JP3678107B2 - コントローラ、画像形成装置、制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

コントローラ、画像形成装置、制御方法及び記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、プリンタ、複写機等に用いられるコントローラ、画像形成装置、制御方法及び該制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータ等の外部装置から画像データを受信するとともに、画像データの一部たとえばカラーページをプリントしてその出来上がりを試す、いわゆる試し取りを行うことができる画像形成装置が、従来より知られている。
【0003】
このような画像形成装置として、特開平7−299936号には、パーソナルコンピュータから受信したデータの試し取りを実行し、その後プリンタ部の停止中にプリント結果を確認し、続いて本プリントに移行するものが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の画像形成装置では、試し取りの実行後は、確認のためにプリンタ部が停止するから、試し取りに係るジョブとは異なる他のジョブがメモリに記憶されている場合には、該ジョブの出力が遅れ、効率が良くないという欠点があった。
【0005】
また、試し取りの終了後に、続いて、プリンタ部を停止することなく他のジョブをプリントすることも考えられるが、この場合には、試し取りした出力用紙が他のジョブの出力用紙の中に埋もれるため、試し取りした出力用紙を取り出すのが面倒であるという欠点があった。
【0006】
この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、試し取りに係るジョブとは異なる他のジョブの出力が遅れたり、試し取りした出力用紙が他のジョブの出力用紙の中に埋もれるのを防止することを課題とし、このためのコントローラ、画像形成装置、制御方法及び記憶媒体を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、ジョブの一部分のみを先行して処理させ、ジョブの残りの処理は指令があるまで中断させるコントローラにおいて、前記ジョブとは異なるジョブをメモリへ登録するジョブ登録手段と、前記メモリへの前記異なるジョブの登録状況に応じて、前記ジョブの一部分のみの先行処理タイミングを制御する処理タイミング制御手段と、を備えたことを特徴とするコントローラによって解決される。
【0008】
このコントローラでは、一部を先行処理(試し取り)しようとするジョブとは異なるジョブのメモリへの登録状況に応じて、先行処理のタイミングを制御する。一例を示すと、前記異なるジョブがメモリへ登録されていない場合には、前記処理タイミング制御手段は前記先行処理を開始し、前記異なるジョブがメモリへ登録されている場合には、前記処理タイミング制御手段は、前記先行処理の開始を禁止する。このような制御を行うことで、異なるジョブの出力が遅れたり、先行処理された出力用紙が他のジョブの出力用紙の中に混在する不都合を回避できる。
【0009】
また、前記異なるジョブがメモリへ登録されていることにより、前記処理タイミング制御手段が前記先行処理の開始を禁止する場合において、外部指令により前記先行処理の開始の禁止を解除する構成としても良い。
【0010】
このような構成とすることにより、必要な場合には、外部指令に応じて先行処理を開始でき、そのジョブ全体を処理するかどうかを早く決定することができ、操作性が良くなる。
【0011】
この場合、外部指令が入力された時に、異なるジョブの処理中の場合は、異なるジョブの処理を一旦中断し、ジョブの一部分のみの先行処理を開始するものとしても良い。これにより、ジョブ全体を処理するかどうかを早く決定する必要があるときは、異なるジョブの処理中であっても先行処理が可能となる。
【0012】
また、前記課題は、ジョブの一部分のみを先行して処理させ、ジョブの残りの処理は指令があるまで中断させる装置において、前記ジョブとは異なるジョブを登録するメモリと、前記メモリへの前記異なるジョブの登録状況に応じて、前記ジョブの一部分のみの先行処理タイミングを制御する処理タイミング制御手段と、を備えたことを特徴とする装置によっても解決される。
