JP5504918B2 - 浴室用カウンター - Google Patents
浴室用カウンター Download PDFInfo
- Publication number
- JP5504918B2 JP5504918B2 JP2010015881A JP2010015881A JP5504918B2 JP 5504918 B2 JP5504918 B2 JP 5504918B2 JP 2010015881 A JP2010015881 A JP 2010015881A JP 2010015881 A JP2010015881 A JP 2010015881A JP 5504918 B2 JP5504918 B2 JP 5504918B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counter
- main body
- bathroom
- body member
- fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
Description
この従来品は、支持具としてのブラケットで、カウンター本体を支持するよう形成され、ブラケットは開口部を窓状に有して略D字状に形成され、浴室壁面にネジ止めされるよう形成されている。
従って従来、例えばカウンター本体の前垂れが浴室壁面の側に深く長く延ばされている場合(カウンター本体が深型の場合)は、支持具にカウンター本体をネジ止めする際、下方からカウンター本体の中を覗き込んで窮屈な姿勢で作業を行う必要があった。
その結果、従来品によると、カウンター本体が深型の場合は、簡単且つ楽に設置できない、という問題点があった。
また従来品において、支持具の窓状の開口部に給水管等を通して配管する場合は、給水管等を開口部の側方からしか通すことができなかった。
従って従来品によると、例えば配管数が増加すると、作業に手間暇がかかり易く、また支持具を取り付けた後に配管作業をする場合は作業効率が悪くなるのを避けられなかった。
従って従来品によると、配管までも取り外す必要があったから、撤去作業に手間暇やコストがかかる、という問題点があった。
従って従来品のように、支持具の全体を浴室壁面に取り付ける場合は、支持具を浴室壁面にネジ止めするとき、支持具の先端が邪魔になり易いものであった。それ故、従来品によると、浴室壁面に正対して楽な姿勢でネジ止めすることができ難い、という問題点があった。
従って本発明の解決しようとする技術的課題は、カウンター本体が深型の場合でも簡単且つ楽に設置でき、配管作業に左右されることなく設置でき、またメンテナンス時やリフォーム時等に配管を撤去することなく取り外すことができ、更には設置作業を浴室壁面の正面から楽にできるよう形成した浴室用カウンターを提供することにある。
即ち本発明は、図1等に示されるように、浴室壁面1に固定される支持具2と、この支持具2に支持されて浴室壁面1に取り付けられるカウンター本体3とを備えてなる浴室用カウンターであって、上記の支持具2が、後側が開放された枠状の本体部材2aと、上記の浴室壁面1に固定される壁取付け用部材2bとで形成され、この壁取付け用部材2bの上下方向に延びる差込みスペースSに上方から差込まれる差込み片2a2が、上記の本体部材2aの上枠2a1の開放状の後端部に垂下状に設けられていることを特徴とする(請求項1)。
なぜならこれによると、差込みスペースSを、壁面1との間で作ることができ、例えば金属板を折り曲げ加工することで壁取付け用部材2bを、簡単且つ低コストで形成できるからである。なお、ここで、横断面が浅底の略皿形状とは、壁取付け用部材2bは、ベース部2b1から段差部2b2の底までの間隔が短い、底が浅い状態に形成されている、ということを意味する。
なぜならこれによると、本体部材2aのガタつきをより防止でき、確実且つ強固に浴室壁面1に取り付けることができるからである。またこの場合は、本体部材2aの下枠2a3を固定するために、あらためて浴室壁面1にネジ孔をあけたり、接続用の部品を取り付ける必要がないからである。従ってこれによると、カウンターを取り外す場合にも浴室壁面1の螺子止め部からの漏水リスクを回避でき、また固定作業の手間暇やコストを軽減できるものである。なお、ここで接続部2b22としては、例えばネジ孔や、その他例えばバネ圧等を利用した圧着部材等がある。
なぜならこれによると、螺子締め等の煩わしい作業を伴うことなく、迅速且つ楽に本体部材2aを壁取付け用部材2bに固定できるからである。
なぜならこれによると、左右一対の接続部2b22と、嵌合手段17によって、嵌め込み片15の上下、左右への移動を防止でき、下枠2a3を壁取付け用部材2bにしっかりと固定できるからである。
なぜならこれによると、手指操作部19を利用して嵌め込み片15の嵌合状態の解除操作を容易にできるからである。ここで、手指操作部19とは、摘んだり、指先を掛けたり、或いは把持する箇所を意味し、具体的には摘みや指掛かり可能な板片や孔、或いは把手等に形成されることで実現される。
なぜならこれによると、例えばカウンター本体3が深型の場合でも、中を覗き込むような無理な姿勢を強いられることなく、また前垂れ31の下端より前方の位置でも、本体部材2aとカウンター本体3とを楽な姿勢でネジ止めできるからである(カウンター本体3が深型の場合は、垂直ラインL(図8参照)より前側の位置は、通常、ドライバーを真上に向けて楽な姿勢でネジ8を締めることができない、という不便がある)。
なぜならこれによると、ネジ8のネジ込み操作を、楽に且つ円滑にできるからである。
