JP4901266B2 - 埋設型継手 - Google Patents

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Description

この発明は、室内の壁面やガス器具の外面等に形成された収容空間内に出没可能に設けられた埋設型継手に関する。
従来、この種の継手の一つとして埋設型ガス栓がある。埋設型ガス栓は、下記特許文献1に記載されているように、室内の壁に設けられた収容凹部(収容空間)内に設けられた栓本体(継手本体)を備えており、栓本体の先端部にはプラグ部が設けられている。プラグ部は、その先端を収容凹部の開口部に向けた状態で設けられている。したがって、ソケットを収容凹部の開口部から挿入することにより、プラグ部に接続することができる。
特開2003−42323号公報
上記従来の埋設型ガス栓においては、プラグ部全体が収容凹部内に入り込んでいるため、ソケット部をプラグ部に接続する際には、プラグ部がソケットの陰に隠れてしまい、プラグ部をほとんど目視することができない。このため、ソケットをプラグ部に接続しにくいという問題があった。
この発明は、上記の問題を解決するために、開口部を有する収容空間内に収容される継手本体を備え、上記継手本体の上記開口部側に位置する先端部にプラグ部が設けられた埋設型継手において、上記継手本体が、上記収容空間内に位置固定して配置された基部と、この基部に後端部が前後方向へ移動可能に設けられ、先端部に上記プラグ部が設けられた可動部とを有し、上記可動部が、その全体が上記収容空間内に入り込んだ収容位置と、上記プラグ部の少なくとも先端部が上記収容空間の開口部から外部に突出した使用位置との間を移動可能であり、上記収容空間の開口部を塞ぐ化粧プレートと、上記可動部にそれと一体に移動するように連結された蓋体とをさらに備え、上記化粧プレートには、上記収容空間の一部を構成し、かつ上記プラグ部が挿通可能である窓孔が形成され、上記蓋体が、上記可動部が上記収容位置に位置しているときには上記窓孔を塞ぎ、上記可動部が上記使用位置に位置しているときには上記化粧プレートから前方へ移動して上記窓孔を開く遮蔽部を有し、上記プラグ部がその軸線を上記可動部の移動方向と直交する方向に向けて設けられ、上記可動部が上記使用位置に位置しているときには、上記プラグ部全体が上記窓孔から外部に突出していることを特徴としている。
この場合、上記可動部が、上記基部に上記可動部の移動方向を向く軸線を中心として回動可能に設けられていることが望ましい。
上記可動部を上記収容位置から上記使用位置を越えて前方へ向かうように付勢する付勢手段と、上記可動部を上記収容位置に係脱可能に係止する係止手段と、上記可動部が上記使用位置から前方へ移動するのを阻止する阻止手段とをさらに備えていることが望ましい。
上記特徴構成を有するこの発明によれば、可動部を使用位置に移動させると、プラグ部の少なくとも先端部が収容空間から外部に突出する。したがって、プラグ部にソケットを接続する際には、プラグ部の先端部を目視することができる。よって、ソケットをプラグ部に容易に接続することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
図1〜図14は、この発明に係る埋設型継手の第1実施の形態を示す。この実施の形態は、この発明を埋設型ガス栓(埋設型継手)Aに適用したものである。このガス栓Aは、図1〜図7に示すように、家屋の内壁Wに設けられている。内壁Wには、これを室内外方向に向かって水平に貫通する貫通孔(開口部)Waが形成されている。貫通孔Waは、断面円径に形成されているが、正方形や長方形等の他の断面形状に形成してもよい。
図2〜図7に示すように、内壁Wの室内I側及び室外O側の各壁面には、金属製の板材からなる内側及び外側固定枠1,2がそれぞれ配置されている。各固定枠1,2は、長方形の枠状(リング状)に形成されている。各固定枠1,2は、それぞれの中心が貫通孔Waの軸線上に位置し、かつ貫通孔Waをほぼ囲むように配置されている。固定枠1,2は、図5に示すように、内側固定枠1を貫通して外側固定枠2に螺合されたボルトB1を締め付けることにより内壁Wを挟持し、それによって内壁Wに固定されている。
