JP5781065B2 - 磁気トンネル接合デバイスおよび製作 - Google Patents

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Description

本開示は一般に、磁気トンネル接合(MTJ)デバイスおよび製作に関する。
MTJ素子は、磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)を作るために使用されうる。MTJ素子は典型的には、ピン止め層、磁気トンネル障壁、および自由層を含み、ビット値は、自由層での磁気モーメントによって表される。MTJ素子によって保存されるビット値は、ピン止め層によって運ばれる固定磁気モーメントの方向に対する自由層の磁気モーメントの方向によって決定される。ピン止め層の磁化は、固定され、一方自由層の磁化は、切り替えることができる。
MTJ素子を含有するMRAM領域ならびにロジックおよび制御素子を含有するロジック領域は、同じウェハー上に製作されうる。MTJ素子を形成するために使用される構造およびプロセス順序は一般に、ロジックおよび制御素子を形成するために使用される構造およびプロセス順序と異なる。MRAM領域およびロジック領域の両方に悪影響を及ぼすことなく両方の種類のプロセスを一緒に統合することは、難題となりうる。例えば、あるMRAMプロセスは、もしプロセスステップの順序の前の方で行われるならば、ロジック領域の層間絶縁膜(ILD)または内部金属層(IMD)部分にリセスを生じさせうる。同様に、あるロジックプロセスは、もしプロセスステップの順序の前の方で行われるならば、MRAM領域での表面粗さを増加させうる。MTJ素子は、例えば下に位置する銅層の表面粗さによって影響を受けうる。加えて、従来のMTJ素子とともに使用される底部ビアは、MTJ素子に直列抵抗を追加することもあり、それは、MTJ素子のトンネル磁気抵抗(TMR)を劣化させうる。
MRAMおよびロジックプロセスは、一緒に統合されて、MTJデバイスについて表面粗さの懸念を除去し、ロジック領域の層間絶縁膜(ILD)部分でのリセスの形成を回避することができる。MRAM処理に起因するロジック領域でのロジック層への損傷は、銅ダマシンプロセスが行われる前に形成される底部キャップ層を実装することによって回避できる。銅表面粗さの影響は、MTJデバイスを銅パッドから遠ざけることによって回避できる。底部ビアの追加された直列抵抗は、MTJの底部電極を銅パッドに直接接触させることによって回避できる。底部キャップ層の表面粗さは、最初に底部キャップ層上に底部電極を堆積させ、次いで底部電極上にMTJ膜を追加することによって低減できる。MRAMプロセスは、ロジックプロセスが行われる前に行われてもよい。上部ビアは、MTJデバイスの最上部を選択的に開けるために追加されてもよい。上部ビアの高さは、調節可能であってもよい。
特定の実施形態では、底部キャップ層および垂直軸を有する底部金属充填トレンチを含む構造体上に磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを形成するステップを含む方法が、開示される。磁気トンネル接合デバイスは、底部電極、磁気トンネル接合層(反強磁性層、固定層、トンネル障壁、自由層、その他)、磁気トンネル接合シール層、上部電極、およびロジックキャップ層を含む。磁気トンネル接合デバイスは、垂直軸からオフセットしているMTJ軸を有する。その方法はまた、ロジックキャップ層の上に絶縁層を形成し、平坦化するステップも含む。その方法はさらに、絶縁層に上部トレンチを開けるために、上部電極への上部ビアを開けるために、底部金属充填トレンチ中の金属へのロジックビアを開けるために、または上部ビアおよびロジックビアを開けるために、上部トレンチおよび上部ビアに、ロジックビアに、もしくは上部ビアおよびロジックビアに銅を堆積させるために、かつ堆積銅の銅化学機械平坦化を行うために、銅ダマシンプロセスを行うステップを含む。
別の特定の実施形態では、金属パッドを取り囲む底部キャップ層を含む構造体を含む装置が、開示される。装置はまた、構造体に結合される底部電極を含む磁気トンネル接合(MTJ)デバイスも含む。MTJデバイスは、磁気トンネル接合層(反強磁性層、固定層、トンネル障壁層、自由層、MTJキャップ層、その他)、上部電極、およびロジックキャップ層を含み、MTJデバイスは、金属パッドに関してオフセットしている。
別の特定の実施形態では、基板の上に第1の絶縁層を形成するステップを含む方法が、開示される。その方法はまた、第1の絶縁層の上に底部キャップ層を形成するステップも含む。その方法はさらに、第1の絶縁層に底部トレンチおよび底部ビアを開けるために、底部トレンチおよび底部ビアに銅をめっきするために、かつ銅化学機械平坦化を行うために、第1の銅ダマシンプロセスを行うステップを含む。銅充填底部トレンチは各々、垂直軸を有する。その方法はまた、底部キャップ層の上および銅充填底部トレンチの上に底部電極を形成するステップ、底部電極の上に磁気トンネル接合層を形成するステップ、磁気トンネル接合層の上にハードマスクを形成するステップ、ならびに隣接銅充填底部トレンチの垂直軸からオフセットしているMTJ軸を各々有する磁気トンネル接合(MTJ)構造体をパターン形成するステップも含む。その方法はさらに、磁気トンネル接合構造体の上におよび隣接してならびに底部電極の上に磁気トンネル接合シール層を形成するステップを含む。その方法はまた、磁気トンネル接合シール層の上に第2の絶縁層を形成し、第2の絶縁層を平坦化するステップおよび磁気トンネル接合構造体の最上部を開けるステップも含む。その方法はさらに、平坦化された第2の絶縁層の上および磁気トンネル接合構造体の最上部の上に上部電極を形成するステップならびに上部電極および底部電極をパターン形成するステップを含む。その方法はまた、底部キャップ層の上にロジックキャップ層を形成するステップも含み、ロジックキャップ層は、磁気トンネル接合シール層に隣接し、第2の絶縁層に隣接しかつパターン形成された上部電極の上にある。その方法はさらに、ロジックキャップ層の上に第3の絶縁層を形成し、平坦化するステップ、ならびに第3の絶縁層に上部トレンチを開け、パターン形成された上部電極への上部ビアおよび銅充填底部トレンチの1つへのロジックビアの少なくとも1つを開けるために、上部トレンチならびに上部ビアおよびロジックビアの少なくとの1つに銅をめっきするために、かつ銅化学機械平坦化を行うために、第2の銅ダマシンプロセスを行うステップを含む。
開示される実施形態の少なくとも1つによって提供される1つの特別な利点は、MRANおよびロジックプロセスが、シームレスに一緒に統合されて、MTJデバイスについて表面粗さの懸念を除去し、ロジック領域の層間絶縁膜(ILD)部分でのリセスの形成を回避できることである。MRAM処理に起因するロジック領域でのロジック層への損傷は、銅ダマシンプロセスが行われる前に形成される底部キャップ層を実装することによって回避できる。底部キャップ層の表面粗さは、最初に底部キャップ層上に底部電極を堆積させ、次いで底部電極上にMTJ膜を堆積させることによって低減できる。本開示の他の態様、利点、および特徴は、次の節、「図面の簡単な説明」、「詳細な説明」、および「特許請求の範囲」を含む、本出願全体の概観の後に明らかになる。
