JP4436691B2 - 閉塞カバー - Google Patents

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Description

この発明は、壁の内側に配備される配線・配管用ボックスの、壁の表側に向かって開口する前面開口部を閉塞するように取り付けられる閉塞カバーに関するものである。
従来、例えば、壁の内側に配備される水栓用ボックスの継手挿入開口は、円形状に形成されていた。そして、図20に示されるように、水栓用ボックス31の継手挿入開口32を壁33の表側に臨ませるために、例えばホルソー34を用いて、壁33に壁孔33aが明けられた(例えば、特許文献1参照)。ここにおいて、ホルソー34による切り粉が、水栓用ボックス31内、さらには水栓用ボックス31に接続された鞘管35内に侵入しないように、水栓用ボックス31の開口32は、カバー36により閉塞されていた。そして、壁孔33aが明けられた後に、その壁孔33aから前記カバー36が除去された。
特開平1−240211号公報
ところで、前記従来の水栓用ボックス31にあっては、カバー36は、水栓用ボックス31の開口32の全面を覆う必要があったため、その開口32と同じ大きさにしなければならず、そのため、壁孔33aによって開口32を完全に露出させなければ、カバー36を壁33の表側に取り出すことができなかった。しかし、水栓用ボックス31の開口32を完全に露出させるような大径の壁孔33aは、見栄えが悪く、また、壁33の強度上も好ましくなかった。さらに、壁孔33aが所定の位置からずれる場合を考慮すると、必要以上に大きな壁孔33aを明けておかなければならなかった。
この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、壁に明けられた壁孔が小さかったりずれている場合であっても、容易に壁の表側に取り出すことができる閉塞カバーを提供することにある。
この発明に係る閉塞カバーは、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係る閉塞カバーは、壁の内側に配備される配線・配管用のボックスの、前記壁の表側に向かって開口する前面開口部を閉塞するように、前記壁の内側において前記ボックスに取り付けられ、かつ、前記壁に前記前面開口部と対向する壁孔が明けられた後には、前記壁の内側から前記壁孔を通って前記壁の表側に取り出される閉塞カバーである。この閉塞カバーは、前記前面開口部を覆う複数のカバー部を有する。そして、前記複数のカバー部の内の少なくとも一つのカバー部は、その一つのカバー部とは異なる他のカバー部に対して、前記他のカバー部とは反対側の端部側が前記ボックスの内側に向かうよう、ヒンジ部を介して屈曲可能に連結されてなる可曲カバー部となっている。
これにより、配線・配管用のボックスに取り付けられた閉塞カバーを、壁に明けられた壁孔を通って壁の表側に取り出すには、可曲カバー部を、他のカバー部に対して、他のカバー部とは反対側の端部側がボックスの内側に向かうように、ヒンジ部から屈曲させる。こうして、閉塞カバーが折られて小さくなったところで、可曲カバー部に指を掛ける等して、閉塞カバーを、壁孔を通して壁の表側に取り出す。このように、可曲カバー部を屈曲させて、閉塞カバーを小さくすることで、壁に明けられた壁孔が小さかったりずれている場合であっても、閉塞カバーは、容易に壁の表側に取り出される。
また、請求項2に記載の発明に係る閉塞カバーのように、請求項1に記載の閉塞カバーにおいて、前記可曲カバー部は、少なくとも二つ設けられ、それら二つの可曲カバー部は、互いの裏面が対向する側に屈曲可能であってもよい。これにより、閉塞カバーを壁の表側に取り出す際には、二つの可曲カバー部を、互いの裏面が対向する側に屈曲させて、それら二つの可曲カバー部を、両側から指で摘むことで、閉塞カバーは、一層容易に壁の表側に取り出される。
また、請求項3に記載の発明に係る閉塞カバーのように、請求項2に記載の閉塞カバーにおいて、前記他のカバー部は、前記ボックスに着脱可能に固定される固定カバー部からなり、前記二つの可曲カバー部は、前記固定カバー部を挟むように配置されてもよい。
