JP2015115511A - コネクタパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】
外部接続用端子穴を備えたコネクタパネルにおいて、端子カバーの耐久性を高め、使用者の端子カバーの開閉操作を容易にするなど。
【解決手段】
端子カバーとパネル枠と支持板を有し、端子カバーは、弾性部材からなり、蓋部と挿入部と掛止部で形成され、パネル枠は、パネル枠の外観平面と鋭角に傾斜するヒンジ窓が形成されており、支持板は、パネル枠の外観平面と略垂直な平面を有し、端子カバーの開閉操作の際に、パネル枠に形成された前記ヒンジ窓と支持板とにより端子カバーの挿入部がガイドされることを特徴とするコネクタパネルとした。
【選択図】図7

Description

本発明は、カメラや電子情報端末等の電子機器に関するものである。
特に、本発明は、外部接続用端子穴を不使用時に塞ぎ、埃等が外部から外部接続用端子穴へ侵入することを防止するコネクタパネルの機構に関する。
電子機器のコネクタパネルには、外部機器や外部電源との入出力を実行するための単数あるいは複数の外部接続用端子穴が備えられている。
従来、屋外等に持ちだしたり過酷な環境で使用されたりすることも多い電子機器においては、不使用時の外部接続用端子穴への埃等の侵入を防止するため、コネクタパネルにおいて端子カバーにより外部接続用端子穴を塞ぐ機構が採用されている(特許文献1及び特許文献2を参照。)。
使用者の端子カバーの開閉操作により、電子機器内部に対して、端子を機械的・電子的に接続をするための外部接続用端子穴へのアクセスが可能とし、かつ、端子の不使用時には外部接続用端子穴を塞いで外部からの埃等の侵入を防止することができる。
このようなコネクタパネルの機構においては、本来の目的である防塵防滴性能ばかりでなく、端子カバーの開閉操作性も要求される。
従来のコネクタパネルの機構については、次のような、耐久性の課題、端子カバーの脱落による紛失の課題等があった。
特許文献1には、携帯機器においてコネクタ等を覆うためのキャップ(端子カバー)の発明が記載されている。
特許文献1のキャップ(端子カバー)は、ゴムや樹脂で一体成型されており、携帯機器においてコネクタ等(外部接続用端子穴)が配置された箇所の開口部を塞ぐものである。
特許文献1では、キャップ(端子カバー)の形状を工夫することにより、キャップ(端子カバー)の紛失や、破損を防止することを目的としている。
特許文献1の具体的な構成において、キャップ(端子カバー)には、引っ掛け部と、引っ掛け部と反対方向に形成された圧入部とが形成され、ハウジングには引っ掛け部を係止するための係止用開口が形成されている。
そして、特許文献1のキャップ(端子カバー)を携帯機器に取り付ける際には、キャップ(端子カバー)の引っ掛け部を携帯機器のハウジングの係止用開口に係止してから、その後、圧入部をハウジングに押しこみ、ハウジングに対して引っ掛け部と圧入部とで横架させて取り付けるというものである。
これにより、特許文献1のキャップ(端子カバー)では、通常使用時には、携帯機器から簡単に抜けることがないので紛失を防止することができ、通常とは異なる方向に許容範囲以上の力で引っ張った時には携帯機器から完全に外れるようになっているのでキャップの変形や破損を防止することができ、さらにキャップ(端子カバー)の交換を簡単にしている。
特許文献2には、弾性部材からなり、第1及び第2の弾性変形部を備える端子カバーであって、外部接続用端子穴を塞ぐ携帯端末の発明が記載されている。
さらに、第1の弾性変形部は、舌片部を穴状に切り欠いた弾性変形手段であることを特徴としている。
これにより、特許文献2に記載された端子カバーにおいては、取り付け、取り外し作業を簡単に行えることができる。
特開平9−18165号公報 特開2001−210972号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載された端子カバーでは、何れにしても使用者の扱い方・力加減(引抜荷重)次第で端子カバーが外れてしまうという課題が残る。
端子カバーは、防塵防滴性能を考慮すべき携帯機器では、使用途中で紛失しないために、強固に取り付けられていることが重要である。
