JP4598681B2 - レバー嵌合式コネクタ - Google Patents

レバー嵌合式コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP4598681B2
JP4598681B2 JP2006009236A JP2006009236A JP4598681B2 JP 4598681 B2 JP4598681 B2 JP 4598681B2 JP 2006009236 A JP2006009236 A JP 2006009236A JP 2006009236 A JP2006009236 A JP 2006009236A JP 4598681 B2 JP4598681 B2 JP 4598681B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
connector
fitting
hood
engaged
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006009236A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007193998A (ja
Inventor
禎典 繁田
広明 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2006009236A priority Critical patent/JP4598681B2/ja
Priority to US11/638,366 priority patent/US7281933B1/en
Priority to DE102006061758A priority patent/DE102006061758B4/de
Priority to CNB2006101567382A priority patent/CN100514765C/zh
Publication of JP2007193998A publication Critical patent/JP2007193998A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4598681B2 publication Critical patent/JP4598681B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever
    • H01R13/62955Pivoting lever comprising supplementary/additional locking means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever
    • H01R13/62938Pivoting lever comprising own camming means

Description

本発明は、レバーの回動操作により、小さい力で、雄雌コネクタを嵌合させたり離脱させたりすることのできるレバー嵌合式コネクタに関するものである。
特許文献1に、この種のレバー嵌合式コネクタの従来例が示されている。
図10〜図16は、同公報に記載のものと類似の従来のレバー嵌合式コネクタの一例を示すもので、このコネクタは、嵌合フード201を有する雌コネクタ200と、前記嵌合フード201に嵌合される雄コネクタ本体110Aを有する雄コネクタ110と、雄コネクタ110に回動自在に設けられて、回動により雄コネクタ110と雌コネクタ200とを嵌合・離脱させるレバー130と、雄コネクタ110と嵌合フード201との間に設けられて、これらの間をシールするシール部材(図示略)と、雄コネクタ本体110Aの外周側に設けられて、嵌合フード201への雄コネクタ本体110Aの嵌合状態で嵌合フード201を覆う防水フード111と、を備えている。
レバー130は、防水フード111の外側面に突設したボス112、123に、レバー130の側面板131に形成した回動孔132、133を嵌めることで、コネクタ嵌合方向と平行な面内において回動自在およびコネクタ嵌合方向と交差する方向にスライド自在に設けられており、レバー130の一対の側面板131の内面に、防水フード111を貫通して雄コネクタ本体110A側に突出する駆動突起136が設けられ、雌コネクタ200の嵌合フード201に、駆動突起136が係合する嵌合用と離脱用の係合突起202、203が設けられている。
また、レバー130の側面板131には仮係止アーム138が設けられており、図13に示すように、コネクタを嵌合する前の状態で、仮係止アーム138が防水フード111の外面に設けた仮係止部118に当たることで仮係止されている。この仮係止は、コネクタ110、200を嵌合させる初期の段階で、雌コネクタ200の嵌合フード201に設けた仮係止解除部205に、仮係止アーム138が乗り上げることにより解除されるようになっている。
また、レバー130と雌コネクタ200の嵌合フード201には、レバー130を回動させてコネクタを嵌合させた状態で、レバー130をロックするロック手段139、209が設けられている。
