JP3710765B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コピー機能を有するデジタルカラー複写機,デジタルカラー複合機等のカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このようなカラー画像形成装置は、ページメモリと、原稿を光学的に走査して各色の画像データを読み取る読み取りプロセスを行うスキャナ(画像読取手段)と、各色の画像データに基づいて用紙等の記録材に画像を印刷する印刷プロセスを行うプリンタ(画像印刷手段)と、読み取りプロセスを要求する読み取り要求コマンドを発行する読み取りプロセス要求部(読み取り要求手段)と、印刷プロセスを要求する印刷要求コマンドを発行する印刷プロセス要求部(印刷要求手段)と、読み取りプロセス要求部および印刷プロセス要求部によって発行された各要求コマンドを順次対応するプロセスが完了するまで記憶して各プロセスの実行順を管理するプロセス実行順管理部(プロセス実行順管理手段)とを備えている。
【0003】
また、読み取り要求部によって発行された読み取り要求コマンドを受信した場合に、スキャナに読み取りプロセスを行わせ、その読み取りプロセスによって読み取られる画像データを各色毎にページメモリに順次入力して記憶させる読み取り制御部(読み取り制御手段)と、ページメモリに記憶された画像データを各色毎にプリンタに順次転送する画像転送部(画像転送手段)と、印刷要求部によって発行された印刷要求コマンドを受信した場合に、画像転送部によって順次転送されてくる画像データをプリンタに転送して印刷プロセスを行わせる印刷制御部(印刷制御手段)と、プロセス実行順管理部による管理状況を参照し、その参照結果に基づいてページメモリ内の画像データを破棄する画像破棄部(画像破棄手段)とを備えている。
【0004】
このように構成されたカラー画像形成装置では、例えばフルカラーコピーを行う(原稿のフルカラー画像を記録材に印刷する場合)、次のような動作を行う。すなわち、操作部上のスタートキーの押下により、読み取りプロセス要求部が読み取り要求コマンドを発行した後、印刷プロセス要求部が印刷要求コマンドを発行する。
プロセス実行順管理部は、読み取りプロセス要求部によって発行された読み取り要求コマンドを入力した後、印刷プロセス要求部によって発行された印刷要求コマンドを入力し、それぞれ対応するプロセスが完了するまで記憶して各プロセスの実行順を管理する。
読み取り制御部および印刷制御部はそれぞれ、読み取り要求コマンド,印刷要求コマンドを受信した場合に上述した制御を行う。
【0005】
画像転送部は、印刷制御部に対して印刷要求コマンドが発行された場合に、ページメモリに記憶された画像データを各色毎にプリンタに順次転送する。
画像破棄部は、プリンタへの各色の画像データの転送が全て終了した場合(コピーの排紙が完了した場合)、つまりプロセス実行順管理部による管理状況を参照し、その参照結果によりプリンタへの転送が終了した各色の画像データを読み取るために発行された読み取り要求コマンドが存在しないと認識し、その読み取り要求コマンドに続く他の読み取り要求コマンドが存在すると認識した場合に、他の読み取り要求コマンドによる次の読み取りプロセスを実行するために、プリンタへの転送が終了した全色の画像データをページメモリから破棄し、次の読み取りプロセスに備える。
【0006】
なお、カラー画像形成装置が、HDD(ハードディスク装置)等の大容量の画像記憶装置を備え、それを使用する場合には、読み取りコマンド要求部,印刷コマンド要求部による各要求コマンドの発行、およびプロセス実行順管理部による各プロセスの実行順の管理については上述と同様に行うが、大容量の画像記憶装置は大量の原稿の画像データをそのまま保持しておくことができるため、プリンタへの各色の画像データの転送が全て終了した時点で必ずしもそれらの画像データを破棄する必要はない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したようなカラー画像形成装置において、フルカラーコピーを行う際に大容量の画像記憶装置を使用しないような場合(あるいは大容量の画像記憶装置を備えていない場合)には、プリンタにおける最終原稿の画像データによる印刷プロセスの実行時にジャム等のエラーが発生した場合、その画像データがページメモリから破棄されてしまうと、エラーリカバリ時にスキャナが再び最終原稿の画像データを読み取る読み取りプロセスを行わなければならないという不都合がある。また、コピーの排紙完了まで待ってから、ページメモリ内の画像データを破棄すると、それまでスキャナが次の読み取りプロセスを行うことができず、コピーのスループット(単位時間当りのコピー枚数)が低下してしまうという問題がある。
【0008】
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、カラー画像形成装置において、エラーリカバリ時のスキャナによる最終原稿の画像データを読み取る読み取りプロセスを不要にすることを目的とする。また、コピーのスループットを向上させることも目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、原稿を光学的に走査して各色の画像データを読み取る読み取りプロセスを行う画像読取手段と、各色の画像データに基づいて用紙等の記録材に画像を印刷する印刷プロセスを行う画像印刷手段と、上記読み取りプロセスを要求する読み取り要求コマンドを上記画像読取手段に対して発行する読み取り要求手段と、該手段によって発行された上記読み取り要求コマンドを受信した場合に、上記画像読取手段に上記読み取りプロセスを行わせ、該読み取りプロセスによって読み取られる画像データを各色毎にページメモリに順次入力して記憶させる読み取り制御手段と、上記印刷プロセスを要求する印刷要求コマンドを上記画像印刷手段に対して発行する印刷要求手段と、上記ページメモリに記憶された画像データを各色毎に上記画像印刷手段に順次転送する画像転送手段と、上記印刷要求手段によって発行された印刷要求コマンドを受信した場合に、上記画像転送手段によって順次転送されてくる画像データを上記画像印刷手段に転送して上記印刷プロセスを行わせる印刷制御手段と、上記読み取り要求手段および上記印刷要求手段によって発行された各要求コマンドを順次対応するプロセスが完了するまで記憶して各プロセスの実行順を管理するプロセス実行順管理手段と、該手段による管理状況を参照し、その参照結果に基づいて上記ページメモリ内の画像データを破棄する画像破棄手段とを有するカラー画像形成装置であって、上記の目的を達成するため、次のようにしたことを特徴とする。
【0010】
