JPH11224168A - 画像データ印刷装置およびその印刷制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大量枚数あるいは大量部数の印刷が行われて
いる場合でも、優先度の高い文書を効率良く印刷するこ
とができる画像データ印刷装置およびその印刷制御方法
を提供する。 【解決手段】 画像データ印刷装置１では、印刷実行
時、主制御部１０の制御のもと、不揮発性記憶装置２３
に記憶されている割り込みタイミング情報に対応するタ
イミング毎に、上記不揮発性記憶装置２３に記憶されて
いる優先属性情報に基づき、現在印刷実行中の画像デー
タの印刷優先度と印刷待ちの画像データの印刷優先度と
を比較し、割り込み印刷を許可あるいは拒否するかを判
定する。そして、この判定結果に応じて、割り込み印刷
を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、受信した画像デー
タ（以下、「受信文書」という。）を一旦メモリに蓄積
してから印刷を行なうメモリ受信機能を有する画像デー
タ印刷装置に係わり、詳しくは、大量枚数あるいは大量
部数の印刷が行われている場合でも、優先度の高い文書
を効率良く印刷することができる画像データ印刷装置お
よびその印刷制御方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、ファクシミリ、プリンタ等の画像
データ印刷装置では、プリントを実行したい受信文書を
受信した場合、現在プリントしている文書がすべて終了
した後に指定された文書をプリントするようになってい
た。

【０００３】ところが、この方式では、現在プリントし
ている文書がすべて終了するまで指定された文書のプリ
ントを実行することができない。

【０００４】これに対して、特開平３−２２７１７３
（以下、「従来技術Ａ」という。）では、プリント中に
プリント指定があった場合、現在プリントしているペー
ジをプリントした後一時停止して、指定された受信文書
を優先してプリントするものが提案されている。

【０００５】しかしながら、この従来技術Ａにおいて
は、割り込みプリントを行なうには、ユーザ操作が必要
であるため、誤操作の可能性、そして、現在プリントさ
れているものの重要性が無視されてしまうという不都合
がある。

【０００６】また、特開平７−３２５６８５（以下、
「従来技術Ｂ」という。）では、クライアント側（文書
処理装置）で優先度を付与して、プリンタに送出し、プ
リンタ側で、その優先度を判断して割り込みプリントを
行うというプリントシステムが提案されている。

【０００７】しかし、この従来技術Ｂにおいては、クラ
イアント側で高優先度の指定を忘れると高優先度になら
ないという不都合がある。また、ファクシミリ受信文書
に対しては高優先度をつけることができないという不都
合がある。

【０００８】これに対して、特開平５−１３６９１８
（以下、「従来技術Ｃ」という。）では、機能毎（コピ
ー処理、ＦＡＸ文書受信処理、パーソナルコンピュータ
等の端末からのデータ受信処理）に優先度を設定してお
き、割り込みプリントを行うという画像処理装置が提案
されている。

【０００９】しかし、この従来技術Ｃでは、同一機能で
の割り込みプリントを行なうことができない。

【００１０】

【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
技術にあっては、大量枚数あるいは大量部数の印刷が行
われていると、緊急を要する（優先度の高い）文書を効
率良く印刷することができなかった。

【００１１】そこで、本発明では、上記問題を解決し、
大量枚数あるいは大量部数の印刷が行われている場合で
も、優先度の高い文書を効率良く印刷することができる
画像データ印刷装置およびその印刷制御方法を提供する
ことを目的とする。

【００１２】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１の発明は、受信した画像データを一旦メモ
リに蓄積してから印刷を行なうメモリ受信機能を有する
画像データ印刷装置において、印刷実行中の画像データ
に対する割り込み条件を規定した割り込み条件情報を設
定する割り込み条件情報設定手段と、前記メモリ受信し
た画像データの属性情報に対する優先度を規定した優先
属性情報を設定する優先属性情報設定手段と、前記設定
された割り込み条件情報に対応するタイミング毎に、前
記印刷実行中の画像データの印刷優先度と印刷待ちの画
像データの印刷優先度とを比較し、割り込み印刷を許可
あるいは拒否するかを判定する割り込み印刷許可／拒否
判定手段と、前記判定結果に応じて、割り込み印刷を制
御する割り込み印刷制御手段とを具備することを特徴と
する。

【００１３】また、請求項２の発明は、請求項１の発明
において、前記割り込み条件情報は、前記印刷実行中の
画像データの印刷完了したページ数を上限規定した上限
規定ページ数情報であり、前記割り込み印刷許可／拒否
判定手段は、前記上限規定ページ数を越えた場合、前記
印刷実行中の画像データの印刷優先度と印刷待ちの画像
データの印刷優先度とを比較し、割り込み印刷を許可あ
るいは拒否するかを判定することを特徴とする。

【００１４】また、請求項３の発明は、請求項１の発明
において、前記割り込み条件情報は、前記印刷実行中の
画像データの印刷完了したデータ量を上限規定した上限
規定データ量情報であり、前記割り込み印刷許可／拒否
判定手段は、前記上限規定データ量を越えた場合、前記
印刷実行中の画像データの印刷優先度と印刷待ちの画像
データの印刷優先度とを比較し、割り込み印刷を許可あ
るいは拒否するかを判定することを特徴とする。