【0013】
この装置によれば、一部を先行処理(試し取り)しようとするジョブとは異なるジョブのメモリへの登録状況に応じて、先行処理のタイミングを制御するから、例えば、異なるジョブがメモリへ登録されていない場合には、前記処理タイミング制御手段は前記先行処理を開始し、前記異なるジョブがメモリへ登録されている場合には、前記処理タイミング制御手段は、前記先行処理の開始を禁止することで、異なるジョブの出力が遅れたり、先行処理された出力用紙が他のジョブの出力用紙の中に混在する不都合を回避できる。
【0014】
前記コントローラや装置としては、プリントコントローラや画像形成装置があり、前記ジョブはプリントジョブがある。
【0015】
また、前記課題は、ジョブの一部分のみを先行して処理させ、ジョブの残りの処理は指令があるまで中断させる制御を行うに際し、前記ジョブとは異なるジョブのメモリへの登録状況に応じて、前記ジョブの一部分のみの先行処理タイミングを制御することを特徴とする制御方法によっても解決される。
【0016】
この制御方法によれば、例えば、異なるジョブがメモリへ登録されていない場合には、先行処理を開始し、異なるジョブがメモリへ登録されている場合には、先行処理の開始を禁止することで、異なるジョブの出力が遅れたり、先行処理された出力用紙が他のジョブの出力用紙の中に混在する不都合を回避できる。
【0017】
また、前記課題は、ジョブの一部分のみを先行して処理させ、ジョブの残りの処理は指令があるまで中断させる制御をコンピュータに実行させるプログラムが記載された記憶媒体によっても解決される。
【0018】
この記憶媒体によれば、一部を先行処理(試し取り)しようとするジョブとは異なるジョブのメモリへの登録状況に応じての先行処理のタイミング制御が、容易に実行される。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を具体的に説明する。
【0020】
図1は、本発明の一実施形態に係る制御装置の一例であるプリントシステムを備えた複写機Mの全体構成を示す断面正面図である。図1に示すように、複写機Mは、イメージリーダーIRとページプリンタPRTとを備えたデジタル複写機である。
【0021】
前記イメージリーダーIRは、走査部10と画像信号処理部20と画像メモリ部30とを備えており、原稿台ガラス18上に置かれた原稿を読み取り、その原稿の画像の各画素に対応する画像データを生成するようになっている。露光ランプ11および第1ミラー12を有する第1スキャナ19と、第2ミラー13aおよび第3ミラー13bを有する第2スキャナ15とは、スキャンモータM2によって駆動され、矢印b方向(副走査方向)に移動する。露光ランプ11の光は、原稿台ガラス18上の原稿によって反射され、ミラー12、13a、13bおよびレンズ14を経由してラインセンサ16に照射される。ラインセンサ16は、図1の紙面と直交する方向(主走査方向)に多数の光電変換素子(CCD)を配列したものであり、各画素に対応する画像データを出力する。また、上述のように第1スキャナ19および第2スキャナ15がb方向に移動することにより、ラインセンサ16は、原稿画像を副走査することができる。なお、第1スキャナ19がホームポジションにあるか否かはセンサ(図示せず)によって検出される。
【0022】
イメージリーダーIRの本体の上部には、原稿カバーを兼ねた付加装置である自動両面原稿送り装置(ADFR)500が、その後端を支点にして開閉可能な形態で組み付けられている。ADFR500は、原稿スタッカ510上にセットされた原稿を、給紙ローラ501とさばきローラ502とさばきパッド503と中間ローラ504とレジストローラ505と搬送ベルト506とにより、原稿台ガラス18上に搬送し、読み取り後の原稿を排紙ローラ509により原稿排出トレイ511上に排出する。さらに、ADFR500には、原稿スケール512と、原稿の有無を検出する原稿センサSE50と、原稿サイズセンサSE51と、排出センサSE52とが設けられている。なお、図1の符号200は操作パネルを示す。
【0023】