図1及び図3〜図7に示すように、内側固定枠1には、化粧プレート3がボルト、係合機構等の固定手段(図示せず)によって着脱可能に固定されている。化粧プレート3は、内側固定枠1より大きい寸法を有しており、内側固定枠1全体を覆い、かつ内側固定枠1から突出した周縁部が内壁Wにほぼ接した状態で装着されている。これにより、内側固定枠1及び貫通孔Waが室内から目視することができないように遮蔽されている。化粧プレート3の貫通孔Waと対向する箇所には、これを水平方向に貫通する窓孔3aが形成されている。この窓孔3aは、上下に長い長方形状をなしており、その軸線を貫通孔Waの軸線とほぼ一致させて配置されている。なお、窓孔3aは、後述する蓋体18によって開閉される。
図2〜図7に示すように、内側固定枠1には、その内周部から室外O側へ向かって水平に延びる複数(この実施の形態では3個)の支持腕部1aが形成されている。各支持腕部1aの先端部には、栓本体(継手本体)5がボルトB2によって固定されている。栓本体5は、基部6と可動部7とを主な構成要素としている。
図3〜図7に示すように、基部6は、支持腕部1aの先端部に固定されている。基部6の内部には、流入孔6a及び保持孔6bが形成されている。流入孔6aは、基部6の外面(この実施の形態では下方を向く外面)から内側(上側)に向かって延びている。流入孔6aの開口部には、フレキシブルガス管等からなる一次側ガス管G1が継手Cを介して接続される。保持孔6bは、基部6の室外O側の端面から室内I側に向かって水平に延びる大径孔部6cと、基部6の室内I側の端面から室外O内側へ向かって大径孔部6cまで水平に延びる小径孔部6dとを有している。大径孔部6c及び小径孔部6dは、各軸線を貫通孔Waの軸線とほぼ一致させて配置されている。大径孔部6cと小径孔部6dとの間には、環状の当接面6eが形成されている。大径孔部6cの内周面には、流入孔6aの内側の端部が開口している。したがって、大径孔部6cには、流入孔6aからガスが流入する。大径孔部6cの室外O側の開口部は、閉じ蓋8によって閉じられている。
可動部7は、互いに一体に形成された第1筒部(後端部)7aと第2筒部(先端部)7bとを有している。第1筒部7aは、保持孔6bに挿入されている。第1筒部7aの外径は、大径孔部6cの内径より小径になっている。したがって、大径孔部6cの内周面と第1筒部7aの外周面との間には、環状の隙間が形成されている。この隙間には、流入孔6aからガスが流入する。隙間に流入したガスは、第1筒部7a内にその室外O側の開口部から流入する。第1筒部7aの内部には、そこを流れるガスの流量が過剰になると作動して第1筒部7a内を閉じる過流出防止弁9が設けられている。この過流出防止弁9は、この発明の要部でもなく、その構成も周知のものである。そこで、過流出防止弁9についての説明は省略する。
第1筒部7aの外径は、小径孔部6dの内径とほぼ同一であり、第1筒部7aは小径孔部6dに回動可能に、かつ摺動可能に嵌合している。これにより、可動部7が基部6に対して小径孔部6dの軸線(貫通孔Waの軸線)を中心として回動可能に、かつ軸線方向(室内外方向)へ移動可能になっている。可動部7は、回動範囲が制限されることなく、360°回動可能であるが、軸線方向への移動範囲は、押し込み位置(図9参照)と、図4及び図7に示す使用位置との間に制限されている。可動部7の押し込み位置は、第1筒部7aの室外O側の端面が閉じ蓋8に突き当たることによって決定されている。可動部7の使用位置は、第1筒部7aの外周面の室外O側の端部に設けられたストップリング10が、上記当接面6eに突き当たることによって決定されている。したがって、この実施の形態では、ストップリング10と当接面6eとによって阻止手段が構成されている。なお、第1筒部7aの外周面と小径孔部6dの内周面との間は、Oリング等のシール部材S1,S2によって気密に封止されている。
第2筒部7bは、その軸線が第1筒部7aの軸線とほぼ直交するように配置されている。第2筒部7bの内部は、第1筒部7aの内部に連通孔7cを介して連通している。したがって、第2筒部7b内には、第1筒部7aから連通孔7cを通ってガスが流入する。第2筒部7bの一端開口部は、閉じ蓋11によって閉じられている。第2筒部7bの他端部には、迅速継手タイプのプラグ部7dが形成されている。このプラグ部7dは、第1筒部7aの軸線と直交する方向を向いているので、可動部7を回動させることにより、プラグ部7dの向きを360°全方向に変えることができる。プラグ部7dには、ソケットSが着脱可能に装着される。ソケットSは、ゴム管等からなる二次側ガス管G2を介してガス器具(図示せず)に接続されている。第2筒部7bの内部には、主弁21及び副弁22が設けられている。ソケットSがプラグ部7dに接続されない不使用時には、主弁21が連通孔7cを閉じ、副弁22が第2筒部7bの内部の先端部を閉じている。ソケットSがプラグ部7dに接続されると、主弁21が連通孔7cを開くとともに、副弁22が第2筒部7bの内部を開く。