【００１５】また、請求項４の発明は、請求項１の発明
において、前記割り込み条件情報は、前記印刷実行中の
画像データの印刷実施時間を上限規定した上限規定時間
情報であり、前記割り込み印刷許可／拒否判定手段は、
前記上限規定時間を越えた場合、前記印刷実行中の画像
データの印刷優先度と印刷待ちの画像データの印刷優先
度とを比較し、割り込み印刷を許可あるいは拒否するか
を判定することを特徴とする。

【００１６】また、請求項５の発明は、請求項１の発明
において、前記優先属性情報は、前記メモリ受信した画
像データの印刷総ページ数情報であり、 前記割り込み
印刷許可／拒否判定手段は、前記印刷総ページ数情報に
基づき、前記印刷実行中の画像データの印刷優先度と印
刷待ちの画像データの印刷優先度とを比較し、割り込み
印刷を許可あるいは拒否するかを判定することを特徴と
する。

【００１７】また、請求項６の発明は、請求項１の発明
において、前記優先属性情報は、前記メモリ受信した画
像データの印刷総データ量情報であり、前記割り込み印
刷許可／拒否判定手段は、前記印刷総データ量情報に基
づき、前記印刷実行中の画像データの印刷優先度と印刷
待ちの画像データの印刷優先度とを比較し、割り込み印
刷を許可あるいは拒否するかを判定することを特徴とす
る。

【００１８】また、請求項７の発明は、請求項１の発明
において、前記優先属性情報は、前記メモリ受信した画
像データのユーザ識別番号情報であり、前記割り込み印
刷許可／拒否判定手段は、前記ユーザ識別番号情報に基
づき、前記印刷実行中の画像データの印刷優先度と印刷
待ちの画像データの印刷優先度とを比較し、割り込み印
刷を許可あるいは拒否するかを判定することを特徴とす
る。

【００１９】また、請求項８の発明は、請求項１の発明
において、前記優先属性情報は、前記メモリ受信した画
像データの機能ジョブ種別情報であり、前記割り込み印
刷許可／拒否判定手段は、前記機能ジョブ種別情報に基
づき、前記印刷実行中の画像データの印刷優先度と印刷
待ちの画像データの印刷優先度とを比較し、割り込み印
刷を許可あるいは拒否するかを判定することを特徴とす
る。

【００２０】また、請求項９の発明は、請求項１の発明
において、前記割り込み印刷制御手段は、前記印刷実行
中の画像データの排出先と当該割り込み画像データの排
出先とを変更することを特徴とする。

【００２１】また、請求項１０の発明は、受信した画像
データを一旦メモリに蓄積してから印刷を行なうメモリ
受信機能を有する画像データ印刷装置の印刷制御方法に
おいて、印刷実行中の画像データに対する割り込み条件
を規定した割り込み条件情報を設定し、前記メモリ受信
した画像データの属性情報に対する優先度を規定した優
先属性情報を設定し、前記設定された割り込み条件情報
に対応するタイミング毎に、前記印刷実行中の画像デー
タの印刷優先度と印刷待ちの画像データの印刷優先度と
を比較し、割り込み印刷を許可あるいは拒否するかを判
定し、前記判定結果に応じて、割り込み印刷を制御する
ことを特徴とする。

【００２２】また、請求項１１の発明は、請求項１０の
発明において、前記割り込み条件情報は、前記印刷実行
中の画像データの印刷完了したページ数を上限規定した
上限規定ページ数情報であり、前記上限規定ページ数を
越えた場合、前記印刷実行中の画像データの印刷優先度
と印刷待ちの画像データの印刷優先度とを比較し、割り
込み印刷を許可あるいは拒否するかを判定することを特
徴とする。

【００２３】また、請求項１２の発明は、請求項１０の
発明において、前記割り込み条件情報は、前記印刷実行
中の画像データの印刷完了したデータ量を上限規定した
上限規定データ量情報であり、前記上限規定データ量を
越えた場合、前記印刷実行中の画像データの印刷優先度
と印刷待ちの画像データの印刷優先度とを比較し、割り
込み印刷を許可あるいは拒否するかを判定することを特
徴とする。

【００２４】また、請求項１３の発明は、請求項１０の
発明において、前記割り込み条件情報は、前記印刷実行
中の画像データの印刷実施時間を上限規定した上限規定
時間情報であり、前記上限規定時間を越えた場合、前記
印刷実行中の画像データの印刷優先度と印刷待ちの画像
データの印刷優先度とを比較し、割り込み印刷を許可あ
るいは拒否するかを判定することを特徴とする。

【００２５】また、請求項１４の発明は、請求項１０の
発明において、前記優先属性情報は、前記メモリ受信し
た画像データの印刷総ページ数情報であり、前記印刷総
ページ数情報に基づき、前記印刷実行中の画像データの
印刷優先度と印刷待ちの画像データの印刷優先度とを比
較し、割り込み印刷を許可あるいは拒否するかを判定す
ることを特徴とする。

