JP5040815B2 - 筐体開口部保護構造 - Google Patents

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本発明は、携帯電話機等の筐体に外部機器を接続する際に用いられるコネクタ端子等を露出するために形成された開口部を、使用時に開き不使用時には塞いでおくための保護カバーに関する。
携帯電話機、デジタルカメラ、携帯型オーディオ機器等の携帯型電子機器には、必要に応じて周辺機器や充電機器等に接続するための外部機器接続用コネクタが設けられている。これらのコネクタは、通常、筐体の側面に設けられた開口部に配置されており、この開口部には、外部機器を接続しない場合はコネクタを保護するために開口部を塞ぎ、外部機器を接続する場合に開口部を開けることができるようにした、合成樹脂製又はゴム製の保護カバーが設けられている。
例えば特許文献1では、キャップ部、連結部及び係止部をゴムで一体成型し、一方、筐体には外部端子用開口部と係止用開口部を設け、キャップの係止部を筐体の係止用開口部に取り付け、外部機器を接続しない場合はキャップ部を外部端子用開口部に押し込むことにより嵌合させて外部端子用開口部を塞ぎ、外部機器を接続する場合には、キャップ部のみを外部端子用開口部から抜き出し可能にしており、キャップの紛失防止と、抜き出し時のキャップの破損防止を図っている。
特許文献1に記載のキャップの場合、外部機器との接続を行うために、キャップ部を外部端子用開口部から抜き出すと、キャップの連結部に弾性変形が生じ、外部接続端子を接続する作業を行っている間、この弾性変形によってキャップ部に外部端子用開口部を塞ぐ方向の復帰力が作用するので、一方の手でキャップ部に作用する復帰力を抑えながら接続作業を行わなければならず、また、弾性変形の繰り返しによりキャップの連結部が損傷する虞がある。
このような問題を解決するために、特許文献2では、カバーを、帯板状の本体と、該本体の一方の端部に突設された軸部と、該軸部の先端部に突設された円盤状の鍔部を備え、キャビネットに内蔵されたコネクタを露出するための開口部に、カバーの本体を収容するための凹部を形成するとともに、カバーの軸部が回転可能かつ軸方向の移動が可能に貫通する軸受け孔を設けることにより、コネクタに外部接続端子を接続する際の作業を容易にするとともに、コネクタ接続の際にカバーに無理な力が作用しないように構成したカバー構造が記載されている。
また、特許文献3では、カバー部材を、帯板状に形成されて筐体の外部端子用開口部の周囲に形成された嵌合凹部に嵌合されるカバー本体と、該カバー本体の長手方向一端側で前記カバー本体の厚さ方向に突設されたカバー軸部と、該カバー軸部の先端部に形成された円盤状の鍔部とを備えたカバー部材と、前記外部端子用開口部と該カバー部材のカバー軸部が挿通される孔部が設けられた筐体とからなり、前記カバー軸部を、前記カバー本体に接続される本体側部位と、前記鍔部に接続されて前記本体側部位に対して外周側に拡径された先端側部位と、によって構成している。
特開平9−18165号公報 特開2005−242865号公報 特開2007−318682号公報
特許文献2〜3に記載のコネクタ開口部保護カバーの構成によれば、開口部内の接続コネクタにケーブル端子を接続する場合、帯板状のカバー本体の一方の端部に突設された軸部を中心としてカバー本体を開口部とは反対側へ回動させることにより、開口部から接続コネクタを露出させることができ、またこの状態は、カバー本体から手を離しても維持されるので、接続作業中カバー本体を手で支える必要がなく、そのため接続作業が容易となる。
さらに、接続作業の際には、帯板状のカバー本体の一方の端部に突設された軸部を軸方向に移動させた後、この軸を中心としてカバー本体を開口部とは反対側へ回動させる操作を行うだけで済み、カバー本体を大きく弾性変形させるような無理な力が作用することはないので、保護カバーを破損する虞も殆どない。