請求項1の発明によるカラー画像形成装置は、上記画像破棄手段を、破棄可能情報記憶手段を備え、上記画像転送手段による上記画像印刷手段への各色毎の画像データの転送が終了する毎に、上記プロセス実行順管理手段による管理状況を参照し、その参照結果により上記画像印刷手段への転送が終了した画像データを読み取るために発行された読み取り要求コマンドに続く他の読み取り要求コマンドが存在しないと認識した場合に、上記画像印刷手段への転送が終了した画像データを上記ページメモリから破棄可能である旨を示す破棄可能情報を上記破棄可能情報記憶手段に記憶し、上記画像印刷手段への転送が終了した画像データを読み取るために発行された読み取り要求コマンドに続く他の読み取り要求コマンドが存在すると認識した場合に、上記画像印刷手段への転送が終了した画像データを毎回上記ページメモリから破棄する手段としたものである。
【0012】
請求項の発明によるカラー画像形成装置は、請求項のカラー画像形成装置において、上記画像破棄手段に、上記画像印刷手段による印刷プロセスの実行中にも、上記プロセス実行順管理手段による管理状況を参照し、その参照結果から上記読み取り要求手段によって上記他の読み取り要求コマンドが発行されて保存されたと認識した場合に、上記破棄可能情報記憶手段における破棄可能情報の有無をチェックし、そのチェック結果により上記ページメモリに破棄可能な画像データが記憶されていると認識した場合に、該画像データを破棄する手段とを設けたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて具体的に説明する。
なお、この実施形態では、カラー画像形成装置としてフルカラー画像を印刷可能なフルカラー画像形成装置(以下単に「カラー画像形成装置」という)を例にとって説明するが、この例に限定されるものはない。また、このカラー画像形成装置は電子写真プロセスを採用したものである。
図1は、この発明の一実施形態であるカラー画像形成装置の構成例を示すブロック図である。
【0014】
この実施形態のカラー画像形成装置では、プリンタが、フルカラー、つまりY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(黒)の4色のトナーによるカラー画像を形成して記録材(この例では用紙)に転写(印刷)できる装置構成となっている。また、カラー画像の作像方式としては、以下の(1)に示す1ドラム方式,(2)に示すタンデムドラム方式,(3)に示すレボルバー方式があり、いずれの方式もレーザ書き込みによる電子写真プロセスを用いるが、この実施形態では1ドラム方式を採用する。なお、図1では、作像部分などの構成は説明の便宜上省略してある。また、Y,M,C,Kの4色によらず、Y,M,Cの3色であってもよい。さらに、プリンタはレーザカラープリンタに限らず、例えばインクジェットプリンタなどであってもよい。
【0015】
(1)1個の感光体ドラムの周囲に4色に対応する4個の現像ユニットを配置し、1色のトナー画像を形成して(例えば最初はY色に対応する現像ユニットを用いる)中間転写ベルト上に転写する処理を各色毎に繰り返し行なうことにより4色重ね(フルカラー)のトナー画像を形成した後、その4色重ねのトナー画像を1枚の用紙上に一括転写する。
(2)各色に対応する4個の感光体ドラムおよび現像ユニットを平行に配置し、その各感光体ドラム上にそれぞれ各色のトナー画像を同時に形成した後、その各色のトナー画像を1枚の用紙上に順次転写する。
(3)各色に対応する現像ユニットをレボルバー状に収めて所定の色の現像ユニットを1個の感光体ドラムに順次対向させて各色のトナー画像を順次形成して4色重ねのトナー画像を生成した後、その4色重ねのトナー画像を1枚の用紙上に一括転写する。
【0016】
図1に示すカラー画像形成装置は、操作部100,ADF(自動原稿給送装置)200,スキャナ300,プリンタ400,バンク500,ソータ600,メインコントローラ700,ページメモリ800,およびHDD(ハードディスク装置)900等によって構成されている。
操作部100は、コピー動作を開始させるためのスタートキー、コピー枚数(部数)を指定するためのテンキー、このカラー画像形成装置が備える機能を設定するための装置機能設定キー、画像形成システムに関わる機能を設定するためのシステム機能設定キー、設定された機能やデータの内容等を表示する液晶タッチパネルなどを備えている。
【0017】
ADF200は、自動給送プロセスを行う。つまり、原稿台にセットされたコピー対象の原稿を1枚自動給送してスキャナ300のコンタクトガラス上の読み取り位置にセットし、スキャナ300による画像データの読み取りが完了した後、そのまま排出トレイに排出するか、両面モードの場合には、スキャナ300によって一方の面の画像データの読み取りが完了した原稿を反転機構によって反転させてコンタクトガラス上の読み取り位置に再度セットし、スキャナ300による他方の面の画像データの読み取りが完了した後、排出トレイに排出する。
ここで、1枚の原稿の画像データの読み取りが終了する毎に、原稿セット検知センサにて原稿台上に次の原稿があるかないかを検知し、あればその原稿を前の原稿と同様に自動給送してコンタクトガラス上の読み取り位置にセットし、以後上述と同様の動作を行う。
【0018】
スキャナ300は、画像読取手段であり、コンタクトガラス上の読み取り位置にセットされた原稿を光学的に走査して各色の画像データを読み取る読み取りプロセスを行う。
このスキャナ300は、読み取り制御手段であるスキャナIPU301を備えている。
スキャナIPU301は、メインコントローラ700から読み取り要求コマンドを受信した場合に、スキャナ300の駆動部を制御して読み取りプロセスを行わせ、その読み取りプロセスによって読み取られる画像データをメインコントローラ700に順次転送し、ページメモリ800又はHDD900に入力させて記憶させる。
【0019】
すなわち、コンタクトガラス上の読み取り位置にセットされた原稿の画像面(下面)を光学走査系のランプによって照明させ、その画像面からの反射光像をミラー群,フィルタ,レンズを介してCCDカラーイメージセンサ(以下単に「CCD」という)の受光面に結像させる。
このCCDは、例えばB(ブルー),G(グリーン),R(レッド)の色分解光毎に光電変換して増幅させ、電気的な画像信号である画像データとして出力する。
CCDによって変換されたB,G,Rの画像データは、スキャナIPU301内のA/Dコンバータによってアナログ値からデジタル値(2値又は多値のデジタル信号)に変換して量子化した後、色変換部によってY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)の4色の画像データに変換する。
【0020】
また、シェーディング補正部によって歪みを補正するためのシェーディング補正を施すと共に、画像処理部によってMTF補正およびガンマ補正等の画像処理を施す。
さらに、必要に応じて操作部100やメインコントローラ700からの指示(要求コマンド)に基づいて変倍処理又は加工処理などを施し、所定のタイミングで有効画像領域の4色の画像データを各色毎にメインコントローラ700に順次転送し、ページメモリ800又はHDD900に入力させて記憶させる。