また、請求項4に記載の発明に係る閉塞カバーのように、請求項1に記載の閉塞カバーにおいて、前記可曲カバー部には、前記ヒンジ部と前記端部との間に、前記ボックスの前記前面開口部の周縁における前面部と対向するように突出する突片が設けられ、前記可曲カバー部を、前記他のカバー部に対して、前記端部側が前記ボックスの内側に向かうよう屈曲させることで、前記突片における、前記端部側の端縁が、前記ボックスの前記前面部に当接して、前記ヒンジ部が、前記壁の表側に向かって押し出されてもよい。これにより、閉塞カバーを壁の表側に取り出す際に、可曲カバー部を、他のカバー部に対して屈曲させると、突片の端縁がボックスの前面部に当接して、ヒンジ部が、壁の表側に向かって、すなわち手前側に押し出されるため、閉塞カバーは、一層容易に壁の表側に取り出される。
また、請求項5に記載の発明に係る閉塞カバーのように、請求項4に記載の閉塞カバーにおいて、前記他のカバー部は、前記ボックスに着脱可能に固定される固定カバー部からなり、前記固定カバー部には、その固定カバー部を前記ボックスに着脱可能に固定すべく、前記ボックスに掛けられる掛合部が設けられ、前記可曲カバー部を、前記固定カバー部に対して、前記端部側が前記ボックスの内側に向かうよう屈曲させることで、前記突片の前記端縁が前記ボックスの前記前面部に当接して、前記ヒンジ部が前記壁の表側に向かって押し出されるのに伴って、前記掛合部が、前記ボックスから外れてもよい。これにより、閉塞カバーを壁の表側に取り出す際に、可曲カバー部を、他のカバー部に対して屈曲させると、ヒンジ部が壁の表側に向かって押し出され、そのヒンジ部の押出しに伴って、ボックスに掛けられた掛合部が、ボックスから外れるため、閉塞カバーは、簡単に壁の表側に取り出される。
また、請求項6に記載の発明に係る閉塞カバーのように、請求項5に記載の閉塞カバーにおいて、前記可曲カバー部は、少なくとも二つ設けられ、それら二つの可曲カバー部は、前記固定カバー部を挟むように配置されて、互いの裏面が対向する側に屈曲可能であってもよい。これにより、閉塞カバーを壁の表側に取り出す際には、二つの可曲カバー部を、互いの裏面が対向する側に屈曲させて、それら二つの可曲カバー部を、両側から指で摘むことで、閉塞カバーは、より一層容易に壁の表側に取り出される。
また、請求項7に記載の発明に係る閉塞カバーのように、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の閉塞カバーにおいて、前記閉塞カバーは、前記壁に、大きさとか形の異なる前記壁孔が選択的に明けられた後に、その壁孔を通って前記壁の表側に取り出されてもよい。このように、壁に明けられた壁孔が、大きさとか形が異なっていても、可曲カバー部を屈曲させて、閉塞カバーを小さくすることで、その閉塞カバーは、容易に壁の表側に取り出される。
また、請求項8に記載の発明に係る閉塞カバーのように、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の閉塞カバーにおいて、前記ボックスは、その内部に継手を収容する水栓用ボックスであって、前記閉塞カバーが前記壁孔を通って前記壁の表側に取り出された後に、前記継手が前記ボックスに取り付けられてもよい。
以上、詳述したところから明らかなように、この発明に係る閉塞カバーによれば、可曲カバー部を屈曲させて、閉塞カバーを小さくすることで、壁に明けられた壁孔が小さかったりずれている場合であっても、この閉塞カバーを容易に壁の表側に取り出すことができる。
