニット500へ搬送されたシートは、まずバッファローラ501の方へ送られる。搬送されたシートは、必要に応じてバッファローラ501に巻きつけられてバッファリングされる。例えば、バッファローラ501より下流に位置するステイプルユニットによるステイプル処理等に時間がかかる場合に、このバッファローラ501を利用することによって画像形成装置100本体から搬送されるシートの搬送速度を制御することができる。
シートは、バッファローラ501を過ぎた後、上流排出ローラ対502、下流排出ローラ対503によって排紙トレイ507に排紙される。
なお、ステイプル処理を実行するよう設定されている場合、上流排出ローラ対502で搬送されシートの後端が上流排出ローラ対502に到達するころに、シートはローレットベルト504によって引き戻され、スタックトレイ505に一時的に積載される。そして、ステイプル処理が実行される所定の枚数分のシートがスタックトレイ505に積載された後、シートに対してステイプルユニット506によってステイプル処理が行われ、シートは下流排出ローラ対503によって排出トレイ507に排紙される。なお、シフトソートを実行するよう設定されている場合、シートは、スタックトレイ505に一時的に積載された後、不図示のシフト機構によって所定量だけ左右にずらされた状態で排出トレイ507に排紙される。シフトソートを実行することによって、排紙された印刷物の部の切れ目やジョブの切れ目を識別しやすくなる。
以下、図3を用いて操作部170の構成について説明する。図3に示すように、操作部170はLCDタッチパネル600を備える。LCDタッチパネル600は、コピー機能の操作画面やボックス機能、データ送信機能の操作画面を表示する。制御装置110は、LCDタッチパネル600に操作画面を表示し、表示された操作画面を介して、片面/両面や、縮小レイアウト等のジョブの設定をユーザから受付け、受付けた設定をRAM150またはHDD130に記憶する。また、制御装置110は、給紙カセットに収納されたシートのサイズや種類の設定もLCDタッチパネル600を介して受付け、受付けた設定をRAM150またはHDD130に記憶する。
テンキー601は、0〜9までの数値を入力するためのキーである。IDキー602は、装置が部門管理されている場合に部門番号やパスワードを入力する際に使用される。
リセットキー603は、設定されたモードをリセットするためのキーである。ガイドキー604は、各モードについての説明画面を表示するためのキーである。ユーザモードキー605は、ユーザモード画面に入るためのキーである。
割込みキー606は、実行中のジョブの実行を中断し、そのジョブを中断した状態で別ジョブを優先して実行するときに使用される。スタートキー607は、コピーやデータ送信等の各種動作をスタートさせるためのキーである。ストップキー608は、実行中のジョブを中止させるためのキーである。
ソフト電源スイッチ609は、LCD600のバックライトを消すためのキーである。節電キー610は、画像形成装置100を通常の消費電力状態よりも消費電力の低い節電状態に移行させるためのキーである。画像形成装置100が低消費電力状態にあるときに、節電キー610が再度押下されると、画像形成装置100は節電状態から復帰する。
調整キー614は、LCDタッチパネルのコントラストを調整するためのキーである。カウンタ確認キー615は、累積コピー枚数を表示させるためのキーである。実行/メモリLED616はジョブの実行中、画像メモリへの画像蓄積中を示すLEDである。エラーLED617は、ジャム、ドアオープン等装置がエラー状態にあることを示すLEDである。電源LED618は、画像形成装置100の主電源がONになっていることを示すLEDになっている。
図4は、図1に示した制御装置110とプリンタ装置300との間の通信シーケンスを示す模式図である。図4では、1枚のシートに画像の印刷を行う際のシーケンス図である。なお、制御装置110の処理は、制御装置110のCPU120がROM160に格納されたプログラムを実行することによって実現される。一方、プリンタ装置300の処理は、プリンタ装置300のCPU301が、メモリ302に格納されたプログラムを実行することによって実現される。
まず、制御装置110は、受付けたジョブを解析し、給紙すべき1枚のシートの解析が終了した段階で、プリンタ装置300に対して印字予約4001(給紙予約または印刷予約ともいう)を発行する。例えば、リーダ装置200で読み取った原稿の画像をプリンタ装置300で印刷するコピージョブを実行する場合、制御装置110は、リーダ装置200で読み取られた原稿のページ数と、操作部170で設定された設定値に従って印字予約4001を発行する。
例えば、操作部170によって片面印刷で且つ1in1(縮小レイアウトなし)で印刷するよう設定されている場合、1ページの画像を読み取ったことに従って1枚のシートが印刷される。そのため、制御装置100は、リーダ装置200によって1ページ(1枚)の原稿を読み取ったことを条件に、印字予約4001をプリンタ装置300に対して発行する。
また、操作部170によって片面印刷で且つ2in1で印刷するよう設定されている場合、2ページの画像を読み取ったことに従って1枚のシートを給紙して印刷する。そのため、制御装置100は、リーダ装置200によって2ページ(2枚)の原稿を読み取ったことを条件に、印字予約4001をプリンタ装置300に対して発行する。
一方、制御装置110は、外部装置からネットワークI/F部140を介して受信した印刷データを印刷するプリント機能によりジョブを実行する場合、受信した印刷データを解析しつつ、印刷データを展開(RIP)することによって画像データを生成する。制御装置110は、印刷データを解析することによって印刷データのレイアウト情報を識別する。このレイアウト情報には、外部のPCで設定された片面/両面の指定や、縮小レイアウト(1in1、2in1)等の指定が含まれる。また、制御装置110は印刷データを展開し、生成される画像データに従って、印刷すべき画像データのページを特定する。
そして制御装置110は、識別したレイアウト情報と、特定されたページに従って印字予約4001をプリンタ装置300に発行する。制御装置110は、片面で且つ1in1で印刷する場合、1ページの画像データを生成し終わったことに従って印字予約4001をプリンタ装置300に発行する。また、制御装置110は、片面印刷で且つ2in1で印刷するよう設定されている場合、2ページの画像を生成し終わったことに従って印字予約4001をプリンタ装置300に発行する。
コピー機能の場合もプリンタ機能の場合も、制御装置110は、1枚のシートを給紙することが確定した場合に、当該シートに対応する印字予約4001をプリンタ装置300に発行する。
