JP5574149B2 - リモコン装置の取付構造 - Google Patents
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Description
ところで、この種のリモコン装置は、給湯装置等に付随するものであるため、一般に需要者の選択の余地がない。しかしながら、リモコン装置は、台所や浴室等の常に目にするところに配置されることもあり、リモコン装置を、壁と調和できる外観形状にすることが望まれている。
なお、一般的に、リモコン装置は、本体部と化粧枠であるケース部で構成されており、壁面にビス等で固定される金属製の取付部材に装着されるものである。具体的には、リモコン装置を壁面側に確実に固定するために、取付部材と本体部とをビス等を用いて固定する。
また、周知の事実として、ビス等の固定手段は、ドライバなどの工具により締め付け固定するものであるため、ビス等を配置する位置は、工具を使用できる箇所という制限を受ける。即ち、最大限にリモコン装置を小型化、薄型化した場合、ビス等を、例えばリモコン装置の底面等のような目立ちにくい箇所に配置させることも困難であった。
そこで、本発明のリモコン装置の取付構造によれば、前記連結部材を用いて、リモコン装置と取付部材とを一体的に連結する構成としたため、リモコン装置を小型化した場合であっても、連結部材の配置に対して制限を受けない。即ち、ビス等の固定手段を用いた場合に配置できなかった箇所に、連結部材を配置させることができる。これにより、連結部材を目立ちにくい箇所等に配置しつつも、リモコン装置を取付部材に対して確実に装着させることができる。
従って、本発明のリモコン装置の取付構造によれば、リモコン装置を小型化することができると共に、住空間のデザイン性を阻害しない。
こじり用係合部としては、例えば、凹部や凸部等が挙げられる。即ち、マイナスドライバなどを用いて、当該凹部や凸部に引っ掛けると容易に連結部材を取り外すことができる。
連結部材3は、図2に示すように、筐体10に対して十分に小さいものである。具体的には、図7に示すように、くさび状の部材であり、大きく分けて装着部3aと露出部3bにより構成されている。
装着部3aは、基端側から先端側に向かうに従って厚み(図7,8における上下方向長さ)が薄くされている。即ち、装着部3aは、図8に示すように、その厚みを形成する一方の面がテーパ状のテーパ部30とされている。テーパ部30には、幅方向(図7の左右方向)に延びた溝部31(係止部)が形成されている。溝部31は、テーパ部30の中間部より基端側寄りに配置されている。
また、装着部3aの裏面側(テーパ部30の反対側)で、装着部3aと露出部3bの接続部には、段部34が形成されている。即ち、装着部3aと露出部3bの接続部における厚みを比較すると、露出部3bの厚みの方が大きい。
ケース部本体5aには、上下方向中央より上部側に給湯温度や自動湯張りの給湯量等に関する設定事項や動作状態等を表示するモニタ部12が備えられ、その下方に給湯温度や自動湯張りの給湯量等を設定できる押圧式の操作部13a及び音声やブザー音等の発生源となるスピーカ部14が備えられている。
固定側ヒンジ部15は、ケース部本体5aの正面側の下部におけるほぼ中央に位置しており、ケース部本体5aの辺の長さより短くされた細長い棒状部材である。そして、固定側ヒンジ部15の両端部は、ほぼ半円球状の凸状係合部15a(図3(b))が設けられている。
なお、取付部材2の頂点近傍には、それぞれ1つずつのビス用の貫通孔38が設けられており、貫通孔38にビス39を挿通して、壁面に対して取付部材2を固定する。
開口連結部23は、取付部材2の下部辺(図2)に形成されており、当該辺の両端に1つずつ配置されている。開口連結部23は、水平部35aとほぼ平行に曲げられたもので、中央に連結部材3が挿通される貫通孔36が形成されている。貫通孔36は、図6に示すように、正面側の縁端部に傾斜が形成された開口縁傾斜部36aが設けられている。開口縁傾斜部36aは、前記した連結部材3のテーパ部30と傾斜方向がほぼ同じである。即ち、開口縁傾斜部36aは、貫通孔36に挿通される連結部材3が当接すると、連結部材3の挿通方向を規制するものである。
なお、落下防止部材25a,25bの筐体10への取り付け方法は、図13(a)に示すように、先ず、連結部材3に取り付けられた落下防止部材25a,25bを、筐体10の内側に配する。その後、上記したように、その連結部材3を連通開口部16と開口連結部23に挿着させる(図13(b))。このとき、図13(b)に示すように、落下防止部材25a,25bの一部が外部に露出しても構わないが、落下防止部材25a,25bは外部に露出しないほうが好ましい。
