JPH09151024A - 後処理制御装置 - Google Patents

後処理制御装置

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JPH09151024A
JPH09151024A JP7335874A JP33587495A JPH09151024A JP H09151024 A JPH09151024 A JP H09151024A JP 7335874 A JP7335874 A JP 7335874A JP 33587495 A JP33587495 A JP 33587495A JP H09151024 A JPH09151024 A JP H09151024A
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Hideto Kizaki
秀人 木▲ざき▼
Kazuhiko Kawabata
和彦 川畑
Kenji Okubo
憲治 大久保
Juichi Kitagawa
寿一 北川
Toru Murai
亨 村井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つのジョブで後処理装置に数種の後処理を
行わせることができ、これによって、簡単な操作と高速
の処理により同一の印刷物で後処理の異なるものを得る
ことができるようにする。 【解決手段】 利用者は、あらかじめユーザインタフェ
ース部21により後処理制御装置20に対して、後処理
タイプとして、「タイプ1」は「ステープル5部/バイ
ンド7部」、「タイプ2」は「ステープル10部/バイ
ンド5部」などと設定し、データ記憶部22に登録す
る。ジョブ発行者は、後処理タイプ名を付加してジョブ
を発行する。後処理制御装置20は、印刷装置10のジ
ョブ処理部12から印刷管理部23を通じて、その後処
理タイプ名を取得し、データ記憶部22から、その名称
の後処理タイプの内容を取得して、後処理装置30に実
行させるべき後処理を決定し、後処理装置30を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリンタや複写
機などの印刷装置(この明細書では、印刷には複写を含
み、印刷装置にはプリンタのほかに複写機などを含む)
で生成された印刷物に対して、その印刷物をステープル
(針綴じ)し、またはバインド(接着テープによる製
本)するなどの後処理をする場合における後処理制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタや複写機などの印刷装置に後処
理装置を設けて、印刷装置で生成された印刷物に対し
て、その印刷物をステープルするなどの後処理をするこ
とは、広く知られている。さらに、特公平6−5143
5号に示されているように、ステープルやバインドなど
の数種の後処理のうちの利用者により選択されたものを
することができるシステムも考えられている。
【0003】また、特開平2−86555号には、利用
者が後処理をする部数を指定することによって、複写機
から排出された複写物のうち、必要な部数についてのみ
特定の後処理をし、必要な部数を超えるものについては
後処理をしないシステムが示されている。
【0004】さらに、特開平2−86550号には、複
写機から排出された複写物を自動的にステープルする場
合に、複写物の枚数がステープル可能枚数を超えるとき
にはステープルをしないシステムが示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステムは、特
開平2−86555号や特開平2−86550号のよう
に特定の一種の後処理を行うものは勿論のこと、特公平
6−51435号のように数種の後処理のうちの利用者
により選択されたものを行うことができるものにおいて
も、システムに対する一つのジョブでは、特定のまたは
一種の後処理を行うものである。
【0006】しかしながら、このようなシステムがオフ
ィスなどで用いられる場合、例えば12部の印刷物を生
成するが、その後処理としては、5部は社内用に簡易な
ステープルとし、7部は顧客用に体裁のよいバインドと
したいというように、同一内容の印刷物でも、後処理の
異なるものが要求されることがある。
【0007】しかし、特公平6−51435号のように
数種の後処理のうちの利用者により選択されたものを行
うことができる従来のシステムで、このような要求を満
たそうとすると、利用者はシステムに対して、最初に、
印刷部数を5部とし、後処理をステープルとするジョブ
を行わせ、次に、印刷部数を7部とし、後処理をバイン
ドとするジョブを行わせるというように、ジョブを2度
にわたって発行しなければならず、利用者にとってジョ
ブ操作が煩わしくなる。
【0008】しかも、システム側でも、ページ記述言語
で表現された印刷データに対して印刷指示情報や後処理
指示情報などのジョブ属性情報が付加されたジョブを受
信して印刷および後処理を行う場合には、印刷データを
2度にわたって画像データに変換しなければならず、ま
たスキャナ部で原稿を読み取って複写および後処理を行
う場合には、原稿の読取走査を2度にわたって行わなけ
ればならず、システムでの印刷処理ないし複写処理に時
間がかかる不都合がある。
【0009】また、従来のシステムでは、このように一
つのジョブで一種の後処理を指示し、または特定の後処
理を行うので、特開平2−86550号のように複写物
の枚数がステープル可能枚数を超えるときにはステープ
ルをしないようにすることはできても、さらに、印刷物
の用紙サイズや用紙枚数などの物理的状態との関係や、
後処理装置での針切れやテープ切れなどの装置状態との
関係で、ある種の後処理を行うことができないときに
は、それに代えて他の種別の後処理を行うというよう
に、印刷物の物理的状態や後処理装置の装置状態に応じ
て後処理の種別を自動的に変えて後処理を行うこともで
きない。
【0010】そこで、この発明は、数種の後処理が可能
な後処理装置に対する制御装置において、一つのジョブ
で後処理装置に数種の後処理を行わせることができ、こ
れによって、簡単な操作と高速の処理により同一の印刷
物で後処理の異なるものを得ることができ、または印刷
物の物理的状態や後処理装置の装置状態に応じて後処理
の種別を自動的に変えて後処理装置に後処理を行わせる
ことができるようにしたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、後
処理制御装置として、図1〜図9に示して後述する実施
例の参照符号を各手段のあとの括弧内に引用すると、印
刷物に対する後処理の内容として、後処理装置(30)
で可能な複数の後処理のうちの一部または全部の種別を
指定するとともに、その指定した種別の後処理を行う印
刷物の部数をそれぞれ指定した後処理タイプを、利用者
により設定可能な後処理タイプ設定手段(21)と、こ
の後処理タイプ設定手段(21)により設定された後処
理タイプの内容を記憶する後処理タイプ記憶手段(2
2)と、利用者による後処理タイプを付加したジョブ中
の後処理タイプを検出して、上記後処理タイプ記憶手段
(22)から、その検出した後処理タイプの内容を取得
し、その取得した後処理タイプの内容に従って、上記後
処理装置(30)で実行されるべき後処理の種別、およ
びその種別の後処理が行われるべき印刷物の部数を決定
して、上記後処理装置(30)での後処理を制御する後
処理決定制御手段(25)と、を設ける。
【0012】請求項2の発明では、後処理制御装置とし