図8に示すように、閉じ蓋8と第1筒部7aとの間には係止手段12が設けられている。この係止手段12は、可動部7を押し込み位置から使用位置側へ向かって若干離れた収容位置において係脱可能に係止する。すなわち、閉じ蓋8は、大径孔部6cに螺合された筒部8aを有しており、この筒部8aの内周面には断面円径の第1係止リング13がそれ自体の弾性によって拡径可能に、かつ微小距離を除いて大径孔部6cの軸線方向へ移動不能に装着されている。一方、第1筒部7aの外周面の室外O側の端部には、係止部材14が螺合固定されている。この係止部材14の係止凸部14aが第1係止リング13に突き当たることによって可動部7が収容位置から使用位置側へ移動することが阻止されており、ガス栓Aの不使用時には、閉じ蓋8と第1筒部7aとの間に設けられたコイルばね(付勢手段)15によって係止部材14が第1係止リング13に突き当てられ、それによって可動部7が収容位置に係止されている。
収容位置に係止された可動部7は、コイルばね15の付勢力に抗して押し込み位置まで移動させることによって係止状態を解除することができ、その結果使用位置まで移動させることができる。すなわち、図8〜図11に示すように、第1筒部7aの外周面には、室外O側を向く環状の係止面7eが形成されており、この係止面7eと係止部材14との間の第1筒部7aの外周面には、短い筒状の解除部材16が摺動可能に嵌合されている。この解除部材16は、可動部7が収容位置に位置しているときには係止面7eに突き当たっており、第1係止リング13から使用位置側(室内I側)に所定距離だけ離間している。解除部材16は、可動部7が収容位置から押し込み位置まで移動する途中に第1係止リング13に突き当たって拡径させる。図9に示すように、可動部7が押し込み位置まで移動すると、第1係止リング13が解除部材16の外周面に形成された凹部16aに入り込む。この状態で可動部7から手を離して自由に移動することができる状態にすると、可動部7がコイルばね15の付勢力によって室内I側へ移動させられる。このとき、解除部材16は、凹部16aに入り込んだ第1係止リング13によって移動が阻止されているので、停止状態を維持することになり、可動部7に対して相対的に押し込み位置側(室外O側)へ移動する。
可動部7が使用位置側へ所定距離だけ移動すると、図10に示すように、係止部材14が解除部材16に突き当たる。すると、解除部材16が係止部材14と共に使用位置側へ移動する。この結果、解除部材16は、第1係止リング13を拡径させつつ第1係止リング13内を室内I側へ向かって移動する。解除部材16が第1係止リング13を通過する前に、可動部7が収容位置に達する。すると、係止部材14の係止凸部14aが第1係止リング13に突き当たる。このとき、係止リング13が外力の作用しない自然状態になっていれば、係止部材14が第1係止リング13によって係止され、それによって可動部7が停止する。しかし、第1係止リング13が解除部材16によって拡径された状態になっているので、図11に示すように、係止部材14の係止凸部14aは、コイルばね15の付勢力によって第1係止リング13を拡径させ、第1係止リング13内を通過する。したがって、可動部7は、係止位置を越えて使用位置側へ移動することができる。
図12及び図13に示すように、大径孔部6cの内周面の室内I側の端部には、断面円径の第2係止リング17がそれ自体の弾性によって拡径可能に、かつ微小距離を除いて大径孔部6cの軸線方向へ移動不能に装着されている。この第2係止リング17は、当接面6eより所定距離だけ収容位置側(室外O側)に配置されており、可動部7が使用位置から所定距離だけ手前の位置まで移動すると、解除部材16が第2係止リング17に突き当たる。すると、解除部材16は、係止部材14に突き当たるまで第1筒部7aに対して収容位置側(室外O側)へ相対移動する。係止部材14に突き当たった解除部材16は、係止部材14と共に使用位置側へ移動し、第2係止リング17を拡径させる。可動部7が使用位置に達すると、ストップリング10が当接面6eに突き当たって停止する。このとき、第2係止リング17は、凹部16aの中央部に入り込んでいる。したがって、可動部7は、使用位置においては所定の力で位置固定される。