次に作用を説明する。
雄雌コネクタ110、200を嵌合する前の段階では、図13に示すように、レバー130が仮係止位置に保持されている。この状態から、雄雌コネクタ110、200を嵌合するには、まず、雄コネクタ110と雌コネクタ200を対向させ、雌コネクタ200の嵌合フード201の内部に雄コネクタ本体110Aを挿入する。この段階で、仮係止が外れて、レバー130が回動できるようになる。
そこで、操作部に力を加えてレバー130を回す。そうすると、レバー130は、ボス112、113と回動孔132、133の係合による案内作用により、コネクタ嵌合方向と交差する方向、すなわち雄コネクタ110の長手方向にスライドする。そして、図14に示すように、レバー130の駆動突起136が、雌コネクタ200側の2つの係合突起202、203の間に入り込む。
そして、更にレバー130を回動させると、図15、図16に示すように、駆動突起136と嵌合用の係合突起202の係合により、レバー130による嵌合力が、梃子の作用で、係合突起202から雌コネクタ200側に伝えられ、雄コネクタ110と雌コネクタ200が嵌合される。このコネクタ嵌合状態で、レバー130は最終位置まで回動しており、ロック手段139、209が係合してレバー130がロックされる。
一方、このコネクタ嵌合状態から雄雌コネクタ110、200の嵌合を解除するには、まず、レバー130のロックを解除し、レバー130を反対方向に回動させる。そうすると、レバー130の駆動突起136が、雌コネクタ200側の離脱用の係合突起203に係合し、更なるレバー130の回動により、レバー130による離脱力が、梃子の作用で、係合突起203から雌コネクタ200側に伝えられて、雄コネクタ110と雌コネクタ200が離脱する。そして、更にレバー130を回動させると、ボス112、113と回動孔132、133の案内作用で、レバー130が初期位置にスライドして戻り、再びレバー130が仮係止される。
特開2005−122942号公報
ところで、上述した従来のレバー嵌合式コネクタでは、レバー130を防水フード111の外面に回動自在に設け、レバー130の側面板131の内側面に、防水フード111を貫通する駆動突起136を突設している。従って、レバー130の回動支点の位置と駆動突起136の位置が、レバー130の側面板131の厚み方向にずれている。つまり、レバー130の側面板131の板面内に駆動突起136がない。
そのため、レバー130を回動させて、相手側の係合突起202、203に力を伝えるときに、レバー130にねじれ方向の応力が発生し、レバー130がボス112、113から外れやすいという問題がある。特に、防水フード111の外側にレバー130があり、外側からレバー130を押さえるものがないので、レバー130にねじれ方向の応力が発生すると、レバー130が容易に外れやすいという問題があった。
また、駆動突起136がレバー130の側面板131に直交する方向に突出しているので、その駆動突起136の高さ分だけ、コネクタ全体の高さのアップが避けられないという問題があった。
本発明は、上記事情を考慮し、レバーの外れ防止と高さの短縮を図ることのできるレバー嵌合式コネクタを提供することを目的とする。
請求項の発明は、第1のフードを有する第1のコネクタと、前記第1のフードの内周側に嵌合されるコネクタ本体および第1のフードの外周側に覆い被さる第2のフードを有する第2のコネクタと、前記第2のフードの内側にコネクタ嵌合方向と平行な面内で回動可能に設けられ、回動操作により、前記第1のコネクタと第2のコネクタを嵌合および離脱させるレバーと、を有し、前記レバーは、該レバーの回動方向に平行で前記第2のフードの内面に突設されたボスに回動可能に係合された側面板を有し、該側面板には、前記レバーの回動支点から離れた位置に該側面板の厚みの範囲内で駆動部が設けられ、前記第1のコネクタの第1のフードの外面には、コネクタ嵌合時に前記レバーの駆動部が係合することで、レバーの回動操作により発生する嵌合力および離脱力を第1のコネクタに伝える係合部が設けられているレバー嵌合式コネクタであって、前記第2のフードのコネクタ嵌合方向の後端側に、内面壁と外面壁よりなる二重壁構造部が設けられ、該二重壁構造部の内面壁と外面壁との間の隙間を通して前記レバーの側面板の先端側が差し込まれ、該レバーの先端側に設けた回動孔が、該レバーの差し込み方向から見た場合に前記ボスの両側に位置した、前記外面壁と内面壁をつなぐ支柱部の間を通して前記ボスに係合されており、そのボスと係合する回動孔より更にレバーの先端側に前記駆動部が配置されていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載のレバー嵌合式コネクタであって、前記第1のコネクタ側の係合部として、コネクタ嵌合時に前記レバーの駆動部からの嵌合力を受ける嵌合用の係合突起と、コネクタ離脱時に前記駆動部からの離脱力を受ける離脱用の係合突起とが設けられており、前記レバーの外周縁部に、前記レバーを嵌合方向に回動させた際に、前記第2のフードに設けた前記1つの支柱部と係合することで、前記駆動部を、前記嵌合用の係合突起と離脱用の係合突起の間に入るようにコネクタ嵌合方向と交差する方向に誘導し、且つ、レバーを離脱方向に回動させた際に、前記支柱部と係合することで、前記駆動部を、前記嵌合用の係合突起と離脱用の係合突起の間から出るようにコネクタ嵌合方向と交差する方向に誘導する誘導溝が設けられ、前記誘導溝と係合する支柱部が、前記誘導溝の端部に係合することでレバーの回動範囲を規制する規制部材として兼用されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、レバーの回動面に平行な側面板の厚みの範囲内に駆動部を設けているので、レバーを回動操作することにより第1のコネクタ側に嵌合方向の力や離脱方向の力を加えたときに、レバーにねじれ方向の応力が発生するのを緩和することができ、ボスからのレバーの外れを防止することができる。また、レバーは、第2のフードの内側に設けてあり、レバーの外側にレバーの外れを規制する部材(第2のフード)が存在するので、その点からも、レバーの外れを防止することができる。
また、駆動部は、レバーの側面板に突起として存在するものではないので、突起として出っ張らない分だけ、部品を積み重ねて組み立てたときに、コネクタ全体の高さを低くすることができ、コンパクト化が図れる。また、側面板に突起が出っ張っていないので、レバーを第2のコネクタ側の第2のフードに組み付けるときに、フード等を撓ませる量が少なくてすみ、組み立てやすい。
さらに、請求項の発明によれば、レバーを回動自在に支持するボスを、フードの二重壁構造部分を支持する支柱間に配置したので、レバーの回動操作時にボスを設けた部分が不用意に撓んでしまい、レバーがボスから外れるようなことを防止できる。
請求項の発明によれば、レバーに開口した回動孔とフードに突設したボスの係合によるレバーの誘導ではなく、フードの二重壁構造部分を支持する支柱部を利用してのレバーの誘導であること、また、その支柱部とレバーの誘導溝の係合によりレバーの回動規制を行うことにより、誘導用及び回動規制用のボスを不要とすることができ、レバーの回動支持用に1個のボスを設けるだけでよくなる。従って、1個のボスの両側の支柱部の間隔を狭めることができ、フードの開きを防止できる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は実施形態のレバー嵌合式コネクタの嵌合状態を示す斜視図、図2は別の角度から見た断面図である。図3はレバー組付部が分かるように雌フードの上層部分を切り取って示す斜視図、図4は雌フードと雄フードとレバーの関係を取り出して示す斜視図、図5は雌フードに設けられたボスと支柱部の関係を示す断面図、図6〜図9はコネクタ嵌合手順を示す工程図である。
この実施形態のレバー嵌合式コネクタは、図1〜図5に示すように、雄フード(第1のフード)10Fを有する雄コネクタ(第1のコネクタ)10と、雄フード10Fに嵌合される雌コネクタ本体(コネクタ本体)20Aを有する雌コネクタ(第2のコネクタ)20と、雌コネクタ20に回動自在に設けられて、回動により雄コネクタ10と雌コネクタ20とを嵌合・離脱させるレバー30と、雌コネクタ本体20Aが内部に組み込まれることで雌コネクタ本体20Aの外側に配され、雄フード10Fへの雌コネクタ本体20Aの嵌合状態で、雄フード10Fの外側に覆い被さる雌フード(第2のフード)40と、を備えている。
レバー30は、レバー30の回動方向に平行で雌フード40の内面に突設されたボス45に回動可能に係合された一対の側面板31と、側面板31の一端同士を連結する操作部32とを有する。雌フード40のコネクタ嵌合方向の後端側には、図2に示すように、内面壁41と外面壁42よりなる二重壁構造部が設けられ、その二重壁構造部の内面壁41と外面壁42との間の隙間を通して、図3、図4に示すように、レバー30の側面板31の先端側が差し込まれ、レバー30の先端側に設けた長孔状の回動孔35が、レバー30の差し込み方向から見た場合にボス45の両側に位置した、外面壁42と内面壁41をつなぐ支柱部46、47の間を通して、ボス45に係合されている。
側面板31には、レバー30の回動支点(ボス45と回動孔35の)より更に先端側に、相手側のコネクタにレバー30の操作による嵌合力および離脱力を伝える駆動部36が設けられている。この場合の駆動部36は、レバー30の側面板31の厚みの範囲内で設けられている。
一方、雄コネクタ10の雄フード10Fの外面には、コネクタ嵌合時にレバー30の駆動部36が係合することで、レバー30の回動操作により発生する嵌合力および離脱力を雄コネクタ10に伝える2つの係合突起(係合部)11、12が設けられている。一方の係合突起12は、コネクタ嵌合時にレバー30の駆動部36からの嵌合力を受ける嵌合用の係合突起であり、もう一方の係合突起11は、コネクタ離脱時にレバー30の駆動部36からの離脱力を受ける離脱用の係合突起である。
