JP2003131824A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003131824A
JP2003131824A JP2001324135A JP2001324135A JP2003131824A JP 2003131824 A JP2003131824 A JP 2003131824A JP 2001324135 A JP2001324135 A JP 2001324135A JP 2001324135 A JP2001324135 A JP 2001324135A JP 2003131824 A JP2003131824 A JP 2003131824A
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JP2001324135A
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Hiroshi Goto
弘 後藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 オーバーフローが発生した時点までのソート
出力が終了した時点で、画像出力を一旦停止すること
で、続きの部分が重なって出力されることを防ぐ画像形
成装置を提供する。 【解決手段】 一つの印刷ジョブのヘッダー情報、次
に、指定された印刷部数を記憶装置上に記憶する(S
2)。続いてホスト3より印刷データが送信される(S
3)。次に、データの処理を行い記憶装置上に記憶領域
を確保する(S4)。記憶領域が確保できない場合(N
Oのルート)、それまでに記憶した記憶装置内の蓄積デ
ータを画像出力する(S12)。次に全ての蓄積データ
が出力されたら部数のチェックを行い(S13)、指定
部数の出力が完了していなかったら再びステップS12
へジャンプして再度蓄積データの出力を行う。指定され
た部数分の出力が完了したら出力を停止する(S1
4)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、さらに詳しくは、ソート中に記憶装置の容量が不足
の場合にソートの順番を乱さないように制御される画像
形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、単なるコピー機能だけではなく、
ファクシミリ機能やプリンタ機能を備えたディジタル複
合機が広く普及してきている。この種の装置では、コピ
ー機能やプリンタ機能は操作部からの指示入力やパーソ
ナルコンピュータなどからの指示入力によってコピーや
プリントが実行され、また、ファクシミリで原稿を受信
したときに、受信した原稿を受信した時点でプリントア
ウトするようになっている。しかし、文書の部数や異な
る文書を同時に印刷する場合、それらの区切りがわから
ないと、印刷後に仕分ける作業が別途発生する。その作
業を自動的に行なうものとしてソータが普及し、大量の
印刷物の仕分け作業を自動化している。そして、最近の
画像形成装置では、印刷実行時に印刷部数を指定するこ
とで、ホストからの印刷データの送信は一部のみで、こ
のデータを画像出力する一方で、画像形成装置側の記憶
装置上に画像データとして蓄積を行い、一部分の出力後
は記憶装置上の記憶データから指定された部数に達する
まで出力するソート機能を有するものが増えている。ま
た、ソート機能を持った画像形成装置の中には、印刷ジ
ョブの最後までを記憶装置に記憶する前に記憶装置がオ
ーバーフローした場合、その時点までに記憶された部分
を指定部数だけソート出力を実行し、出力終了後、記憶
装置上のデータを消去することで記憶装置に空き領域を
作り、ソート出力を続行する機能を持ったものが多くな
っている。特開2001−58431公報には、メモリ
オーバ発生時に、ジョブの分割に伴う印刷モードの設定
の解除を可及的に回避して、印刷を確実にかつ効率的に
行うことができる、画像形成装置及びシステム並びに画
像形成方法並びにそのためのプログラムを記録したコン
ピュータ読取り可能な記録媒体について開示されてい
る。これによると、画像出力形態が設定されたジョブを
入力する入力手段と、入力されたジョブを記憶する記憶
手段と、前記記憶手段において記憶容量不足が発生する
か否かを判断する判断手段と、記憶容量不足が発生する
と判断された場合、入力されたジョブを複数のジョブに
分割する分割手段と、ジョブに設定されている画像出力
形態のうち、ジョブの分割によって実行不可能になる画
像出力形態の設定を解除し、ジョブの分割が行われても
実行可能である画像出力形態の設定を維持する解除/維