さらにまた、ADF200の原稿台に原稿がセットされていた場合には、自動給送プロセスを行わせる。
【0021】
メインコントローラ700は、このカラー画像形成装置全体を統括的に制御するものであり、後述するCPU,ROM,RAM等によって読み取り要求手段,印刷要求手段,画像転送手段,プロセス実行順管理手段,および画像破棄手段としての機能を実現することができる。
このメインコントローラ700は、フルカラーコピーを行う場合、操作部100上のスタートキーの押下により、所定のタイミングで読み取りプロセスを要求する読み取り要求コマンドをスキャナIPU301に対して発行した後、印刷プロセスを要求する印刷要求コマンドをプリンタ制御部401に対して発行する。
【0022】
また、印刷要求コマンドをプリンタ制御部401に対して発行した場合には、続いてページメモリ800に記憶された画像データを各色毎にプリンタ制御部401へ順次転送する。
さらに、発行した各要求コマンドを順次対応するプロセスが完了するまで記憶して各プロセスの実行順を管理する。そして、その管理状況を参照し、その参照結果に基づいてページメモリ800内の画像データを所定のタイミングで破棄するが、その処理については追って詳細に説明する。
【0023】
プリンタ400は、画像印刷手段であり、各色の画像データに基づいて用紙等の記録材に画像を印刷する印刷プロセスを行う。
このプリンタ400は、印刷制御手段であるプリンタ制御部401を備えている。
プリンタ制御部401は、メインコントローラ700から印刷要求コマンドを受信した場合に、メインコントローラ700から順次転送されてくる画像データをプリンタ400内のレーザ光学ユニットへ転送して印刷プロセスを行わせる。
【0024】
このとき、メインコントローラ700から転送されてくるY画像データに対してプリンタ400固有の特性に適応させるためのガンマ補正などの画像処理を施し、その画像処理後の画像データをレーザ光学ユニットへ転送することにより、そのレーザ光学ユニット内のLD(レーザダイオード)を変調駆動して対応するレーザビームを射出させ、ポリゴンミラー(回転多面鏡)によって周期的に偏向させ、走査レンズによって集束させたレーザビームにより副走査方向に回転する感光体ドラム上(帯電器によって予め一様に帯電されている)を主走査方向に反復走査することにより静電潜像を形成させる。
【0025】
次いで、Y用の現像ユニットによってその静電潜像にトナーを付着させてトナー画像を形成させ、それを1次転写ユニットによって中間転写ベルト上に転写する。
以後、メインコントローラ700から順次送られてくるM,C,Kの画像データに対しても上述と同様の処理を行うことによって中間転写ベルト上に4色重ねのトナー画像を形成させ、その4色重ねのトナー画像をバンク500から給紙させた用紙上に2次転写ユニットによって一括転写させた後、その用紙上のトナー画像を定着ユニットによって溶融定着させ、この定着処理後の用紙(コピー)をソータ600へ搬送させる。
【0026】
バンク500は、用紙束を収納しており、所定のタイミングで用紙を1枚ずつ給紙する。
ソータ600は、多数の排紙トレイを有しており、操作部100上のキー操作によって設定されたモードに応じてプリンタ400から送られてくるコピーを各排紙トレイに選択的に排紙することにより、ジョブ単位で仕分けすることができる。
【0027】
図2は、メインコントローラ700の構成例を示すブロック図である。
このメインコントローラ700は、マイクロコンピュータを用いており、CPU711,ROM712,RAM713,NVRAM714,I/Oポート715,画像I/F716,コマンドI/F717,およびメモリコントローラ718によって構成されている。
CPU711は、ROM712内の制御プログラムに従ってこのカラー画像形成装置全体を統括的に制御する中央処理装置である。
【0028】
ROM712は、CPU711を動作させるための制御プログラムや固定データを記憶している読み出し専用メモリである。
RAM713は、CPU711がデータ処理を行う際に使用するワークメモリおよび後述するプロセス実行管理を行う際に使用するプロセス実行管理メモリとして使用する読み書き可能なメモリである。
NVRAM714は、操作部100のキー操作によって設定されたモードの内容を示す情報や制御用の各種パラメータなどの各種情報を記憶する不揮発性メモリである。なお、このNVRAM714をプロセス実行管理メモリとして使用することもできる。
I/Oポート715は、各種センサからの信号の入力、負荷(モータなど)へのON/OFF信号の出力を司るものである。
【0029】
コマンドI/F717は、スキャナIPU301,プリンタ制御部401,ADF200とのコマンドやデータの送受信をシリアル通信やパラレル通信でおこなうインタフェース回路である。
画像I/F716は、画像データの入出力をおこなうインタフェース回路である。
メモリコントローラ718は、CPU711の指示に従ってページメモリ800およびHDD900に対するデータの書き込みと読み出しを制御するものである。
【0030】
次に、このカラー画像形成装置がページメモリ800を使用して通常モードによる1枚の原稿のフルカラーコピーを行う場合における読み取りプロセス(読み取り動作),印刷プロセス(印刷動作),画像破棄(画像削除)処理のタイミングについて、図3を参照して説明する。ここでは、ページメモリ800がA4サイズの画像データを8ページ分記憶できる記憶容量を有しているものとする。
このカラー画像形成装置では、フルカラーコピーを行う(原稿1のフルカラー画像を用紙に印刷する)場合、メインコントローラ700,スキャナIPU301,およびプリンタ制御部401がそれぞれ以下に示す動作を行う。
【0031】
メインコントローラ700は、操作部100上のスタートキーの押下により、所定のタイミングでスキャナIPU301に対して読み取り要求コマンドを発行した後、プリンタ制御部401に対して印刷要求コマンドを発行する。
スキャナIPU301は、メインコントローラ700から読み取り要求コマンドを受信すると、スキャナ300の駆動部を制御して読み取りプロセスを行わせ、その読み取りプロセスによって読み取られる原稿1の画像データを各色(Y,M,C,K)毎にメインコントローラ700へ順次転送し、ページメモリ800に入力させて記憶させる。
メインコントローラ700は、印刷要求コマンドをプリンタ制御部401に対して発行した場合には、続いてページメモリ800に記憶された画像データを各色毎にプリンタ400のプリンタ制御部401へ順次転送する。
【0032】
プリンタ制御部401は、メインコントローラ700から印刷要求コマンドを受信すると、メインコントローラ700から順次転送されてくる画像データをプリンタ400内のレーザ光学ユニットへ転送して印刷プロセスを行わせる。また、各色毎の画像データの転送が終了する毎に、その旨をメインコントローラ700へ通知する。
