JP6085650B2 - コンピュータシステムのためのハウジング、コンピュータシステム並びに組付け方法 - Google Patents

コンピュータシステムのためのハウジング、コンピュータシステム並びに組付け方法 Download PDF

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Description

本発明は、コンピュータシステムのためのハウジング、コンピュータシステム並びに組付け方法に関する。
ミニPCやオールインワンコンピュータのようなコンパクトに構成されたコンピュータシステムは、設計形態が省スペースであり、そのコンポーネントがハウジングの中で稠密に配置されるという特徴がある。こうしたコンパクトな設計形態は、しばしばコンピュータシステムの特定のコンポーネントの保守性や交換可能性を犠牲にしている。典型的な場合、このようなコンポーネントは容易にアクセス可能でない。特にディスクドライブ、メモリドライブ、光学ドライブなどの取り付けや取り外しがしばしば問題となる。
本発明の根底にある課題は、ディスクドライブの簡単な取り付けと取り外しを可能にする、コンピュータシステムのためのハウジング、コンピュータシステム並びにコンピュータシステムの組付け方法を提供することである。
本発明の第1の態様では、側面を備える側壁を有する、コンピュータシステムのための、特にデスクトップコンピュータシステムのためのハウジングが記載される。この側壁は、ハウジングの底面壁又は天井壁であるのが好ましい。側壁は、側面と平行な底面を備える陥入部を有している。陥入部は、第1のフォームファクタを備える第1のディスクドライブを収納するために構成されている。陥入部の底面には、第2のフォームファクタを備える第2のディスクドライブを収納するための切欠きが構成されている。
このハウジングは、コンパクトな設計形態と、2つのディスクドライブの省スペースな取り付けとを可能にする。これらは、ハウジングの外面からその中に収納される。このように、両方のディスクドライブの組付けを、簡単なやり方でハウジングの外部から行うことができる。両方のディスクドライブの交換も簡単なやり方で可能である。そのために、両方のディスクドライブをそのフォームファクタに応じて収納するためにそれぞれ構成された、陥入部及び陥入部に刻設された切欠きを設けるだけでよい。このようにハウジングは、2つのディスクドライブを上下して外部からハウジングへ組み込めるようにすることを可能にする。このとき、切欠きと陥入部は、両方のディスクドライブが挿入されるときに第1のディスクドライブが第2のディスクドライブを覆うように構成されているのが好ましい。さらに陥入部は、収納された第1のディスクドライブが側壁の側面と同一平面上で終わるように構成されている。
第1のディスクドライブは5 1/4インチのODD(光ディスク:optical disk drive)スリムライン・ディスクドライブであるのが好ましい。切欠きは、2.5インチのメモリディスクドライブを収納するように構成されるのが好ましい。それに応じて、切欠きと陥入部は、両方のディスクドライブのフォームファクタに合わせて適合化されている。
冒頭に述べたとおり、あらゆるコンピュータはEMCシールド式のハウジングを必要とする。このシールドは、通常、薄板ハウジングによって実現されるか、あるいは、シールドフィルムを備えたプラスチックハウジングによって実現される。良好なEMCシールドは、比較的大きな開口部又はスリットを排除するので、1つの実施形態では、ハウジングは、切欠きを遮蔽するためのEMC防護カバーをハウジングに配置可能であるように構成される。そのためにハウジングは、例えば、係止部材、固定ストリップなどを有している。第2のディスクドライブが挿入されるとき、EMC防護カバーは第2のディスクドライブを少なくとも部分的に取り囲み、それによってハウジングがEMCシールドされる。従って、第1のディスクドライブが収納されるとき、これはハウジングのEMC防護領域の外部に配置される。