持手段とを有することを特徴としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のソート
機能を持った画像形成装置で、排紙先を切り換えて出力
できない画像形成装置の場合には、途中までのソート出
力に重ねて続きの部分がソート出力されると出力完了後
にオーバーフローが発生した時点の分かれ目を探すのは
容易ではなく、並び替えが困難な状況になってしまうと
いった問題がある。また、特開2001−58431公
報は、メモリオーバ発生時に、ジョブの分割に伴う印刷
モードの設定の解除を回避する方法について言及されて
おり、ソートの順番を確保する技術については言及され
ていない。本発明は、かかる課題に鑑み、オーバーフロ
ーが発生した時点までのソート出力が終了した時点で、
画像出力を一旦停止することでユーザーに用紙を取り除
くなどの作業を可能とし、続きの部分が重なって出力さ
れることを防ぐ画像形成装置を提供することを目的とす
る。また、他の目的は、オーバーフローが発生した時点
までのソート出力が終了した時点で画像出力を一旦停止
した場合、ホストマシンからの印刷データ送信が停止し
てホスト側が待たされるのを防止することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するために、請求項1は、印刷部数指定が可能で印刷
データを記憶装置に記憶して指定の印刷部数を画像出力
する画像形成装置において、前記印刷データを記憶する
ための前記記憶装置の残記憶容量を検出する記憶容量検
出手段を更に備え、前記印刷データを受信した際、前記
記憶容量検出手段が前記残記憶容量の不足を検出した場
合、前記記憶装置内の画像データの全てを前記画像形成
装置に画像出力して、前記画像形成装置の動作を停止す
ることを特徴とする。記憶装置の記憶容量は有限であ
る。そのため、印刷データを受信した時に記憶装置上に
記憶領域を確保するときに、印刷データに対して容量が
足りるか否かを検出する手段を設ける。このとき記憶領
域が不足の場合、いままで記憶した全ての画像データを
画像出力して用紙に印刷しておき、排紙トレイに排紙す
る。そして、その状態で動作を停止する。かかる発明に
よれば、記憶容量検出手段が前記残記憶容量の不足を検
出した場合、前記記憶装置内の画像データの全てを前記
画像形成装置に画像出力して、前記画像形成装置の動作
を停止するので、ソート印刷を実施中記憶装置の記憶領
域がオーバーフローした場合でもその時点までのソート
出力と、それ以後のソート出力が重なって出力されるこ
とを防止できる。請求項2は、前記記憶容量検出手段が
前記残記憶容量の不足を検出しない場合、受信した前記
印刷データを画像処理後、前記記憶装置に順次記憶しな
がら画像出力することも本発明の有効な手段である。記
憶装置の記憶容量が充分足りていれば、記憶容量検出手
段は容量不足を検出しない。この場合は当然従来の画像
出力動作を続行しても構わない。かかる技術手段によれ
ば、記憶容量検出手段が前記残記憶容量の不足を検出し
ない場合、受信した前記印刷データを画像処理後、前記
記憶装置に順次記憶しながら画像出力するので、本来の
処理手順を乱さずに実行可能である。
【0005】請求項3は、印刷部数指定が可能で印刷デ
ータを記憶装置に記憶して指定の印刷部数を画像出力す
る画像形成装置において、前記印刷データを記憶するた
めの前記記憶装置の残記憶容量を検出する記憶容量検出
手段を更に備え、前記印刷データを受信した際、前記記
憶容量検出手段が前記残記憶容量の不足を検出した場
合、前記記憶装置内の画像データの全てを前記画像形成
装置に画像出力した後出力停止状態にし、受信した前記
印刷データを画像処理後、前記記憶装置に順次記憶する
ことを特徴とする。前記請求項1では、記憶容量が不足
した時点で動作が停止してしまうので、それ以降の印刷
データを受信しない。この場合ホスト側はデータ送信待
ちとなるが、印刷データだけを受信して記憶装置に記憶
できればホスト側を待たせることは無い。かかる発明に
よれば、記憶容量検出手段が前記残記憶容量の不足を検
出した場合、前記記憶装置内の画像データの全てを前記
画像形成装置に画像出力した後出力停止状態にし、受信
した前記印刷データを画像処理後、前記記憶装置に順次
記憶するので、出力が停止した場合でもデータ受信と処
理は続行して行うことが可能となり、ホスト側の開放が
早くなり、しかも画像処理は行っているため、印刷再開
後の出力も高速に出力可能となる。請求項4は、前記記
憶容量検出手段が前記残記憶容量の不足を検出しない場
合、受信した前記印刷データを画像処理後、前記記憶装
置に順次記憶しながら画像出力することも本発明の有効