この印字予約4001には、給紙すべきシートを、給紙カセット311〜314,401〜403,411〜413,421〜423のいずれから給紙すべきかを示す情報が含まれる。また、シフトソートモードが指定されている場合にはシフト位置を示す情報が印字予約4001に含まれる。さらに、ステイプルソートモードが指定されている場合には、ステイプルする旨の通知と、ステイプル位置(左上、左下、右上、右下)を示す情報が印字予約4001に含まれる。また、給紙すべきシートが、部またはジョブの最後のシートである場合には、その旨を示す情報が印字予約4001に含まれる。
制御装置110は、このような印字予約を、受付けたジョブの全ページの解析が完了するまで繰り返して行う。
プリンタ装置300は、この印字予約4001を受信すると、プリンタ装置110のCPU301は受信した印字予約4001をメモリ302に存在する予約キューに格納する。既に予約キューに別の印字予約が格納されている場合、制御装置110は、格納済みの印字予約に続く形で印字予約を格納する。このように予約キューに格納された印字予約は格納された順番に管理される。プリンタ装置300は、この予約キューに格納された印字予約に従って、シートの給紙スケジュールを立てる。ただし、実際にシートが給紙される順番は、予約キューに格納された順の通りとは限らない。印字予約で指定される各シートを給紙する給紙カセットから転写部325までの距離に従って、プリンタ装置300は、シートを実際に給紙するタイミングを決定する。
この予約キューは、同様のものが制御装置110のRAM150でも管理されている。制御装置110は、その予約キューによって、プリンタ装置300に対して、どのような順番で印字予約を出し、どこまでシートが給紙されたかを管理している。制御装置110で管理される予約キューと、プリンタ装置300で管理される予約キューは同じ内容が管理されるように、制御装置110とプリンタ装置300との間でコマンドがやり取りされる。
プリンタ装置300は、シート搬送路上のジャムや、トナー切れ等のエラーが発生しておらず、次のシートの印字予約を受付けられる場合、印字予約ステータス4002を制御装置110に通知する。
プリンタ装置300は、予約キューに格納された印字予約4001に含まれる情報に従って、印字予約4001に対応するシートを、どのシート収納部から給紙すればよいかを判断する。そして、プリンタ装置300は、搬送されるシートとシートの間隔が極力短くなるようにシートの搬送タイミングを決定し、シートを搬送するよう制御する。例えば、プリンタ装置300が、給紙カセット311と、給紙カセット423からシートを給紙する場合を考える。この場合、プリンタ装置300は、給紙カセット311からシートを給紙した後、そのシートが実際に給紙されてから、給紙カセット423からの給紙を開始するとシートとシートの間隔が大きく開いてしまう。そこで、プリンタ装置300は、給紙カセット311からシートを給紙した後、そのシートがシート搬送路331まで搬送された際に、そのシートと、給紙カセット423から給紙された次のシートが所定の間隔となるように制御する。つまり、プリンタ装置300は、給紙カセット311からシートを実際に給紙するより早くに、給紙カセット423からシートを給紙する。この所定の間隔を、転写部325において連続してシートに画像を転写できる最短間隔に設定すると印刷速度を向上させることができる。
そして、プリンタ装置300は、印字予約4001で指定されたシートを給紙した時点で、当該印字予約4001に対応する給紙通知4003を制御装置110に通知する。
制御装置110は、給紙通知4003を受信すると、印字予約4001に対応するシートが搬送され、そのシートに画像を転写するために、感光ドラム323に現像剤(トナー)を載せるタイミングで、印字実行要求4004をプリンタ装置300に対して発行する。その後、制御装置110は、生成された画像データをプリンタ装置300に送信する。
プリンタ装置300は、印字実行予約4004を受信した後、画像データとハード信号同期4005を制御装置110から受信し、受信した画像データに従って感光ドラム323に現像剤(トナー)を載せる。その後、感光ドラム323に載せられたと現像剤(トナー)は、搬送されるシートに転写される。シートは、現像剤(トナー)が転写された後、定着部327によって定着される。このようにシートへの画像形成が行われる。
プリンタ装置300は、画像が形成されたシートが片面印刷すべきシートである場合にはシートを機外に排出するタイミングで制御装置110に印字結果ステータス4006を送信する。また、プリンタ装置300は、画像が形成されたシートが両面印刷すべきシートである場合には、片面印刷されたシートを搬送路333に搬送したタイミングで、制御装置110に印字結果ステータス4006を送信する。印字結果ステータス4006を制御装置110に送信する際に、その印字結果ステータス4006に対応する印字予約4001をメモリ302の予約キューから削除する。
なお、制御装置110側でも、印字結果ステータス4006を受信すると、印字結果ステータス4006に対応する印字予約4001をRAM150の予約キューから削除する。
以上が、1枚のシートに画像の印刷を行う際のシーケンスである。
次に、図5を用いて、1枚のシートの印字予約を取り消す場合のシーケンスを説明する。図5は、制御装置110とプリンタ装置300との間のシーケンスを示す模式図である。なお、制御装置110の処理は、制御装置110のCPU120がROM160に格納されたプログラムを実行することによって実現される。一方、プリンタ装置300の処理は、プリンタ装置300のCPU301が、メモリ302に格納されたプログラムを実行することによって実現される。
印字予約4001と、印字予約ステータス4002については、図4を用いて説明した処理と同様であるため、詳しい説明を省略する。
その後、印字予約4001に対応するシートの印刷を取り消す必要が出た場合、制御装置110は、印字取り消し4011をプリンタ装置300に対して発行する。
プリンタ装置300は、印字取り消し4011を受信すると、印字取り消し4011で示される印字予約4001で指定されたシートが既に給紙されているか否かを判定する。そのシートが既に給紙されている場合、プリンタ装置300は、当該シートの給紙を指定する印字予約4001を取り消すことができないため、印字取り消しステータス4012として印字取り消し失敗を制御装置110に通知する。印字取り消し失敗の通知を受けた制御装置110は、図4に示す印字実行要求4004を発行し、そのシートの印字シーケンスを継続する。
一方、プリンタ装置300は、印字取り消し4011を受信した時点で、印字予約4001で指定されたシートを給紙していない場合、メモリ302に格納された印字予約4001を解除する。具体的に、プリンタ装置300は、印字予約4001で指定されたシートの給紙をしないよう制御する。そして、プリンタ装置300は、印字取り消しステータス4012によって、印字取り消し成功を制御装置110に通知する。印字取り消し成功を受けた制御装置110は、そのシートの印字シーケンスを中断する。この場合、印字予約4001で指定されたシートは給紙されない。