以下、この発明に係る閉塞カバーを実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1ないし図19は、本発明に係る閉塞カバーの一実施の形態を示す。図中符号1は、壁、例えば、建物の壁である。2は、壁1の内側に配設される管としての鞘管である。3は、壁1の内側に配備される管接続体、特に、配線・配管用のボックスとしての水栓用ボックス(給水用ボックス)、詳細には、その内部に継手4を収容する水栓用ボックス(給水用ボックス)である。そして、この水栓用ボックス3に、前記鞘管2が接続される。5は、前記水栓用ボックス3の、壁1の表側に向かって開口する前面開口部3aを閉塞するように取り付けられる閉塞カバーである。そして、この閉塞カバー5は、壁1に前記前面開口部3aと対向する壁孔1aが明けられた後に、その壁孔1aを通って壁1の表側に取り出される。特に、この閉塞カバー5は、壁1に、大きさとか形の異なる壁孔1aが選択的に明けられた後に、その壁孔1aを通って壁1の表側に取り出されるものである。そして、閉塞カバー5が、壁孔1aを通って壁1の表側に取り出された後に、前記継手4が水栓用ボックス3に取り付けられる。
ここにおいて、水栓用ボックス3は、図1および図2に示すように、接続体本体としてのボックス本体6と、そのボックス本体6に取り付けられるとともに前記鞘管2が接続される管接続筒体7とを備える。そして、ボックス本体6は、壁1の表側に臨むよう開口する前記前面開口部3aが設けられた本体部8と、その本体部8内に連通するようにしてその本体部8の周壁8aから延設されて斜め後方を向く取付口9とを備える。一方、管接続筒体7は、一端側に、前記取付口9にその取付口9が向く方向となる取付軸101の方向を向くようにして取り付けられる被取付部7aが設けられている。そして、管接続筒体7は、他端側に、前記鞘管2が接続される接続口7bが設けられている。つまり、鞘管2は、前記接続口7bにその接続口7bが向く方向となる接続軸102の方向を向くようにして接続される。そして、この管接続筒体7においては、接続口7bの向く方向が、被取付部7aの向く方向に対して傾斜して形成され(言い換えれば、取付軸101と接続軸102とが角度を有し)、被取付部7aを前記取付口9に、前記取付軸101回りの回動位置を選択して取り付けることで、接続口7bの向きを、壁1に沿った第1の向き201(図2、図10参照)と、後方側に傾斜した第2の向き202(図11参照)とに選択可能となっている。さらに、図示実施の形態においては、被取付部7aを取付口9に、前記取付軸101回りの回動位置を選択して取り付けることで、接続口7bの向きを、前記第1の向き201と前記第2の向き202とに加えて、前記第1の向き201と前記第2の向き202とを含む面に交差する向きに選択可能となっている。
具体的には、水栓用ボックス3、すなわち、ボックス本体6および管接続筒体7は、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂からなる。そして、ボックス本体6における前記本体部8は、略矩形形状箱型に形成されており、その前面側に前記前面開口部3aが明けられている。ただし、この本体部8における前面側の下部は、前壁8bによって閉じており、特に、その前壁8bの上部部分は、ノックアウトによって除去可能なノックアウト片8cとなっている。また、本体部8には、その前面側に前面フランジ部8d、上面側に上面フランジ部8e、下面側に下面フランジ部8fが形成されている。そして、前面フランジ部8dには、その裏面側に、例えば金属製の取付具10、10が設けられている。この取付具10は、前記継手4あるいは後述する固定枠24を水栓用ボックス3に取付固定するためのものであり、固着具としての取付ネジ11、12が螺合するネジ孔10a、10bが明けられている。そして、前面フランジ部8dには、前記ネジ孔10a、10bと連通するように通孔8g、8hが明けられている。また、前面フランジ部8dは、その前面から、前面開口部3aを挟んで、円、特に大円を形成するように窪む第1の段部8i、8iが設けられており、そして、それら第1の段部8i、8iから、さらに、前面開口部3aを挟んで、円、特に小円を形成するように窪む第2の段部8j、8jが設けられている。そして、第1の段部8iに、前記通孔8h、8hが明けられ、第2の段部8jに、前記通孔8gが明けられている。そして、前記ノックアウト片8cは、第1の段部8i、8iの下部において、それら第1の段部8i、8iに架け渡されている。