て、図10〜図13に示して後述する実施例の参照符号
を各手段のあとの括弧内に引用すると、印刷物の物理的
状態と、その物理的状態の印刷物に対して後処理装置
(30)で実行可能な後処理の種別とを指定した後処理
条件を、利用者により設定可能な後処理条件設定手段
(21)と、この後処理条件設定手段(21)により設
定された後処理条件の内容を記憶する後処理条件記憶手
段(22)と、後処理をする印刷物の物理的状態を検出
する印刷物状態検出手段(16,17,23)と、この
印刷物状態検出手段(16,17,23)により検出さ
れた印刷物の物理的状態と、上記後処理条件記憶手段
(22)に記憶された後処理条件の内容とから、上記後
処理装置(30)で実行されるべき後処理の種別を決定
して、上記後処理装置(30)での後処理を制御する後
処理決定制御手段(25)と、を設ける。
【0013】請求項3の発明では、後処理制御装置とし
て、図14〜図17に示して後述する実施例の参照符号
を各手段のあとの括弧内に引用すると、印刷物に対して
後処理をする後処理装置(30)の各種の後処理にかか
わる状態に関連した優先度と、その優先度のもとで印刷
物に対して上記後処理装置(30)で実行されるべき後
処理の種別とを指定した後処理条件を、利用者により設
定可能な後処理条件設定手段(21)と、この後処理条
件設定手段(21)により設定された後処理条件の内容
を記憶する後処理条件記憶手段(22)と、上記後処理
装置(30)の各種の後処理にかかわる状態を検知する
装置状態検知手段と(34,24)、この装置状態検知
手段(34,24)により検知された上記後処理装置
(30)の装置状態と、上記後処理条件記憶手段(2
2)に記憶された後処理条件の内容とから、上記後処理
装置(30)で実行されるべき後処理の種別を決定し
て、上記後処理装置(30)での後処理を制御する後処
理決定制御手段(25)と、を設ける。
【0014】
【作用】上記のように構成した請求項1の発明の後処理
制御装置においては、利用者が後処理タイプ設定手段
(21)により、後処理タイプとして、例えば「タイプ
1」は「ステープル5部/バインド7部」、「タイプ
2」は「ステープル10部/バインド5部」などと設定
することによって、後処理タイプ記憶手段(22)に
は、これら「タイプ1」「タイプ2」などの後処理タイ
プの内容が記憶される。
【0015】そして、利用者が画像形成システムに対す
る一つのジョブにおいて、「タイプ1」または「タイプ
2」などのように後処理タイプを付加することによっ
て、後処理制御装置(20)の後処理決定制御手段(2
5)は、そのジョブ中の後処理タイプを検出して、例え
ば検出した後処理タイプが「タイプ1」であれば、「ス
テープルが5部で、バインドが7部」というように、後
処理タイプ記憶手段(22)から、その検出した後処理
タイプの内容を取得し、その取得した後処理タイプの内
容に従って、後処理装置(30)で実行されるべき後処
理の種別、およびその種別の後処理が行われるべき印刷
物の部数を決定して、後処理装置(30)での後処理を
制御し、これによって、後処理装置(30)では、例え
ば印刷装置(10)からの12部の印刷物中の5部はス
テープルし、7部はバインドするというように、数種の
後処理を行う。
【0016】したがって、最初に、印刷部数を5部と
し、後処理をステープルとするジョブを行わせ、次に、
印刷部数を7部とし、後処理をバインドとするジョブを
行わせるというように、数種の後処理を行わせるために
ジョブを数度にわたって発行する必要がなく、利用者に
とってジョブ操作が簡単になるとともに、印刷データを
画像データに変換する処理や原稿の読取走査も一度でよ
く、印刷処理ないし複写処理を高速化できる。
【0017】上記のように構成した請求項2の発明の後
処理制御装置においては、利用者が後処理条件設定手段
(21)により、後処理条件として、例えば「用紙サイ
ズがA4またはB4で、用紙枚数が30枚以下のとき
は、ステープル可能」「用紙サイズがA4で、用紙枚数
が10枚以上、50枚以下のときは、バインド可能」
「いずれも可能のときは、ステープル優先」などと設定
することによって、後処理条件記憶手段(22)には、
その設定された後処理条件の内容が記憶される。
【0018】そして、この場合、利用者が画像形成シス
テムに対するジョブにおいて、その都度、後処理の種別
を指定しなくても、後処理制御装置(20)の後処理決
定制御手段(25)は、印刷物状態検出手段(16,1
7,23)により検出された印刷物の物理的状態と、後
処理条件記憶手段(22)に記憶された後処理条件の内
容とから、例えば用紙サイズがA4で、用紙枚数が20
枚であれば「ステープル」、用紙サイズがA4で、用紙
枚数が40枚であれば「バインド」というように、後処
理装置(30)で実行されるべき後処理の種別を決定し
て、後処理装置(30)での後処理を制御する。
【0019】したがって、利用者がその都度、後処理の
種別を指定しなくても、後処理装置(30)で可能な数
種の後処理のうちの、そのときの印刷物の物理的状態に
応じて実行可能な後処理が、後処理制御装置(20)で
自動的に決定され、後処理装置(30)で自動的になさ
れるようになる。
【0020】上記のように構成した請求項3の発明の後
処理制御装置においては、利用者が後処理条件設定手段
(21)により、後処理条件として、例えば「優先度1
/ステープル」「優先度2/バインド」などと設定する
ことによって、後処理条件記憶手段(22)には、その
設定された後処理条件の内容が記憶される。
【0021】そして、この場合、利用者が画像形成シス
テムに対するジョブにおいて、その都度、後処理の種別
を指定しなくても、後処理制御装置(20)の後処理決
定制御手段(25)は、装置状態検知手段(34,2
4)により検知された後処理装置(30)の装置状態
と、後処理条件記憶手段(22)に記憶された後処理条
件の内容とから、例えば後処理装置(30)で針切れを
生じてなく、ステープル可能であれば「ステープル」、
針切れを生じていてステープルは不能であるが、バイン
ド用のテープ切れなどは生じてなく、バインド可能であ
れば「バインド」というように、後処理装置(30)で
実行されるべき後処理の種別を決定して、後処理装置
(30)での後処理を制御する。
【0022】したがって、利用者がその都度、後処理の
種別を指定しなくても、後処理装置(30)で可能な数
種の後処理のうちの、そのときの後処理装置(30)の
装置状態に応じて実行可能な後処理が、後処理制御装置
(20)で自動的に決定され、後処理装置(30)で自
動的になされるようになる。
【0023】
【発明の実施の形態】
〔請求項1の発明の実施形態…図1〜図9〕図1は、請
求項1の発明の後処理制御装置を備える画像形成システ
ムの一例を示し、画像形成システムがネットワークプリ
ンタとして構成された場合である。
【0024】すなわち、この例の画像形成システムは、
パーソナルコンピュータやワークステーションなどから
なるジョブ発行装置1から通信ネットワーク2を通じて
発行されたジョブを実行して、印刷および後処理を行う
もので、印刷装置10、後処理制御装置20および後処
理装置30を備える。
【0025】この場合、ジョブ発行装置1から発行され
るジョブは、例えばページ記述言語で表現された印刷デ
ータに対して、ジョブ名および後述する後処理タイプ名
や印刷指示情報などからなるジョブ属性情報が付加され
たもので、その印刷指示情報は、印刷する用紙のサイズ
や、印刷面が用紙の片面であるか両面であるかなどの印
