JPH062295Y2 - 壁掛け形宅内装置の通線口構造 - Google Patents

壁掛け形宅内装置の通線口構造

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JPH062295Y2
JPH062295Y2 JP1987028057U JP2805787U JPH062295Y2 JP H062295 Y2 JPH062295 Y2 JP H062295Y2 JP 1987028057 U JP1987028057 U JP 1987028057U JP 2805787 U JP2805787 U JP 2805787U JP H062295 Y2 JPH062295 Y2 JP H062295Y2
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JP
Japan
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wall
blind lid
passage opening
cable
housing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987028057U
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English (en)
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JPS63136389U (ja
Inventor
徳夫 原
一義 福山
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は宅内装置から引き出されるケーブルの通線口構
造に関し、特に壁掛け形宅内装置の通線口構造に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、この種の壁掛け形宅内装置からケーブルを引き出
すための通線口構造として、一つは宅内装置の側内1箇
所に通線口を設けたものが提案されている。また、他の
構造として、側面に貫通の通線口を設ける一方、底面に
切り離し可能な盲蓋を設け、側面側の通線口からケーブ
ルを引き出す一方で、盲蓋側を工具等により切り離すこ
とにより底面からの引き出しをも可能にしたものも提案
されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述した従来の構造の内、前者の構造においては、装置
の側面に通線口が開設されているため、室内の美観等を
考慮してケーブルの引き回しが見えないように壁内にケ
ーブルを埋め込んだ工法の場合には、壁面のケーブル出
口に対して装置を離れた位置に設置し、この壁面出口か
ら装置の通線口にまでケーブルを這わせた配線を行わね
ばならず、この部分で室内の美観を損ねる問題が生じて
いる。
この点、後者の構造のものは、盲蓋を切り離せば、壁内
に埋め込んだケーブルを装置の底面から引き出すことが
できるため、上述した美観の問題は解消することができ
る。しかしながら、側面側の通線口は開いたままとなる
ため、この通線口を通して宅内装置内に埃や虫等の侵入
を許し、障害の原因となっていた。これを防ぐためには
蓋を必要とするが、この蓋によって部品点数が増大し、
かつこの点で美観を損ねる恐れがある。
本考案は美観を損なうことなく、しかも装置内への埃等
の侵入を防止することのできる宅内装置の通線口構造を
提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の壁掛け形宅内装置の通線口構造は、壁掛け形宅
内装置の筐体底面に設けた盲蓋はその一部を側面に設け
た通線口よりも若干大きな形状に切り離して通線口とし
て開口可能に構成し、かつ筐体側面に設けた通線口には
この切り離した盲蓋を支持するガイド部を設け、この盲
蓋によって側面通線口を閉塞し得るように構成してい
る。
〔実施例〕
次に、本考案を図面を参照して説明する。
第1図は本考案の壁掛け形宅内装置の通線口構造の一実
施例の斜視図であり、第2図及び第3図はその設置状態
の断面図である。
第1図に示すように、この通線口構造を有する宅内装置
は、互いに嵌合して装置筐体を構成する上筐体2と下筐
体3を備えている。前記下筐体3の底面一部には盲蓋4
が形成されている。この盲蓋4は、2箇所のリブ6を挟
むようにして互いに対向配置した一対のコ字状の溝5で
構成しており、この溝5を下筐体3の全厚さに亘って貫
通している。このため、リブ6を切断することにより、
盲蓋4を下筐体3から切り離し、ここに通線口を開設す
ることができる。
また、前記下筐体3の側面一部にはU字形の通線口7を
有している。この通線口7の両側乃至周辺は厚肉に形成
し、ここに凹状の溝8を形成してガイド部9として構成
している。前記通線口7は前記盲蓋4と略同一寸法に形
成されており、したがってこのガイド部9の溝8には溝
5を利用して切り離した盲蓋4を挿入支持することがで
きるように構成されている。
以上の構成の通線口構造の宅内装置よれば、第2図に示
すように、ケーブル11が壁12面上に設置された場合
は、上,下の筐体2,3はそのままの状態で使用し、下
筐体3の側面に設けたU字形の通線口7よりケーブル1
1が通線され、所定の接続が行われる。
一方、第3図のように、ケーブル11が壁12内に埋め
込まれた場合は、宅内装置1をケーブル出口上に設置
し、かつ装置1の底面より直接ケーブル11を通線させ
る。このとき、下筐体3の底面に形成された盲蓋4を予
め切り離して底面通線口10として開口し、この通線口
10を通してケーブル11を通線させる。また、切り離
した盲蓋4は下筐体3の側面に設けた通線口7の両側の
ガイド部9の溝8に挿入し、これで側面の通線口7を塞
ぐことができる。
なお、上筐体2下筐体3に嵌合或いは被せることによ
り、盲蓋4がガイド部9から抜けるのを防ぐことができ
る。
したがって、この構造によれば、ケーブルを側面から及
び底面から装置内に通線でき、特にケーブルを壁内に埋
め込む工法において底面から通線したときには側面の通
線口を閉塞することができるので、埃等の侵入を防ぎ、
障害を未然に防止することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、壁掛け形宅内装置の筐体
底面に設けた盲蓋はその一部を所定形状に切り離して通
線口として開口可能に構成し、かつ筐体側面に設けた通
線口にはこの切り離した盲蓋を支持するガイド部を設
け、この盲蓋によって側面通線口を閉塞し得るように構
成しているので、筐体の側面及び底面のいずれかからも
ケーブルを通線することができ、種々の態様に配設され
るケーブルの接続にも適用でき、かつケーブル接続に伴
う美観を損なうこともない。また、ケーブルの通線を底
面より行う場合にも、切り離した盲蓋を利用して側面の
通線口を塞ぐことができるので、盲蓋を筐体とは別部品
として用意しておく必要がなく、部品点数を削減すると
ともに、その管理を容易なものにでき、これにより、側
面通線口による外観を損なうこともなく、かつ埃,虫等
の侵入を防止でき、宅内装置の障害を防止できるという
種々の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図及び第3図
は夫々異なる設置状態の断面図である。 1…宅内装置、2…上筐体、3…下筐体、4…盲蓋、5
…溝、6…リブ、7…側面通線口、8…溝、9…ガイド
部、10…底面通線口、11…ケーブル、12…壁面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】側面に通線口を有し、かつ底面に盲蓋を有
    する筐体により構成した壁掛け形宅内装置において、前
    記底面の盲蓋はその一部を前記通線口よりも若干大きな
    形状に切り離し可能とし、切り離したときにその部分を
    通線口として開口可能に構成し、かつ前記側面の通線口
    には前記切り離した盲蓋を支持するガイド部を設け、前
    記盲蓋を前記ガイド部において支持させることで側面通
    線口を閉塞し得るように構成したことを特徴とする壁掛
    け形宅内装置の通線口構造。
JP1987028057U 1987-02-28 1987-02-28 壁掛け形宅内装置の通線口構造 Expired - Lifetime JPH062295Y2 (ja)

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JPS63136389U JPS63136389U (ja) 1988-09-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5524515B2 (ja) * 2009-06-17 2014-06-18 ホーチキ株式会社 部品取付口の閉塞構造

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JPS5538134Y2 (ja) * 1974-06-21 1980-09-06
JPS59101476U (ja) * 1982-12-27 1984-07-09 日本電気株式会社 ケ−ブル導入金具

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