また、落下防止部材25aの別の取り付け方法として、ケース部5の底面における連通開口部16同士の間に、落下防止部材25aの先端(やじり形状)を差し込むための図示しない凹部を備え、その凹部に落下防止部材25aの先端を差し込む構成であっても構わない。
また、装着嵌合部は、連結部材3側にリブを設け、それと係止する側に小溝を設ける構成であっても構わない。
また、装着嵌合部をリモコン装置のいずれにも設けない構成であっても構わない。
2 取付部材
3 連結部材
5 ケース部材
5a ケース部本体
6 本体部
10 筐体
11 蓋部
15 固定側ヒンジ部(ヒンジ構造)
16 連通開口部
17 リブ(装着嵌合部)
18 回転側ヒンジ部(ヒンジ構造)
22 押圧部
25a、25b 落下防止部材
30 テーパ部
31 溝部(係止部)
32 こじり用係合部
33 小溝(装着嵌合部)
36 貫通孔(開口部)
36a 開口縁傾斜部
40 突出部
Claims (8)
- 壁面に固定される取付部材に対して、機器の遠隔操作が可能なリモコン装置を取り付けるリモコン装置の取付構造であって、
前記リモコン装置は、操作部を有するケース部と、当該ケース部を重ね合わせて筐体を構成する本体部と、取付部材とケース部と本体部とを連結する連結部材とを備え、
前記本体部は、背面壁とその周囲を囲む側面壁とにより構成された枠体であり、
前記取付部材は、連結部材が挿入される開口部が形成された開口連結部を有し、
ケース部と本体部とを重ね合わせた筐体は、前記開口連結部の開口部と連通する連通開口部を側面壁に有し、内部に基板を収納するものであって、
前記連結部材が、連通状態の開口連結部の開口部と連通開口部に挿着されると、ケース部及び本体部が取付部材側に引きつけられて、リモコン装置と取付部材とが一体的に連結され、
前記連結部材が連通状態の開口連結部の開口部と連通開口部に挿着されると、連結部材は、少なくとも挿通方向先端側で本体部と当接し、中間部で取付部材に当接し、後端側でケース部に当接すると共に、挿通方向先端側及び後端側に作用する外力と、中間部に作用する外力が、対向する方向に作用していることを特徴とするリモコン装置の取付構造。 - 前記本体部は、押圧部を備え、
前記連結部材は、開口連結部と連通状態の連通開口部に装着された状態において、挿通方向先端側が押圧部により一定方向に押圧されることを特徴とする請求項1に記載のリモコン装置の取付構造。 - 前記連結部材は、挿通方向先端側から中間部に掛けて拡幅するテーパ部を有し、
前記テーパ部には、装着状態における開口連結部の開口部縁端に係止する係止部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のリモコン装置の取付構造。 - 前記取付部材の開口連結部には、連結部材を連通状態の開口連結部の開口部と連通開口部に挿着する際に、連結部材のテーパ部が摺動する開口縁傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のリモコン装置の取付構造。
- 前記連結部材と、本体部、ケース部又は取付部材のいずれかとの当接部には、連結部材が連通状態の開口連結部の開口部と連通開口部に挿着された際の装着感を生じさせる装着嵌合部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のリモコン装置の取付構造。
- 連通状態の開口連結部の開口部と連通開口部に装着された状態における連結部材の露出側に、当該連結部材の取り外しを可能とするこじり用係合部を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のリモコン装置の取付構造。
- 前記連結部材は、装着状態において、連通開口部に対して平行に延伸した突出部を有し、
前記リモコン装置のケース部には、ケース部本体に対して開閉可能な蓋部が備えられ、
前記ケース部本体と蓋部は、前記筐体の連通開口部側にヒンジ構造で接続されており、
前記蓋部は、連通開口部側に回転すると開状態になると共に、連結部材の前記突出部を連通開口部に対する連結部材の挿入方向に押圧可能とすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のリモコン装置の取付構造。 - 前記連結部材は、落下防止部材が設けられ、
前記連結部材の装着状態が解放された場合であっても、前記落下防止部材の一部が前記筐体の内部に係止することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のリモコン装置の取付構造。
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