メインコントローラ700は、プリンタ制御部401より各色毎に画像データの転送が終了した旨の通知を受けると、その転送が終了した画像データをページメモリ800から破棄(削除)し、その画像データの記憶エリアに次にスキャナ300の読み取りプロセスによって読み取られる画像データのうちの対応する色の画像データを記憶できるようにする。なお、転送が終了した画像データを不要データとし、その不要データに次にスキャナ300の読み取りプロセスによって読み取られる画像データのうちの対応する色の画像データを上書きしてもよい。
【0033】
図4は、メインコントローラ700によるプロセス実行順管理を説明するための図である。
メインコントローラ700のCPU711は、スキャナIPU301に対して発行した読み取り要求コマンドおよびプリンタ制御部401に対して発行した読み取り要求コマンドを順次対応するプロセスが完了するまでRAM713(又はNVRAM714)のプロセス実行管理メモリに記憶して各プロセスの実行順を管理する。
すなわち、スキャナIPU301に対して読み取り要求コマンドを発行すると、その読み取り要求コマンド(読み取りプロセスを要求するコマンド)をプロセス実行管理メモリに追加記憶する。
次に、プリンタ制御部401に対して印刷要求コマンドを発行すると、その印刷要求コマンド(印刷プロセスを要求するコマンド)をプロセス実行管理メモリの読み取り要求コマンドの次に追加記憶する。
【0034】
このように、順次発行される要求コマンドをプロセス実行管理メモリに順次追加記憶していき、その各プロセスの実行順を管理することが可能になる。
また、発行した読み取り要求コマンド(プロセス実行管理メモリに記憶した読み取り要求コマンド)による読み取りプロセスの実行をスキャナ300が終了(完了)した場合に、その旨が通知されるため、その読み取り要求コマンドをプロセス実行管理メモリから削除する。発行した印刷要求コマンド(プロセス実行管理メモリに記憶した印刷要求コマンド)による印刷プロセスの実行をプリンタ400が終了した場合も同様に、その旨が通知されるため、その印刷要求コマンドをプロセス実行管理メモリから削除する。したがって、最終的には読み取り要求コマンドおよび印刷要求コマンドがプロセス実行管理メモリからなくなる。
【0035】
図5は、メインコントローラ700による請求項1〜3の発明に関する処理の一例を示すフローチャートである。
このカラー画像形成装置では、例えばADF200の原稿台に載置された複数枚の原稿の片面画像を用紙の片面に印刷(コピー)する場合、操作部100上のスタートキーの押下により、メインコントローラ700のCPU711は、1枚目の原稿の画像データを読み取る読み取り要求プロセスを行うため(1枚目の原稿用)の読み取り要求コマンドSC1をスキャナIPU301に対して発行した後、1枚目の原稿の画像データによる印刷プロセスを行うため(1枚目の原稿用)の印刷要求コマンドPC1をプリンタ制御部401に対して発行し、続いてスキャナIPU301によってページメモリ800に記憶された1枚目の原稿の画像データを各色毎にプリンタ制御部401へ順次転送する。
【0036】
スキャナIPU301は、メインコントローラ700から読み取り要求コマンドSC1を受信すると、ADF200の原稿台から1枚目の原稿を自動給送させてスキャナ300のコンタクトガラス上の読み取り位置にセットさせた後、スキャナ300の駆動部を制御して読み取りプロセスを行わせ、その読み取りプロセスによって読み取られる1枚目の原稿の画像データを各色(Y,M,C,K)毎にメインコントローラ700へ順次転送し、ページメモリ800に入力させて記憶させる制御を行いながら、ADF200の原稿セット検知センサからの信号によって原稿台上における次の原稿(2枚目の原稿)の有無をチェックし、そのチェック結果をメインコントローラ700へ通知する。
【0037】
メインコントローラ700は、スキャナIPU301からADF200の原稿台上に2枚目の原稿がある旨の通知を受けると、2枚目の原稿用の読み取り要求コマンドSC2をスキャナIPU301に対して発行した後、2枚目の原稿用の印刷要求コマンドPC2をプリンタ制御部401に対して発行し、続いてスキャナIPU301によってページメモリ800に記憶された2枚目の原稿の画像データを各色毎にプリンタ制御部401へ順次転送する。
【0038】
スキャナIPU301は、メインコントローラ700から読み取り要求コマンドSC2を受信すると、ADF200の原稿台から2枚目の原稿を自動給送させてスキャナ300のコンタクトガラス上の読み取り位置にセットさせた後、スキャナ300の駆動部を制御して読み取りプロセスを行わせ、その読み取りプロセスによって読み取られる2枚目の原稿の画像データを各色毎にメインコントローラ700へ順次転送し、ページメモリ800に入力させて記憶させる制御を行いながら、ADF200の原稿セット検知センサからの信号によって原稿台上における次の原稿(3枚目の原稿)の有無のチェックし、そのチェック結果をメインコントローラ700へ通知する。
ここで、このような読み取り要求コマンドおよび印刷要求コマンドを順次発行してフルカラーコピーを行う場合において、読み取りプロセスが可能となるのは、ページメモリ800に読み取り色分のエリアを確保できた場合である。
【0039】
そこで、メインコントローラ700のCPU711は、実際には次のような処理も行っている。
すなわち、スキャナIPU301に対して発行した読み取り要求コマンドおよびプリンタ制御部401に対して発行した印刷要求コマンドを順次対応するプロセスが完了するまでプロセス実行管理メモリに記憶して各プロセスの実行順を管理する。
また、プリンタ制御部401より各色毎の画像データの転送が終了した旨の通知を受ける毎(プリンタ400内のレーザ光学ユニットへの各色毎の画像データの転送が終了する毎)に図5の処理を開始する。
【0040】
まず、ステップS1で上記管理状況を参照し、その参照結果により上記転送が終了した画像データを読み取るために発行された読み取り要求コマンドがプロセス実行管理メモリに記憶されているか否かチェックする。
そして、その読み取り要求コマンドがプロセス実行管理メモリに記憶されていると認識した場合には、ステップS2でその読み取り要求コマンド(例えばSC1)に続く他の読み取り要求コマンド(例えばSC2)を検索する処理を行い、ステップS3でその検索結果により上記他の読み取り要求コマンドがプロセス実行管理メモリに記憶されているか否かチェックし、他の読み取り要求コマンドがプロセス実行管理メモリに記憶されていると認識した場合にはステップS4へ進み、上記転送が終了した画像データをページメモリ800から破棄する処理を行う。
【0041】
ステップS1で上記転送が終了した画像データを読み取るために発行された読み取り要求コマンドがプロセス実行管理メモリに記憶されていないと認識した場合には、ステップS5で他の読み取り要求コマンドを検索する処理を行い、ステップS3でその検索結果により他の読み取り要求コマンドがプロセス実行管理メモリに記憶されているか否かチェックする。