また、外部接続用端子穴に挿入される端子は、携帯機器の外観平面に対して垂直に挿入するほうが、一般的に使い勝手が良いため、携帯機器に垂直に挿入されることが多い。
そうすると、端子カバーもまた、外観平面に対して垂直に設けられた外部接続用端子穴を塞ぐため、外部接続用端子穴の上方から外観平面に対して垂直に塞がれる。
ここで、外部接続用端子穴を使用する場合には、端子カバーが外部接続用端子穴の上方にあると外部から端子を挿入する際に邪魔となるから、外部接続用端子穴の上方から端子カバーを退けさせる必要がある。このため、従来、端子カバーを柔軟性のある弾性部材で形成し、端子カバーの挿入部を湾曲させることで、端子カバーを外部接続用端子穴の上方から退けるようにしていた。
このような構成とすると、端子カバーの挿入部は、外部接続用端子穴の使用時・不使用時に繰り返し折り曲げられ、さらに、外部接続用端子穴に端子が接続されている時には、端子のケーブル部分等により強く折り曲げられた状態を維持され、これにより疲労で破断するおそれがある。
また、特許文献1や特許文献2に記載された端子カバーのように、端子カバー自体を弾性変形させて挿入して組み付けるようにする場合、端子カバーを紛失しないように強固に取り付けようとするためには端子カバーの弾性力を強くする必要がある。
しかしながら、端子カバーに強い弾性力をもたせると、組み立ての際に、端子カバーを挿入するための強い力が必要となり組立容易性が低下する。さらに、端子カバーの開閉操作時に、端子カバーを湾曲させるため、端子カバーの挿入部を細く形成して柔軟性をもたせようとすると、挿入部の耐久性が低下してしまうおそれがある。
また、特に、特許文献2に記載された発明では、端子カバーの特に挿入部の形状が複雑である。
本発明では、簡単な構成で、端子カバーの形状が複雑でなく、端子カバーの挿入部がコネクタパネルから外れにくく、端子カバーの耐久性が確保され、外部接続用端子穴の使用時に端子カバーが邪魔にならない、電子機器のコネクタパネルの機構を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本出願に係る第1の発明は、外部接続用端子穴を備えたコネクタパネルにおいて、端子カバーとパネル枠と支持板を有し、端子カバーは、弾性部材からなり、蓋部と挿入部と掛止部で形成され、パネル枠は、パネル枠の外観平面と鋭角に傾斜するヒンジ窓が形成されており、支持板は、パネル枠の外観平面と略垂直な平面を有し、端子カバーの開閉操作の際に、パネル枠に形成されたヒンジ窓と支持板とにより端子カバーの挿入部がガイドされることを特徴とするコネクタパネルである。
さらに、第2の発明は、支持板の端部が、パネル枠の内側に形成された凹部に嵌入していることを特徴とする第1の発明のコネクタパネルである。
さらに、第3の発明は、パネル枠に形成されたヒンジ窓の断面形状が、端子カバーに形成された掛止部の断面形状と略同一であることを特徴とする第1の発明または第2の発明のコネクタパネルである。
本発明によれば、簡単な構造で、端子カバーが容易に脱落することがなく、耐久性に優れ、端子カバーの開閉操作の操作性が向上したコネクタパネルを提供することができる。
本実施例に係る電子機器のカメラ本体における外部接続用端子穴の周辺を示す図である。 本実施例に係る電子機器のカメラ本体における外部接続用端子穴の周辺を示す図である。 パネル枠を示す斜視図である。 端子カバーを示す斜視図である。 カメラ本体のA−A断面図である。 カメラ本体のA−A断面図である。 パネル枠の断面図である。 端子カバーの開閉操作を示す図である。
以下、図面を用いて本発明の実施例について説明する。
本実施例は電子機器に係るものであり、具体的にはカメラ本体について説明するものである。
図1は、本実施例に係る電子機器のカメラ本体における外部接続用端子穴の周辺を示す図である。
図1(a)はカメラ本体を背面方向から見た斜視図である。図1(b)はカメラ本体の背面図である。
図1において、100は電子機器であるカメラ本体を示し、カメラ本体外観の側面部に、外部から端子を接続するための外部接続用端子が備えられたコネクタパネルが設けられていることを図示している。カメラ本体100のその他の部分に関する詳細な説明は本出願と関係がないため省略する。