取付口9は、本体部8の周壁8aとなる下壁から延設されて、真下に対して斜め後方を向いている。そこで、この取付口9に前記管接続筒体7の被取付部7aを取り付けるべく、取付口9には、その内面または外面(図示実施の形態においては、内面)に螺子部9aが設けられ、そして、被取付部7aには、その外面または内面(図示実施の形態においては、外面)に前記螺子部9aと螺合する被螺合部7cが設けられている。詳細には、取付口9は、本体部8と一体に樹脂成形された取付基部9bと、その取付基部9bに係合するように取り付けられた袋ナット9cとからなる。そして、この袋ナット9cの雌ねじが、前記螺子部9aとなっている。すなわち、螺子部9a、言い換えれば袋ナット9cは、選択された被取付部7aの回動位置にて、被取付部7aにおける被螺合部7cと螺合すべく、回転自在となっている。こうして、選択された回動位置にて、取付口9に設けられた螺子部9a、つまりは袋ナット9cを、被螺合部7cに対して回転することで、螺子部9aと被螺合部7cとは螺合し、被取付部7aは取付口9に取り付けられる。そして、図示実施の形態においては、接続口7bの前記第1の向き201は、真下を向く向きであり(図2、図10参照)、前記第2の向き202は、前記第1の向き201から、管接続筒体7(詳細には、被取付部7a)を取付軸101回りに180°回動させて得られる向き、つまり、真下に対して斜め後方であって、取付口9の向き(すなわち取付軸101の向き)よりも二倍の角度傾いた向きとなる(図11参照)。さらに、図示しないが、管接続筒体7(詳細には、被取付部7a)の取付軸101回りの回動位置を他の位置にすることで、接続口7bの向きは、第1の向き201と第2の向き202とを含む面に交差する向き(図示実施の形態においては、左右に傾いた向き)となる。
また、取付口9と被取付部7aとには、選択された回動位置に位置決めするための、位置決め手段13が設けられている。この位置決め手段13によって、被取付部7aは、選択された回動位置にて、取付口9に容易に取り付けられる。詳細には、この位置決め手段13は、互いに係合する凹凸によって構成されている。図示実施の形態においては、取付口9の端面(詳細には、取付基部9bの端面)の適宜位置に、凸部9dが形成されている。そして、被取付部7aの端面に、前記凸部9dと係合する凹部7dが、円周方向に連続して並んで形成されている。こうして、取付口9に対する被取付部7aの前記回動位置は、前記凹部7d並ぶピッチの間隔毎に定まることとなる。
閉塞カバー5は、図1ないし図6に示すように、水栓用ボックス3における前面開口部3aの各部分をそれぞれ覆うように配置される複数のカバー部14、14を有している。そして、これら複数のカバー部14、14の内の少なくとも一つのカバー部14は、その一つのカバー部14とは異なる他のカバー部14に対して、他のカバー部14とは反対側の端部5a側が水栓用ボックス3の内側に向かうよう、ヒンジ部5bを介して屈曲可能に連結されてなる可曲カバー部14aとなっている(図7ないし図9参照)。この可曲カバー部14aは、少なくとも一つ(図示実施の形態においては二つ)設けられ、それら二つの可曲カバー部14a、14aは、互いの裏面が対向する側に屈曲可能となっている。また、他のカバー部14は、水栓用ボックス3に着脱可能に固定される固定カバー部14bからなる。そして、前記二つの可曲カバー部14a、14aは、この固定カバー部14bを挟むように配置されている。さらに、これら二つの可曲カバー部14a、14aは、例えば、互いが平行となるまで、あるいはそれ以上に屈曲することが可能となっている。なお、この閉塞カバー5には、壁1の表側から、水栓用ボックス3における前面開口部3aの位置(特に、中央位置)を探知するために、被探知材としてのマグネット15が備えられている。
