JP4243166B2 - 点検口形成枠、およびその点検口形成枠を備えた壁構造 - Google Patents

点検口形成枠、およびその点検口形成枠を備えた壁構造 Download PDF

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この発明は、壁裏を点検することができる、点検口形成枠、およびその点検口形成枠を備えた壁構造に関するものである。
従来より、建物の天井や床には、点検口が設けられていた(例えば、特許文献1および2参照)。かかる点検口は、一般的に、床や天井内に配設される給排水管の連結を行ったり、ケーブルの配線作業を行ったりできるよう、人の体が入り込める程度の大きさを有していた。そして、このような大型の点検口は、通常、物置や廊下の隅など、建物の中の目立たない個所のみに設置されることが多かった。
特開2002−105997号公報
特開平8−312123号公報
しかし、近年、給水配管やケーブル配線は、天井や床だけでなく、建物の壁内にも張り巡らされており、それらの配管・配線状態は、上記従来の点検口からでは、全く確認することができず、壁に孔を明けたり、壁を打ち破ったりしなければならなかった。
また、前記従来のような大型の点検口を、室内壁に設けることは、室内の美観を著しく害し、さらには、壁の強度も低下していまい、好ましくなかった。
この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、室内の美観を害することなく、壁の裏側を点検することができる、点検口形成枠、およびその点検口形成枠を備えた壁構造を提供することにある。
この発明に係る、点検口形成枠、およびその点検口形成枠を備えた壁構造は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係る点検口形成枠は、建物の室内に面する壁の裏側に配管された給水・排水管またはガス管等の管材の接続部分を点検すべく、前記壁に明けられた壁孔に挿入される枠本体と、その枠本体に支持されるねじ部材と、挟持片とを備える。ここで、前記枠本体は、人の手が挿通可能な、室内側に臨む前面開口とその反対側の後面開口とを有するとともに、前記壁孔の周縁部に表側から対向する鍔部を有する。そして、前記枠本体は、その枠本体に、直接あるいは介在物を介して、前記前面開口を覆う化粧カバーが着脱可能に取付け可能となっている。前記挟持片は、前記壁の裏面と対向しない第1位置と前記壁の裏面と対向する第2位置とに変位可能であって、前記第2位置にて前記ねじ部材の一方向への回動により前方に進み、前記鍔部とで前記壁を挟持する。
この点検口形成枠を、建物の室内に面する壁に取り付けるには、挟持片が前記第1位置に位置する状態で、点検口形成枠を壁孔に挿入する。このとき、枠本体に設けられた鍔部が、壁の表面に当接する。そして、挟持片を前記第1位置から、壁の裏面と対向する第2位置に移動させる。そして、ねじ部材を一方向に回動する。これにより、挟持片が、前方に進み、壁の裏面と当接する。こうして、点検口形成枠は、挟持片と鍔部とで壁を挟持するようにして、その壁に取り付けられる。そして、この点検口形成枠には、前面開口を覆う化粧カバーが取り付けられる。そこで、壁の裏側に配管された管材の接続部分を点検する場合には、化粧カバーを点検口形成枠から外せば、枠本体の、前面開口と後面開口を通じて、壁の裏側の管材の接続部分を点検することができる。そして、この前面開口と後面開口とは、人の手が挿通可能な程度の大きさとすることができ、この点検口形成枠によって室内の美観を損なうこともない。