第1の絶縁層上に底部キャップ層を形成するステップの後の磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第1の説明に役立つ図である。 第1の絶縁層に底部金属充填トレンチおよび底部ビアを形成するステップの後の磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第2の説明に役立つ図である。 MTJ構造体をパターン形成するためにハードマスク上にフォトレジストを形成するステップの後の磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第3の説明に役立つ図である。 MTJ構造体上に第2の絶縁層を形成するステップの後の磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第4の説明に役立つ図である。 上部電極および底部電極をパターン形成するためにハードマスクおよびフォトレジストを形成するステップの後の磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第5の説明に役立つ図である。 第3の絶縁層を形成し、平坦化するステップの後の磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第6の説明に役立つ図である。 第3の絶縁層に上部銅充填トレンチならびに上部ビアおよびロジックビアを形成するステップの後の磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第7の説明に役立つ図である。 第3の絶縁層に上部銅充填トレンチならびに上部ビアおよびロジックビアを形成するステップの後で、上部ビアおよびロジックビアは、図7の上部ビアおよびロジックビアと異なる高さを有する、磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第8の説明に役立つ図である。 磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを形成する方法の第1の説明に役立つ実施形態の流れ図である。 磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを形成する方法の第2の説明に役立つ実施形態の第1の部分の流れ図である。 磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを形成する方法の第2の説明に役立つ実施形態の第2の部分の流れ図である。 オフセットMTJ軸を持つMTJ構造体を有するモジュールを含む携帯型通信デバイスの特定の実施形態のブロック図である。 磁気トンネル接合(MTJ)デバイスとともに使用するための製造プロセスを例示するデータ流れ図である。
本開示の特定の実施形態は、図面を参照して以下で述べられる。その記述では、共通の特徴は、図面を通して共通の参照番号によって指定される。図1を参照すると、磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第1の説明に役立つ図が、描写され、全体的に100と指定される。第1の絶縁層104は、基板102の上に形成されてもよい。基板102は、他の下に位置する層のためのキャップ層などの、任意の下に位置する層を表す。例えば、第1の絶縁層104は、基板102に堆積される材料から形成されてもよい。底部キャップ層106は、第1の絶縁層104の上に形成されてもよい。例えば、底部キャップ層106は、第1の絶縁層104に堆積される材料から形成されてもよい。特定の実施形態では、底部キャップ層106は、炭化シリコン(SiC)または窒化シリコン(SiN、その他)を含む。ウェハーのMRAM領域108が、図示され、ウェハーのロジック領域110が、図示される。底部キャップ層106は、MRAM領域108およびロジック領域110の絶縁層でのリセスの形成を防ぐことができる。
図2を参照すると、磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第2の説明に役立つ図が、描写され、全体的に200と指定される。第1の銅ダマシンプロセスは、第1の絶縁層104に底部トレンチ202および底部ビア204を開けるために、底部トレンチ202および底部ビア204に銅をめっきするまたはさもなければ堆積させるために、かつ銅化学機械平坦化を行うために、行われてもよい。例えば、ロジックプロセスは、ロジック領域110での底部トレンチ202および底部ビア204中の銅の配置を規定してもよい。代替実施形態では、銅の他に別の導電性金属が、使用されてもよい。銅充填底部トレンチ202は各々、垂直軸220を有する。銅充填底部トレンチ202の各々の表面は、銅パッド230を形成する。
図3を参照すると、磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第3の説明に役立つ図が、描写され、全体的に300と指定される。底部電極302は、底部キャップ層106の上および底部トレンチ202中の銅の上に形成されてもよい。例えば、底部電極302は、底部キャップ層106および底部トレンチ202中の銅に堆積される材料から形成されてもよい。特定の実施形態では、底部電極302は、タンタルおよび窒化タンタルの少なくとも1つを含む。底部トレンチ202中の銅上に直接底部電極302を形成することは、底部電極302と底部トレンチ202中の銅との間に底部ビアを使用することと比べて、その後に形成されるMTJデバイスの直列抵抗を低減する。
磁気トンネル接合層304は、底部電極302の上に形成されてもよい。例えば、磁気トンネル接合層304は、底部電極302に堆積される材料から形成されてもよい。底部電極302および磁気トンネル接合層304は、底部トレンチ202中の銅を一時的にシールし、保護することができる。特定の実施形態では、磁気トンネル接合層304の少なくとも1つの容易軸磁気トンネル接合磁気アニールは、図4で示される、その後に形成される磁気トンネル接合構造体402の磁場配向を整列させる。ハードマスク306は、磁気トンネル接合層304の上に形成されてもよい。例えば、ハードマスク306は、磁気トンネル接合層304に堆積される材料から形成されてもよい。フォトレジスト308は、図4で示される磁気トンネル接合構造体402をパターン形成するために、ハードマスク306の上に形成され、パターン形成されてもよい。例えば、フォトレジスト308は、ハードマスク306に堆積される材料から形成されてもよく、フォトリソグラフィー技術によってパターン形成されてもよい。
図4を参照すると、磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第4の説明に役立つ図が、描写され、全体的に400と指定される。磁気トンネル接合(MTJ)構造体402は、底部電極302の上に形成されてもよく、また底部トレンチ202中の銅に重ならないように底部トレンチ202中の銅からオフセットして形成されてもよい。磁気トンネル接合構造体402は各々、隣接銅充填底部トレンチ202の垂直軸220からオフセット430だけオフセットしているMTJ軸420を有してもよい。MTJ軸420は、構造上の軸であり、MTJ磁化軸422と一致してもよくまたはしなくてもよい。面内磁化の場合は、MTJ磁化軸422は、実質的に水平で、障壁層406に実質的に平行であってもよく、MTJ磁化軸422は、図示されるように紙面と平行、または紙面に垂直とすることができる。垂直MTJ(図示されず)の面外磁化の場合は、MTJ磁化軸422は、MTJ軸420に実質的に平行であってもよい。底部トレンチ202中の銅からオフセットし、底部トレンチ202中の銅に重ならない磁気トンネル接合構造体402を形成することは、底部トレンチ202中の銅の表面粗さの影響から磁気トンネル接合構造体402を保護することができる。特定の実施形態では、垂直軸220からのMTJ軸420のオフセット430は、磁気トンネル接合構造体402の幅よりも大きい。オフセット430は、磁気トンネル接合構造体402が、底部キャップ層106の上に形成され、銅パッド230の上に広がらないことを保証するように選択されてもよい。磁気トンネル接合構造体402は、反強磁性層(AFM)(図示されず)、固定層404、障壁層406、自由層408、およびMTJキャップ層(図示されず)を含んでもよい。
