JPH09219765A - 画像処理システム及び方法 - Google Patents

画像処理システム及び方法

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JPH09219765A
JPH09219765A JP8024057A JP2405796A JPH09219765A JP H09219765 A JPH09219765 A JP H09219765A JP 8024057 A JP8024057 A JP 8024057A JP 2405796 A JP2405796 A JP 2405796A JP H09219765 A JPH09219765 A JP H09219765A
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JP
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image
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Withdrawn
Application number
JP8024057A
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English (en)
Inventor
Masayuki Toda
正行 戸田
Kenji Aiyama
健司 相山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャムの発生によりばらばらな頁順でソート
される。 【解決手段】 記憶手段に記憶された画像データを排紙
終了が検知されるまで画像データを読み出し可能とする
モードと、記憶手段からの画像データの読み出しが終了
した時点で画像データを解放するモードを有する画像処
理システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タ等の外部機器や複写機の画像読み取り部等から入力さ
れた画像データを記憶媒体に記憶させ、読み出してプリ
ンタや複写機のプリンタ部等を用いてプリントする画像
処理システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近ではホストコンピュータから送られ
たカラー画像データをコントローラを介してカラープリ
ンタでプリントするシステムが提供されている。例えば
ホストコンピュータとカラー複写機を持っているユーザ
ーは、このコントローラを使用することによってホスト
コンピュータ上で作成したカラー画像を、カラー複写機
をプリンタとして使用することによってプリントするこ
とが可能になる。
【0003】また、最近のカラー複写機には、ソート機
能、ステイプル機能、製本化機能等の様々なフィニッシ
ング機能が装備され、簡易印刷システムとして使われる
ことが多くなってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、ステイプル/
ソート機能を使用する場合について考える。コントロー
ラは、ホストコンピュータから受け取った画像データを
ラスタ画像データに展開し、一旦ページメモリに記憶さ
せる。それから、その画像データを読み出してプリンタ
に転送し、プリントが行われる。
【0005】従来のコントローラでは、コントローラ内
のページメモリに記憶されている画像データは、指定さ
れた部数分だけ、画像データを読み出した後、直ちに画
像データの消去を行っている。
【0006】このとき、もしプリンタで排紙時にジャム
が発生した場合には、ジャム処理を行った後に再度プリ
ントし直す必要がある。しかし先に述べたように、従来
のコントローラでは、最終部の画像データ読み出し終了
後、直ちにページメモリ内の画像データを消去している
ために、ジャムが起きた頁の画像データが抜けてしま
う。ソート機能を使用した場合には、頁順がばらばらに
ソートされてしまう。
【0007】例えば3頁分の画像データを3部ずつプリ
ントする場合について図9を用いて説明する。1頁1部
目、1頁2部目、1頁3部目、2頁1部目、2頁2部
目、と順にプリントし、2頁3部目の排紙時にジャムが
発生したとすると、この時点ではすでにページメモリ内
の画像データは消去されているため、図9のように各ビ
ンに出力された紙の頁順がばらばらになり、抜けている
3頁目の画像データを再度プリントし直した上、ユーザ
ーが並び換えなければならない。さらには、ステイプル
機能を使用した場合には、頁順がばらばらのまま綴じら
れてしまい、プリントされたものが全て無駄になる。ま
た、最初からプリントし直したのでは時間もかかる上、