ステップS3で他の読み取り要求コマンドがプロセス実行管理メモリに記憶されていないと認識した場合には、上記転送が終了した画像データをページメモリ800から破棄可能である旨を示す破棄可能情報をRAM713(又はNVRAM714)に記憶する。
【0042】
次に、このカラー画像形成装置がページメモリ800を使用して通常モードによる2枚の原稿のフルカラーコピーを行う場合における読み取りプロセス,印刷プロセス,画像破棄処理のタイミングの一例について、図6を参照して説明する。ここでは、ページメモリ800がA4サイズの画像データを10ページ分(A3サイズの画像データを5ページ分)記憶できる記憶容量を有しているものとする。また、原稿サイズおよび用紙サイズをそれぞれA3とし、2枚の原稿のフルカラーコピーを行う(2枚の原稿1,2のフルカラー画像を用紙に印刷する)ものとする。
【0043】
このカラー画像形成装置では、ADF200の原稿台に載置された2枚の原稿1,2の片面画像を2枚の用紙の片面にそれぞれ印刷する場合、操作部100上のスタートキーの押下により、メインコントローラ700のCPU711は、原稿1の画像データを読み取る読み取り要求プロセスを行うため(原稿1用)の読み取り要求コマンドSC1をスキャナIPU301に対して発行すると共に、その読み取り要求コマンドSC1をプロセス実行管理メモリに記憶する。
【0044】
スキャナIPU301は、メインコントローラ700から読み取り要求コマンドSC1を受信すると、ADF200の原稿台から原稿1を自動給送させてスキャナ300のコンタクトガラス上の読み取り位置にセットさせた後、スキャナ300の駆動部を制御して読み取りプロセスを行わせ、その読み取りプロセスによって読み取られる原稿1の画像データを各色毎にメインコントローラ700へ順次転送し、ページメモリ800に入力させて記憶させる制御を行いながら、ADF200の原稿セット検知センサからの信号によって原稿台上における次の原稿2の有無のチェックし、そのチェック結果をメインコントローラ700へ通知する。
【0045】
メインコントローラ700のCPU711は、スキャナIPU301に対して読み取り要求コマンドSC1を発行した後、原稿1の画像データによる印刷プロセスを行うため(原稿1用)の印刷要求コマンドPC1をプリンタ制御部401に対して発行し、続いてスキャナIPU301によってページメモリ800に記憶された原稿1の画像データを各色毎にプリンタ制御部401へ順次転送する。
また、プリンタ制御部401に対して発行した印刷要求コマンドPC1をプロセス実行管理メモリに読み取り要求コマンドSC1に続けて記憶する。
さらに、スキャナIPU301から原稿台上に次の原稿2がある旨の通知を受けると、原稿2用の読み取り要求コマンドSC2をスキャナIPU301に対して発行すると共に、その読み取り要求コマンドSC2をプロセス実行管理メモリに印刷要求コマンドPC1に続けて記憶する。
【0046】
スキャナIPU301は、メインコントローラ700から読み取り要求コマンドSC2を受信すると、ADF200の原稿台から原稿2を自動給送させてスキャナ300のコンタクトガラス上の読み取り位置にセットさせた後、スキャナ300の駆動部を制御して読み取りプロセスを行わせ、その読み取りプロセスによって読み取られる原稿2の画像データを各色毎にメインコントローラ700へ順次転送し、ページメモリ800に入力させて記憶させる制御を行いながら、ADF200の原稿セット検知センサからの信号によって原稿台上における次の原稿の有無のチェックし、そのチェック結果(この例では原稿台上に次の原稿がない旨)をメインコントローラ700へ通知する。
【0047】
メインコントローラ700のCPU711は、スキャナIPU301に対して読み取り要求コマンドSC2を発行した後、原稿2の画像データによる印刷プロセスを行うため(原稿2用)の印刷要求コマンドPC2をプリンタ制御部401に対して発行し、続いてスキャナIPU301によってページメモリ800に記憶された原稿2の画像データを各色毎にプリンタ制御部401へ順次転送する。
また、プリンタ制御部401に対して発行した印刷要求コマンドPC2をプロセス実行管理メモリに読み取り要求コマンドSC2に続けて記憶する。
【0048】
ここで、メインコントローラ700のCPU711は、各要求コマンドを読み取り要求コマンドSC1(原稿1用の読み取りプロセスを要求するコマンド)→印刷要求コマンドPC1(原稿1用の印刷プロセスを要求するコマンド)→読み取り要求コマンドSC2(原稿2用の読み取りプロセスを要求するコマンド)→印刷要求コマンドPC2(原稿2用の印刷プロセスを要求するコマンド)という順番でプロセス実行管理メモリに記憶することによって各プロセスの実行順を管理し、その管理状況を参照することにより、実際には次のような処理も行うようにしている。
【0049】
すなわち、プリンタ制御部401からは原稿1の各色毎の画像データの転送が終了する毎にその旨が通知されるため、その通知を受ける毎に上記管理状況を参照するが、その参照結果により転送が終了した画像データを読み取るために発行された読み取り要求コマンドSC1が記憶されていると認識し、且つその読み取り要求コマンドSC1に続く他の読み取り要求コマンドSC2が記憶されていると認識した場合に、上記転送が終了した画像データをページメモリ800から破棄し、その画像データの記憶エリアに次にスキャナ300の読み取りプロセスによって読み取られる原稿2の画像データのうちの対応する色の画像データを記憶できるようにする。
【0050】
例えば、プリンタ制御部401からは原稿1のY画像データの転送が終了すると、その旨が通知されるため、その通知を受けると、転送が終了した原稿1のY画像データを読み取るために発行された読み取り要求コマンドSC1が記憶されていると認識し、且つその読み取り要求コマンドSC1に続く他の読み取り要求コマンドSC2が記憶されていると認識した場合に、転送が終了した原稿1のY画像データをページメモリ800から破棄し、そのY画像データの記憶エリアに次にスキャナ300の読み取りプロセスによって読み取られる原稿2の画像データのうちのY画像データを記憶できるようにする。
【0051】
このように、メインコントローラ700のCPU711が、発行した各要求コマンドを順次対応するプロセスが完了するまでプロセス実行管理メモリに記憶して各プロセスの実行順を管理すると共に、プリンタ400への各色毎の画像データの転送が終了する毎に、上記管理状況を参照し、その参照結果によりプリンタ400への転送が終了した画像データを読み取るために発行された読み取り要求コマンドが記憶されている(存在する)と認識し、且つその読み取り要求コマンドに続く他の読み取り要求コマンドが記憶されていると認識した場合に、プリンタ400への転送が終了した画像データをページメモリ800から破棄することにより、最終原稿の画像データによる印刷プロセスの実行時にジャム等のエラーが発生した場合でも、その画像データがページメモリ800から破棄されることがないため、エラーリカバリ時にスキャナ300による最終原稿の画像データを読み取る読み取りプロセスを行う必要がなくなり、使い勝手が向上する。また、プリンタ400へのいずれかの色の画像データの転送が終了することにより、スキャナ300が次の読み取りプロセスを直ちに行うことができるため、フルカラーコピーのスループットが向上する。