使用位置に位置している可動部7を収容位置に戻す場合には、可動部7をコイルばね15の付勢力に抗して収容位置側へ移動させる。すると、第2係止リング17によって係止された解除部材16が、第1筒部7aに対し使用位置側へ相対移動する。その後、解除部材16は、係止面7eに突き当たると、第2係止リング17を拡径させつつその内部を収容位置側へ移動し、係止リング17を通過する。可動部7が収容位置の若干手前の位置まで移動すると、係止部材14の係止凸部14aの収容位置側(室外O側)を向く面に形成された傾斜面14bが第1係止リング13に突き当たる。傾斜面14bは、第1リング13を拡径させる。したがって、係止部材14の係止凸部14aは、図11に示すように、第1係止リング13内を通過する。係止凸部14aが第1係止リング13を通過すると、第1係止リング13がそれ自体の弾性によって縮径し、係止凸部14aの室内I側を向く面に突き当たる。これにより、可動部7が収容位置に係止される。
図3及び図6に示すように、可動部7が押し込み位置又は収容位置に位置しているときには、栓本体5全体が内壁Wと外壁(図示せず)との間の空間及び貫通孔Waとによって形成される収容空間SP内に配置されている。栓本体5は、押し込み位置又は収容位置に位置しているときに、室内I側の一部(第2筒部7bの室内I側の一部)が窓孔3a内に入り込むように配置してもよい。その場合には、内壁Wと外壁(図示せず)との間の空間、貫通孔Wa及び窓孔3aによって収容空間SPが形成されることになる。図4及び図7に示すように、可動部7が使用位置に位置しているときには、第2筒部7b全体が化粧プレート3の貫通孔3aから室内Iに突出している。したがって、第2筒部7bに形成されたプラグ部7dもその全体が貫通孔3aから室内Iに突出している。
図3〜図5に示すように、可動部7の第2筒部7bには、蓋体18がボルトB3によって固定されている。この蓋体18は、室内I側の端部に平板状をなす遮蔽部18aを有している。この遮蔽部18aは、化粧プレート3の窓孔3aに摺動可能に嵌合しており、可動部7が収容位置に位置しているときには、遮蔽部18aの室内I側を向く面が化粧プレート3の室内I側を向く面と同一面上に位置するように配置されている。したがって、可動部7が収容位置に位置しているとき、つまりガス栓Aの不使用時には窓孔3aから栓本体5及び他の部材が目視されることがない。また、蓋部18aは、少なくとも可動部7が収容位置から押し込み位置に移動するまでは窓孔3a内を押し込み位置側へ向かって摺動可能である。したがって、可動部7を収容位置から押し込み位置まで移動させる際に、遮蔽部18aが邪魔になることはない。一方、ガス栓Aの使用時に可動部7が使用位置に移動すると、遮蔽部18aは窓孔3aから脱出し、化粧プレート3から所定距離だけ室内I側へ向かって離間する。
基部6の室内I側の端部には、室内外方向に向かって伸縮可能な蛇腹19の室外O側の端部が固定されている。この蛇腹19は、第1筒部7aを全周にわたって覆うようにその外周面に沿って室内I側へ延びている。蛇腹19の室内I側の端部は、可動部7が収容位置に位置しているときには、第2筒部7bに突き当たっているが、可動部7が収容位置から所定距離以上使用位置側へ移動すると第1筒部7aの室内側の端面に突き当たる。これにより、使用時に第1筒部7aの外周面と小径孔部6dの内周面との間から塵埃等が入り込むことが防止されている。
上記構成の埋設型ガス栓Aにおいては、可動部7を使用位置まで移動させると、プラグ部7d全体が窓孔3aから室内I側に突出する。したがって、ソケットSをプラグ部7dに接続する際には、プラグ部7dを目視することができる。よって、ソケットSをプラグ部7dに容易に接続することができる。なお、プラグ部7dから室内I側に向かった前方には、遮蔽部18aが存在するが、プラグ部7dが遮蔽部18aと平行になっているから、ソケットSの接続時に遮蔽部18aが邪魔になることはない。
図15は、この発明の第2実施の形態を示す。この実施の形態においては、化粧プレート3の窓孔3aが円径に形成されている。これに対応して遮蔽部18aも円径に形成されている。その他の構成は、上記実施の形態と同様である。
なお、この発明は、上記の実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記の実施の形態は、栓本体5の内部に弁体(主弁21及び副弁22)が設けられたガス栓Aにこの発明を適用したものであるが、この発明は弁体を有さない単なる継手に適用することも可能である。また、栓本体5の基部6を建物の内壁Wに固定しているが、外壁に固定してもよい。さらに、ガス器具の躯体に収容空間を設け、この収容空間内に基部6を位置固定して設けてもよい。