紙の無駄にもなり不経済である。
【0008】よって本発明は、正確な頁順で確実にプリ
ントすることが可能な画像処理システムを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】係る課題を解決するため
に、本発明で用いる手段は、画像データを記憶する記憶
手段と、前記記憶手段に記憶された前記画像データに基
づき画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段
により排紙された記録紙を丁合する丁合手段からなる画
像処理システムにおいて、排紙終了を検知する排紙終了
検知手段を備え、前記排紙終了検知手段により排紙終了
が検知されるまで前記記憶手段に記憶された前記画像デ
ータを読み出し可能とするモードを有することを特徴と
する画像処理システムである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る画像処理システム
は、指定された部数分の紙が全て正常に排紙されてから
コントローラ内のページメモリに記憶されている画像デ
ータを消去、又はページメモリを解放することにより、
正確な頁順で確実にプリントすることが可能となるモー
ド(ページオーダー優先モード)を備えたものである。
【0011】また、この場合、複数頁のジョブをプリン
トする際には、従来に比べ時間がかかるので、従来の様
にページメモリに記憶された画像データを指定部数回の
読み出し終了後に直ちに消去又はページメモリを解放す
るモード(パフォーマンス優先モード)を併せて設け、
両モードをユーザーが選択することが可能なものであ
る。
【0012】以下、本発明を実施する一例として、ホス
トコンピュータ等の外部機器から入力された画像データ
を、コントローラ内で処理し、複写機のプリンタ部を用
いてで画像形成(プリント)を行う画像処理システムに
ついて説明する。
【0013】(実施例1)まず、本発明における画像処
理システムについて、図1のブロック図を用いて説明す
る。
【0014】コントローラ20は、ホストコンピュータ
10にインターフェース1を介して接続される外部イン
ターフェース25を有し、この外部インターフェース2
5がCPUバス4に接続されている。CPUバス4には
コントローラ20全体の動作を制御するCPU21と、
制御プログラムを格納するROM22と、作業用のワー
クエリアとして使用されるRAM26と、フォントデー
タ等が記憶される内蔵ハードディスク(HD)24を制
御するHDDコントローラ23と、FIFO27とが接
続されている。ここで、RAM26は、ラスタ画像デー
タを記憶するページメモリ26−1と、PDL(Page D
escription Language )画像データを保持するPDLバ
ッファ26−2を備えており、ページメモリ26ー1
は、それぞれ1ページ分の画像データを記憶するページ
メモリa及びページメモリb(以下それぞれメモリa、
メモリbと称す)により構成される。なお、ラスタ画像
データをページメモリ26−1に記憶する代わりに、内
蔵HD24に記憶することも可能である。
【0015】このコントローラ20によれば、ホストコ
ンピュータ10からインターフェース1 及び外部インタ
ーフェース25を介して送られてきたPDL画像データ
は、CPUバス4を介して一旦PDLバッファ26−2
に保持される。CPU21はROM22や内蔵HD24
にあるフォントデータ等を用いて、PDLバッファ26
−2に保存されているPDL画像データをラスタ画像デ
ータに展開し、ページメモリ26−1に記憶させる。
【0016】このコントローラ20からは、CPUバス
4及びFIFO27を介してラスタ画像データがプリン
タ30へ画像形成用信号3として送られ、その画像形成
用信号3に基づいて画像形成が行われる。また、コント
ローラ20とプリンタ30は、インターフェース2を介
して種々の通信が行える。
【0017】プリンタ30は、画像形成部31と、操作
部55と、制御部56とで構成されている。画像形成部
31は、ホストコンピュータ10から送られてきた画像
データを400dpiの解像度で記録媒体にカラーまたはグレ
ースケールで出力する機能を有し、ドラムモータ39は
後述する感光ドラム33や転写ドラム34を回転させる
ための駆動モータであり、制御部56は、プリンタ30
全体の制御を行うもので、操作部55及びコントローラ
20との通信内容に応じてプリント機能を実行する。
【0018】次に、プリンタとして用いる複写機につい
て説明する。
【0019】図2はフルカラーのデジタル電子写真複写
機の構成を示す断面図である。
【0020】51はDF(Document Feeder )と呼ばれ