別の実施形態では、切欠きは、一方では、第1の設計高さを有する第2のディスクドライブが収納されるときに第2のディスクドライブが底面から突き出さないように構成される固定手段を有している。他方では、固定手段は、第2の設計高さを有する第2のディスクドライブが収納されるときに第2のディスクドライブが側面から突き出さないように構成されている。典型的な場合、第1の設計高さと第2の設計高さは6mmから15mmの間で変動し、第2の設計高さは常に第1の設計高さよりも大きい。第1のディスクドライブは、典型的な場合、9mmから12.5mmの設計高さを有している。例えば、第1の設計高さは約7.0mmであり、第2の設計高さは約15.0mmである。第1の設計高さを有する第2のディスクドライブが使用される場合では、第1のディスクドライブも陥入部に収納することができる。第2の設計高さを有するディスクドライブが希望される場合については、さらに固定手段は、ディスクドライブの外面が陥入部の底面からは突き出すが、ハウジングの側面からは突き出さないように構成される。このことは、第1のディスクドライブを陥入部に収納可能ではないという帰結をもたらす。従って、ハウジングは、ユーザーのニーズと希望とに応じて、第1のフォームファクタないし第2のフォームファクタを有する1つ又は2つのディスクドライブのモジュール形式の利用を可能にする。
別の実施形態では、固定手段は、第2のディスクドライブをねじなしで切欠きに収納可能であるように構成される。従って、第2のディスクドライブの簡単な組付けが可能となり、特に、工具やその他の部材、例えば、ねじ、リベットなどを設けなくてよい。従って、組付け時間を節減することができ、ひいてはこのことは、このようなハウジングを備えるコンピュータシステムのコスト全体に対して有効に作用する。
別の実施形態では、固定手段は、切欠きの向かい合う2つのエッジに沿って配置され、第2のディスクドライブに差し込み可能な2つの保持レールを嵌合式に収納するように構成された、向かい合う2つの保持ストリップを含む。保持ストリップは、側壁の底面そのものから成形されていてよく、あるいは、別個のコンポーネントとして切欠きのエッジの領域に固着されていてよい。
保持ストリップは、保持レールの対応する案内部材を収納するようにそれぞれセットアップされた、第1のゲート状の切欠きと、第2のゲート状の切欠きとをそれぞれ有しているのが好ましい。このように、第2のディスクドライブを保持レールによって、ねじなしでハウジングに固着する簡単な手段が与えられる。例えば、案内部材は、ピン状又はボルト状の突起として構成される。
別の実施形態では、保持ストリップの第1のゲート状の切欠きは少なくとも部分的に側面の法線方向に延びておらず、保持ストリップの第2のゲート状の切欠きは実質的に側面の法線方向に延びている。それにより、第1の案内部材によって保持レールを例えば、まず斜めに第1のゲート状の切欠きへ挿入し、次いで、第1のゲート状の切欠きに対して第1の案内部材の周囲で旋回させて、保持レールを第2の案内部材によって第2のゲート状の切欠きへ挿入可能であるようにすることができる。このように構成されたゲート状の切欠きは、第2のディスクドライブの簡単かつミスの起こりにくい組付けに貢献する。それにもかかわらず、第2のディスクドライブの機械的に確実な固着が保証される。
別の実施形態では、ハウジングの側壁は、ハウジングの別の側壁に対して旋回可能に構成されている。このように、例えば、第2のディスクドライブをハウジングの内部で他のコンポーネントと電気的に結合するために、側壁の旋回によってハウジングを容易に開くことができる。
本発明の第2の態様では、ねじなしで固定手段を介して底面の切欠きに収納された、第2のフォームファクタを備える第2のディスクドライブを有する、本発明の第1の態様に基づくハウジングを備えるコンピュータシステムが開示される。
1つの実施形態では、コンピュータシステムは、ディスクドライブに差し込まれた2つの保持レールを有している。保持レールを介して、第2のディスクドライブは保持ストリップへ嵌合式に配置されて、ハウジングに収容される。
別の実施形態では、切欠きを覆うために、ハウジングのEMCシールドのためのEMC防護カバーが少なくとも部分的に第2のディスクドライブの周囲に配置される。
別の実施形態では、各々の保持レールは、切欠きの領域でそれぞれの保持レールをハウジングと係止するための係止手段を有している。このように、保持レールがハウジングで位置固定されながら係止されて固着される。従って、第2のディスクドライブがハウジングの中で機械的に確実かつ安定的に配置される。
本発明の第3の態様では、本発明の第2の態様に基づくコンピュータシステムでディスクドライブを組付けるための組付け方法が記載される。この組付け方法は、次の各工程を含む:
−ディスクドライブのそれぞれ向かい合う側で保持レールが差し込まれ;
−ハウジングの保持ストリップの対応する第1のゲート状の切欠きの中へ保持レールの第1の案内部材がそれぞれ挿入され;
−ハウジングの保持ストリップの対応する第2のゲート状の切欠きの中へ保持レールの第2の案内部材がそれぞれ挿入され;
−切欠きの領域で保持レールのそれぞれの係止手段によって、両方の保持レールがハウジングと係止される。
この組付け方法は、基本的に、前述した各利点を可能にする。
その他の好ましい実施形態は、従属請求項並びに実施例に関する以下の詳細な説明に開示されている。次に、実施例について添付の図面を参照しながら説明する。図面では、同じ種類ないし同じ働きをするコンポーネントには同じ符号が付されている。
図面には次のものが示されている。
メモリディスクドライブを備えるコンピュータシステムの上側部分を示す分解図である。 コンピュータシステムを組付けられた状態で示す斜視詳細図である。 コンピュータシステムを示す別の斜視図である。 第1のシステムコンフィギュレーションに基づくコンピュータシステムを示す別の斜視図である。 第1のシステムコンフィギュレーションに基づくコンピュータシステムを示す別の斜視図である。 第2のシステムコンフィギュレーションに基づくコンピュータシステムを示す別の斜視図である。 第2のシステムコンフィギュレーションに基づくコンピュータシステムを示す別の斜視図である。 コンピュータシステムの組付け方法のフローチャートである。
図1は、コンピュータシステム1の上側部分の分解図を示している。このコンピュータシステム1は、いわゆるミニPCである。コンピュータシステム1は極めてコンパクトに構成されており、ハウジング2(図1では部分的に図示)を有している。ハウジング2は、平坦な側面4を有する第1の側壁3を有している。側面4ないし側壁3に対して垂直に、ハウジング2は、第1の側壁3に対して垂直に配置された2つの別の側壁5(そのうち、一方は図1では隠れている)を有している。
第1の側壁3は、側面4と平行な底面7を有する陥入部6を有している。陥入部6は、第1のディスクドライブとしての5 1/4インチのODDスリムライン・ディスクドライブを中に収納できるように構成されている。側壁3の陥入部6は、別個のハウジング部分であってよく、あるいは、側壁3と一体的に形成されていてよい。そのため、例えば、陥入部6は、曲げ、型押し及び/又は打抜きなどの成形プロセスによって作製されていてよい。
陥入部6の底面7には、第2のディスクドライブとしてのメモリディスクドライブ9を収納するように構成された切欠き8が設けられている。メモリディスクドライブ9は、2.5インチのハードディスクドライブである。ここでは、切欠き8並びに陥入部6は、第1のディスクドライブ及び第2のディスクドライブのフォームファクタに準じて適合化されている。切欠きは、特にEMCシール及び他のコンポーネントへの接続のために、ハウジング2の内部に向かって開いている。
ハウジング2にメモリディスクドライブ9を組付けるために、メモリディスクドライブ9の2つの向かい合う短辺へ側方から差し込み可能である2つの保持レール10が設けられている。そのために保持レール10は、メモリディスクドライブ9の側方の固定開口部12に挿通される2つの保持ピン11をそれぞれ有している(部分的に隠れている)。保持レール10は、それぞれ保持ピン11と向かい合う側に、第1の案内部材13及び第2の案内部材14を有している。両方の第1の案内部材13及び第2の案内部材14は、同種類として構成されており、それぞれ円筒形の突起として構成されている。
コンピュータシステム1ないしハウジング2は、メモリディスクドライブ9の簡単で特にねじのない組付けを可能にする。これに加えて陥入部6には、さらに別のディスクドライブ、すなわち、5 1/4インチのODDスリムライン・ディスクドライブを収納することができる。これら両方のディスクドライブは、外部から容易にアクセス可能、かつ、組付け可能である。特に、他の工具や追加のコンポーネントを使わずにすませることができる。
以下において、図2から図7及び図8に模式的に示す組付け方法のフローチャートを参照しながら、コンピュータシステム1へのメモリディスクドライブ9の組付けとその他の詳細について説明する。