また、請求項2に記載の発明に係る点検口形成枠のように、請求項1に記載の点検口形成枠において、前記挟持片は、前記ねじ部材が螺合する雌ねじ部を有し、そして、前記枠本体には、前記雌ねじ部に螺合する前記ねじ部材の前記一方向への回動により、前記ねじ部材と連れ回りして前記第1位置から前記第2位置に回動変位する前記挟持片の、それ以上の回動を止める係止面と、前記第2位置に位置する前記挟持片を、前記雌ねじ部に螺合する前記ねじ部材の前記一方向への回動により前方に進むように案内する案内面とが設けられてもよい。こうして、ねじ部材を一方向に回動することで、挟持片は、ねじ部材と連れ回りして、第1位置から第2位置に移動し、その第2位置にて、係止面に止められる。続けて、ねじ部材を一方向に回動すると、挟持片は、案内面に案内されて、前方に進み、この挟持片と鍔部とで壁が挟持される。このように、ねじ部材を一方向に回動することで、この点検口形成枠を簡単に壁に取り付けることができる。
また、請求項3に記載の発明に係る点検口形成枠のように、請求項1または2に記載の点検口形成枠において、前記枠本体には、前記壁孔の周縁部を表側から覆う、前記介在物となる化粧枠が取り付けられ、その化粧枠に前記化粧カバーが着脱可能に取り付けられてもよい。
また、請求項4に記載の発明に係る、点検口形成枠を備えた壁構造は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の点検口形成枠と、その点検口形成枠に直接あるいは介在物を介して取り付けられた前記化粧カバーと、前記壁とからなる壁構造であって、前記点検口形成枠は、前記壁の裏側に配管された給水・排水管またはガス管等の管材の接続部分を点検可能な位置に、前記挟持片と前記鍔部とで前記壁を挟持するようにして取り付けられている。これにより、点検口形成枠から化粧カバーを外すことで、壁の裏側の給水・排水管またはガス管等の管材の接続部分を点検することができる。
以上、詳述したところから明らかなように、この発明に係る点検口形成枠、およびその点検口形成枠を備えた壁構造によれば、枠本体に設けられた前面開口と後面開口とは、人の手が挿通可能な程度の大きさとすることができるので、室内の美観を害することなく、壁の裏側の管材の接続部分を点検することができる。
以下、この発明に係る点検口形成枠、およびその点検口形成枠を備えた壁構造を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1ないし図9は、本発明の一実施の形態を示す。図中符号1は、建物の室内に面する壁(縦壁)である。1aは、前記壁1に明けられた壁孔である。2は、点検口形成枠であって、例えば、壁1の裏側に配管された給水・排水管またはガス管等の管材の接続部分を点検するための、点検口形成枠である。3は、化粧カバーである。4は、壁構造であり、前記点検口形成枠2と、その点検口形成枠2に直接あるいは介在物を介して取り付けられた前記化粧カバー3と、前記壁1とからなる。
ここで、点検口形成枠2は、壁孔1aに挿入される枠本体5と、その枠本体5に支持されるねじ部材6と、挟持片7とを備えている。枠本体5は、人の手が挿通可能な、室内側に臨む前面開口5aとその反対側の後面開口5bとを有するとともに、壁孔1aの周縁部に表側から対向する鍔部5cを有する。また、枠本体5は、その枠本体5に、直接あるいは介在物を介して、前記前面開口5aを覆う化粧カバー3が着脱可能に取付け可能となっている。挟持片7は、壁1の裏面1bと対向しない第1位置(図3ないし図5参照)と、壁1の裏面1bと対向する第2位置(図6ないし図8参照)とに変位可能となっている。そして、挟持片7は、前記第2位置にて、ねじ部材6の一方向への回動により前方に進み、その挟持片7と鍔部5cとで壁1を挟持するようになっている(図9参照)。