【００２６】また、請求項１５の発明は、請求項１０の
発明において、前記優先属性情報は、前記メモリ受信し
た画像データの印刷総データ量情報であり、前記印刷総
データ量情報に基づき、前記印刷実行中の画像データの
印刷優先度と印刷待ちの画像データの印刷優先度とを比
較し、割り込み印刷を許可あるいは拒否するかを判定す
ることを特徴とする。

【００２７】また、請求項１６の発明は、請求項１０の
発明において、前記優先属性情報は、前記メモリ受信し
た画像データのユーザ識別番号情報であり、前記ユーザ
識別番号情報に基づき、前記印刷実行中の画像データの
印刷優先度と印刷待ちの画像データの印刷優先度とを比
較し、割り込み印刷を許可あるいは拒否するかを判定す
ることを特徴とする。

【００２８】また、請求項１７の発明は、請求項１０の
発明において、前記優先属性情報は、前記メモリ受信し
た画像データの機能ジョブ種別情報であり、前記機能ジ
ョブ種別情報に基づき、前記印刷実行中の画像データの
印刷優先度と印刷待ちの画像データの印刷優先度とを比
較し、割り込み印刷を許可あるいは拒否するかを判定す
ることを特徴とする。

【００２９】また、請求項１８の発明は、請求項１０の
発明において、前記印刷実行中の画像データの排出先と
当該割り込み画像データの排出先とを変更することを特
徴とする。

【００３０】

【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像データ印
刷装置の一実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明
する。

【００３１】図１は、本発明に係わる画像データ印刷装
置１の全体構成を示すブロック図である。

【００３２】図１に示すように、この画像データ印刷装
置１は、装置内の全体的な制御や各部間の情報の受け渡
しの処理を行なうための主制御部１０を備えており、こ
れに各種入出力の制御を行う入出力制御部１１と、表示
装置１２の表示制御を行なう表示制御部１３と、タッチ
パネル１４からのデータの入力を行う入力制御部１５が
接続されている。

【００３３】ここで、入出力制御部１１には、図示しな
い通信ケーブルと接続され通信の制御を行う通信制御部
１６と、印刷機器に関する情報を収集するハードウエア
情報収集部１７と、データの入力を処理するデータ入力
処理部１８と、印刷情報を一時的に退避させたりそれを
元の格納位置に復元させる印刷情報一時退避部１９と、
印刷データの出力処理を行う出力処理部２０と、揮発性
記憶装置２６を管理する揮発性記憶装置管理部２１と、
印刷の順位を管理する印刷順位管理部２２とが接続され
ている。

【００３４】尚、データ入力処理部１８、印刷情報一時
退避部１９及び出力処理部２０は、磁気ディスクに代表
される不揮発性記憶装置２３に接続されている。

【００３５】不揮発性記憶装置２３は、印刷データを格
納すると共に、後述する本発明での優先属性を管理する
優先度管理テーブル、割り込み印刷のチェックタイミン
グを管理する割り込みタイミング管理テーブル及び排出
ビン使用状況管理テーブルを記憶する。また、この画像
データ印刷装置１の各種制御を行うためのプログラムも
格納される。

【００３６】出力処理部２０には、この他に、仕分排出
トレイ２７に関する情報を収集する出力トレイ情報収集
部２４と、印刷を行うイメージング処理部２５と、揮発
性記憶装置２６に接続されている。

【００３７】揮発性記憶装置２６は、さらに揮発性記憶
装置管理部２１と印刷順位管理部２２とに接続されてい
る。ランダム・アクセス・メモリ（ＲＡＭ）に代表され
るこの揮発性記憶装置２６には、印刷順位を管理するた
めの実行キュー、印刷待ちキューが格納されるほか、印
刷資源を特定した印刷資源情報や、フォント情報、イメ
ージ情報ならびに印刷形態情報が格納されるようになっ
ている。

【００３８】図２は、図１に示す表示装置１４に表示さ
れる優先属性設定画面１２１の一表示例を示す図であ
り、オペレータがこの優先属性設定画面１２１を用い
て、予め印刷を優先する属性情報を設定しておく。

【００３９】図２において、この優先属性設定画面１２
１では、上図に示すように、最初に、機能ボタンとして
「ユーザＩＤ」、「ページ数」、「ジョブ種別」、「デ
ータ量」、「なし」が表示されている。

【００４０】そして、この例では、オペレータがこの機
能ボタンのうち「ジョブ種別」ボタンを押下して、下図
に示すジョブ種別設定画面１２１ａに移行した場合を示
している。

【００４１】このジョブ種別設定画面１２１ａには、機
能ボタンとして「プリンタ」、「ファクス」が表示され
ており、ここでは、機能ボタン「ファクス」が押下され
た状態を示している。

【００４２】図３は、図１に示す表示装置１４に表示さ
れる割り込みタイミング設定画面１２２の一表示例を示
す図であり、オペレータがこの割り込みタイミング設定
画面１２２を用いて、予め、割り込み印刷を行なうため
のタイミング条件を設定しておく。

【００４３】図３に示すように、この割り込みタイミン
グ設定画面１２２では、上図に示すように、最初に、機
能ボタンとして「ページ数」、「プリント時間」、「デ
ータ量」が表示されている。