組付け方法の第1のステップS1では(図8参照)、図1に示す保持レール10がメモリディスクドライブ9の短辺に側方から保持ピン11を用いて差し込まれる。
切欠き8の領域でメモリディスクドライブ9を組付けるために、切欠き8の2つの向かい合う長辺には2つの保持ストリップ15が設けられている。両方の保持ストリップ15の各々は、第1のゲート状の切欠き16と、第2のゲート状の切欠き17とをそれぞれ有している。第1のゲート状の切欠き16は、少なくとも部分的に、底面7に対する法線方向に対して斜めに延びている。両方の第1のゲート状の切欠き16及び第2のゲート状の切欠き17は、保持レール10の両方の第1の案内部材13及び第2の案内部材14を収納するように構成されている。
次のステップS2では、両方の第1の案内部材13が対応する第1のゲート状の切欠き16へ挿入される。このとき、メモリディスクドライブ9及び保持レール10は、特に第1のゲート状の切欠き16の少なくとも傾いた形状に基づき、第1の案内部材13を介して斜めに挿入される。このとき、第1の案内部材13は、底面7に対して平行に延びている第1のゲート状の切欠き16の区域のそれぞれ一部である、第1のゲート状の切欠き16のストッパまで案内される。
引き続き、メモリディスクドライブ9が両方の保持レール10とともに、次のステップS3で、切欠き8ないし底面7の方向へ旋回させられて、第2の案内部材14が第2のゲート状の切欠き17に係合するようにされる。この旋回は、特に、少なくとも第1の案内部材13が円筒状に作製されていて、それにより、当該部材の周囲での容易な旋回を可能にすることによって、容易、かつ、可能となる。
メモリディスクドライブ9とともに保持レール10を位置固定するために、各々の保持レール10の自由端には、係止部材18が一体成形されている。係止部材18は弾性作用のあるストリップとして構成されるとともに、これに一体成形された係止ラグ19をそれぞれ有している。
ステップS4で、メモリディスクドライブ9が保持レール10とともに取り付け位置へと旋回させられ、係止部材18が係止ラグ19により切欠き8のエッジの領域でハウジング2に係止される。そのために切欠き8の領域には、保持ストリップ15に対して垂直に配置された別の固定ストリップ20が配置されている。その様子は、図2の構造1の斜視詳細図に示されている。固定ストリップ20は、係止ラグ19に対応して、対応する係止開口部21をそれぞれ有しており、その中にそれぞれの係止ラグ19が係止状態のときに係合する。このように、メモリディスクドライブ9は機械的に確実に位置固定されて、ハウジング2の切欠き8に固着される。
固定ストリップ20は、本実施例では、陥入部6を形成するハウジング壁の下面に固定された別個のハウジング部材である。別案として、固定ストリップ20は陥入部6を形成するハウジング壁と一体的に作製される。
両方の保持ストリップ15は、(図3に示すように)底面壁を介して結合されている。任意選択として、固定ストリップ20も底面壁と結合されていてよい。別案として、保持ストリップ15及び/又は固定ストリップ20は、図1に示すように結合されない。
任意選択のステップS5(図8に破線で図示)で、側壁3が別の側壁5に対して旋回させられる。この状態が図3に示されている。そのために側壁3は、ジョイントを介して、別の側壁5と旋回可能に連結されている。側壁3の旋回は、メモリディスクドライブ9をハウジング2の内部で別のコンポーネントと、例えば主配線板と、電気的、信号工学的に結合するという目的に資するものである。ステップS5に基づく旋回をする場合、側壁3は再び図4に示す状態に戻るように旋回させられる。
別案としてメモリディスクドライブ9は、特に前述したコンピュータシステム1の主配線板のような別のコンポーネントと導電接続されたコネクタに、ダイレクト差し込みによって接続されていてもよい。この場合では、側壁3を旋回させたり、側壁3を全般的に旋回可能に配置したりする必要はない。
メモリディスクドライブ9は、第1のシステムコンフィギュレーションでは、7.0mmの第1の設計高さを有する2.5インチのメモリディスクドライブである。図4に示すように、メモリディスクドライブ9は取り付け状態のとき、メモリディスクドライブ9が底面7と同一平面上で終わるように、切欠き8の中で保持ストリップ15ないし保持レール10により収納される。このように陥入部6に、本実施例では10mmの設計高さを有する5 1/4インチのODDスリムライン・ディスクドライブを取り付けることが可能である。
冒頭で述べたとおり、コンピュータシステムの各々のハウジングは、EMCシールドされているのがよい。それに応じて、ステップS6では、切欠き8を覆うために、第1のシステムコンフィギュレーションでは、図5に示すようにメモリディスクドライブ9の上に配置されるEMC防護カバー22が、ハウジング2に取り付けられる。このとき、EMC防護カバー22は切欠き8の領域に配置される。例えば、EMC防護カバー22は、ハウジング2と切欠き8の領域で係止される。
図6及び図7に対応する第2のシステムコンフィギュレーションでは、メモリディスクドライブ9は15.0mmの第2の設計高さを有する2.5インチのメモリディスクドライブ9である。このような設計高さの場合、メモリディスクドライブ9は底面7から突き出して、陥入部6によって設けられている5 1/4インチのODDスリムライン・ディスクドライブ用の設計スペースの中に入る(図6参照)。図7では、ステップS6で、形状がメモリディスクドライブ9に合わせて適合化されたEMC防護カバー22が取り付けられている。しかしながら、図6及び図7を参照して説明している第2の実施例では、5 1/4インチのODDスリムライン・ディスクドライブを陥入部6に収納することは可能ではない。
図1から図7を参照して説明したハウジング2は、第1の態様では、2つのディスクドライブのモジュール形式の適用可能性を可能にする。第1のフォームファクタをもつ第1のディスクドライブと、第2のフォームファクタをもつ第2のディスクドライブとしてのメモリディスクドライブ9とを選択的に取り付けることができる。このように、陥入部6と切欠き8とを備えるハウジング2は、さまざまな利用目的のためにモジュール形式で適用可能である。第2の態様では、このハウジングは、保持レール10ないし保持ストリップ15によって、ねじや工具のような他の部材を援用することなく、メモリディスクドライブ9の簡単で、ねじのない組付けを可能にする。
第2の態様は、第1の態様と切り離しても有意義である。その場合、陥入部6及び/又は切欠き8を省略することができ、保持レール10によるハウジング2へのメモリディスクドライブ9の簡単な組付けに重点が置かれる。そのために、ハウジング2は、必ずしもハウジング2の切欠きの領域に配置されなくてよい保持ストリップ15を有している。
1 コンピュータシステム
2 ハウジング
3 側壁
4 側面
5 別の側壁
6 陥入部
7 底面
8 切欠き
9 メモリディスクドライブ
10 保持レール
11 保持ピン
12 側方の固定開口部
13 第1の案内部材
14 第2の案内部材
15 保持ストリップ
16 第1のゲート状の切欠き
17 第2のゲート状の切欠き
18 係止部材
19 係止ラグ
20 固定ストリップ
21 係止開口部
22 EMC防護カバー
S1からS6 ステップ

Claims (13)

  1. コンピュータシステムのための、特にデスクトップコンピュータシステムのためのハウジングであって、
    側面を備える側壁を有し、
    前記側壁は前記側面と平行な底面を備える陥入部を有し、前記陥入部は第1のフォームファクタを備える第1のディスクドライブを収納するために構成されており、
    前記底面には、第2のフォームファクタを備える第2のディスクドライブを収納するための切欠きが構成されており、
    前記切欠きは固定手段を有し、
    前記固定手段は、前記第2のディスクドライブに差し込み可能な2つの保持レールを嵌合式に収納するように構成された、向かい合う2つの保持ストリップを含み、
    前記保持ストリップは、第1のゲート状の切欠き及び第2のゲート状の切欠きをそれぞれ有し、
    両方の前記のゲート状の切欠きは、前記保持レールの対応する案内部材を収納するようにセットアップされている、
    ハウジング。
  2. 前記切欠きは、2.5インチのメモリディスクドライブを前記第2のディスクドライブとして収納するように構成されている、請求項1に記載のハウジング。
  3. 前記陥入部は、5 1/4インチのODDスリムライン・ディスクドライブを前記第1のディスクドライブとして収納するように構成されている、請求項1又は2に記載のハウジング。
  4. 前記固定手段は、
    第1の設計高さを有する第2のディスクドライブを収納するときには前記第2のディスクドライブが前記底面から突き出さず、
    第2の設計高さを有する第2のディスクドライブを収納するときには前記第2のディスクドライブが前記側面から突き出さないように構成されている、請求項1から3のいずれか一項に記載のハウジング。
  5. 前記固定手段は、前記第2のディスクドライブをねじなしで前記切欠きに収納可能であるように構成されている、請求項1から4のいずれか一項に記載のハウジング。
  6. 前記保持ストリップは、前記切欠きの向かい合う2つのエッジに沿って配置されている、請求項4又は5に記載のハウジング。
  7. 前記保持ストリップの前記第1のゲート状の切欠きは、少なくとも部分的に前記側面に対して法線方向に延びておらず、前記保持ストリップの前記第2のゲート状の切欠きは前記側面に対して実質的に法線方向に延びている、請求項に記載のハウジング。
  8. 前記ハウジングの前記側壁は、前記ハウジングの2つの別の側壁に対して旋回可能なように構成されており、前記別の側壁は、旋回可能な前記側壁に対して実質的に垂直に配置されている、請求項1からのいずれか一項に記載のハウジング。
  9. 請求項1からのいずれか一項に記載のハウジングを有するコンピュータシステムであって、
    第2のディスクドライブを有し、
    前記第2のディスクドライブは、前記底面の前記切欠きに前記固定手段を介してねじなしで収納される、
    コンピュータシステム。
  10. 2つの保持レールをさらに有し、
    前記ハウジングは、2つの向かい合うエッジに沿って、前記第1のゲート状の切欠き及び前記第2のゲート状の切欠きをそれぞれ有する2つの前記保持ストリップを有し、
    前記保持レールは、前記第2のディスクドライブの向かい合う側に差し込まれており、
    前記保持レールは、それぞれ2つの案内部材によって、前記保持ストリップの対応する両方の前記のゲート状の切欠きに収納されている、請求項に記載のコンピュータシステム。
  11. 前記切欠きを覆うために前記ハウジングのEMCシールドのためのEMC防護カバーが、少なくとも部分的に前記第2のディスクドライブの周囲に配置されている、請求項又は10に記載のコンピュータシステム。
  12. 各々の前記保持レールは、前記切欠きの領域でそれぞれの前記保持レールを前記ハウジングと係止するための係止手段を有する、請求項10又は11に記載のコンピュータシステム。
  13. 側面を備える側壁を有し、
    前記側壁は前記側面と平行な底面を備える陥入部を有し、前記陥入部は第1のフォームファクタを備える第1のディスクドライブを収納するために構成されている、コンピュータシステムのための、特にデスクトップコンピュータシステムのためのハウジングを有する、コンピュータシステムは、
    第2のフォームファクタを備える第2のディスクドライブを有し、
    前記第2のディスクドライブは、切欠きに固定手段を介してねじなしで収納され、前記第2のディスクドライブを収容するための前記切欠きは、前記底面に形成され、
    前記コンピュータシステムは、2つの保持レールを有し、
    前記固定手段は、前記ハウジングの一部である2つの保持ストリップを含み、各保持ストリップは、前記切欠きの2つの向かい合うエッジに沿って、第1のゲート状の切欠き及び第2のゲート状の切欠きをそれぞれ有し、
    前記保持レールは、それぞれ、2つの案内部材によって、前記保持ストリップの対応する両方の前記のゲート状の切欠きに収納されている、前記コンピュータシステムにディスクドライブを組付けるための組付け方法であって、当該方法は、
    前記第2のディスクドライブの向かい合う側に、前記保持レールが差し込まれる工程と、
    前記保持レールのそれぞれ第1の案内部材が、前記ハウジングの対応する保持ストリップの対応する前記第1のゲート状の切欠きへ挿入される工程と、
    前記保持レールのそれぞれ第2の案内部材が、前記ハウジングの対応する保持ストリップの対応する前記第2のゲート状の切欠きへ挿入される工程と、
    両方の前記保持レールが、前記保持レールのそれぞれの係止手段によって、前記切欠きの領域で前記ハウジングと係止される工程と、
    を含む、方法。
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