具体的には、閉塞カバー5は、ポリプロピレン樹脂等の合成樹脂からなる。そして、前記固定カバー部14bは、水栓用ボックス3における前面フランジ部8d、特に第2の段部8j、8jに渡されるように、例えば横長の長方形形状に形成されている。そして、図3に示すように、固定カバー部14bには、その固定カバー部14bを水栓用ボックス3に着脱可能に固定すべく、水栓用ボックス3に掛けられる掛合部5cが設けられている。この掛合部5cは、固定カバー部14bから後方に延設されて形成されており、その先端部分に、取付具10の裏面と掛り合う爪5dを有している。すなわち、掛合部5cは、本体部8内に挿入されて、爪5dが、本体部8に明けられた孔8kを通って、取付具10に掛かるようになっている。そして、固定カバー部14bには、この閉塞カバー5を水栓用ボックス3に対して位置決めするために、通孔8gに挿入される突部5eが設けられている(図3参照)。また、この固定カバー部14bの中央に、前記マグネット15が取り付けられている。
二つの可曲カバー部14a、14aは、矩形形状に形成されて、一方が固定カバー部14bの上方に、そして、他方が固定カバー部14bの下方に配置される。そして、可曲カバー部14aには、前記ヒンジ部5bと前記端部5aとの間に(詳細には、ヒンジ部5bと端部5aとの間であって、ヒンジ部5bに近接して)、水栓用ボックス3の前面開口部3aの周縁における前面部(図示実施の形態においては、第2の段部8j、8j)と対向するように突出する突片5f、5fが設けられている(図1参照)。そこで、図7ないし図9に示すように、可曲カバー部14a、14aを、他のカバー部14(図示実施の形態においては固定カバー部14b)に対して、可曲カバー部14a、14aの端部5a、5a側が水栓用ボックス3(詳細には、本体部8)の内側に向かうよう屈曲させることで、前記突片5f、5fにおける、前記端部5a、5a側の端縁5g、5gが、水栓用ボックス3の前記前面部(図示実施の形態においては、第2の段部8j、8j)に当接して、ヒンジ部5b、5bが、壁1の表側に向かって押し出される。そして、このヒンジ部5b、5bとともに固定カバー部14bが壁1の表側に向かって押し出されるのに伴って、前記掛合部5c、5cが、水栓用ボックス3(詳細には、取付具10、10)から外れる。
次に、以上の構成からなる水栓用ボックス3および閉塞カバー5を用いた施工手順について説明する。図12ないし図17は、この水栓用ボックス3に、継手4としての水栓エルボ4aを取り付ける場合を示す。始めに、図12に示すように、柱、桟、当て木などの支持材16に、閉塞カバー5が取り付けられた水栓用ボックス3を、ネジ17、17を用いて固定する。そして、水栓用ボックス3の接続口7bに鞘管2を接続する。その後、図13に示すように、支持材16および水栓用ボックス3の前面側に、壁1を張る。そして、その壁1の表側から、探知器18を用いて、閉塞カバー5に取り付けられたマグネット15の位置、すなわち水栓用ボックス3の前面開口部3aの中央位置を探知し、その位置に目印を付けておく。次いで、図14に示すように、前記目印を中心にして、切断工具としてのホルソー19を用いて、壁1に壁孔1aを明ける。このとき、水栓用ボックス3の前面開口部3aは、閉塞カバー5によって閉塞されている。したがって、この閉塞カバー5により、ホルソー19による切り粉が、水栓用ボックス3内、さらには鞘管2内に侵入するのを防ぐことができる。その後、図15に示すように、水栓用ボックス3に取り付けられた閉塞カバー5を、二つの可曲カバー部14a、14aを両側から屈曲させながら摘むようにして、壁孔1aから壁1の表側に取り出す。その後に、図16に示すように、鞘管2内に配管材としての通水管20を挿通し、その先端部分を、水栓用ボックス3の前面開口部3aおよび壁孔1aを通して、壁1の表側に引き出す。そして、その通水管20の先端部分に水栓エルボ4aを接続する。次いで、図17に示すように、通水管20を、壁孔1aを通って前面開口部3aから水栓用ボックス3内に押し戻すようにして、その通水管20の先端部分に接続された水栓エルボ4aを、取付ネジ11、11を用いて水栓用ボックス3の前面開口部3a部分に取り付ける。そして、水栓エルボ4aに、化粧リング21およびロックナット22を取り付ける(図10、図11参照)。最後に、図示を省略するが、水栓エルボ4aに、給水器具、特に水栓器具としての単水栓等の水栓を接続する。
