JP2008125056A - リモコン - Google Patents

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Abstract

【課題】壁面へ固定され且つ正面側に支持フック33が突設された本体支持具3と、支持フック33へ係合されるリモコン本体2とを具備し、リモコン本体2を本体支持具3の正面に沿って初期位置から最終位置へ摺動させることで、支持フック33に先端側からリモコン本体2が係合するように構成されたリモコン1において、リモコン1を壁面へ取り付ける際の作業効率の向上を図る。
【解決手段】リモコン本体2と本体支持具3との対向部のいずれか一方に係合部250を備えた弾性部材25を設けるとともに、他方に被係合部350を設け、リモコン本体2が前記最終位置まで摺動する途中で弾性部材25に弾性変形が生じることによって、最終位置で係合部250と被係合部350とが係合し、前記初期位置への逆摺動が阻止されること。
【選択図】図1

Description

本発明は、リモコン、特に、台所や浴室等の壁面へ設置されるリモコンの取り付け構造に関するものである。
給湯器や風呂装置等を遠隔操作する従来のリモコンの取り付け構造として、台所や浴室等の壁面へ固定した取付プレートへリモコン本体を引掛け、さらにネジ留めして固定するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図6は、上記従来のリモコンとして例示する給湯器用のリモコン6の一部分解斜視図であり、操作ボタンSWの操作情報を給湯器(図示しない)側へ伝送する制御基板CUと、制御基板CUを収容するリモコン本体7と、リモコン本体7を壁面へ固定する取付プレート8とを備えている。
リモコン本体7は、操作ボタンSWや表示装置が配設される前カバー70と、前カバー70の背面開口部を覆うベース盤71と、前カバー70の正面側を覆う化粧カバー72とを備えており、上記ベース盤71の背面には、後述する支持フック83を嵌挿させるフック挿通孔73が複数開設されている。
また、上記前カバー70およびベース盤71によって、制御基板CUを収容するケーシング700が構成されており、このケーシング700には、前カバー70の正面側からベース盤71の背面側へ貫通する本体固定用のネジ挿通孔74が複数開設されている。
一方、取付プレート8は、プレート固定用の複数のネジ挿通孔81と、正面側上方へ延びるかぎ状の支持フック83と、ネジ孔84を有する支持舌片85とを備えている。
取り付け手順としては、まず、取付プレート8をプレート固定用ネジN1で壁面へ固定する。
次に、取付プレート8正面の支持フック83がベース盤71背面のフック挿通孔73へ挿入されるように、ケーシング700を取付プレート8の正面へ重ね合わせ、その初期位置から下方の最終位置へ摺動させる。その結果、フック挿通孔73へ支持フック83が先端側から係合し、ケーシング700を支持する。
さらに、ケーシング700のネジ挿通孔74から、その背面側に位置する支持舌片85のネジ孔84へ本体固定用ネジN2を螺入し、ケーシング700を取付プレート8へ固定する。
そして、化粧カバー72をケーシング700の正面側に嵌め合わせて、リモコン6の壁面への取り付け作業が完了する。
このものでは、ケーシング700をその正面側から本体固定用ネジN2を用いて取付プレート8へ固定するから、ケーシング700の上方や側方からネジ留めするものに比べて、取り付けやすい。また、ケーシング700を固定する本体固定用ネジN2が化粧カバー72によって覆われ、リモコン6の表面に現れないから、その美的外観も損なわない。
特開平10−51871号公報(第1〜8頁)
しかしながら、上記従来のリモコン6では、取り付けの際、取付プレート8を壁面へ固定し、ケーシング700をその取付プレート8へ引掛ける作業に加えて、ケーシング700を本体固定用ネジN2で取付プレート8に固定する作業が必要であるから、作業効率が悪かった。
本発明は係る点に鑑みてなされたもので、
『壁面へ固定され且つ正面側に支持フックが突設された本体支持具と、前記支持フックへ係合されるリモコン本体とを具備し、
リモコン本体を本体支持具の正面に沿って初期位置から最終位置へ摺動させることで、前記支持フックに先端側からリモコン本体が係合するように構成されたリモコン』において、リモコンを壁面へ取り付ける際の作業効率の向上を図ることを課題とする。