しかし、特許文献2〜3に記載のコネクタ開口部保護カバーの構成では、コネクタ開口部保護カバーを筐体側のコネクタ開口部に組み込む際に、カバー本体の一方の端部に突設された軸部を回動可能かつ軸方向の移動を可能に保持するために、筐体側に設けられた貫通軸受け孔に対して、この貫通軸受け孔よりもその径が大きい円盤状の鍔部を押し込む必要がある。
その際、組み立て易さを考慮すると、筐体側の貫通軸受け孔の径とカバー係止部である円盤状の鍔部の径の差(掛かり代)を小さくしなければならないが、掛かり代が小さくなると、保護カバーが外れ易くなり、抜け落ちて保護カバーを紛失する虞がある。一方、掛かり代を大きくすると、より強い力で円盤状の鍔部を筐体側の貫通軸受け孔に押し込まなければならず、組立時にカバー側係止部(円盤状の鍔部)が損傷を受け、カバーが組立て難くなるという課題を有していた。
さらに、カバー側の係止部(鍔部)を円盤状にしているため、機器内に挿入されたとき、比較的大きな空間を消費し、機器内部における部品実装にも影響を及ぼす場合もあった。
本発明の目的は、上述した課題を解決することが可能な、筐体開口部保護カバーの構成を提供することにある。
本発明は、筐体の開口部を覆うカバーが取り付けられた筐体開口部保護構造において、前記カバーは、帯板状の本体と、該本体の一方の端部側に突設された円柱状の軸部と、該軸部の先端に設けられ、軸方向断面が前記円柱の径よりも小さい厚みと前記円柱の径よりも大きい幅を有して前記円柱の中心から第1の開き角度で2方向に突出するように形成された板状の係止部を具え、前記筐体は、前記開口部周囲に形成されて前記カバーを収容するための凹部と、該凹部内に設けられて、前記カバーの軸部を回動可能に保持する円孔および該円孔の中心から前記第1の開き角度とは異なる第2の開き角度で2方向に突出して前記係止部を変形させながら軸方向に挿入可能に形成された角孔からなる複合孔を具え、前記複合孔を通過後に前記変形を回復した前記係止部と前記筐体裏面の前記複合孔周辺との引っ掛かりにより前記カバーの外れを防止する機能を持たせていることを特徴とする。
本発明では、機器筐体側に丸孔と角孔を合わせた複合孔を設け、一方、カバー側には、機器筐体側の丸孔により回動保持される円柱状の軸部と、該円柱状の軸部の先端に設けられて機器側角孔とは開き角度の異なる断面形状の係止部を設けているので、組立時に、機器側の複合孔にカバー側係止部が沿うようにして挿入を開始すると、カバー側係止部の側面が機器側角孔からの圧迫力を受けて変形する。その際、本発明のカバー側係止部の軸方向断面形状は、その厚みが比較的薄く形成されているため、側面からの力に対して容易に変形可能な形状となっているので、カバー側係止部の軸方向断面の開き角度と機器側角孔の開き角度が異なっていても、カバー側係止部は容易に変形して複合孔を通過する。
そして、複合孔を通過後は、カバー側係止部の側面に対する機器側角孔からの圧迫力が解除されるのでカバー側係止部は元の形状に復帰する。その後、カバーを筐体から外す方向の力が加わった場合には、前記係止部と前記筐体裏面の前記複合孔周辺部との引っ掛かりが生じる。この場合、カバー側係止部に加わる力は、円柱状の軸部と接合された付け根部分に対して軸方向の力として加わるため機器側角孔に沿って変形させることが困難となる。したがって、一旦筐体に嵌め込まれた前記カバーは、筐体から簡単には外れなくなり、前記カバーの筐体からの抜け落ちを防止する効果が得られる。
また本発明の筐体開口部保護構造に用いられるカバーは、帯板状の本体と、該本体の一方の端部側に突設された円柱状の軸部と、該軸部の先端に設けられ、軸方向断面が前記円柱の径よりも小さい厚みと前記円柱の径よりも大きい幅を有して前記円柱の中心から前記筐体の複合孔の角孔とは異なる開き角度で2方向に突出するように形成され、前記筐体の複合孔を通過後に該カバーの外れ防止機能として作用する板状の係止部と、を具えていることを特徴とする。
本発明によれば、帯板状のカバー本体の一方の端部に突設された軸部を中心としてカバー本体を回動させることにより開口部を開閉可能にする筐体開口部保護構造において、その組立作業を容易にするとともに、組立時にカバー側係止部の損傷を防ぐことができる。
