JP6535227B2 - 筐体取付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、筐体取付け構造に係り、特に、タブレット型コンピュータや操作パネル等のポータブル機器を取付ける筐体取付け構造に関する。
従来、操作パネル等を壁などに固定する際に、取付具を壁などに取付けて、操作パネル等を取付具に固定するようにした操作パネル取付け構造が知られている。
従来技術として、例えば、タブレット型コンピュータを支持するためのタブレット型コンピュータ用支持ホルダであって、タブレット型コンピュータを背面から支持する背面支持部材と、コンピュータの上下両側部を抱持する抱持部材と、コンピュータの左右両側部を支持する支持部材とを備え、コンピュータを支持固定するようにしたものが提案されている(特許文献1を参照)。
また、その他の技術として、電子機器を受け止める載置部を備えた電子機器保持具であって、載置部の構成として、複数に分割形成されて幅方向の寸法を可変した一対の抱持部を備えて、電子機器が載置される開口部の幅寸法を可変とするようにしたものが提案されている(特許文献2を参照)。
特開2012−226419号公報 特開2012−121541号公報
しかしながら、上述した特許文献2のように、タブレット型コンピュータや電子機器等のポータブル機器を単に挟み込むだけで装着するようにした構成では、容易にポータブル機器を取り外すことができるので、使用時に簡単に落下したり、盗難に遭いやすいという問題があった。
また、特許文献1のように、タブレット型コンピュータ用支持ホルダからコンピュータが容易に取り外せないように施錠部材により抱持部材の動きを規制するようにした構成であっても、ホルダごとコンピュータを持ち去られてしまう虞があるという問題があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、ポータブル機器の使用時に簡単に落下することがなく、盗難に遭いにくい筐体取付け構造を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明に係る筐体取付け構造は、次の通りである。
本発明は、筐体と、前記筐体を取付ける取付け部材を備え、前記筐体と前記取付け部材とを重ね合せて取付ける筐体取付け構造において、前記筐体を前記取付け部材に対して所定位置に取付けた状態で保持する固定部材(例えば、挿入具)を備えることを特徴とするものである。
なお、本発明において、「筐体」とは、コンピュータ等操作パネルやとブレット等のポータブル機器の筐体、およびポータブル機器等を保持する保持部材として機能する筐体を含むものとする。
また、本発明は、前記固定部材を、前記筐体と前記取付け部材とを所定位置で重ね合わせた状態で抜き差し可能に装着することが好ましい。
また、本発明は、筐体と、前記筐体を取付ける取付け部材を備え、前記筐体の背面側の第1取付け部と前記取付け部材の正面側の第2取付け部とを重ね合せてスライドさせることで、前記筐体を前記取付け部材に取付ける筐体取付け構造において、前記第1取付け部の構成として、スライド方向に沿った両側端部に前記第2取付け部と係合する第1係合部を備え、前記第2取付け部の構成として、スライド方向に沿った両側端部に前記第1取付け部と係合する第2係合部を備え、前記第1係合部と前記第2係合部とを、前記第1取付け部と前記第2取付け部とを重ね合わせて配置したときに、所定の範囲で対向しない位置に設け、前記第1取付け部と前記第2取付け部とを重ね合わせた後にスライドさせたときに、所定の範囲外の位置では少なくとも前記第1係合部の一部と前記第2係合部の一部とが重なり合うように配置することを特徴とするものである。
また、本発明は、前記第1係合部および前記第2係合部を、それぞれ両側端部の形状が非対称に形成することが好ましい。
また、本発明は、前記筐体を前記取付け部材に対して所定位置に取付けた状態で保持する固定部材を備えることが好ましい。
また、本発明は、前記第1取付け部の下端部には、前記第2取付け部の下端部側の前記第2係合部と当接するストッパ部を設け、前記ストッパ部に前記第2係合部が当接した状態で、前記第1係合部の一部と前記第2係合部の一部とを重なり合うように配置することが好ましい。