ページプリンタPRTは、露光制御信号を出力する印字処理部40と、半導体レーザ62を光源とするプリントヘッド60と、感光体ドラム71およびその周辺装置からなる現像・転写系70Aと、定着ローラ84および排出ローラ85などを備えた定着排出系70Bと、再給紙ユニット600を含む循環式の用紙搬出系70Cとを含み、イメージリーダIRから転送された画像データに基づいて電子写真プロセスによって複写画像をプリントするようになっている。また、ページプリンタPRTの下部には、数百枚程度の用紙を収納することができる2つの用紙カセット80a、80bと、2つの用紙サイズセンサSE11、SE12と、給紙用ローラ群とが設けられている。
【0024】
半導体レーザ62から出たレーザビームは、ポリゴンミラー65によりその進行方向が主走査方向に変更された後、主レンズ69および各種ミラー67a、67b、67cを経由して感光体ドラム71の露光位置に導かれる。感光体ドラム71の表面は帯電チャージャ72によって一様に帯電させられる。露光により形成された潜像は、現像器73によりトナー像となり、このトナー像は転写位置(複写位置)で転写チャージャ74により用紙上に転写される。そして、用紙は分離チャージャ75により感光体ドラム71から分離され、この後搬送ベルト83と定着ローラ84と排出ローラ85とを介して、排紙トレー621にフェースアップで排出される。
【0025】
図2は、複写機Mを制御するための制御ユニットの構成を示すブロック図である。図2に示すように、制御ユニット100は、操作パネル部110と、全体制御部120と、読み取り部(イメージリーダIR)130と、プリント部140とで構成されている。ここで、操作パネル部110には、通信ドライバ111と、CPU112と、ROM113と、RAM114と、2つのI/O115、116(入出力部)とが設けられている。全体制御部120には通信ドライバ121と、CPU122と、ROM123と、タイマ124と、RAM125と、画像メモリ部130とが設けられている。読み取り部130には、通信ドライバ131と、CPU132と、ROM133と、RAM134と、2つのI/O135、136と、入力信号処理部137と、CCD16とが設けられている。プリント部140には、通信ドライバ141と、CPU142と、ROM143と、RAM144と、2つのI/O145、146と、印字処理部40と、半導体レーザ(LD)62とが設けられている。そして、これらの各ブロック110、120、130、140は、それぞれ、通信ドライバー111、121、131、141や、通信ケーブルC1(通信ライン)を介して、互いにシリアル通信を行って、コマンドやステータスのやり取りを行うように接続されている。
【0026】
また、複写機Mは、3つのLAN(LAN1〜3)に、通信コントローラ部160を介して接続されており、LAN1〜3上の各パーソナルコンピュータ32等の外部機器から外部拡張部31を介して送信される画像データに従って、画像形成(プリント)が可能となっている。外部拡張部31は、パーソナルコンピュータ32から複写機Mへ画像データを送信するための送信用インターフェースとして機能する。
【0027】
操作パネル部110は、操作パネルの制御を行うブロックである。各種操作キーまたはタッチパネルから入力された情報の内容を読み取り、設定された情報や、該装置の動作状態を発光ダイオード(LED)や液晶表示部(LCD)206(図4に示す)に表示する。ここでユーザーによって入力されたキーもしくはタッチパネルの情報は、複写モードとして通信ケーブルC1を介して全体制御部120に送信される。
【0028】
読み取り部130は、前記の走査部10やADFR500の制御を行う。ADFR500に原稿がセットされているか否かや、原稿の給紙搬送状態をI/O135を介して検出する一方、I/O136を介して原稿駆動回路、原稿スキャン用のミラー駆動回路を制御する。また、CCD16で読み取った原稿の画像データを画像信号処理部20で処理した後、全体制御部120へ送信し、画像メモリ部30に蓄積する。
【0029】
プリント部140は、前記のページプリンタPRTと排出系オプションの制御を行う。給紙、現像、転写、定着などのプロセスを行い、所望の用紙上に画像を作成する。
【0030】
全体制御部120は、装置全体の制御を行うとともに、イメージリーダーIRによって読み込まれた画像データを管理する。また、全体制御部120の前記画像メモリ部30には、イメージリーダIRで読み込まれた画像データの多数枚を格納できるようになっている。イメージリーダIRから送られてきた画像データは、画像バスD1を介して画像メモリ部30に記憶される。そしてプリント時に、画像バスD2を介してプリント部140へ画像を送り、画像プリントを作成する。なお、画像メモリ部30の詳細は後述する。