なお、本発明が適用される実施の形態はカメラ本体に限られるものではない。
図1において、101は外部接続用端子穴、102はパネル枠、103は端子カバーを示す。図1においては、端子カバー103が開き、外部接続用端子穴が外部に対して露出している状態を示している。
本発明のコネクタパネルとは、外部接続用端子穴、パネル枠、端子カバー及び後述する支持板から構成される機構のことを指す。
外部接続用端子穴101は、外部から端子を挿入するための穴である。
外部接続用端子穴に外部から挿入される端子としては、記憶媒体である外部メモリ、電子機器への電源供給・充電を行うための電源コネクタ、電子機器とその他周辺機器との音声・映像をやりとりするAVコネクタや通信を行うための通信コネクタ等が想定されるが、電子機器に外部から接続されるものであればこれらに限定されるものではない。また、外部接続用端子穴に挿入される端子は、種類によって形状が異なり、本実施例のように複数配置されていることが多い。
パネル枠102は、単数あるいは複数の種類の外部接続用端子穴101をカメラ本体100外観の一箇所にまとめ、さらに、外部接続用端子穴101以外の余計な内部構造が外部へ露出しないようにするための枠である。パネル枠102はカメラ本体100に対してビス止めされている。
パネル枠102には、図2に示すように、外部接続用端子穴101の配置やビス止めのための穴102aとは別に、端子カバー103の挿入部103cを挿入するためのヒンジ窓102bが貫通されている。ヒンジ窓102bの形状については、後に詳述する。
端子カバー103は弾性部材で成型されている。
端子カバー103は、図3に示すように蓋部103aと挿入部103bと掛止部103cからなる。
蓋部103aは、不使用時の外部接続用端子穴101に埃等が侵入することを防止するため、パネル枠102により一箇所にまとめられた外部接続用端子穴101の全てを一度に塞ぐ部分である。
蓋部103aは、さらに、より異物の侵入を防止して防塵防滴性を高め、また、パネル枠102との摩擦力を強めて不用意に開いてしまうことを防止するため、図3に示すように、蓋部103aの閉塞時にパネル枠102の内周面に密着する周囲において、突起形状が形成されていることが好ましい。
挿入部103bは、パネル枠102に形成された後述するヒンジ窓に挿入され、ヒンジ窓と後述する支持板によりガイドされることで蓋部103aの開閉操作をせしめ、また、端子カバー103がカメラ本体100から脱落しないようにする部分である。
掛止部103cは、蓋部103aに対向する挿入部103bの先端に形成され、パネル枠102の内部側でヒンジ窓102b周囲に引っ掛かり、端子カバー103をカメラ本体100から完全に脱落させないようにする部分である。
次に、本発明に係る実施例のコネクタパネルの図1(b)におけるA−A断面図を図4及び図5に示す。
図4は、図1(a)及び図1(b)に示したように、端子カバー103が開いた状態でのA−A断面図を示し、図5は端子カバー103が閉じた状態でのA−A断面図を示す。端子カバー103の開閉操作については後に詳述する。
図6は、さらに、本発明のパネル枠102に形成されたヒンジ窓102bについて詳細に説明するため、パネル枠102の断面形状を示したものである。
本発明では、パネル枠102に形成されたヒンジ窓102bは、パネル枠102の外部接続用端子穴101が配置される外観平面と鋭角(θ<90°)に傾斜するように形成されている。
本発明では、端子カバー103を開く際に端子カバー103の挿入部103bをヒンジ窓102bの傾斜に沿わすことにより、ヒンジ窓102bに挿入される端子カバー103の挿入部103bはパネル枠102の外観平面に対して直角ではなく鈍角(ω1、ω2>90°)に曲げられるため、挿入部103bに係る曲げの応力を小さく抑えることができる。
ひいては端子カバー103の開閉操作による、挿入部103bへの疲労を少なくすることができるため、端子カバー103自体の耐久性を向上させることができる。
また、端子カバー103の挿入部103bは、図4及び図5に示すように、パネル枠102のヒンジ窓102bにガイドされると共に、パネル枠102の内部側において、支持板104にもガイドされる。