刷態様を示すものである。
【0026】印刷装置10は、通信ネットワーク2を通
じたジョブを受信する通信部11、この通信部11で受
信されたジョブを解析処理するジョブ処理部12、この
ジョブ処理部12で得られた印刷データから画像データ
を生成する画像データ生成部13、この画像データ生成
部13で得られた画像データにより用紙上に画像を形成
する印字装置部14、および印刷部数をカウントする部
数カウンタ15を有する。
【0027】後処理制御装置20は、利用者が後処理タ
イプの設定を行うユーザインタフェース部21、このユ
ーザインタフェース部21で設定された後処理タイプな
どを記憶するデータ記憶部22、印刷装置10のジョブ
処理部12からの情報を保持して、印刷装置10での印
刷を管理する印刷管理部23、後処理装置30の後述す
る装置状態検知部34からの情報を保持して、後処理装
置30の装置状態を管理する後処理管理部24、および
後処理決定制御部25を有する。
【0028】後処理決定制御部25は、印刷管理部23
からの情報によりデータ記憶部22から後処理タイプの
データを取得して、そのデータと後処理管理部24から
の情報とから、後処理装置30で実行されるべき後処理
の種別を決定して、後処理装置30の後述する後処理切
換制御部33に送出する。また、後処理決定制御部25
は、印刷管理部23を通じて印刷装置10のジョブ処理
部12に印刷の指示を送出する。
【0029】後処理装置30は、この例では、ステープ
ルとバインドの2種類の後処理を行うことができるもの
で、ステープルを行うステープル装置部31、バインド
を行うバインド装置部32、後処理制御装置20の後処
理決定制御部25の出力によりステープル装置部31お
よびバインド装置部32を切り換え制御する後処理切換
制御部33、および装置状態検知部34を有する。
【0030】この場合のバインドは、片面に接着剤が塗
布された一定幅のテープを、印刷された用紙の束の背の
部分と表側および裏側の表紙にまたがって添わせてヒー
タで加熱することにより、印刷物を綴じるもので、装置
状態検知部34は、ステープル装置部31での針切れの
有無、バインド装置部32でのテープ切れの有無、およ
びバインド装置32のテープ加熱用のヒータの温度の適
・不適を検知し、その検知出力を上記のように後処理制
御装置20の後処理管理部24に送出する。
【0031】後処理制御装置20のユーザインタフェー
ス部21は、一例として、表示手段としてのビットマッ
プディスプレイと、操作手段としてのタッチパネルとに
よって構成されて、後処理タイプの設定時には、図2に
示すような後処理設定用ウインドウ40が表示される。
そして、利用者は、この後処理設定用ウインドウ40に
よって、あらかじめ後処理制御装置20に対して、図3
に示すような後処理設定登録手順50により、後処理タ
イプを設定登録する。
【0032】すなわち、利用者は、まずステップ51に
おいて、ユーザインタフェース部21に後処理設定用ウ
インドウ40を表示させ、次にステップ52において、
後処理タイプを設定登録するか、すでに登録済の後処理
タイプを削除または変更するかを決定する。
【0033】そして、後処理タイプを設定登録する場合
には、まずステップ53において、後処理設定用ウイン
ドウ40の後処理タイプ名表示部45に、「会議用1」
というような後処理タイプ名を入力する。
【0034】次に、ステップ54において、後処理設定
用ウインドウ40の条件設定メニュー42から「部数=
」というメニューを選択し、数値入力用のテンキー4
4により例えば「5」を入力して、「部数=5」という
ような条件を設定し、それを条件表示部46aに表示さ
せる。
【0035】次に、ステップ55において、後処理設定
用ウインドウ40の後処理設定メニュー43から「ステ
ープル」というメニューを選択して、後処理としてステ
ープルを設定し、それを後処理表示部46bに表示させ
る。
【0036】このように後処理タイプ名表示部45に後
処理タイプ名が表示され、条件表示部46aおよび後処
理表示部46bに部数の条件と後処理の種別とからなる
テーブルが表示された状態で、次にステップ56におい
て、登録用キー47aを押下することによって、その例
えば「会議用1」という名称の後処理タイプのテーブル
として、例えば「ステープル5部」というデータを登録
する。この登録されたテーブルは、後処理設定用ウイン
ドウ40のテーブルリスト表示部48に表示される。
【0037】次に、利用者は、ステップ57において、
同じ後処理タイプのテーブルとして他に設定登録するも
のがあるか否かを決定し、他に設定登録するものがある
ときには、ステップ54〜56に戻って、上記したのと
同様に、その後処理タイプについての他のテーブルを設
定登録する。
【0038】同じ後処理タイプのテーブルとして他に設
定登録するものがなければ、ステップ57からステップ
58に進んで、登録用キー49aを押下することによっ
て、その後処理タイプを最終的に決定登録する。図2
は、「会議用1」という名称の後処理タイプが、「ステ
ープル5部」というテーブルと「バインド7部」という
テーブルを有する、2種類の後処理を含むものとして設
定登録された場合である。
【0039】次に、利用者は、ステップ59において、
設定登録する後処理タイプがほかにあるか否かを判断
し、ほかにあるときには、ステップ52〜58に戻っ
て、上記したのと同様に他の後処理タイプを設定登録す
る。図2は、「会議用1」という名称の後処理タイプ以
外に、それぞれ「会議用2」「プレゼン(プレゼンテイ
ションの略)」「社外配布」という名称の後処理タイプ
が設定登録された場合で、このように登録された後処理
タイプの名称は、登録済後処理タイプ表示部41に表示
される。
【0040】ステップ52で、登録済の後処理タイプを
削除または変更するとした場合には、まずステップ61
において、後処理設定用ウインドウ40の登録済後処理
タイプ表示部41に名称が表示された登録済の後処理タ
イプから、削除または変更しようとする後処理タイプを
選択して、そのテーブルリストをテーブルリスト表示部
48に表示させる。
【0041】次に、ステップ62において、その選択し
た後処理タイプを削除するか、変更するかを決定し、削
除するときには、次にステップ63において、削除用キ
ー49bを押下することによって、その選択した後処理
タイプを削除する。
【0042】選択した後処理タイプを変更するときに
は、ステップ62からステップ64に進んで、テーブル
リスト表示部48に表示された、その選択した後処理タ
イプのテーブルリストから修正するテーブルを選択し
て、それを条件表示部46aおよび後処理表示部46b
に表示させる。
【0043】次に、ステップ65において、修正用キー
47bを押下して、後処理タイプの設定登録時と同様
に、テンキー44により部数を入力し、または後処理設
定メニュー43から後処理を選択することによって、そ
の選択したテーブルを修正し、次にステップ66におい
て、登録用キー47aを押下することによって、その修
正後のテーブルを登録する。
【0044】次に、ステップ67において、同じ後処理
タイプのテーブルとして他に修正するものがあるか否か
を決定し、他に修正するものがあるときには、ステップ
64〜66に戻って、上記したのと同様に、その後処理
タイプについての他のテーブルを修正する。
【0045】その後処理タイプのテーブルとして他に修
正するものがなければ、ステップ67からステップ68
に進んで、登録用キー49aを押下することによって、