る原稿自動給紙部である。原稿自動給紙部51について
は、市販の多くの複写機で使用されているものと同様な
ため詳細を説明しないが、複数の原稿を載置しておき、
それを1枚ずつ原稿読み取り位置に運ぶための装置であ
る。不図示の原稿読み取り位置におかれた原稿は、不図
示の光学系とカラーCCD等から構成される画像読み取
り部52を用いて読み取られてRGB画像データに変換
され、切替部53を経由して画像処理部54でYMCK
データに変換された後、レーザ駆動部32に送られる。
【0021】一方、コントローラ20から送られてくる
画像形成用信号3も切替部53を経由して画像処理部5
4でYMCKデータに変換された後、レーザ駆動部32
に送られる。画像形成部31が複写機として動作する場
合は、切替部53で画像読み取り部52からの画像デー
タ4が選択され、プリンタとして動作する場合はコント
ローラ20から送られてくる画像データ3が選択され
る。
【0022】画像処理部54から送られてきた画像デー
タ3はレーザ駆動部32でレーザ光に変換され、感光ド
ラム33上に潜像を形成する。画像が形成される記録紙
(以下、紙と称す)は上段カセット35、または下段カ
セット37から給紙され、転写ドラム34に巻き付けら
れる。感光ドラム33上の潜像は不図示の現像器により
トナーが付着されて可視像となり、転写部で紙に転写さ
れる。この潜像の形成、現像、転写をYMCKごとに1
枚の用紙に対して転写ドラム34を4回転させつつ4回
繰り返すことにより、紙にYMCKのトナーが転写され
る。トナーが転写された紙は定着器38に送られ、ここ
でトナーが溶融定着され、フルカラー画像が形成され
る。定着された紙は、通常プリント(通常コピーも同
じ。以下同様)時はステープルソータユニット40に送
られ、通常は一番上部の排紙トレー42−1上に排紙さ
れる。
【0023】一方、両面プリントの表面プリント時は、
定着器38を通った紙は反転部5に送られ、反転部5で
進行方向を反転され、両面トレー36に入る。この時、
表面画像は紙の上部側となる。ついで、両面トレーから
給紙された紙は、通常プリント時と同様な経路で裏面が
プリントされ、排紙される。
【0024】さらに、複数頁複数部の通常ソートプリン
トの場合、ステープルソータユニット40に送られた各
部は、各排紙トレー42−1、42−2、42−3に振
り分けて出力される。要するに各排紙トレーには複数頁
1部ずつの出力が積載される。
【0025】また、複数ページ複数部のグループソート
プリントの場合、ステープルソータユニット40に送ら
れた各頁は、各排紙トレー42−1、42−2、42−
3に振り分けて出力される。要するに各排紙トレーには
各頁ごとに複数部の出力が積載される。
【0026】以上の通常ソートプリント、及びグループ
ソートプリントを合わせてソートプリントと呼ぶ。また
図2は略図のため、排紙トレーは3つしか書いていない
が、実際には10個とか、25個とかで構成される。
【0027】また、ステープルソータユニット40には
ステープルユニット41が付属しており、各排紙トレー
上に積載された用紙をステープルする機能を持ってい
る。通常、この機能はソートプリント機能と組み合わせ
て使用されるため、ステープルソートプリント機能と呼
ぶ。例えば、通常ソートプリントと組み合わせた場合に
は、複数ページ1部の出力ごとにステープルされ、それ
が複数部得られる。
【0028】さらに、ステープルソータユニット40に
は排紙センサー43が備えつけられており、ステープル
ソータユニット40に排紙されてきた紙が、各排紙トレ
ー42−1、42−2、42−3に正常に排紙されたか
どうかを検知する。
【0029】次に、コントローラ20の動作モードにつ
いて説明する。
【0030】コントローラ20は、ページメモリ26−
1に記憶された画像データを指定された部数回読み出し
た後、直ちにページメモリ26−1に記憶された画像デ
ータを消去するパフォーマンス優先モードと、プリンタ
30において指定された部数の紙が全てステープルソー
タユニット40の各排紙トレー42−1、42−2、4
2−3に正常に排紙されたことを確認してからページメ
モリ26−1に記憶された画像データを消去するページ
オーダー優先モードとがあり、この2種類のモードをユ
ーザーが選択することができる。
【0031】この2種類のモードの選択は、ユーザーが
プリントを実行する際に指定するか、または、あらかじ
めコントローラ内部の処理パラメータとして設定してお
いても構わない。ユーザーがプリントを実行する際に指
定する場合は、ホストコンピュータなどの外部装置に接
続された画面に、図3に示した選択画面を表示させてユ
ーザが指定することができる。あらかじめコントローラ