な手段である。かかる技術手段によれば、請求項2と同
様の作用効果を奏する。請求項5は、印刷部数指定が可
能で印刷データを記憶装置に記憶して指定の印刷部数を
画像出力する画像形成装置において、前記印刷データを
記憶するための前記記憶装置の残記憶容量を検出する記
憶容量検出手段を更に備え、前記印刷データを受信した
際、前記記憶容量検出手段が前記残記憶容量の不足を検
出した場合、前記記憶装置内の画像データの全てを前記
画像形成装置に画像出力した後出力停止状態にし、受信
した前記印刷データを画像処理後、前記記憶装置に順次
記憶し、排紙トレイ上に用紙がない場合に限り、前記記
憶装置から前記画像形成装置に画像出力して前記出力停
止状態を解除することを特徴とする。前記請求項3で記
憶装置内の全データを画像出力後、出力停止状態にした
場合、排紙トレイには用紙が排紙されて存在する。この
状態では次の用紙を排紙すると前の用紙と重なって仕分
けができなくなる恐れがある。そこで、出力停止状態に
なった場合、排紙トレイに用紙が無い時に限って画像出
力を行い出力停止状態を解除する。その後画像出力を継
続する。かかる発明によれば、排紙トレイ上に用紙がな
い場合に限り、前記記憶装置から前記画像形成装置に画
像出力して前記出力停止状態を解除するので、出力が停
止した場合に、排紙された用紙を取り除くだけで自動的
に印刷が再開されるため操作性が向上する。請求項6
は、前記出力停止状態が解除された場合、受信した前記
印刷データを画像処理後、前記記憶装置に順次記憶しな
がら画像出力することも本発明の有効な手段である。か
かる技術手段によれば、請求項2と同様の作用効果を奏
する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施形
態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載
される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配
置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそ
れのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎな
い。図1は、本発明のレーザープリンタのハード構成を
示すブロック図である。この構成は、ホスト3からプリ
ンタ1への制御信号およびデータ、及びプリンタ1から
ホスト3へのステータス信号のインターフェースである
ホストI/F5と、プログラムROM6に従ってホスト
3からのデータ(印字データ、制御データ)を処理するC
PU9と、CPU9が処理する時のワークメモリ、ホス
トからのデータをページ単位に管理して一時記憶するバ
ッファ、及びバッファに記憶されたデータを実際の印字
パターンに変換し、ビデオデータを記憶するビットマッ
プメモリ等に使われるRAM10と、電源を切っても保
持したいデータを格納しておくための不揮発性RAMで
あるNV−RAM11と、コントローラ2内でのデータ
の処理、管理や、周辺モジュールを制御するためのプロ
グラムが格納されているプログラムROM6と、印字に
使用されるさまざまな種類のフォントを有するフォント
ROM7と、コントローラ2からプリンタエンジン13
への制御信号やビデオ信号、及びプリンタ1からコント
ローラ2へのステータス信号のインターフェースである
エンジンI/F12と、コントローラ2からのビデオ信
号および制御信号により感光体上に静電潜像を作って現
像し、また給紙部より転写紙を給紙して、転写及び定着
して画像を形成するプリンタエンジン13と、プリンタ
の状態を示す表示部、及びプリンタのモード、フォント
等を切替えるスイッチ部からなる操作パネル4と、コン
トローラ2と操作パネル4とのインターフェースである
パネルI/F8から構成される。
【0007】次にデータ処理の概要を図1を参照して説
明する。ホストインターフェース5を通してホスト3か
ら送られてきたデータは、CPU9がプログラムROM
6上のデータ解析プログラムにしたがって解析し、印字
データおよび印字制御データ(SP,CR,LF,HT,VT,…等)
とその他に分けられる。印字データおよび印字制御デー
タは、RAM10上の受信バッファに一旦記憶される。
一旦記憶された受信データは、プログラムROM6上の
制御プログラムが一つずつ取り出してその処理を行う。
例えば、取り出したデータが文字コードであれば、印字
位置、印字サイズ、文字コード、フォント情報等を備え
た中間コードを作成し、RAM10上に設けられた中間
