JP3058109B2 - 出力装置 - Google Patents
出力装置Info
- Publication number
- JP3058109B2 JP3058109B2 JP8348874A JP34887496A JP3058109B2 JP 3058109 B2 JP3058109 B2 JP 3058109B2 JP 8348874 A JP8348874 A JP 8348874A JP 34887496 A JP34887496 A JP 34887496A JP 3058109 B2 JP3058109 B2 JP 3058109B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- print data
- output
- unit
- printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は出力装置に関するも
のであり、特に、外部装置から受信した印刷データを一
旦記憶した後に印刷処理を行なう出力装置に関するもの
である。
のであり、特に、外部装置から受信した印刷データを一
旦記憶した後に印刷処理を行なう出力装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、ホストコンピュータ等の外部
装置から受信した印刷データをメモリ等の記憶手段に一
旦記憶し、外部装置により指定された印刷部数に基づい
て印刷処理を行なうことにより、印刷原稿を指定部数分
印刷すると共に、印刷部毎に丁合い等のソーティングを
行なうプリンタ、複写機等の出力装置が知られている。
装置から受信した印刷データをメモリ等の記憶手段に一
旦記憶し、外部装置により指定された印刷部数に基づい
て印刷処理を行なうことにより、印刷原稿を指定部数分
印刷すると共に、印刷部毎に丁合い等のソーティングを
行なうプリンタ、複写機等の出力装置が知られている。
【0003】特開平6−40121号公報に記載の技術
では、まず印刷部数を受信し、次に印刷原稿の全ページ
分の印刷データを受信して記憶手段に格納した後、先に
受信した印刷部数に基づいて各ページを1枚ずつページ
順に印刷させる動作を繰り返し行なうことによって、指
定された印刷部数分の印刷処理を行っていた。
では、まず印刷部数を受信し、次に印刷原稿の全ページ
分の印刷データを受信して記憶手段に格納した後、先に
受信した印刷部数に基づいて各ページを1枚ずつページ
順に印刷させる動作を繰り返し行なうことによって、指
定された印刷部数分の印刷処理を行っていた。
【0004】一方、特開平7−96638号公報に記載
の技術では、プリンタ(出力装置)に大容量の記憶装置
を設け、ホストコンピュータから受信した印刷データを
一旦全て大容量記憶装置に格納しておき、その後、第1
ページから最終ページまで各ページを1枚ずつ印刷する
ことを印刷部数回繰り返すことによって、印刷部数分の
印刷処理を行っていた。
の技術では、プリンタ(出力装置)に大容量の記憶装置
を設け、ホストコンピュータから受信した印刷データを
一旦全て大容量記憶装置に格納しておき、その後、第1
ページから最終ページまで各ページを1枚ずつ印刷する
ことを印刷部数回繰り返すことによって、印刷部数分の
印刷処理を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−40121号公報に記載の技術では、全ページ分の
印刷データを記憶手段に記憶しないとソーティングが行
えないが、記憶手段がオーバーフローした場合の処理が
考慮されていないため、大量の印刷データに対する印刷
処理を実行して、記憶手段がオーバーフローした場合、
入力済みの途中ページを破棄するか印刷処理を中断しな
ければならない、という問題点があった。
6−40121号公報に記載の技術では、全ページ分の
印刷データを記憶手段に記憶しないとソーティングが行
えないが、記憶手段がオーバーフローした場合の処理が
考慮されていないため、大量の印刷データに対する印刷
処理を実行して、記憶手段がオーバーフローした場合、
入力済みの途中ページを破棄するか印刷処理を中断しな
ければならない、という問題点があった。
【0006】また、特開平7−96638号公報に記載
の技術では、上記問題点を大容量記憶装置を設けること
で解決しようとしているが、大容量記憶装置を設けるた
めには多大な費用を要する、という問題点があった。
の技術では、上記問題点を大容量記憶装置を設けること
で解決しようとしているが、大容量記憶装置を設けるた
めには多大な費用を要する、という問題点があった。
【0007】本発明は上記問題点を解消するために成さ
れたもので、印刷データを記憶するための記憶手段の記
憶容量等の各種制限が存在する場合であっても、途中で
印刷処理を中断することなくソーティングを行なうこと
ができる出力装置を提供することを第1の目的とし、オ
ペレータの作業の効率化を図ることができる出力装置を
提供することを第2の目的としている。
れたもので、印刷データを記憶するための記憶手段の記
憶容量等の各種制限が存在する場合であっても、途中で
印刷処理を中断することなくソーティングを行なうこと
ができる出力装置を提供することを第1の目的とし、オ
ペレータの作業の効率化を図ることができる出力装置を
提供することを第2の目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1記載の出力装置は、外部装置から受信
した印刷データを記憶する記憶手段と、配布パターン及
び印刷部数の少なくとも一方を入力する入力手段と、印
刷データを用紙に印刷する出力手段と、前記記憶手段の
記憶容量の残量を検出する残量検出手段と、前記残量検
出手段により検出された前記残量が所定値未満の場合
に、印刷データの受信を停止して前記配布パターン及び
前記印刷部数の少なくとも一方の入力データに基づいて
前記記憶手段に記憶された印刷データの前記出力手段に
よる印刷を行なった後、印刷データの受信を再開するよ
うに制御する制御手段と、を有している。
るために請求項1記載の出力装置は、外部装置から受信
した印刷データを記憶する記憶手段と、配布パターン及
び印刷部数の少なくとも一方を入力する入力手段と、印
刷データを用紙に印刷する出力手段と、前記記憶手段の
記憶容量の残量を検出する残量検出手段と、前記残量検
出手段により検出された前記残量が所定値未満の場合
に、印刷データの受信を停止して前記配布パターン及び
前記印刷部数の少なくとも一方の入力データに基づいて
前記記憶手段に記憶された印刷データの前記出力手段に
よる印刷を行なった後、印刷データの受信を再開するよ
うに制御する制御手段と、を有している。
【0009】請求項1記載の出力装置によれば、外部装
置から受信した印刷データが記憶手段に記憶される。ま
た、配布パターン及び印刷部数の少なくとも一方が入力
手段により入力される。配布パターン及び印刷部数は、
外部装置から出力装置に送信することによって入力する
ことができ、またオペレータが出力装置を操作すること