詳細には、挟持片7は、ねじ部材6が螺合する雌ねじ部7aを有している。そして、枠本体5には、雌ねじ部7aに螺合するねじ部材6の前記一方向(図示実施の形態においては、右回り方向)への回動により、そのねじ部材6と連れ回りして前記第1位置から前記第2位置に回動変位する挟持片7の、それ以上の回動を止める係止面5dと、前記第2位置に位置する挟持片7を、雌ねじ部7aに螺合するねじ部材6の前記一方向への回動により前方に進むように案内する案内面5eとが設けられている。さらに、枠本体5には、ねじ部材6の前記一方向への回動により前方に進んだ挟持片7を、雌ねじ部7aに螺合するねじ部材6の、前記一方向とは反対方向となる他方向(図示実施の形態においては、左回り方向)への回動により、後方の前記第2位置まで案内する他の案内面5fが設けられている。そして、挟持片7は、雌ねじ部7aに螺合するねじ部材6の前記他方向への回動により、そのねじ部材6と連れ回りして前記第2位置から前記第1位置に回動変位する。また、枠本体5には、壁孔1aの周縁部を表側から覆う、前記介在物となる化粧枠8が取り付けられる。そして、その化粧枠8に前記化粧カバー3が着脱可能に取り付けられる。
具体的には、枠本体5は、箱形形状、例えば直方体形状、特に横長となる直方体形状をしている。そこで、枠本体5は、前方が開放するようにして、前記前面開口5aが形成され、後方が、周壁5gから延設される枠状の後壁5hを残して開口するようにして、前記後面開口5bが形成されている。そして、前記鍔部5cは、周壁5g(詳細には、左壁5iおよび右壁5j)の、前端部分から外方に延設されている。
そして、枠本体5には、周壁5g(詳細には、上壁5kおよび下壁5m)に繋がる位置に後壁5hから立設する第1のボス5n、5nが形成されている。そして、この第1のボス5nに、固定具9が、ビス10を用いて固定されている。そして、この固定具9に、化粧枠8を取付固定するための、例えば雌ねじが螺設された固定部9aが設けられている。すなわち、化粧枠8は、固定部9aに、ビス11を用いて取付固定される(図1参照)。また、図1に示すように、化粧枠8には、係合部としての係合孔8a、8aが設けられている。そして、化粧カバー3には、前記係合孔8a、8aに係合する、被係合部としての被係合爪3a、3aが設けられている。こうして、化粧カバー3は、その被係合爪3aが、係合孔8aに係合して、化粧枠8に、ひいては枠本体5に、着脱可能に取り付けられる。
また、枠本体5には、第1のボス5nと同様にして、周壁5g(詳細には、上壁5kおよび下壁5m)に繋がる位置に後壁5hから立設する第2のボス5p、5pが形成されている。この第2のボス5pは、前部片5qを残して、中空に形成され、そして、その中空部に通ずるように、周壁5g(詳細には、上壁5kおよび下壁5m)が開口している。そして、これら周壁5gの開口および第2のボス5pの中空部は、挟持片7を、前記第2の位置から前方に、そして、その前方位置から後方の前記第2の位置に案内する案内空間5rとなっている。また、枠本体5には、その後部部分に、前記案内空間5rに連通するように、周壁5g(詳細には、上壁5kおよび下壁5m)および第2のボス5pが切欠かれた切欠部5sが形成されている。そして、案内空間5rにおける、切欠部5sと対向する面が、前記係止面5dとなり、その係止面5dから連続して前方へと延びる面が、前記案内面5eとなっている。そして、案内空間5rにおいて、案内面5eと対向する面が、前記他の案内面5fとなっている。また、前部片5qには、第1の孔5t(詳細には、座ぐり付きの孔)が明けられ、そして、後壁5hにおける、前記第1の孔5tと対向する位置に、第2の孔5uが明けられている。そこで、前述のねじ部材6が、前方から、第1および第2の孔5t、5uに挿通されるようにして、前記案内空間5rを貫通して配置される。
挟持片7は、盤状に形成されて、その一方部7bに、ねじ部材6が螺合する前記雌ねじ部7aが螺設されている。こうして、この雌ねじ部7aが形成された一方部7bは、前記案内空間5rに収容される。そして、挟持片7は、その他方部7cが、前記第1位置にて、壁1の裏面1bと対向しないよう、枠本体5の切欠部5sによって形成された収容空間5vに収容され、前記第2位置にて、壁1の裏面1bと対向するよう、周壁5gから外方に突出する。すなわち、挟持片7は、第2位置にて壁1の裏面1bと対向する、対向面7dを有している。そして、挟持片7が第2位置から前方に進んだ際には、この対向面7dが、壁1の裏面1bと当接することになる。