バッファに収納する。制御コードや、エスケープシーケ
ンス等のコマンドであった場合、それらに予め定義され
た処理を行う。それは、例えば、印字位置の指定であっ
たら、次に来た文字コードの位置を指定された位置にす
るか、あるいはフォントの変更であった場合は、次に来
た文字コードのフォント情報を、指定されたフォントに
するといった具合に処理を行う。こうして、ホスト3か
らのプリント命令の処理を行うか、または処理を行った
データが1ページ分を超えたら、次に中間バッファに貯
えられた中間コードを、制御プログラムにしたがって、
ビデオデータに変換する処理を行う。変換が終了した
ら、コントローラ2はエンジンI/F12を通してプリ
ンタエンジン13にプリントスタートの命令を出し、そ
れに同期してビデオデータを転送する。以上のような一
連の流れで、ホスト3からの印字データがプリンタエン
ジン13を介して印字される。
【0008】図2は、本発明の第1の実施形態の動作を
説明するフローチャートである。まず、一つの印刷ジョ
ブのヘッダー情報、または操作パネル4などの操作によ
り印刷部数が指定される(S1)。次に、指定された印
刷部数を記憶装置上に記憶する(S2)。続いてホスト
3より印刷データが送信され、受信処理を開始する(S
3)。次に、データの処理を行い記憶装置上に記憶領域
を確保する(S4)。ここで、記憶領域が確保できたら
(YESのルート)ステップS5へ進むが、確保できな
い場合(NOのルート)、つまり記憶装置がオーバーフ
ローした場合はステップS12の処理へ分岐する。記憶
装置に領域が確保できた場合は画像処理を行って(S
5)、処理後のビデオデータを記憶装置に記憶し(S
6)、画像形成装置より出力する(S7)。次に、印刷
ジョブが終了かどうかの判断を行い(S8)、終了して
いなかったらステップS3へ戻って次のページの処理へ
移行する。印刷ジョブが終了したと判断されたら、記憶
装置から画像出力を行い(S9)、全部数終了かを判断
して(S10)、1ジョブの印刷を終了する(S1
1)。ここで、ステップS4で、記憶領域が確保できな
い場合(NOのルート)それまでに記憶した記憶装置内
の蓄積データを画像出力する(S12)。次に全ての蓄
積データが出力されたら部数のチェックを行い(S1
3)、指定部数の出力が完了していなかったら再びステ
ップS12へジャンプして再度蓄積データの出力を行
う。指定された部数分の出力が完了したら出力を停止す
る(S14)。以上のように、記憶装置の記憶容量は有
限である。そのため、印刷データを受信した時に記憶装
置上に記憶領域を確保するときに、印刷データに対して
容量が足りるか否かを検出する手段を設ける。このとき
記憶領域が不足の場合、いままで記憶した全ての画像デ
ータを画像出力して用紙に印刷しておき、排紙トレイに
排紙する。そして、その状態で動作を停止する。これに
より、ソート印刷を実施中記憶装置の記憶領域がオーバ
ーフローした場合でもその時点までのソート出力と、そ
れ以後のソート出力が重なって出力されることを防止で
きる。
【0009】図3は、本発明の第2の実施形態の動作を
説明するフローチャートである。まず、一つの印刷ジョ
ブのヘッダー情報、または操作パネル4などの操作によ
り印刷部数が指定される(S21)。次に、指定された
印刷部数を記憶装置上に記憶する(S22)。続いてホ
スト3より印刷データが送信され、受信処理を開始する
(S23)。次に、データの処理を行い記憶装置上に記
憶領域を確保する(S24)。ここで、記憶領域が確保
できたら(YESのルート)ステップS28へ進むが、
確保できない場合(NOのルート)、つまり記憶装置が
オーバーフローした場合はステップS25の処理へ分岐
し、それまでに記憶した記憶装置内の蓄積データを画像
出力する(S25)。次に全ての蓄積データが出力され
たら部数のチェックを行い(S26)、指定部数の出力
が完了していなかったら再びステップS25へジャンプ
して再度蓄積データの出力を行う。指定された部数分の
出力が完了したら、記憶装置からの出力が部数分終了し
た時点で完全に出力停止にはせず、内部的に状態管理部
で出力状態として記憶して(S27)、通常処理部のス
テップS28へ戻り、続くページの画像処理を行い(S
28)、続けて記憶装置への画像記憶を行い(S2
9)、出力停止状態かどうかのチェックを行う(S3
0)。ステップS27で出力停止状態となっている場合
は、ここでYESと判断し、ステップS31の画像出力
を行わない。そして、印刷ジョブが終了かどうかの判断
を行い(S32)、終了していなかったらステップS2
3へ戻って次のページの処理へ移行する。印刷ジョブが
終了したと判断されたら、記憶装置から画像出力を行い