によって入力することもできる。なお、配布パターン
は、印刷部数の各印刷部におけるページ毎の印刷枚数を
示すものである。従って、請求項1記載の出力装置は、
各印刷部のページ毎に印刷枚数を指定することができ
る。
置から受信した印刷データが記憶手段に記憶される。ま
た、配布パターン及び印刷部数の少なくとも一方が入力
手段により入力される。配布パターン及び印刷部数は、
外部装置から出力装置に送信することによって入力する
ことができ、またオペレータが出力装置を操作すること
によって入力することもできる。なお、配布パターン
は、印刷部数の各印刷部におけるページ毎の印刷枚数を
示すものである。従って、請求項1記載の出力装置は、
各印刷部のページ毎に印刷枚数を指定することができ
る。
【0010】更に請求項1記載の出力装置は、残量検出
手段により検出された記憶手段の記憶容量の残量が所定
値未満の場合に印刷データの受信を停止し、配布パター
ン及び印刷部数の少なくとも一方の入力データに基づい
て記憶手段に記憶された印刷データの出力手段による印
刷を行なった後、印刷データの受信を再開するように制
御手段によって制御される。
手段により検出された記憶手段の記憶容量の残量が所定
値未満の場合に印刷データの受信を停止し、配布パター
ン及び印刷部数の少なくとも一方の入力データに基づい
て記憶手段に記憶された印刷データの出力手段による印
刷を行なった後、印刷データの受信を再開するように制
御手段によって制御される。
【0011】このように、請求項1に記載の出力装置に
よれば、記憶手段の記憶容量の残量が所定値未満の場合
に、印刷データを複数回に分割して受信し印刷している
ので、記憶手段の記憶容量が小さな場合であっても、記
憶手段はオーバーフローを起こすことがないため、途中
で印刷処理を中断することなくソーティングを行なうこ
とができる。
よれば、記憶手段の記憶容量の残量が所定値未満の場合
に、印刷データを複数回に分割して受信し印刷している
ので、記憶手段の記憶容量が小さな場合であっても、記
憶手段はオーバーフローを起こすことがないため、途中
で印刷処理を中断することなくソーティングを行なうこ
とができる。
【0012】請求項2記載の出力装置は、外部装置から
受信した印刷データを記憶する記憶手段と、配布パター
ン及び印刷部数の少なくとも一方を入力する入力手段
と、印刷データを用紙に印刷する出力手段と、前記記憶
手段に記憶された印刷データ量が所定の制限値に達した
場合に、印刷データの受信を停止して前記配布パターン
及び前記印刷部数の少なくとも一方の入力データに基づ
いて前記記憶手段に記憶された印刷データの前記出力手
段による印刷を行なった後、印刷データの受信を再開す
るように制御する制御手段と、を有している。
受信した印刷データを記憶する記憶手段と、配布パター
ン及び印刷部数の少なくとも一方を入力する入力手段
と、印刷データを用紙に印刷する出力手段と、前記記憶
手段に記憶された印刷データ量が所定の制限値に達した
場合に、印刷データの受信を停止して前記配布パターン
及び前記印刷部数の少なくとも一方の入力データに基づ
いて前記記憶手段に記憶された印刷データの前記出力手
段による印刷を行なった後、印刷データの受信を再開す
るように制御する制御手段と、を有している。
【0013】請求項2記載の出力装置によれば、外部装
置から受信した印刷データが記憶手段に記憶される。ま
た、配布パターン及び印刷部数の少なくとも一方が入力
手段により入力される。配布パターン及び印刷部数は、
外部装置から出力装置に送信することによって入力する
ことができ、またオペレータが出力装置を操作すること
によって入力することもできる。なお、配布パターン
は、請求項1記載の出力装置と同様に、印刷部数の各印
刷部におけるページ毎の印刷枚数を示すものである。従
って、請求項2記載の出力装置も、請求項1記載の出力
装置と同様に、各印刷部のページ毎に印刷枚数を指定す
ることができる。
置から受信した印刷データが記憶手段に記憶される。ま
た、配布パターン及び印刷部数の少なくとも一方が入力
手段により入力される。配布パターン及び印刷部数は、
外部装置から出力装置に送信することによって入力する
ことができ、またオペレータが出力装置を操作すること
によって入力することもできる。なお、配布パターン
は、請求項1記載の出力装置と同様に、印刷部数の各印
刷部におけるページ毎の印刷枚数を示すものである。従
って、請求項2記載の出力装置も、請求項1記載の出力
装置と同様に、各印刷部のページ毎に印刷枚数を指定す
ることができる。
【0014】更に請求項2記載の出力装置は、記憶手段
に記憶された印刷データ量が所定の制限値に達した場合
に、印刷データの受信を停止し、配布パターン及び印刷
部数の少なくとも一方の入力データに基づいて記憶手段
に記憶された印刷データの出力手段による印刷を行なっ
た後、印刷データの受信を再開するように制御手段によ
って制御される。
に記憶された印刷データ量が所定の制限値に達した場合
に、印刷データの受信を停止し、配布パターン及び印刷
部数の少なくとも一方の入力データに基づいて記憶手段
に記憶された印刷データの出力手段による印刷を行なっ
た後、印刷データの受信を再開するように制御手段によ
って制御される。
【0015】このように、請求項2に記載の出力装置に
よれば、印刷データ量が所定の制限値に達した場合に、
印刷データを複数回に分割して印刷しているので、記憶
手段の記憶容量に制限が存在する場合であっても、途中
で印刷処理を中断することなくソーティングを行なうこ
とができる。
よれば、印刷データ量が所定の制限値に達した場合に、
印刷データを複数回に分割して印刷しているので、記憶
手段の記憶容量に制限が存在する場合であっても、途中
で印刷処理を中断することなくソーティングを行なうこ
とができる。
【0016】上記第2の目的を達成するために請求項3
記載の出力装置は、請求項1又は請求項2記載の出力装
置において、前記制御手段が、前記出力手段により各印
刷部の先頭に各印刷部のソーティング内容を示す情報を
印刷した用紙を出力するように制御するものである。
記載の出力装置は、請求項1又は請求項2記載の出力装
置において、前記制御手段が、前記出力手段により各印
刷部の先頭に各印刷部のソーティング内容を示す情報を
印刷した用紙を出力するように制御するものである。
【0017】請求項3記載の出力装置によれば、各印刷
部の先頭に、各印刷部のソーティング内容を示す情報が
印刷された用紙が出力される。なお、各印刷部のソーテ
ィング内容を示す情報としては、当該印刷部は何回目の
分割により出力されたものか、何ページ目から何ページ
目まで出力されているのか、何部目の出力か、等を示す
情報を用いることができる。
部の先頭に、各印刷部のソーティング内容を示す情報が
印刷された用紙が出力される。なお、各印刷部のソーテ
ィング内容を示す情報としては、当該印刷部は何回目の
分割により出力されたものか、何ページ目から何ページ
目まで出力されているのか、何部目の出力か、等を示す