また、カバー側係止部の軸方向断面形状を比較的薄い板状の構成としているので、開口部を塞いでいるときに機器内で占める空間消費を少なくするが可能であり、機器内部における部品実装への影響を減らすことができる。
本発明によれば、機器の外部接続部用カバーとして接続作業を容易にする回動自在なカバーの構造において、機器内部の実装空間を有効活用しながら、かつ、カバーを機器へ装着させる際の組み立て易さと外れ難さを両立させることができる。
図1は、本発明の実施形態を示す筐体開口部保護構造の分解斜視図であり、図2は、本実施形態における筐体側開口部周囲の一部を拡大して示した筐体側面図、図3は、本実施形態におけるカバー側係止部を示す斜視図および下面図、図4は、本実施形態における係止部と筐体裏面との係合状態を示す概略図である。
本実施形態では、折り畳み式携帯電話機筐体に設けられた外部機器接続用開口部に対して本発明の筐体開口部保護構造を適用した場合の構成を示している。以下、図1〜図4を参照して、本実施形態の筐体開口部保護構造について説明する。
図1において、折り畳み式携帯電話機筐体は、操作キーが配備されたキー側筐体1とディスプレイが配備された表示側筐体2とをヒンジ機構3によって開閉可能に連結して構成されており、また、キー側筐体1の側面には開口部4が設けられ、開口部4の奥に、外部機器との接続を行うためのコネクタが配備されている。
開口部4は、外部機器との接続を行わない場合にはコネクタを保護するために、帯板状に形成された合成樹脂製のカバー10で覆われている。そのため、図1〜図2に示すように、キー側筐体1の開口部4の周囲には、開口部4を覆っているときに帯板状のカバー部11を収容する凹部5と、カバー部11をその一端側で回動して開口部4を開閉可能にするために、カバー10に設けられている円柱状の軸部12および該軸部先端に配置された係止部13が挿入される円形の孔と角形の孔が複合された複合孔6が形成されている。
カバー10は柔軟な合成樹脂またはゴム等で構成されており、図1、図3に示すように、開口部4を覆うための帯板状のカバー部11と、カバー部11の一端側に設けられて、キー側筐体1の開口部4の周囲に形成された複合孔6に挿通されることにより、カバー部11をその一端側で回動させるための円柱状の軸部12と、この軸部12の先端に設けられて複合孔6を貫通した後に筐体裏面側で複合孔6周辺と係止することによってカバー10が筐体から外れるのを防止する機能を有する係止部13を具えている。
係止部13は、図3に示すように、円柱状の軸部12の先端に、軸方向の断面が軸部12の径よりも小さい厚みと軸部12の径よりも大きい幅を有し、その開き角度θが180度よりも小さい角度で軸部12の中心から突出する軸方向の断面が「く」の字状に形成されており、かつ軸方向先端に行くほどその断面幅が小さくなる楔状に形成された板状の部材131、132によって構成されている。またこの板状部材131、132の間には溝134が形成されている。
一方、本実施形態における複合孔6に形成されている角形の孔は、図2に示すように、円孔の周囲から、互いに180度の開き角度となる2方向に突出する形状となっている。
従って、カバー10を筐体1の凹部5に組み込む際に、係止部13の先端を複合孔6に差し込んで押し込むと、柔軟な合成樹脂またはゴム等で構成されている係止部13の板状部材131、132が、複合孔6に形成されている角形の孔に沿って弾性変形されてその開き角度を180度に拡げられながら挿入される。
このように、本実施形態では、組立時にはカバー10の係止部13を構成する板状部材131、132の側面が機器側の複合孔6の角孔に案内されて弾性的に開きながら挿入されるため組み立て易く、また、挿入の際に係止部13の軸方向には無理な力が加わることがないので、係止部13が損傷を受ける虞もない。
複合孔6を通過後は、カバー側係止部13の側面に対する筐体1側の角孔からの圧迫力が解除されるので、図4に示すように、係止部13の板状部材131、132は元の「く」の字状に復帰する。その後、カバーを筐体から外す方向の力が加わった場合には、軸部12と接合している側の係止面133と筐体1裏面の複合孔6周辺部との引っ掛かりが生じる。この場合、係止部13の面133に加わる力は、円柱状の軸部12と接合された付け根部分に対して軸方向の力として加わるため筐体1側の角孔に沿って変形させることは困難となる。したがって、一旦筐体1に嵌め込まれたカバー10は、筐体1から簡単には外れなくなる。