また、レバー30の外周縁部には、レバー30を嵌合方向に回動させた際に、雌フード40に設けた支柱部46と係合することで、レバー30の先端の駆動部36を、相手側コネクタ(雄コネクタ10)の嵌合用の係合突起12と離脱用の係合突起11の間に入るようにコネクタ嵌合方向と交差する方向に誘導し、且つ、レバー30を離脱方向に回動させた際に、支柱部46と係合することで、駆動部36を、嵌合用の係合突起12と離脱用の係合突起11の間から出るようにコネクタ嵌合方向と交差する方向に誘導する誘導溝38が設けられている。この誘導溝38と支柱部46は、レバー30の回動範囲を規制する規制部材としても兼用されている。つまり、レバー30は、誘導溝38の端部が支柱部46に当たることにより、それ以上回動しないように規制される。
また、レバー30の誘導溝38の隣りには、窓部37aの開いた仮係止アーム37が設けられている。仮係止アーム37は、雌フード40の内面に設けられた仮係止突起43と係合することで、レバー30を図4の位置に仮係止する。そして、コネクタ嵌合初期の段階で、仮係止突起43が雄フード10F側の仮係止解除部13に乗り上げることで、レバー30の仮係止が解除される。窓部37aは、レバー30が操作終了位置まで回動したときに、仮係止突起43と仮係止解除部13を収容するためのものである。
また、レバー30と雌フード40には、レバー30を回動させてコネクタを嵌合させた状態で、レバー30をロックするロック手段33、49が設けられている。
次に作用を説明する。
雄雌コネクタ10、20を嵌合する前の段階では、図6に示すように、レバー30が仮係止位置に保持されている。この状態から、雄雌コネクタ10、20を嵌合するには、まず、雄コネクタ10と雌コネクタ20を対向させて挿入する。この段階で、仮係止が外れて、レバー30が回動できるようになる。
そこで、操作部に力を加えてレバー30を嵌合方向に回す。そうすると、レバー30は、支柱部46と誘導溝38による案内作用により、コネクタ嵌合方向と交差する方向、すなわち雌コネクタ20の長手方向にスライドする。そして、図7に示すように、レバー30の駆動部36が、雄コネクタ10側の2つの係合突起11、12の間に入り込む。
そして、更にレバー30を回動させると、図8、図9に示すように、駆動突起36と嵌合用の係合突起12の係合により、レバー30による嵌合力が、梃子の作用で、係合突起12から雄コネクタ10側に伝えられ、雄コネクタ10と雌コネクタ20が嵌合される。このコネクタ嵌合状態で、レバー30は最終位置まで回動し、ロック手段33、49が係合して、レバー30がロックされる。
一方、このコネクタ嵌合状態から雄雌コネクタ10、20の嵌合を解除するには、まず、レバー30のロックを解除し、レバー30を反対方向に回動させる。そうすると、レバー30の先端の駆動突起36が、雄コネクタ10側の離脱用の係合突起11に係合し、更なるレバー30の回動により、レバー30による離脱力が、梃子の作用で、係合突起11から雄コネクタ10側に伝えられて、雄コネクタ10と雌コネクタ20が離脱する。そして、更にレバー30を回動させると、支柱部46と誘導溝38の案内作用で、レバー30が初期位置にスライドして戻り、再びレバー30が仮係止される。
このような構成のレバー嵌合式コネクタでは、レバー30の回動面に平行な側面板31の厚みの範囲内に駆動部36を設けているので、レバー30を回動操作することにより雄コネクタ10側に嵌合方向の力や離脱方向の力を加えたときに、レバー30にねじれ方向の応力が発生するのを緩和することができ、ボス35からのレバー30の外れを防止することができる。
また、レバー30は、雌フード40の内側に設けてあり、レバー30の外側にレバー30の外れを規制する部材(雌フード40)が存在するので、その点からも、レバー30の外れを防止することができる。また、駆動部36は、レバー30の側面板31に突起として存在するものではないので、突起として出っ張らない分だけ、部品を積み重ねて組み立てたときに、コネクタ全体の高さを低くすることができ、コンパクト化が図れる。
また、側面板31に駆動部36が突起状が出っ張って付いていないので、レバー30を雌コネクタ20側の雌フード40に組み付けるときに、フード40等を撓ませる量が少なくてすみ、組み立てやすい。
また、図5に示すように、レバー30を回動自在に支持するボス35を、雌フード40の二重壁構造部分を支持する支柱部46、47間に配置したので、レバー30の回動操作時にボス35を設けた部分が不用意に撓んでしまい、レバー30がボス45から外れるようなことを防止できる。
また、レバー30に開口した回動孔35と雌フード40に突設したボス45の係合によるレバー30の誘導ではなく、雌フード40の二重壁構造部分を支持する支柱部46を利用してのレバー30の誘導であること、また、その支柱部46とレバー30の誘導溝38の係合によりレバー30の回動規制を行うことにより、誘導用及び回動規制用のボスを不要とすることができ、レバー30の回動支持用に1個のボス45を設けるだけでよくなる。従って、1個のボス45の両側の支柱部46、47の間隔を狭めることができて、雌フード40の開きを防止できる。
