JP5543709B2 - 高所昇降装置およびこれを備えた車両 - Google Patents

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Description

本発明は、高所昇降装置およびこれを備えた車両に関する。
本明細書で用いられる高所昇降装置(または高所昇降機器)という用語は、第1に、はしごを備えた装置のことをいう。しかしながら、この用語は、家具の昇降を行うための装置、物の昇降を行うための装置または昇降アーム型の装置のことも指す。
高所昇降装置は、1つの軸心にほぼ沿って延在する可動部材を備えており、この可動部材は、典型的には、延出自在なはしごであり、場合によっては伸縮可能なブームである。可動部材がブームである場合、このブームに、ケージやプラットフォームなどの昇降用バスケット(aerial basket)、または任意の種類の同様な支持構造体が備えられていることがある。この昇降用バスケットは、可動部材に沿って任意で移動できるものであるか、または上記可動部材の、昇降するように構成された自由端部に固定されている。
公知のように、高所昇降装置は、ベース部も備えている。上記可動部材はこのベース部に回動可能に取り付けられており、可動部材の自由端部が昇降できるようになっている。ベース部は、さらに、支持部に固定できるように構成されている。
さらに、上記可動部材の自由端部をベース部に対して昇降させるために、この可動部材の回動運動を制御する装置が設けられている。
昇降アームの場合、可動部材は、例えば、ベース部に回動可能に取り付けられた第1のブーム部で構成されており、この第1のブーム部の端部をベース部に対して昇降させることができる。この昇降アームは、回動可能に互いに取り付けられた幾つかの他の部位を備えていてもよく、バスケットは最端の部位の自由端部に固定される。
したがって、本発明の高所昇降装置は、地面よりも上の上昇位置、さらには当該装置の支持平面の高さよりも下の位置に人間または物を到達させることができる装置のことを意味する。
しかしながら、このような高所昇降装置の使用は、水平でない支持部にベース部が設置されている場合に困難となったり、さらには危険となったりし、傾きの程度すなわち水平性の程度が、特に昇降の程度および/または延出長さの関数として、可動部材の自由端部において増幅されることがある。
はしごを水平調整する1つの方法として、本願の出願人による特許文献1には、第1軸心にほぼ沿って延在する、移動可能な長い介在部材を備えた救出用または産業用の装置が教示されている。この介在部材は、車両のシャーシに取り付けることができる支持部に取り付けられている。この支持部は、介在部材を昇降させる回転架台部を有する、回転可能な方向決めタレット(rotatable orientation turret)を備えている。移動可能な介在部材は、その端部の1つにおいて、当該介在部材の軸心に平行な第2軸心回りに回動可能に上記回転架台部に取り付けられている。第2軸心は、方向決めタレットの回転軸心を含む平面に位置し、回転架台部の昇降用軸心に対して垂直である。さらに、移動可能な介在部材を昇降させるラムの他にも、移動可能な介在部材を第2軸心回りに回動させることにより、移動可能な介在部材、バスケット、および移動可能な介在部材に取り付けられた他のあらゆる支持部材のステップの水平性を再確立させる手段、すなわち、これらの水平性を調整する手段が設けられている。
しかしながら、この装置は複雑である。さらに、ある程度の遊び(使用する毎に異なる)が移動可能な介在部材と架台部との間に存在するので、この装置は、特に、移動可能な介在部材と架台部との間に物が挟まった場合に、使用者が負傷するというある程度のリスクを有する。負傷のリスクを避けるため、このような装置の架台部と移動可能な介在部材との間に保護手段が常時設けられている。この保護手段は、一般的に、架台部と移動可能な介在部材との間に設けられたプラスチック製のベロー状の部材の形態であり、架台部と移動可能な介在部材との間に人間または物が誤って挟まれないようにしている。
さらに、特許文献2には、ベース部と、架台部に固定されたはしごとを備えるはしご装置が開示されている。この架台部は、昇降用軸心回りに回動可能にベース部に取り付けられており、はしごの自由端部がベース部に対して昇降できるようにしている。ベース部は、さらに、昇降用軸心に対して垂直な水平軸心回りに回転可能に支持部に取り付けられている。つまり、特許文献2の装置では、支持部に対するベース部の水平性を調整することにより、はしごの水平性が調整される。これを達成するため、2つのラムがはしごの各側にそれぞれ1つずつ、支持部と架台部とに一体化されて設けられており、ラムの延出長さがそれぞれ別々に制御できるようになっている。