パネル枠102の内部側とは、すなわち本発明に係るコネクタパネルがカメラ本体100に設けられている場合にはカメラ本体100の内部構造のことを指す。
また、支持板104の端部は、パネル枠102の内部側に形成された凹部102cに嵌入され、パネル枠102に当接もしくは近接している。これによりパネル枠102のヒンジ窓102bが傾斜して形成され外部に対して広く開口されていても、外部からカメラ本体100の内部機構が見えることはないので、端子カバー103を開いている状態であっても美観を損なうことがない。
支持板104は、パネル枠102の内部側において、パネル枠102の外観平面と略垂直な平面を有する形状であれば、それ専用の単体の部材に限定される必要はない。
支持板104は、電子機器内部の他の機構に併用する役割を有するような、電子基板の一部であっても良いし、放熱板や単なる内部機構の一部の形状等であっても構わない。
支持板104の平面がパネル枠102の外観平面と略垂直でない場合、挿入部103bがパネル枠102の内部側において図4及び図5に示すようにまっすぐにはならず負荷がかけられてしまったり、パネル枠102のヒンジ窓102bと支持板104で形成される断面形状が大きくなってしまったりするため好ましくない。
次に、本実施例の端子カバー103の開閉操作について図7を用いて説明する。
図7(a)では、端子カバー103の蓋部103aが完全に外部接続用端子穴101を塞ぎ、外部から埃等の異物が侵入することを防止している状態を示している。
また、端子カバー103の蓋部103aの周囲に形成された突起形状がパネル枠102の内周面と密着することにより、より外部接続用端子穴101に対する防塵防滴性を高め、また、端子カバー103の蓋部103aが不用意に開いてしまうことを防止している。
図7(b)では、端子カバー103の蓋部103aが外部接続用端子穴101の上方へ開き始めた状態を示している。
蓋部103aはパネル枠102との摩擦力により不用意に開くことはないが、使用者により外部からその摩擦力に抗して外力を加えると蓋部103aはパネル枠102から外れる。
そして、端子カバー103の挿入部103bは、蓋部103aが外れるに伴って、パネル枠102のヒンジ窓102bとその内部側の支持板104の平面によりガイドされ、カメラ本体100内部から引き出される。
図7(c)では、端子カバー103の掛止部103cがパネル枠102の内部側で、パネル枠102に掛止されている状態を示している。
端子カバー103の挿入部103bは、その長さ分引き出されるとやがては蓋部103aと対向する先端に形成された掛止部103cがパネル枠102の内部側においてヒンジ窓102b周囲で引っかかることによりカメラ本体100内部から脱落することが阻止される。
掛止部103cの断面形状は、挿入部103bの断面形状や、ヒンジ窓102bと支持板104の平面とにより形成される断面形状より大きく形成されている。端子カバー103の掛止部103cの高さは、図6で示されるヒンジ窓102bと支持板104とで形成される断面形状の高さdよりも大きいため端子カバー103は掛止部103cによりカメラ本体100から脱落することがない。
図7(d)では、端子カバー103の蓋部103aを外部接続用端子穴101の上方から退ける状態を示している。
使用者は、外部から端子を挿入する場合には、通常、端子カバー103の掛止部103cが、上記のようにパネル枠102の内部側のヒンジ窓102b周囲で掛止された後、外部接続用端子穴101に目的の端子を接続する。
しかしながら、端子カバー103を外部接続用端子穴101の上方に引き出した状態だけでは、外部接続用端子穴101に目的の端子を挿入することは難しい。
使用者がカメラ本体に対して安定して端子を挿入できるようにするため、カメラ本体100の外観平面に対して垂直に挿入されるようになっているので、外部接続用端子穴101の上方を端子カバー103の蓋部103aが覆っているままでは端子を接続しにくい。
そこで、使用者は自然と、邪魔となる端子カバー103の蓋部103aを外部接続用端子穴101の上方から退けることを要求される。
そのため、端子カバー103は、挿入部103bが湾曲できるように、弾性部材で成形されている。
端子カバー103の挿入部103bを湾曲させた際に、パネル枠102のヒンジ窓102bの傾斜に沿うことは上述したとおりである。