また、壁構造4においては、点検口形成枠2が、例えば、壁1の裏側に配管された給水・排水管の接続部分(特にヘッダー)、あるいはガス管等の管材の接続部分を点検可能な位置に、挟持片7と鍔部5cとで壁1を挟持するようにして取り付けられる。
次に、以上の構成からなる点検口形成枠2および壁構造4の作用効果について説明する。この点検口形成枠2を、建物の室内に面する壁1に取り付けるには、挟持片7が、壁1の裏面1bと対向しない第1位置に位置する状態で(図3ないし図5参照)、点検口形成枠2を壁孔1aに挿入する。このとき、枠本体5に設けられた鍔部5cが、壁1の表面1cに当接する。そして、ねじ部材6を一方向(図示実施の形態においては、右回り方向)に回動する。これにより、挟持片7は、ねじ部材6と連れ回りして、前記第1位置から、壁1の裏面と対向する第2位置に回動するように移動し(図6ないし図8参照)、その第2位置にて、挟持片7の回動が、係止面5dに止められる。続けて、ねじ部材6を一方向に回動する。これにより、挟持片7が、案内面5eに案内されて前方に進み、その挟持片7(詳細には、対向面7d)が、壁1の裏面1bと当接する(図9参照)。こうして、点検口形成枠2は、挟持片7と鍔部5cとで壁1を挟持するようにして、その壁1に取り付けられる。つまり、ねじ部材6を一方向に回動することで、この点検口形成枠2を簡単に壁1に取り付けることができる。
そして、この点検口形成枠2には、化粧枠8を介して、前面開口5aを覆う化粧カバー3が取り付けられる。そこで、壁1の裏側(例えば、壁1の裏側に配管された給水・排水管またはガス管等の管材の接続部分)を点検する場合には、化粧カバー3を点検口形成枠2(詳細には、化粧枠8)から外せば、枠本体5の、前面開口5aと後面開口5bを通じて、壁1の裏側(例えば、壁1の裏側の管材の接続部分)を点検することができる。そして、この前面開口5aと後面開口5bとは、人の手が挿通可能な程度の大きさとすることができ、この点検口形成枠2によって室内の美観を損なうこともない。すなわち、この点検口形成枠2により、室内の美観を害することなく、壁1の裏側(例えば、壁1の裏側に配管された給水・排水管またはガス管等の管材の接続部分)を点検することができる。ここにおいて、枠本体5における前面開口5aと後面開口5bとは、人の手が挿通可能な大きさであって、200mm角の範囲内の大きさが好ましく、特に、150mm角の範囲内の大きさとなるのが一層好ましい。
また、この点検口形成枠2を、壁1から取り外すには、始めに、化粧カバー3を化粧枠8から外し、そして、必要に応じて、化粧枠8を枠本体5から外す。その後、ねじ部材6を他方向(図示実施の形態においては、左回り方向)に回動する。これにより、挟持片7は、他の案内面5fに案内されて後方に進み前記第2位置に達する。続けて、ねじ部材6を他方向に回動する。これにより、挟持片7が、ねじ部材6と連れ回りして、前記第2位置から、壁1の裏面1bと対向しない第1位置に回動するように移動する。そこで、点検口形成枠2を前方に引き出すことで、その点検口形成枠2は、壁1から取り外される。このように、点検口形成枠2を壁1から取り外す場合にも、ねじ部材6を他方向に回動することで、簡単に取り外すことができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、点検口形成枠2は、壁1の裏側に配管された給水・排水管の接続部分、あるいはガス管等の管材の接続部分を点検可能な位置に配置されるが、壁1の裏側に配線されたケーブルの接続部分を点検可能な位置に配置されてもよく、また、壁1の裏側におけるその他の部位の点検のために配置されてもよい。