本発明の実施形態のレバー嵌合式コネクタの嵌合状態を示す斜視図である。 同コネクタの別の角度から見た断面図である。 同コネクタの説明図で、レバー組付部が分かるように雌フードの上層部分を切り取って示す斜視図である。 同コネクタの説明図で、雌フードと雄フードとレバーの関係を取り出して示す斜視図である。 同コネクタの説明図で、雌フードに設けられたボスと支柱部の関係を示す断面図である。 同コネクタの嵌合動作の工程説明図で、初期の未嵌合時の状態を示す平面図である。 図6の次の段階の状態を示す平面図である。 図7の次の段階の状態を示す平面図である。 図8の次の段階の状態(嵌合状態)を示す平面図である。 従来のレバー嵌合式コネクタの斜視図である。 同コネクタの別の角度から見た断面図である。 同コネクタのレバーを取り出して示す斜視図である。 同コネクタの嵌合動作の工程説明図で、初期の未嵌合時の状態を示す平面図である。 図13の次の段階の状態を示す平面図である。 図14の次の段階の状態を示す平面図である。 図15の次の段階の状態(嵌合状態)を示す平面図である。
符号の説明
10 雄コネクタ(第1のコネクタ)
10F 雄フード(第1のフード)
11 離脱用の係合部
12 嵌合用の係合部
20 雌コネクタ(第2のコネクタ)
20A コネクタ本体
30 レバー
31 側面板
35 回動孔
36 駆動部
38 誘導溝
40 雌フード(第2のフード)
41 内面壁
42 外面壁
45 ボス
46 支柱部
47 支柱部

Claims (2)

  1. 第1のフードを有する第1のコネクタと、
    前記第1のフードの内周側に嵌合されるコネクタ本体および第1のフードの外周側に覆い被さる第2のフードを有する第2のコネクタと、
    前記第2のフードの内側にコネクタ嵌合方向と平行な面内で回動可能に設けられ、回動操作により、前記第1のコネクタと第2のコネクタを嵌合および離脱させるレバーと、を有し、
    前記レバーは、該レバーの回動方向に平行で前記第2のフードの内面に突設されたボスに回動可能に係合された側面板を有し、
    該側面板には、前記レバーの回動支点から離れた位置に該側面板の厚みの範囲内で駆動部が設けられ、
    前記第1のコネクタの第1のフードの外面には、コネクタ嵌合時に前記レバーの駆動部が係合することで、レバーの回動操作により発生する嵌合力および離脱力を第1のコネクタに伝える係合部が設けられているレバー嵌合式コネクタであって、
    前記第2のフードのコネクタ嵌合方向の後端側に、内面壁と外面壁よりなる二重壁構造部が設けられ、
    該二重壁構造部の内面壁と外面壁との間の隙間を通して前記レバーの側面板の先端側が差し込まれ、該レバーの先端側に設けた回動孔が、該レバーの差し込み方向から見た場合に前記ボスの両側に位置した、前記外面壁と内面壁をつなぐ支柱部の間を通して前記ボスに係合されており、そのボスと係合する回動孔より更にレバーの先端側に前記駆動部が配置されていることを特徴とするレバー嵌合式コネクタ。
  2. 請求項1に記載のレバー嵌合式コネクタであって、
    前記第1のコネクタ側の係合部として、コネクタ嵌合時に前記レバーの駆動部からの嵌合力を受ける嵌合用の係合突起と、コネクタ離脱時に前記駆動部からの離脱力を受ける離脱用の係合突起とが設けられており、
    前記レバーの外周縁部に、前記レバーを嵌合方向に回動させた際に、前記第2のフードに設けた前記1つの支柱部と係合することで、前記駆動部を、前記嵌合用の係合突起と離脱用の係合突起の間に入るようにコネクタ嵌合方向と交差する方向に誘導し、且つ、レバーを離脱方向に回動させた際に、前記支柱部と係合することで、前記駆動部を、前記嵌合用の係合突起と離脱用の係合突起の間から出るようにコネクタ嵌合方向と交差する方向に誘導する誘導溝が設けられ、
    前記誘導溝と係合する支柱部が、前記誘導溝の端部に係合することでレバーの回動範囲を規制する規制部材として兼用されていることを特徴とするレバー嵌合式コネクタ。
JP2006009236A 2006-01-17 2006-01-17 レバー嵌合式コネクタ Active JP4598681B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006009236A JP4598681B2 (ja) 2006-01-17 2006-01-17 レバー嵌合式コネクタ
US11/638,366 US7281933B1 (en) 2006-01-17 2006-12-14 Lever fitting type connector
DE102006061758A DE102006061758B4 (de) 2006-01-17 2006-12-28 Hebelsteckverbinder
CNB2006101567382A CN100514765C (zh) 2006-01-17 2006-12-28 杆安装型连接器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006009236A JP4598681B2 (ja) 2006-01-17 2006-01-17 レバー嵌合式コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007193998A JP2007193998A (ja) 2007-08-02