【００４４】そして、この例では、オペレータがこの機
能ボタンのうち「プリント時間」ボタンを押下して、下
図に示す割り込みプリント時間設定画面１２２ａに移行
した場合を示している。

【００４５】この割り込みプリント時間設定画面には、
機能ボタンとして「上矢印」、「下矢印」が表示されて
おり、これら機能ボタンを押下して所望の割り込みプリ
ント時間を設定する。

【００４６】図４は、図１に示す不揮発性記憶装置２３
に記憶される優先度管理テーブル２３１の内容の一構成
例を示す図であり、この優先度管理テーブル２３１に
は、印刷を優先する属性情報が記憶管理されている。

【００４７】図４に示すように、この実施例では、この
優先度管理テーブル２３１には、「ジョブ種別」、「ユ
ーザＩＤ」、「ページ数」の各属性情報項目と、オペレ
ータにより、図２に示す優先属性設定画面１２１から入
力設定された現在の優先属性情報を示す「現在の優先」
情報項目とから構成されている。

【００４８】尚、この例では、例えば、属性情報項目
「ジョブ種別」に「ファクス：“１”、プリンタ：
“０”」が、属性情報項目「ユーザＩＤ」に「ユーザ
名：“Ｔｏｙｏｄａ”」が、属性情報項目「ページ数」
に「ページ数：“２以下”」が代入された状態を示して
おり、現在の優先属性情報を示す「現在の優先」には、
「ジョブ種別」が代入された状態を示している。

【００４９】図５は、図１に示す不揮発性記憶装置２３
に記憶される割り込みタイミング管理テーブル２３２の
内容の一構成例を示す図であり、この割り込みタイミン
グ管理テーブル２３２には、印刷実行中の文書に対して
割り込み印刷を行なうタイミング条件の情報が記憶管理
されている。

【００５０】図５に示すように、この実施例では、この
割り込みタイミング管理テーブル２３２には、「プリン
ト使用時間」、「データ量」、「ページ数」の各属性情
報項目と、オペレータにより、図３に示す割り込みタイ
ミング設定画面１２２から入力設定された現在の割り込
みタイミング情報を示す「現在の優先」情報項目とから
構成されている。

【００５１】尚、この例では、例えば、属性情報項目
「プリント使用時間」に「時間：６０秒」が、属性情報
項目「データ量」に「データ量：１ｋbyte」、属性情報
項目「ページ数」に「ページ数：１０ページ毎」が代入
された状態を示しており、現在の割り込みタイミング情
報を示す「現在の優先」には、「ページ数」が代入され
た状態を示している。

【００５２】図６は、図１に示す印刷順位管理部２２が
管理する印刷キュー（待ち行列）につながれる印刷ジョ
ブの構成を示す図である。

【００５３】図６に示すように、この印刷ジョブには、
この印刷ジョブに対応する文書を管理するためにアサイ
ンしたファイル番号を示す「ファイルナンバー」と、こ
の文書の排出先のトレイ情報を示す「排出トレイ情報」
と、この文書の属性情報を示す「ジョブ種別」、この文
書データへのポインタを示す「文書データ」と、次のデ
ータへのポインタを示す「次のデータへのポインタ」と
の各情報項目から構成される。

【００５４】尚、この実施例では、「ファイルナンバ
ー」に「１..１０００」が、「排出トレイ情報」に
「１..３」が、「ジョブ種別」に「ファクスｏｒプリン
タ」が、「文書データ」に「文書データへのポインタ」
が、「次のデータへのポインタ」に「１００００Ｈ」が
代入された状態を示している。

【００５５】図７は、図１に示す出力トレイ情報収集部
２４が管理する排出ビン使用状況管理テーブル２４１の
内容の一構成例を示す図であり、この排出ビン使用状況
管理テーブル２４１は、現在どの排出ビンが使用されて
いるか否を記憶管理している。

【００５６】図７に示すように、この例では、この排出
ビン使用状況管理テーブル２４１には、「ビン１」、
「ビン２」、「ビン３」の各排出ビンを示す情報項目か
ら構成され、それぞれに「０」、「０」、「１」が代入
された状態を示している。

【００５７】図８及び図９は、図１に示す印刷順位管理
部２２が管理する印刷キュー（待ち行列）の一構成例を
示す図であり、図６に示す印刷ジョブがつながれてい
る。尚、図８は、現在印刷実行中の印刷ジョブを管理す
るための実行キューの構成を示す図であり、図９は、印
刷待ちの印刷ジョブを管理するための印刷待ちキューの
構成を示す図である。

【００５８】次に、このような構成による本発明の画像
データ印刷装置１の動作について説明する。

【００５９】図１０、図１１、図１２、図１３は、本発
明に係わる画像データ印刷装置１の印刷処理動作の流れ
を示すフローチャートである。

【００６０】図１０において、まず、この処理を開始す
る場合、画像データ印刷装置１は、プリント開始動作前
に、プリント開始タイマーをセットする（ステップ１０
０１）。

【００６１】そして、プリントを開始すると、画像デー
タ印刷装置１は、１枚プリントが終了すると（ステップ
１００２）、プリントのカウンタを１つ上げ（ステップ
１００３）、また処理したバイト数を加算する（ステッ
プ１００４）。