この装置の場合、水平性を調整する際に移動しなければならない重量が大きく、よって大幅なエネルギー消費を必要とする。使用されるラムが油圧式である場合、この装置における水平調整に大量のエネルギーが必要となり、大量の作動液を使用したり、作動液圧を昇圧させる手段を使用したりすることになる。どちらの場合でも、正確に動作させるために装置が複雑かつ巨大になってしまう。
さらに、この装置は、小さいスペースで実施することが特に困難になり得る。実際に、水平性を補償する際には、はしご、特にはしごの自由端部を大幅に移動させることになる。
仏国特許第2631377号明細書 独国特許第19653376号明細書
よって本発明の課題は、公知の装置の上記欠点を解消して、改良された高所昇降装置を提供することである。
本発明の上記課題は、ベース部と、第1軸心にほぼ沿って延在し、その自由端部が昇降されるように構成された可動部材と、上記可動部材とベース部との間に介在し、上記可動部材を水平調整するための第2軸心回りに回動可能に上記可動部材に取り付けられ、かつ、上記可動部材の自由端部をベース部に対して昇降させるための第3軸心回りに回動可能にベース部に取り付けられた介在部と、ベース部に回動可能に取り付けられた上記可動部材を昇降させる、上記第1軸心の各側で上記可動部材に取り付けられた2つの昇降機構と、上記可動部材を昇降させる上記昇降機構の各々を制御する制御装置とを備えた高所昇降装置によって達成される。
したがって、本発明では、可動部材の軸心に近接する回動軸心回りに可動部材を変位させるだけで、可動部材が水平調整される。所与の水平調整において可動部材が変位する程度は、装置の支持部に対してベース部が回転することにより可動部材が回動される既知の装置と比べて大幅に軽減されている。よって本発明の装置は操作性がより優れている。さらに、移動される部品が少ないことにより、移動される重量も小さくなる。これにより、水平性の所与の調整に対する本発明の装置のエネルギー消費は、上述した装置よりも少なくなっている。
さらに、2つの各昇降機構を制御する制御装置を備えているので、これらを適切に制御することにより、昇降機構を用いて可動部材の昇降と水平性の調整とを同時に行うことができる。
さまざまな実施形態において、本発明の高所昇降装置は、以下の特徴を単独でまたは組合せで、1つ以上備えていてもよい。−第2軸心と第3軸心との間の距離が、60センチメートル(cm)未満、好ましくは0センチメートルであり、当該距離が、当該高所昇降装置の中央面に含まれ、上記水平調整用軸心に直交し、かつ上記昇降用軸心と交差する第4軸心に沿って測定された距離である。−第1軸心と第2軸心との間の距離が、50センチメートル(cm)未満、好ましくは30センチメートル(cm)未満、より好ましくは20センチメートル(cm)未満、さらに好ましくは0センチメートルであり、当該距離が、当該高所昇降装置の中央面に含まれ、上記水平調整用軸心に直交し、かつ上記昇降用軸心と交差する第4軸心に沿って測定された距離である。−介在部が架台部によって形成されており、上記可動部材が、第2軸心回りに回動可能に架台部に取り付けられており、この架台部が、第3軸心回りに回動可能にベース部に取り付けられており、2つの昇降機構の各々が上記可動部材に回動可能に取り付けられている。−上記可動部材が架台部を備えている。−2つの昇降機構の各々が上記可動部材に回動可能に取り付けられている。−2つの昇降機構の各々が、架台部に回動可能に取り付けられている。−上記可動部材の昇降機構の各々が、単一のボディまたは2つのボディからなるラムである。−上記可動部材がはしごまたはブームを備えている。−上記可動部材がバスケットを支持している。−バスケットが、上記可動部材に対して直進運動で移動可能である。−上記可動部材または架台部における昇降機構の軸心間の距離が、ベース部における昇降機構の軸心間の距離と異なっている。−ベース部が、支持部に対して垂直な第5軸心回りに回転可能にこの支持部に取り付けられる、方向決めタレットを備えている。−昇降機構がラムであり、制御装置が、ベース部の水平性とベース部に対する上記可動部材の昇降とに関する情報を受け取ることにより、2つのラムの異なる各延出長さを制御して上記可動部材の水平性を調整するように構成されている。−昇降機構が油圧ラムであり、制御装置が、上記可動部材の水平性に関する情報を受け取ることにより、一方のラムから他方のラムへの作動液の移送を制御して上記可動部材の水平性を調整するように構成されている。−第2軸心が第1軸心と平行である。