次に、図6を用いて、7枚のシートに画像の印刷を行う際のシーケンス図を示す。図6も、図4や図5と同様に、制御装置110の処理は、制御装置110のCPU120がROM160に格納されたプログラムを実行することによって実現される。一方、プリンタ装置300の処理は、プリンタ装置300のCPU301が、メモリ302に格納されたプログラムを実行することによって実現される。
左から順に、1枚目のシート6100〜7枚目のシート6700の給紙のシーケンスを示している。なお、1枚目のシート6100、3枚目のシート6300は給紙カセット311から給紙され、それ以外のシートは給紙カセット423から給紙される場合を示している。
この給紙カセット311から転写部325のシート搬送路は、画像形成装置100が有する給紙カセットの中では最も短い。一方、給紙カセット423から転写部325までのシート搬送路は、画像形成装置100が有するシート搬送路の中では最も長い。
このように転写部325までのシート搬送路が短い給紙カセットと、転写部325までのシート搬送路が長い給紙カセットとを用いた印刷を実行する場合、プリンタ装置300による給紙は図6に示すように実行される。
まず、1枚目のシート6100を給紙するために、制御装置110とプリンタ装置300は図4で示したシーケンスを実行する。つまり印字予約6101、印字予約ステータス6102、給紙通知6103、印字実行要求6104、画像データ転送・ハード信号同期6105、印字結果ステータス6106のコマンドのやり取りを行う。以下、2〜7枚目のシートのためのシーケンスも1枚目のシートのためのシーケンスと同様であるため説明を省略する。
まず、プリンタ装置300は、1枚目のシート6100を給紙する。
次に、制御装置100は、1枚目のシート6100に対する印字予約ステータス6102をプリンタ装置300から受信したことに従って、次のシート6200の印字予約6201をプリンタ装置300に対して送信する。
破線6901で示すように、制御装置110は、1枚目のシート6100の印字予約ステータス6102を受信した後に、2枚目のシート6200の印字予約6201をプリンタ装置300に発行する。以下、同様に、2枚目のシートから7枚目のシートまで、シートごとに制御装置110は、印字予約の送信と、印字予約ステータスの受信を繰り返す。破線6902〜6906は、それぞれ、次のシートの印字予約が、前のシートの印字予約ステータスの後に送信されていることを示している。
2枚目のシート6200は、給紙カセット423から給紙される。転写部325と給紙カセット423間に他のシートは存在せず、更に転写部325と給紙カセット423間のシート搬送路が長いため、プリンタ装置300は2枚目のシート6200の給紙を直ちに実行し、給紙通知6203を制御装置110に通知する。
3枚目のシート6300は、給紙カセット311から給紙される。3枚目のシート6300は、そのシートに形成される画像データの準備ができていたとしても、すぐには給紙されない。なぜならば、給紙カセット423から給紙されるシートを追い越して転写部325に到達した場合、排紙されるシートの順番がユーザの意図しない順番となってしまうため、3枚目のシート6300は2枚目のシート6200を追い越せないからである。そのため、プリンタ装置300は、給紙カセット423から給紙した2枚目のシート6200を転写部325に導入した後、2枚目のシート6200と所定の間隔を空けて3枚目のシート6300が転写部325に導入されるように3枚目のシート6300を給紙する。
4枚目のシート6400は、3枚目のシート6300が実際に給紙されてから給紙されるのではなく、3枚目のシートが給紙されるより前に先行給紙される。それによって4枚目のシート6400と、3枚目のシート6300との間隔が必要以上に大きくなることを防ぐことができる。4枚目のシート6400は、3枚目のシート6300がシートの合流部355を過ぎた後であれば、3枚目のシート6300と所定の間隔を置いてシートの合流部355に導くことができる。また、給紙カセット423から転写部325の搬送路は長いため、プリンタ装置300は、4枚目のシートを、3枚目のシートがシートの合流部355を過ぎるまで、給紙カセット423からシートの合流部355までの間で滞留させてもよい。
5〜6枚目のシートは、4枚目のシート6400に引き続き、4枚目のシートと所定の間隔を開けて給紙カセット423から給紙される。給紙カセット423から転写部325の搬送路は長いため、プリンタ装置300は、4枚目のシートを滞留させている間、4枚目のシート6400より上流側で、5枚目〜6枚目のシートを滞留させておくようにしてもよい。
なお、7枚目のシート6700に対する印字予約6701を受けたプリンタ装置300は、破線6908で示されるように、すぐに印字予約ステータス6702を制御装置110に通知しない。プリンタ装置300は、印字予約ステータス6702を、1枚目のシート6100の印字結果ステータス6106を通知した後に通知する。これにより、必要以上に印字予約をプリンタ装置300が受けることがないように制限をかけることができる。つまり、図6の例は、プリンタ装置300が、6枚分のシートの印字予約を受付けることができる場合を示している。
図7は、図6に示したシーケンスのうち、破線6907時点におけるシートの搬送状態を示している。なお、破線6907は、6枚目のシート6600の給紙を実行したプリンタ装置300から給紙通知6603を制御装置110が受けた時点の図である。また、太線6100〜6700はシートを示している。
1枚目のシート6100は、転写部325からカセット311間の搬送路に滞留している。
2枚目のシート6200は、転写部325からカセット423間の搬送路のうち、給紙デッキ400の搬送路上に滞留している。
3枚目のシート6300は、給紙カセット311からまだ給紙されていない。
4枚目のシート6400は、3枚目のシートより早く給紙され、転写部325からカセット423間の搬送路のうち、2枚目のシート6200の滞留位置より上流の給紙デッキ410の搬送路上に滞留している。
5枚目のシート6500は転写部325からカセット423間の搬送路のうち、4枚目のシート6400の滞留位置より上流の給紙デッキ420の搬送路上に滞留している。
6枚目のシート6600は転写部325からカセット423間の搬送路のうち、5枚目のシート6500の滞留位置より更に上流の給紙デッキ420の搬送路上に滞留している。
7枚目のシート6700は、プリンタ装置300は、給紙カセット423から給紙されていない。
このように転写部325から給紙カセット311のようにシート搬送路の短い構成と、転写部325から給紙カセット423のようにシート搬送路の長い構成が組み合わさった場合、上述のように制御することで、搬送されるシートの間隔を短くすることができる。例えば、給紙カセット311からシート(3枚目のシート)の次のシート(4枚目のシート)を給紙カセット423から給紙する場合を考える。この場合に、給紙カセット311からシート(3枚目のシート)を給紙してから次のシート(4枚目のシート)を給紙すると、シート(3枚目のシート)とシート(4枚目のシート)との間に大きな間隔が開いてしまう。しかしながら、上述のようにプリンタ装置300が、予め複数の印字予約を受付け、給紙するシートをスケジュールすることによって、シートとシートとの間隔を詰めて印刷を行うことができ、印刷のパフォーマンスを向上させることができる。