【0052】
次に、このカラー画像形成装置がページメモリ800を使用して両面/片面モード(1枚の原稿の両面画像を2枚の用紙の片面に分けて印刷するモード)による1枚の原稿のフルカラーコピーを行う場合における読み取りプロセス,印刷プロセス,画像破棄処理のタイミングの一例について、図7を参照して説明する。ここでも、ページメモリ800がA4サイズの画像データを10ページ分(A3サイズの画像データを5ページ分)記憶できる記憶容量を有しているものとする。また、原稿サイズおよび用紙サイズをそれぞれA3とし、1枚の両面原稿のフルカラーコピーを行う(1枚の原稿1の両面のフルカラー画像を2枚の用紙の片面に分けて印刷する)ものとする。
【0053】
このカラー画像形成装置では、ADF200の原稿台に載置された1枚の原稿1の両面画像を2枚の用紙の片面に分けて印刷する場合、操作部100上のキー操作によって両面/片面モードを設定した後、スタートキーの押下により、メインコントローラ700のCPU711は、両面/片面モードの設定情報をスキャナIPU301に送出した後、原稿1の表面の画像データを読み取る読み取り要求プロセスを行うための読み取り要求コマンドSC1および原稿1の裏面の画像データを読み取る読み取り要求プロセスを行うための読み取り要求コマンドSC2をスキャナIPU301に対して順次発行すると共に、その各読み取り要求コマンドSC1,SC2をプロセス実行管理メモリに順次記憶する。
【0054】
スキャナIPU301は、メインコントローラ700から両面/片面モードの設定情報および読み取り要求コマンドSC1,SC2を順次受信すると、ADF200の原稿台から原稿1を自動給送させてスキャナ300のコンタクトガラス上の読み取り位置にセットさせ、スキャナ300の駆動部を制御して読み取りプロセスを行わせ、その読み取りプロセスによって読み取られる原稿1の表面の画像データを各色毎にメインコントローラ700へ順次転送し、ページメモリ800に入力させて記憶させる制御を行う。
【0055】
その後、表面の画像データの読み取りが完了した原稿を反転機構によって反転させてコンタクトガラス上の読み取り位置に再度セットさせ、スキャナ300の駆動部を制御して読み取りプロセスを行わせ、その読み取りプロセスによって読み取られる原稿1の裏面の画像データを各色毎にメインコントローラ700へ順次転送し、ページメモリ800に入力させて記憶させる制御を行いながら、ADF200の原稿セット検知センサからの信号によって原稿台上における次の原稿の有無のチェックし、そのチェック結果(この例では原稿台上に次の原稿がない旨)をメインコントローラ700へ通知する。
【0056】
メインコントローラ700のCPU711は、スキャナIPU301に対して読み取り要求コマンドSC1,SC2を順次発行した後、原稿1の表面の画像データによる印刷プロセスを行うための印刷要求コマンドPC1および原稿1の裏面の画像データによる印刷プロセスを行うための印刷要求コマンドPC2をプリンタ制御部401に対して順次発行し、続いてスキャナIPU301によってページメモリ800に記憶された原稿1の表面の画像データを各色毎にプリンタ制御部401へ順次転送した後、ページメモリ800に記憶された原稿1の裏面の画像データを各色毎にプリンタ制御部401へ順次転送する。
また、プリンタ制御部401に対して発行した印刷要求コマンドPC1,PC2をプロセス実行管理メモリに読み取り要求コマンドSC2に続けて順次記憶する。
【0057】
ここで、メインコントローラ700のCPU711は、各要求コマンドを読み取り要求コマンドSC1(原稿1の表面用の読み取りプロセスを要求するコマンド)→読み取り要求コマンドSC2(原稿1の裏面用の読み取りプロセスを要求するコマンド)→印刷要求コマンドPC1(原稿1の表面用の印刷プロセスを要求するコマンド)→印刷要求コマンドPC2(原稿1の裏面用の印刷プロセスを要求するコマンド)という順番でプロセス実行管理メモリに記憶することによって各プロセスの実行順を管理し、その管理状況を参照することにより、実際には次のような処理も行うようにしている。
【0058】
すなわち、プリンタ制御部401からは原稿1の表面の各色毎の画像データの転送が終了する毎にその旨が通知されるため、その通知を受ける毎に上記管理状況を参照するが、その参照結果により転送が終了した画像データを読み取るために発行された読み取り要求コマンドSC1が記憶されていないと認識した場合でも、他の読み取り要求コマンドSC2が記憶されていると認識した場合に、上記転送が終了した画像データをページメモリ800から破棄し、その画像データの記憶エリアに次にスキャナ300の読み取りプロセスによって読み取られる原稿1の裏面の画像データのうちの対応する色の画像データを記憶できるようにする。
【0059】
両面/片面モードによるフルカラーコピーを行う場合、各要求コマンドを読み取り要求コマンドSC1(原稿1の表面用の読み取りプロセスを要求するコマンド)→読み取り要求コマンドSC2(原稿1の裏面用の読み取りプロセスを要求するコマンド)→印刷要求コマンドPC1(原稿1の表面用の印刷プロセスを要求するコマンド)→印刷要求コマンドPC2(原稿1の裏面用の印刷プロセスを要求するコマンド)の順番で発行した場合で、原稿1の表面用の各色毎の画像データの転送終了時(印刷終了時)にその画像データを読み取るために発行した読み取り要求コマンドSC1による読み取りプロセスが終了しているような場合には、プロセス実行管理メモリには読み取り要求コマンドSC1が記憶されていないと認識するが、原稿1の裏面の画像データを読み取る他の読み取りプロセスを要求する読み取り要求コマンドSC2が記憶されていると認識するため、原稿1の表面用の各色毎の画像データの転送終了時にその画像データをページメモリ800から破棄することができる。
【0060】
このように、メインコントローラ700のCPU711が、発行した各要求コマンドを順次対応するプロセスが完了するまでプロセス実行管理メモリに記憶して各プロセスの実行順を管理すると共に、プリンタ400への各色毎の画像データの転送が終了する毎に、上記管理状況を参照し、その参照結果によりプリンタ400への転送が終了した画像データを読み取るために発行された読み取り要求コマンドが記憶されていないと認識した場合でも、その読み取り要求コマンドに続く他の読み取り要求コマンドが記憶されていると認識した場合に、プリンタ400への転送が終了した画像データをページメモリ800から破棄することにより、両面/片面モードによるフルカラーコピーを行う場合(1枚の原稿の両面のフルカラー画像を2枚の用紙の片面に分けて印刷する場合)でも、他の読み取り要求コマンドによる読み取りプロセスの実行タイミングが早くなるため、両面/片面モードによるフルカラーコピーのスループットが向上する。