その後処理タイプを最終的に変更登録する。
【0046】次に、利用者は、ステップ59において、
削除または変更する後処理タイプがほかにあるか否かを
判断し、ほかにあるときには、ステップ52からステッ
プ61〜68に戻って、上記したのと同様に他の後処理
タイプを削除または変更する。
【0047】そして、利用者は、ステップ59で、設定
登録または削除もしくは変更する後処理タイプがほかに
ないと判断したときには、ステップ59からステップ6
9に進んで、後処理制御装置20のユーザインタフェー
ス部21から後処理設定用ウインドウ40を消去する。
【0048】このようにユーザインタフェース部21で
後処理タイプが設定されることによって、後処理制御装
置20のデータ記憶部22には、図4に示すように、各
後処理タイプごとに、それぞれのテーブルが、部数を示
す条件部と、後処理の種別を示す後処理部とからなる、
後処理設定データが登録される。
【0049】図4は、データ記憶部22に、後処理設定
データとして、さらに標準後処理タイプのデータが登録
された場合である。標準後処理タイプは、条件としての
部数が利用者がジョブに付加して指定するデフォルト値
Nとされ、後処理が例えば「なし(綴じない)」とされ
たもので、上述した他の後処理タイプと同様に、利用者
によりユーザインタフェース部21で設定登録される。
【0050】なお、さらに、この例は、ジョブ発行者が
ジョブ発行に際して、適宜名称を付して「ステープル1
0部/バインド10部」などのように後処理タイプを指
定できる場合である。
【0051】このように後処理制御装置20に対して後
処理タイプを設定した状態で、利用者は画像形成システ
ムに対して、ジョブ名とともに「会議用1」などの後処
理タイプ名を付加して、ジョブを発行する。これによっ
て、画像形成システムは、そのジョブを実行して印刷を
行うとともに、ジョブ中で指定された後処理タイプに従
った後処理を行う。
【0052】図5は、この場合に図1の画像形成システ
ムが実行するジョブ処理の全体的なルーチンを示し、そ
のジョブ処理ルーチン70は、通信ネットワーク2を通
じてジョブ発行装置1からジョブを受信することによっ
て開始して、まずステップ71において、印刷装置10
で画像データを生成し、次にステップ72において、後
処理制御装置20で後処理を決定し、次にステップ73
において、印刷装置10で印刷を実行し、次にステップ
74において、後処理装置30で印刷装置10から排出
された印刷物に対して後処理制御装置20からの指示に
従った後処理を行う。
【0053】このジョブ処理時には、後処理制御装置2
0のユーザインタフェース部21に、図6に示すような
ジョブ処理表示用ウインドウ80が表示される。図6
は、ジョブ中において後処理タイプとして「会議用1」
が指定された場合で、ジョブ処理表示用ウインドウ80
のジョブ後処理タイプ表示部81には、例えば「会議
1」というジョブ名と「会議用1」という後処理タイプ
名が表示され、テーブルリスト表示部82には、その後
処理タイプのテーブルが表示される。
【0054】また、後処理表示部83には、後処理の状
況が逐一表示される。図6は、後述するように、「会議
用1」という後処理タイプの「バインド7部」というテ
ーブルは、正常に行ったものの、「ステープル5部」と
いうテーブルは、途中の針切れのため最終的に2部が未
処理となった場合である。
【0055】なお、このジョブ処理表示用ウインドウ8
0の登録用キー84、削除用キー85または変更用キー
86を押下することによって、ユーザインタフェース部
21には図2に示した後処理設定用ウインドウ40が表
示されて、上述したように後処理タイプを設定登録、削
除または変更することができる。
【0056】図1の画像形成システムが実行するジョブ
処理は、より詳細には、図7および図8のジョブ処理ル
ーチン100に示すように、まずステップ101におい
て、印刷装置10のジョブ処理部12が通信部11から
ジョブを受け取って解析処理し、さらにステップ102
において、画像データ生成部13がジョブ処理部12か
らの印刷データから画像データを生成する。
【0057】次に、ステップ103において、ジョブ処
理部12が後処理制御装置20の印刷管理部23にジョ
ブ開始の通知をし、さらにステップ104において、印
刷管理部23がジョブ処理部12からジョブ中の後処理
タイプを取得する。
【0058】次に、ステップ105において、後処理制
御装置20の後処理決定制御部25が印刷管理部23か
らその後処理タイプを受けて、それが図4に示した標準
後処理タイプを除く、図2に示した「会議用1」などの
データ記憶部22に登録されたものであるか否かを判断
する。
【0059】そして、その後処理タイプが「会議用1」
などのデータ記憶部22に登録されたものであるときに
は、ステップ105からステップ106に進んで、後処
理決定制御部25がデータ記憶部22からその後処理タ
イプの最初のテーブル、すなわち例えば「会議用1」の
後処理タイプであれば「ステープル5部」というテーブ
ルを取得する。
【0060】印刷管理部23からの後処理タイプが「会
議用1」などのデータ記憶部22に登録されたものでな
いときには、ステップ105からステップ107に進ん
で、後処理決定制御部25がその後処理タイプが図4に
示した標準後処理タイプであるか否かを判断する。
【0061】そして、その後処理タイプが標準後処理タ
イプであるときには、ステップ107からステップ10
8に進んで、後処理決定制御部25がデータ記憶部22
から標準後処理タイプのテーブルを読み出し、さらにス
テップ109において、後処理決定制御部25がその読
み出した標準後処理タイプのテーブルの条件部に、ジョ
ブ発行者がジョブ発行に際して指定した部数を書き込
む。
【0062】印刷管理部23からの後処理タイプが標準
後処理タイプでもないときには、すなわちジョブ発行者
がジョブ発行に際して適宜名称を付して「ステープル1
0部/バインド10部」などと指定したものであるとき
には、ステップ107からステップ111に進んで、後
処理決定制御部25がそのジョブ発行者が指定した後処
理タイプのテーブルを作成してデータ記憶部22に書き
込み、さらにステップ112において、後処理決定制御
部25がデータ記憶部22からその後処理タイプの最初
のテーブル、すなわち例えば「ステープル10部」とい
うテーブルを取り出す。
【0063】このようにステップ106、109または
112で後処理決定制御部25が後処理タイプの最初ま
たは唯一のテーブルを取得した後、ステップ121に進
んで、後処理決定制御部25が印刷管理部23およびジ
ョブ処理部12を通じて印刷装置10の部数カウンタ1
5をセットし、次にステップ122に進んで、後処理決
定制御部25が後処理管理部24を通じて後処理装置3
0の装置状態検知部34から後処理装置30の装置状態
を示す情報を取得する。
【0064】後処理管理部24には、装置状態検知部3
4から、後処理装置30のステープル装置部31での針
切れの有無を示す情報、バインド装置部32でのテープ
切れの有無を示す情報、およびバインド装置部32のテ
ープ加熱用のヒータの温度の適・不適を示す情報が逐
一、書き込まれるものである。
【0065】次に、ステップ123において、後処理決
定制御部25がその取得した後処理装置30の装置状態
を示す情報から、ステップ106、109または112
で取得したテーブルに示された後処理が後処理装置30
において実行可能であるか否かを判断する。
【0066】そして、その後処理が実行可能であるとき