磁気トンネル接合シール層410は、磁気トンネル接合構造体402の上におよび隣接してならびに底部電極302の上に形成されてもよい。例えば、磁気トンネル接合シール層410は、磁気トンネル接合構造体402上におよび隣接してならびに底部電極302上に堆積される材料から形成されてもよい。特定の実施形態では、磁気トンネル接合シール層410は、窒化シリコン(SiN)または炭化シリコン(SiC、その他)を含む。第2の絶縁層412は、磁気トンネル接合シール層410の上に形成されてもよい。例えば、第2の絶縁層412は、磁気トンネル接合シール層410の上に堆積される材料から形成されてもよい。
図5を参照すると、磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第5の説明に役立つ図が、描写され、全体的に500と指定される。第2の絶縁層412は、平坦化されてもよく、磁気トンネル接合構造体402の最上部504は、開けられてもよい。上部電極502は、平坦化された第2の絶縁層412の上および磁気トンネル接合構造体402の最上部504の上に形成されてもよい。例えば、上部電極502は、平坦化された第2の絶縁層412および磁気トンネル接合構造体402の最上部504に堆積される材料から形成されてもよい。特定の実施形態では、上部電極502は、タンタルおよび窒化タンタルの少なくとも1つを含む。
ハードマスクおよびフォトレジスト506は、上部電極502および底部電極302をパターン形成するために上部電極502の上に形成され、パターン形成されてもよい。例えば、ハードマスクおよびフォトレジスト506は、上部電極502に堆積される材料から形成されてもよく、フォトリソグラフィー技術によってパターン形成されてもよい。
図6を参照すると、磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第6の説明に役立つ図が、描写され、全体的に600と指定される。上部電極502および底部電極302は、図5のハードマスクおよびフォトレジスト506のパターン形成に従ってパターン形成されてもよい。MRAM領域108では、図5のハードマスクおよびフォトレジスト506によって保護されないそれらの領域のすべての層が、底部キャップ層106に至るまで除去されている。ロジック領域110では、すべての層が、底部キャップ層106および底部トレンチ202中の銅に至るまで除去されている。
ロジックキャップ層602は、底部キャップ層106の上に形成されてもよく、ロジックキャップ層602は、磁気トンネル接合シール層410に隣接し、第2の絶縁層412に隣接し、かつパターン形成された上部電極502の上にある。例えば、ロジックキャップ層602は、底部キャップ層106上に、磁気トンネル接合シール層410に隣接して、第2の絶縁層412に隣接して、かつパターン形成された上部電極502上に堆積される材料から形成されてもよい。MRAM領域108では、ロジックキャップ層602は、磁気トンネル接合構造体402をシールすることができる。ロジック領域110では、ロジックキャップ層602は、底部キャップ層106の上および底部トレンチ202中の銅の上に形成されてもよい。例えば、ロジック領域110では、ロジックキャップ層602は、底部キャップ層106および底部トレンチ202中の銅に堆積される材料から形成されてもよい。ロジック領域110では、ロジックキャップ層602は、底部トレンチ202中の銅をシールすることができる。特定の実施形態では、ロジックキャップ層602は、炭化シリコン(SiC)または窒化シリコン(SiN、その他)を含む。第3の絶縁層604は、ロジックキャップ層602の上に形成され、平坦化されてもよい。例えば、第3の絶縁層604は、ロジックキャップ層602に堆積される材料から形成され、平坦化されてもよい。
図7を参照すると、磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第7の説明に役立つ図が、描写され、全体的に700と指定される。第2の銅ダマシンプロセスは、第3の絶縁層604に上部トレンチ702を開け、パターン形成された上部電極502への上部ビア704および底部トレンチ202中の銅へのロジックビア706の少なくとも1つを開けるために、上部トレンチ702ならびに上部ビア704およびロジックビア706の少なくとも1つに銅をめっきするまたはさもなければ堆積させるために、かつ銅化学機械平坦化を行うために、行われてもよい。特定の実施形態では、上部ビア704およびロジックビア706は、共通のプロセス段階で一緒に形成できる。上部ビア704およびロジックビア706を共通のプロセス段階で一緒に形成することは、上部ビア704およびロジックビア706を別個のプロセス段階で形成することと比べて、余分なフォトリソグラフィーマスク形成ステップを不要にする。代替実施形態では、上部ビア704は、ロジックビア706とは独立に磁気トンネル接合構造体402のロジックキャップ層602へ選択的に開けられてもよい。特定の実施形態では、最終キャップ層708は、上部トレンチ702中の銅の上および第3の絶縁層604の上に形成されてもよい。例えば、最終キャップ層708は、上部トレンチ702中の銅および第3の絶縁層604に堆積される材料から形成されてもよい。
銅パッド230などの金属パッドを取り囲む底部キャップ層106を含む構造体712を含む装置710が、形成されてもよい。装置710はまた、磁気トンネル接合(MTJ)デバイス714も含み、MTJデバイス714は、構造体712に結合される底部電極302を含み、MTJデバイス714は、磁気トンネル接合構造体402中の磁気トンネル接合層、上部電極502、およびロジックキャップ層602を含み、MTJデバイス714は、銅パッド230などの金属パッドに関してオフセットしている。特定の実施形態では、オフセット430は、基板102に実質的に平行で、基板102から最も遠い、銅パッド230の表面などの金属パッドの表面に平行な方向での距離を規定する。特定の実施形態では、底部キャップ層106は、銅充填底部トレンチ202が形成される前に形成される。磁気トンネル接合構造体402中の磁気トンネル接合層は、銅パッド230に重ならなくてもよい。特定の実施形態では、MTJデバイス714の磁気トンネル接合構造体402中の磁気トンネル接合層は、銅パッド230の真上ではない。
図8を参照すると、磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第8の説明に役立つ図が、描写され、全体的に800と指定される。特定の実施形態では、上部ビア704の高さは、調節可能である。図7および図8は、処理要件および層厚さに従って調節されてもよい異なる高さを有する上部ビア704を示す。例えばエッチングによる上部ビア704の形成は、磁気トンネル接合構造体402のロジックキャップ層602で止まる。同様に、例えばエッチングによるロジックビア706の形成は、底部トレンチ202中の銅上のロジックキャップ層602で止まる。金属トレンチエッチングは、上部ビア704およびロジックビア706のロジックキャップ層602を突き破ることになる。次いで金属めっきまたは堆積は、上部ビア704、ロジックビア706、および上部トレンチ702中に金属を充填することができる。金属化学機械平坦化(CMP)プロセスは、上部トレンチ702の上の余分な金属膜を除去することになる。
図9は、磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを形成する方法の第1の説明に役立つ実施形態900の流れ図である。第1の説明に役立つ実施形態900では、その方法は、902において、底部キャップ層および垂直軸を有する底部金属充填トレンチを含む構造体上に磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを形成するステップを含み、磁気トンネル接合デバイスは、底部電極、磁気トンネル接合層、磁気トンネル接合シール層、上部電極、およびロジックキャップ層を含み、磁気トンネル接合デバイスは、垂直軸からオフセットしているMTJ軸を有する。特定の実施形態では、金属充填底部トレンチ202は実質的に銅で充填される。特定の実施形態では、金属充填底部トレンチ202は、銅パッド230を形成し、底部電極302の少なくとも一部分は、銅パッド230上に形成される。
例えば、図7の磁気トンネル接合デバイス714は、図1の底部キャップ層106および垂直軸220を有する銅を充填された図2の底部トレンチ202を含む図7の構造体712上に形成されてもよい。図7の磁気トンネル接合デバイス714は、図3の底部電極302、図4の磁気トンネル接合構造体402中の磁気トンネル接合層、図4の磁気トンネル接合シール層410、図5の上部電極502、および図6のロジックキャップ層602を含んでもよい。図7の磁気トンネル接合デバイス714は、垂直軸220からオフセット430だけオフセットしているMTJ軸420を有してもよい。特定の実施形態では、図1の底部キャップ層106は、図2の銅充填底部トレンチ202が形成される前に形成される。
その方法はまた、904において、ロジックキャップ層の上に絶縁層を形成し、平坦化するステップも含む。例えば、図6の第3の絶縁層604は、図6のロジックキャップ層602の上に形成され、平坦化されてもよい。
その方法はさらに、906において、絶縁層に上部トレンチを開けるために、上部電極への上部ビアもしくは底部金属充填トレンチ中の金属へのロジックビアを開けるためまたは上部ビアおよびロジックビアを開けるために、上部トレンチおよび上部ビアにもしくはロジックビアにもしくは上部ビアおよびロジックビアに銅を堆積させるために、かつ堆積銅の銅化学機械平坦化を行うために、銅ダマシンプロセスを行うステップを含む。例えば、第2の銅ダマシンプロセスは、図6の第3の絶縁層604に図7の上部トレンチ702を開けるために、図5の上部電極502への図7の上部ビア704もしくは図2の底部トレンチ202中の銅への図7のロジックビア706を開けるためにまたは上部ビア704およびロジックビア706を開けるために、上部トレンチ702および上部ビア704もしくはロジックビア706にまたは上部ビア704およびロジックビア706に銅をめっきするために、かつ銅の銅化学機械平坦化を行うために、行われてもよい。
図10は、磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを形成する方法の第2の説明に役立つ実施形態の第1の部分1000の流れ図である。第2の説明に役立つ実施形態の第1の部分1000では、その方法は、1002において、基板の上に第1の絶縁層を形成するステップを含む。例えば、図1の第1の絶縁層104は、図1の基板102の上に形成されてもよい。その方法はまた、1004において、第1の絶縁層の上に底部キャップ層を形成するステップも含む。例えば、図1の底部キャップ層106は、図1の第1の絶縁層104の上に形成されてもよい。
その方法はさらに、1006において、第1の絶縁層に底部トレンチおよび底部ビアを開けるために、底部トレンチおよび底部ビアに銅をめっきするために、かつ銅化学機械平坦化(CMP)を行うために、第1の銅ダマシンプロセスを行うステップを含み、銅充填底部トレンチは各々、垂直軸を有する。例えば、第1の銅ダマシンプロセスは、図1の第1の絶縁層104に図2の底部金属トレンチ202および図2の底部ビア204を開けるために、底部金属トレンチ202および底部ビア204に銅をめっきするために、かつ銅化学機械平坦化を行うために、行われてもよく、銅充填底部トレンチは各々、垂直軸220を有する。その方法はまた、1008において、底部キャップ層の上および銅充填底部トレンチの上に底部電極を形成するステップ、1010において、底部電極の上に磁気トンネル接合層を形成するステップ、1012において、磁気トンネル接合層の上にハードマスクを形成するステップ、および1014において、隣接銅充填底部トレンチの垂直軸からオフセットしているMTJ軸を各々有する磁気トンネル接合(MTJ)構造体をパターン形成するステップも含む。例えば、図3の底部電極302は、図1の底部キャップ層106の上および図2の銅充填底部トレンチ202の上に形成されてもよく、図3の磁気トンネル接合層304は、図3の底部電極302の上に形成されてもよく、図3のハードマスク306は、磁気トンネル接合層304の上に形成されてもよく、図3のハードマスク306およびフォトレジスト308は、銅充填底部トレンチ202に重ならないように図4の磁気トンネル接合構造体402をパターン形成するために使用されてもよい。磁気トンネル接合構造体402の各々は、隣接銅充填底部トレンチ202の垂直軸220からオフセット430であるMTJ軸420を有してもよい。
その方法はさらに、1016において、磁気トンネル接合構造体の上におよび隣接してならびに底部電極の上に磁気トンネル接合シール層を形成するステップを含む。例えば、図4の磁気トンネル接合シール層410は、図4の磁気トンネル接合構造体402の上におよび隣接してならびに図3の底部電極302の上に形成されてもよい。その方法はまた、1018において、磁気トンネル接合シール層の上に第2の絶縁層を形成するステップも含む。例えば、図4の第2の絶縁層412は、図4の磁気トンネル接合シール層410の上に形成されてもよい。
図11は、磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを形成する方法の第2の説明に役立つ実施形態の第2の部分1100の流れ図である。第2の説明に役立つ実施形態の第2の部分1100では、その方法は、1102において、第2の絶縁層を平坦化し、磁気トンネル接合構造体の最上部を開けるステップ、1104において、平坦化された第2の絶縁層の上および磁気トンネル接合構造体の最上部の上に上部電極を形成するステップ、および1106において、上部電極および底部電極をパターン形成するステップを含む。例えば、図4の第2の絶縁層412は、平坦化されて、図4の磁気トンネル接合構造体402の図5の最上部504を開けてもよく、図5の上部電極502は、図4の平坦化された第2の絶縁層412の上および図4の磁気トンネル接合構造体402の図5の最上部504の上に形成されてもよく、図5のハードマスクおよびフォトレジスト506は、パターン形成され、図5の上部電極502および図3の底部電極302をパターン形成するために使用されてもよい。その方法はさらに、1108において、底部キャップ層の上にロジックキャップ層を形成するステップを含み、ロジックキャップ層は、磁気トンネル接合シール層に隣接し、第2の絶縁層に隣接し、かつパターン形成された上部電極の上にある。例えば、図6のロジックキャップ層602は、図1の底部キャップ層106の上に、図4の磁気トンネル接合シール層410に隣接して、図4の第2の絶縁層412に隣接して、かつ図5のパターン形成された上部電極502の上に形成されてもよい。
その方法はまた、1110において、ロジックキャップ層の上に第3の絶縁層を形成し、平坦化するステップ、ならびに1112において、パターン形成された上部電極への上部ビアおよび銅充填底部トレンチの1つへのロジックビアの少なくとも1つを開け、第3の絶縁層に上部トレンチを開けるために、上部トレンチならびに上部ビアおよびロジックビアの少なくとも1つに銅をめっきするために、かつ銅化学機械平坦化を行うために、第2の銅ダマシンプロセスを行うステップも含む。例えば、図6の第3の絶縁層604は、図6のロジックキャップ層602の上に形成され、平坦化されてもよく、第2の銅ダマシンプロセスは、図5のパターン形成された上部電極502への図7の上部ビア704および図2の銅充填底部トレンチ202への図7のロジックビア706の少なくとも1つを開け、図6の第3の絶縁層604に図7の上部トレンチ702を開けるために、上部トレンチ702ならびに上部ビア704およびロジックビア706の少なくとも1つに銅をめっきするために、かつ銅化学機械平坦化を行うために、行われてもよい。
図12は、オフセットMTJ軸およびロジックキャップ層を持つMTJ構造体を有するモジュール1264を含むシステム1200の特定の実施形態のブロック図である。システム1200は、携帯型電子デバイスに実装されてもよく、ソフトウェア1266などのコンピュータ可読命令を保存する、メモリ1232などのコンピュータ可読媒体に結合される、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)などのプロセッサ1210を含む。システム1200は、オフセットMTJ軸およびロジックキャップ層を持つMTJ構造体を有するモジュール1264を含む。説明に役立つ例では、オフセットMTJ軸およびロジックキャップ層を持つMTJ構造体を有するモジュール1264は、図9〜11の実施形態のいずれかまたはそれらの任意の組合せに従って作られる、図7のMTJ構造体を含む。オフセットMTJ軸およびロジックキャップ層を持つMTJ構造体を有するモジュール1264は、プロセッサ1210の中であってもよくまたは別個のデバイスもしくは回路(図示されず)であってもよい。特定の実施形態では、図12で示されるように、オフセットMTJ軸およびロジックキャップ層を持つMTJ構造体を有するモジュール1264は、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)1210にとってアクセスしやすい。別の特定の実施形態では、メモリ1232は、オフセットMTJ軸およびロジックキャップ層を持つMTJ構造体を有するモジュール1264を含むSTT−MRAMメモリ配列を含む。
カメラインターフェース1268は、プロセッサ1210に結合され、またビデオカメラ1270などのカメラにも結合される。ディスプレイコントローラ1226は、プロセッサ1210およびディスプレイデバイス1228に結合される。コーダー/デコーダー(CODEC)1234もまた、プロセッサ1210に結合できる。スピーカー1236およびマイクロフォン1238は、CODEC1234に結合できる。無線インターフェース1240は、プロセッサ1210および無線アンテナ1242に結合できる。
特定の実施形態では、プロセッサ1210、ディスプレイコントローラ1226、メモリ1232、CODEC1234、無線インターフェース1240、およびカメラインターフェース1268は、システムインパッケージまたはシステムオンチップデバイス1222に含まれる。特定の実施形態では、入力デバイス1230および電力供給部1244は、システムオンチップデバイス1222に結合される。その上、特定の実施形態では、図12で例示されるように、ディスプレイデバイス1228、入力デバイス1230、スピーカー1236、マイクロフォン1238、無線アンテナ1242、ビデオカメラ1270、および電力供給部1244は、システムオンチップデバイス1222の外部にある。しかしながら、ディスプレイデバイス1228、入力デバイス1230、スピーカー1236、マイクロフォン1238、無線アンテナ1242、ビデオカメラ1270、および電力供給部1244の各々は、インターフェースまたはコントローラなどの、システムオンチップデバイス1222の構成要素に結合できる。
前述の開示されたデバイスおよび機能性(図7のデバイス、図9、図10、もしくは図11の方法、またはそれらの任意の組合せ)は、設計され、コンピュータ可読媒体に保存されるコンピュータファイル(例えば、RTL、GDSII、GERBER、その他)に構成されてもよい。いくつかのまたはすべてのそのようなファイルは、そのようなファイルに基づいてデバイスを製作する製作担当者に提供されてもよい。結果として生じる製品は、半導体ウェハーを含み、それは、次いで半導体ダイに切断され、半導体チップにパッケージ化される。半導体チップは次いで、電子デバイスで用いられる。図13は、電子デバイス製造プロセス1300の特定の説明に役立つ実施形態を描写する。
物理的デバイス情報1302は、製造プロセス1300で調査コンピュータ1306などにおいて受け取られる。物理的デバイス情報1302は、図7のMTJデバイス714などの、半導体デバイスの少なくとも1つの物理的性質を表す設計情報を含んでもよい。例えば、物理的デバイス情報1302は、調査コンピュータ1306に結合されるユーザーインターフェース1304を介して入力される物理的パラメーター、材料特性、および構造情報を含んでもよい。調査コンピュータ1306は、メモリ1310などのコンピュータ可読媒体に結合される、1つまたは複数の処理コアなどのプロセッサ1308を含む。メモリ1310は、プロセッサ1308に物理的デバイス情報1302をファイルフォーマットに従い、ライブラリファイル1312を生成するように変換させることが実行可能であるコンピュータ可読命令を保存してもよい。
特定の実施形態では、ライブラリファイル1312は、変換された設計情報を含む少なくとも1つのデータファイルを含む。例えば、ライブラリファイル1312は、電子設計自動化(EDA)ツール1320とともに使用するために提供される、図7のMTJデバイスを含む半導体デバイスのライブラリを含んでもよい。
ライブラリファイル1312は、メモリ1318に結合される、1つまたは複数の処理コアなどのプロセッサ1316を含む設計コンピュータ1314でEDAツール1320と併せて使用されてもよい。EDAツール1320は、設計コンピュータ1314のユーザーがライブラリファイル1312の、図7のMTJデバイス714を使用して回路を設計することを可能にするためのプロセッサ実行可能命令としてメモリ1318に保存されてもよい。例えば、設計コンピュータ1314のユーザーは、設計コンピュータ1314に結合されるユーザーインターフェース1324を介して回路設計情報1322を入力してもよい。回路設計情報1322は、図7のMTJデバイス714などの半導体デバイスの少なくとも1つの物理的性質を表す設計情報を含んでもよい。例示するために、回路設計特性は、回路設計での特定の回路および他の要素との関係の識別、位置決め情報、特徴サイズ情報、相互接続情報、または半導体デバイスの物理的性質を表す他の情報を含んでもよい。
設計コンピュータ1314は、回路設計情報1322を含む設計情報をファイルフォーマットに従って変換するように構成されてもよい。例示するために、ファイルフォーメーションは、図形データシステム(GDSII)ファイルフォーマットなどの、階層的フォーマットで平面幾何学的形状、テキストラベル、および回路レイアウトについての他の情報を表すデータベースバイナリファイルフォーマットを含んでもよい。設計コンピュータ1314は、他の回路または情報に加えて、図7のMTJデバイス714を記述する情報を含むGDSIIファイル1326などの、変換された設計情報を含むデータファイルを生成するように構成されてもよい。例示するために、データファイルは、図7のMTJデバイス714を含み、SOC内に追加の電子回路および構成要素もまた含むシステムオンチップ(SOC)に対応する情報を含んでもよい。
GDSIIファイル1326は、GDSIIファイル1326中の変換された情報に従って図7のMTJデバイス714を製造するために、製作プロセス1328で受け取られてもよい。例えば、デバイス製造プロセスは、代表的なマスク1332として例示される、フォトリソグラフィー処理に使用されるべきマスクなどの1つまたは複数のマスクを作るために、GDSIIファイル1326をマスク製造者1330に提供するステップを含んでもよい。マスク1332は、1つまたは複数のウェハー1334を生成するための製作プロセスの間使用されてもよく、そのウェハーは、テストされ、代表的なダイ1336などのダイに分離されてもよい。ダイ1336は、図7のMTJデバイス714を含む回路を含む。