図18および図19は、この水栓用ボックス3に、前記水栓エルボ4aに替えて、継手4としてのコンセントエルボ4bを取り付ける場合を示している。ここで、前述の水栓エルボ4aの場合の図12ないし図15は、ほぼそのまま適用されるが、水栓用ボックス3のノックアウト片8cは、予め切除される。そして、壁孔1aは、水栓エルボ4aの場合の小径に対して、コンセントエルボ4bの場合には、大径となるよう明けられる。図18は、前述の水栓エルボ4aの場合の図16相当図であり、通水管20の先端部分には、コンセントエルボ4bが接続される。図19は、前述の水栓エルボ4aの場合の図17相当図であり、化粧リング21およびロックナット22の取付に替えて、コンセントエルボ4bにハンドル23を取り付け、そして、水栓用ボックス3に固定枠24を、取付ネジ12、12を用いて取り付ける。そして、固定枠24にパッキン25およびカバー26を取り付ける。最後に、図示を省略するが、コンセントエルボ4bに、給水器具として、例えば洗濯機用の給水ホースを接続する。
次に、これら水栓用ボックス3および閉塞カバー5の作用効果について説明する。この水栓用ボックス3は、ボックス本体6の取付口9に、管接続筒体7を取り付ける際に、取付軸101回りの回動位置を選択して取り付けることで、鞘管2が接続される接続口7bの向きを、壁1に沿った第1の向き201(図2、図10参照)と、後方側に傾斜した第2の向き202(図11参照)とに選択可能となっている。したがって、図11に示すように、この水栓用ボックス3が配備される壁1の内側に、桟、当て木、胴縁等の障害物27がある場合には、接続口7bの向きを、後方側に傾斜した第2の向き202とすることで、この接続口7bに接続される鞘管2を、急に曲がった屈曲配管部を形成することなく、障害物27を避けるように壁1から遠ざけて容易に配管することができる。また、壁1の内側が狭い場合には、図10に示すように、接続口7bの向きを、壁1に沿った第1の向き201とすることで、接続口7bに接続された鞘管2を、壁1の内側にその壁1に沿って容易に配管することができる。こうして、壁1の内側の状況によって、接続口7bの向きを第1の向き201と第2の向き202とで選択することで、その接続口7bに接続される鞘管2は、壁1の内側に容易に配管される。このように、この水栓用ボックス3によれば、鞘管2が接続される接続口7bの向きを選択することで、壁1の内側の状況に応じた配管を容易に行なうことができる。しかも、接続口7bの向きは、前記第1および第2の向き201、202のみならず、第1の向き201と第2の向き202とを含む面に交差する向き(図示実施の形態においては、左右に傾いた向き)への選択が可能となっており、壁1の内側の状況によって、これらの向きの中から選択することで、その接続口7bに接続される鞘管2は、壁1の内側に一層容易に配管される。
また、閉塞カバー5においては、水栓用ボックス3に取り付けられた閉塞カバー5を、壁1に明けられた壁孔1aを通って壁1の表側に取り出すには、図7ないし図9に示すように、可曲カバー部14aを、他のカバー部となる固定カバー部14bに対して、固定カバー部14bとは反対側の端部5a側が水栓用ボックス3の内側に向かうように、ヒンジ部5bから屈曲させる。こうして、閉塞カバー5が折られて小さくなったところで、可曲カバー部14aに指を掛ける等して、閉塞カバー5を、壁孔1aを通して壁1の表側に取り出す。このように、可曲カバー部14aを屈曲させて、閉塞カバー5を小さくすることで、壁1に明けられた壁孔1aが、小さかったりずれている場合、あるいは大きさとか形が異なる場合であっても、閉塞カバー5を、容易に壁1の表側に取り出すことができる。特に、可曲カバー部14aは、二つ設けられ、それら二つの可曲カバー部14a、14aが互いの裏面が対向する側に屈曲可能であることから、そのように二つの可曲カバー部14a、14aを屈曲させて、それら二つの可曲カバー部14a、14aを両側から指で摘むことで、閉塞カバー5は、一層容易に壁1の表側に取り出される。