20の内部の処理パラメータとして設定しておく場合に
は、コントローラ20に接続されたターミナル端末(不
図示)等を使用してモードを設定しておく。この場合
は、図1に示してある内蔵HD24に設定されたモードが
記憶され、プリント実行時にその設定されたモードで処
理がおこなわれる。
【0032】次に、複数頁を複数部ずつプリントする場
合のコントローラ20の処理の流れについて説明する。
【0033】本実施例におけるコントローラ20は、ホ
ストコンピュータ10より入力されたPDL画像データ
をラスタ画像データに展開し、ページメモリ26−1に
記憶させる「展開処理」、及びページメモリ26−1に
記憶された画像データを読み出してプリンタ30へ送信
する「送信処理」の2処理を並行して制御することによ
り、迅速な画像処理を実現している。また、以上の制御
は、ROM22に格納された制御プログラムを用いてC
PU21が行なう。
【0034】図4はコントローラ20の、「展開処理」
の流れを示したフローチャートである。まず最初に、ホ
ストコンピュータ10から複数頁の画像データが入力さ
れる(S10 )。このときに、パラメータ「JOB 」と「P
」を0にセットする(S11 )。ここでパラメータ「JOB
」は送られてきたジョブの全頁の画像データの展開が
終了したかどうかを判断するためのパラメータであり、
ある1つのジョブの全頁の画像データの展開が終了した
時点で1にセットされる。パラメータ「P 」は展開済み
頁数を表わすパラメータである。
【0035】次に送られてきた画像データがラスタ画像
データに展開される(S12 )。1頁分の画像データの展
開が終了したらパラメータ「P 」に1が加算される(S1
3 )。全頁の画像データの展開が終了したかどうかを確
認し(S14 )、終了していなければ次の頁の画像データ
を展開するためのメモリ領域があるかどうかを確認し
(S15 )、なければ領域に空きができるまで待ち、空き
領域ができたら次の頁の画像データを展開する(S12
)。全頁の画像データの展開が終了した場合はパラメ
ータ「JOB 」を1にセットし(S16 )、「展開処理」を
終了する(S17 )。
【0036】次に、パフォーマンス優先モードを選択し
た場合のコントローラ20の「送信処理」の流れについ
て図5を用いて説明する。
【0037】まず、1頁目の画像データの展開が終了し
たかどうかを確認する(S21 )。ここで、図に示してあ
るパラメータ「P 」は図4で用いたものと同じパラメー
タである。1頁目の画像データの展開が終了していない
場合は終了するまで待ち、終了していればパラメータ
「K 」を1にセットする(S22 )。このパラメータ
「K」はプリンタ30へ送信する画像データが何頁目な
のかを表している。
【0038】次にK 頁目の画像データをページメモリ2
6−1から読み出し、プリンタ30へ送信する(S23
)。指定された部数分の読み出しが終了したかどうか
確認し(S24 )、終了していなければ再度読み出して送
信し、終了していればページメモリ26−1のK 頁目の
画像データが記憶されている領域を解放する(上書き可
能とする)(S25 )。次に、現在送信が終了している頁
数K と展開が終了している頁数P を比較する(S26 )。
展開が終了している頁数P の方が大きければパラメータ
「K 」に1を加算し(S27 )、展開されている次の頁の
画像データを送信する。そうでなければパラメータ「JO
B 」が1にセットされているかを確認することによって
全頁の画像データの送信が終了したかどうかを判断し
(S28 )、パラメータ「JOB 」が1にセットされていな
い場合は、まだ全頁のデータの送信が終了していないこ
とを意味するので、次頁の画像データの展開が終了した
かどうかを再度確認する。全頁のデータの送信が終了し
たらパラメータ「P 」を0にセットし(S29 )、処理が
終了する(S30 )。
【0039】次に、ページオーダー優先モードを選択し
た場合のコントローラ20の「送信処理」の流れについ
て図6を用いて説明する。
【0040】まず、1頁目の画像データの展開が終了し
ているかどうかを確認する(S41 )。ここで、図に示し
てあるパラメータ「P 」は、図4で用いたものと同じパ
ラメータである。1頁目の画像データの展開が終了して
いない場合は終了するまで待ち、終了していればパラメ
ータ「K 」を1にセットする(S42 )。このパラメータ
「K 」はプリンタ30へ送信する画像データが何頁目な
のかを表している。
【0041】次にK 頁目の画像データをぺ−ジメモリ2
6−1から読み出し、プリンタ30へ送信する(S43
)。指定された部数分の読み出しが終了したかそどう
か確認し(S44 )、終了していなければページメモリ2