情報を用いることができる。
【0018】このように、請求項3に記載の出力装置に
よれば、各印刷部の先頭に各印刷部のソーティング内容
を示す情報が印刷された用紙が出力されるので、オペレ
ータは、この用紙を検索して参照することにより、出力
された用紙の印刷部毎の揃え作業を効率的に行なうこと
ができる。
よれば、各印刷部の先頭に各印刷部のソーティング内容
を示す情報が印刷された用紙が出力されるので、オペレ
ータは、この用紙を検索して参照することにより、出力
された用紙の印刷部毎の揃え作業を効率的に行なうこと
ができる。
【0019】請求項4記載の出力装置は、請求項1乃至
請求項3の何れか1項記載の出力装置において、前記制
御手段は、印刷データの受信を停止して前記記憶手段に
記憶された印刷データの前記出力手段による印刷を行な
っているときに、現在分割して出力中である旨を表示手
段に表示する。
請求項3の何れか1項記載の出力装置において、前記制
御手段は、印刷データの受信を停止して前記記憶手段に
記憶された印刷データの前記出力手段による印刷を行な
っているときに、現在分割して出力中である旨を表示手
段に表示する。
【0020】請求項4記載の出力装置によれば、印刷デ
ータの受信を停止して記憶手段に記憶された印刷データ
の出力手段による印刷を行なっているときに、現在分割
して出力中である旨が表示手段に表示されるので、オペ
レータは表示手段を参照することにより、分割印刷中で
あるか否かを容易に判断することができる。
ータの受信を停止して記憶手段に記憶された印刷データ
の出力手段による印刷を行なっているときに、現在分割
して出力中である旨が表示手段に表示されるので、オペ
レータは表示手段を参照することにより、分割印刷中で
あるか否かを容易に判断することができる。
【0021】請求項5記載の出力装置は、請求項1乃至
請求項4の何れか1項記載の出力装置において、前記制
御手段は、印刷データの受信を停止して前記記憶手段に
記憶された印刷データの前記出力手段による印刷を行な
っているときに、現在分割して印刷中である旨を前記外
部装置に通知する。
請求項4の何れか1項記載の出力装置において、前記制
御手段は、印刷データの受信を停止して前記記憶手段に
記憶された印刷データの前記出力手段による印刷を行な
っているときに、現在分割して印刷中である旨を前記外
部装置に通知する。
【0022】請求項5記載の出力装置によれば、印刷デ
ータの受信を停止して記憶手段に記憶された印刷データ
の出力手段による印刷を行なっているときに、現在分割
して印刷中である旨が制御手段によって外部装置に通知
されるので、外部装置に予め出力装置を設けておき、外
部装置により出力装置を用いて分割出力中である旨を出
力することによって、オペレータは出力装置の出力を参
照することにより、分割印刷中であるか否かを容易に判
断することができる。
ータの受信を停止して記憶手段に記憶された印刷データ
の出力手段による印刷を行なっているときに、現在分割
して印刷中である旨が制御手段によって外部装置に通知
されるので、外部装置に予め出力装置を設けておき、外
部装置により出力装置を用いて分割出力中である旨を出
力することによって、オペレータは出力装置の出力を参
照することにより、分割印刷中であるか否かを容易に判
断することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施の形態を詳細に説明する。
る実施の形態を詳細に説明する。
【0024】図1には、プリンタの機能、及び複写機の
機能を兼ね備えた本発明の出力装置としてのデジタル複
合機10の概略構成、及びその周辺の接続状態が示され
ている。
機能を兼ね備えた本発明の出力装置としてのデジタル複
合機10の概略構成、及びその周辺の接続状態が示され
ている。
【0025】図1に示すようにデジタル複合機10はホ
ストコンピュータ等の外部装置40とバス30により接
続されている。
ストコンピュータ等の外部装置40とバス30により接
続されている。
【0026】また、デジタル複合機10は、オペレータ
により各種情報の入力を行なう操作部14、印刷データ
を一時的に記憶する画像メモリ16、画像メモリ16に
記憶された印刷データを圧縮して複数ページ分まとめて
記憶する二次記憶装置18、複写機として使用する場合
に複写する原稿の画像データを収集するスキャナ20、
指定された文字列の画像データを生成する文字列生成部
22、デジタル複合機10の動作状態、操作手順等を表
示する表示部24、伸張された印刷データに基づき印刷
を行なう出力部26、及びデジタル複合機10全体の制
御を行なう制御部12を含んで構成され、上記各部はバ
ス30により相互に接続されている。なお、二次記憶装
置18は記憶手段、表示部24は表示手段、出力部26
は出力手段に各々相当する。また、出力部26による印
刷済み用紙の排出位置には印刷済み用紙を載置する図示
しないトレイが配設されている。
により各種情報の入力を行なう操作部14、印刷データ
を一時的に記憶する画像メモリ16、画像メモリ16に
記憶された印刷データを圧縮して複数ページ分まとめて
記憶する二次記憶装置18、複写機として使用する場合
に複写する原稿の画像データを収集するスキャナ20、
指定された文字列の画像データを生成する文字列生成部
22、デジタル複合機10の動作状態、操作手順等を表
示する表示部24、伸張された印刷データに基づき印刷
を行なう出力部26、及びデジタル複合機10全体の制
御を行なう制御部12を含んで構成され、上記各部はバ
ス30により相互に接続されている。なお、二次記憶装
置18は記憶手段、表示部24は表示手段、出力部26
は出力手段に各々相当する。また、出力部26による印
刷済み用紙の排出位置には印刷済み用紙を載置する図示
しないトレイが配設されている。
【0027】制御部12は、図示しないCPU、RO
M、RAMを含んで構成されており、ROMにはデジタ
ル複合機10の各種制御を行なうための制御プログラム
が予め記憶されており、CPUはROMに記憶されてい
る各種制御プログラムを上記外部装置40からの指示、
上記操作部14を用いたオペレータからの指示等に応じ
て実行する。
M、RAMを含んで構成されており、ROMにはデジタ
ル複合機10の各種制御を行なうための制御プログラム
が予め記憶されており、CPUはROMに記憶されてい
る各種制御プログラムを上記外部装置40からの指示、
上記操作部14を用いたオペレータからの指示等に応じ
て実行する。
【0028】なお、二次記憶装置18は半導体メモリの
他、ハードディスク、フロッピーディスク等の入出力が
可能なものを適用することができる。
他、ハードディスク、フロッピーディスク等の入出力が
可能なものを適用することができる。
【0029】次に、図2を参照してソーティングとして
丁合いを行なう場合の本実施の形態の作用を説明する。
なお、図2にフローチャートで示す制御プログラムは、
外部装置40から丁合い印刷を行なう旨のコマンドを受
信する毎に制御部12の図示しないCPUにより実行さ