【0031】
イメージリーダーIRで読み取った画像データやパーソナルコンピュータ32からのデータは、画像メモリ部30に蓄積することができるので、複数枚のプリントをする場合や画像データの一部をプリントする試し取りを行う場合にも、1回のみの原稿スキャン、画像データの送信で良い。複写動作の手順は、全体制御部120のRAM125内のテーブルに記憶されており、読み取った画像データやパーソナルコンピュータ32から送信された画像データを実際にプリントする場合には、このRAM125内に記憶されたテーブルを参照してCPU122が制御を行う。
【0032】
なお、全体制御部120は、操作パネル部110と読み取り部130とプリント部140とにコマンドを送って全体のコピー動作の制御を行うが、このような制御手法は従来のデジタル複写機の場合と同様であるので、ここではその説明を省略する。
【0033】
図3は、本複写機Mの画像メモリ部30の動作を示す制御ブロック図である。イメージリーダーIRで読み込まれた画像データは、画像信号処理部20から画像バスD1を通じて、入力ページメモリ301に転送される。そして、この画像データは、このままでは容量が大きいので、圧縮機302へ送り込まれ、ここで圧縮される。圧縮された画像データは、符号メモリ303に転送保存される。一方、パーソナルコンピュータ32から出力された画像データは、外部拡張部31で圧縮された後、符号メモリ303に転送保存される。
【0034】
符号メモリ303はDRAMからなるものであり、圧縮された画像データを複数格納することができるようになっており、格納された画像データは順序を入れ替えて利用することが可能である。プリント時には、符号メモリ303内の選択された任意の画像データが、伸張器304に送られ、この伸張器304で伸張された後、出力ページメモリ305に転送される。出力ページメモリ305内の画像データは、ページプリンタPRTとの同期をとりながら画像バスD2を通じて印字処理部40へ出力される。画像メモリ部30は、ROM116に格納されているプログラムに従い、CPU106により制御される。
【0035】
図4は、複写機Mの操作パネル200の構成を示す平面図である。プリントスタートキー201はコピー動作を開始させるのに用いられ、テンキー202はコピー枚数等の数値を入力するために用いられる。また、クリアキー203は入力された数値のクリアあるいは画像メモリ部30の画像データを破棄するために用いられ、ストップキー204は複写動作あるいは複写動作と読み込み動作を停止させるために用いられ、パネルリセットキー205は設定されている画像モードおよびジョブを破棄するために用いられる。
【0036】
さらに、液晶表示部206が設けられており、この液晶表示部206の表面にタッチパネルが取り付けられている。このタッチパネルによって、液晶表示部206内の表示内容に従った各種設定を行うことができる。たとえば、複写倍率その他の画像モードを設定することができる。
【0037】
また、この実施形態では、パーソナルコンピュータ32から送られてきたジョブが、試し取りモードに設定された部分を含んでいない場合であっても、複写機M側でジョブの一部に試し取りモードを設定できるようになっており、このための試し取りモード設定キー207が設けられている。そして、試し取りモード設定キー207をONにして、液晶表示部206に表示される内容に従って、ページ毎に試し取りモードを設定できるようになっている。
【0038】
さらにまた、操作パネル200には、試し取り処理の開始禁止を解除するための解除キー208が設けられ、この解除キー208を操作することにより、他のジョブが符号メモリ303に登録されていても、試し取り処理を開始することができるようになっている。
【0039】
図5は、読み取った画像データを実際にプリントする場合に複写機Mが参照する、RAM108内の管理テーブルの概略構成を説明する図である。
【0040】