次に、このような画像形成装置100にて、7枚のシートを全て給紙カセット311から給紙する例について図8を用いて説明する。図8も、図4や図5と同様に、制御装置110の処理は、制御装置110のCPU120がROM160に格納されたプログラムを実行することによって実現される。一方、プリンタ装置300の処理は、プリンタ装置300のCPU301が、メモリ302に格納されたプログラムを実行することによって実現される。
1枚目のシート8100を給紙した時点で転写部325から給紙カセット311間の搬送路に1枚目のシート8100が滞留することになるため、後続のシート8200、8300、8400、8500、8600、8700をすぐに給紙することができない。
このような場合にも、プリンタ装置300は後続のシートの印字予約を受付けるために、印字予約を受付けるごとに印字予約ステータスを制御装置110に通知する。これは、後続のシートが、転写部325からのシート搬送路が長い給紙カセット423から給紙する可能性があり、そのようなシートを早く給紙するために後続のシートの印字予約をいち早く受付ける必要があるからである。
そのため、プリンタ装置300は、制御装置110から、1枚目〜6枚目のシートの印字予約を受付ける。図8に示すように、6枚目のシート8600の印字予約ステータス8602をプリンタ装置300が制御装置110に通知した時点では、2枚目から6枚目のシート8200、8300、8400、8500、8600の実際の給紙はまだ行われていない。
図9は、図8に示した複数枚のシートのシーケンスのうち破線8905時点のシートの搬送状態を示した図である。
1枚目のシート8100は転写部325からカセット311間の搬送路に滞留している。
2枚目から6枚目のシート8200、8300、8400、8500、8600は、給紙カセット311から給紙される予定のシートである。しかしながら、給紙カセット311からシートを給紙しようにも、転写部325から給紙カセット311間のシート搬送路に1枚目のシート8100が存在するため、すぐには給紙できない。
なお、7枚目のシート8700は、制御装置110から印字予約8701がまだ発行されていないため、給紙カセット311からの給紙は行われていない。
以上、図6〜図8を用いて説明したように、転写部325までの距離が長い給紙カセット423と、転写部325までの距離が短い給紙カセット311を備える画像形成装置100で、印字予約を管理することでシートの間隔を詰めることができる。
具体的に、プリンタ装置300は、給紙すべきシートに対応する印字予約を受付けると、そのシートを実際に給紙するまで、印字予約を予約キューに入れて管理しておく。そして、プリンタ装置300は、予約キューに入れられた印字予約に含まれる情報に従って、シートの給紙スケジュールを行う。
しかしながら、このような画像形成装置100にて、割込み指定がされたジョブ(割込みジョブ)を受付けた場合に、割込み指定がされたジョブを実行することによって印刷されるシートの出力が遅くなることがある。
なお、割込み指定は、ユーザによって割込みキー606が押されることによって指定される。割込みキー606が押された状態で、スタートキー607によってジョブの実行指示がなされると、制御装置110は、その時点で実行中のジョブの解析、及び画像データ生成を中断し、割込み指定されたジョブを、中断したジョブに優先して実行するよう制御する。割込みジョブが投入されると、制御装置110は、割り込まれたジョブ(被割込みジョブ)の解析を中断するので、被割込みジョブの印字予約はそれ以上予約キューに投入されなくなる。この被割込みジョブは、外部のPCから投入されたプリントジョブであっても、リーダ装置110によって読み取りが完了したコピージョブであってもよい。制御装置110は、実行中のジョブを中断した後、割込みジョブ用の原稿の画像をリーダ部200によって読み取り、画像データをHDD130に格納する。そして、制御装置110は、HDD130に格納された画像データに従って画像をプリンタ装置300によって印刷する。この割込みジョブを実行することによって、ユーザは、割込み指定されたジョブに対応する印刷物を、実行中のジョブあるいは実行待ちの先行ジョブの全ページの画像の印刷が終わるのを待つことなく手に入れることができる。なお、ここでは画像形成装置100の操作部170に設けられた割込みキー606が押された場合について説明するが、外部のPCの表示部に、割込みキー606と同様のキーを設け、外部装置から送信する印刷データを割込み指定して印刷する場合に用いてもよい。
ただ、従来は、割込みジョブの実行が指示された時点で、既に印字予約されたシートについては、そのまま印刷されるので、ユーザは、印字予約がされたシートが全て印刷されてからでなければ、割込みジョブに対応する印刷物を手に入れることができなかった。この場合、割込みジョブの実行指示がされてから割込みジョブに対応する印刷物が印刷されるまでの時間は、予約キューに格納された印字予約の数が増加するほど増大してしまう。そのため、急ぎで印刷物を手に入れたくて割込み指定をしているユーザが、割込みジョブを実行することによって印刷される印刷物を手に入れるまでの時間が長くなってしまう。
図8、図9で説明した例のように、プリンタ装置300は、印字予約が予約キューに格納されているが、まだ実際に給紙されていないシートの数が多い場合、割込みジョブの実行指示がされてから、割込みジョブに対応する印刷物が印刷されるまでに時間がかかる。
その状況について図10を用いて説明する。図10は、プリンタ装置300のメモリ302に格納された予約キューの状態を示す図である。
被割込みジョブとして1枚目から6枚目のシートの印字予約8100〜8600が予約キューに格納されているとする。まだ、1枚目から6枚目のシートは実際に給紙されていないものとする。
この状態でユーザが割込みジョブの実行指示をすると、制御装置110は、割込みジョブの実行指示がされたことを認識し、割込みジョブのための印字予約8700をプリンタ装置300に発行する。
しかしながら、印字予約8700が発行された時点で予約キューには、被割込みジョブの印字予約8100〜8600が既に格納されている。そのため、これらの印字予約で指定されたシートの給紙が完了した後でなければ、印字予約8700で指定されたシートの給紙を実行できなかった。
そのため、本実施形態では、図5で示す方法を使って、制御装置110は、割込みジョブを受付けた場合に、プリンタ装置300の予約キューに格納されている印字予約を取り消して割込みジョブの印字予約を行う。
その処理の例について、図11を用いて説明する。図11は、プリンタ装置300のメモリ302に格納された予約キューの状態と、新たな割込みジョブのシートの印字予約を示す図である。
図11(a)では、被割込みジョブとして1枚目から6枚目のシートの印字予約12100〜12600が発行され、予約キューに格納されている。この状態で、制御装置110は、割込みジョブの実行指示を受付け、新たな割込みジョブのシートの印字予約12700をRAM150に生成し、プリンタ装置300に発行しようとする。
ここで、制御装置110は、プリンタ装置300に、被割込みジョブにおける最後のシートの印字予約から取り消すよう指示する。
図11(b)では、被割込みジョブの最後のシートである6枚目のシートの印字予約12600を取り消した状況を示している。このように、被割込みジョブの最後のシートから印字予約を取り消す理由は、被割込みジョブの印刷物の間のシートが欠けてしまうことを防ぐためである。転写部325からの搬送路の長さが短い給紙カセットと、長い給紙カセットからシートを給紙する場合に、印字予約と実際の給紙の順番が異なるため、被割込みジョブの最後のシートから印字予約を取り消す。たとえば図6に示したように1枚目のシート6100、3枚目のシート6300は給紙カセット311から給紙し、それ以外の2,4,5,6,7は給紙カセット423から給紙した場合、破線6907の時点では3枚目のシート6300の給紙は行われていない。
この状態で、仮に先頭から印字予約を取り消すと、3枚目のシートだけ印字予約の取り消しが成功し、4〜6枚目のシートの印字予約の取り消しが失敗する可能性がある。その結果、1〜2枚目のシートの次に、4〜6枚目のシートの印刷が実行され、それぞれのシートが順番に排紙されるため、印刷物の途中のシートが欠けてしまうことになる。このように印刷物の間のシートが欠けることを防ぐために、後続のシートの印字予約から取り消しを行う。
印字予約の取り消しを行うとき、プリンタ装置300は、取り消した印字予約の情報を予約キューとは別に設けられたメモリ302の領域に退避させておく。この退避された印字予約の情報は、割込みジョブの印字予約の後に、被割込みジョブのシートの印字予約を行うために用いられる。
そして、プリンタ装置110は、被割込みジョブの最後のシートの印字予約を取り消し、取り消しに成功すると、取り消し後の状態で、新たに最後となるシートの印字予約の印字取り消しを行う。印字予約の取り消しを受付けたプリンタ装置300は、実際に給紙されていないシートの印字予約を取り消すことはできるが、既に実際の給紙が行われたシートに関しては印字予約の取り消しは行えない。
そのため、プリンタ装置300は、被割込みジョブの3枚目のシートが実際に給紙された後に印字取り消し命令を制御装置110から受信した場合に、印字取り消しステータスで取り消しに失敗したことを制御装置110に通知する。
図11(c)は、被割込みジョブのシートの印字予約が後ろから順に取り消され、被割込みジョブにおける3枚目のシートの印字予約12300の取り消しに失敗した状況を示している。
図11(d)では、被割込みジョブにおけるシートの印字予約取り消しが終わった時点で、制御装置110が、プリンタ装置300に割込みジョブのシートの印字予約12700を発行したことを示している。これにより、被割込みジョブにおける3枚目のシートの後に、割込みジョブのシートが出力される。
そして、図11(e)では、割込みジョブの実行が完了した後に、再度被割込みジョブのシートの印刷を再開するために、退避しておいた被割込みジョブの印字予約12400、12500、12600が再度投入された予約キューの状態を示している。プリンタ装置300は、割込みジョブのシートの印字予約12700を発行した後に、先ほど印字予約を取り消した被割り込みジョブのシート12400、12500、12600のシートの印字予約を投入する。更に被割込みジョブが6枚以上存在するのであれば、それ以降のシートの印字予約を制御装置110はプリンタ装置300に対して発行する。
次に、図12を用いて、制御装置110が割込みジョブの実行指示を受付けた場合に、予約キューに格納された印字予約を取り消す制御を制御装置110とプリンタ装置300間のシーケンスを用いて説明する。図12に示す制御装置110の処理は、制御装置110のCPU120がROM160に格納されたプログラムを実行することによって実現される。一方、プリンタ装置300の処理は、プリンタ装置300のCPU301が、メモリ302に格納されたプログラムを実行することによって実現される。
破線12910の時点が、図11(a)に相当するタイミングである。つまり、制御装置110が、プリンタ装置300から6枚目のシート12600の印字予約ステータス12602を受け取った後に、割込みジョブの実行指示を受付けたタイミングである。
割込みジョブの実行指示を受付けた時点で、制御装置110はプリンタ装置300に対して、被割込みジョブの最後のシートの印字予約12600に対する印字取り消し12611を発行する。プリンタ装置300は、印字予約12600に対応するシートの給紙をまだ実行していないため、印字予約を取り消すことができる。プリンタ装置300は、印字予約の取り消しに成功したことを、印字取り消しステータスOK12612として制御装置110に通知する。
印字予約12600の印字取り消しステータスOK12612を受け取った制御装置110は、被割込みジョブの、次の最後のシートの印字予約12500の印字取り消し12511を発行する。
プリンタ装置300は印字予約12500で指定されるシートの給紙をまだ実行していないため、印字予約を取り消すことに成功したということを、印字取り消しステータスOK12512として制御装置110に通知する。
プリンタ装置300は、印字予約12400で指定されるシートについても、制御装置110から印字取り消し12411を受け取り、印字予約12500で指定されるシートと同様に印字取り消しステータスOK12412を制御装置110に通知する。
印字取り消しステータスOK12412を受け取った制御装置110は、被割込みジョブの次の最後のシートの印字予約12300の印字取り消し12311を発行する。プリンタ装置300は、シート12300は給紙済みであるため、印字予約を取り消せない。そのため、プリンタ装置300は、印字取り消しに失敗したということを、印字取り消しステータスNG12312として制御装置110に通知する。
シート12300の印字取り消しステータスNG12312を受け取った制御装置110は、印字予約取り消しに失敗したことを判断して3枚目のシートの印字動作を継続する。具体的に、制御装置110は、シート12300の印字実行要求12304を発行し、3以下通常の印字シーケンスを継続する。
それと同時に、制御装置110は、被割込みジョブの印字予約取り消しをこれ以上できないと判断する。そのため、制御装置110は、割込みジョブのシート12700の印字予約12701をプリンタ装置300に発行し、割込みジョブを実行する。
次に、図13を用いて、本実施形態における制御装置110の処理手順を説明する。なお、図13のフローチャートに示す各ステップは、制御装置110のCPU120が、ROM160に格納されたプログラムを読み出して実行することによって実現される。
まずS13001で、制御装置110はジョブを受信する。ここで受信されるジョブには、コピー機能を用いるコピージョブや、プリント機能を用いるプリントジョブがある。
次に、S13002で、制御装置110は、受信したジョブに割込み指定があるか否かを判定する。例えば、コピー機能を用いるジョブの場合、制御装置110は、割込みキー606が押された状態でスタートキー607が押された場合に、受信したジョブに割込み指定が有ると判定する。一方、制御装置110は、割込みキー606が押されていない状態でスタートキー607が押された場合に、受信したジョブに割込み指定がないと判定する。S13002で、割込み指定がされていると判定した場合、S13003に処理を進め、割込み指定がされていないと判定した場合、S13010に処理を進める。一方、プリント機能を用いるジョブの場合、制御装置110は、受信した印刷データの印刷設定に、割込み指定があるか否かを判定すればよい。この場合にも、制御装置110は、受信した印刷データに割込み指定の設定が有れば、S13003に処理を進め、割込み指定の設定がなければ、S13010に処理を進める。
S13010で、制御装置110は、これから投入するジョブより先に画像形成装置110に投入されている先行ジョブがあるか否かを判定する。具体的に、制御装置110は、先行ジョブのための印字予約が予約キューに格納されているか否かを判定し、印字予約が予約キューに格納されていると判定した場合に、先行ジョブがあると判定する。先行ジョブがある場合、制御装置110は、S13011に処理を進め、予約キューに格納された印字予約の最後に印字予約をするよう指示する。一方、先行ジョブがない場合、制御装置110は、S13012に処理を進め、印字予約を発行するよう制御する。この場合、割込み指定はないため、プリンタ装置300は、受付けた印字予約を予約キューに投入し、予約キューに投入された印字予約に従ってシートを給紙し、画像を印刷する。
S13003で、制御装置110は、割込みジョブより先に画像形成装置110に投入されている被割込みジョブがあるか否かを判定する。もし、被割り込みジョブが存在する場合にはステップS13004に、被割込みジョブが存在しない場合にはステップS13009に処理を進める。
S13009に処理を進めた場合、制御装置110は、プリンタ装置300に対して印字予約を発行する。ここでは、予約キューに印字予約がない状態なので、制御装置110は、割込みの指定がされたジョブの印字予約をプリンタ装置300に発行し、プリンタ装置300は、受付けた印字予約を予約キューに投入する。プリンタ装置300は、予約キューに投入された印字予約に従ってシートを給紙し、画像を印刷する。
一方、S13004に処理を進めた場合、制御装置110は、被割込みジョブの印字予約済みのシートのうち、最後のシートに対する印字取り消し命令をプリンタ装置300に発行する。
S13005で、制御装置110はS13004で発行した印字取り消し命令に対する印字取り消しステータスがプリンタ装置300から通知されるのを待ち、ステップS13006に進む。
S13007で、制御装置110はS13004でプリンタ装置300から受けた印字取り消しステータスの結果を判断する。印字取り消しが成功したと判定した場合、制御装置110は、S13004に処理を進め、印字取り消しが失敗したと判定した場合にはS13007に処理を進める。
S13007で、制御装置110は、割込みジョブに対応するシートの印字予約をプリンタ装置300に発行する。
S13008で、制御装置110は、割込み指定されたジョブの印字予約の後に、被割込みジョブの印字予約をするよう指示し、処理を終了する。
以上に説明した制御方法により、シートの印字予約を行う画像形成装置で、ユーザから割込みジョブの実行指示を受付けた場合に、すばやく割込みジョブを実行することができる。具体的には、制御装置110が、割込み指定されたジョブを受付けた場合に、プリンタ装置300が実際に給紙を行っていない印字予約を取り消すことによって割込みジョブの実行を早めることができる。それによって、ユーザは、割込みジョブの印刷物をすばやく手に入れることができる。
〔第2の実施の形態〕
次に第2の実施の形態について説明する。第1の実施形態では、割込み指定されたジョブを受付けた場合に、被割込みジョブの印字予約を解除して、割込み指定されたジョブの印字予約を行う例について説明した。
第2の実施形態では、それに加えて、被割込みジョブが、ステイプルするよう指定されたジョブである場合の制御について説明する。
実行中のステイプルジョブに対して、割込みジョブを実行した場合には、適切なタイミングで割込みジョブを実行する必要がある。つまり、ステイプル束の途中で割込みジョブが実行されると、割込みジョブの印刷物が被割込みジョブの印刷物の間に混じってしまい、正しくステイプルされなくなってしまう。
その状況について図14を用いて説明する。
図14(a)では、被割込みジョブとして1枚目から6枚目のシート12100〜12600の印字予約が発行され、予約キューに格納されている。ここで、被割込みジョブはステイプルジョブであり、1枚目から6枚目のシート12100〜12600が、1束の印刷物としてステイプルされるよう指定されている。この場合、6枚目のシート12600の印字予約には、スタックトレイ505に排紙されたシート束のステイプル処理を行うことを示す情報と、ステイプル処理の実行後に排出トレイ507にシート束を排紙するための排紙要求が含まれている。
割込みジョブに対応する印刷物が被割込みジョブに対応する印刷物に混ざるため、1枚目から6枚目のシート12100〜12600の途中で割込みジョブのシートの印字予約を発行することはできない。
仮に、1枚目から6枚目のシート12100〜12600の途中で割込みジョブのシートの印字予約を発行した場合の状況を図14(b)に示す。図14(b)では、第1の実施形態と同様に割込みジョブの投入時に被割込みジョブの印字予約を取り消した場合の予約キューの状況を示している。被割込みジョブに対して発行済みの印字予約を取り消すと、本来意図した割込み位置ではないところに、割込みジョブのシートの印字予約が発行されてしまうため、割込ジョブが被割込みジョブに対応するシートに混じって出力されてしまう。
第2の実施形態では、このように、割込みジョブに対応する印刷物が出力されるまでの時間を短縮しつつ、割込みジョブに対応する印刷物が、被割込みジョブに対応する印刷物に混じって出力されることを抑制する方法を説明する。
図15を用いて第2の実施形態における制御装置110の処理手順を説明する。図15のフローチャートに示す各ステップは、CPU120がROM160に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって実現される。
第1の実施形態における処理と異なるのは、S13003以降の処理であるため、S13003以降の処理について説明する。
第2の実施形態では、図13に示すS13003で、制御装置110は、割込みジョブより先に画像形成装置110に投入されている被割込みジョブがあると判定された場合にS14001に処理を進めるところから処理が始まる。
S14001で、制御装置110は、被割込みジョブはステイプルするよう指定されているか否かを判定する。ステイプルするよう指定されていない場合、制御装置110は、S13004に処理を進める。S13004〜S13006における処理は、第1の実施形態で説明した処理と同様であるため、詳しい説明を省略する。
一方、ステイプルするよう指定されていると判定した場合、制御装置110は、S14002に処理を進める。S14002に処理を進めた場合、制御装置110は、被割込みジョブは投入中か否かを判定する。制御装置110は、被割り込みジョブが投入中であると判定した場合、S14003に処理を進め、被割込みジョブが投入中ではない(既に投入済みである)と判定した場合、S14007に処理を進める。
S14007で、制御装置110は、被割込みジョブの印字予約の後に割込み指定されたジョブの印字予約をするよう指示し、図13に示すS13007に処理を進める。
S14003で、制御装置110は被割込みジョブの最後の印字予約のシートはステイプルの切れ目であるか否かを判定する。ステイプルの切れ目でないと判定した場合には、S14006に処理を進める。S14006で、制御装置110は、投入中の被割込みジョブの印字予約を継続して行う。一方、ステイプルの切れ目であると判定した場合、S14004に処理を進める。
S14004で、制御装置110は、被割込みジョブの印字予約をプリンタ装置に発行する。S14005で、制御装置110は、プリンタ装置300から印字予約ステータスが通知されるのを待ち、印字予約ステータスを受信した場合に、図13に示すS13007に処理を進める。
以上のように制御することにより、実際に給紙を行っていない印字予約を取り消すことによって、割込みジョブの実行を早めることができる。それによって、ユーザは、割込みジョブの印刷物をすばやく手に入れることができる。さらに、ステイプルジョブに対する割込ジョブに対しても、被割込みジョブに対応する印刷物に混じることがなくなり、適切な印刷物を提供することが可能となる。
なお、上述した実施形態では、制御装置110とプリンタ装置300とを別々に有する画像形成装置について説明したが、それぞれの構成を1つのコントローラが有し、1つのコントローラ内でシートの給紙スケジュールを立てるようにしてもよい。
本実施形態におけるフローチャートに示す機能は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をコンピュータパソコン等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
20 CPU
30 HDD
60 ROM

Claims (13)

  1. 第1シート収納部と当該第1シート収納部よりもシート搬送パスが長い第2シート収納部を備え、シートに画像を印刷するための印刷ジョブを実行する印刷装置であって、
    第1印刷ジョブに含まれるNページ目の印刷に前記第1シート収納部に収納されたシートが使用され、前記第1印刷ジョブに含まれるN+1ページ目の印刷に前記第2シート収納部に収納されたシートが使用される場合に、前記Nページ目の印刷に使用されるシートよりも先に前記N+1ページ目の印刷に使用されるシートの搬送を開始する給紙制御手段と、
    前記Nページ目の印刷のための給紙予約と前記N+1ページ目の印刷のための給紙予約とが発行された後、第2印刷ジョブを前記第1印刷ジョブに割り込ませて実行させることが指示された場合に、前記第2印刷ジョブに含まれるページの印刷を少なくとも前記N+1ページ目の印刷よりも前に行うように制御する割込制御手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 第1シート収納部と当該第1シート収納部よりもシート搬送に時間がかかる第2シート収納部を備え、シートに画像を印刷するための印刷ジョブを実行する印刷装置であって、
    第1印刷ジョブに含まれるNページ目の印刷に前記第1シート収納部に収納されたシートが使用され、前記第1印刷ジョブに含まれるN+1ページ目の印刷に前記第2シート収納部に収納されたシートが使用される場合に、前記Nページ目の印刷に使用されるシートよりも先に前記N+1ページ目の印刷に使用されるシートの搬送を開始する給紙制御手段と、
    前記Nページ目の印刷のための給紙予約と前記N+1ページ目の印刷のための給紙予約とが発行された後、第2印刷ジョブを前記第1印刷ジョブに割り込ませて実行させることが指示された場合に、前記第2印刷ジョブに含まれるページの印刷を少なくとも前記N+1ページ目の印刷よりも前に行うように制御する割込制御手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  3. 前記N+1ページ目の給紙予約は、前記N+1ページ目の解析が終了したことに応じて発行されることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 前記N+1ページ目の印刷に用いられるシートの搬送が開始されているか否かを判定する判定手段を更に備え、
    前記割込制御手段は、前記Nページ目の印刷のための給紙予約と前記N+1ページ目の印刷のための給紙予約とが発行された後、第2印刷ジョブを前記第1印刷ジョブに割り込ませて実行させることが指示された場合において、前記N+1ページ目の印刷に用いられるシートの搬送が開始されていないと判定された場合は、前記第2印刷ジョブに含まれるページの印刷を前記N+1ページ目の印刷よりも前に行うように制御し、前記N+1ページ目の印刷に用いられるシートの搬送が開始されていると判定された場合は、前記第2印刷ジョブに含まれるページの印刷を前記N+1ページ目の印刷よりも前に行うように制御しないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷装置。
  5. 第1シート収納部と当該第1シート収納部よりもシート搬送パスが長い第2シート収納部を備え、シートに画像を印刷するための印刷ジョブを実行する印刷装置であって、
    第1印刷ジョブに含まれるNページ目の印刷に前記第1シート収納部に収納されたシートが使用され、前記第1印刷ジョブに含まれる前記Nページ目よりも後のページの印刷に前記第2シート収納部に収納されたシートが使用される場合に、前記Nページ目の印刷に使用されるシートよりも先に前記ページ目よりも後のページの印刷に使用されるシートの搬送を開始する搬送手段と、
    前記第1印刷ジョブに含まれるページのうち前記Nページ目よりも前のページの印刷を行っている状態で第2印刷ジョブの割り込みが指示され、前記ページ目よりも後のページの印刷に用いられるシートのうち既に搬送が開始されているシートがある場合は、前記Nページ目の印刷に用いられるシートの搬送が開始されていない場合であっても前記第2印刷ジョブに含まれるページの印刷を前記搬送が開始されているシートへの印刷よりも後に行うよう制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  6. 第1シート収納部と当該第1シート収納部よりもシート搬送に時間がかかる第2シート収納部を備え、シートに画像を印刷するための印刷ジョブを実行する印刷装置であって、
    第1印刷ジョブに含まれるNページ目の印刷に前記第1シート収納部に収納されたシートが使用され、前記第1印刷ジョブに含まれる前記Nページ目よりも後のページの印刷に前記第2シート収納部に収納されたシートが使用される場合に、前記Nページ目の印刷に使用されるシートよりも先に前記ページ目よりも後のページの印刷に使用されるシートの搬送を開始する搬送手段と、
    前記第1印刷ジョブに含まれるページのうち前記Nページ目よりも前のページの印刷を行っている状態で第2印刷ジョブの割り込みが指示され、前記ページ目よりも後のページの印刷に用いられるシートのうち既に搬送が開始されているシートがある場合は、前記Nページ目の印刷に用いられるシートの搬送が開始されていない場合であっても前記第2印刷ジョブに含まれるページの印刷を前記搬送が開始されているシートへの印刷よりも後に行うよう制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  7. 印刷ジョブの割り込みを指示するための操作キーを更に備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の印刷装置。
  8. 原稿上の画像を読み取る読取手段を更に備え、
    前記シートに印刷される画像は、前記読取手段によって読み取られた画像であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の印刷装置。
  9. 第1シート収納部と当該第1シート収納部よりもシート搬送パスが長い第2シート収納部を備え、シートに画像を印刷するための印刷ジョブを実行する印刷装置の制御方法であって、
    第1印刷ジョブに含まれるNページ目の印刷に前記第1シート収納部に収納されたシートが使用され、前記第1印刷ジョブに含まれるN+1ページ目の印刷に前記第2シート収納部に収納されたシートが使用される場合に、前記Nページ目の印刷に使用されるシートよりも先に前記N+1ページ目の印刷に使用されるシートの搬送を開始する給紙制御工程と、
    前記Nページ目の印刷のための給紙予約と前記N+1ページ目の印刷のための給紙予約とが発行された後、第2印刷ジョブを前記第1印刷ジョブに割り込ませて実行させることが指示された場合に、前記第2印刷ジョブに含まれるページの印刷を少なくとも前記N+1ページ目の印刷よりも前に行うように制御する割込制御工程と、
    を備えることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  10. 第1シート収納部と当該第1シート収納部よりもシート搬送に時間がかかる第2シート収納部を備え、シートに画像を印刷するための印刷ジョブを実行する印刷装置の制御方法であって、
    第1印刷ジョブに含まれるNページ目の印刷に前記第1シート収納部に収納されたシートが使用され、前記第1印刷ジョブに含まれるN+1ページ目の印刷に前記第2シート収納部に収納されたシートが使用される場合に、前記Nページ目の印刷に使用されるシートよりも先に前記N+1ページ目の印刷に使用されるシートの搬送を開始する給紙制御工程と、
    前記Nページ目の印刷のための給紙予約と前記N+1ページ目の印刷のための給紙予約とが発行された後、第2印刷ジョブを前記第1印刷ジョブに割り込ませて実行させることが指示された場合に、前記第2印刷ジョブに含まれるページの印刷を少なくとも前記N+1ページ目の印刷よりも前に行うように制御する割込制御工程と、
    を備えることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  11. 第1シート収納部と当該第1シート収納部よりもシート搬送パスが長い第2シート収納部を備え、シートに画像を印刷するための印刷ジョブを実行する印刷装置の制御方法であって、
    第1印刷ジョブに含まれるNページ目の印刷に前記第1シート収納部に収納されたシートが使用され、前記第1印刷ジョブに含まれる前記Nページ目よりも後のページの印刷に前記第2シート収納部に収納されたシートが使用される場合に、前記Nページ目の印刷に使用されるシートよりも先に前記ページ目よりも後のページの印刷に使用されるシートの搬送を開始する搬送工程と、
    前記第1印刷ジョブに含まれるページのうち前記Nページ目よりも前のページの印刷を行っている状態で第2印刷ジョブの割り込みが指示され、前記ページ目よりも後のページの印刷に用いられるシートのうち既に搬送が開始されているシートがある場合は、前記Nページ目の印刷に用いられるシートの搬送が開始されていない場合であっても前記第2印刷ジョブに含まれるページの印刷を前記搬送が開始されているシートへの印刷よりも後に行うよう制御する制御工程と、
    を備えることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  12. 第1シート収納部と当該第1シート収納部よりもシート搬送に時間がかかる第2シート収納部を備え、シートに画像を印刷するための印刷ジョブを実行する印刷装置の制御方法であって、
    第1印刷ジョブに含まれるNページ目の印刷に前記第1シート収納部に収納されたシートが使用され、前記第1印刷ジョブに含まれる前記Nページ目よりも後のページの印刷に前記第2シート収納部に収納されたシートが使用される場合に、前記Nページ目の印刷に使用されるシートよりも先に前記ページ目よりも後のページの印刷に使用されるシートの搬送を開始する搬送工程と、
    前記第1印刷ジョブに含まれるページのうち前記Nページ目よりも前のページの印刷を行っている状態で第2印刷ジョブの割り込みが指示され、前記ページ目よりも後のページの印刷に用いられるシートのうち既に搬送が開始されているシートがある場合は、前記Nページ目の印刷に用いられるシートの搬送が開始されていない場合であっても前記第2印刷ジョブに含まれるページの印刷を前記搬送が開始されているシートへの印刷よりも後に行うよう制御する制御工程と、
    を備えることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  13. 印刷装置を制御するコンピュータに対し、請求項乃至12のいずれか1項に記載の各工程を実行させるためのプログラム。
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