また、図示実施の形態においては、可曲カバー部14aには、ヒンジ部5bと、可曲カバー部14aの端部5aとの間に、水栓用ボックス3の前面開口部3aの周縁における前面部(図示実施の形態においては、第2の段部8j)と対向するように突出する、突片5fが設けられている。したがって、閉塞カバー5を壁1の表側に取り出す際に、可曲カバー部14aを、他のカバー部となる固定カバー部14bに対して屈曲させると、突片5fの端縁5gが水栓用ボックス3の前面部(図示実施の形態においては、第2の段部8j)に当接して、ヒンジ部5bが、壁1の表側に向かって、すなわち手前側に押し出される(図9参照)。したがって、閉塞カバー5は、より一層容易に壁1の表側に取り出される。しかも、このとき、ヒンジ部5bの押出しに伴って、水栓用ボックス3に掛けられた掛合部5cが、水栓用ボックス3(詳細には、取付具10)から外れるため、閉塞カバー5は、簡単に壁1の表側に取り出される。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、壁1は、建物自身の壁でなくとも、建物内の壁、例えばユニットバスの壁であってもよい。このように、この水栓用ボックス3をユニットバスの壁に適用すると、この水栓用ボックス3が配備される壁の内側に、防水パンの突出部等の障害物がある場合に、接続口7bの向きを、後方側に傾斜した第2の向き202とすることで、この接続口7bに接続される鞘管2を、急に曲がった屈曲配管部を形成することなく、前記防水パンの突出部等の障害物を避けるように壁から遠ざけて容易に配管することができる。
また、壁1に明けられる壁孔1aは、円形形状の孔に限定されるものではなく、例えば、二つ以上の円が、一部ラップして明けられる孔等、その他の形状を有する孔であってもよい。
また、水栓用ボックス3において、取付口9には、袋ナット9cが設けられ、その袋ナット9cの雌ねじが螺子部9aとなり、被取付部7aの外面に前記螺子部9aと螺合する被螺合部7cが設けられているが、反対に、被取付部7aに袋ナットが設けられ、その袋ナットの雌ねじが被螺合部となり、取付口9の外面に前記被螺合部と螺合する螺子部が設けられてもよい。
また、水栓用ボックス3における、取付口9への管接続筒体7の取付にあたって、袋ナット9cを用いなくとも、例えば、取付口9に対する被取付部7aの各回動位置にて、被取付部7aが取付口9に係合あるいは嵌合するようにして取り付けられてもよい。
また、閉塞カバー5においては、可曲カバー部14aは、二つ設けられているが、一つであってもよく、また、三つ以上であってもよい。すなわち、可曲カバー部14aは、水栓用ボックス3の前面開口部3aの形状とか、明けられる壁孔1aの形状等に応じて、その数や形状や配置が決定されるのが好ましい。また、閉塞カバー5は、固定カバー部14bを備えているが、この固定カバー部14bは無くともよい。
また、この閉塞カバー5が取り付けられる配管用のボックスは、水栓用ボックス3(給水用ボックス)でなくとも、ガス供給用ボックス等であってもよい。さらには、ボックスは、配管用のボックスでなくとも、スイッチボックス等の、配線用のボックスであってもよい。また、閉塞カバー5は、これらボックスに、直接取り付けられなくとも、例えば、ボックスに取付固定されるボックスカバー等を介して取り付けられてもよい。
この発明の一実施の形態の、水栓用ボックスに閉塞カバーが取り付けられた状態を示す正面図である。 同じく、図1におけるA−A線による断面図である。 同じく、図1におけるB−B線による拡大断面図である。 同じく、閉塞カバーの正面図である。 同じく、図4におけるC−C線による拡大断面図である。 同じく、閉塞カバーの、背面側から見た斜視図である。 同じく、水栓用ボックスに取り付けられた閉塞カバーの、可曲カバー部を屈曲させた状態を示す正面図である。 同じく、図7におけるD−D線による断面図である。 同じく、図7におけるE−E線による拡大断面図である。 同じく、壁の内側に配備された水栓用ボックスの、接続口が第1の向きを向く状態を示す縦断面図である。 同じく、壁の内側に配備された水栓用ボックスの、接続口が第2の向きを向く状態を示す縦断面図である。 同じく、施工手順を示す、第1の図である。 同じく、施工手順を示す、第2の図である。 同じく、施工手順を示す、第3の図である。 同じく、施工手順を示す、第4の図である。 同じく、施工手順を示す、第5の図である。 同じく、施工手順を示す、第6の図である。 同じく、他の施工手順を示す、図16相当図である。 同じく、他の施工手順を示す、図17相当図である。 従来の水栓用ボックスを示す一部を破断した側面図である。
1 壁
1a 壁孔
3 水栓用ボックス(ボックス)
3a 前面開口部
4 継手
4a 水栓エルボ(継手)
4b コンセントエルボ(継手)
5 閉塞カバー
5a 端部
5b ヒンジ部
5c 掛合部
5f 突片
5g 端縁
14 カバー部
14a 可曲カバー部(カバー部)
14b 固定カバー部(カバー部)

Claims (8)

  1. 壁の内側に配備される配線・配管用のボックスの、前記壁の表側に向かって開口する前面開口部を閉塞するように、前記壁の内側において前記ボックスに取り付けられ、かつ、前記壁に前記前面開口部と対向する壁孔が明けられた後には、前記壁の内側から前記壁孔を通って前記壁の表側に取り出される閉塞カバーであって、
    前記前面開口部を覆う複数のカバー部を有し、
    前記複数のカバー部の内の少なくとも一つのカバー部は、その一つのカバー部とは異なる他のカバー部に対して、前記他のカバー部とは反対側の端部側が前記ボックスの内側に向かうよう、ヒンジ部を介して屈曲可能に連結されてなる可曲カバー部であることを特徴とする閉塞カバー。
  2. 前記可曲カバー部は、少なくとも二つ設けられ、それら二つの可曲カバー部は、互いの裏面が対向する側に屈曲可能であることを特徴とする請求項1に記載の閉塞カバー。
  3. 前記他のカバー部は、前記ボックスに着脱可能に固定される固定カバー部からなり、
    前記二つの可曲カバー部は、前記固定カバー部を挟むように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の閉塞カバー。
  4. 前記可曲カバー部には、前記ヒンジ部と前記端部との間に、前記ボックスの前記前面開口部の周縁における前面部と対向するように突出する突片が設けられ、
    前記可曲カバー部を、前記他のカバー部に対して、前記端部側が前記ボックスの内側に向かうよう屈曲させることで、前記突片における、前記端部側の端縁が、前記ボックスの前記前面部に当接して、前記ヒンジ部が、前記壁の表側に向かって押し出されることを特徴とする請求項1に記載の閉塞カバー。
  5. 前記他のカバー部は、前記ボックスに着脱可能に固定される固定カバー部からなり、
    前記固定カバー部には、その固定カバー部を前記ボックスに着脱可能に固定すべく、前記ボックスに掛けられる掛合部が設けられ、
    前記可曲カバー部を、前記固定カバー部に対して、前記端部側が前記ボックスの内側に向かうよう屈曲させることで、前記突片の前記端縁が前記ボックスの前記前面部に当接して、前記ヒンジ部が前記壁の表側に向かって押し出されるのに伴って、前記掛合部が、前記ボックスから外れることを特徴とする請求項4に記載の閉塞カバー。
  6. 前記可曲カバー部は、少なくとも二つ設けられ、それら二つの可曲カバー部は、前記固定カバー部を挟むように配置されて、互いの裏面が対向する側に屈曲可能であることを特徴とする請求項5に記載の閉塞カバー。
  7. 前記閉塞カバーは、前記壁に、大きさとか形の異なる前記壁孔が選択的に明けられた後に、その壁孔を通って前記壁の表側に取り出されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の閉塞カバー。
  8. 前記ボックスは、その内部に継手を収容する水栓用ボックスであって、前記閉塞カバーが前記壁孔を通って前記壁の表側に取り出された後に、前記継手が前記ボックスに取り付けられることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の閉塞カバー。
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