(S33)、全部数終了かを判断して(S34)、1ジ
ョブの印刷を終了する(S35)。以上のように、図2
では記憶容量が不足した時点で動作が停止してしまうの
で、それ以降の印刷データを受信しない。この場合ホス
ト側はデータ送信待ちとなるが、印刷データだけを受信
して記憶装置に記憶できればホスト側を待たせることは
なくなる。これにより、出力が停止した場合でもデータ
受信と処理は続行して行うことが可能となり、ホスト側
の開放が早くなり、しかも画像処理は行っているため、
印刷再開後の出力も高速に出力可能となる。
【0010】図4は、本発明の第3の実施形態の動作を
説明するフローチャートである。まず、一つの印刷ジョ
ブのヘッダー情報、または操作パネル4などの操作によ
り印刷部数が指定される(S40)。次に、指定された
印刷部数を記憶装置上に記憶する(S41)。続いてホ
スト3より印刷データが送信され、受信処理を開始する
(S42)。次に、データの処理を行い記憶装置上に記
憶領域を確保する(S43)。ここで、記憶領域が確保
できたら(YESのルート)ステップS47へ進むが、
確保できない場合(NOのルート)、つまり記憶装置が
オーバーフローした場合はステップS44の処理へ分岐
し、それまでに記憶した記憶装置内の蓄積データを画像
出力する(S44)。次に全ての蓄積データが出力され
たら部数のチェックを行い(S45)、指定部数の出力
が完了していなかったら再びステップS44へジャンプ
して再度蓄積データの出力を行う。指定された部数分の
出力が完了したら、記憶装置からの出力が部数分終了し
た時点で完全に出力停止にはせず、内部的に状態管理部
で出力状態として記憶して(S46)、通常処理部のス
テップS47へ戻り、続くページの画像処理を行い、記
憶装置への画像記憶を行い(S48)、出力停止状態か
どうかのチェックを行う(S49)。ステップS46で
出力停止状態となっている場合は、ここでYESと判断
し、ステップS50へ分岐して、ここでは排紙トレイの
状態をチェックする(S50)。ここで、排紙トレイに
用紙がなかった場合、つまりNOのルートと判断された
場合は用紙が取り除かれたことになる。用紙が取り除か
れたと判断された場合は、ステップS52へ分岐し、記
憶装置に蓄積された画像データから画像出力を行う(S
52)。この出力は1部目の印刷処理続行中なので、出
力が終了した記憶領域も消去しない。次に、出力が終了
したら出力停止状態を解除して(S53)、ステップS
49へ戻る。ステップ49では出力停止状態が解除され
ているので、通常の一部目の印刷と同じ状態となってお
り、画像出力を行う(S51)。そして、印刷ジョブが
終了かどうかの判断を行い(S54)、終了していなか
ったらステップS42へ戻って次のページの処理へ移行
する。印刷ジョブが終了したと判断されたら、記憶装置
から画像出力を行い(S55)、全部数終了かを判断し
て(S56)、1ジョブの印刷を終了する(S57)。
【0011】以上のように、図3で記憶装置内の全デー
タを画像出力後、出力停止状態にした場合、排紙トレイ
には用紙が排紙されて存在する。この状態では次の用紙
を排紙すると前の用紙と重なって仕分けができなくなる
恐れがある。そこで、出力停止状態になった場合、排紙
トレイに用紙が無い時に限って画像出力を行い、出力停
止状態を解除する。その後画像出力を継続する。これに
より、出力が停止した場合に、排紙された用紙を取り除
くだけで自動的に印刷が再開されるため操作性が向上す
る。
【0012】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば、請求
項1は、記憶容量検出手段が前記残記憶容量の不足を検
出した場合、前記記憶装置内の画像データの全てを前記
画像形成装置に画像出力して、前記画像形成装置の動作
を停止するので、ソート印刷を実施中記憶装置の記憶領
域がオーバーフローした場合でもその時点までのソート
出力と、それ以後のソート出力が重なって出力されるこ
とを防止できる。また請求項2、4、6は、記憶容量検
出手段が前記残記憶容量の不足を検出しない場合、受信
した前記印刷データを画像処理後、前記記憶装置に順次
記憶しながら画像出力するので、本来の処理手順を乱さ
ずに実行可能である。また請求項3は、記憶容量検出手
段が前記残記憶容量の不足を検出した場合、前記記憶装
置内の画像データの全てを前記画像形成装置に画像出力
した後出力停止状態にし、受信した前記印刷データを画
像処理後、前記記憶装置に順次記憶するので、出力が停
止した場合でもデータ受信と処理は続行して行うことが
可能となり、ホスト側の開放が早くなり、しかも画像処