れる。また、外部装置40は、丁合い印刷を行なう旨の
コマンドを送信した後に印刷部数を送信し、その後、ペ
ージ毎に配布パターン及び印刷データを送信し、全ペー
ジの配布パターン及び印刷データの送信が終了したとき
に送信終了信号を送信する。上記配布パターンは、当該
ページの印刷部毎の印刷枚数を示すものであり、具体的
には図3(A)、(B)に示す印刷データ管理テーブル
70の各列の数値データに対応するものである。
丁合いを行なう場合の本実施の形態の作用を説明する。
なお、図2にフローチャートで示す制御プログラムは、
外部装置40から丁合い印刷を行なう旨のコマンドを受
信する毎に制御部12の図示しないCPUにより実行さ
れる。また、外部装置40は、丁合い印刷を行なう旨の
コマンドを送信した後に印刷部数を送信し、その後、ペ
ージ毎に配布パターン及び印刷データを送信し、全ペー
ジの配布パターン及び印刷データの送信が終了したとき
に送信終了信号を送信する。上記配布パターンは、当該
ページの印刷部毎の印刷枚数を示すものであり、具体的
には図3(A)、(B)に示す印刷データ管理テーブル
70の各列の数値データに対応するものである。
【0030】丁合い印刷を行なう旨のコマンドを受信す
るとステップ200では、表示部24の所定領域に、現
在印刷データを蓄積中である旨を示すメッセージを表示
する。図6(A)に、この際のメッセージ100Aの表
示例を示す。
るとステップ200では、表示部24の所定領域に、現
在印刷データを蓄積中である旨を示すメッセージを表示
する。図6(A)に、この際のメッセージ100Aの表
示例を示す。
【0031】次のステップ202では、外部装置40か
ら送信されてくる配布パターン及び印刷データの受信を
開始し、ステップ204では、受信した配布パターンを
制御部12の図示しないRAMの所定領域に記憶する。
ら送信されてくる配布パターン及び印刷データの受信を
開始し、ステップ204では、受信した配布パターンを
制御部12の図示しないRAMの所定領域に記憶する。
【0032】次のステップ206では、配布パターンに
引き続いて受信する印刷データを受信しながら画像メモ
リ16へ記憶し、次のステップ208では、印刷原稿1
ページ分の印刷データの画像メモリ16への記憶が終了
したか否かを判定し、終了していない場合にはステップ
206へ戻って印刷データの受信及び記憶を引き続き行
い、終了した場合にはステップ210へ移行して受信動
作を停止する。
引き続いて受信する印刷データを受信しながら画像メモ
リ16へ記憶し、次のステップ208では、印刷原稿1
ページ分の印刷データの画像メモリ16への記憶が終了
したか否かを判定し、終了していない場合にはステップ
206へ戻って印刷データの受信及び記憶を引き続き行
い、終了した場合にはステップ210へ移行して受信動
作を停止する。
【0033】印刷原稿1ページ分の印刷データの受信と
画像メモリ16への記憶とが終了して受信を停止する
と、次のステップ212では、画像メモリ16に記憶さ
れた印刷原稿1ページ分の印刷データを所定の圧縮方法
により圧縮して、二次記憶装置18へ記憶する。この際
の所定の圧縮方法は、ランレングス(RunLengt
h)法、LZW法等の周知の技術を適用することができ
る。
画像メモリ16への記憶とが終了して受信を停止する
と、次のステップ212では、画像メモリ16に記憶さ
れた印刷原稿1ページ分の印刷データを所定の圧縮方法
により圧縮して、二次記憶装置18へ記憶する。この際
の所定の圧縮方法は、ランレングス(RunLengt
h)法、LZW法等の周知の技術を適用することができ
る。
【0034】印刷原稿1ページ分の印刷データの圧縮、
及び二次記憶装置18への記憶が終了するとステップ2
14では、最終ページまでの印刷データの二次記憶装置
18への記憶が終了したか否かを判定し、終了した場合
にはステップ216において最終ページまでの記憶が終
了したことを示す記憶終了フラグに1を設定(セット)
した後にステップ224へ移行し、終了していない場合
にはステップ218へ移行する。印刷原稿の最終ページ
までの印刷データの二次記憶装置18への記憶が終了し
たか否かは、外部装置40から出力される上記送信終了
信号を受信したか否かに基づいて判定することができ
る。
及び二次記憶装置18への記憶が終了するとステップ2
14では、最終ページまでの印刷データの二次記憶装置
18への記憶が終了したか否かを判定し、終了した場合
にはステップ216において最終ページまでの記憶が終
了したことを示す記憶終了フラグに1を設定(セット)
した後にステップ224へ移行し、終了していない場合
にはステップ218へ移行する。印刷原稿の最終ページ
までの印刷データの二次記憶装置18への記憶が終了し
たか否かは、外部装置40から出力される上記送信終了
信号を受信したか否かに基づいて判定することができ
る。
【0035】ステップ218では、二次記憶装置18の
記憶容量の残量を二次記憶装置18の空き領域を判断す
ることにより検出し、次のステップ220では、ステッ
プ218において検出した二次記憶装置18の記憶容量
の残量が所定値以上であるか否かを判定し、所定値以上
である場合は記憶容量が充分残在しているのでステップ
200へ戻って次ページの印刷データ等の受信及び記憶
を継続し、所定値未満の場合には次に受信する印刷デー
タを二次記憶装置18に記憶することができないと判断
してステップ222へ移行して記憶終了フラグに0を設
定(リセット)してステップ224へ移行する。なお、
本実施の形態における所定値は、圧縮後の印刷原稿1ペ
ージ分の印刷データの最大量を記憶するために要する記
憶容量を適用することができる。
記憶容量の残量を二次記憶装置18の空き領域を判断す
ることにより検出し、次のステップ220では、ステッ
プ218において検出した二次記憶装置18の記憶容量
の残量が所定値以上であるか否かを判定し、所定値以上
である場合は記憶容量が充分残在しているのでステップ
200へ戻って次ページの印刷データ等の受信及び記憶
を継続し、所定値未満の場合には次に受信する印刷デー
タを二次記憶装置18に記憶することができないと判断
してステップ222へ移行して記憶終了フラグに0を設
定(リセット)してステップ224へ移行する。なお、
本実施の形態における所定値は、圧縮後の印刷原稿1ペ
ージ分の印刷データの最大量を記憶するために要する記
憶容量を適用することができる。
【0036】なお、この際、ステップ200乃至ステッ
プ220の処理が繰り返し行われるため、ステップ20
4のページ毎の配布パターンの記憶処理が繰り返し行わ
れ、制御部12の図示しないRAMの所定領域には、例
えば図3(A)及び図3(B)に示すような印刷データ
管理テーブル70が作成される。図3(A)に示した印
刷データ管理テーブル70は、1部目の1ページ目は3
枚、2ページ目は0枚、(途中省略)、5ページ目は1
枚出力することを表している。図3(B)に示す印刷デ
ータ管理テーブル70は全ての印刷枚数が1枚である場
合を表している。
プ220の処理が繰り返し行われるため、ステップ20