【0061】
図8は、メインコントローラ700による請求項3の発明のみに関する処理の一例を示すフローチャートである。
メインコントローラ700のCPU711は、プリンタ400による印刷プロセスの実行中に定期的に図8の処理を開始し、まずステップS11でプロセス実行管理メモリに実行中の印刷プロセスを行わせるために発行した印刷要求コマンドが記憶されているか否かをチェックする。
そして、プロセス実行管理メモリに実行中の印刷プロセスを行わせるために発行した印刷要求コマンドが記憶されていると認識した場合に、ステップS12でRAM713に破棄可能情報が記憶されているか否かをチェックし、破棄可能情報が記憶されていると認識した場合には、破棄可能な画像データ(少なくともいずれかの1色の画像データ)がページメモリ800に記憶されているため、ステップS13でその画像データを破棄する。
【0062】
次に、このカラー画像形成装置がページメモリ800を使用して通常モードによる2枚の原稿のフルカラーコピーを行う場合における読み取りプロセス,印刷プロセス,画像破棄処理のタイミングの他の例について、図9を参照して説明する。ここでも、ページメモリ800がA4サイズの画像データを10ページ分(A3サイズの画像データを5ページ分)記憶できる記憶容量を有しているものとする。また、原稿サイズおよび用紙サイズをそれぞれA3とし、2枚の原稿のフルカラーコピーを行う(2枚の原稿1,2のフルカラー画像を用紙に印刷する)ものとする。
【0063】
このカラー画像形成装置では、スキャナ300のコンタクトガラスの読み取り位置にセットされた原稿1の片面画像を1枚の用紙の片面に印刷する場合、操作部100上のスタートキーの押下により、メインコントローラ700のCPU711は、原稿1の画像データを読み取る読み取り要求プロセスを行うための読み取り要求コマンドSC1をスキャナIPU301に対して発行すると共に、その読み取り要求コマンドSC1をプロセス実行管理メモリに記憶する。
スキャナIPU301は、メインコントローラ700から読み取り要求コマンドSC1を受信すると、スキャナ300の駆動部を制御して読み取りプロセスを行わせ、その読み取りプロセスによって読み取られる原稿1の画像データを各色毎にメインコントローラ700へ順次転送し、ページメモリ800に入力させて記憶させる制御を行う。
【0064】
メインコントローラ700のCPU711は、スキャナIPU301に対して読み取り要求コマンドSC1を発行した後、原稿1の画像データによる印刷プロセスを行うための印刷要求コマンドPC1をプリンタ制御部401に対して発行し、続いてスキャナIPU301によってページメモリ800に記憶された原稿1の画像データを各色毎にプリンタ制御部401へ順次転送する。
また、プリンタ制御部401に対して発行した印刷要求コマンドPC1をプロセス実行管理メモリに読み取り要求コマンドSC1に続けて記憶する。
プリンタ制御部401は、メインコントローラ700から印刷要求コマンドを受信した場合、メインコントローラ700から順次転送されてくる原稿1の各色の画像データをプリンタ400内のレーザ光学ユニットへ転送して印刷プロセスを行わせる。また、各色毎の画像データの転送が終了する毎に、その旨をメインコントローラ700へ通知する。
【0065】
メインコントローラ700のCPU711は、プリンタ制御部401から各色毎に画像データの転送が終了した旨の通知を受けると、プロセス実行管理メモリによる各プロセスの実行順の管理状況を参照するが、操作部100上のスタートキーが再び押下されなければ、他の読み取り要求コマンドを発行しないため、プロセス実行管理メモリには他の読み取り要求コマンドが記憶されていないと認識し、転送が終了した画像データをページメモリ800から破棄しないようにする。但し、各色毎に転送が終了した画像データをページメモリ800から破棄可能である旨を示す破棄可能情報をRAM713に記憶する(図5のステップS6)。
【0066】
このとき、スキャナ300のコンタクトガラス上に原稿2がセットされた状態で操作部100上のスタートキーが押下されると、原稿2用の読み取り要求コマンドSC2をスキャナIPU301に対して発行すると共に、その読み取り要求コマンドSC2をプロセス実行管理メモリに印刷要求コマンドPC1に続けて記憶する。
それによって、プロセス実行管理メモリに原稿2用の読み取り要求コマンドSC2が記憶されていると認識するため、RAM713における破棄可能情報の有無をチェックし、そのチェック結果によりページメモリ800に破棄可能な画像データが記憶されていると認識すれば、その画像データを破棄すると共に、上記破棄可能情報をRAM713から削除する。
【0067】
例えば、プリンタ制御部401は、メインコントローラ700から印刷要求コマンドを受信し、メインコントローラ700から原稿1のY画像データを受信した場合に、そのY画像データをプリンタ400内のレーザ光学ユニットへ転送して印刷プロセスを行わせる。そして、Y画像データの転送(受信)が終了すると、その旨をメインコントローラ700へ通知する。同様に、メインコントローラ700から原稿1のM画像データを受信した場合にはそのM画像データを、原稿1のC画像データを受信した場合にはそのC画像データをそれぞれプリンタ400内のレーザ光学ユニットへ転送して印刷プロセスを行わせる。そして、M,Cの画像データの転送が終了する毎に、その旨をメインコントローラ700へ通知する。
【0068】
メインコントローラ700のCPU711は、プリンタ制御部401からY,M,C毎に画像データの転送が終了した旨の通知を受けると、プロセス実行管理メモリによる各プロセスの実行順の管理状況を参照するが、操作部100上のスタートキーが押下されなければ、他の読み取り要求コマンドを発行しないため、プロセス実行管理メモリには他の読み取り要求コマンドが記憶されていないと認識し、転送が終了した画像データをページメモリ800から破棄しないようにする。但し、Y,M,C毎に転送が終了した画像データをページメモリ800から破棄可能である旨を示す破棄可能情報をRAM713に記憶する。
【0069】
このとき、スキャナ300のコンタクトガラス上に原稿2がセットされた状態で操作部100上のスタートキーが押下されると、原稿2用の読み取り要求コマンドSC2をスキャナIPU301に対して発行すると共に、その読み取り要求コマンドSC2をプロセス実行管理メモリに印刷要求コマンドPC1に続けて記憶する。
それによって、プロセス実行管理メモリに原稿2用の読み取り要求コマンドSC2が記憶されていると認識するため、RAM713における破棄可能情報の有無をチェックし、そのチェック結果によりページメモリ800に破棄可能なY,M,Cの画像データが記憶されていると認識し、それらの画像データを破棄すると共に、上記破棄可能情報をRAM713から削除する。