本発明は、さらに、上述のあらゆる組合せの高所昇降装置が搭載された車両を提供する。
高所昇降装置の好ましい一実施形態の背面図である。 図1の高所昇降装置の側面図である。 可動部材の軸心と水平調整用軸心との間の距離、および水平調整用軸心と可動部材の昇降用軸心との間の距離の測定に用いる原理を示した図である。 可動部材の軸心と水平調整用軸心との間の距離、および水平調整用軸心と可動部材の昇降用軸心との間の距離の測定に用いる原理を示した図である。 図1および図2の高所昇降装置において実施される、ラムの延出を制御する制御装置の第1実施形態の図である。 図1および図2の高所昇降装置において実施される、ラムの延出を制御する制御装置の第2実施形態を示す図である。
本発明の他の特徴および利点は、一例として示す本発明の一実施形態についての、添付の図面を用いた以下の説明から明らかになる。
図1および図2に示された高所昇降装置10は、ベース部12と、基本的に第1軸心A1に沿って延在する可動部材14とを備えている。可動部材14は、本実施形態において、はしご15と架台部18とを備えており、はしご15は、その端部16の近傍において架台部18に固定されている。第1軸心A1(以後、「はしご15の軸心A1」と称する場合がある)は、図1および図2に示されているように、例えば、はしご15の底面部の中央軸心である。
架台部18は、可動部材14とベース部12との間、より厳密には、架台部18とベース部12との間に介在した介在部19に回動可能に取り付けられている。
図1および図2に示されているように、架台部18および可動部材14は、その一端部18aにおいて、水平調整用の第2軸心A2の回りに回動可能に前記介在部19に取り付けられており、これによって可動部材14の水平調整を行う。
本実施形態において、水平調整用軸心A2は、はしご15の軸心A1と平行である。しかしながら、当業者であれば、水平調整用軸心A2がはしご軸心A1と必ずしも平行でなくともよいことを知っている(特に図3bを参照されたい)。つまり、これら2つの軸心は、図2の平面、すなわち高所昇降装置10の中央面において、鋭角を形成していてもよい。もっとも、水平調整用軸心A2がはしご15の軸心A1と平行な形態の方が、これら2つの軸心が鋭角を形成する場合と比べて、所与の水平調整によるはしご15の自由端部の移動を抑えることができる。
介在部19は、さらに、第3軸心A3(以後、「昇降用軸心A3」と称する場合がある)回りに回動可能にベース部12に取り付けられており、これにより、可動部材14を昇降させることができる、つまり、はしご15の自由端部20をベース部12に対して昇降させることができる。
図3aおよび図3bには、図1および図2の高所昇降装置10のはしご軸心A1、水平調整用軸心A2、および昇降用軸心A3の、当該高所昇降装置10の中央面における配置に関する2つの変形例が示されている。図3aにおいて、はしご軸心A1と水平調整用軸心A2とは平行である。対照的に、図3bでは、はしご軸心A1と水平調整用軸心A2とが、高所昇降装置10の中央面において鋭角を形成している。しかしながら、いずれの場合においても、昇降用軸心A3は、高所昇降装置10の中央面に対して垂直であり、さらに、はしご軸心A1と水平調整用軸心A2とに対しても垂直である。
図3aおよび図3bに示すように、水平調整用軸心A2と昇降用軸心A3との間の距離として定義するこの第1の距離d1は、高所昇降装置10の中央面に含まれ、水平調整用軸心A2に直交し、かつ昇降用軸心A3に交差する第4軸心A4に沿って測定される。
さらに、図3aおよび図3bに示すように、第2の距離d2を、上記で定義した第4軸心A4に沿った、はしご軸心A1と水平調整用軸心A2との間の距離として定義する。
好ましくは、高所昇降装置10の、水平調整用軸心A2と昇降用軸心A3との間の距離d1は60センチメートル(cm)未満であり、より好ましくは0センチメートルである。水平調整用軸心A2と昇降用軸心A3との間の距離d1がこのように小さいことにより、高所昇降装置10が車両運転状態にあるときの可動部材14の重心が、従来の装置の場合よりも低くなる。重心が低くなることにより、安定性が大幅に向上し、この高所昇降装置10が搭載された車両の運転が、特に環状交差点において、安全になる。
さらに、高所昇降装置10の、はしご軸心A1と水平調整用軸心A2との間の距離d2は、好ましくは50センチメートル(cm)未満であり、より好ましくは30センチメートル(cm)未満であり、さらに好ましくは20センチメートル(cm)未満であり、なおいっそう好ましくは0センチメートルである。距離d2がこのような数値であることにより、水平調整に必要なはしご15の変位が抑えられる。したがって高所昇降装置10は極めて操作性に優れ、簡単かつ安全に使用することができる。さらに、距離d2の数値が小さいことにより、ラム22A,22Bの長さを短くしてこれらのストロークを減少させることができるので、重量において有利となり、供給すべき作動液の量も減少できる。
本発明の高所昇降装置10は、はしご15を昇降させるために2つの昇降機構を備えており、これらの昇降機構は、架台部18の各側部にそれぞれ1つずつ設けられた2つのラム22A,22Bで構成される。ここで、ラム22A,22Bは単一のボディの油圧ラムである。より詳細には、ラム22A,22Bは、架台部18の、端部18aの反対側の端部18bに取り付けられて、端部18bを上昇させる。これらラム22A,22Bは、図2の平面にほぼ垂直である軸心回りに回動可能に可動部材14に取り付けられている。
高所昇降装置10は、さらに、ラム22A,22Bをそれぞれ独立制御する制御装置24を備えている。制御装置24の第1実施形態が図4に示されている。図4に示されているように、制御装置24は、ラム22A,22Bに油圧供給を行う油圧回路26と電子制御部28とを備えている。作動液を油圧回路26内に循環させるポンプ32により、作動液、例えば油がタンク30から制御装置24に供給される。油圧回路26は、2つのラム22A,22Bにそれぞれ接続された、同一の構成を有する2つの分流部26A,26Bを有している。これら2つの分流部26A,26Bはポンプ32の下流部において並列に配設されている。電子制御部28によって制御される電磁弁34A,34Bが、分流部26A,26Bにそれぞれ設けられている。本実施形態において、電磁弁34A,34Bは4つのポートと3つの動作位置とを有している。
電磁弁34A,34Bの第1の位置34A−1,34B−1では、ポンプ32によってラム22A,22Bの上昇室36A,36Bに作動液が供給されており、他方、ラム22A,22Bの下降室38A,38Bはタンク30と流体連通している。
電磁弁34A,34Bの第2の位置34A−2,34B−2では、ポンプ32によってラム22A,22Bの下降室38A,38Bに作動液が供給されており、他方、ラム22A,22Bの上昇室36A,36Bはタンク30と流体連通している。
最後に、電磁弁34A,34Bの第3の位置34A−3,34B−3では、まず、タンク30と上昇室36A,36Bとの連通状態が断たれ、次いで、タンク30と下降室38A,38Bとの連通状態が断たれる。
2つの電磁弁34A,34Bの位置はそれぞれ独立に制御することができる。特に、一方のラムの上昇を制御しながら(一方のラムの上昇室に作動液を供給することに相当する)、他方のラムの下降を制御することができる(他方のラムの下降室に作動液を供給することに相当する)。
次に、図1および図2において、高所昇降装置10のベース部12は、支持部25に対して垂直な第5軸心A5(以後、「方向決め軸心」と称する場合がある。)回りに回転可能に支持部25に取り付けることができる方向決めタレットとして構成されている。これは、支持部25に取り付けられた方向決めクラウン(orientation crown)28に方向決めタレットを取り付けることによって達成される。この場合、方向決めタレットの支持部25は車両に取り付けられている。
ここで、高所昇降装置10を備える車両はトラック型の自動車であるが、明らかに、この車両は他のいかなる型であってもよく、例えば、多目的型の自動車や、さらにはトレーラーなどの動力供給されない車両であってもよい。
本発明の高所昇降装置10の動作は、構造に関する上述の説明から理解できる。
つまり、高所昇降装置10は3つの自由度を有しており、はしご15の自由端部20が、高所昇降装置10からはしご15の長さの範囲内の距離の、空間内の任意のポイントに到達できるようになっている。これら3つの自由度とは、それぞれ、方向決めタレットとして構成されるベース部12の、方向決め軸心A5回りの回転運動、昇降用軸心A3回りの回動によるはしご15の昇降運動、および移動可能なはしご15の自由端部20の、はしご15の軸心A1に平行な直進運動であり、この直進運動は、はしご15が伸縮可能に構成されていることによって生じる。
高所昇降装置10は、さらに、第4の自由度を有しており、この第4の自由度とは、架台部18が水平調整用軸心A2を中心として傾動できることである。
これにより、操作者は、ベース部12を構成する方向決めタレットの、方向決め軸心A5回りの回動と、はしご15を昇降用軸心A3回りに回動させることによるはしご15の昇降と、はしご15の伸縮とを制御すなわち調整することにより、はしご15を任意のポイントに到達させることができる。これら3つの運動は、同時にまたは連続的に行ってもよいし、さらには、連続するシーケンスで行ってもよい。
しかしながら、方向決めクラウン28が取り付けられている支持部25が水平でなく、ある程度の非水平性を示す場合、はしご15においてこの非水平性が増幅されることがある。この場合、はしご15を使用することが危険になったり、さらには使用不可能になったりする。
はしご15の位置を調整しながら同時に水平性を調整するには、制御装置24がラム22A,22Bに別々に作動液を供給し、昇降用軸心A3を中心としてはしご15を傾動させながら、これと同時に水平調整用軸心A2を中心としてはしご15を傾動させることにより、水平性が調整される。
このことは、図4に示された実施形態に係る、制御装置24において、適切なセンサから次のような情報を受け取る電子制御部28によって達成される。電子制御部28が受け取る情報とは、すなわち、高所昇降装置10の支持部25を横切る平面内の角度である、水平面Pに対するベース部12の非水平性角度b、水平面Pに対するはしご15の水平調整角度d、架台部18またははしご15と車両に取り付けられたベース部12との間の角度である、はしご15の昇降角度c、ベース部12が取り付けられた車両が設置される平面Pと水平面Pとの間の、高所昇降装置10の長手方向に沿った平面における傾斜の角度a、および各ラム22A,22Bのロッド44A,44Bの、ラム外部に延出した部分の長さLA,LBである。(長さLA,LBは位置センサ46A,46Bによって測定される。)
これら様々な角度は、当業者に周知な角度センサによって測定される。
電子制御部28は、さらに、操作者によって入力された、上昇もしくは下降、および/または左方向もしくは右方向の回動を制御するための信号ICを受け取る。
電子制御部28は、上記の情報、より詳細には、はしご15の昇降角度cと、はしご15を上昇または下降させるための、操作者からの入力信号ICを用いて、ラム22A,22Bのピストンロッド44A,44Bの、展開される長さの基準設定値LRを決定する。
しかしながら、この設定値は、任意の時点で次のような関係が維持されるように、各ラム22A,22Bに関して調整されて、可動部材14の水平性が調整される。
LR=(LA+LB)/2
d=0
好ましい一実施形態において、設定値の調整は、傾斜の角度a、ベース部12の非水平性角度b、はしご15の昇降角度c、および基準の長さLRの関数として電子制御部28で実施される。
電子制御部28は、電磁弁34A,34Bを交互にまたは同時に制御し、一方のラム22A,22Bの上昇室36A,36Bおよび/または下降室38A,38Bへの油圧供給を他方のラム22B,22Aと独立に制御することによって有効な命令を実行する。
はしご15の長さを調整するには、はしご15の伸縮要素の展開を制御することで十分である。
また、高所昇降装置10の場合、架台部18およびはしご15のみが変位されることにより、水平性が調整される。実際に、はしご15が傾動して水平性を補償するための水平調整用軸心A2は、はしご15の軸心A1に近接している。これにより、水平性が調整される際のはしご15の角度変位が軽減される。したがって、所与の水平調整における変位が、はしご15の軸心から遠く離れた軸心を中心としてはしご15が傾動しなければならない場合よりも小さくなる。よって、水平性を調整するのに必要なエネルギー量は、ベース部も変位される既知の高所昇降装置の場合よりも小さくなる。さらに、水平調整に必要な変位の振幅が小さいので、高所昇降装置10による調整は危険でない。
さらに、はしご15が架台部18に対して回動運動できる場合、はしごの動作が危険となり得る。この場合、ベロー状のプロテクタなどの保護手段を、はしご15と架台部18との間に追加して設ける必要がある。
しかしながら、高所昇降装置10では、はしご15は架台部18に一体的に固定されていてよい。したがって、はしご15と架台部18との間に保護部材を取り付ける必要がない。よって高所昇降装置10は安全であり、かつ安価に製造することができる。
架台部18に一体的に固定されたはしご15は、捩れに対して優れた剛性を示す。
さらに、はしご15の昇降と水平調整との両方について、単一のボディの、同一構造のラムを使用することにより、ラム22A,22Bを制御するための油圧回路26を簡略化することができる。このため、油圧回路26は、公知の装置における4段階油圧スプール弁の代わりに、3段階油圧スプール弁を備えることができる。また、従来技術の高所昇降装置に必要な油圧ラインおよび可撓パイプの多くが不要になる。これにより、既知の高所昇降装置に比べて、調達費および組立費を減少させることができる。さらに、単純にラムの個数を減らすことなく、軽量化を達成することができる。
本発明は、明らかに、一例として説明した上述の実施形態に限定されず、本発明の範囲を逸脱することなく数多くの変形を実施することが可能である。
つまり、上述のさまざまな運動を、連続的に(すなわち、逐次的運動からなる)任意の順序で行ってもよいし、同時に、すなわち、組み合わされた運動として行ってもよいし、逐次的運動と連続的な組み合わされた運動とをさらに組み合わせて行ってもよい。
さらに、各ラム22A,22Bを制御する制御装置124の他の実施形態が図5に示されている。
図5に示されているように、制御装置124は、ラム22A,22Bを駆動させる油圧回路126と電子制御部128とを備えている。作動液を油圧回路126に通すポンプ132によって、タンク130から作動液が制御装置124に供給される。油圧回路126は、ポンプ132の下流部において、電子制御部128によって制御される電磁弁134を備えている。本実施形態では、電磁弁134は4つのポートと3つの動作位置とを有している。
電磁弁134の第1の位置134−1では、ポンプ132によってラム22A,22Bの上昇室36A,36Bに作動液が供給されており、他方、ラム22A,22Bの下降室38A,38Bはタンク130と流体連通している。
電磁弁134の第2の位置134−2では、ポンプ132からラム22A,22Bの下降室38A,38Bに作動液が供給されており、他方、ラム22A,22Bの上昇室36A,36Bはタンク130と流体連通している。
最後に、電磁弁134の第3の位置134−3では、タンク130と上昇室36A,36Bとの連通が断たれた状態となり、他方、下降室38A,38Bはタンク130と流体連通している。
油圧回路126において、電磁弁134の下流部かつ上昇室36A,36Bの上流部であるところに、分流器136が設けられている。このような分流器136により、上昇室36A,36Bに対して作動液が確実に均等に供給される。したがって、分流器136によってラム22A,22Bの上昇室36A,36Bの各々に供給される作動液の量は、任意の時点で同一である。
さらに、逆止弁138A,138Bが、油圧回路126の、各上昇室36A,36Bと分流器136との間にそれぞれ挿入されている。制御装置124の図示された実施形態において逆止弁138A,138Bは、特に、ラム22A,22Bが下降の過程にあるときに、選択的に制御されて上昇室36A,36Bの排液を確実に行う。
この第2実施形態において、制御装置124は、さらに、多量の作動液を2つの上昇室36A,36Bのうち一方から他方の上昇室36B,36Aに選択的に移送する流体移送装置140を備えている。つまり、この流体移送装置140は、一方の上昇室36A,36Bからある量の作動液を抜き出し、この量の作動液を他方の上昇室36B,36Aに移送するポンプの原理に基づいて動作する。図5に示されているように、この流体移送装置140は、電子制御部128が制御する電気モータ142によって動作させることができる。
図示されていないさらなる実施形態では、この流体移送装置は、ポンプによってタンクから作動液を供給される油圧モータによって動作されてもよい。また、油圧モータへの作動液の供給は、電子制御部によって電磁弁を介して制御してもよい。
制御装置124の上述した他の実施形態では、電子制御部128は、例えばはしご15のステップにおいて測定される、水平調整角度dのみを必要とする。電子制御部128は、指令および水平調整角度dに応じて、上昇室36A,36Bの一方から他方の上昇室36B,36Aへの、流体移送装置140による作動液の移送を制御することにより水平性を調整する、すなわち水平調整角度d=0となるまで作動液を移送させる(ともかく、水平調整角度dが所定の限界値より小さくなるまで作動液を移送させる)。この調整は、はしご15を展開して位置決めした後に実施してもよいし、好ましい場合には、これらの動作と同時に実施してもよい。
さらに、高所昇降装置10の図示されていない実施形態によると、ラムは2つのボディからなるラムである。この場合、第1のボディは、例えば、はしごを昇降させるための部材であってよく、第1のボディよりも寸法が小さい第2のボディは、水平調整のみのための部材であってもよい。この場合、ラムの2つのボディは、別個の油圧回路によって油圧供給されてもよい。
さらに、変形例として、図2では平行であるとして示されているラム22A,22Bは、一方が他方に対して傾いていてもよい。すなわち、架台部18またははしご15(どちらにラムが固定されているかによる)における、ラム22A,22Bの軸心間の距離が、ベース部12における、ラム22A,22Bの軸心間の距離と異なり、詳細には、後者の距離よりも短い。この配置構成により、高所昇降装置10の安定性、より詳細には、はしご15の安定性が向上する。実際に、この場合、ベース部12に平行な力成分が発生し、この力成分が、特に、はしご15が側方に偏位することを防ぐ。
さらに、他の実施形態において、はしごが水平調整用軸心回りに回動可能に架台部に接続されていてもよい。この場合、昇降装置ははしごに固定されている。この場合においても、好ましくは、はしご軸心と水平調整用軸心との間の距離d2、および水平調整用軸心と昇降用軸心との間の距離d1が前述した範囲内であり、各軸心は確実に近接する。
さらなる他の実施形態において、はしごは架台部に一体的に固定され、架台部は昇降用軸心回りに回動可能に介在部(可動部材とベース部との間に取り付けられている)に取り付けられ、介在部は水平調整用軸心回りに回動可能にベース部に取り付けられている。したがって、この実施形態は、図1および図2を用いて説明した実施形態よりも利点が若干少ない。それでも、この実施形態においても、可動部材を昇降させる昇降機構が、可動部材の水平性を調整するために用いられ、水平調整用軸心とはしご軸心(より一般的には上記可動部材の軸心)との間の距離も抑えられており、これにより、第1に、このような水平調整を達成するために移動する必要のある重量が抑えられ、第2に、水平調整に必要な、はしごの移動度を抑えることができる。つまり、この実施形態においても、はしご軸心と水平調整用軸心との間の距離d2、および水平調整用軸心と昇降用軸心との間の距離d1を前述した範囲内に維持し、軸心同士を確実に近接させるのは好都合である。
さらに、図1および図2に示されているように、可動部材ははしご15である。しかしながら、高所昇降装置10の他の実施形態によると、この可動部材はケージまたはプラットフォームなどのバスケットを支持するアームもしくはブームで構成されていてもよく、さらに、このバスケットは、ブームに対して直進運動を行うことができる。したがって、本発明の好ましい用途として、家具の撤去の際に昇降する装置や物を昇降させる装置(例えば、「チェリーピッカー」として知られる装置)などの装置がある。
本発明には、さらに、本明細書の冒頭で述べた昇降アームの場合にも用途がある。実際に、このような昇降アームの最端部に支持されたバスケットの水平性を、当該バスケットとこの最端部との接続部において調整することが知られている。しかしながら、本発明は、2つの垂直な軸心回りに介在部を回動させることで昇降アームの最端部を昇降しながらこの部分の水平性を調整することにより、ベース部に取り付けられた昇降アームにおける上記最端部の傾きを調整し、これによってバスケットの傾きを調整する。
10 高所昇降装置
12 ベース部
14 可動部材
19 介在部
20 自由端部
22A,22B 昇降機構
24,124 制御装置
A1 第1軸心
A2 第2軸心
A3 第3軸心

Claims (16)

  1. ベース部(12)と、
    第1軸心(A1)にほぼ沿って延在し、その自由端部(20)が昇降されるように構成された可動部材(14)と、
    前記可動部材(14)と前記ベース部(12)との間に介在する介在部(19)であって、前記可動部材(14)を回動によって水平調整するための、前記第1軸心(A1)に平行な第2軸心(A2)回りに回動可能に前記可動部材(14)に取り付けられ、かつ、前記可動部材(14)の前記自由端部(20)を前記ベース部(12)に対して昇降させるための第3軸心(A3)回りに回動可能に前記ベース部(12)に取り付けられた介在部(19)と、
    前記ベース部(12)に回動可能に取り付けられた前記可動部材(14)を昇降させる、前記第1軸心(A1)の各側で前記可動部材(14)に取り付けられた2つの昇降機構(22A;22B)と、
    前記可動部材(14)を昇降させる前記昇降機構(22A;22B)の各々を制御する制御装置(24;124)と、
    を備えた高所昇降装置(10)。
  2. 請求項1において、前記第2軸心(A2)と前記第3軸心(A3)との間の距離(d1)が60センチメートル未満であり、当該距離(d1)は、当該高所昇降装置(10)の中央面に含まれ、前記水平調整用軸心(A2)に直交し、かつ前記昇降用軸心(A3)と交差する第4軸心(A4)に沿って測定された距離である高所昇降装置(10)。
  3. 請求項1または2において、前記第1軸心(A1)と前記第2軸心(A2)との間の距離(d2)が50センチメートル未満であり、当該距離(d2)は、当該高所昇降装置(10)の中央面に含まれ、前記水平調整用の第2軸心(A2)に直交し、かつ前記昇降用軸心(A3)と交差する第4軸心(A4)に沿って測定された距離である高所昇降装置(10)。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、架台部(18)が前記第2軸心(A2)回りに回動可能に前記介在部(19)に取り付けられており、前記架台部(18)が、前記介在部(19)を介して前記第3軸心(A3)回りに回動可能に前記ベース部(12)に取り付けられており、前記2つの昇降機構(22A;22B)の各々が前記可動部材(14)に回動可能に取り付けられている、高所昇降装置(10)。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項において、前記可動部材(14)が架台部(18)を備えている高所昇降装置(10)。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項において、前記2つの昇降機構(22A;22B)の各々が前記可動部材(14)に回動可能に取り付けられている高所昇降装置(10)。
  7. 請求項5において、前記2つの昇降機構(22A;22B)の各々が、前記架台部(18)に回動可能に取り付けられている高所昇降装置(10)。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項において、前記可動部材(14)の前記昇降機構(22A;22B)の各々が、単一のボディまたは2つのボディからなるラムである高所昇降装置(10)。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項において、前記可動部材(14)が、はしご(15)またはブームを備えている高所昇降装置(10)。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項において、前記可動部材(14)が、バスケットを支持している高所昇降装置(10)。
  11. 請求項10において、前記バスケットが、前記可動部材(14)に対して直進運動で移動可能である高所昇降装置(10)。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項において、前記可動部材(14)または架台部(18)における前記昇降機構(22A;22B)の軸心間の距離が、前記ベース部(12)における前記昇降機構(22A;22B)の軸心間の距離と異なっている高所昇降装置(10)。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項において、前記ベース部(12)が、支持部(25)に対して垂直な第5軸心(A5)回りに回転可能にこの支持部(25)に取り付けられる方向決めタレットを備えている高所昇降装置(10)。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項において、前記昇降機構がラム(22A;22B)であり、前記制御装置(24)が、前記ベース部(12)の水平性と前記ベース部(12)に対する前記可動部材(14)の昇降とに関する情報(a,b,c)を受け取ることにより、2つの前記ラム(22A;22B)の異なる各延出長さを制御して前記可動部材(14)の水平性を調整する高所昇降装置(10)。
  15. 請求項1〜13のいずれか一項において、前記昇降機構(22A;22B)が油圧ラムであり、前記制御装置(124)が、前記可動部材(14)の水平性に関する情報(d)を受け取ることにより、一方のラム(22A;22B)から他方のラム(22B;22A)への作動液の移送を制御して前記可動部材(14)の水平性を調整する高所昇降装置(10)。
  16. 請求項1〜15のいずれか一項に記載の高所昇降装置(10)が搭載された車両。
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