には、ステップ123からステップ124に進んで、後
処理決定制御部25が印刷管理部23を通じてジョブ処
理部12に印刷を指示して、印字装置部14にステップ
102で画像データ生成部13が生成した画像データの
印刷を行わせる。
【0067】次に、ステップ125に進んで、後処理決
定制御部25が後処理装置30の後処理切換制御部33
にその実行可能な後処理を指示して、ステープル装置部
31またはバインド装置部32に印刷装置10から排出
された1部の印刷物の後処理を行わせる。
【0068】次に、ステップ126に進んで、後処理決
定制御部25が印刷管理部23およびジョブ処理部12
を通じて部数カウンタ15に1部をカウントさせ、さら
にステップ127に進んで、後処理決定制御部25が部
数カウンタ15のカウント値がステップ106、109
または112で取得したテーブルに示された部数に達し
たか否かを判断する。
【0069】そして、部数カウンタ15のカウント値が
テーブルに示された部数に達していないときには、ステ
ップ127からステップ122〜126に戻って、テー
ブルに示された後処理が実行可能であることを判断した
上で、部数カウンタ15のカウント値がテーブルに示さ
れた部数に達するまで、印刷および後処理を繰り返す。
【0070】ステップ127において、後処理決定制御
部25が部数カウンタ15のカウント値がテーブルに示
された部数に達したと判断したときには、次にステップ
128に進んで、後処理決定制御部25がそのテーブル
がその後処理タイプの最終テーブルであるか否かを判断
する。
【0071】ステップ123において、後処理決定制御
部25がテーブルに示された後処理が実行不能であると
判断したときには、ステップ123からステップ129
に進んで、後処理決定制御部25がデータ記憶部22に
そのテーブルにつき残りの部数が未処理であることを、
残りの部数を条件とした未処理テーブルとして記録し、
さらにステップ130に進んで、後処理決定制御部25
がユーザインタフェース部21によりジョブ発行者に、
その未処理の内容および原因を提示する。
【0072】図6のジョブ処理表示用ウインドウ80の
後処理表示部83における「未処理2部(針切れ)」と
いう表示は、「会議用1」の後処理タイプの「ステープ
ル5部」というテーブルについては途中の針切れのため
に2部が未処理となったことを提示したものである。
【0073】ジョブ発行者は、その表示を見て、その後
処理タイプの次のテーブル、すなわち上記の場合には
「会議用1」の後処理タイプの「バインド7部」という
テーブルが処理される間に、後処理装置30のステープ
ル装置部31に針を補給するなど、その未処理の原因を
除去することが可能である。そして、このように未処理
の原因が除去された場合には、後述する未処理テーブル
処理ルーチンにより、その未処理テーブルが実行され
る。
【0074】ステップ130において、後処理決定制御
部25が未処理の内容および原因を提示したら、ステッ
プ128に進んで、後処理決定制御部25がそのテーブ
ルがその後処理タイプの最終テーブルであるか否かを判
断する。
【0075】そして、ステップ128において、後処理
決定制御部25がそのテーブルがその後処理タイプの最
終テーブルではないと判断したときには、ステップ12
8からステップ131に進んで、後処理決定制御部25
がデータ記憶部22からその後処理タイプの次のテーブ
ル、すなわち例えば「会議用1」の後処理タイプであれ
ば「バインド7部」というテーブルを取得し、さらにス
テップ121に戻って、その取得した次のテーブルにつ
き上記の処理を行う。
【0076】ステップ128において、後処理決定制御
部25がそのテーブルがその後処理タイプの最終テーブ
ルであると判断したときには、ステップ128からステ
ップ132に進んで、後処理決定制御部25が上記の未
処理テーブルがあったか否かを判断し、未処理テーブル
がなかったときには、そのままジョブ処理を終了すると
ともに、未処理テーブルがあったときには、ステップ1
32からステップ133に進んで、図9に示して次に述
べる未処理テーブル処理ルーチン200を呼び出して、
ジョブ処理を終了する。
【0077】未処理テーブルの処理は、未処理テーブル
につき図7および図8に示したようなジョブ処理を再
度、試みるもので、すなわち、未処理テーブル処理ルー
チン200は、まずステップ201において、後処理決
定制御部25がデータ記憶部22から上記の未処理テー
ブルを取得する。
【0078】次に、ステップ202において、後処理決
定制御部25が印刷管理部23およびジョブ処理部12
を通じて印刷装置10の部数カウンタ15をセットし、
次にステップ203に進んで、後処理決定制御部25が
後処理管理部24から後処理装置30の装置状態を示す
情報を取得する。
【0079】次に、ステップ204において、後処理決
定制御部25がその取得した後処理装置30の装置状態
を示す情報から、未処理テーブルに示された後処理が後
処理装置30において実行可能であるか否かを判断す
る。
【0080】そして、上記のように未処理の原因が除去
されることによって、その後処理が実行可能であるとき
には、ステップ204からステップ205に進んで、後
処理決定制御部25が印刷管理部23を通じてジョブ処
理部12に印刷を指示して、印字装置部14に印刷を行
わせる。
【0081】次に、ステップ206に進んで、後処理決
定制御部25が後処理装置30の後処理切換制御部33
にその実行可能な後処理を指示して、ステープル装置部
31またはバインド装置部32に印刷装置10から排出
された1部の印刷物の後処理を行わせる。
【0082】次に、ステップ207に進んで、後処理決
定制御部25が印刷管理部23およびジョブ処理部12
を通じて部数カウンタ15に1部をカウントさせ、さら
にステップ208に進んで、後処理決定制御部25が部
数カウンタ15のカウント値が未処理テーブルに示され
た部数に達したか否かを判断する。
【0083】そして、部数カウンタ15のカウント値が
未処理テーブルに示された部数に達していないときに
は、ステップ208からステップ203〜207に戻っ
て、未処理テーブルに示された後処理が実行可能である
ことを判断した上で、部数カウンタ15のカウント値が
未処理テーブルに示された部数に達するまで印刷および
後処理を繰り返す。
【0084】ステップ208において、後処理決定制御
部25が部数カウンタ15のカウント値が未処理テーブ
ルに示された部数に達したと判断したときには、次にス
テップ209に進んで、後処理決定制御部25がその未
処理テーブル以外に未処理テーブルがあるか否かを判断
する。
【0085】未処理の原因が除去されなかったために、
ステップ204において、後処理決定制御部25が未処
理テーブルに示された後処理が実行不能であると判断し
たときには、ステップ204からステップ211に進ん
で、後処理決定制御部25がデータ記憶部22にその未
処理テーブルにつき残りの部数が最終的に未処理である
ことを、残りの部数を条件とした最終未処理テーブルと
して記録し、さらにステップ209に進んで、後処理決
定制御部25がその未処理テーブル以外に未処理テーブ
ルがあるか否かを判断する。
【0086】そして、ステップ209において、後処理
決定制御部25がほかに未処理テーブルがあると判断し
たときには、ステップ209からステップ201に戻っ
て、後処理決定制御部25がデータ記憶部22からほか
の未処理テーブルを取得するとともに、その取得したほ
かの未処理テーブルにつき上記の処理を行う。