本発明の筐体取付け構造によれば、筐体と、前記筐体を取付ける取付け部材を備え、前記筐体の背面側の第1取付け部と前記取付け部材の正面側の第2取付け部とを重ね合せてスライドさせることで、前記筐体を前記取付け部材に取付ける筐体取付け構造において、前記筐体を前記取付け部材に対して所定位置に取付けた状態で保持する固定部材を備え、固定部材を外さなければ筐体を取り外すことができないようにすることで、ポータブル機器の使用時に簡単に落下することがなく、且つ、盗難に遭いにくい筐体取付け構造を提供することができる。
また、本発明の筐体取付け構造によれば、筐体と、前記筐体を取付ける取付け部材を備え、前記筐体の背面側の第1取付け部と前記取付け部材の正面側の第2取付け部とを重ね合せてスライドさせることで、前記筐体を前記取付け部材に取付ける筐体取付け構造において、前記第1取付け部の構成として、スライド方向に沿った両側端部に前記第2取付け部と係合する第1係合部を備え、前記第2取付け部の構成として、スライド方向に沿った両側端部に前記第1取付け部と係合する第2係合部を備え、前記第1係合部と前記第2係合部を、前記第1取付け部と前記第2取付け部とを重ね合わせて配置したときに、所定の範囲で対向しない位置に設け、前記第1取付け部と前記第2取付け部とを重ね合わせた後にスライドさせたときに、所定の範囲外の位置では少なくとも前記第1係合部と前記第2係合部の一部が重なり合うように配置することで、ポータブル機器を簡単に取付けることができ、且つ、所定の範囲内の位置で筐体を着脱可能に構成したので、使用時に簡単に落下することがなく、盗難に遭いにくい筐体取付け構造を提供することができる。
本発明の実施形態に係る筐体取付け構造の全体の構成を示す説明図である。 前記筐体取付け構造の全体の構成を示す側面視による説明図である。 前記筐体取付け構造の構成を示す分解図である。 前記筐体取付け構造を構成する筐体の構成を示す説明図である。 前記筐体取付け構造を構成する取付け部材の構成を示す説明図である。 前記筐体を前記取付け部材に保持する固定部材の構成を示す説明図である。 前記筐体を前記取付け部材に取付けるときの取付け位置を示す説明図である。 前記筐体を前記取付け部材に取付けた状態を示す説明図である。 前記筐体取付け構造において取付け部材に対して筐体を引き上げ過ぎた状態を示す説明図である。
以下、本発明の筐体取付け構造を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明を実施する形態の一例であって、本発明の実施形態に係る筐体取付け構造の全体の構成を示す説明図、図2は前記筐体取付け構造の全体の構成を示す側面視による説明図、図3は前記筐体取付け構造の構成を示す分解図、図4は前記筐体取付け構造を構成する筐体の構成を示す説明図、図5は前記筐体取付け構造を構成する取付け部材の構成を示す説明図、図6は前記筐体を前記取付け部材に保持する固定部材の構成を示す説明図、図7は前記筐体を前記取付け部材に取付けるときの取付け位置を示す説明図、図8は前記筐体を前記取付け部材に取付けた状態を示す説明図である。
本実施形態に係る筐体取付け構造1は、図1,図2に示すように、タブレット型コンピュータ(以下、「ポータブル機器」と称する。)2を保持する筐体3と、筐体3を取付ける取付け部材5を備え、筐体3を介してポータブル機器2を取付け部材5に取付ける筐体取付け構造において、筐体3を取付け部材5に対して所定位置に取付けた状態で保持する固定部材6を備えることを特徴とするものである。
この筐体取付け構造1は、図3に示すように、筐体3の背面側の取付け部材取付け部(第1取付け部)31と取付け部材5の正面側の筐体取付け部(第2取付け部)51とを重ね合せて、筐体3を下方にスライドさせることで、筐体3を取付け部材5に取付けるように構成されている。
筐体3の上部には、ポータブル機器2を把持する把持部材4が設けられている。
把持部材4は、図3,図4に示すように、ポータブル機器2を把持する把持部4aと、把持部4aの位置を調整する調整部4bとを備えている。調整部4bには、把持部材4の上下方向への移動をガイドする長穴4cが2列平行に形成されている。把持部材4は取付け部材(ビス)4dにより筐体3に固定される。
筐体3は、正面側には、図2に示すように、ポータブル機器2が載置されるポータブル機器載置部3aが設けられている。また、背面側には、図4に示すように、把持部材4が取付けられる把持部材ガイド部32と、取付け部材5に取付けられる取付け部材取付け部31が設けられている。