4のページ毎の配布パターンの記憶処理が繰り返し行わ
れ、制御部12の図示しないRAMの所定領域には、例
えば図3(A)及び図3(B)に示すような印刷データ
管理テーブル70が作成される。図3(A)に示した印
刷データ管理テーブル70は、1部目の1ページ目は3
枚、2ページ目は0枚、(途中省略)、5ページ目は1
枚出力することを表している。図3(B)に示す印刷デ
ータ管理テーブル70は全ての印刷枚数が1枚である場
合を表している。
【0037】次のステップ224では、記憶終了フラグ
がリセットされているか否かの判定が行なわれ、記憶終
了フラグの値がリセットされている場合はステップ22
8へ移行し、印刷データを分割して出力中である旨を示
すメッセージを表示部24の所定領域に表示する。すな
わち、二次記憶装置18の記憶容量が所定値未満になっ
た状態では、後述するように印刷データを分割して出力
するので、印刷データを分割して出力中である旨を示す
メッセージが表示される。図6(B)は、この際のメッ
セージ100Bの表示例を示す。
がリセットされているか否かの判定が行なわれ、記憶終
了フラグの値がリセットされている場合はステップ22
8へ移行し、印刷データを分割して出力中である旨を示
すメッセージを表示部24の所定領域に表示する。すな
わち、二次記憶装置18の記憶容量が所定値未満になっ
た状態では、後述するように印刷データを分割して出力
するので、印刷データを分割して出力中である旨を示す
メッセージが表示される。図6(B)は、この際のメッ
セージ100Bの表示例を示す。
【0038】一方、記憶終了フラグがセットされている
場合はステップ226へ移行し、印刷データを出力中で
ある旨を示すメッセージを表示部24の所定領域に表示
する。図6(C)は、この際のメッセージ100Cの表
示例を示す。
場合はステップ226へ移行し、印刷データを出力中で
ある旨を示すメッセージを表示部24の所定領域に表示
する。図6(C)は、この際のメッセージ100Cの表
示例を示す。
【0039】次のステップ230では、各印刷部の印刷
処理に先立ち、合紙の出力を行なう。図4に示すように
合紙6211 〜62110は、分割ソーティング順位62
A、原稿ページ範囲62B、及びビン順位(印刷部順
位)62Cといったソーティング内容を示す情報を印刷
したものであり、各情報の文字列データは文字列生成部
22によって生成される。合紙6211 は第1部目の合
紙、合紙6212 は第2部目の合紙、・・・、合紙62
110は第10部目の合紙を各々示している。なお、以降
の説明では、以上のような合紙がソータにおける各ビン
に対応するものと想定し、すなわち合紙を仮想ビンと想
定して、各印刷部の1部目、2部目、・・・、を1ビン
目、2ビン目、・・・、と表現する。
処理に先立ち、合紙の出力を行なう。図4に示すように
合紙6211 〜62110は、分割ソーティング順位62
A、原稿ページ範囲62B、及びビン順位(印刷部順
位)62Cといったソーティング内容を示す情報を印刷
したものであり、各情報の文字列データは文字列生成部
22によって生成される。合紙6211 は第1部目の合
紙、合紙6212 は第2部目の合紙、・・・、合紙62
110は第10部目の合紙を各々示している。なお、以降
の説明では、以上のような合紙がソータにおける各ビン
に対応するものと想定し、すなわち合紙を仮想ビンと想
定して、各印刷部の1部目、2部目、・・・、を1ビン
目、2ビン目、・・・、と表現する。
【0040】合紙の出力が終了するとステップ232で
は、二次記憶装置18に記憶された圧縮後の印刷データ
を1ページ分ずつ読み出して、圧縮方法に対応した伸張
方法により印刷データを伸張して一旦画像メモリ16に
記憶して印刷することを繰り返すことにより、伸張され
た各ページの印刷データを、上記印刷データ管理テーブ
ル70に記憶されている各印刷部の各ページの出力枚数
分だけ繰り返して出力部26に出力する。出力部26で
は、印刷データを入力すると、印刷データを用いた印刷
用紙への印刷を行なう。これによって、印刷原稿の各印
刷部の印刷が行われる。
は、二次記憶装置18に記憶された圧縮後の印刷データ
を1ページ分ずつ読み出して、圧縮方法に対応した伸張
方法により印刷データを伸張して一旦画像メモリ16に
記憶して印刷することを繰り返すことにより、伸張され
た各ページの印刷データを、上記印刷データ管理テーブ
ル70に記憶されている各印刷部の各ページの出力枚数
分だけ繰り返して出力部26に出力する。出力部26で
は、印刷データを入力すると、印刷データを用いた印刷
用紙への印刷を行なう。これによって、印刷原稿の各印
刷部の印刷が行われる。
【0041】次のステップ234では、印刷データ管理
テーブル70を参照して、外部装置40から指定された
印刷部数分の印刷が終了したか否かを判定し、終了して
いない場合はステップ230へ戻り、終了した場合はス
テップ236へ移行する。
テーブル70を参照して、外部装置40から指定された
印刷部数分の印刷が終了したか否かを判定し、終了して
いない場合はステップ230へ戻り、終了した場合はス
テップ236へ移行する。
【0042】次のステップ236では、最終ページまで
の印刷が終了したか否かが判定され、終了していない場
合はステップ238へ移行し、印刷ジョブの残りの印刷
データを受信して記憶するために二次記憶装置18をク
リアした後にステップ200へ戻り、終了した場合には
本制御プログラムを終了する。なお、この際の最終ペー
ジまでの印刷が終了したか否かの判定は、ステップ21
6またはステップ222において設定された記憶終了フ
ラグの値が1であるか否かを判定することにより行なう
ことができる。
の印刷が終了したか否かが判定され、終了していない場
合はステップ238へ移行し、印刷ジョブの残りの印刷
データを受信して記憶するために二次記憶装置18をク
リアした後にステップ200へ戻り、終了した場合には
本制御プログラムを終了する。なお、この際の最終ペー
ジまでの印刷が終了したか否かの判定は、ステップ21
6またはステップ222において設定された記憶終了フ
ラグの値が1であるか否かを判定することにより行なう
ことができる。
【0043】図4は、印刷原稿が10ページであり、印
刷部数が10部であり、ステップ220の判定が印刷原
稿5ページ目で否定判定となった場合の1回目の分割印
刷が終了した時点での印刷済み用紙の重なり状態を示し
たものである。同図に示すように、1ビン目50、2ビ
ン目52、・・・、10ビン目54の先頭には、各々各
ビンのソーティング内容を示す情報が印刷された合紙6
211 、6212 、・・・、62110が出力されて挿入
されている。
刷部数が10部であり、ステップ220の判定が印刷原
稿5ページ目で否定判定となった場合の1回目の分割印
刷が終了した時点での印刷済み用紙の重なり状態を示し
たものである。同図に示すように、1ビン目50、2ビ
ン目52、・・・、10ビン目54の先頭には、各々各
ビンのソーティング内容を示す情報が印刷された合紙6