【0087】ステップ209において、後処理決定制御
部25がほかに未処理テーブルがないと判断したときに
は、ステップ209からステップ212に進んで、後処
理決定制御部25が上記の最終未処理テーブルがあった
か否かを判断し、最終未処理テーブルがなかったときに
は、そのまま未処理テーブル処理を終了するとともに、
最終未処理テーブルがあったときには、ステップ212
からステップ213に進んで、後処理決定制御部25が
データ記憶部22から上記の最終未処理テーブルを読み
出して、ユーザインタフェース部21によりジョブ発行
者に提示し、未処理テーブル処理を終了する。
【0088】図6は、このような未処理テーブル処理を
含むジョブ処理の結果、「会議用1」の後処理タイプに
つき、「バインド7部」というテーブルは、正常に実行
されたが、「ステープル5部」というテーブルは、途中
の針切れのために、かつ針が補給されなかったために、
最終的に2部が印刷を含めて未処理となったことを示し
ている。
【0089】上述した実施形態によれば、利用者はジョ
ブごとに後処理の種別を指定することなく、後処理タイ
プを付加してジョブを発行することによって、数種の後
処理を行わせることができ、利用者にとってジョブ操作
が簡単になるとともに、印刷データを画像データに変換
する処理も一度でよく、印刷処理を高速化することがで
きる。
【0090】なお、図7、図8ないし図9のジョブ処理
ないし未処理テーブル処理の例は、後処理が実行不能の
ときには印刷も行わない場合であるが、印刷は行うよう
にしてもよい。
【0091】また、未処理の内容や原因、および後処理
が最終的に未処理となったことを、通信ネットワーク2
を通じてジョブ発行装置1によりジョブ発行者に通知す
るようにしてもよい。
【0092】〔請求項2の発明の実施形態…図10〜図
13〕図10は、請求項2の発明の後処理制御装置を備
える画像形成システムの一例を示し、図1の例と同様に
ネットワークプリンタとして構成され、印刷装置10、
後処理制御装置20および後処理装置30を備える。
【0093】この例では、後処理制御装置20のユーザ
インタフェース部21には、後処理条件の設定時、図2
に示した後処理設定用ウインドウ40と同様の後処理設
定用ウインドウが表示され、その後処理設定用ウインド
ウによって、利用者はあらかじめ後処理制御装置20に
対して後処理条件を設定登録する。
【0094】ただし、この場合の後処理条件は、後処理
の対象となる印刷物についての用紙サイズや用紙枚数な
どの物理的状態と、その物理的状態の印刷物に対して後
処理装置30で実行可能な後処理の種別とを指定したも
のである。そして、この例では、ジョブ発行者はジョブ
発行に際して、印刷部数などは指示するが、後処理につ
いては特に指示をせず、後処理制御装置20に委ねる。
【0095】具体的に、この例は、後処理装置30のス
テープル装置部31では、用紙サイズがA4またはB4
で、用紙枚数が30枚以下のときに、ステープルが可能
で、バインド装置部32では、用紙サイズがA4で、用
紙枚数が10枚以上、50枚以下のときに、バインドが
可能な場合である。そのため、利用者は、その後処理条
件を上記の後処理設定用ウインドウにより設定し、図1
1に示すようなテーブルとしてデータ記憶部22に登録
する。
【0096】ただし、この場合、用紙サイズがA4で、
用紙枚数が10枚以上、30枚以下のときは、ステープ
ルもバインドも可能である。そのため、このように数種
の後処理が同時に可能なときには、いずれが優先される
べきかが、あらかじめ当該画像形成システムとして決め
られ、または利用者により設定される。図11は、ステ
ープルが優先とされた場合である。
【0097】そして、この例では、印刷装置10には、
それぞれ印刷物の用紙サイズおよび用紙枚数を検出する
用紙サイズ検出部16および用紙枚数検出部17が設け
られる。印刷物の用紙サイズおよび用紙枚数は、実際に
生成された印刷物から検出することもできるが、この例
は、ジョブ処理部12でジョブが解析処理され、または
画像データ生成部13で画像データが生成されるとき
に、用紙サイズ検出部16で用紙サイズが検出されると
ともに、用紙枚数検出部17で1部の印刷物の用紙枚数
が検出される場合である。
【0098】ジョブ発行装置1から発行されたジョブに
つき、この用紙サイズ検出部16および用紙枚数検出部
17で検出された用紙サイズおよび用紙枚数のデータ
は、ジョブ処理部12を通じて後処理制御装置20の印
刷管理部23に送出されて、図12に示すような印刷物
状態データとして印刷管理部23に書き込まれる。
【0099】この例は、後処理装置30での針切れやテ
ープ切れなどに対しては別途対策が講じられるものとし
て、後処理制御装置20に図1の例のような後処理管理
部24が特に設けられないとともに、後処理装置30に
図1の例のような装置状態検知部34が特に設けられな
い場合である。
【0100】そして、この例の画像形成システムでは、
ジョブ発行装置1からのジョブを受信したとき、図13
に示すようなジョブ処理ルーチン300に従ってジョブ
処理を行う。
【0101】すなわち、図10の画像形成システムが実
行するジョブ処理は、通信ネットワーク2を通じてジョ
ブ発行装置1からジョブを受信することによって開始し
て、まずステップ301において、印刷装置10のジョ
ブ処理部12が通信部11からジョブを受け取って解析
処理し、さらにステップ302において、画像データ生
成部13がジョブ処理部12からの印刷データから画像
データを生成する。
【0102】次に、ステップ303において、上記のよ
うに用紙サイズ検出部16および用紙枚数検出部17で
用紙サイズおよび用紙枚数を検出し、さらにステップ3
04において、用紙サイズ検出部16および用紙枚数検
出部17からジョブ処理部12を通じて後処理制御装置
20の印刷管理部23が、その用紙サイズおよび用紙枚
数のデータを取得する。
【0103】次に、ステップ305において、後処理制
御装置20の後処理決定制御部25が印刷管理部23か
らその用紙サイズおよび用紙枚数のデータを受けて、デ
ータ記憶部22からこれに登録された後処理条件の最初
のテーブル、すなわち図11に示したようなテーブル1
を取得する。
【0104】次に、ステップ306において、後処理決
定制御部25が印刷管理部23からの印刷物状態として
の用紙サイズおよび用紙枚数が、そのテーブルの条件に
適合するか否かを判断し、適合しないときには、ステッ
プ306からステップ307にそのまま進むが、適合す
るときには、ステップ306からステップ308に進ん
で、後処理決定制御部25がそのテーブルを条件適合テ
ーブルの一つとして、データ記憶部22の条件適合テー
ブル記憶域に転記した上で、ステップ307に進む。
【0105】具体的に、そのテーブルが図11のテーブ
ル1のようなものであり、かつ印刷物状態が図12に示
したようなものであるときには、そのテーブルは条件適
合テーブルとなる。
【0106】ステップ307では、後処理決定制御部2
5がデータ記憶部22に登録された後処理条件のすべて
のテーブルにつき条件適合の検査をしたか否かを判断
し、いまだすべてのテーブルにつき条件適合の検査をし
ていないときには、ステップ307からステップ309
に進んで、後処理決定制御部25がデータ記憶部22か
ら後処理条件の次のテーブルを取得し、さらにステップ
306に戻って、その取得した次のテーブルにつき上記
の処理を行う。
【0107】ステップ307において、後処理決定制御