原稿を読みとって圧縮する際には、原稿画像の画像に関する情報をジョブ単位で管理する必要があるため、ジョブ内で複数ページが分割されて記憶される。このため、テーブルは、ジョブ単位の情報を記憶するテーブル(ジョブ単位情報T−1)と、分割された頁単位の情報を記憶するテーブル(ジョブ管理情報T−2)とを持っている。なおこのジョブは、デジタル複写機1のイメージリーダIRで読み取られて入力されるものとコンピュータ32などの外部装置から入力されるものとがある。外部から送られたジョブのプリントデータは、読み取った画像のデータと同様に1つのジョブとして、この管理テーブルにより管理される。
【0041】
ジョブ単位情報T−1は、ジョブID、送信元、受信時刻、ジョブの登録状態、ジョブに対応するページ管理情報の記憶場所等を記憶しており、またページ管理情報T−2は、プリント許可/保留、圧縮画像データの記憶場所等に係る情報を記憶している。
【0042】
メモリ制御用CPU106は、入力ページ301から画像データを読み出して圧縮する。このとき管理テーブルの情報を作成しながら、圧縮器302を制御して符号メモリ303に圧縮画像データを格納していく。また、画像データを出力する際、データの格納とは反対に符号メモリ303から圧縮画像データを読み出していく。管理テーブル内の情報は、該当するページの情報が正常に読み出され、オペレーターの指定した枚数あるいは部数Mのプリントが完了した時点で消去される。
【0043】
図6は、複写機MがLAN1〜3上のパーソナルコンピュータ(以下「PC」と称する)32から送信される画像データの受信動作シーケンスを示した図である。
【0044】
外部拡張部31から画像モード指示コマンドが、全体制御部120のCPU122に要求される(画像モード指示Q)。試し取りモード、画像データの属性の設定はこのコマンドで行う。このコマンドを受け取って、CPU122は、CPU106に対してメモリ準備Qを要求する。このコマンドを受け取って、CPU122はハードウェアの設定を行う。設定が完了すると、CPU106は、CPU122に対してメモり準備完了Aを通知する。画像データの受信を禁止する場合は、メモリ準備完了Aを送信しない。外部拡張部31が、CPU122に対して、1ページ分の画像データの転送開始を指示する画像転送開始Qを要求する。転送が終了すると、画像転送終了コマンドが送信される(画像転送終了Q)。CPU122は、符号メモリ転送終了コマンドをCPU106に転送する(符号メモリ転送終了Q)。これにより、1ページ分の画像データが符号メモリ303に格納される。上記動作が印字すべきページ分繰り返され、全ページが転送された後、外部拡張部31からCPU122に対して、ジョブ登録要求コマンドが転送される(ジョブ登録要求Q)。
【0045】
図7は、複写機Mのプリント動作シーケンスを示した図である。
【0046】
プリント許可のジョブが管理テーブルに残っている場合、CPU122はCPU106に対して、データ伸張を要求する(伸張Q)。CPU106は、符号メモリ303、伸張器304、出力ページメモリ305等を起動する。これにより伸張処理が行われ、画像データが出力ページメモリ305に書き込まれる。CPU122はCPU106に対して、画像を読み出すためのメモリ準備Qを要求する。CPU106はハードウェアの設定を行う。設定が完了すると、CPU106はCPU122に対してメモリ準備完了Aを通知する。CPU122は、CPU106及びCPU142に対してプリントQを要求する。CPU142からの用紙の搬送状態を知らせる給紙レポート(給紙A)が送られ、その後出力ページメモリ305から読み出された画像データが印字処理部40に出力され、プリントが行われる。プリントが終了するとプリント完了A及びイジェクト完了Aを送る。
【0047】
図8にマルチプリントジョブの動作についての略式図を示す。
【0048】
マルチプリントジョブでは、画像メモリ(画像メモリ部30の符号メモリ303)を持ったデジタル複写機において、プリント装置PRTが画像メモリ上の一塊の原稿画像を出力中に、操作パネル200からの予約設定により、新たな一塊の原稿画像をイメージリーダーIRにて読み取り、あるいは、新たな画像データをネットワークから受信して画像メモリに記憶する動作をするものである。
【0049】
すなわち、マルチプリントジョブにおいては、第1のプリントジョブをプリント装置PRTで出力中に、第1のプリントジョブとは無関係の画像データ群第2又は第3のプリントジョブをイメージリーダーIRで読み取る、あるいは、ネットワークから受信して記憶する。このように、複数のプリントジョブを同時並行して行う。
【0050】
本実施形態においては、画像メモリ部30の符号メモリ303には、プリントの順番を待つ複数のプリントジョブそれぞれについて、プリントすべき画像データと、この画像データをプリントする用紙を給紙する給紙トレイとして給紙トレイ80a、80bのいずれが選択されているかを示す情報と対応付けられて記憶される。また、試し取りモードが設定されたジョブについては、試し取りすべきページの情報も記憶されている。
【0051】
図9は、複写機Mの制御を統括する全体制御部120のCPU122のメインルーチンを示すフローチャートである。なお、以下の説明及び図面においてステップを「S」と記す。また、前記フローチャート及び後述の各フローチャートに示された処理は、ROM123等の記憶媒体に予め格納されたプログラムに従って実行される。
【0052】
CPU122は、初期設定(S71)を行った後、操作内容に応じて動作モードを定めるためのモード設定処理(S72)、イメージリーダを使用した原稿読取処理(S73)、パーソナルコンピュータ32からの画像データの外部受信処理(S74)、プリントジョブ切り替え判断処理(S75)、プリント処理(S76)を繰り返し実行する。
【0053】
図10は図9に示したS75のプリントジョブ切替え判断処理の内容を示すフロ―チャートである。
【0054】
まず、S1で、現在プリント中かどうか判断する、プリント中でなければ(S1にてNO)、S2で未処理のプリントジョブが存在するかどうか判断する。S2で未処理のプリントジョブが存在しない場合は(S2にてNO)、そのまま処理を終了する。S2で未処理のプリントジョブが存在する場合は、S3で、そのジョブの中に試し取りプリントジョブが存在するかどうか判断する。もし試し取りプリントジョブが存在すれば(S3にてYES)、S4でそのジョブの先行プリント即ち試し取りが完了しているかどうか判断する。
【0055】
先行プリントが完了していない場合は(S4にてNO)、S5で現在の状態がマルチジョブ状態かどうか判断する。マルチジョブ状態とは、試し取りプリントのジョブの登録(コピーであれば読み込みの開始、パーソナルコンピュータからのプリントであれば画像データの受信開始)が、その他のジョブが存在する時に行われた場合をいい、マルチジョブ状態でないとは、試し取りプリントのジョブの登録が、その他のジョブが全く存在しない時に行われた場合をいう。
【0056】
S5でマルチジョブ状態であれば(S5にてYES)、S6で操作パネル上等で先行プリントの出力指示があったかどうか判断し、出力開始指示がある時のみ(S6にてYES)、S7へ移行し試し取りの先行プリントの処理を開始する。そして、試し取りにかかるジョブのうち、先行プリント処理以外の残りの部分は、符号メモリ303に記憶されている全ジョブの最後に登録される。出力開始指示がなければ、先行プリントの処理は禁止される。
【0057】
S5でマルチジョブ状態でなければ(S5にてNO)、出力指示の判断は必要ないので、直ちにS7の処理へ移行し、試し取りの先行プリントを開始する。
【0058】
未処理の試し取りプリントジョブが存在しない場合(S3にてNO)、又は、先行プリント開始の条件が成立しない場合(S4にてYES、S6にてNO)は、S8へ移行し、その他の通常ジョブの切り替え処理を実行する。
【0059】
上記、プリント終了時における、試し取りプリントジョブの先行プリント開始制御は、先行プリント末完了の試し取りプリントジョブが1つの場合に限定してある。しかし、先行プリント末完了の試し取りプリントジョブが複数存在した場合でも繰り返し判断を行うことにより容易に実現可能である。
【0060】
S1において、プリント中の場合は(S1にてYES)、S11に移行し、プリント中のジョプが試し取りの先行プリントジョブかどうか判断する。
【0061】
もし、試し取りの先行プリントジョブであれば(S11にてYES)、その他のジョブに切り替える必要はないのでそのまま処理を終了する。試し取り先行プリントでないジョブを実行中の場合は(S11にてNO)、試し取りの先行プリント処理を最優先で実行する。即ち、S12で、試し取りプリントジョブが存在するかどうか判断し、もし存在する場合は(S12にてYES)、S13で先行プリント完了かどうか判断する。
【0062】
S13で先行プリント完了でなければ(S13にてNO)、S14でこの試し取りプリントジョブのアプリケーションがコピーかPC(パーソナルコンピュータ)プリントかを判断する。
【0063】
PCプリントの場合は、S15で先行プリント出力指示があったかどうか判断し、指示がある時のみS16へ移行し、実行中のジョブを中断し、S17で先行プリントをスタートする。コピープリントの場合は出力指示の有無を判断する必要がないので、直ちにS16、S17の処理を行う。そして、試し取りにかかるジョブのうち、先行プリント処理以外の残りの部分は、符号メモリ303に記憶されている全ジョブの最後に登録される。
【0064】
なお、S13において、先行プリントが完了している場合や(S13にてYES)、S15において先行プリントの出力指示がない場合(S15にてNO)は、終了する。
【0065】
上記、プリント終了時における、試し取りプリントジョブの先行プリント開始制御は、先行プリント末完了の試し取りプリントジョブが1つの場合に限定してある。しかし、複数の上記ジョブが存在した場合でも繰り返し判断を行うことにより容易に実現可能である。
【0066】
上記のように本実施例では、マルチジョブ状態において、試し取りプリントジョブが登録された場合に、そのジョブがPCプリントアプリケーションであれば、遠隔操作を想定し操作パネル上での出力指示を見て、先行プリントの開始条件を判断し、コピープリントアプリケーションであれば、プリンタの前に操作者がいると判断し、出力指示を必要とすることなく直ちに先行プリントの開始を行うようにした。しかし、アプリケーションによらず、出力指示のみによって先行プリントの開始を行うようにしても良い。
【0067】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、一部を先行処理(試し取り)しようとするジョブとは異なるジョブのメモリへの登録状況に応じて、先行処理のタイミングを制御するから、異なるジョブの出力が遅れたり、先行処理された出力用紙が他のジョブの出力用紙の中に混在する不都合を回避できる。
【0068】
請求項2に係る発明によれば、異なるジョブがメモリへ登録されていない場合には、前記先行処理を開始するから、先行処理によりユーザーはその部分の出力状況を確認することができる。
【0069】
請求項3に係る発明によれば、異なるジョブがメモリへ登録されている場合には、前記先行処理の開始を禁止するから、異なるジョブの出力が遅れたり、先行処理された出力用紙が他のジョブの出力用紙の中に混在する不都合を回避できる。
【0070】
請求項4に係る発明によれば、外部指令により前記先行処理の開始の禁止を解除するから、必要な場合には、外部指令に応じて先行処理を開始でき、そのジョブ全体を処理するかどうかを早く決定することができ、操作性が良くなる。
【0071】
請求項5に係る発明によれば、ジョブ全体を処理するかどうかを早く決定する必要があるときは、異なるジョブの処理中であっても先行処理が可能となる。
【0072】
請求項6に係る発明によれば、一部を先行処理しようとするジョブとは異なるジョブのメモリへの登録状況に応じて、先行処理のタイミングを制御するから、異なるジョブの出力が遅れたり、先行処理された出力用紙が他のジョブの出力用紙の中に混在する不都合を回避できる。
【0073】
前記コントローラや装置としては、プリントコントローラや画像形成装置があり、前記ジョブはプリントジョブがある。
【0074】
請求項7に係る発明によっても、異なるジョブの出力が遅れたり、先行処理された出力用紙が他のジョブの出力用紙の中に混在する不都合を回避できる。
【0075】
請求項8に係る発明によれば、異なるプリントジョブの出力が遅れたり、先行処理された出力用紙が他のプリントジョブの出力用紙の中に混在する不都合を回避できるプリントコントローラとなし得る。
【0076】
請求項9に係る発明によれば、異なるプリントジョブの出力が遅れたり、先行処理された出力用紙が他のプリントジョブの出力用紙の中に混在する不都合を回避できる画像形成装置となし得る。
【0077】
請求項10に係る発明によれば、一部を先行処理しようとするジョブとは異なるジョブのメモリへの登録状況に応じての先行処理のタイミング制御を、容易に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る画像処理システムが適用された複写機の概略構成図である。
【図2】図1に示した複写機の制御ユニットのブロック図である。
【図3】図2に示した制御ユニットの全体制御部中の画像メモリ部のブロック図である。
【図4】図1の複写機の操作パネルの平面図である。
【図5】図1の複写機が、読み取った画像データを実際にプリントする場合に参照する、RAM内の管理テーブルの概略構成を説明する図である。
【図6】図1の複写機が図2のLAN1〜3上のパーソナルコンピュータ(PC)からの画像データの受信動作のシーケンスを示した図である。
【図7】図1の複写機のプリント動作のシーケンスを示した図である。
【図8】マルチプリントジョブの動作についての略式図である。
【図9】図1の複写機の制御を統括する全体制御部のCPUのメインルーチンを示すフローチャートである。
【図10】図9のフローチャートにおけるプリントジョブ切替え判断処理の内容を示すフロ―チャートである。
【符号の説明】
M・・・・・複写機(画像形成装置)
IR・・・・イメージリーダー
PRT・・・プリンタ部
120・・・全体制御部(コントローラ、プリントコントローラ)
122・・・CPU(ジョブ登録手段、タイミング制御手段、判断手段)
160・・・通信コントローラ部(受信手段)
30・・・・画像メモリ部
32・・・・パーソナルコンピュータ(ジョブ送信手段)
303・・・符号メモリ
200・・・操作パネル
206・・・液晶表示部
207・・・試し取りモード設定キー
208・・・試し取り処理の開始禁止解除キー

Claims (8)

  1. 第1のジョブの一部分のみを先行して処理させ、第1のジョブの残りの処理は指令があるまで中断させるコントローラにおいて、
    前記第1のジョブとは異なり一部を先行処理しない第2のジョブをメモリへ登録するジョブ登録手段と、
    前記第2のジョブがメモリへ登録されていない場合には、前記第1のジョブの一部分のみの先行処理を開始し、前記第2のジョブがメモリへ登録されている場合には前記第1のジョブの一部分のみの先行処理の開始を禁止する処理タイミング制御手段と、
    を備えたことを特徴とするコントローラ。
  2. 外部指令により前記先行処理の開始の禁止を解除する請求項1に記載のコントローラ。
  3. 外部指令が入力された時に、第2のジョブの処理中の場合は、第2のジョブの処理を一旦中断し、第1のジョブの一部分のみの先行処理を開始する請求項2に記載のコントローラ。
  4. 第1のジョブの一部分のみを先行して処理させ、第1のジョブの残りの処理は指令があるまで中断させる装置において、
    前記第1のジョブとは異なり一部を先行処理しない第2のジョブを登録するメモリと、
    前記第2のジョブがメモリへ登録されていない場合には、前記第1のジョブの一部分のみの先行処理を開始し、前記第2のジョブがメモリへ登録されている場合には前記第1のジョブの一部分のみの先行処理の開始を禁止する処理タイミング制御手段と、
    を備えたことを特徴とする装置。
  5. 前記コントローラはプリントコントローラであり、前記ジョブはプリントジョブである請求項1ないし3のいずれかに記載のコントローラ。
  6. 前記装置は画像形成装置であり、前記ジョブはプリントジョブである請求項4に記載の装置。
  7. 第1のジョブの一部分のみを先行して処理させ、第1のジョブの残りの処理は指令があるまで中断させる制御を行うに際し、
    前記第1のジョブとは異なり一部を先行処理しない第2のジョブがメモリへ登録されていない場合には、前記第1のジョブの一部分のみの先行処理を開始し、前記第2のジョブがメモリへ登録されている場合には前記第1のジョブの一部分のみの先行処理の開始を禁止することを特徴とする制御方法。
  8. 第1のジョブの一部分のみを先行して処理させ、第1のジョブの残りの処理は指令があるまで中断させる制御を実行させるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    前記第1のジョブとは異なり一部を先行処理しない第2のジョブがメモリへ登録されていない場合には、前記第1のジョブの一部分のみの先行処理を開始し、前記第2のジョブがメモリへ登録されている場合には前記第1のジョブの一部分のみの先行処理の開始を禁止するプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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