上記課題を解決するための本発明の技術的手段は、
『リモコン本体と本体支持具との対向部のいずれか一方に係合部を備えた弾性部材を設けるとともに、他方に被係合部を設け、
リモコン本体が前記最終位置まで摺動する途中で弾性部材に弾性変形が生じることによって、最終位置で係合部と被係合部とが係合し、前記初期位置への逆摺動が阻止されることを特徴とする』ものである。
上記技術的手段によれば、リモコン本体を本体支持具の正面に沿ってその支持フックと係合する最終位置まで摺動させる途中、リモコン本体と本体支持具との対向部のいずれか一方に設けられた弾性部材に弾性変形が生じ、最終位置ではその弾性部材の復元作用によって係合部および被係合部が係合される。その結果、リモコン本体が初期位置への逆摺動を阻止された状態で本体支持具に固定される。
即ち、リモコン本体を本体支持具へ固定する作業が、リモコン本体を本体支持具の支持フックへ係合させる作業と一連で行われる。
従って、本体支持具を壁面へ固定し、その本体支持具の支持フックへリモコン本体を係合させるだけで、リモコンを壁面へ固定することが可能である。
請求項2に係る発明の技術的手段は、
前記請求項1において、
『前記弾性部材は、リモコン本体側の対向部に設けられた片持ち梁状の板バネ片であることを特徴とする』ものである。
このものでは、上記弾性部材は、リモコン本体側の対向部に設けられた片持ち梁状の板バネ片であり、その自由端側を本体支持具側の対向部から離反する方向へ撓ませることで、係合部および被係合部の係合状態を解除できる。
請求項3に係る発明の技術的手段は、
前記請求項1において、
『前記弾性部材は、本体支持具側の対向部に設けられた片持ち梁状の板バネ片であることを特徴とする』ものである。
このものでは、上記弾性部材は、本体支持具側の対向部に設けられた片持ち梁状の板バネ片であり、その自由端側をリモコン本体側の対向部から離反する方向へ撓ませることで、係合部および被係合部の係合状態を解除できる。
本発明は、上記構成であるから次の特有の効果を有する。
本体支持具を壁面へ固定する作業と、リモコン本体を本体支持具の支持フックへ係合させる作業を行えば、リモコンを壁面へ固定することが可能であるから、その取り付け作業にかかる手間が軽減され、作業効率が向上する。
請求項2および3に係る発明では、板バネ片の自由端側を指や工具等を用いて撓ませ、この状態で、リモコン本体を本体支持具の正面に沿ってその支持フックと係合しない初期位置へ摺動させれば、リモコン本体を本体支持具から取り外すことが可能であるから、上記請求項1の効果に加えて、その交換やメンテナンスを行う際の作業効率も向上する。
次に、上記した本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係るリモコン1の一部分解斜視図であり、図2は、後述する連結片25および支持舌片35近傍の断面構造を示す斜視図である。以下、各部の詳細について図1および図2に従って説明する。
図1に示すリモコン1は、給湯器を遠隔操作するものであり、操作ボタンSWの操作情報を給湯器(図示しない)側へ伝送する制御基板CUと、制御基板CUを収容するリモコン本体2と、リモコン本体2を壁面へ固定する取付プレート3とを備えている。尚、図示しないが、上記制御基板CUが給湯器へ電気的に接続される。
[リモコン本体2について]
リモコン本体2は、背面側が開放した略矩形箱状の前カバー20と、その背面側の開放部を覆うベース盤21とを備えており、それら前カバー20およびベース盤21の合わせ面相互は、取り外し可能な状態で嵌合されている。尚、上記前カバー20の前面側には、給湯器を遠隔操作する操作ボタンSWや、給湯器の運転状態を表示する表示装置(図示しない)が配設されている。
また、上記ベース盤21の裏板210には、後述する支持フック33を嵌挿させる四つのフック挿通孔23と、後述する支持舌片35に当接する連結片25とが一体的に形成されている。
上記フック挿通孔23は、ベース盤21の背面側からリモコン本体2の内部空間へ繋がる縦長の貫通孔であり、取付プレート3に形成された四つの支持フック33(後述する)に対応する位置に開設されている。
上記連結片25は、裏板210の上部中央に逆U字状の切り込み211を形成することで片持ち梁状に構成されたバネ性を有する細幅の板片であり、ベース盤21の前後方向への可撓性が高くなるように形成されている。
さらに、連結片25の背面部251の中央には、断面略三角形状に突出する爪部250が形成されている。