また、上記の実施の形態においては、係止手段12の構造上、収容位置を間にした押し込み位置と使用位置との間において可動部7を移動可能にしているが、他の係止手段を採用することにより、可動部7の移動範囲を収容位置と使用位置との間に制限することも可能である。
また、上記の実施の形態においては、可動部7が使用位置に移動したときプラグ部7d全体を窓孔3aから突出させているが、プラグ部7dの先端部だけを突出させてもよい。
さらに、上記の実施の形態においては、収容空間を化粧プレート3及び蓋体18によって遮蔽しているが、化粧プレート3及び蓋体18の両方又は一方を省略してもよい。
この発明の第1実施の形態を、可動部が収容位置に位置しているときの状態で示す正面図である。 同実施の形態の化粧プレートを省略して示す図1と同様の図である。 ガス栓を非断面状態で示す図1のX−X線に沿う断面図である。 同実施の形態を、可動部が使用位置に位置している時の状態を示す図3と同様の断面図である。 図4のX−X線に沿う断面図である。 図1のX−X線に沿う断面図である。 可動部が使用位置に位置しているときの図6と同様の断面図である。 可動部が収容位置に位置しているときの状態を示す図6のX部の拡大図である。 可動部が押し込み位置にしているときの状態を示す図8と同様の図である。 可動部が押し込み位置から収容位置直前まで移動したときの状態を示す図8と同様の図である。 可動部が収容位置から使用位置側へ向かって若干離間した位置に位置しているときの状態を示す図8と同様の図である。 可動部が使用位置に対して所定距離だけ手前に位置しているときの状態を示す図7のX部の拡大図である。 可動部が使用位置に位置しているときの状態を示す図12と同様の図である。 可動部が使用位置から収容位置直前まで移動したときの状態を示す図8と同様の図である。 この発明の第2実施の形態を示す図1と同様の図である。
符号の説明
A 埋設型ガス栓
SP 収容空間
Wa 貫通孔(収容空間の開口部)
3 化粧プレート
3a 窓孔
5 栓本体(継手本体)
6 基部
6e 当接面(阻止手段)
7 可動部
7a 第1筒部(可動部の後端部)
7b 第2筒部(可動部の先端部)
7d プラグ部
10 ストップリング(阻止手段)
12 係止手段
15 コイルばね(付勢手段)
18 蓋体
18a 遮蔽部

Claims (3)

  1. 開口部を有する収容空間内に収容される継手本体を備え、上記継手本体の上記開口部側に位置する先端部にプラグ部が設けられた埋設型継手において、
    上記継手本体が、上記収容空間内に位置固定して配置された基部と、この基部に後端部が前後方向へ移動可能に設けられ、先端部に上記プラグ部が設けられた可動部とを有し、上記可動部が、その全体が上記収容空間内に入り込んだ収容位置と、上記プラグ部の少なくとも先端部が上記収容空間の開口部から外部に突出した使用位置との間を移動可能であり、
    上記収容空間の開口部を塞ぐ化粧プレートと、上記可動部にそれと一体に移動するように連結された蓋体とをさらに備え、
    上記化粧プレートには、上記収容空間の一部を構成し、かつ上記プラグ部が挿通可能である窓孔が形成され、
    上記蓋体が、上記可動部が上記収容位置に位置しているときには上記窓孔を塞ぎ、上記可動部が上記使用位置に位置しているときには上記化粧プレートから前方へ移動して上記窓孔を開く遮蔽部を有し、上記プラグ部がその軸線を上記可動部の移動方向と直交する方向に向けて設けられ、上記可動部が上記使用位置に位置しているときには、上記プラグ部全体が上記窓孔から外部に突出していることを特徴とする埋設型継手。
  2. 上記可動部が、上記基部に上記可動部の移動方向を向く軸線を中心として回動可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の埋設型継手。
  3. 上記可動部を上記収容位置から上記使用位置を越えて前方へ向かうように付勢する付勢手段と、上記可動部を上記収容位置に係脱可能に係止する係止手段と、上記可動部が上記使用位置から前方へ移動するのを阻止する阻止手段とをさらに備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の埋設型継手。
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