6−1から同じ画像データを読み出し、再度送信する。
指定された部数分の画像データの送信が終了したらプリ
ンタ30において正常に紙が排紙されたかどうかを確認
する(S45 )。これは、図2に示してあるプリンタ30
のステープルソータユニット40内に備えられた排紙セ
ンサー43が正常に排紙されたかどうかを検知し、その
情報を図1で示したインターフェース2を介して受け取
ることによって確認する。もしジャムが発生して正常に
排紙されなかった場合は、ジャム処理が終了したかどう
かを確認し(S46 )終了したら再度K 頁目の画像データ
を送信する。正常に排紙された場合はページメモリ26
−1のK 頁目の画像データが占有している領域を解放す
る(S47 )。
【0042】次に、現在送信が終了している頁数K と展
開が終了している頁数P を比較する(S48 )。展開が終
了している頁数P の方が大きければパラメータ「K 」に
1を加算し(S49 )、展開されている次頁の画像データ
を送信する。そうでなければパラメータ「JOB 」が1に
セットされているかを確認することによって全頁の画像
データの送信が終了したかどうかを判断し(S50 )、パ
ラメータ「JOB 」が1にセットされていない場合は、ま
だ全頁の画像データの送信が終了していないことを意味
するので、次頁の画像データの展開が終了したかどうか
を再度確認する。全頁の画像データの送信が終了したら
パラメータ「P 」を0にセットし(S51)、処理が終了
する(S52 )。
【0043】次に、ソートプリントを実行した場合のコ
ントローラ20及びプリンタ30の動作タイミングにつ
いて説明する。
【0044】図7はパフォーマンス優先モードを選択し
て3頁分の画像データを2部ソートプリントする場合の
動作タイミングを表わした図である。
【0045】ホストコンピュータ10から2頁2部のソ
ートプリントが命令されると、その画像データがコント
ローラ20へ送信される。コントローラ20はこの画像
データに処理を施し、プリンタ30を起動する(T60
)。
【0046】コントローラ30が1頁目の画像データを
メモリaに展開しているときに、プリンタ30は1頁1
部目の紙を給紙する(T61 )。
【0047】展開された画像データはメモリaから読み
出され、プリンタ30へ送信され、画像が形成されると
同時に、プリンタ30は1頁2部目の紙を給紙する(T6
2 )。
【0048】1頁1部目の紙が排紙され、メモリaから
1頁2部目の画像データが読み出されて送信され,プリ
ンタ30で画像が形成され、また並行してメモリbに2
頁目の画像データが展開され、2頁1部目の紙が給紙さ
れる(T69 )。
【0049】メモリaから1頁2部目の画像データの読
み出しが終了した時点でメモリaが解放され(T64 )、
書き込み可能となる。よって、画像形成部を待機させる
ことがない。
【0050】以下、同様にして、3頁2部目が排紙され
るとプリンタ30が停止し終了する(T67 )。
【0051】図8はページオーダー優先モードを選択し
て、3頁の画像データを2部ソートプリントする場合の
動作タイミングを表わした図である。
【0052】図のT84 まではパフォーマンス優先モード
選択時と同じなので説明を省略する。パフォーマンス優
先モードではT64 時点でメモリa内の画像データを解放
していたが、ページオーダー優先モードでは、プリンタ
30が1頁の最終部、すなわち1頁2部目が正常に排紙
されてからメモリaを解放する(T85 )。3ページ目の
展開はこの後に行うため、これにより、プリンタ30の
画像形成部31はT86からT87 まで待機しなければなら
ない。同様に2ページ目の画像データを記憶したメモリ
bは2頁2部目の排紙終了後に解放され、3頁目の画像
データを記憶したメモリaは3頁2部目の排紙終了後に
解放される。
【0053】なお、図7及び8において、給紙、画像形
成、排紙、展開、送信の各所要時間は説明を分かりやす
くするために簡略化して示したものであって、実際の動
作時間を表すものではない。
【0054】(第2の実施例)第1の実施例では、ペー
ジオーダー優先モードを選択した場合のコントローラ2
0とプリンタ30の動作タイミングを図8に示したが、
2頁2部目の画像形成終了から3頁1部目の画像形成開
始までのT86-T87 間で感光ドラム33及び転写ドラム3
4等が空回転をすることになる。これは感光ドラム33
及び転写ドラム34及びドラムモータ39等の部品の寿
命を縮める原因となる。そのため、ページオーダー優先
モードを選択した場合には、画像形成が行われない間は
例えばドラムモータ39を停止させるごとくプリンタ3
0の動作を一時停止させる。