また、ベース盤21の裏板210の外周には、リモコン本体2を取付プレート3へ取り付けた際に、その取付プレート3の外周を覆う環状リブ212が形成されており、環状リブ212の上辺中央を含むベース盤21上面の背面側中央域、即ち、連結片25の上域には、上記爪部250と後述する爪受け孔350との係合状態を解除させる際に、指や工具等を差し込むためのロック解除孔213が開設されている。
[取付プレート3について]
一方、取付プレート3は、ステンレスや鉄等の金属素材で形成された厚肉の板状体であり、プレート固定用ネジN1の取り付け部としての二つのネジ挿通孔31と、上記リモコン本体2のフック挿通孔23へ嵌挿させる四つの支持フック33と、リモコン本体2の裏板210に当接される支持舌片35とが一体的に形成されている。
上記支持フック33は、取付プレート3の正面上方へ立ち上がる略L字状の板片であり、取付プレート3の左端上下および右端上下の四箇所に配設されている。
上記支持舌片35は、取付プレート3の中央上端から上方へ突出した上記連結片25より幅広の板片である。この支持舌片35の幅寸法は、上記連結片25の幅寸法より大きく形成されており、その正面部351がベース盤21の裏板210および連結片25の背面部251へ当接する。
また、上記支持舌片35の中央には、連結片25の爪部250を嵌挿させる矩形状の爪受け孔350が開設されている。この爪受け部350の幅寸法は、上記爪部250の幅寸法と略同一に形成されている。
尚、上記「取付プレート3」が、既述請求項1の発明特定事項としての「本体支持具」に対応し、上記「連結片25」が、既述請求項1の発明特定事項としての「弾性部材」および既述請求項2の発明特定事項としての「板バネ片」に対応する。また、上記「爪部250」が、既述請求項1の発明特定事項としての「係合部」に対応し、上記「爪受け孔350」が、既述請求項1の発明特定事項としての「被係合部」に対応する。
[リモコン1の取り付け手順]
次に、上記リモコン1を壁面へ取り付ける際の手順を説明する。
まず、ねじ回しを用いて、取付プレート3を二つのプレート固定用ネジN1で台所や浴室等の壁面へ固定する。
そして、取付プレート3の四つの支持フック33がリモコン本体2の四つのフック挿通孔23へ挿入されるように、リモコン本体2を取付プレート3の正面に重ね合わせると、取付プレート3の正面にベース盤21の裏板210が密着するとともに、支持舌片35の正面部351がベース盤21の裏板210および連結片25の背面部251に当接される。
さらに、その初期位置から取付プレート3の正面に沿って下方の最終位置側へリモコン本体2を摺動させると、支持フック33の先端の立ち上がり部が裏板210内面側のフック挿通孔23上方へ嵌挿されるとともに、連結片25の係合部250が支持舌片35の正面部351へ乗り上げた状態になり、連結片25を一旦取付プレート3の正面から離反する方向(前カバー20側)へ撓ませる。そして、最終位置では、連結片25が撓んだ状態からその弾性力によって元の弾性変形していない状態まで復元され、その爪部250を支持舌片35の爪受け孔350へ嵌入(図2(a)および(b)参照)させる。
即ち、上記フック挿通孔23を支持フック33の先端側から係合させるように、リモコン本体2を取付プレート3へ引掛ければ、連結片25に生じた弾性変形の復元作用によって、上記爪部250と爪受け孔350とが係合する。
その結果、リモコン本体2が初期位置の方向(以下、「取り外し方向」という)へ逆摺動するのを阻止された抜け止め状態で取付プレート3へ固定され、リモコン1の壁面への取り付け作業が完了する。
このように、上記リモコン1では、壁面へ取り付ける際、ネジ回しを用いて取付プレート3を壁面へ固定し、リモコン本体2を取付プレート3へその支持フック33の先端側から引掛けるように組み付けるだけで、リモコン本体2が取付プレート3に対して抜け止め状態で固定されるから、既述従来のリモコンのように、リモコン本体を取付プレートへネジ留めする必要がない。従って、その取り付け作業にかかる手間が軽減され、作業効率が格段に向上する。
また、リモコン本体2は、取付プレート3に対して四つの支持フック33と支持舌片35とその爪受け孔350によって、前後上下左右方向へのがたつきが抑制されるから、取り付け状態が良好である。
さらに、リモコン本体2を取付プレート3へネジ留めする構成や、そのネジを化粧カバーで隠蔽する構成を採用しなくて良いから、リモコン1の全体構成の簡略化も図ることが可能である。