【００６２】この時、もうプリント継続する必要がなけ
れば（ステップ１００５ＮＯ）、この処理を終了する。

【００６３】他方、まだ、プリント継続が必要があるな
らば（ステップ１００５ＹＥＳ）、次に、不揮発性記憶
装置２３に記憶されている割り込みタイミング管理テー
ブル２３２から現在の割り込みタイミングを読み出す
（ステップ１００６）。

【００６４】もし、ここで、割り込みタイミングが設定
されていなければ（ステップ１００７ＮＯ）、上記ステ
ップ１００２に戻って、プリントを継続する。

【００６５】割り込みタイミングが設定されていれば
（ステップ１００７ＹＥＳ）、図１１に示すフローに遷
移する。

【００６６】図１１において、この処理では、割り込み
タイミング管理テーブル２３２に設定されている条件に
達しているか否かを判定する。

【００６７】例えば、割り込みタイミング管理テーブル
２３２に、現在の割り込みタイミング情報として、「プ
リンタ使用時間：６０秒」が設定されていた場合（ステ
ップ１００８ＹＥＳ）、画像データ印刷装置１では、主
制御部１０の制御のもと、現在のプリントのプリンタ使
用時間が「６０秒」経過したか否かを判定する（ステッ
プ１００９）。

【００６８】この判定で、まだプリンタ使用時間が「６
０秒」経過していなければ（ステップ１００９ＮＯ）、
上記ステップ１００２に戻ってプリントを継続する。

【００６９】一方、この判定で、プリンタ使用時間が
「６０秒」経過していれば（ステップ１００９ＹＥ
Ｓ）、図１２に示すフローに遷移する。

【００７０】また、上記ステップ１００８で、割り込み
タイミング管理テーブル２３２に、現在の割り込みタイ
ミング情報として、「プリンタ使用時間：６０秒」が設
定されておらず（ステップ１００８ＮＯ）、現在の割り
込みタイミング情報として、「データ量：１ｋbyte」が
設定されている場合は（ステップ１０１０ＹＥＳ）、画
像データ印刷装置１では、主制御部１０の制御のもと、
現在のプリントのデータ量が「１ｋbyte」を経過したか
否かを判定する（ステップ１０１１）。

【００７１】この判定で、まだプリントしたデータ量が
「１ｋbyte」経過していなければ（ステップ１０１１Ｎ
Ｏ）、上記ステップ１００２に戻ってプリントを継続す
る。

【００７２】一方、この判定で、プリントしたデータ量
が「１ｋbyte」経過していれば（ステップ１００９ＹＥ
Ｓ）、図１２に示すフローに遷移する。

【００７３】更に、上記ステップ１００８で、割り込み
タイミング管理テーブル２３２に、現在の割り込みタイ
ミング情報として、「プリンタ使用時間：６０秒」が設
定されておらず（ステップ１００８ＮＯ）、現在の割り
込みタイミング情報として、「ページ数：１０ページ
毎」が設定されている場合は（ステップ１０１２ＹＥ
Ｓ）、画像データ印刷装置１では、主制御部１０の制御
のもと、現在のプリントしたページ数が「１０ページ」
を経過したか否かを判定する（ステップ１０１３）。

【００７４】この判定で、まだプリントしたページ数が
「１０ページ」経過していなければ（ステップ１０１３
ＮＯ）、上記ステップ１００２に戻ってプリントを継続
する。

【００７５】一方、この判定で、プリントしたページ数
が「１０ページ」経過していれば（ステップ１０１３Ｙ
ＥＳ）、図１２に示すフローに遷移する。

【００７６】尚、上記実施例では、割り込みタイミング
情報として、「プリント使用時間」、「データ量」、
「ページ数」の３つしか示されていないが、これに限る
ものではなく、他のタイミングでも良いものとする。

【００７７】図１２において、この処理では、上述の処
理により、所定の割り込みタイミング条件をクリアして
いる場合の処理である。

【００７８】まず、主制御部１０の制御のもとに、現在
プリント待ち文書が存在するか否かを判定する（ステッ
プ１０１４）。

【００７９】この判定の結果、プリント待ち文書がなけ
れば（ステップ１０１４ＮＯ）、上記ステップ１００２
に戻って、プリントを継続する。

【００８０】一方、プリント待ち文書がある場合（ステ
ップ１０１４ＹＥＳ）、現在装置に設定されている優先
属性を調べる、つまり、主制御部１０の制御のもと、不
揮発性記憶装置２３に記憶されている優先度管理テーブ
ル２３１を参照して、現在設定されている優先属性情報
を読み出す（ステップ１０１５）。

【００８１】そして、この読み出された優先属性情報を
もとに、印刷実行中キューにつながれた現在印刷実行中
のジョブと、印刷待ちキューにつながれた印刷待ちジョ
ブとの優先度を比較する（ステップ１０１６）。具体的
には、例えば、印刷待ちキューの先頭につながれている
ジョブから優先度を比較し、もし、その比較対象ジョブ
の優先度が、印刷実行中ジョブより優先度が低ければ
（ステップ１０１７ＮＯ）、比較対象ジョブへのポイン
タを１つ進める（ステップ１０１８）。