把持部材ガイド部32は、把持部材4の調整部4bの幅寸法と略同様の幅寸法で凹んで形成され、把持部材4の上下方向への移動をガイドするように構成されている。
取付け部材取付け部31は、矩形状に凹んで形成され、スライド方向(図中の上下方向)に対して垂直の幅方向(図中の左右方向)の両側端部31a,31bには、第1係合部31a1,31a2,31a3,31b1,31b2,31b3が内側に向かって突設されている。
具体的には、取付け部材取付け部31の一方の側端部31aには、第1係合部31a1,31a2,31a3と、隣接して第1凹部31a4,31a5が形成されている。
取付け部材取付け部31の他方の側端部31bには、第1係合部31b1,31b2,31b3と、隣接して第1凹部31b4,31b5が、第1係合部31a1,31a2,31a3、第1凹部31a4,31a5と非対称に形成されている。
取付け部材取付け部31の側端部31a,31bには、取付けられる取付け部材5の上側の一部と当接して位置決めするストッパ31cが形成されている。また、側端部31a,31bの下部には、取付けられる取付け部材5の下側の一部と当接して脱落を防止するストッパ31dが形成されている。
また、取付け部材取付け部31の下部寄りには、筐体3を取付け部材5に対して位置決めする固定部材6が挿入される取付け穴33が形成されている。
取付け部材5は、図5に示すように、正面側に筐体3が取付けられる筐体取付け部51が設けられている。取付け部材5自体は、ポータブル機器2を使用する場所(例えば、使用する室内の壁面)に固定されたり、ポータブル機器2を移動して使用可能なように移動可能なスタンド等に取付けられる。
筐体取付け部51は、取付け部材取付け部31が装着可能に矩形状に突出して形成され、スライド方向(図中の上下方向)に対して垂直の幅方向(図中の左右方向)の両側端部51a,51bには、第2係合部51a1,51a2,51b1,51b2が外側に向かって突設されている。
具体的には、取付け部材付け部31の側端部31aに対応する側端部51aには、第2係合部51a1,51a2と、隣接して第2凹部51a3,51a4が形成されている。
取付け部材取付け部31の側端部31bに対応する側端部51bには、第2係合部51b1,51b2と、隣接して第2凹部51b3,51b4が、第2係合部51a1,51a2、第2凹部51a3,51a4と非対称に形成されている。
固定部材6は、図6に示すように、樹脂部材により構成され、一端部6aが先細りのテーパ状に形成され、他端部6bが開口形成されたくさび状の固定部材である。他端部6bには、開口部を挟んでツマミ部6b1,6b1が突出形成されている。
また、固定部材6は、中央部付近6cが太くなっており、図2,図3に示すように、取付け部材取付け部31の取付け穴33に挿入した際に、脱落しないように、ツマミ部6b1とともにストッパとして機能している。
次に、本実施形態の筐体取付け構造1において、筐体3を取付け部材5への取付ける操作について図面を参照して説明する。
図7は本実施形態の筐体取付け構造における筐体を取付け部材に取付けるときの取付け位置を示す説明図、図8は前記筐体を前記取付け部材に取付けた状態を示す説明図である。
筐体取付け構造1において、筐体3を取付け部材5に取付ける場合は、図3に示すように、筐体3の取付け部材取付け部31と取付け部材5の筐体取付け部51とを重ね合せて取付ける。
ここでは、筐体3の取付け部材取付け部31の一方の側端部31aと取付け部材5の筐体取付け部51の一方の側端部51aの取付け状態を例にあげて説明する。
まず、筐体3の取付け部材取付け部31を取付け部材5の筐体取付け部51に取付ける場合は、図7に示すように、筐体3側の第1係合部31a1,31a2,31a3と取付け部材5側の第2係合部51a1,51a2とが干渉しないように、筐体3側の第1凹部31a4,31a5と取付け部材5側の第2係合部51a1,51a2とが対向する位置で重ね合わせる。
そして、筐体3の取付け部材取付け部31と取付け部材5の筐体取付け部51とを重ね合せた状態で、筐体3を取付け部材5に対して下方にスライドさせることで、図8に示すように、筐体3側の第1係合部31a1,31a2と取付け部材5側の第2係合部51a1,51a2とが重なり合う状態となる。このとき、筐体3側のストッパ31cが取付け部材5の筐体取付け部51の上部に当接するまでスライドすることで、筐体3は取付け部材5に取付けられた状態となる。
この状態で、図2,図3に示すように、筐体3の下側から取付け部材取付け部31の取付け穴33に固定部材6を挿入して筐体3と取付け部材5とを固定する。これにより、筐体3は取付け部材5に確実に取付けられた状態となる。
次に、本実施形態の筐体取付け構造1において取付け部材5に取付けられた筐体3を取り外す操作について図面を参照して説明する。
図9は本実施形態の筐体取付け構造において取付け部材に対して筐体を引き上げ過ぎた状態を示す説明図である。
筐体取付け構造1において、取付け部材5に取付けられた筐体3を取り外す場合は、まず、図2に示すように、筐体3の下側より装着した固定部材6を筐体3から取り外す。
そして、図7に示すように、筐体3側の第1係合部31a1,31a2,31a3と取付け部材5側の第2係合部51a1,51a2とが干渉しないように、取付け部材5側の第2係合部51a1,51a2が筐体3側の第1凹部31a4,31a5と対向する位置にくるように筐体3を上方にスライドさせる。
このように取付け部材5に対して筐体3を配置することで、取付け部材5から筐体3を取り外すことができる。
なお、筐体3を取付け部材5に対して上方にスライドし過ぎた場合は、図9に示すように、筐体3の側端部31aの下部のストッパ31dに取付け部材5の第2係合部51a2が当接するため、筐体3の下部から取付け部材5を取り外すことができない。また、筐体3が取付け部材5から取り外せる所定位置を越えると、筐体3側の第1係合部31a2,31a3の一部が取付け部材5側の第2係合部51a1,51a2と重なり合う状態になってしまうため、筐体3を取付け部材5から取り外すことができなくなる。
したがって、筐体3を取付け部材5から取り外す場合は、取付け部材5に対して筐体3を所定位置に正確に配置する必要がある。
以上のように構成したので、本実施形態によれば、ポータブル機器2を保持する筐体3と、筐体3を取付ける取付け部材5を備え、筐体3の背面側の取付け部材取付け部31と取付け部材5の正面側の筐体取付け部51とを重ね合せて取付ける筐体取付け構造1において、筐体3を取付け部材5に対して所定位置に取付けた状態で保持する固定部材6を備えることで、筐体3を簡単に取付け部材5に取付けることができ、且つ、固定部材6を外さなければ筐体3を取付け部材5から取り外すことができないようにしたので、ポータブル機器2の使用する際には簡単に落下することがなく、且つ、目に付きにくい箇所で固定部材6を着脱するようにしたので、盗難に遭いにくい筐体取付け構造1を実現できる。
本実施形態では、固定部材6を筐体3の下部の内側で着脱するように構成したので、通常ポータブル機器2を操作する際には見えにくく、固定部材6の存在と機能を知らなければ、筐体3を取付け部材5から簡単に取り外すことはできない。
また、本実施形態の固定部材6を採用することで、取付け部材5に対して筐体3が適切な位置に設置されていることを簡単に認識できる。さらに、特に工具等を用いることなく簡単に固定部材6を抜き差しできるので、筐体3を取付け/取り外す時の作業性の向上を図ることができる。
なお、本実施形態では、固定部材6を図6に示すようなくさび状に構成しているが、本発明は、固定部材6の形状に限定されるものではなく、取付け穴33に挿入でき、固定可能な形状であれば、例えば、一端部6aが取付け穴33よりも小さい矩形状で先細りのテーパ状に形成されたものや、先端部が細く中央部付近が取付け穴33よりも太い楕円状断面の外形を有するものであってもよい。
また、本実施形態では、筐体3の取付け部材取付け部31と取付け部材5の筐体取付け部51とを重ね合せてスライドさせることで、筐体3を取付け部材5に取付ける構造として、取付け部材取付け部31のスライド方向に沿った両側端部31a,31bに、筐体取付け部51と係合する第1係合部31a1,31a2,31a3,31b1,31b2,31b3を備え、筐体取付け部51のスライド方向に沿った両側端部51a,51bに、取付け部材取付け部31と係合する第2係合部51a1,51a2,51b1,51b2を備え、筐体3と取付け部材5とを重ね合わせて配置したときに、所定の範囲で第1係合部と第2係合部とが対向しないように配置したので、筐体3を取付け部材5に簡単に取付けることができ、且つ、筐体3と取付け部材5とを重ね合わせた後にスライドさせたときに、所定の範囲外の位置では少なくとも第1係合部の一部と第2係合部の一部とが重なり合うように配置したので、ポータブル機器2を使用する際に簡単に落下することがなく、不用意に外れることのない筐体取付け構造を提供することができる。
また、本実施形態では、筐体3の取付け部材取付け部31の一方の側端部31aの第1係合部31a1,31a2,31a3、第1凹部31a4,31a5と、他方の側端部31bの第1係合部31b1,31b2,31b3、第1凹部31b4,31b5とを非対称に形成するとともに、取付け部材5の筐体取付け部51の一方の側端部51aの第2係合部51a1,51a2、第2凹部51a3,51a4と、他方の側端部51bの第2係合部51b1,51b2、第2凹部51b3,51b4を非対称に形成することで、取付け部材5に対して筐体3を所定の向きでしか装着できないようにしたので、筐体3を誤った向きで装着することを防止することができる。
さらに、本実施形態では、筐体3の取付け部材取付け部31の上部寄りにストッパ31cを設け、下部寄りにストッパ31dを設けているので、筐体3を取付け部材5に対して確実に設置できるとともに、筐体3の下部から取付け部材5を取り外すことを防止することができる。
さらに、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の筐体取付け構造は、ポータブル機器を所定の位置にセットして使用する場合に利用でき、例えば、壁などにポータブル機器をセットする場合や、各種アームにセットする場合、ポータブル機器を使用する移動機器、医療用、介護用の移動機器、ベッド等にポータブル機器をセットする場合等に利用することができる。
1 筐体取付け構造
2 ポータブル機器
3 筐体
4 把持部材
5 取付け部材
6 固定部材
31 取付け部材取付け部(第1取付け部)
31a,31b 側端部
31a1,31a2,31a3,31b1,31b2,31b3 第1係合部
31a4,31a5,31b4,31b5 第1凹部
31c,31d ストッパ
51 筐体取付け部(第2取付け部)
51a,51b 側端部
51a1,51a2,51b1,51b2 第2係合部
51a3,51a4,51b3,51b4 第2凹部

Claims (5)

  1. 筐体と、前記筐体を取付ける取付け部材を備え、前記筐体と前記取付け部材とを重ね合せて取付ける筐体取付け構造において、
    前記筐体を前記取付け部材に対して所定位置に取付けた状態で保持する固定部材を備え
    前記固定部材は、前記筐体と前記取付け部材とを所定位置で重ね合わせた状態で、前記筐体から前記取付け部材側に向かって抜き差し可能に装着されることを特徴とする筐体取付け構造。
  2. 前記固定部材は、一端側にテーパ状を含み、前記固定部材の他端側の幅は前記固定部材の中央部の幅よりも狭く形成され、
    前記筐体の背面側から前記取付け部材の正面側向かって抜き差し可能に装着されることを特徴とする請求項1に記載の筐体取付け構造。
  3. 筐体と、前記筐体を取付ける取付け部材を備え、前記筐体の背面側の第1取付け部と前記取付け部材の正面側の第2取付け部とを重ね合せてスライドさせることで、前記筐体を前記取付け部材に取付ける筐体取付け構造において、
    前記第1取付け部は、スライド方向に沿った両側端部に前記第2取付け部と係合する第1係合部を備え、
    前記第2取付け部は、スライド方向に沿った両側端部に前記第1取付け部と係合する第2係合部を備え、
    前記第1係合部と前記第2係合部とは、それぞれ両側の形状が非対称に形成され、
    前記第1取付け部と前記第2取付け部とを重ね合わせて配置したときに、所定の範囲で対向しない位置に設けられ、
    前記第1取付け部と前記第2取付け部とを重ね合わせた後にスライドさせたときに、所定の範囲外の位置では少なくとも前記第1係合部の一部と前記第2係合部の一部とが重なり合うように配置されることを特徴とする筐体取付け構造。
  4. 前記筐体を前記取付け部材に対して所定位置に取付けた状態で保持する固定部材を備えることを特徴とする請求項3に記載の筐体取付け構造。
  5. 前記第1取付部の下端部には、前記第2取付け部の下端部側の前記第2係合部と当接するストッパ部が設けられ、
    前記ストッパ部に前記第2係合部が当接した状態で、前記第1係合部の一部と前記第2係合部の一部とが重なり合うように配置されることを特徴とする請求項4に記載の筐体取付け構造。
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