【0055】(その他の実施例)上述した実施例におい
ては、コントローラ20はプリンタ30の外部にあった
が、プリンタ30内に設置されても良い。感光部材とし
て感光ドラムを用いたが、感光体はベルト状のものでも
良い。また、上記実施例において「メモリを解放する」
としたところを、「メモリに記憶された画像データを消
去する」としてもよい。
【0056】また、本発明は白黒のプリンタや複写機、
ファクシミリ等にも適用可能であることはもちろんであ
るし、プリンタの画像形成方法もレーザービームプリン
タに限らず、LED等、他の露光源を用いた光プリンタ
や、インクジェット方式等でも良い。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像データを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された
画像データを読み出して画像を形成する画像形成手段
と、画像形成手段より排紙された記録紙を丁合いする丁
合手段とを有する画像処理システムにおいて、排紙終了
を検知する排紙終了検知手段を備え、排紙終了検知手段
により排紙終了が検知されるまで、記憶手段に記憶され
た画像データを読み出し可能とすることにより、正確な
ページ順で確実に画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像処理システムのブロック図
【図2】複写機のブロック図
【図3】モードを選択する画面表示例
【図4】コントローラの展開処理の流れ図
【図5】パフォーマンス優先モード選択時の送信処理の
流れ図
【図6】ページオーダー優先モード選択時の送信処理の
流れ図
【図7】パフォーマンス優先モード選択時のコントロー
ラとプリンタの動作タイミングチャート
【図8】ページオーダー優先モード選択時のコントロー
ラとプリンタの動作タイミングチャート
【図9】従来例においてジャムが発生した場合の説明図
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/76 H04N 5/76 E 5/907 5/907 B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを記憶する記憶手段と、前記
    記憶手段に記憶された前記画像データに基づき画像を形
    成する画像形成手段と、前記画像形成手段により排紙さ
    れた記録紙を丁合する丁合手段からなる画像処理システ
    ムにおいて、排紙終了を検知する排紙終了検知手段を備
    え、前記排紙終了検知手段により排紙終了が検知される
    まで前記記憶手段に記憶された前記画像データを読み出
    し可能とするぺージオーダー優先モードを有することを
    特徴とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】 前記ページオーダー優先モードにおい
    て、前記排紙終了検知手段により排紙終了が検知される
    と前記記憶手段を解放することを特徴とする請求項1記
    載の画像処理システム。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段から前記画像データの読み
    出し終了をもって前記画像データが記憶された前記記憶
    手段を解放するパフォーマンス優先モードを有すること
    を特徴とする請求項2記載の画像処理システム。
  4. 【請求項4】 前記ページオーダー優先モードと前記パ
    フォーマンス優先モードを選択する選択手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項3記載の画像処理システム。
  5. 【請求項5】 前記画像形成手段は回転可能な感光部材
    と、前記感光体部材を回転駆動する回転駆動手段を備
    え、前記ページオーダー優先モードにおいて複数頁の画
    像データに基づき画像形成を行う場合任意の頁の画像デ
    ータに基づく画像形成終了から、次の頁の画像データに
    よる画像形成開始まで、前記回転駆動手段を停止させる
    ことを特徴とする請求項1、2、3、及び4のいずれか
    に記載の画像処理システム。
  6. 【請求項6】 画像データを記憶手段に記憶させ、前記
    記憶手段から前記画像データを読み出し、前記画像デー
    タに基づき画像を形成する画像処理方法において、排紙
    終了まで、前記記憶手段に記憶された前記画像データを
    読み出し可能とすることを特徴とする画像処理方法。
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