【００８２】そして、上記ステップ１０１４に戻り、以
下同様の処理を行なう。

【００８３】一方、上記ステップ１０１７の判定の結
果、比較対象印刷待ちジョブの優先度が、印刷実行中ジ
ョブより優先度が高ければ（ステップ１０１７ＹＥ
Ｓ）、その優先度の高いと判定された印刷待ちジョブ
を、印刷実行中キューにつなぐと共に（ステップ１０１
９）、印刷実行中ジョブを印刷待ちキューの先頭につな
ぎ（ステップ１０２０）、その後、図１３に示す処理を
行なう。

【００８４】図１３において、まず、主制御部１０の制
御のもとに、出力トレイ情報収集部２４が管理する排出
トレイ使用状況管理テーブル２３３を参照する（ステッ
プ１０２１）。

【００８５】そして、現在、使用していないビン
（「０」）を捜し、割り込みプリント排出トレイを決定
する（ステップ１０２２）。

【００８６】この処理で割り込みプリント排出トレイを
決定すると、排出トレイ使用状況管理テーブルに使用中
を示す値（「１」）を書き込む（ステップ１０２３）。

【００８７】その後、主制御部１０の制御のもと、割り
込みプリントを開始し（ステップ１０２４）、この割り
込みプリントが終了した後（ステップ１０２５ＹＥ
Ｓ）、実行キューの情報を削除する（ステップ１０２
６）。

【００８８】そして、排出トレイ使用状況管理テーブル
の使用フラグをクリア（「０」）する（ステップ１０２
７）。

【００８９】また、待ちキューの先頭に待避していた割
り込まれたジョブを印刷実行中キューにつなぎなおす
（ステップ１０２８）。

【００９０】そして、割り込まれたプリントを開始し
て、この処理を終了する（ステップ１０２９）。

【００９１】このような構成によれば、従来のように、
割り込み操作の必要がなくなり、それにより、誤操作お
よび割り込まれた受信文書の重要性を保証することがで
きる。

【００９２】尚、上記実施例では、割り込みプリント中
の割り込みは、行わないようにしたが、これに限るもの
ではなく、割り込み中の割り込みプリントを行えるよう
にしても良いものとする。

【００９３】図１４は、上記実施例における印刷処理時
での割り込み印刷時の印刷キューの変化の一例を示す図
である。尚、この例では、画像データ印刷装置１の優先
度管理テーブル２３１に「現在の優先：ジョブ種別（フ
ァクス：１、プリンタ：０）」が設定されている場合で
ある。

【００９４】図１４に示すように、この例では、最初
に、現在印刷実行中を示す実行中キューに「ジョブ種
別：プリンタ」の「文書データ１」がつながれ、印刷待
ちキューの先頭に「ジョブ種別：ファクス」の「文書デ
ータ２」が、その次に、「ジョブ種別：プリンタ」の
「文書データ３」がつながれた状態を示している。ここ
で、画像データ印刷装置１は、不揮発性記憶装置２３内
の優先度管理テーブル２３１に「現在の優先：ジョブ種
別（ファクス：１、プリンタ：０）」が記憶されている
ため、印刷実行中キューにつながれている「文書データ
１」より印刷待ちキューの先頭につながれている「文書
データ２」の方が優先度が高いと判定する。このため、
画像データ印刷装置１は、優先度が高いと判定した「文
書データ２」の印刷ジョブを実行中キューに移動し、代
わりに「文書データ１」の印刷ジョブを印刷待ちキュー
の先頭に移動する。

【００９５】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印刷実行中の画像データに対する割り込み条件を規定し
た割り込み条件情報を設定し、メモリ受信した画像デー
タの属性情報に対する優先度を規定した優先属性情報を
設定し、上記設定された割り込み条件情報に対応するタ
イミング毎に、印刷実行中の画像データの印刷優先度と
印刷待ちの画像データの印刷優先度とを比較し、割り込
み印刷を許可あるいは拒否するかを判定し、上記判定結
果に応じて、割り込み印刷を制御するようにしたため、
大量枚数あるいは大量部数の印刷時に、あるタイミング
で印刷待ち文書を調査し、ある属性の優先度によって、
割り込み印刷を許可することで、優先度の高い文書を効
率良く印刷することができ、それにより、緊急の印刷等
に対応することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係わる画像データ印刷装置１の全体構
成を示すブロック図。