例示するために、製作プロセス1328は、図9の方法または図10〜11の方法を行うために、メモリデバイスなどのコンピュータ可読有形記憶媒体に保存される命令を実行するプロセッサを組み込む少なくとも1つのコンピュータを含んでもよい。コンピュータは、1つまたは複数の半導体製作デバイスに結合され、底部キャップ層および垂直軸を有する底部金属充填トレンチを含む構造体上に磁気トンネル接合(MTJ)デバイスの形成を開始するための命令を実行するように構成されてもよい。磁気トンネル接合デバイスは、底部電極、磁気トンネル接合層、磁気トンネル接合シール層、上部電極、およびロジックキャップ層を含む。磁気トンネル接合デバイスは、垂直軸からオフセットしているMTJ軸を有する。コンピュータはまた、ロジックキャップ層の上に絶縁層の形成および平坦化を開始するためのコンピュータ可読媒体に保存される命令を実行するように構成されてもよい。コンピュータはまた、絶縁層に上部トレンチを開けるために、上部電極への上部ビアを開けるために、底部金属充填トレンチ中の金属へのロジックビアを開けるために、または上部ビアおよびロジックビアを開けるために、上部トレンチおよび上部ビアに、ロジックビアに、もしくは上部ビアおよびロジックビアに銅を堆積させるために、かつ堆積銅の銅化学機械平坦化を行うために、銅ダマシンプロセスを開始するためのコンピュータ可読媒体に保存される命令を実行するように構成されてもよい。
ダイ1336は、パッケージ化プロセス1338に提供されてもよく、そこでダイ1336は、代表的なパッケージ1340に組み込まれる。例えば、パッケージ1340は、単一ダイ1336またはシステムインパッケージ(SiP)配置などのマルチダイを含んでもよい。パッケージ1340は、電子機器技術評議会(JEDEC)標準などの、1つもしくは複数の標準または仕様に準拠するように構成されてもよい。
パッケージ1340に関する情報は、コンピュータ1346に保存される構成要素ライブラリなどを介してさまざまな製品設計者に配布されてもよい。コンピュータ1346は、メモリ1350に結合される、1つまたは複数の処理コアなどのプロセッサ1348を含んでもよい。印刷回路基板(PCB)ツールは、ユーザーインターフェース1344を介してコンピュータ1346のユーザーから受け取られるPCB設計情報1342を処理するためにメモリ1350にプロセッサ実行可能命令として保存されてもよい。PCB設計情報1342は、回路基板上へのパッケージ化半導体デバイスの物理的位置決め情報を含んでもよく、パッケージ化半導体デバイスは、図7のMTJデバイス714を含むパッケージ1340に対応する。
コンピュータ1346は、回路基板上のパッケージ化半導体デバイスの物理的位置決め情報、ならびに配線およびビアなどの電気的接続のレイアウトを含むデータを持つGERBERファイル1352などのデータファイルを生成するためにPCB設計情報1342を変換するように構成されてもよく、パッケージ化半導体デバイスは、図7のMTJデバイス714を含むパッケージ1340に対応する。他の実施形態では、変換されたPCB設計情報によって生成されるデータファイルは、GERBERフォーマット以外のフォーマットを有してもよい。
GERBERファイル1352は、基板アセンブリプロセス1354で受け取られ、GERBERファイル1352内に保存される設計情報に従って製造される、代表的なPCB1356などのPCBを作るために使用されてもよい。例えば、GERBERファイル1352は、PCB生産プロセスのさまざまなステップを行うための1つまたは複数の機械にアップロードされてもよい。PCB1356は、代表的な印刷回路アセンブリ(PCA)1358を形成するためにパッケージ1340を含む電子部品を装着されてもよい。
PCA1358は、製品製造プロセス1360で受け取られ、第1の代表的な電子デバイス1362および第2の代表的な電子デバイス1364などの、1つまたは複数の電子デバイスに統合されてもよい。説明に役立つ、限定しない例として、第1の代表的な電子デバイス1362、第2の代表的な電子デバイス1363、または両方は、セットトップボックス、音楽プレーヤー、ビデオプレーヤー、娯楽装置、ナビゲーションデバイス、通信デバイス、携帯情報端末(PDA)、固定位置データ装置、およびコンピュータの群から選択されてもよい。別の説明に役立つ、限定しない例として、電子デバイス1362および1364の1つまたは複数は、携帯電話、手持ち式個人用通信システム(PCS)装置などの遠隔装置、個人用データ補助装置、グローバルポジショニングシステム(GPS)使用可能デバイス、ナビゲーションデバイスなどの携帯型データ装置、メーター読み取り装置などの固定位置データ装置、またはデータもしくはコンピュータ命令を保存しもしくは読み出す任意の他のデバイス、またはそれらの組合せであってもよい。図13は、本開示の教示による遠隔装置を例示するけれども、本開示は、これらの典型的な例示される装置に限定されない。本開示の実施形態は、メモリおよびオンチップ回路を含む能動的集積回路を含む任意のデバイスで適切に用いられてもよい。
このように、図7のMTJデバイス714は、説明に役立つプロセス1300で述べられるように、製作され、処理され、電子デバイスに組み込まれてもよい。図1〜11に関して開示される実施形態の1つまたは複数の態様は、さまざまな処理段階において、ライブラリファイル1312、GDSIIファイル1326、およびGERBERファイル1352などの中に含まれ、ならびに調査コンピュータ1306のメモリ1310、設計コンピュータ1314のメモリ1318、コンピュータ1346のメモリ1350、基板アセンブリプロセス1354などのさまざまな段階で使用される1つもしくは複数の他のコンピュータまたはプロセッサ(図示されず)のメモリに保存され、またマスク1332、ダイ1336、パッケージ1340、PCA1358、プロトタイプ回路もしくはデバイス(図示されず)などの他の製品、またはそれらの任意の組合せなどの1つもしくは複数の他の物理的実施形態に組み込まれてもよい。例えば、GDSIIファイル1326または製作プロセス1328は、コンピュータによって実行可能な命令を保存するコンピュータ可読有形媒体を含むことができ、その命令は、図7のMTJデバイス714の形成を開始するためのコンピュータによって実行可能な命令を含む。物理的デバイス設計から最終製品までの生産のさまざまな代表的な段階が、描写されるけれども、他の実施形態では、より少ない段階が、使用されてもよく、または追加の段階が、含まれてもよい。同様に、プロセス1300は、プロセス1300のさまざまな段階を行う単一の実体によって、または1つもしくは複数の実体によって行われてもよい。
当業者はさらに、本明細書で開示される実施形態に関連して述べられるさまざまな説明に役立つ論理ブロック、構成、モジュール、回路、および方法ステップが、電子ハードウェア、処理装置によって実行されるコンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実施されてもよいことを理解することになる。さまざまな説明に役立つ構成要素、ブロック、構成、モジュール、回路、およびステップは、それらの機能性の観点から上で一般的に述べられた。そのような機能性がハードウェアまたは実行可能な処理命令として実施されるかどうかは、特定の応用およびシステム全体に課せられる設計制約に依存する。当業者は、述べられる機能性を各特定の応用のためにさまざまな方法で実施してもよいが、しかしそのような実施の決定は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こすと解釈されるべきでない。
本明細書で開示される実施形態に関連して述べられる方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、または2つの組合せで具体化されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)、スピントルク転送型磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(STT−MRAM)、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ(ROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(PROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能なディスク、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD−ROM)、または当技術分野で周知の任意の他の形態の記憶媒体に存在してもよい。例となる記憶媒体は、プロセッサに結合され、その結果プロセッサは、記憶媒体から情報を読み出し、記憶媒体に情報を書き込むことができる。別の方法では、記憶媒体は、プロセッサと一体であってもよい。プロセッサおよび記憶媒体は、特定用途向け集積回路(ASIC)に存在してもよい。ASICは、コンピュータデバイスまたはユーザー端末に存在してもよい。別の方法では、プロセッサおよび記憶媒体は、コンピュータデバイスまたはユーザー端末に個別構成要素として存在してもよい。
開示される実施形態の先の記述は、当業者なら開示される実施形態を作るまたは使用することができるように提供される。これらの実施形態へのさまざまな変更は、当業者には容易に明らかとなり、本明細書で規定される原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用されてもよい。それ故に、本開示は、本明細書で示される実施形態に限定されることを意図されず、次に来る特許請求の範囲によって規定されるような原理および新規の特徴と一致する可能な最大範囲を与えられるべきである。
100 磁気トンネル接合デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第1の説明に役立つ図
102 基板
104 第1の絶縁層
106 底部キャップ層
108 MRAM領域
110 ロジック領域
200 磁気トンネル接合デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第2の説明に役立つ図
202 底部トレンチ
204 底部ビア
220 垂直軸
230 銅パッド
300 磁気トンネル接合デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第3の説明に役立つ図
302 底部電極
304 磁気トンネル接合層
306 ハードマスク
308 フォトレジスト
400 磁気トンネル接合デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第4の説明に役立つ図
402 磁気トンネル接合構造体
404 固定層
406 障壁層
408 自由層
410 磁気トンネル接合シール層
412 第2の絶縁層
420 MTJ軸
422 MTJ磁化軸
430 オフセット
500 磁気トンネル接合デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第5の説明に役立つ図
502 上部電極
504 磁気トンネル接合構造体の最上部
506 ハードマスクおよびフォトレジスト
600 磁気トンネル接合デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第6の説明に役立つ図
602 ロジックキャップ層
604 第3の絶縁層
700 磁気トンネル接合デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第7の説明に役立つ図
702 上部トレンチ
704 上部ビア
706 ロジックビア
708 最終キャップ層
710 装置
712 構造体
714 磁気トンネル接合デバイス
800 磁気トンネル接合デバイスを製作するプロセスでの少なくとも1つの段階の第8の説明に役立つ図
900 磁気トンネル接合デバイスを形成する方法の第1の説明に役立つ実施形態
902 構造体上に磁気トンネル接合デバイスを形成するステップ
904 ロジックキャップ層の上に絶縁層を形成し、平坦化するステップ
906 銅ダマシンプロセスを行うステップ
1000 磁気トンネル接合デバイスを形成する方法の第2の説明に役立つ実施形態の第1の部分
1002 基板の上に第1の絶縁層を形成するステップ
1004 第1の絶縁層の上に底部キャップ層を形成するステップ
1006 第1の銅ダマシンプロセスを行うステップ
1008 底部キャップ層の上および銅充填底部トレンチの上に底部電極を形成するステップ
1010 底部電極の上に磁気トンネル接合層を形成するステップ
1012 磁気トンネル接合層の上にハードマスクを形成するステップ
1014 磁気トンネル接合構造体をパターン形成するステップ
1016 磁気トンネル接合構造体の上におよび隣接してならびに底部電極の上に磁気トンネル接合シール層を形成するステップ
1018 磁気トンネル接合シール層の上に第2の絶縁層を形成するステップ
1100 磁気トンネル接合デバイスを形成する方法の第2の説明に役立つ実施形態の第2の部分
1102 第2の絶縁層を平坦化し、磁気トンネル接合構造体の最上部を開けるステップ
1104 平坦化された第2の絶縁層の上および磁気トンネル接合構造体の最上部の上に上部電極を形成するステップ
1106 上部電極および底部電極をパターン形成するステップ
1108 底部キャップ層の上にロジックキャップ層を形成するステップ
1110 ロジックキャップ層の上に第3の絶縁層を形成し、平坦化するステップ
1112 第2の銅ダマシンプロセスを行うステップ
1200 システム
1210 プロセッサ
1222 システムインパッケージまたはシステムオンチップデバイス
1226 ディスプレイコントローラ
1228 ディスプレイデバイス
1230 入力デバイス
1232 メモリ
1234 コーダー/デコーダー(CODEC)
1236 スピーカー
1238 マイクロフォン
1240 無線インターフェース
1242 無線アンテナ
1244 電力供給部
1264 オフセットMTJ軸およびロジックキャップ層を持つMTJ構造体を有するモジュール
1266 ソフトウェア
1268 カメラインターフェース
1270 ビデオカメラ
1300 電子デバイス製造プロセス
1302 物理的デバイス情報
1304 ユーザーインターフェース
1306 調査コンピュータ
1308 プロセッサ
1310 メモリ
1312 ライブラリファイル
1314 設計コンピュータ
1316 プロセッサ
1318 メモリ
1320 電子設計自動化(EDA)ツール
1322 回路設計情報
1324 ユーザーインターフェース
1326 GDSIIファイル
1328 製作プロセス
1330 マスク製造者
1332 マスク
1334 ウェハー
1336 ダイ
1338 パッケージ化プロセス
1340 パッケージ
1342 印刷回路基板(PCB)設計情報
1344 ユーザーインターフェース
1346 コンピュータ
1348 プロセッサ
1350 メモリ
1352 GERBERファイル
1354 基板アセンブリプロセス
1356 印刷回路基板(PCB)
1358 印刷回路アセンブリ(PCA)
1360 製品製造プロセス
1362 第1の代表的な電子デバイス
1364 第2の代表的な電子デバイス

Claims (21)

  1. 底部キャップ層および垂直軸を有する底部金属充填トレンチを含む構造体上に磁気トンネル接合デバイスを形成するステップであって、前記磁気トンネル接合デバイスは、底部電極、磁気トンネル接合層、磁気トンネル接合シール層、前記磁気トンネル接合シール層の上の絶縁層、上部電極、および前記底部キャップ層の上のロジックキャップ層を含み、前記ロジックキャップ層は、前記磁気トンネル接合シール層に隣接し、前記絶縁層に隣接し、前記上部電極の上にあり、前記磁気トンネル接合デバイスは、前記垂直軸からオフセットしている磁気トンネル接合軸を有し、前記底部金属充填トレンチが充填される前に前記底部キャップ層が形成される、ステップと、
    前記ロジックキャップ層の上に他の絶縁層を形成し、平坦化するステップと、
    前記他の絶縁層に上部トレンチを開け、少なくとも一つのビアを開け、前記上部トレンチおよび前記少なくとも一つのビアに銅を堆積させ、堆積させた前記銅の銅化学機械平坦化を行うために、銅ダマシンプロセスを行うステップとを含み、
    前記少なくとも一つのビアが、前記上部電極への上部ビア、ロジック領域の他の底部金属充填トレンチ中の金属へのロジックビア、またはこれらの組み合わせを含む、方法。
  2. 前記垂直軸からの前記磁気トンネル接合軸の前記オフセットは、前記磁気トンネル接合層の幅よりも大きい、請求項1に記載の方法。
  3. 前記底部金属充填トレンチは、実質的に銅を充填される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記底部金属充填トレンチは、銅パッドを形成し、前記底部電極の少なくとも一部分は、前記銅パッド上に形成される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記磁気トンネル接合層は、前記銅パッドの上にない、請求項4に記載の方法。
  6. 前記上部ビアおよび前記ロジックビアは、共通のプロセス段階で形成される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記磁気トンネル接合層の容易軸磁気トンネル接合磁気アニールは、前記磁気トンネル接合デバイスの磁場配向を整列させる、請求項1に記載の方法。
  8. 前記垂直軸が前記上部電極を通る、請求項1に記載の方法。
  9. 前記底部金属充填トレンチが第2の銅ダマシンプロセスによって形成される、請求項1に記載の方法。
  10. 前記磁気トンネル接合シール層は、窒化シリコンまたは炭化シリコンを含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記底部電極は、タンタルまたは窒化タンタルを含み、前記上部電極は、タンタルまたは窒化タンタルを含む、請求項1に記載の方法。
  12. 前記ロジックキャップ層は、炭化シリコンまたは窒化シリコンを含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記上部ビアの高さは、調節可能である、請求項1に記載の方法。
  14. 請求項1に記載の方法によって形成される半導体デバイスを含む装置。
  15. 少なくとも1つの半導体ダイに統合される、請求項14に記載の装置。
  16. 前記半導体デバイスがその中に統合される、セットトップボックス、音楽プレーヤー、ビデオプレーヤー、娯楽装置、ナビゲーションデバイス、通信デバイス、携帯情報端末(PDA)、固定位置データ装置、およびコンピュータから成る群から選択されるデバイスをさらに含む、請求項14に記載の装置。
  17. 基板の上に第1の絶縁層を形成するステップと、
    前記第1の絶縁層の上に底部キャップ層を形成するステップと、
    前記第1の絶縁層に底部トレンチおよび底部ビアを開けるために、前記底部トレンチおよび前記底部ビアに銅をめっきするために、かつ銅化学機械平坦化を行うために、第1の銅ダマシンプロセスを行うステップであって、銅充填底部トレンチは各々、垂直軸を有する、ステップと、
    前記底部キャップ層の上および前記銅充填底部トレンチの上に底部電極を形成するステップと、
    前記底部電極の上に磁気トンネル接合層を形成するステップと、
    前記磁気トンネル接合層の上にハードマスクを形成するステップと、
    隣接銅充填底部トレンチの前記垂直軸からオフセットしている磁気トンネル接合軸を各々有する磁気トンネル接合構造体をパターン形成するステップと、
    前記磁気トンネル接合構造体の上におよび隣接してならびに前記底部電極の上に磁気トンネル接合シール層を形成するステップと、
    前記磁気トンネル接合シール層の上に第2の絶縁層を形成するステップと、
    前記第2の絶縁層を平坦化し、前記磁気トンネル接合構造体の最上部を開けるステップと、
    前記平坦化された第2の絶縁層の上および前記磁気トンネル接合構造体の前記最上部の上に上部電極を形成するステップと、
    前記上部電極および前記底部電極をパターン形成するステップと、
    前記底部キャップ層の上にロジックキャップ層を形成するステップであって、前記ロジックキャップ層は、前記磁気トンネル接合シール層に隣接し、前記第2の絶縁層に隣接し、かつ前記パターン形成された上部電極の上にある、ステップと、
    前記ロジックキャップ層の上に第3の絶縁層を形成し、平坦化するステップと、
    少なくとも一つのビアを開け、前記第3の絶縁層に上部トレンチを開け、前記上部トレンチおよび前記少なくとも一つのビアに銅をめっきし、銅化学機械平坦化を行うために、第2の銅ダマシンプロセスを行うステップとを含み、
    前記少なくとも一つのビアが、前記上部電極への上部ビア、ロジック領域の他の銅充填底部トレンチの金属へのロジックビア、またはこれらの組み合わせを含む、方法。
  18. 前記金属トレンチ中の前記銅の上および前記第3の絶縁層の上に最終キャップ層を形成するステップをさらに含む、請求項17に記載の方法。
  19. 底部キャップ層および垂直軸を有する底部金属充填トレンチを含む構造体上に磁気トンネル接合デバイスを形成するための第1のステップであって、前記磁気トンネル接合デバイスは、底部電極、磁気トンネル接合層、磁気トンネル接合シール層、前記磁気トンネル接合シール層の上の絶縁層、上部電極、および前記底部キャップ層の上のロジックキャップ層を含み、前記ロジックキャップ層は、前記磁気トンネル接合シール層に隣接し、前記絶縁層に隣接し、前記上部電極の上にあり、前記磁気トンネル接合デバイスは、前記垂直軸からオフセットしている磁気トンネル接合軸を有し、前記底部金属充填トレンチが充填される前に前記底部キャップ層が形成される、第1のステップと、
    前記ロジックキャップ層の上に他の絶縁層を形成し、平坦化するための第2のステップと、
    前記他の絶縁層に上部トレンチを開け、少なくとも一つのビアを開け、前記上部トレンチおよび前記少なくとも一つのビアに銅を堆積させ、堆積させた前記銅の銅化学機械平坦化を行うために、銅ダマシンプロセスを行うための第3のステップとを含み、
    前記少なくとも一つのビアが、前記上部電極への上部ビア、ロジック領域の他の底部金属充填トレンチ中の金属へのロジックビア、またはこれらの組み合わせを含む、方法。
  20. 底部キャップ層および垂直軸を有する底部金属充填トレンチを含む構造体上に磁気トンネル接合デバイスの形成を開始するための手段であって、前記磁気トンネル接合デバイスは、底部電極、磁気トンネル接合層、磁気トンネル接合シール層、前記磁気トンネル接合シール層の上の絶縁層、上部電極、および前記底部キャップ層の上のロジックキャップ層を含み、前記ロジックキャップ層は、前記磁気トンネル接合シール層に隣接し、前記絶縁層に隣接し、前記上部電極の上にあり、前記磁気トンネル接合デバイスは、前記垂直軸からオフセットしている磁気トンネル接合軸を有し、前記底部金属充填トレンチが充填される前に前記底部キャップ層が形成されている、手段と、
    前記ロジックキャップ層の上に他の絶縁層の形成および平坦化を開始するための手段と、
    前記他の絶縁層に上部トレンチを開け、少なくとも一つのビアを開け、前記上部トレンチおよび前記少なくとも一つのビアに銅を堆積させ、堆積させた前記銅の銅化学機械平坦化を行うために、銅ダマシンプロセスを開始するための手段とを含み、
    前記少なくとも一つのビアが、前記上部電極への上部ビア、ロジック領域の他の底部金属充填トレンチ中の金属へのロジックビア、またはこれらの組み合わせを含む、装置。
  21. 前記磁気トンネル接合デバイスの形成を開始するための前記手段、前記絶縁層の形成および平坦化を開始するための前記手段、ならびに前記銅ダマシンプロセスを開始するための前記手段は、電子デバイスに統合されるプロセッサで実施される、請求項20に記載の装置。
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