図5は、カバー10により、筐体1の開口部4を塞いでいる状態(図5(a))と開口部4を開けた状態(図5(b))を示す側断面図を示しており、外部機器を開口部4内のコネクタと接続する場合には、筐体1の凹部5に収納されているカバー部11の一端を指等で引き出した後、円柱状の軸部12を複合孔6に沿って、カバー側係止部13の面133が筐体1裏面の複合孔6周辺部と突き当たるまで引き上げた後、カバー部11を円柱状の軸部12を中心に回動させれば(図5(b))、開口部4は開放状態となる。
図6〜図7は、機器へ装着されたカバーの円柱状の軸部および係止部の、機器内部における実装部品との位置関係を、本実施形態(図6)と従来例(図7)とを対比して示した図である。
本実施形態(図6)では、カバー10が機器へ装着された際に、機器内部に突き出される係止部13の形状が、比較的薄い板状部材であるため、機器内部における実装部品7との間隔に余裕を持たせることができるが、従来例(図7)の場合、係止部の形状が円板状13’であるために、カバーが機器へ装着された際に、この円板13’が機器内での空間を消費し、機器内部における部品7の実装に対して影響を及ぼすことがある。
このように本実施形態によれば、機器の外部接続部用カバーで、回動自在なカバーの構造において、機器内部の実装空間を有効活用しながら、カバーを機器へ装着させる際の組み立て易さと外れ難さを両立させることができる。
なお、上記実施形態では、係止部13の板状部材131、132を「く」の字状の開き角度とし、複合孔6の角孔の開き角度は180度としているが、複合孔6の角孔の開き角度を「く」の字状とし、係止部13の板状部材131、132の開き角度を180度としてもよい。あるいは、係止部13の板状部材131、132の開き角度と、複合孔6の角孔の開き角度の双方を、互いにその開き角度が異なる「く」の字状、あるいは互いに逆向きの「く」の字状としてもよい。
また、上記実施形態では、係止部13の板状部材131、132の間に、複合孔6に挿入されたときに角孔の両端から受ける変形圧力を吸収するための溝134を設けているが、係止部13の板状部材131、132の幅を、複合孔6の角孔の幅と等しい幅、あるいは少し小さい幅とすることにより、溝134を省略することもできる。
また、上記実施形態では、係止部13の板状部材131、132を、軸方向先端に行くほどその断面幅が小さくなる楔状に形成しているが、その断面幅を一定にした長方形状に形成することもできる。
また、上記実施形態では、カバー10全体を、ゴムまたは柔軟な合成樹脂による一体成型品として構成しているが、カバー10の係止部13のみをゴムまたは柔軟な合成樹脂により形成し、帯板状のカバー部11および円柱状の軸部12は、比較的硬質な合成樹脂等で成型する、あるいは、係止部13および円柱状の軸部12をゴムまたは柔軟な合成樹脂により形成し、帯板状のカバー部11は、比較的硬質な合成樹脂等で成型することもできる。
本発明の実施形態を示す筐体開口部保護構造の分解斜視図である。 本実施形態における筐体側開口部周囲の一部を拡大して示した筐体側面図である。 本実施形態におけるカバー側係止部を示す斜視図および下面図である。 本実施形態における係止部と筐体裏面との係合状態を示す概略図である。 本実施形態におけるカバーによる開口部の開閉状態を示す側断面図である。 本実施形態のカバーを機器へ装着したときの、機器内部における実装部品との位置関係を示す図である。 従来例のカバーを機器へ装着したときの、機器内部における実装部品との位置関係を示す図である。
符号の説明
1 キー側筐体
2 表示側筐体
3 ヒンジ機構
4 開口部
5 凹部
6 複合孔
7 実装部品
10 カバー
11 カバー部
12 軸部
13 係止部
131,132 板状部材
133 係止面
134 溝

Claims (14)