211 、6212 、・・・、62110が出力されて挿入
されている。
【0044】また図5は、10ページの印刷原稿を1ペ
ージ目から5ページ目までと、6ページ目から10ペー
ジ目までと、の2回に分割して、図3(B)に示す印刷
データ管理テーブル70を用いて出力した場合の印刷済
み用紙の重なり状態を示している。
ージ目から5ページ目までと、6ページ目から10ペー
ジ目までと、の2回に分割して、図3(B)に示す印刷
データ管理テーブル70を用いて出力した場合の印刷済
み用紙の重なり状態を示している。
【0045】同図に示すように、1回目の分割印刷時の
1ビン目50、2ビン目52、・・・、10ビン目54
は各々合紙6211 、6212 、・・・、62110が出
力された後、印刷原稿の1ページ目から5ページ目まで
が各々1枚ずつ出力されて重ねられた状態となってお
り、2回目の分割印刷の1ビン目56、2ビン目58、
・・・、10ビン目60は各々合紙6221 、62
22 、・・・、62210が出力された後、印刷原稿の6
ページ目から10ページ目までが各々1枚ずつ出力され
て重ねられた状態となっている。更に1回目の分割印刷
により出力された印刷済み用紙と2回目の分割印刷によ
り出力された印刷済み用紙は重ねられた状態となってい
る。
1ビン目50、2ビン目52、・・・、10ビン目54
は各々合紙6211 、6212 、・・・、62110が出
力された後、印刷原稿の1ページ目から5ページ目まで
が各々1枚ずつ出力されて重ねられた状態となってお
り、2回目の分割印刷の1ビン目56、2ビン目58、
・・・、10ビン目60は各々合紙6221 、62
22 、・・・、62210が出力された後、印刷原稿の6
ページ目から10ページ目までが各々1枚ずつ出力され
て重ねられた状態となっている。更に1回目の分割印刷
により出力された印刷済み用紙と2回目の分割印刷によ
り出力された印刷済み用紙は重ねられた状態となってい
る。
【0046】以上詳細に説明したように、本実施の形態
に係る出力装置では、二次記憶装置の記憶容量に基づ
き、印刷原稿を分割して出力するので、二次記憶装置の
記憶容量が小さな場合であっても、印刷動作を停止させ
ることなく丁合い印刷を行なうことができる。
に係る出力装置では、二次記憶装置の記憶容量に基づ
き、印刷原稿を分割して出力するので、二次記憶装置の
記憶容量が小さな場合であっても、印刷動作を停止させ
ることなく丁合い印刷を行なうことができる。
【0047】また、本実施の形態に係る出力装置では、
各ビンの先頭に各印刷部のソーティング内容を示す情報
が印刷された合紙が出力されるので、オペレータは、合
紙を検索して参照することにより、出力された用紙のビ
ン毎の揃え作業を効率的に行なうことができる。
各ビンの先頭に各印刷部のソーティング内容を示す情報
が印刷された合紙が出力されるので、オペレータは、合
紙を検索して参照することにより、出力された用紙のビ
ン毎の揃え作業を効率的に行なうことができる。
【0048】さらに、本実施の形態に係る出力装置で
は、図6(A)乃至図6(C)に示すように図2のフロ
ーチャートに示す制御プログラムの処理状況を表示部2
4に逐次表示するので、オペレータは表示部24を参照
することにより容易に分割出力中であるか否かを確認す
ることができる。
は、図6(A)乃至図6(C)に示すように図2のフロ
ーチャートに示す制御プログラムの処理状況を表示部2
4に逐次表示するので、オペレータは表示部24を参照
することにより容易に分割出力中であるか否かを確認す
ることができる。
【0049】なお、図6(A)乃至図6(C)に示すよ
うに表示部24の空き領域に、受け付けページ数、現在
出力中のビンの順位、紙折りの設定内容等の各種情報1
02を表示してもよいことは言うまでもない。
うに表示部24の空き領域に、受け付けページ数、現在
出力中のビンの順位、紙折りの設定内容等の各種情報1
02を表示してもよいことは言うまでもない。
【0050】なお、本実施の形態では、分割出力中であ
ることをオペレータに明示する手段として表示部24を
利用する場合について説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、外部装置40に対して分割出力中
である旨を通知する機能を備えておき該通知を行なうこ
とにより、外部装置40において外部装置40に予め備
えられた図示しないCRTディスプレイ、プリンタ等の
出力装置を用いて分割出力中であることをオペレータに
明示する形態としてもよい。
ることをオペレータに明示する手段として表示部24を
利用する場合について説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、外部装置40に対して分割出力中
である旨を通知する機能を備えておき該通知を行なうこ
とにより、外部装置40において外部装置40に予め備
えられた図示しないCRTディスプレイ、プリンタ等の
出力装置を用いて分割出力中であることをオペレータに
明示する形態としてもよい。
【0051】また、本実施形態では、二次記憶装置18
を使用することにより多くの印刷データを一度に出力で
きるようにした場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、二次記憶装置18を使用せ
ずに画像メモリ16のみを使用する構成としても本発明
は適用することができる。この場合は画像メモリ16が
本発明の記憶手段に相当する。
を使用することにより多くの印刷データを一度に出力で
きるようにした場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、二次記憶装置18を使用せ
ずに画像メモリ16のみを使用する構成としても本発明
は適用することができる。この場合は画像メモリ16が
本発明の記憶手段に相当する。
【0052】また、本実施形態では、外部装置40によ
って配布パターンと印刷部数を指定する場合について説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、一
般的な丁合い印刷と同様に印刷部数のみを指定する場合
についても本発明は適用することができる。この場合
は、各ビンの各ページは1ページずつ印刷される。
って配布パターンと印刷部数を指定する場合について説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、一
般的な丁合い印刷と同様に印刷部数のみを指定する場合
についても本発明は適用することができる。この場合
は、各ビンの各ページは1ページずつ印刷される。
【0053】また、本実施形態では、二次記憶装置18
の記憶容量の残量が所定値以上でなくなったときに、そ
れまでに記憶した印刷データ及び配布パターンに基づい
て丁合い印刷する場合について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、一度に出力可能な印刷デ
ータ量の制限値を二次記憶装置18の記憶容量、制御部