理は行っているため、印刷再開後の出力も高速に出力可
能となる。また請求項5は、排紙トレイ上に用紙がない
場合に限り、前記記憶装置から前記画像形成装置に画像
出力して前記出力停止状態を解除するので、出力が停止
した場合に、排紙された用紙を取り除くだけで自動的に
印刷が再開されるため操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザープリンタのハード構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図3】本発明の第2の実施形態の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図4】本発明の第3の実施形態の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタ、2 コントローラ、3 ホスト、4 操
作パネル、5 ホストI/F、6 プログラムROM、
7 フォントROM、8 パネルI/F、9CPU、1
0 RAM、11 NV−RAM、12 エンジンI/
F、13 プリンタエンジン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷部数指定が可能で印刷データを記憶
    装置に記憶して指定の印刷部数を画像出力する画像形成
    装置において、 前記印刷データを記憶するための前記記憶装置の残記憶
    容量を検出する記憶容量検出手段を更に備え、 前記印刷データを受信した際、前記記憶容量検出手段が
    前記残記憶容量の不足を検出した場合、前記記憶装置内
    の画像データの全てを前記画像形成装置に画像出力し
    て、前記画像形成装置の動作を停止することを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶容量検出手段が前記残記憶容量
    の不足を検出しない場合、受信した前記印刷データを画
    像処理後、前記記憶装置に順次記憶しながら画像出力す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 印刷部数指定が可能で印刷データを記憶
    装置に記憶して指定の印刷部数を画像出力する画像形成
    装置において、 前記印刷データを記憶するための前記記憶装置の残記憶
    容量を検出する記憶容量検出手段を更に備え、 前記印刷データを受信した際、前記記憶容量検出手段が
    前記残記憶容量の不足を検出した場合、前記記憶装置内
    の画像データの全てを前記画像形成装置に画像出力した
    後出力停止状態にし、受信した前記印刷データを画像処
    理後、前記記憶装置に順次記憶することを特徴とする画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶容量検出手段が前記残記憶容量
    の不足を検出しない場合、受信した前記印刷データを画
    像処理後、前記記憶装置に順次記憶しながら画像出力す
    ることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 印刷部数指定が可能で印刷データを記憶
    装置に記憶して指定の印刷部数を画像出力する画像形成
    装置において、 前記印刷データを記憶するための前記記憶装置の残記憶
    容量を検出する記憶容量検出手段を更に備え、 前記印刷データを受信した際、前記記憶容量検出手段が
    前記残記憶容量の不足を検出した場合、前記記憶装置内
    の画像データの全てを前記画像形成装置に画像出力した
    後出力停止状態にし、受信した前記印刷データを画像処
    理後、前記記憶装置に順次記憶し、排紙トレイ上に用紙
    がない場合に限り、前記記憶装置から前記画像形成装置
    に画像出力して前記出力停止状態を解除することを特徴
    とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記出力停止状態が解除された場合、受
    信した前記印刷データを画像処理後、前記記憶装置に順
    次記憶しながら画像出力することを特徴とする請求項5
    記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018149723A (ja) * 2017-03-10 2018-09-27 ブラザー工業株式会社 制御装置

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