【図２】図１に示す表示装置１４に表示される優先属性
設定画面１２１の一例を示す図。

【図３】図１に示す表示装置１４に表示される割り込み
タイミング設定画面１２２の一例を示す図。

【図４】図１に示す不揮発性記憶装置２３に記憶される
優先度管理テーブル２３１の構成図。

【図５】図１に示す不揮発性記憶装置２３に記憶される
割り込みタイミング管理テーブル２３２の構成図。

【図６】図１に示す印刷順位管理部２２が管理する印刷
キュー（待ち行列）につながれる印刷ジョブの構成を示
す図。

【図７】図１に示す出力トレイ情報収集部２４が管理す
る排出ビン使用状況管理テーブル２４１の構成図。

【図８】現在印刷実行中ジョブを管理するための実行キ
ューの構成を示す図。

【図９】印刷待ちジョブを管理する印刷待ちキューの構
成を示す図。

【図１０】本発明に係わる画像データ印刷装置１の印刷
処理手順を示すフローチャート。

【図１１】本発明に係わる画像データ印刷装置１の印刷
処理手順を示すフローチャート。

【図１２】本発明に係わる画像データ印刷装置１の印刷
処理手順を示すフローチャート。

【図１３】本発明に係わる画像データ印刷装置１の印刷
処理手順を示すフローチャート。

【図１４】本発明に係わる画像データ印刷装置１での割
り込み印刷時の印刷キューの変化の一例を示す図。

【符号の説明】

１…画像データ印刷装置、１０…主制御部、１１…入出
力制御部、１２…表示装置、１３…表示制御部、１４…
タッチパネル、１５…入力制御部、１６…通信制御部、
１７…ハードウエア情報収集部、１８…データ入力処理
部、１９…印刷情報一時待避部、２０…出力処理部、２
１…揮発性記憶装置、２２…印刷順位管理部、２３…不
揮発性記憶装置、２４…出力トレイ情報収集部、２５…
イメージング処理部、２６…揮発性記憶装置、２７…仕
分け排出トレイ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 粟野 繁 神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町134番地 横浜ビジネスパーク イーストタワー13 Ｆ 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 小林 哲也 神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町134番地 横浜ビジネスパーク イーストタワー13 Ｆ 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 天野 浩治 神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町134番地 横浜ビジネスパーク イーストタワー13 Ｆ 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 紙本 嘉見 神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町134番地 横浜ビジネスパーク イーストタワー13 Ｆ 富士ゼロックス株式会社内