また、挟持片7は、壁1の裏面1bと対向しない第1位置と、壁1の裏面1bと対向する第2位置との間の変位が、ねじ部材6と連れ回りすることで成されなくとも、前記第1位置にて、挟持片7の対向面7dが、周壁5gに沿った向きにあり、前記第2位置にて、その対向面7dが、周壁5gに沿った向きから起立するようにして壁1の裏面1bと対向してもよい。さらには、挟持片7は、回動することなく、例えば並進運動によって、前記第1位置と第2位置との間を変位してもよい。
また、化粧カバー3は、介在物となる化粧枠8を介して、枠本体5に取り付けられるが、この介在物を介すことなく、直接枠本体5に取り付けられてもよい。
また、化粧枠8は、枠本体5とは別体となっているが、例えば樹脂成形により、枠本体5と一体に成形されてもよい。
この発明の一実施の形態の、壁構造の一部を破断した側面図である。 同じく、点検口形成枠の斜視図である。 同じく、挟持片が第1位置にある点検口形成枠を示す、正面図である。 同じく、挟持片が第1位置にある点検口形成枠を示す、底面図である。 同じく、図4におけるA−A線による拡大断面図である。 同じく、挟持片が第2位置にある点検口形成枠を示す、正面図である。 同じく、挟持片が第2位置にある点検口形成枠を示す、底面図である。 同じく、図7におけるB−B線による拡大断面図である。 同じく、挟持片が前方に移動した点検口形成枠を示す、一部を破断した側面図である。
符号の説明
1 壁
1a 壁孔
1b 裏面
2 点検口形成枠
3 化粧カバー
4 壁構造
5 枠本体
5a 前面開口
5b 後面開口
5c 鍔部
5d 係止面
5e 案内面
6 ねじ部材
7 挟持片
7a 雌ねじ部
8 化粧枠

Claims (4)

  1. 建物の室内に面する壁の裏側に配管された給水・排水管またはガス管等の管材の接続部分を点検すべく、前記壁に明けられた壁孔に挿入される枠本体と、その枠本体に支持されるねじ部材と、挟持片とを備え、
    前記枠本体は、人の手が挿通可能な、室内側に臨む前面開口とその反対側の後面開口とを有するとともに、前記壁孔の周縁部に表側から対向する鍔部を有し、かつ、前記枠本体は、その枠本体に、直接あるいは介在物を介して、前記前面開口を覆う化粧カバーが着脱可能に取付け可能となっており、
    前記挟持片は、前記壁の裏面と対向しない第1位置と前記壁の裏面と対向する第2位置とに変位可能であって、前記第2位置にて前記ねじ部材の一方向への回動により前方に進み、前記鍔部とで前記壁を挟持することを特徴とする点検口形成枠。
  2. 前記挟持片は、前記ねじ部材が螺合する雌ねじ部を有し、
    前記枠本体には、前記雌ねじ部に螺合する前記ねじ部材の前記一方向への回動により、前記ねじ部材と連れ回りして前記第1位置から前記第2位置に回動変位する前記挟持片の、それ以上の回動を止める係止面と、前記第2位置に位置する前記挟持片を、前記雌ねじ部に螺合する前記ねじ部材の前記一方向への回動により前方に進むように案内する案内面とが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の点検口形成枠。
  3. 前記枠本体には、前記壁孔の周縁部を表側から覆う、前記介在物となる化粧枠が取り付けられ、その化粧枠に前記化粧カバーが着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項1または2に記載の点検口形成枠。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の点検口形成枠と、その点検口形成枠に直接あるいは介在物を介して取り付けられた前記化粧カバーと、前記壁とからなる壁構造であって、
    前記点検口形成枠は、前記壁の裏側に配管された給水・排水管またはガス管等の管材の接続部分を点検可能な位置に、前記挟持片と前記鍔部とで壁を挟持するようにして取り付けられていることを特徴とする、点検口形成枠を備えた壁構造。
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