図6に示したとおり、ヒンジ窓102bはパネル枠102の外観平面と鋭角(θ<90°)に傾斜するように形成されているため、ヒンジ窓102の傾斜した部分の周囲はパネル枠102の外観平面に対して鈍角(ω1、ω2>90°)となっている。
このため、端子カバー103の挿入部103bが湾曲されても、挿入部103bにかかる曲げの応力は少なくて済むため、端子カバー103の開閉操作や端子の使用時に繰り返し挿入部103bが曲げられてもより耐久性を高めることができる。
また、傾斜したヒンジ窓102bの周囲はパネル枠102の外観平面に対して鈍角(ω1、ω2>90°)となり、これに端子カバーの挿入部102bが沿って湾曲するので、直角であるよりも挿入部103bの復元力が弱くなることで蓋部103aを退けやすく外部接続用端子穴101を広く開放しやすくなり、使用者は端子カバー103の開閉動作が容易となる。
また、端子カバー103の挿入部103bの復元力が弱くなることにより、外部接続用端子穴101の上方から退けられた蓋部103aからの端子のケーブル部分等に対してかかる負荷を少なくすることができる。
ケーブル等の端に設けられた端子を外部接続用端子穴101に挿入したままで使用する場合には、外部接続用端子穴101の上方にほぼ垂直に伸びるケーブル部分等に端子カバー103の蓋部103aがあたってしまうので、ケーブル部分等に当たる蓋部103aからの負荷が小さいほうがケーブル等に負担を与えることが少なくなり有利である。
次に、本実施例に係るコネクタパネルの組立方法について説明する。
パネル枠102に形成された傾斜したヒンジ窓102b自体の断面形状は、端子カバー103の掛止部103cの断面形状と同等若しくはそれよりも大きく設計されている。すなわち、端子カバー103の掛止部103cの断面形状の高さは、図6に示されたパネル枠102のヒンジ窓102b自体の断面形状の高さDと比較して同等かそれより小さい。
そのため、組立時において、端子カバー103の掛止部103cはパネル枠102のヒンジ窓102bに容易に通すことができる。
したがって、組立時にパネル枠102に形成されたヒンジ窓102bに端子カバー103の掛止部103c及び挿入部103bを通し、その後、パネル枠102の凹部102cにと支持板104の端部を嵌合させ、当接もしくは近接させることで、端子カバー103の掛止部103cがヒンジ窓102bと支持板104の平面とで形成される断面形状に掛止されることとなり、容易に本実施例のコネクタパネルを組み立てることができる。
また、こうすることで、例えば、端子カバーの掛止部を弾性変形させてヒンジ窓に無理にねじ込んだりする組立作業も発生しないので、端子カバーの形状に自由度を与えることができ、端子カバーがコネクタパネルから外れないように設計することも容易となる。
以上のとおり、本発明によれば、端子カバーがコネクタパネルから外れなく、端子カバーの耐久性を高めることができ、使用者による端子カバーの開閉操作が容易で、組立容易性に優れたコネクタパネルを実現することができる。

Claims (3)

  1. 外部接続用端子穴を備えたコネクタパネルにおいて、
    端子カバーとパネル枠と支持板を有し、
    前記端子カバーは、弾性部材からなり、蓋部と挿入部と掛止部で形成され、
    前記パネル枠は、該パネル枠の外観平面と鋭角に傾斜するヒンジ窓が形成されており、
    前記支持板は、前記パネル枠の外観平面と略垂直な平面を有し、
    前記端子カバーの開閉操作の際に、前記パネル枠に形成された前記ヒンジ窓と前記支持板とにより前記端子カバーの挿入部がガイドされること
    を特徴とするコネクタパネル。
  2. 前記支持板の端部が、前記パネル枠の内部側に形成された凹部に嵌入していること
    を特徴とする請求項1に記載のコネクタパネル。
  3. 前記パネル枠に形成されたヒンジ窓の断面形状が、前記端子カバーに形成された掛止部の断面形状と略同一であること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタパネル。
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