部25が後処理条件のすべてのテーブルにつき条件適合
の検査をしたと判断したときには、ステップ307から
ステップ311に進んで、後処理決定制御部25がデー
タ記憶部22の条件適合テーブル記憶域に記憶された条
件適合テーブルのそれぞれに示された後処理のうちの、
上記のように当該画像形成システムで決められた、また
は利用者により設定された優先度の高い後処理を選択す
る。
【0108】そして、次にステップ312において、後
処理決定制御部25が印刷管理部23を通じてジョブ処
理部12に印刷を指示して、印刷装置部14に印刷を行
わせ、さらにステップ313に進んで、後処理決定制御
部25が後処理装置30の後処理切換制御部33にステ
ップ311で選択した後処理を指示して、ステープル装
置部31またはバインド装置部32に印刷装置10から
排出された印刷物の後処理を行わせて、ジョブ処理を終
了する。
【0109】上述した実施形態によれば、利用者がその
都度、後処理の種別を指定しなくても、後処理装置30
で可能な数種の後処理のうちの、そのときの印刷物の物
理的状態に応じて実行可能な後処理が、後処理制御装置
20で自動的に決定され、後処理装置30で自動的にな
されるようになるとともに、後処理装置30での後処理
の停止が最小限に抑えられる。
【0110】なお、上記の例は実際の印刷前にジョブか
ら用紙サイズおよび用紙枚数を検出する場合であるが、
実際に生成された印刷物から用紙サイズおよび用紙枚数
を検出するようにしてもよい。
【0111】また、それぞれの後処理が実行可能な印刷
物の物理的状態として、用紙枚数の代わりに印刷物の厚
みを指定して、利用者があらかじめ後処理条件を設定
し、画像形成システムにおいて、実際に生成された印刷
物からその厚みを検出するようにしてもよい。
【0112】〔請求項3の発明の実施形態…図14〜図
17〕図14は、請求項3の発明の後処理制御装置を備
える画像形成システムの一例を示し、図1および図10
の例と同様にネットワークプリンタとして構成され、印
刷装置10、後処理制御装置20および後処理装置30
を備える。
【0113】この例でも、後処理制御装置20のユーザ
インタフェース部21には、後処理条件の設定時、図2
に示した後処理設定用ウインドウ40と同様の後処理設
定用ウインドウが表示され、その後処理設定用ウインド
ウによって、利用者はあらかじめ後処理制御装置20に
対して後処理条件を設定登録する。
【0114】ただし、この場合の後処理条件は、後処理
装置30の各種の後処理にかかわる状態に関連した優先
度と、その優先度のもとで印刷物に対して後処理装置3
0で実行されるべき後処理の種別とを指定したものであ
る。そして、この例においても、図10の例と同様に、
ジョブ発行者はジョブ発行に際して、印刷部数などは指
示するが、後処理については特に指示をせず、後処理制
御装置20に委ねる。
【0115】具体的に、この例は、後処理装置30がス
テープル装置部31とバインド装置部32を有して、ス
テープルとバインドの2種類の後処理を行うことができ
るとともに、利用者が例えば「優先度1/ステープル」
「優先度2/バインド」という後処理条件を上記の後処
理設定用ウインドウにより設定し、図15に示すような
テーブルとしてデータ記憶部22に登録した場合であ
る。
【0116】そして、この例では、後処理装置30に
は、図1に示したような装置状態検知部34として、ス
テープル装置部31での針切れを検知する針切れ検知部
35、バインド装置部32でのテープ切れを検知するテ
ープ切れ検知部36、およびバインド装置部32のテー
プ加熱用のヒータが適温であるか否かを検知するヒータ
検知部37が設けられ、それぞれの検知出力が、後処理
制御装置20の図1に示したような後処理管理部24
に、図16に示すような装置状態データとして書き込ま
れる。
【0117】そして、この例の画像形成システムでは、
ジョブ発行装置1からのジョブを受信したとき、図17
に示すようなジョブ処理ルーチン400に従ってジョブ
処理を行う。
【0118】すなわち、図14の画像形成システムが実
行するジョブ処理は、通信ネットワーク2を通じてジョ
ブ発行装置1からジョブを受信することによって開始し
て、まずステップ401において、印刷装置10のジョ
ブ処理部12が通信部11からジョブを受け取って解析
処理し、さらにステップ402において、画像データ生
成部13がジョブ処理部12からの印刷データから画像
データを生成する。
【0119】次に、ステップ403において、ジョブ処
理部12が後処理制御装置20の印刷管理部23を通じ
て後処理決定制御部25にジョブ開始の通知をし、さら
にステップ404において、後処理決定制御部25がデ
ータ記憶部22からこれに登録された後処理条件の最も
高い優先度のテーブル、すなわち図15に示したような
テーブル1を取得する。
【0120】次に、ステップ405において、後処理決
定制御部25が後処理管理部24に書き込まれた上記の
装置状態データから、その最も高い優先度のテーブルに
示された後処理が後処理装置30において実行可能であ
るか否かを判断する。
【0121】そして、その後処理が実行可能であるとき
には、ステップ405からステップ406に進んで、後
処理決定制御部25が印刷管理部23を通じてジョブ処
理部12に印刷を指示して、印字装置部14に印刷を行
わせ、さらにステップ407に進んで、後処理決定制御
部25が後処理装置30の後処理切換制御部33にその
後処理を指示して、ステープル装置部31またはバイン
ド装置部32に印刷装置10から排出された印刷物の後
処理を行わせて、ジョブ処理を終了する。
【0122】ステップ405において、後処理決定制御
部25が最も高い優先度のテーブルに示された後処理は
実行不能であると判断したときには、ステップ405か
らステップ408に進んで、後処理決定制御部25がデ
ータ記憶部22に登録された後処理条件のすべてのテー
ブルにつきテーブルに示された後処理の可能・不能の検
査をしたか否かを判断する。
【0123】そして、いまだすべてのテーブルにつきそ
の検査をしていないときには、ステップ408からステ
ップ409に進んで、後処理決定制御部25がデータ記
憶部22から後処理条件の次の優先度のテーブルを取得
し、さらにステップ405に戻って、その取得した次の
優先度のテーブルにつき上記の処理を行う。
【0124】ステップ408において、後処理決定制御
部25が後処理条件のすべてのテーブルにつきテーブル
に示された後処理の可能・不能の検査をしたと判断した
ときには、結局、後処理条件のすべてのテーブルに示さ
れた後処理が実行不能であることから、ステップ408
からステップ411に進んで、後処理決定制御部25が
ユーザインタフェース部21によりジョブ発行者に後処
理が不可能であることを提示して、ジョブ処理を終了す
る。
【0125】上述した実施形態によれば、利用者がその
都度、後処理の種別を指定しなくても、後処理装置30
で可能な数種の後処理のうちの、そのときの後処理装置
30の装置状態に応じて実行可能な後処理が、後処理制
御装置20で自動的に決定され、後処理装置30で自動
的になされるようになるとともに、後処理装置30での
後処理の停止が最小限に抑えられる。
【0126】なお、この例においても、後処理条件のす
べてのテーブルに示された後処理が実行不能であるとき
には、後処理が不可能であることを通信ネットワーク2
を通じてジョブ発行装置1によりジョブ発行者に通知す
るようにしてもよい。
【0127】〔他の実施形態〕請求項1、2および3の