Claims (18)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 受信した画像データを一旦メモリに蓄積
   してから印刷を行なうメモリ受信機能を有する画像デー
   タ印刷装置において、 印刷実行中の画像データに対する割り込み条件を規定し
   た割り込み条件情報を設定する割り込み条件情報設定手
   段と、 前記メモリ受信した画像データの属性情報に対する優先
   度を規定した優先属性情報を設定する優先属性情報設定
   手段と、 前記設定された割り込み条件情報に対応するタイミング
   毎に、前記印刷実行中の画像データの印刷優先度と印刷
   待ちの画像データの印刷優先度とを比較し、割り込み印
   刷を許可あるいは拒否するかを判定する割り込み印刷許
   可／拒否判定手段と、 前記判定結果に応じて、割り込み印刷を制御する割り込
   み印刷制御手段とを具備することを特徴とする画像デー
   タ印刷装置。
2. 【請求項２】 前記割り込み条件情報は、 前記印刷実行中の画像データの印刷完了したページ数を
   上限規定した上限規定ページ数情報であり、 前記割り込み印刷許可／拒否判定手段は、前記上限規定
   ページ数を越えた場合、前記印刷実行中の画像データの
   印刷優先度と印刷待ちの画像データの印刷優先度とを比
   較し、割り込み印刷を許可あるいは拒否するかを判定す
   ることを特徴とする請求項１記載の画像データ印刷装
   置。
3. 【請求項３】 前記割り込み条件情報は、 前記印刷実行中の画像データの印刷完了したデータ量を
   上限規定した上限規定データ量情報であり、 前記割り込み印刷許可／拒否判定手段は、前記上限規定
   データ量を越えた場合、前記印刷実行中の画像データの
   印刷優先度と印刷待ちの画像データの印刷優先度とを比
   較し、割り込み印刷を許可あるいは拒否するかを判定す
   ることを特徴とする請求項１記載の画像データ印刷装
   置。
4. 【請求項４】 前記割り込み条件情報は、 前記印刷実行中の画像データの印刷実施時間を上限規定
   した上限規定時間情報であり、 前記割り込み印刷許可／拒否判定手段は、前記上限規定
   時間を越えた場合、前記印刷実行中の画像データの印刷
   優先度と印刷待ちの画像データの印刷優先度とを比較
   し、割り込み印刷を許可あるいは拒否するかを判定する
   ことを特徴とする請求項１記載の画像データ印刷装置。
5. 【請求項５】 前記優先属性情報は、 前記メモリ受信した画像データの印刷総ページ数情報で
   あり、 前記割り込み印刷許可／拒否判定手段は、前記印刷総ペ
   ージ数情報に基づき、前記印刷実行中の画像データの印
   刷優先度と印刷待ちの画像データの印刷優先度とを比較
   し、割り込み印刷を許可あるいは拒否するかを判定する
   ことを特徴とする請求項１記載の画像データ印刷装置。
6. 【請求項６】 前記優先属性情報は、 前記メモリ受信した画像データの印刷総データ量情報で
   あり、 前記割り込み印刷許可／拒否判定手段は、前記印刷総デ
   ータ量情報に基づき、前記印刷実行中の画像データの印
   刷優先度と印刷待ちの画像データの印刷優先度とを比較
   し、割り込み印刷を許可あるいは拒否するかを判定する
   ことを特徴とする請求項１記載の画像データ印刷装置。
7. 【請求項７】 前記優先属性情報は、 前記メモリ受信した画像データのユーザ識別番号情報で
   あり、 前記割り込み印刷許可／拒否判定手段は、前記ユーザ識
   別番号情報に基づき、前記印刷実行中の画像データの印
   刷優先度と印刷待ちの画像データの印刷優先度とを比較
   し、割り込み印刷を許可あるいは拒否するかを判定する
   ことを特徴とする請求項１記載の画像データ印刷装置。
8. 【請求項８】 前記優先属性情報は、 前記メモリ受信した画像データの機能ジョブ種別情報で
   あり、 前記割り込み印刷許可／拒否判定手段は、前記機能ジョ
   ブ種別情報に基づき、前記印刷実行中の画像データの印
   刷優先度と印刷待ちの画像データの印刷優先度とを比較
   し、割り込み印刷を許可あるいは拒否するかを判定する
   ことを特徴とする請求項１記載の画像データ印刷装置。
9. 【請求項９】 前記割り込み印刷制御手段は、 前記印刷実行中の画像データの排出先と当該割り込み画
   像データの排出先とを変更することを特徴とする請求項
   １記載の画像データ印刷装置。
10. 【請求項１０】 受信した画像データを一旦メモリに蓄
    積してから印刷を行なうメモリ受信機能を有する画像デ
    ータ印刷装置の印刷制御方法において、 印刷実行中の画像データに対する割り込み条件を規定し
    た割り込み条件情報を設定し、 前記メモリ受信した画像データの属性情報に対する優先
    度を規定した優先属性情報を設定し、 前記設定された割り込み条件情報に対応するタイミング
    毎に、前記印刷実行中の画像データの印刷優先度と印刷
    待ちの画像データの印刷優先度とを比較し、割り込み印
    刷を許可あるいは拒否するかを判定し、 前記判定結果に応じて、割り込み印刷を制御することを
    特徴とする印刷制御方法。
11. 【請求項１１】 前記割り込み条件情報は、 前記印刷実行中の画像データの印刷完了したページ数を
    上限規定した上限規定ページ数情報であり、 前記上限規定ページ数を越えた場合、前記印刷実行中の
    画像データの印刷優先度と印刷待ちの画像データの印刷
    優先度とを比較し、割り込み印刷を許可あるいは拒否す
    るかを判定することを特徴とする請求項１０記載の印刷
    制御方法。
12. 【請求項１２】 前記割り込み条件情報は、 前記印刷実行中の画像データの印刷完了したデータ量を
    上限規定した上限規定データ量情報であり、 前記上限規定データ量を越えた場合、前記印刷実行中の
    画像データの印刷優先度と印刷待ちの画像データの印刷
    優先度とを比較し、割り込み印刷を許可あるいは拒否す
    るかを判定することを特徴とする請求項１０記載の印刷
    制御方法。
13. 【請求項１３】 前記割り込み条件情報は、 前記印刷実行中の画像データの印刷実施時間を上限規定
    した上限規定時間情報であり、 前記上限規定時間を越えた場合、前記印刷実行中の画像
    データの印刷優先度と印刷待ちの画像データの印刷優先
    度とを比較し、割り込み印刷を許可あるいは拒否するか
    を判定することを特徴とする請求項１０記載の印刷制御
    方法。
14. 【請求項１４】 前記優先属性情報は、 前記メモリ受信した画像データの印刷総ページ数情報で
    あり、 前記印刷総ページ数情報に基づき、前記印刷実行中の画
    像データの印刷優先度と印刷待ちの画像データの印刷優
    先度とを比較し、割り込み印刷を許可あるいは拒否する
    かを判定することを特徴とする請求項１０記載の印刷制
    御方法。
15. 【請求項１５】 前記優先属性情報は、 前記メモリ受信した画像データの印刷総データ量情報で
    あり、 前記印刷総データ量情報に基づき、前記印刷実行中の画
    像データの印刷優先度と印刷待ちの画像データの印刷優
    先度とを比較し、割り込み印刷を許可あるいは拒否する
    かを判定することを特徴とする請求項１０記載の印刷制
    御方法。
16. 【請求項１６】 前記優先属性情報は、 前記メモリ受信した画像データのユーザ識別番号情報で
    あり、 前記ユーザ識別番号情報に基づき、前記印刷実行中の画
    像データの印刷優先度と印刷待ちの画像データの印刷優
    先度とを比較し、割り込み印刷を許可あるいは拒否する
    かを判定することを特徴とする請求項１０記載の印刷制
    御方法。
17. 【請求項１７】 前記優先属性情報は、 前記メモリ受信した画像データの機能ジョブ種別情報で
    あり、 前記機能ジョブ種別情報に基づき、前記印刷実行中の画
    像データの印刷優先度と印刷待ちの画像データの印刷優
    先度とを比較し、割り込み印刷を許可あるいは拒否する
    かを判定することを特徴とする請求項１０記載の印刷制
    御方法。
18. 【請求項１８】 前記印刷実行中の画像データの排出先
    と当該割り込み画像データの排出先とを変更することを
    特徴とする請求項１０記載の印刷制御方法。