[リモコン本体2の取り外し手順]
一方、リモコン本体2を取付プレート3から取り外す場合は、ベース盤21上面のロック解除孔213から、連結片25の自由端側と壁面との間隙に指や工具等を差し込み、連結片25を取付プレート3正面の支持舌片35の正面部351から離反する方向(前カバー20側)へ撓ませる。その結果、上記爪部250と爪受け孔350との係合状態が解除される。
そして、この状態でリモコン本体2を取り外し方向へ逆摺動させれば、上記フック挿通孔23と支持フック33との係合状態が解除され、リモコン本体2を取付プレート3から取り外すことが可能になる。
このように、連結片25の自由端側を取付プレート3の正面から離反する方向(前カバー20側)へ撓ませれば、爪部250と爪受け孔350との係合状態が解除され、リモコン本体2を取付プレート3から取り外すことができるから、既述従来のリモコンのように、リモコン本体と取付プレートとを固定しているネジを取り外すといった作業を行う必要がない。従って、その取り外しにかかる手間が軽減され、リモコン本体2のメンテナンスや交換を行う際の作業効率が向上する。
[その他]
上記第1の実施形態では、リモコン本体2の連結片25に爪部250を設け、取付プレート3の支持舌片35に爪受け孔350を設けたもの(図2(a)および(b)参照)を説明したが、図3(a)および(b)に示すように、取付プレート3Aの支持舌片35Aに半抜き加工によって切り起こし状の爪部350Aを形成し、リモコン本体2Aの連結片25Aに矩形状の爪受け孔250Aを開設したものであっても良い(第2の実施形態)。
この場合、上記「爪受け孔250A」が、既述請求項1の発明特定事項としての「係合部」に対応し、上記「爪部350A」が、既述請求項1の発明特定事項としての「被係合部」に対応する。また、上記「取付プレート3A」が、既述請求項1の発明特定事項としての「本体支持具」に対応し、上記「連結片25A」が、既述請求項1の発明特定事項としての「弾性部材」および既述請求項2の発明特定事項としての「板バネ片」に対応する。
一方、上記第1の実施形態における取付プレート3に代えて、図4(a)および(b)に示す取付プレート3Bを採用したものであっても良い(第3の実施形態)。
このものでは、支持舌片35Bは、ステンレスや鉄等の金属素材で形成されたバネ性を有する細幅薄肉の板片を取付プレート3Bの上端中央に連結することによって片持ち梁状に構成したものであり、取付プレート3Bの前後方向への可撓性が高くなるように形成されている。
また、この支持舌片35Bの中央には、絞り加工によって半球面状の爪部350Bが形成されている。
ベース盤21Bの裏板210Bには、上記第1の実施形態におけるリモコン本体2の連結片25に相当する板バネ片は形成されておらず、上記支持舌片35Bの爪部350Bに対応する位置に、上記爪部350Bを嵌挿させる矩形状の爪受け孔250Bが開設されている。
さらに、ベース盤21Bの裏板210Bの外周には、上記第1の実施形態におけるベース盤21と同様、環状リブ212Bが形成されており、環状リブ212Bの上辺中央を含むベース盤21B上面の背面側中央域、即ち、爪受け孔250Bの上域には、その爪受け孔250Bと上記爪部350Bとの係合状態を解除させる際に、指や工具等を差し込むためのロック解除孔213Bが形成されている。
また、上記支持舌片35Bは、このロック解除孔213Bの上端開口部の近傍まで突出する長さに形成されている。
このものでは、上記第1の実施形態と同様に、リモコン本体2Bを取付プレート3Bへ引掛ければ、支持舌片35Bが一旦リモコン本体2B背面の裏板210Bから離反する方向(壁面側)へ撓んだ後、その復元作用によって爪部350Bが上記裏板210Bの爪受け孔250Bへ嵌入される。その結果、リモコン本体2Bが取り外し方向へ逆摺動するのを阻止された状態で取付プレート3Bへ固定される。
また、支持舌片35Bの自由端側とベース盤21Bとの間隙に指や工具等を差し込み、支持舌片35Bをベース盤21Bの裏板210Bから離反する方向(壁面側)へ撓ませれば、爪部350Bと爪受け孔250Bとの係合状態が解除される。その結果、リモコン本体2Bを取付プレート3Bから取り外すことが可能になる。
これにより、上記第1の実施形態と同様の効果が発揮される。
尚、上記「取付プレート3B」が、既述請求項1の発明特定事項としての「本体支持具」に対応し、上記「支持舌片35B」が、既述請求項1の発明特定事項としての「弾性部材」および既述請求項3の発明特定事項としての「板バネ片」に対応する。また、上記「爪部350B」が、既述請求項1の発明特定事項としての「係合部」に対応し、上記「爪受け孔250B」が、既述請求項1の発明特定事項としての「被係合部」に対応する。
さらに、上記第3の実施形態では、取付プレート3Bの支持舌片35Bに爪部350Bを設け、リモコン本体2Bの裏板210Bに爪受け孔350Bを設けたもの(図4(a)および(b)参照)を説明したが、図5(a)および(b)に示すように、リモコン本体2Cの裏板210Cに断面略三角形状に突出する爪部250Cを形成し、取付プレート3Cの上端中央に連結された支持舌片35Cに矩形状の爪受け孔350Cを開設したものであっても良い(第4の実施形態)。
この場合、上記「爪受け孔350C」が、既述請求項1の発明特定事項としての「係合部」に対応し、上記「爪部250C」が、既述請求項1の発明特定事項としての「被係合部」に対応する。また、上記「取付プレート3C」が、既述請求項1の発明特定事項としての「本体支持具」に対応し、上記「支持舌片35C」が、既述請求項1の発明特定事項としての「弾性部材」および既述請求項3の発明特定事項としての「板バネ片」に対応する。
上記第1から第4の実施形態において、爪部250,350A,350B,250Cおよび爪受け孔350,250A,250B,350Cは、それぞれリモコン本体2,2A,2B,2Cおよび取付プレート3,3A,3B,3Cの対向する上部中央に設けられているが、リモコン本体が取り外し方向へ逆摺動するのを阻止する構成であれば、下部中央に設けても良いし、縦中心線から左右に偏心した上部もしくは下部位置に設けても良いし、複数個所に設けても良い。
また、爪受け孔350,250A,250B,350Cは、矩形状の貫通孔として説明したが、爪部250,350A,350B,250Cと嵌合可能な形状であれば、窪み形状であっても良いし、突起形状であっても良い。
尚、第1の実施形態で説明したリモコン1のように、係合部と被係合部とが係合する最終位置では、板バネ片が弾性変形していない状態まで復元されるものでは、その板バネ片の経年変化による弾性力の低下を抑制できるが、上記最終位置において、板バネ片がその対向部に若干弾性変形した状態で当接されるものであっても良い。このものでは、板バネ片によってリモコン本体と本体支持具とが常時離反させる方向へ押圧されるから、それらリモコン本体および本体支持具相互のがたつきを抑制できる。
本発明の第1の実施形態に係るリモコン1の一部分解斜視図 本発明の第1の実施形態に係るリモコン1の連結片25および支持舌片35近傍の断面構造を示す斜視図 本発明の第2の実施形態に係るリモコン1Aの連結片25Aおよび支持舌片35A近傍の断面構造を示す斜視図 本発明の第3の実施形態に係るリモコン1Bの支持舌片35B近傍の断面構造を示す斜視図 本発明の第4の実施形態に係るリモコン1Cの支持舌片35C近傍の断面構造を示す斜視図 従来のリモコン6の一部分解斜視図
符号の説明
1・・・リモコン
2・・・リモコン本体
25・・・弾性部材
250・・・係合部
3・・・本体支持具
33・・・支持フック
350・・・被係合部

Claims (3)

  1. 壁面へ固定され且つ正面側に支持フックが突設された本体支持具と、前記支持フックへ係合されるリモコン本体とを具備し、
    リモコン本体を本体支持具の正面に沿って初期位置から最終位置へ摺動させることで、前記支持フックに先端側からリモコン本体が係合するように構成されたリモコンにおいて、
    リモコン本体と本体支持具との対向部のいずれか一方に係合部を備えた弾性部材を設けるとともに、他方に被係合部を設け、
    リモコン本体が前記最終位置まで摺動する途中で弾性部材に弾性変形が生じることによって、最終位置で係合部と被係合部とが係合し、前記初期位置への逆摺動が阻止されることを特徴とする、リモコン。
  2. 請求項1に記載のリモコンにおいて、
    前記弾性部材は、リモコン本体側の対向部に設けられた片持ち梁状の板バネ片であることを特徴とする、リモコン。
  3. 請求項1に記載のリモコンにおいて、
    前記弾性部材は、本体支持具側の対向部に設けられた片持ち梁状の板バネ片であることを特徴とする、リモコン。
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