発明は、互いに排他的なものではないので、この発明
は、図1〜図9に示したような実施形態、図10〜図1
3に示したような実施形態、および図14〜図17に示
したような実施形態の、2つまたは3つを組み合わせた
実施形態とすることもできる。
【0128】また、画像形成システムが、画像入力装置
としてイメージスキャナを備えて、原稿の複写およびそ
の複写物の後処理を行う、後処理装置つき複写機として
構成される場合にも、各請求項の発明を適用することが
できる。
【0129】さらに、後処理装置での後処理として、ス
テープルやバインドに限らず、穴あけや糊付けなどの後
処理がなされるようにしてもよい。
【0130】
【発明の効果】上述したように、請求項1の発明によれ
ば、利用者はジョブごとに後処理の種別を指定すること
なく、後処理タイプを付加してジョブを発行することに
よって、数種の後処理を行わせることができ、利用者に
とってジョブ操作が簡単になるとともに、印刷データを
画像データに変換する処理や原稿の読取走査も一度でよ
く、印刷処理ないし複写処理を高速化することができ
る。
【0131】請求項2の発明によれば、利用者がその都
度、後処理の種別を指定しなくても、後処理装置で可能
な数種の後処理のうちの、そのときの印刷物の物理的状
態に応じて実行可能な後処理が、後処理制御装置で自動
的に決定され、後処理装置で自動的になされるようにな
るとともに、後処理装置での後処理の停止が最小限に抑
えられる。
【0132】請求項3の発明によれば、利用者がその都
度、後処理の種別を指定しなくても、後処理装置で可能
な数種の後処理のうちの、そのときの後処理装置の装置
状態に応じて実行可能な後処理が、後処理制御装置で自
動的に決定され、後処理装置で自動的になされるように
なるとともに、後処理装置での後処理の停止が最小限に
抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施形態を示すブロック図
である。
【図2】図1の後処理制御装置のユーザインタフェース
部に表示される後処理設定用ウインドウの一例を示す図
である。
【図3】図1の後処理制御装置に後処理タイプを設定登
録する場合の手順の一例を示す図である。
【図4】図1の場合の後処理設定データの一例を示す図
である。
【図5】図1の場合の全体的なジョブ処理ルーチンの一
例を示すフローチャートである。
【図6】図1の後処理制御装置のユーザインタフェース
部に表示されるジョブ処理表示用ウインドウの一例を示
す図である。
【図7】図1の場合の具体的なジョブ処理ルーチンの一
例の一部を示すフローチャートである。
【図8】その続きを示すフローチャートである。
【図9】図1の場合の未処理テーブル処理ルーチンの一
例を示す図である。
【図10】請求項2の発明の一実施形態を示すブロック
図である。
【図11】図10の場合の後処理設定データの一例を示
す図である。
【図12】図10の場合の印刷物状態データの一例を示
す図である。
【図13】図10の場合のジョブ処理ルーチンの一例を
示すフローチャートである。
【図14】請求項3の発明の一実施形態を示すブロック
図である。
【図15】図14の場合の後処理設定データの一例を示
す図である。
【図16】図14の場合の装置状態データの一例を示す
図である。
【図17】図14の場合のジョブ処理ルーチンの一例を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 印刷装置 16 用紙サイズ検出部(印刷物状態検出手段) 17 用紙枚数検出部(印刷物状態検出手段) 20 後処理制御装置 21 ユーザインタフェース部(後処理タイプ設定手
段、後処理条件設定手段) 22 データ記憶部(後処理タイプ記憶手段、後処理条
件記憶手段) 23 印刷管理部(印刷物状態検出手段) 24 後処理管理部(装置状態検知手段) 25 後処理決定制御部(後処理決定制御手段) 30 後処理装置 34 装置状態検知部(装置状態検知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大久保 憲治 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 KSP R&D ビジネスパークビル 富士ゼロックス株式会 社内 (72)発明者 北川 寿一 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 KSP R&D ビジネスパークビル 富士ゼロックス株式会 社内 (72)発明者 村井 亨 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 KSP R&D ビジネスパークビル 富士ゼロックス株式会 社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷物に対する後処理の内容として、後処
    理装置で可能な複数の後処理のうちの一部または全部の
    種別を指定するとともに、その指定した種別の後処理を
    行う印刷物の部数をそれぞれ指定した後処理タイプを、
    利用者により設定可能な後処理タイプ設定手段と、 この後処理タイプ設定手段により設定された後処理タイ
    プの内容を記憶する後処理タイプ記憶手段と、 利用者による後処理タイプを指示したジョブ中の後処理
    タイプを検出して、上記後処理タイプ記憶手段から、そ
    の検出した後処理タイプの内容を取得し、その取得した
    後処理タイプの内容に従って、上記後処理装置で実行さ
    れるべき後処理の種別、およびその種別の後処理が行わ
    れるべき印刷物の部数を決定して、上記後処理装置での
    後処理を制御する後処理決定制御手段と、 を備える後処理制御装置。
  2. 【請求項2】印刷物の物理的状態と、その物理的状態の
    印刷物に対して後処理装置で実行可能な後処理の種別と
    を指定した後処理条件を、利用者により設定可能な後処
    理条件設定手段と、 この後処理条件設定手段により設定された後処理条件の
    内容を記憶する後処理条件記憶手段と、 後処理をする印刷物の物理的状態を検出する印刷物状態
    検出手段と、 この印刷物状態検出手段により検出された印刷物の物理
    的状態と、上記後処理条件記憶手段に記憶された後処理
    条件の内容とから、上記後処理装置で実行されるべき後
    処理の種別を決定して、上記後処理装置での後処理を制
    御する後処理決定制御手段と、 を備える後処理制御装置。
  3. 【請求項3】印刷物に対して後処理をする後処理装置の
    各種の後処理にかかわる状態に関連した優先度と、その
    優先度のもとで印刷物に対して上記後処理装置で実行さ
    れるべき後処理の種別とを指定した後処理条件を、利用
    者により設定可能な後処理条件設定手段と、 この後処理条件設定手段により設定された後処理条件の
    内容を記憶する後処理条件記憶手段と、 上記後処理装置の各種の後処理にかかわる状態を検知す
    る装置状態検知手段と、 この装置状態検知手段により検知された上記後処理装置
    の装置状態と、上記後処理条件記憶手段に記憶された後
    処理条件の内容とから、上記後処理装置で実行されるべ
    き後処理の種別を決定して、上記後処理装置での後処理
    を制御する後処理決定制御手段と、 を備える後処理制御装置。
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