JP4598681B2 true JP4598681B2 (ja) 2010-12-15

Family

ID=38263798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006009236A Active JP4598681B2 (ja) 2006-01-17 2006-01-17 レバー嵌合式コネクタ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7281933B1 (ja)
JP (1) JP4598681B2 (ja)
CN (1) CN100514765C (ja)
DE (1) DE102006061758B4 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4904093B2 (ja) * 2006-06-20 2012-03-28 矢崎総業株式会社 コネクタ
KR20080073145A (ko) * 2007-02-05 2008-08-08 타이코에이엠피 주식회사 레버가 구비된 커넥터
JP2009158430A (ja) * 2007-12-28 2009-07-16 Sumitomo Wiring Syst Ltd レバー式コネクタ
JP5235148B2 (ja) * 2009-02-16 2013-07-10 矢崎総業株式会社 レバー嵌合式コネクタ
JP4523987B1 (ja) * 2009-02-27 2010-08-11 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 スライドカム付きコネクタ
JP5257340B2 (ja) * 2009-12-02 2013-08-07 住友電装株式会社 レバー式コネクタ
JP5407960B2 (ja) * 2010-03-17 2014-02-05 住友電装株式会社 レバー式コネクタ
JP5622316B2 (ja) * 2010-10-18 2014-11-12 矢崎総業株式会社 レバー式コネクタ
JP5679552B2 (ja) 2010-10-18 2015-03-04 矢崎総業株式会社 レバー式コネクタ
EP2705580B1 (en) * 2011-05-03 2022-10-05 CardioInsight Technologies, Inc. Electrical connector plug with key to avoid contact damage
JP5985801B2 (ja) * 2011-08-29 2016-09-06 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 レバー式コネクタ
DE102013212834A1 (de) * 2012-08-14 2014-02-20 Robert Bosch Gmbh Elektrisches Stecksystem
DE102015106963B4 (de) * 2015-05-05 2019-11-28 Harting Electric Gmbh & Co. Kg Schutzkappe für ein Anbaugehäuse

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1126070A (ja) * 1997-07-01 1999-01-29 Yazaki Corp レバー嵌合式コネクタ
JP2001052811A (ja) * 1999-08-05 2001-02-23 Yazaki Corp レバー嵌合式コネクタおよびコネクタ本体の形成方法
JP2001102129A (ja) * 1999-09-29 2001-04-13 Yazaki Corp レバー式コネクタ
JP2001326024A (ja) * 2000-05-16 2001-11-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd レバー式コネクタ
JP2005122942A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Yazaki Corp レバー嵌合式コネクタ
JP2005243276A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2539421Y2 (ja) * 1991-12-27 1997-06-25 住友電装株式会社 自動車用ワイヤハーネスに用いる組み合わせコネクタ
EP1037326A3 (en) * 1999-03-08 2001-02-07 The Whitaker Corporation Lever actuated electrical connector
JP3726638B2 (ja) * 2000-05-16 2005-12-14 住友電装株式会社 レバー式コネクタ