なぜならこれによると、カウンター本体3に螺子止め用の厚肉部を形成する必要がなく、成形歪み等の外観不良を低減できるからである。またこれによると、螺子を一掃でき、工具なしで、簡単、迅速に本体部材2aとカウンター本体3とを固定でき、省施工、省コスト効果を得られるからである。またこれによると、例えば本体部材2aを壁に固定してから、この本体部材2aにカウンター本体3を嵌め付けることができ、配管を交わし易く、施工し易くなるからである。なお、この本発明の場合、嵌め付け構造は、本体部材2aとカウンター本体3の対応する位置に、一方に嵌合用の雄部を、他方に嵌合用の雌部を形成することで実現される。
従ってこれによると、カウンター本体の前垂れが深型の場合でも、作業者に無理な姿勢を強いることなく、簡単且つ楽に設置できる。
従ってこれによると、支持具の空間部を利用して配管できるだけではなく、配管作業を、簡単化、迅速化できる。
従って本発明によると、配管作業が済んだ後でも設置でき、またメンテナンス時やリフォーム時は配管に影響を与えることなく撤去できる。
本発明の浴室用カウンターは、図1等に示されるように、浴室壁面1に固定される支持具2と、この支持具2に支持されて浴室壁面1に取り付けられるカウンター本体3とを備えて形成されている。
なお、この実施形態の本発明は、図7等に示されるように、下カバー10の前端に化粧モール12を挟み込み、この化粧モール12で継ぎ目11を装飾可能に形成されている。この場合は、化粧モール12によってアクセントを付けることができるから、一層、意匠性に優れたカウンターを提供できる。また本発明は、例えば下カバー10を半透明にし、カウンター内に防水対策を施した照明装置を設置すれば、カウンター下部の間接照明として意匠性などを更に向上できる。
なお、図8に示されるように、カウンター本体3の内面には、補強用のリブ14が適宜位置に傾斜状に形成され、前垂れ31の箇所のリブ14は、前垂れ31の延長方向に延ばされて形成されている。
先ず、作業者は、浴室壁面1(図1A参照)に壁取付け用部材2bをネジ止めする。次に作業者は、カウンター本体3の内側下面に、締め込み部9を利用して本体部材2aを、ネジ8で止め付ける。
なお、解体作業は、上例と逆の手順で行えば良い。
先ず作業者は、図1に示される本発明品の場合と同様、浴室壁面1(図1A参照)に壁取付け用部材2bをネジ止めし、カウンター本体3に本体部材2aをネジ止めした後、図9に示されるように、本体部材2aの差込み片2a2を壁取付け用部材2bの差込みスペースSに、また嵌め込み片15を隙間16に上方から嵌め込み、本体部材2aを壁取付け用部材2bに取り付ける(図11参照)。
2 支持具
2a 本体部材
2a1 上枠
2a2 差込み片
2b 壁取付け用部材
3 カウンター本体
S 差込みスペース
Claims (9)
- 浴室壁面に固定される支持具と、この支持具に支持されて浴室壁面に取り付けられるカウンター本体とを備えてなる浴室用カウンターであって、上記の支持具が、後側が開放された枠状の本体部材と、上記の浴室壁面に固定される壁取付け用部材とで形成され、この壁取付け用部材の上下方向に延びる差込みスペースに上方から差込まれる差込み片が、上記の本体部材の上枠の開放状の後端部に垂下状に設けられていることを特徴とする浴室用カウンター。
- 請求項1記載の浴室用カウンターであって、壁取付け用部材が、浴室壁面に当接する左右一対の板片状のベース部と、このベース部の間の凹溝状の段差部とで横断面が浅底の略皿形状に形成されていることを特徴とする浴室用カウンター。
- 請求項1又は2記載の浴室用カウンターであって、壁取付け用部材の段差部の下部に、本体部材の下枠の開放状の後端部を接続するための接続部が設けられていることを特徴とする浴室用カウンター。
- 請求項3記載の浴室用カウンターであって、接続部に、本体部材の下枠の開放状の後端部が嵌め付け可能に形成されていることを特徴とする浴室用カウンター。
- 請求項4記載の浴室用カウンターであって、本体部材の下枠の開放状の後端部に、壁取付け用部材の段差部と対向する鍔状の嵌め込み片が設けられ、この嵌め込み片を上方から嵌め込むための隙間を段差部の前面と形作るよう、接続部が立ち上げ片状に形成され、この接続部が、本体部材の上記後端部の直近を両側から挟む状態に左右一対形成されていると共に、嵌め込み片が上記の隙間に嵌め込まれると、この嵌め込み片の抜脱を防止する嵌合手段を備えて形成されていることを特徴とする浴室用カウンター。
- 請求項5記載の浴室用カウンターであって、接続部に、嵌め込み片との嵌合状態を解除するのに使用する手指操作部が形成されていることを特徴とする浴室用カウンター。
- 請求項1乃至6の何れかに記載の浴室用カウンターであって、カウンター本体を受ける本体部材の上枠に、この上枠とカウンター本体とを連結するためのネジの締め込み部が、本体部材の前側上方にネジを上向きに傾斜させてネジ込み可能に形成されていることを特徴とする浴室用カウンター。
- 請求項7記載の浴室用カウンターであって、ネジの締め込み部に対応するカウンター本体の内側下面にナット部が形成され、このナット部に上記の締め込み部からネジ込まれるネジの螺子孔が形成されていることを特徴とする浴室用カウンター。
- 請求項1乃至6の何れかに記載の浴室用カウンターであって、本体部材と、カウンター本体とが、嵌め付け可能に形成されていることを特徴とする浴室用カウンター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010015881A JP5504918B2 (ja) | 2009-07-28 | 2010-01-27 | 浴室用カウンター |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009175428 | 2009-07-28 | ||
JP2009175428 | 2009-07-28 | ||
JP2010015881A JP5504918B2 (ja) | 2009-07-28 | 2010-01-27 | 浴室用カウンター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011045697A JP2011045697A (ja) | 2011-03-10 |
JP5504918B2 true JP5504918B2 (ja) | 2014-05-28 |
Family
ID=43832607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010015881A Active JP5504918B2 (ja) | 2009-07-28 | 2010-01-27 | 浴室用カウンター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5504918B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5867792B1 (ja) * | 2014-09-30 | 2016-02-24 | Toto株式会社 | 浴室用カウンター |
JP7067883B2 (ja) * | 2017-08-30 | 2022-05-16 | 株式会社Lixil | カウンター |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51135756A (en) * | 1975-05-17 | 1976-11-24 | Masanaga Horie | Rack |
JPS588113Y2 (ja) * | 1979-09-21 | 1983-02-14 | 雄博 中山 | 棚類の取付具 |
JP2719872B2 (ja) * | 1992-10-22 | 1998-02-25 | 株式会社イナックス | ユニットバス用カウンターブラケット構造 |
-
2010
- 2010-01-27 JP JP2010015881A patent/JP5504918B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011045697A (ja) | 2011-03-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5504918B2 (ja) | 浴室用カウンター | |
JP2011208406A (ja) | 前パネルの取付構造 | |
JP2007190294A (ja) | 浴槽目地材の設置構造 | |
JP2008119242A (ja) | タオル掛け | |
JP4739960B2 (ja) | エプロンの固定構造 | |
JP2008125056A (ja) | リモコン | |
JP5061684B2 (ja) | 配管カバーの取付構造 | |
JP6770819B2 (ja) | キャビネット | |
JP4419509B2 (ja) | 壁取付型キャビネット | |
JP2007270588A (ja) | 便器ユニットのセンサー取付構造 | |
JP2000325252A (ja) | 浴室カウンターにおける化粧カバーの取付構造 | |
JP3038132B2 (ja) | 配管ユニット及びその配管ケース | |
JP5504919B2 (ja) | 浴室用天板の支持具 | |
JP2010281142A (ja) | 衛生設備ユニット | |
JP6506977B2 (ja) | 包丁差し取付け構造およびこれを備えたキッチン | |
JP2007289498A (ja) | 載置プレートの支持構造とそれに使用する係合部材の取付方法 | |
JPH0647349Y2 (ja) | 浴槽のエプロンの取り付け構造 | |
JP2008142328A (ja) | 器具取付座 | |
JP4841306B2 (ja) | ガス漏れ警報器の取付構造、及びその取付板 | |
KR20090121906A (ko) | 천장 프레임 공법의 패널 조립구조 | |
JP2018178571A (ja) | 飾り板取付構造 | |
JPH068781Y2 (ja) | 浴槽のエプロン取付構造 | |
JP3095218U (ja) | スライド棚用レール構造 | |
JP3582360B2 (ja) | キャビネットの取付方法 | |
JP2531746Y2 (ja) | カウンター部の幕板の取り付け構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121204 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140218 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140303 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5504918 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |