JP2007092401A - ドアスコープ用カバーとドアスコープ用カバーを用いるドア本体 - Google Patents

ドアスコープ用カバーとドアスコープ用カバーを用いるドア本体 Download PDF

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Abstract

【課題】ドアスコープを使用するためにカバー片を繰り返し操作しても、取付けリングが本来の位置から回転してずれてしまうことを防止し、しかも安全にドアスコープ用カバーを操作できるドアスコープ用カバーと、これを用いるドア本体とを提供する。
【解決手段】ドア本体3に設けられるドアスコープ6に取付く装着部材21と、装着部材21に軸着される遮蔽部材20とを備えており、通常時は遮蔽部材20が自重垂下によりドアスコープ室内側覗き部19を遮蔽する位置であり、ドアスコープ6使用時はドアスコープ室内側覗き部19から遮蔽部材20を退避させてドアスコープ室内側覗き部19を開放するドアスコープ用カバー7において、装着部材21に、ドア本体3に対する装着部材21の回転を防止する回転防止手段22を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、ドアに設けられて外部の様子を観察することができるドアスコープの室外側から室内側への観察を防止するために、ドアスコープの室内側覗き部を遮断するために用いるカバーに関するものである。
ドアスコープはドア本体に設けられており、室内側にいる居住者が、ドアを開ける前に室外にいる来訪者を確認するために用いられるものである。しかし、従来のドアスコープは室外側から室内側の様子を知ること可能であったため、不審者などが室内側の様子を覗く行為や、部屋内からの明かり洩れにより留守かどうかを確認する行為のためにドアスコープが利用されてしまうという防犯上の問題があった。
そこで、このような防犯上の問題に対応する措置として、特開2004−100455号公報には、ドアスコープに取付けられるドアスコープ用カバーであって、ドアスコープ室内側フランジ部を覆うカバー片と、このカバー片をドアスコープに取付けるための取付けリングからなり、カバー片は取付けリングに対し回転可能に取付けられているドアスコープ用カバーが開示されている。ここで、ドアスコープは、室外側フランジと外周に雄ネジ部を備えた内筒と、室内側フランジと内部周面に雌ネジ部を備えた外筒とからなっており、そのドア本体への取付けは、ドア本体の室外側から内筒を、室外側から外筒を差込んで、互いのネジ部を締め込んで行う。また、ドアスコープ用カバーの取付けについては、ドアスコープ用カバーの前記取付けリングが、外筒に外嵌されてドアスコープに対し回転可能な状態であるが、室内側フランジ部と室内側ドア板とに押し当てられて固定することにより、ドア本体に対しては回転せずに取付いている。このように取付けられたドアスコープ用カバーは、通常、カバー片の自重垂下により、ドアスコープ室内側フランジ部を覆っているので、室外側から室内側の様子を伺うことはできない。一方、居住者がドアスコープを覗き見る場合はには、カバー片を左右何れかの方向に振って操作し、室内側フランジ部を露出させればよく、覗き見た後はカバー片から手を放せば、カバー片はその自重垂下により回転し、再びカバー片が室内側フランジ部を覆うことになる。
特開2004−100455号公報
しかし、上記の開示されているドアスコープ用カバーは、室内側フランジ部と室内側ドア板とでドアスコープ用カバーの取付リングを押し当てて固定して、ドア本体に取付けているだけなので、ドアを繰り返し開閉しているうちに、あるいは、ドアスコープを使用するためにカバー片を繰り返し操作しているうちにドアスコープの取付けが緩んで、取付けリングが本来の位置から回転してずれてしまい、その結果、カバー片が自重垂下によりドアスコープ室内側フランジ部を覆うことができずに、室外側から内部側の様子を知ることが可能になってしまうといった問題が生じていた。
本発明は、上記問題点を解決するために創案されたものであり、ドアを開閉したり、ドアスコープを使用するためにカバー片を繰り返し操作してドアスコープの取付けが緩んでも、取付けリングが本来の位置から回転してずれてしまうことを防止することにより、通常時は、常にカバー片が自重垂下によりドアスコープ室内側フランジ部を覆うので、室外側から内部側の様子を知ることが防止され、しかも、安全にドアスコープ用カバーを操作できるドアスコープ用カバーと、これを用いるドア本体とを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明が採用した技術手段は、ドア本体に設けられるドアスコープに取付く装着部材と、前記装着部材に軸着される遮蔽部材とを備えており、通常時は前記遮蔽部材が自重垂下によりドアスコープ室内側覗き部を遮蔽する位置であり、前記ドアスコープ使用時は前記ドアスコープ室内側覗き部から前記遮蔽部材を退避させて前記ドアスコープ室内側覗き部を開放するドアスコープ用カバーにおいて、前記装着部材には、ドア本体に対する前記装着部材の回転を防止する回転防止手段が設けられていることを特徴とするドアスコープ用カバーである。
好ましくは、前記遮蔽部材は、装着部材に対して面内方向回転可能に軸着されており、前記遮蔽部材の室内側面には凸部または凹部が設けられていることを特徴とするドアスコープ用カバーである。
好ましくは、前記回転防止手段は、前記装着部材のドア側面に突出した突起部材であることを特徴とするドアスコープ用カバーである。
本発明が採用した他の技術手段は、前記ドアスコープ用カバーが取付くドアのドア本体であって、前記装着部材回転防止手段を挿入する穴と前記ドアスコープを取付ける穴とが設けられていることを特徴とするドア本体である。
請求項1に係る発明では、ドアスコープ用カバーにおいて、装着部材には、ドア本体に対する装着部材の回転を防止する回転防止手段が設けられているので、ドアスコープを使用するために遮蔽部材を繰り返し操作しても、装着部材が本来の位置から回転してずれてしまうことを防止できるので、室外側から内部側の様子を知ることが防止される。
請求項2に係る発明では、遮蔽部材は、装着部材に対して面内方向回転可能に軸着されており、前記遮蔽部材の室内側面には凸部または凹部が設けられているので、安全で、しかも容易に遮蔽部材を操作することができる。
請求項3に係る発明では、回転防止手段は、前記装着部材のドア側面に突出した突起部材であるので、ドアスコープを使用するために遮蔽部材を繰り返し操作しても、装着部材が本来の位置から回転してずれてしまうことをより確実に防止することができる。
請求項4に係る発明では、前記ドアスコープ用カバーが取付くドアのドア本体であって、前記装着部材回転防止手段を挿入する穴と前記ドアスコープを取付ける穴とが設けられているドア本体であるので、ドアスコープを使用するために遮蔽部材を繰り返し操作しても、装着部材が本来の位置から回転してずれてしまうことを防止することができるドアスコープ用カバーを設けるためのドアを製作することができる。
本発明に係るドアスコープ用カバーとドアスコープ用カバーを用いるドア本体の実施形態を、図1乃至図6基づき説明する。
図1(A)はドアスコープおよび本発明に係るドアスコープ用カバーが設けられたドアの全体正面図である。ドア1は、ドア枠2およびドア本体3から成り、通常、ドア本体3には、施錠金具4や自閉装置5などのドアの開閉機能に必要な金具が設けられている。ドアスコープ6およびドアスコープ用カバー7は、ドア本体3の幅方向約中央で、目線の高さに位置に取付いている。図2(A)、(B)は通常時におけるドアスコープ用カバー7が取付いたドア本体3の正面詳細図と断面詳細図、図3(A)、(B)は観察時におけるドアスコープ用カバー7が取付いたドア本体3の正面詳細図と断面詳細図である。ドアスコープ6は、室外側フランジ10とレンズ(図示せず)および外周に雄ネジ部11を有する内筒12を備えた室外側筒状体13と、室内側フランジ14と内部周面に雌ネジ部15を有する外筒16を備えた室内側筒状体17とからなっており、ドアスコープ6のドア本体3への取付けは、ドア本体3に貫通して設けられた穴で、その穴径が外筒16よりも大きく各筒状体のフランジ10、14よりも小さいドアスコープ用取付け穴40に、ドア外部側からは室外側筒状体13を差込み、ドア内部側からは室内側筒状体17を差込み、互いのネジ部11、15を閉め込んで取り付ける。尚、外筒16の室内側フランジ14には、コインやドライバー等の工具を差込むための切り欠き部18が設けられており、簡単にねじ込み作業ができるようになっている。室内側フランジ14の正面側略中央は開口しており該開口がドアスコープ室内側覗き部19となっている。
ドア本体3の室内側面に取付き、ドアスコープ室内側覗き部19を開閉するドアスコープ用カバー7は、ドアスコープ室内側覗き部19を覆うカバー片20(本発明における遮蔽部材に該当する)と、このカバー片20をドアスコープに取付けるための取付けリング21(本発明における装着部材に該当する)と、取付けリング21の回転を防止する突起部材22(本発明における回転防止手段に該当する)とを有している。カバー片20は取付けリング21に対して面内方向回転可能に軸着されており、通常時は前記カバー片20が自重垂下によりドアスコープ室内側覗き部19を遮蔽する位置にあり、居住者が室外側を観察する場合には、カバー片20を180度回転させてドアスコープ室内側覗き部19を開放して観察することができる。また、取付けリング21はドアスコープ6の外筒16に対し回転可能に外嵌されてドア本体3に取付いているが、取付けリング21のドア側面30に設けられた突起部材22がドア本体3に設けられた挿入穴41に挿入されているため、ドア本体3に対し取付けリング21の回転が防止される。従って、カバー片20を繰り返し操作してドアスコープ6が緩んでも、ドアスコープ用カバー7は回転することなく本来の位置を保持できる。その結果、通常時は、常にカバー片20が自重垂下によりドアスコープ室内側覗き部19を覆うので、室外側から内部側の様子を知ることが防止される。
図4(A)、(B)はドアスコープ用カバー7の正面図と断面図である。カバー片20は薄板の円形状であり、取付けリング21と略同一径であるが、ドアスコープ室内側覗き部19を十分に覆うことができる形状寸法であれば実施例に限定されない。また、カバー片20の室内側面33には凹状穴23が形成されており、居住者が室外側を観察するときに、指を凹状穴23に当ててカバー片20を回転させるために用いることができる。実施例においては凹状穴23が形成されているが、カバー片20の室内側面33に段差の少ない凸状部を形成してもよい。カバー片20の室内側面に凹状穴23または段差の少ない凸状部が形成されることにより、ドアスコープ用カバー7に目を近づけても目を傷つけたり、あるいは、衣類を引掛けることが無く、しかも、容易にカバー片20を操作することができる。一方、取付けリング21は薄板の円形状であり、ドア面側小径部24と室内面側大径部25とからなり断面が段差形状を形成した開口穴26が設けられており、ドア面側小径部24と室内面側大径部25の段差により形成される中間フランジ部27を有している。ドアスコープ用カバー7の取付けにおいて、開口穴26はドアスコープ6の外筒16に挿通され、中間フランジ部27がドアスコープ6の室内側フランジ14と室内側ドア板42の間に挟み込まれて固定され、ドアスコープ用カバー7はドア本体3の室内側面に取付けられる。開口穴26の室内面側大径部25の厚さと室内側フランジ14の厚さとは略同一であり、室内側フランジ14の室内側面28と取付けリング21の室内側面29が略同一面になるようにしてある。これにより、カバー片20が自重によりドアスコープ室内側覗き部19を遮蔽する際に、室内側フランジ14がカバー片20と干渉しない構成となっていると共に、意匠的にも優れた形態となっている。尚、室内側フランジ部14がカバー片20と干渉しない構成となっていれば、開口穴26は段差形状を形成している必要はない。ただし、その場合、取付けリング21の室内側面29に室内側フランジ14が当接して、取付けリング21が室内側フランジ14と室内側ドア板42の間に挟み込まれてドア本体3に固定されるため、室内側フランジ部14がカバー片20と干渉しないように、カバー片20と取付けリング21の間にスペーサを設けて軸着しなければならない。また、室内面側大径部25の径は室内側フランジ14が納まるように室内側フランジ14の径より大きく、ドア面側小径部24の径は外筒16が納まると共に室内側フランジ14が抜けないように外筒16の径より僅かに大きい寸法となっている。従って、ドアスコープ6の外筒16に外嵌された取付けリング21は外筒16に対して回転可能な状態となっている。尚、実施例の取付けリング21は、取付けリング21に開口穴26を設けたリング状の形状としているが、室内側フランジ14と室内側ドア板42の間に挟み込まれてドア本体3の室内側面に取付けられる形状であれば、取付けリング21が開口穴と切り欠きで構成された略U字の形状であっても構わない。その場合は、ドアスコープ6をドア本体3から完全に取外さなくても、ドアスコープ用カバー7をドア本体3に取付けることが可能である。
カバー片20は取付けリング21に軸支部材31を介して面内方向回転可能に軸着している。軸支部材31の一端部が取付けリング21に固定され、カバー片20が軸支部材31に対して回転自在となって、軸支部材31の他端部はカバー片20が抜け出ないように抜け止め加工されている。尚、カバー片20と軸支部材31が一体で、軸支部材31が取付けリング21に対して回転自在としている態様でも構わない。ここで、軸支部材31は、正面視において、カバー片20に対してはカバー片20の重心からずれて位置し、取付けリング21に対しては取付けリング21の外縁近傍に位置しており、通常時はカバー片20が自重垂下によりドアスコープ室内側覗き部19を遮蔽し、居住者が室外側を観察するためにカバー片20を180度回転させてドアスコープ室内側覗き部19を開放する場合は取付けリング21の外縁部がドアスコープ室内側覗き部19に干渉せず、ドアスコープ室内側覗き部19を十分に露出できると共に、ドアスコープ6とドアスコープ用カバー7をドア本体3にを取付ける際に、ドアスコープ6を締め込むコインやドライバー等の工具が、カバー片20の外縁部と干渉しない構成となっている。実施例では、取付けリング21中心と開口穴26中心を約2.5mmずらして、工具がカバー片20の縁部と干渉しない構成としている。また、カバー片20は取付けリング21に軸支部材31を介して面内方向回転可能に軸着しているが、カバー片20が取付けリング21に対し軸着する態様として図5に示すように、カバー片20が取付けリング21に対して面内方向の回転ではなく、面外方向回転可能に軸支されている構成でも構わない。ただし、両態様において、カバー片20の自重垂下によりカバー片20がアスコープ室内側覗き部19を遮蔽するように、軸着位置が取付けリング21の略上部側に位置してドアスコープ用カバー7をドア本体3に設けることが必要である。
取付けリング21のドア側面30には、取付リング21の回転を防止する突起部材22が突出しており、突起部材22がドア本体3に設けられた挿入穴41に挿入されて、ドアスコープ6の外筒16に回転可能な状態で外嵌されてドア本体3に取付いている取付けリング21のドア本体3に対する回転は防止される。突起部材22は軸支部材31の一端部が取付けリング21のドア側面30に突出して、前記突出した軸支部材31の一端部側に軸支部材抜け止め用のパイプ材32が嵌着され、軸支部材31と突起部材22を同一の部材で構成している。軸支部材31と突起部材22を同一の部材で構成することにより、ドアスコープ用カバー7の製作が容易であり、また、ドア本体に設ける突起部材22の挿入穴41の位置も容易に決めることができる。尚、軸支部材31と突起部材22を同一の部材で構成したが、図6(A)、(B)に示すように、軸支部材31と突起部材22は同一部材ではなく、異なる部材で異なる位置に配置しても構わない。また、突起部材22は取付けリング21のドア側面30に突起していればよく、図6(A)の円柱形状、図6(B)の円錐形状、針形状、または、取付けリング21の一部をドア側面に折り曲げて突出したものでも構わない。また、突起部材22の個数は複数であってもよい。突起部材22が円錐形状や針形状であれば、ドア本体3が木質の場合、ドア本体3に突起部材22用の挿入穴を設けなくても、取付けリング21をドア本体3に押し付けることにより突起部材22の先端をドア本体3に差込んで取付けリング21のドア本体3に対する回転を防止することができるため、取付けが容易であり、また、既設のドアにドアスコープ用カバー7を後付けすることができる。
また、回転防止手段は、取付けリング21のドア側面30に突起部材22を設ける態様ではなく、取付けリング21のドア側面に、ゴムなどのように弾性変形可能で摩擦係数が大きい材料をシート状にしたシート部材を貼着あるいは当接させるなどの、取付けリング21のドア本体3に対する回転を妨げる作用を有する構成でも構わない。前記シート部材の場合は、ドアスコープ6を閉め込んでドア本体3にドアスコープ用カバー7を取付けることにより、前記シート部材は室内側ドア板42と取付けリング21に圧縮密着するため、ドアスコープ用カバー7は室内側ドア板42に対して回転しにくくなると共に、前記シート部材が弾性変形をするため、閉め込んでドア本体3に取付けたドアスコープ6の緩みを防止する効果も有する。
図1(B)は、取付けリング21の回転を防止する突起部材22を有しているドアスコープ用カバー7が設けられるために用いられるドア本体3を示す。ドア本体3にはドアスコープ6を取付けるためのドアスコープ用取付け穴40とドアスコープ用カバー7を取付けるための挿入穴41とが加工されている。ドアスコープ用取付け穴40はドア本体3の室内側面と室外側面に設けられた貫通穴であり、ドアスコープ用取付け穴40の径はドアスコープ6の内筒12および外筒16よりも大きな寸法で、室外側フランジ10と室内側フランジ14よりも小さい径である。一方、挿入穴41はドア本体3の室内側面に設けられた凹状穴であり、ドアスコープ用カバー7のカバー片20が自重垂下によりアスコープ室内側覗き部19を遮蔽するように軸着位置が取付けリング21の略上部側に位置した状態における突起部材22の位置に加工されている。挿入穴41の径は突起部材22が挿入できる径であればよい。ただし、突起部材22と軸支部材31が同一部材であり、カバー片20と軸支部材31が一体で、軸支部材31が取付けリング21に対して回転自在としている態様の場合は、軸支部材31である突起部材22が回転自在となるような挿入穴41の径としなければならない。
本発明は、マンションや住宅などの建物開口部に設置されるドアに利用可能である。
(A)ドアスコープ用カバーが設けられたドアの全体正面図 (B)ドアスコープ用カバーが設けられるために用いられるドア本体の正面図 (A)通常時におけるドアスコープ用カバーが取付いたドア本体の正面詳細図 (B)通常時におけるドアスコープ用カバーが取付いたドア本体の断面詳細図 (A)観察時におけるドアスコープ用カバーが取付いたドア本体の正面詳細図 (B)観察時におけるドアスコープ用カバーが取付いたドア本体の断面詳細図 (A)ドアスコープ用カバーの正面図 (B)ドアスコープ用カバーの断面図 他の実施例のドアスコープ用カバーが取付いたドア本体の断面詳細図 (A)他の実施例のドアスコープ用カバーの側面図 (B)他の実施例のドアスコープ用カバーの側面図
符号の説明
3 ドア本体
6 ドアスコープ
7 ドアスコープ用カバー
19 ドアスコープ室内側覗き部
20 遮蔽部材(カバー片)
21 装着部材(取付けリング)
22 回転防止手段(突起部材)

Claims (4)

  1. ドア本体に設けられるドアスコープに取付く装着部材と、前記装着部材に軸着される遮蔽部材とを備えており、通常時は前記遮蔽部材が自重垂下によりドアスコープ室内側覗き部を遮蔽する位置であり、前記ドアスコープ使用時は前記ドアスコープ室内側覗き部から前記遮蔽部材を退避させて前記ドアスコープ室内側覗き部を開放するドアスコープ用カバーにおいて、
    前記装着部材には、ドア本体に対する前記装着部材の回転を防止する回転防止手段が設けられていることを特徴とするドアスコープ用カバー。
  2. 請求項1に記載の遮蔽部材は、装着部材に対して面内方向回転可能に軸着されており、前記遮蔽部材の室内側面には凸部または凹部が設けられていることを特徴とするドアスコープ用カバー。
  3. 請求項1または請求項2に記載の回転防止手段は、前記装着部材のドア側面に突出した突起部材であることを特徴とするドアスコープ用カバー。
  4. 請求項3に記載のドアスコープ用カバーが取付くドアのドア本体であって、前記回転防止手段を挿入する穴と前記ドアスコープを取付ける穴とが設けられていることを特徴とするドア本体。
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