それによって、ページメモリ800内の各ページエリアP1〜P6,P9,P10が空き状態となるため、原稿2の画像データの読み取りが可能になる。
【0070】
このように、メインコントローラ700のCPU711が、プロセス実行管理メモリに他の読み取り要求コマンドが記憶されていないと認識した場合に、プリンタ400への転送が終了した画像データをページメモリ800から破棄可能である旨を示す破棄可能情報をRAM713(破棄可能情報記憶手段)に記憶すると共に、プリンタ400による印刷プロセスの実行中にも、プロセス実行管理メモリによる各プロセスの実行順の管理状況を参照し、その参照結果から他の読み取り要求コマンドが保存されたと認識した場合に、RAM713における破棄可能情報情報の有無をチェックし、そのチェック結果によりページメモリ800に破棄可能な画像データが記憶されていると認識した場合に、その画像データを破棄することにより、異なるコピージョブ間でのスキャナ300による次の原稿画像データの読み取りまでの不要な待ち時間(排紙完了までの時間)をなくすことができる。よって、フルカラーコピーのスループットが更に向上する。
【0071】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明のカラー画像形成装置によれば、エラーリカバリ時のスキャナによる最終原稿の画像データを読み取る読み取りプロセスを不要にできる。また、コピーのスループットを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態であるカラー画像形成装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のメインコントローラ700の構成例を示すブロック図である。
【図3】図1に示したカラー画像形成装置がページメモリ800を使用して通常モードによる1枚の原稿のフルカラーコピーを行う場合における読み取りプロセス,印刷プロセス,画像破棄処理のタイミングの一例を説明するための説明図である。
【図4】図1のメインコントローラ700によるプロセス実行順管理を説明するための図である。
【図5】図1のメインコントローラ700による請求項1〜3の発明に関する処理の一例を示すフロー図である。
【図6】図1に示したカラー画像形成装置がページメモリ800を使用して通常モードによる2枚の原稿のフルカラーコピーを行う場合における読み取りプロセス,印刷プロセス,画像破棄処理のタイミングの一例を説明するための説明図である。
【図7】図1に示したカラー画像形成装置がページメモリ800を使用して両面/片面モードによる1枚の原稿のフルカラーコピーを行う場合における読み取りプロセス,印刷プロセス,画像破棄処理のタイミングの一例を説明するための説明図である。
【図8】メインコントローラ700による請求項3の発明のみに関する処理の一例を示すフロー図である。
【図9】図1に示したカラー画像形成装置がページメモリ800を使用して通常モードによる2枚の原稿のフルカラーコピーを行う場合における読み取りプロセス,印刷プロセス,画像破棄処理のタイミングの他の例を説明するための説明図である。
【符号の説明】
100:操作部 200:ADF
300:スキャナ 301:スキャナIPU
400:プリンタ 401:プリンタ制御部
500:バンク 600:ソータ
700:メインコントローラ 711:CPU
712:ROM 713:RAM
714:NVRAM 715:I/Oポート
716:画像I/F 717:コマンドI/F
718:メモリコントローラ 800:ページメモリ
900:HDD

Claims (2)

  1. 原稿を光学的に走査して各色の画像データを読み取る読み取りプロセスを行う画像読取手段と、
    各色の画像データに基づいて用紙等の記録材に画像を印刷する印刷プロセスを行う画像印刷手段と、
    前記読み取りプロセスを要求する読み取り要求コマンドを前記画像読取手段に対して発行する読み取り要求手段と、
    該手段によって発行された前記読み取り要求コマンドを受信した場合に、前記画像読取手段に前記読み取りプロセスを行わせ、該読み取りプロセスによって読み取られる画像データを各色毎にページメモリに順次入力して記憶させる読み取り制御手段と、
    前記印刷プロセスを要求する印刷要求コマンドを前記画像印刷手段に対して発行する印刷要求手段と、
    前記ページメモリに記憶された画像データを各色毎に前記画像印刷手段に順次転送する画像転送手段と、
    前記印刷要求手段によって発行された印刷要求コマンドを受信した場合に、前記画像転送手段によって順次転送されてくる画像データを前記画像印刷手段に転送して前記印刷プロセスを行わせる印刷制御手段と、
    前記読み取り要求手段および前記印刷要求手段によって発行された各要求コマンドを順次対応するプロセスが完了するまで記憶して各プロセスの実行順を管理するプロセス実行順管理手段と、
    該手段による管理状況を参照し、その参照結果に基づいて前記ページメモリ内の画像データを破棄する画像破棄手段とを有するカラー画像形成装置であって、
    前記画像破棄手段が、破棄可能情報記憶手段を有し、前記画像転送手段による前記画像印刷手段への各色毎の画像データの転送が終了する毎に、前記プロセス実行順管理手段による管理状況を参照し、その参照結果により前記画像印刷手段への転送が終了した画像データを読み取るために発行された読み取り要求コマンドに続く他の読み取り要求コマンドが存在しないと認識した場合に、前記画像印刷手段への転送が終了した画像データを前記ページメモリから破棄可能である旨を示す破棄可能情報を前記破棄可能情報記憶手段に記憶し、前記画像印刷手段への転送が終了した画像データを読み取るために発行された読み取り要求コマンドに続く他の読み取り要求コマンドが存在すると認識した場合に、前記画像印刷手段への転送が終了した画像データを毎回前記ページメモリから破棄する手段であることを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 請求項1記載のカラー画像形成装置において、
    前記画像破棄手段が、前記画像印刷手段による印刷プロセスの実行中にも、前記プロセス実行順管理手段による管理状況を参照し、その参照結果から前記読み取り要求手段によって前記他の読み取り要求コマンドが発行されて保存されたと認識した場合に、前記破棄可能情報記憶手段における破棄可能情報の有無をチェックし、そのチェック結果により前記ページメモリに破棄可能な画像データが記憶されていると認識した場合に、該画像データを破棄する手段とを有することを特徴とするカラー画像形成装置。
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