US6558176B1 (en) * 2002-03-07 2003-05-06 Tyco Electronics Corp. Mate assist assembly for connecting electrical contacts
US6638085B1 (en) * 2002-05-09 2003-10-28 Tyco Electronics Corp. Electrical connector with dual rack mate assist
DE60315937T2 (de) * 2002-11-11 2008-05-21 Sumitomo Wiring Systems, Ltd., Yokkaichi Verbinder
JP4001113B2 (ja) * 2004-01-14 2007-10-31 住友電装株式会社 レバー式コネクタ
US7052293B2 (en) * 2004-08-20 2006-05-30 Molex Incorporated Lever type electrical connector

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1126070A (ja) * 1997-07-01 1999-01-29 Yazaki Corp レバー嵌合式コネクタ
JP2001052811A (ja) * 1999-08-05 2001-02-23 Yazaki Corp レバー嵌合式コネクタおよびコネクタ本体の形成方法
JP2001102129A (ja) * 1999-09-29 2001-04-13 Yazaki Corp レバー式コネクタ
JP2001326024A (ja) * 2000-05-16 2001-11-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd レバー式コネクタ
JP2005122942A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Yazaki Corp レバー嵌合式コネクタ
JP2005243276A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
US20070167046A1 (en) 2007-07-19
CN100514765C (zh) 2009-07-15
DE102006061758B4 (de) 2012-08-23
DE102006061758A1 (de) 2007-08-02
CN101005174A (zh) 2007-07-25
JP2007193998A (ja) 2007-08-02
US7281933B1 (en) 2007-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4598681B2 (ja) レバー嵌合式コネクタ
JP4262740B2 (ja) 光コネクタ
JP5029872B2 (ja) レバー式コネクタ
US9545028B2 (en) Electronic circuit unit and communication device
JP5707252B2 (ja) コネクタ
JP2008097995A (ja) レバー式コネクタ
JP4960853B2 (ja) レバー式コネクタ
JP5820290B2 (ja) レバー式コネクタ
JP5007215B2 (ja) レバー式コネクタ
WO2013118830A1 (ja) レバー式コネクタ
JP2009301926A (ja) レバー式コネクタ
WO2017110895A1 (ja) 車両用ドアハンドル装置
JP2009152062A (ja) レバー式コネクタ
WO2014038286A1 (ja) シフトノブ組み付け構造
JP5345085B2 (ja) キャップ構造
JP2009092116A (ja) 2つの部材を連結する係合構造
JP2009099469A (ja) レバー式コネクタ
JP5786227B2 (ja) コネクタ装置、及び、このコネクタ装置に用いられるコネクタ部材又は相手コネクタ部材
JP2009245168A (ja) 電気機器の開閉構造
JP2019132023A (ja) インサイドハンドル装置
JP2004103557A (ja) レバー式嵌合コネクタ
US20170052327A1 (en) Optical connector
JP2005056797A (ja) 電気コネクタ
JP2011106180A (ja) 屋外盤の筐体構造
JP2012114101A (ja) レバー式コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100907

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100924

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4598681

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250