  1. 筐体の開口部を覆うカバーが取り付けられた筐体開口部保護構造であって、
    前記カバーは、帯板状の本体と、該本体の一方の端部側に突設された円柱状の軸部と、該軸部の先端に設けられ、軸方向断面が前記円柱の径よりも小さい厚みと前記円柱の径よりも大きい幅を有して前記円柱の中心から第1の開き角度で2方向に突出するように形成された板状の係止部と、を具え、
    前記筐体は、前記開口部周囲に形成されて前記カバーを収容するための凹部と、該凹部内に設けられて、前記カバーの軸部を回動可能に保持する円孔および該円孔の中心から前記第1の開き角度とは異なる第2の開き角度で2方向に突出して前記係止部を変形させながら軸方向に挿入可能に形成された角孔からなる複合孔と、を具え、
    前記複合孔を通過後に前記変形が回復した前記係止部と前記筐体裏面の前記複合孔周辺との引っ掛かりにより前記カバーの外れを防止する機能を持たせていることを特徴とする筐体開口部保護構造。
  2. 前記カバーは、ゴムまたは柔軟な合成樹脂により一体成型されていることを特徴とする請求項1に記載の筐体開口部保護構造。
  3. 前記カバーは、前記係止部のみがゴムまたは柔軟な合成樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の筐体開口部保護構造。
  4. 前記係止部を前記筐体裏面の前記複合孔周辺に係止させながら前記軸部を中心にして前記カバーを回動させて前記開口部を開放可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の筐体開口部保護構造。
  5. 前記第1および第2の開き角度の一方は、180度に設定されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の筐体開口部保護構造。
  6. 前記係止部は、軸方向先端に行くほどその断面幅が小さくなる楔状に形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の筐体開口部保護構造。
  7. 2方向に突出した前記係止部の中央部に、前記複合孔に挿入されたときに前記角孔の両端から受ける変形圧力を吸収するための溝が形成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の筐体開口部保護構造。
  8. 前記開口部には、電気的接続を行うためのコネクタが設けられていることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の筐体開口部保護構造。
  9. 請求項8に記載の筐体開口部保護構造を備えていることを特徴とする携帯型電子機器。
  10. 請求項1に記載の筐体開口部保護構造に用いられる前記カバーであって、
    帯板状の本体と、
    該本体の一方の端部側に突設された円柱状の軸部と、
    該軸部の先端に設けられ、軸方向断面が前記円柱の径よりも小さい厚みと前記円柱の径よりも大きい幅を有して前記円柱の中心から前記筐体の複合孔の角孔とは異なる開き角度で2方向に突出するように形成され、前記筐体の複合孔を通過後に該カバーの外れ防止機能として作用する板状の係止部と、
    を具えていることを特徴とするカバー。
  11. 前記帯板状の本体と、前記軸部および前記係止部は、ゴムまたは柔軟な合成樹脂により一体成型されていることを特徴とする請求項10に記載のカバー。
  12. 前記係止部のみがゴムまたは柔軟な合成樹脂により形成されていることを特徴とする請求項10に記載のカバー。
  13. 前記係止部は、軸方向先端に行くほどその断面幅が小さくなる楔状に形成されていることを特徴とする請求項10〜12の何れか1項に記載のカバー。
  14. 2方向に突出した前記係止部の中央部に、前記複合孔に挿入されたときに前記角孔の両端から受ける変形圧力を吸収するための溝が形成されていることを特徴とする請求項10〜13の何れか1項に記載のカバー。
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