12の図示しないRAMの記憶容量等に基づいて予め設
けておき、二次記憶装置18に記憶した印刷データが前
記制限値に達したときに、それまでに記憶した印刷デー
タ及び配布パターンに基づいて印刷するようにしてもよ
い。
の記憶容量の残量が所定値以上でなくなったときに、そ
れまでに記憶した印刷データ及び配布パターンに基づい
て丁合い印刷する場合について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、一度に出力可能な印刷デ
ータ量の制限値を二次記憶装置18の記憶容量、制御部
12の図示しないRAMの記憶容量等に基づいて予め設
けておき、二次記憶装置18に記憶した印刷データが前
記制限値に達したときに、それまでに記憶した印刷デー
タ及び配布パターンに基づいて印刷するようにしてもよ
い。
【0054】また、本実施形態では、分割して出力する
場合と分割する必要がなく一度に全ページを出力する場
合の何れの場合も、各ビンの最初に合紙を必ず出力する
場合について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えば分割出力する必要がない場合には合
紙の出力は行なわないようにしてもよい。
場合と分割する必要がなく一度に全ページを出力する場
合の何れの場合も、各ビンの最初に合紙を必ず出力する
場合について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えば分割出力する必要がない場合には合
紙の出力は行なわないようにしてもよい。
【0055】さらに、本実施形態では、ステップ220
における判定で用いる所定値が予め設定されている場合
について説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、オペレータによって外部装置40、デジタル複
合機10の操作部14等を用いて任意に指定する形態と
してもよい。
における判定で用いる所定値が予め設定されている場合
について説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、オペレータによって外部装置40、デジタル複
合機10の操作部14等を用いて任意に指定する形態と
してもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の出
力装置によれば、記憶手段の記憶容量の残量が所定値未
満の場合に、印刷データを複数回に分割して印刷してい
るので、記憶手段の記憶容量が小さな場合であっても、
記憶手段はオーバーフローを起こすことがないため、途
中で印刷処理を中断することなくソーティングを行なう
ことができる、という効果を有する。
力装置によれば、記憶手段の記憶容量の残量が所定値未
満の場合に、印刷データを複数回に分割して印刷してい
るので、記憶手段の記憶容量が小さな場合であっても、
記憶手段はオーバーフローを起こすことがないため、途
中で印刷処理を中断することなくソーティングを行なう
ことができる、という効果を有する。
【0057】また、請求項2に記載の出力装置によれ
ば、印刷データ量が所定の制限値に達した場合に、印刷
データを複数回に分割して受信し印刷しているので、記
憶手段の記憶容量に制限が存在する場合であっても、途
中で印刷処理を中断することなくソーティングを行なう
ことができる、という効果を有する。
ば、印刷データ量が所定の制限値に達した場合に、印刷
データを複数回に分割して受信し印刷しているので、記
憶手段の記憶容量に制限が存在する場合であっても、途
中で印刷処理を中断することなくソーティングを行なう
ことができる、という効果を有する。
【図1】本発明の実施形態に係るデジタル複写機の構
成、及びその周辺の接続状態を示す概略構成図である。
成、及びその周辺の接続状態を示す概略構成図である。
【図2】本発明の実施形態に係る制御部において実行さ
れる制御プログラムのフローチャートである。
れる制御プログラムのフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態に係る制御部において作成さ
れる印刷データ管理テーブルを示す該略図である。
れる印刷データ管理テーブルを示す該略図である。
【図4】本発明の実施形態に係る合紙の印刷内容、及び
合紙の出力位置を示す該略図である。
合紙の出力位置を示す該略図である。
【図5】本発明の実施形態に係る印刷済み用紙の出力状
態を示す該略図である。
態を示す該略図である。
【図6】本発明の実施形態に係る表示部への表示例を示
す該略図である。
す該略図である。
10 デジタル複合機(出力装置) 12 制御部(制御手段) 16 画像メモリ 18 二次記憶装置(記憶手段) 24 表示部(表示手段) 26 出力部(出力手段)
フロントページの続き (72)発明者 杉田 忠敬 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社岩槻事業所内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12
Claims (5)
- 【請求項1】 外部装置から受信した印刷データを記憶
する記憶手段と、 配布パターン及び印刷部数の少なくとも一方を入力する
入力手段と、 印刷データを用紙に印刷する出力手段と、 前記記憶手段の記憶容量の残量を検出する残量検出手段
と、 前記残量検出手段により検出された前記残量が所定値未
満の場合に、印刷データの受信を停止して前記配布パタ
ーン及び前記印刷部数の少なくとも一方の入力データに
基づいて前記記憶手段に記憶された印刷データの前記出
力手段による印刷を行なった後、印刷データの受信を再
開するように制御する制御手段と、 を有する出力装置。 - 【請求項2】 外部装置から受信した印刷データを記憶
する記憶手段と、 配布パターン及び印刷部数の少なくとも一方を入力する
入力手段と、 印刷データを用紙に印刷する出力手段と、 前記記憶手段に記憶された印刷データ量が所定の制限値
に達した場合に、印刷データの受信を停止して前記配布
パターン及び前記印刷部数の少なくとも一方の入力デー
タに基づいて前記記憶手段に記憶された印刷データの前
記出力手段による印刷を行なった後、印刷データの受信
を再開するように制御する制御手段と、 を有する出力装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記出力手段により各
印刷部の先頭に各印刷部のソーティング内容を示す情報
を印刷した用紙を出力するように制御する請求項1又は
請求項2記載の出力装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、印刷データの受信を停
止して前記記憶手段に記憶された印刷データの前記出力
手段による印刷を行なっているときに、現在分割して出
力中である旨を表示手段に表示する請求項1乃至請求項
3の何れか1項記載の出力装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、印刷データの受信を停
止して前記記憶手段に記憶された印刷データの前記出力
手段による印刷を行なっているときに、現在分割して印
刷中である旨を前記外部装置に通知する請求項1乃至請
求項4の何れか1項記載の出力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8348874A JP3058109B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8348874A JP3058109B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 出力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10187377A JPH10187377A (ja) | 1998-07-14 |
JP3058109B2 true JP3058109B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18399977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8348874A Expired - Fee Related JP3058109B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3058109B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3788050B2 (ja) | 1998-07-22 | 2006-06-21 | セイコーエプソン株式会社 | プリントシステム、プリンタ及びプリントサーバ |
JP3254677B2 (ja) | 1998-09-08 | 2002-02-12 | セイコーエプソン株式会社 | プリンタ及び印刷方法 |
JP5666228B2 (ja) * | 2010-09-28 | 2015-02-12 | セーレン株式会社 | 画像記録システム及びインクジェット記録方法 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP8348874A patent/JP3058109B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10187377A (ja) | 1998-07-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10115043B2 (en) | Image processing apparatus, image forming system, and printing method that decide whether to store, print and not store, or print and store image data | |
JP4035232B2 (ja) | 画像形成装置及びその制御方法 | |
US20070147855A1 (en) | Image forming system, control method therefor, image forming apparatus, control method therefor, and storage media storing programs for executing these control methods | |
US7262877B2 (en) | Image input-output apparatus and method therefor | |
US6833929B2 (en) | Image forming apparatus and printer apparatus | |
US7382938B2 (en) | Image data storing device, image processing apparatus including the same and image data transfer control method | |
CN101533338B (zh) | 打印系统及其控制方法 | |
US6714316B1 (en) | Image forming apparatus, image forming system, computer-readable record medium stored with image forming program, and image forming method | |
JP3058109B2 (ja) | 出力装置 | |
JP2000137798A (ja) | 画像入出力装置、画像入出力方法および画像処理システム | |
JPH1145031A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3136236B2 (ja) | 印刷装置およびプリント処理方法 | |
JPH10207646A (ja) | 出力装置 | |
JP3745134B2 (ja) | 画像入出力システムおよび画像入出力方法 | |
JP2000089613A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003131824A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11275326A (ja) | 画像処理装置およびその制御方法 | |
JPH1155501A (ja) | 画像処理装置および画像処理装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 | |
JPH11177745A (ja) | 画像処理装置および画像処理装置のジョブ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 | |
JPH0927880A (ja) | 複合画像形成装置 | |
JPH08252952A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH10133836A (ja) | 画像形成装置の出力装置 | |
JPH11146121A (ja) | 画像入出力装置 | |
JPH06100231A (ja) | 電子化文書データの出力方法 | |
JPH08258374A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080421 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090421 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100421 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |